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JPS62205177A - Nbr系加硫接着剤 - Google Patents

Nbr系加硫接着剤

Info

Publication number
JPS62205177A
JPS62205177A JP4754386A JP4754386A JPS62205177A JP S62205177 A JPS62205177 A JP S62205177A JP 4754386 A JP4754386 A JP 4754386A JP 4754386 A JP4754386 A JP 4754386A JP S62205177 A JPS62205177 A JP S62205177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nbr
adhesive
nitrile content
bonding
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4754386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0717880B2 (ja
Inventor
Rikito Eguchi
力人 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP61047543A priority Critical patent/JPH0717880B2/ja
Publication of JPS62205177A publication Critical patent/JPS62205177A/ja
Publication of JPH0717880B2 publication Critical patent/JPH0717880B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、 NBR系加硫接着剤およびそれを用いる接
着方法に関する。更に詳しくは、金属と低乃至中ニトリ
ル含量NBRとの接着用NBR系加硫接着剤およびそれ
を用いる接着方法に関する。
〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする問題点
〕従来、金属とNBRとの接着剤としては、一般にフェ
ノール系樹脂を用いたものが使用されているが、低乃至
中ニトリル含量NBR(アクリロニトリル含量19〜3
2%)に対しては殆んど接着性がみられなかった。
本発明者は、かかる現状に鑑み、低乃至中ニトリル含量
NBRに対しても良好な接着性を示す加硫接着剤を求め
゛C種々検討の結果、高ニトリル含量NBR(アクリロ
ニトリル含量34〜46%)の有機溶剤溶液が好適に使
用されることおよび接着に際しては金属のプライマーと
してフェノール系樹脂溶液を用いることが好ましいこと
を見出した。
〔問題点を解決するための手段〕および〔作用〕従って
、本発明は金属と低乃至中ニトリル含量NBRとの接着
用NBR系加硫接着剤に係り、このNBR系加硫接着剤
は、加硫剤その他の配合剤を配合した高ニトリル含量N
BR配合物をケトン、芳香族炭化水素またはこれらの混
合物よりなる溶剤中に溶解せしめてなる。
本発明はまた、かかるNBR系加硫接着剤を用いる接着
方法に係り、接着は、金属にプライマーとしてフェノー
ル系樹脂溶液を下塗りした後、加硫剤その他の配合剤を
配合した高ニトリル含量NBR配合物をケトン、芳香族
炭化水素またはこれらの混合物よりなる溶剤中に溶解せ
しめたNBR系加硫接着剤を用い、低乃至中ニトリル含
量NBRを金属に接着させることにより行われる。
NBR系加硫接着剤の接着性成分となる高ニトリル含量
NBR配合物は、加硫剤を始めとして一般にNBRに配
合されている各種の配合剤1例えばカーボンブラック、
ホワイトカーボンなどの充填剤、亜鉛華、可塑剤、老化
防止剤、加硫促進剤などを適宜必要に応じて配合したも
のであり、かかる配合物を溶解させるケトン、芳香族炭
化水素またはこれらの混合物よりなる溶剤中に、固型分
濃度が約5〜15%になるように溶解せしめた溶液とし
て用いられる。
ケトンとしてはメチルエチルケトンなどが、また芳香族
炭化水素としてはトルエン、ベンゼンなどが用いられる
が、好ましくはメチルエチルケトンとそれに対して重量
比1以上のトルエンとの混合溶剤が用いられる。メチル
エチルケトンがこれより多い割合で用いられると、調製
された加硫接着剤溶液がゲル化し易い傾向がみられ、ま
たメチルエチルケトンの沸点が比較的低いため、気泡を
生じ易いという傾向がみられる。一方、トルエンのみを
用いた場合には、高ニトリル含量NBR配合物が完全に
溶解しきれないことがある。このような観点から、メチ
ルエチルケトンは約5〜50重量%、好ましくは約10
重量%の割合で、またトルエンは約95〜50重量%、
好ましくは約90重量%の割合で用いられる。
このようにして調製された加硫接着剤溶液を用いての接
着に際しては、まず金属にプライマーとしてのフェノー
ル系樹脂溶液の下塗りが行われる。
金属としては、軟鋼、ステンレススチール、アルミニウ
ム、アルミニウムダイキャスト、黄銅、亜鉛などが用い
られ、そこに従来NBRとの接着に用いられていたフェ
ノール系樹脂がプライマー溶液として塗布される。
プライマー塗布後、室温乃至約180℃で約5〜30分
間溶剤乾燥を行なった後、加硫金型を用いてやはり配合
物の形で一般に用いられる低乃至中ニトリル含量NBR
と同時に接触させ、約140〜180℃で約3〜30分
間加熱することにより、金属と低乃至中ニトリル含量N
BRとの加硫接着を行なう。
〔発明の効果〕
本発明に係るNBR系加硫接着剤は、金属にプライマー
としてのフェノール系樹脂溶液を塗布し。
このフェノール系樹脂に対して良好な接着性を有する高
ニトリル含量NBHの配合物として、それの溶液の形で
用いることにより、低乃至中ニトリル含量NBRとの良
好な接着性を確保させる。
更に、従来低乃至中ニトリル含量NBRの接着剤として
用いられてきた塩化ゴム系接着剤のように。
含ハロゲン物質特有の金属腐食や耐水接着性の低下など
といった問題もあまりみられない。
従って、本発明に係るNBR系加硫接着剤は、各種工業
用ゴム部品、例えばオイルシール、ガスケット、パツキ
ンなど、特に低温雰囲気中でも使用されるものを製造す
る際に、金属材料と低温性のよい低乃至中ニトリル含量
NBRとを接着させる加硫接着剤として有効に使用する
ことができる。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。なお。
部は1重量部である。
実施例 高ニトリ/4II種(日本ゼオン製品ハイカー1供の 
    1ω部タデカーボンブラック        
          60亜鉛華          
              10ステアリン酸   
                      1可塑
卯J(II)OP)                
        5加硫促進弁1(テトラメチルチウラ
ムジスルフィド同(N−シクロヘキシB)−2−ベンゾ
チアジルスルフェンアミド)1.5老化防止剤[ポリ(
2,2.4−1−リメチノI/−1.2−ジヒドロキノ
リン) 1イオウ                 
        0.5以上の各配合成分よりなる高ニ
トリル含量NBR配合物10部およびメチルエチルケト
ン−トルエン(10重虚部:90重量%)混合溶剤90
部よりなるNBR系加硫接着剤を調製した。
溶剤による脱脂処理およびショツトブラスト処理による
表面粗化処理した軟鋼板上に、フェノール樹脂系プライ
マー(アンカーケミカル社製品タイブライBN)を塗布
した。このプライマ一層の上に.上記NBR系加硫接着
剤を塗布し,150℃で10分間乾燥させた。
次に、低二1ーリル含量NBR配合物〔前記高ニトリル
含量NBR配合物において. NBRとしてアクリロニ
トリル含量1部の日本ゼオン製品二ボールDN401を
、また老化防止剤としてポリ(2,2.4−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)をそれぞ
れ同量用いた配合物〕または中ニトリル含ffiNBR
配合物〔前記高ニトリル含量NBR配合物において、N
BRとしてアタリロ,二(−リル含景28気の日本ゼオ
ン製品二ボールDN302を、また老化防止剤としてポ
リ(2。
2、4−シクロへキシル−2−ベンゾチアジルスルフェ
ンアミド)をそれぞれ同量用いた配合物〕を用い、JI
S K−6301 8.3項90°剥離接着試験法に従
って、前記NBR系加硫接着剤塗布軟鋼板への加硫接着
を。
180℃、60kg/a7. 4分間の条件下で行なっ
た。
比較例 実施例において、NBR系加硫接着剤の塗布が行われな
かった。
以」二の実施例および比較例でそれぞれ得られた軟鋼板
および低または中ニトリル含.tNBRとの接着物につ
いて、オートグラフを用い.90”方向,200Ill
1分の速度で剥離試験を行なった。得られた結果は、次
の表に示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加硫剤その他の配合剤を配合した高ニトリル含量N
    BR配合物をケトン、芳香族炭化水素またはこれらの混
    合物よりなる溶剤中に溶解せしめた、金属と低乃至中ニ
    トリル含量NBRとの接着用NBR系加硫接着剤。 2、用いられた溶剤がメチルエチルケトンとそれに対し
    て重量比1以上のトルエンとの混合溶剤である特許請求
    の範囲第1項記載のNBR系加硫接着剤。 3、金属にプライマーとしてフェノール系樹脂溶液を下
    塗りした後、加硫剤その他の配合剤を配合した高ニトリ
    ル含量NBR配合物をケトン、芳香族炭化水素またはこ
    れらの混合物よりなる溶剤中に溶解せしめたNBR系加
    硫接着剤を用い、低乃至中ニトリル含量NBRを金属に
    接着させることを特徴とする接着方法。 4、用いられた溶剤がメチルエチルケトンとそれに対し
    て重量比で1以上のトルエンとの混合溶剤である特許請
    求の範囲第3項記載の接着方法。
JP61047543A 1986-03-05 1986-03-05 Nbr系加硫接着剤 Expired - Lifetime JPH0717880B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0973838A4 (en) * 1997-04-11 2000-07-05 Hi Shear Corp HIGHLY ADHESIVE FILM-FORMING COMPOSITIONS WITH LOW FRICTION COEFFICIENT
US6345775B1 (en) 1998-07-30 2002-02-12 Wilsoart International, Inc. Very high solid content aerosol delivery system
US6635703B1 (en) 1998-07-30 2003-10-21 Premark Rwp Holdings, Inc. Very high solids adhesive
JP2013256618A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The セメント組成物及びゴムの接着方法
JP2018150441A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 日本ゼオン株式会社 接着剤組成物、及び複合体
CN110982454A (zh) * 2019-12-18 2020-04-10 湖南省和祥润新材料有限公司 一种环保型防水密封胶及其制备方法

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