JPS62199516A - 車高調整装置 - Google Patents
車高調整装置Info
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- JPS62199516A JPS62199516A JP4289886A JP4289886A JPS62199516A JP S62199516 A JPS62199516 A JP S62199516A JP 4289886 A JP4289886 A JP 4289886A JP 4289886 A JP4289886 A JP 4289886A JP S62199516 A JPS62199516 A JP S62199516A
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 7
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 7
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
に産業上の利用分野】
本発明は車高調整装置に係り、特にサスペンションばね
の少なくとも一部がエアスプリングから構成され、この
エアスプリングへの空気の供給および排出を電子制御装
置によって制御することにより高さ調整を行なうように
した車高調整装置に関する。
の少なくとも一部がエアスプリングから構成され、この
エアスプリングへの空気の供給および排出を電子制御装
置によって制御することにより高さ調整を行なうように
した車高調整装置に関する。
本発明は、車高調整のための車高の不感帯の上限で排気
動作を開始し、幅をもった目標値の上限で排気動作を停
止するとともに、不感帯の下限で給気動作を開始し、目
標値の下限で給気動作を停止することによって車高を自
動的に一定の高さに保持するようにしたものである。 K従来の技術】 トラックのサスペンションばねの少なくとも一部をエア
スプリングから構成することにより、このエアスプリン
グへ空気を供給したり、あるいはこのエアスプリングか
ら空気を排出して荷台の高さ調整を行なうことが可能に
なる。さらにこの空気の供給および排出をマイクロコン
ピュータ等の電子制御制御装置によって制御するととも
に、押し釦によって任意の高さに荷台の高さを設定する
ことにより、プラットホームと荷台との間の段差をなく
して荷物の積み下ろしを容易に行なうことが可能になる
。 K発明が解決しようとする問題点】 このような車高調整装置によって車高を自動的に一定の
高さに調整する場合には、基準となる車高を設定すると
ともに、実際の車高をこの値と比較して制御動作を行な
うことになる。目標値を一定の値に設定すると、上記の
車高調整の制御が非常に不安定になり、給排気弁が頻繁
に開閉されることになる。このような不都合を防止する
ために、通常は不感帯を設定し、この範囲を越えた場合
にのみ制御動作を行なうようにしている。この場合に制
御動作を停止する位置を不感帯の中間値に設定すると、
エアスプリングの応答の遅れによってずれを生じ、目標
値からずれた状態で車高が調整されることになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、車高が常にほぼ一定の目標値に正しく調整されるよ
うにした車高調整装置を提供することを目的とするもの
である。 K問題点を解決するための手段】 本発明は第1図に示すように、サスペンションばねの少
なくとも一部がエアスプリングから構成され、このエア
スプリングへの空気の供給および排出を電子制御装置に
よって制御することにより高さ調整を行なうようにした
装置において、車高調整を行なわない不感帯と所定の幅
をもった目標値とを前記電子制御装置に設定し、不感帯
の上限で排気動作を開始し、目標値の上限で排気動作を
停止するとともに、不感帯の下限で給気動作を開始し、
目標値の下限で給気動作を停止するようにしたものであ
る。 K作用】 従って本発明によれば、目標値の上限で排気動作が停止
されるとともに、目標値の下限で給気動作が停止される
ことになり、エアスプリングの応答遅れによる慣性によ
って目標値のほぼ中間位置で車高を停止させることが可
能になり、正確な車高調整を行なうことが可能になる。 K実施例】 以下本発明を図示の一実施例につき説明する。 第2図は本発明の一実施例に係るトラックの荷台の高さ
調整装置をブロック的に示したものであって、前軸11
はリーフスプリング12を介してフレーム13に懸架さ
れている。そして前軸11とフレーム13との間にはシ
ョックアブソーバ14が介装されている。これに対して
後前軸15は、リーフスプリング16によってフレーム
13に懸架されるとともに、リーフスプリング16の後
端部は下方に屈曲しており、この後端部をエアスプリン
グ17によって支持するようにしている。そしてこの後
前軸15とフレーム13との間にもショックアブソーバ
18が取付けられている。同様に後後軸19はリーフス
プリング20とエアスプリング21とによってフレーム
13に懸架されるとともに、後後軸19とフレーム13
との間にはショックアブソーバ22が介装されている。 上記後前軸15および後後軸1つに対応してそれぞれ設
けられているエアスプリング17.21は連通管23に
よって互いに連通されるとともに、これら一対のエアス
プリング17.21はマグネチックバルブ24を介して
サージタンク25と接続されている。なお左右のエアス
プリング17.21は互いに独立になっており、それぞ
れ別々のサージタンク25を備えている。そして左右の
エアスプリング17.21は給排気パイプ26を介して
自動給気弁27と自動排気弁28とにそれぞれ接続され
ている。 さらにこのトラックはコンプレッサ29を備えている。 コンプレッサ29はウェットタンク30と接続されると
ともに、ウェットタンク30はプロテクションバルブ3
1を介してリザーバタンク32と接続されている。そし
てリザーバタンク32はざらに別のリザーバタンク33
と接続されるとともに、チェックバルブ34を介して上
記自動給気弁27と接続されている。さらにこのチェッ
クバルブ34は手動式の給気弁35を介して一対のエア
スプリング17.21と接続されるようになっている。 そして手動式の給気弁35には手動式の排気弁36が接
続されている。上記自動給気弁27、自動排気弁28、
ショックアブソーバ18.22にそれぞれ設けられてい
るアクチュエータ37.38、およびキャブサス用ショ
ックアブソーバ39は、電子制御装置を構成するマイク
ロコンピュータ40によって制御されるようになってい
る。 このマイクロコンピュータ40の入力側にはコントロー
ルパネル41が接続されている。このパネル41は荷台
の右側のゲートの後端部に取付けられている。そしてパ
ネル41には手動で車高調整を行なうための手動操作釦
42および車高調整モードの選択を行なうモード選択釦
43がそれぞれ設けられている。またこのパネル41に
は作動ランプ44が設けられており、マイクロコンピー
タ40からの出力信号によって点滅を行なうようになっ
ている。さらにこのトラックのキャブのインストルメン
トパネル上にはキャブサス切換えスイッチ48、エアサ
ス切換えスイッチ49が設けられており、これらのスイ
ッチ48.49もマイクロコンピュータ40の入力側に
接続されている。 またこのトラックのトランスミッション50にはギア位
置検出センサ51と車速検出センサ52とがそれぞれ設
けられており、これらのセンサ51.52の出力もマイ
クロコンピュータ40に入力されるようになっている。 さらに前軸11とフレーム13との間には、両者の間の
距離からボトミングを検出するボトミング検出センサ5
3が設けられており、同じくマイクロコンピュータ40
の入力側に接続されている。またパーキングブレーキレ
バー60にはパーキングブレーキセンサ61が設けられ
ており、その出力がマイクロコンピュータ40に入力さ
れるようになっている。 これに対して後側のサスペンション装置を構成するエア
スプリング17.21の給排気バイア26にはこれらの
エアスプリング17.21の圧力から積載荷重を検出す
る積載荷重検出センサ54.55が設けられている。こ
れらのセンサ54.55は互いに異なる圧力で検出動作
を行なうようになっており、ともにマイクロコンピュー
タ40の入力側に接続されている。さらに後後軸19と
フレーム13との間には、両者の間の距離から車高を検
出する車高検出センサ56が設けられており、同様にマ
イクロコンピュータ40の入力側に接続されている。そ
してこのマイクロコンピュータ40の出力側には、ワー
ニングランプ57、ワーニングブザー58、および警報
ブザ−59がそれぞれ接続されている。これらのランプ
57およびブザー58.59はともにキャブ47のイン
ストルメントパネルに取付けられている。 つぎに以上のような構成に係るこのトラックの荷台の高
さ調整装置の動作について説明する。荷台を標準の高さ
に設定する動作は、マイクロコンピュータ40によって
第3図に示すフローチャートに基づいて行なわれる。す
なわちマイクロコンピュータ40は、車高検出センサ5
6の検出出力を読込むとともに、予めマイクロコンピュ
ータ40に設定されている標準値の読込みを行ない、実
際の車高と標準値との比較を行なう。そして実際の車高
が標準値よりも高い場合には、マイクロコンピュータ4
0は自動排気弁28を開くようにする。するとこの排気
弁28を通して、エアスプリング17.21内の空気が
排出されるようになり、これによって荷台の高さを下降
させるようにする。 これに対して実際の車高が標準値よりも低い場合には、
自動給気弁27を開き、リザーバタンク32.33に貯
えられている圧縮空気をこの給気弁27を通してエアス
プリング17.21に供給して荷台を上昇させる。また
実際の車高と標準値とが一致する場合には、給気弁27
、および排気弁28はともに閉じた状態に保持される。 このようにして荷台を常に所定の位置に保持することが
可能になる。なお標準値は所定の幅を持った値としてマ
イクロコンピュータ40に記憶されている。 この車高調整の動作をより詳細に説明すると、第4図お
よび第5因に示すようにして車高調整の動作が行なわれ
るようになっており、マイクロコンピュータ40のレジ
スタには車高調整の条件に応じて、第5図に示す不感帯
の上限A、下限B、目標値の上限a、目標値の下限すが
それぞれ設定されるようになっており、これらの値を車
高検出ンサ56の検出出力と比較して車高調整の動作を
行なうようにしている。車高検出センサ56の出力が不
感帯の上限Aを越えると、マイクロコンピュータ40は
排気弁28を開き車高を下げるようになる。そして目標
値の上限aで排気弁28を閉じる。そしてエアスプリン
グ17.21の応答の遅れによって、この後さらに車高
が低下するために、実際の車高は目標値の上限aと下限
すの中間のところで車高の変化が停止することになり、
はぼ基準値に車高を維持することが可能になる。 つぎに車高が不感帯の下限Bよりも低くなった場合には
給気弁27を開くようにしており、これによって車高を
上昇させるようにしている。そして車高が目標値の下限
すまで上昇したならば、この時点で給気弁27を伺じる
ようにしている。そしてこの場合においても、エアスプ
リング17.21の応答の遅れによって、実際の車高は
目標値の上限aと下限すとの間の中間の値になり、これ
によってほぼ基準位置で車高の変化が停止することにな
る。従って車高を下げる場合と上げる場合とで、車高の
変化が停止する高さがほぼ一定の値となり、きめ細かな
車高の制御が可能になる。 またこの車高調整の動作において、給気弁27および排
気弁28の開閉は、ともに複数回の検出動作の結果に基
づいて行なわれるようになっており、第4図に示すよう
に規定の回数、例えば200回車高の読込みを行なうと
ともに、そのうち160回カウントアツプが行なわれた
場合、すなわちサンプリングした回数のうち80%の場
合についてカウントアツプの動作が行なわれた場合には
給排気バルブ27.28の開閉を行なうようにしており
、これによって振動等の外乱による不用意な給排気弁2
7.28の開閉を防止している。従って車高調整の動作
が不安定になることが防止される。 さらにこのトラックにおいては、荷台への積載量に応じ
てサスペンション装置のばね定数や減衰力を変化させる
ようにしている。荷台への積載荷重は圧力センサから成
る積載荷重検出センサ54.55によって段階的に検出
が行なわれるようになつでおり、これらのセンサ54.
55の検出出力をマイクロコンピュータ40が読込む。 そして積載量に応じて、マグネチックバルブ24を開閉
するようにしている。 積載量が少ない場合には、マグネチックバルブ24を開
き、サージタンク25とエアスプリング17.21とを
連通させてサスペンション装置のばね定数を低くする。 同時にマイクロコンピュータ40からの制御信号によっ
てアクチュエータ37.38により、ショックアブソー
バ18.22の絞り径を大きくしてその減衰力を小さく
する。 これに対してセンサ54.55によって大きな積載量が
検出された場合には、マグネチックバルブ24を閉じて
エアスプリング17.21のはね定数を高くするととも
に、アクチュエータ37.38によってショックアブソ
ーバ18.22を強く絞り、その減衰力を高めるように
し、積[ffiに応じて最適な状態にサスペンション装
置を維持するようにしている。 K発明の効果] 以上のように本発明は、不感帯の上限で排気動作を開始
し、目標値の上限で排気動作を停止するとともに、不感
帯の下限で給気動作を開始し、目標値の下限で給気動作
を停止するようにしたものである。従ってこのような車
高調整の動作によれば、制御される目標値をtよは一定
の値にすることが可能になり、きめ細かな車高調整が達
成されることになる。
動作を開始し、幅をもった目標値の上限で排気動作を停
止するとともに、不感帯の下限で給気動作を開始し、目
標値の下限で給気動作を停止することによって車高を自
動的に一定の高さに保持するようにしたものである。 K従来の技術】 トラックのサスペンションばねの少なくとも一部をエア
スプリングから構成することにより、このエアスプリン
グへ空気を供給したり、あるいはこのエアスプリングか
ら空気を排出して荷台の高さ調整を行なうことが可能に
なる。さらにこの空気の供給および排出をマイクロコン
ピュータ等の電子制御制御装置によって制御するととも
に、押し釦によって任意の高さに荷台の高さを設定する
ことにより、プラットホームと荷台との間の段差をなく
して荷物の積み下ろしを容易に行なうことが可能になる
。 K発明が解決しようとする問題点】 このような車高調整装置によって車高を自動的に一定の
高さに調整する場合には、基準となる車高を設定すると
ともに、実際の車高をこの値と比較して制御動作を行な
うことになる。目標値を一定の値に設定すると、上記の
車高調整の制御が非常に不安定になり、給排気弁が頻繁
に開閉されることになる。このような不都合を防止する
ために、通常は不感帯を設定し、この範囲を越えた場合
にのみ制御動作を行なうようにしている。この場合に制
御動作を停止する位置を不感帯の中間値に設定すると、
エアスプリングの応答の遅れによってずれを生じ、目標
値からずれた状態で車高が調整されることになる。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、車高が常にほぼ一定の目標値に正しく調整されるよ
うにした車高調整装置を提供することを目的とするもの
である。 K問題点を解決するための手段】 本発明は第1図に示すように、サスペンションばねの少
なくとも一部がエアスプリングから構成され、このエア
スプリングへの空気の供給および排出を電子制御装置に
よって制御することにより高さ調整を行なうようにした
装置において、車高調整を行なわない不感帯と所定の幅
をもった目標値とを前記電子制御装置に設定し、不感帯
の上限で排気動作を開始し、目標値の上限で排気動作を
停止するとともに、不感帯の下限で給気動作を開始し、
目標値の下限で給気動作を停止するようにしたものであ
る。 K作用】 従って本発明によれば、目標値の上限で排気動作が停止
されるとともに、目標値の下限で給気動作が停止される
ことになり、エアスプリングの応答遅れによる慣性によ
って目標値のほぼ中間位置で車高を停止させることが可
能になり、正確な車高調整を行なうことが可能になる。 K実施例】 以下本発明を図示の一実施例につき説明する。 第2図は本発明の一実施例に係るトラックの荷台の高さ
調整装置をブロック的に示したものであって、前軸11
はリーフスプリング12を介してフレーム13に懸架さ
れている。そして前軸11とフレーム13との間にはシ
ョックアブソーバ14が介装されている。これに対して
後前軸15は、リーフスプリング16によってフレーム
13に懸架されるとともに、リーフスプリング16の後
端部は下方に屈曲しており、この後端部をエアスプリン
グ17によって支持するようにしている。そしてこの後
前軸15とフレーム13との間にもショックアブソーバ
18が取付けられている。同様に後後軸19はリーフス
プリング20とエアスプリング21とによってフレーム
13に懸架されるとともに、後後軸19とフレーム13
との間にはショックアブソーバ22が介装されている。 上記後前軸15および後後軸1つに対応してそれぞれ設
けられているエアスプリング17.21は連通管23に
よって互いに連通されるとともに、これら一対のエアス
プリング17.21はマグネチックバルブ24を介して
サージタンク25と接続されている。なお左右のエアス
プリング17.21は互いに独立になっており、それぞ
れ別々のサージタンク25を備えている。そして左右の
エアスプリング17.21は給排気パイプ26を介して
自動給気弁27と自動排気弁28とにそれぞれ接続され
ている。 さらにこのトラックはコンプレッサ29を備えている。 コンプレッサ29はウェットタンク30と接続されると
ともに、ウェットタンク30はプロテクションバルブ3
1を介してリザーバタンク32と接続されている。そし
てリザーバタンク32はざらに別のリザーバタンク33
と接続されるとともに、チェックバルブ34を介して上
記自動給気弁27と接続されている。さらにこのチェッ
クバルブ34は手動式の給気弁35を介して一対のエア
スプリング17.21と接続されるようになっている。 そして手動式の給気弁35には手動式の排気弁36が接
続されている。上記自動給気弁27、自動排気弁28、
ショックアブソーバ18.22にそれぞれ設けられてい
るアクチュエータ37.38、およびキャブサス用ショ
ックアブソーバ39は、電子制御装置を構成するマイク
ロコンピュータ40によって制御されるようになってい
る。 このマイクロコンピュータ40の入力側にはコントロー
ルパネル41が接続されている。このパネル41は荷台
の右側のゲートの後端部に取付けられている。そしてパ
ネル41には手動で車高調整を行なうための手動操作釦
42および車高調整モードの選択を行なうモード選択釦
43がそれぞれ設けられている。またこのパネル41に
は作動ランプ44が設けられており、マイクロコンピー
タ40からの出力信号によって点滅を行なうようになっ
ている。さらにこのトラックのキャブのインストルメン
トパネル上にはキャブサス切換えスイッチ48、エアサ
ス切換えスイッチ49が設けられており、これらのスイ
ッチ48.49もマイクロコンピュータ40の入力側に
接続されている。 またこのトラックのトランスミッション50にはギア位
置検出センサ51と車速検出センサ52とがそれぞれ設
けられており、これらのセンサ51.52の出力もマイ
クロコンピュータ40に入力されるようになっている。 さらに前軸11とフレーム13との間には、両者の間の
距離からボトミングを検出するボトミング検出センサ5
3が設けられており、同じくマイクロコンピュータ40
の入力側に接続されている。またパーキングブレーキレ
バー60にはパーキングブレーキセンサ61が設けられ
ており、その出力がマイクロコンピュータ40に入力さ
れるようになっている。 これに対して後側のサスペンション装置を構成するエア
スプリング17.21の給排気バイア26にはこれらの
エアスプリング17.21の圧力から積載荷重を検出す
る積載荷重検出センサ54.55が設けられている。こ
れらのセンサ54.55は互いに異なる圧力で検出動作
を行なうようになっており、ともにマイクロコンピュー
タ40の入力側に接続されている。さらに後後軸19と
フレーム13との間には、両者の間の距離から車高を検
出する車高検出センサ56が設けられており、同様にマ
イクロコンピュータ40の入力側に接続されている。そ
してこのマイクロコンピュータ40の出力側には、ワー
ニングランプ57、ワーニングブザー58、および警報
ブザ−59がそれぞれ接続されている。これらのランプ
57およびブザー58.59はともにキャブ47のイン
ストルメントパネルに取付けられている。 つぎに以上のような構成に係るこのトラックの荷台の高
さ調整装置の動作について説明する。荷台を標準の高さ
に設定する動作は、マイクロコンピュータ40によって
第3図に示すフローチャートに基づいて行なわれる。す
なわちマイクロコンピュータ40は、車高検出センサ5
6の検出出力を読込むとともに、予めマイクロコンピュ
ータ40に設定されている標準値の読込みを行ない、実
際の車高と標準値との比較を行なう。そして実際の車高
が標準値よりも高い場合には、マイクロコンピュータ4
0は自動排気弁28を開くようにする。するとこの排気
弁28を通して、エアスプリング17.21内の空気が
排出されるようになり、これによって荷台の高さを下降
させるようにする。 これに対して実際の車高が標準値よりも低い場合には、
自動給気弁27を開き、リザーバタンク32.33に貯
えられている圧縮空気をこの給気弁27を通してエアス
プリング17.21に供給して荷台を上昇させる。また
実際の車高と標準値とが一致する場合には、給気弁27
、および排気弁28はともに閉じた状態に保持される。 このようにして荷台を常に所定の位置に保持することが
可能になる。なお標準値は所定の幅を持った値としてマ
イクロコンピュータ40に記憶されている。 この車高調整の動作をより詳細に説明すると、第4図お
よび第5因に示すようにして車高調整の動作が行なわれ
るようになっており、マイクロコンピュータ40のレジ
スタには車高調整の条件に応じて、第5図に示す不感帯
の上限A、下限B、目標値の上限a、目標値の下限すが
それぞれ設定されるようになっており、これらの値を車
高検出ンサ56の検出出力と比較して車高調整の動作を
行なうようにしている。車高検出センサ56の出力が不
感帯の上限Aを越えると、マイクロコンピュータ40は
排気弁28を開き車高を下げるようになる。そして目標
値の上限aで排気弁28を閉じる。そしてエアスプリン
グ17.21の応答の遅れによって、この後さらに車高
が低下するために、実際の車高は目標値の上限aと下限
すの中間のところで車高の変化が停止することになり、
はぼ基準値に車高を維持することが可能になる。 つぎに車高が不感帯の下限Bよりも低くなった場合には
給気弁27を開くようにしており、これによって車高を
上昇させるようにしている。そして車高が目標値の下限
すまで上昇したならば、この時点で給気弁27を伺じる
ようにしている。そしてこの場合においても、エアスプ
リング17.21の応答の遅れによって、実際の車高は
目標値の上限aと下限すとの間の中間の値になり、これ
によってほぼ基準位置で車高の変化が停止することにな
る。従って車高を下げる場合と上げる場合とで、車高の
変化が停止する高さがほぼ一定の値となり、きめ細かな
車高の制御が可能になる。 またこの車高調整の動作において、給気弁27および排
気弁28の開閉は、ともに複数回の検出動作の結果に基
づいて行なわれるようになっており、第4図に示すよう
に規定の回数、例えば200回車高の読込みを行なうと
ともに、そのうち160回カウントアツプが行なわれた
場合、すなわちサンプリングした回数のうち80%の場
合についてカウントアツプの動作が行なわれた場合には
給排気バルブ27.28の開閉を行なうようにしており
、これによって振動等の外乱による不用意な給排気弁2
7.28の開閉を防止している。従って車高調整の動作
が不安定になることが防止される。 さらにこのトラックにおいては、荷台への積載量に応じ
てサスペンション装置のばね定数や減衰力を変化させる
ようにしている。荷台への積載荷重は圧力センサから成
る積載荷重検出センサ54.55によって段階的に検出
が行なわれるようになつでおり、これらのセンサ54.
55の検出出力をマイクロコンピュータ40が読込む。 そして積載量に応じて、マグネチックバルブ24を開閉
するようにしている。 積載量が少ない場合には、マグネチックバルブ24を開
き、サージタンク25とエアスプリング17.21とを
連通させてサスペンション装置のばね定数を低くする。 同時にマイクロコンピュータ40からの制御信号によっ
てアクチュエータ37.38により、ショックアブソー
バ18.22の絞り径を大きくしてその減衰力を小さく
する。 これに対してセンサ54.55によって大きな積載量が
検出された場合には、マグネチックバルブ24を閉じて
エアスプリング17.21のはね定数を高くするととも
に、アクチュエータ37.38によってショックアブソ
ーバ18.22を強く絞り、その減衰力を高めるように
し、積[ffiに応じて最適な状態にサスペンション装
置を維持するようにしている。 K発明の効果] 以上のように本発明は、不感帯の上限で排気動作を開始
し、目標値の上限で排気動作を停止するとともに、不感
帯の下限で給気動作を開始し、目標値の下限で給気動作
を停止するようにしたものである。従ってこのような車
高調整の動作によれば、制御される目標値をtよは一定
の値にすることが可能になり、きめ細かな車高調整が達
成されることになる。
第1図は本発明の要旨を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例に係るトラックの荷台の高さ調整装置を示
す7079図、第3図は高さ調整の概要を示すフローチ
ャート、第4図は高さ調整の詳細な動作を示すフローチ
ャート、第5図は高さ調整の動作を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 17.21・・・エアスプリング 27・・・自動給気弁 28・・・自動排気弁 40・・・マイクロコンピュータ 56・・・車高検出センサ である。
明の一実施例に係るトラックの荷台の高さ調整装置を示
す7079図、第3図は高さ調整の概要を示すフローチ
ャート、第4図は高さ調整の詳細な動作を示すフローチ
ャート、第5図は高さ調整の動作を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 17.21・・・エアスプリング 27・・・自動給気弁 28・・・自動排気弁 40・・・マイクロコンピュータ 56・・・車高検出センサ である。
Claims (1)
- サスペンションばねの少なくとも一部がエアスプリング
から構成され、このエアスプリングへの空気の供給およ
び排出を電子制御装置によって制御することにより高さ
調整を行なうようにした装置において、車高調整を行な
わない不感帯と所定の幅をもつた目標値とを前記電子制
御装置に設定し、不感帯の上限で排気動作を開始し、目
標値の上限で排気動作を停止するとともに、不感帯の下
限で給気動作を開始し、目標値の下限で給気動作を停止
するようにしたことを特徴とする車高調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4289886A JPS62199516A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4289886A JPS62199516A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 車高調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62199516A true JPS62199516A (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=12648847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4289886A Pending JPS62199516A (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 車高調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62199516A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06219118A (ja) * | 1991-03-04 | 1994-08-09 | Hino Motors Ltd | ハイブリッドサスペンション装置 |
FR2740394A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1997-04-30 | Bosch Gmbh Robert | Systeme de regulation de l'assiette d'un vehicule |
JP4919960B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2012-04-18 | ファウレシア イネンラオム ズィステーメ ゲーエムベーハー | 他の部品へのプラスチック部品のリベット又はスクリュー接続 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57138406A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-26 | Aisin Seiki Co Ltd | Height adjuster for car |
JPS60121107A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-28 | Kayaba Ind Co Ltd | 車高制御方法 |
JPS60191803A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP4289886A patent/JPS62199516A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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FR2740394A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1997-04-30 | Bosch Gmbh Robert | Systeme de regulation de l'assiette d'un vehicule |
FR2766425A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1999-01-29 | Bosch Gmbh Robert | Systeme de regulation de l'assiette d'un vehicule |
FR2766426A1 (fr) * | 1995-10-26 | 1999-01-29 | Bosch Gmbh Robert | Systeme de regulation de l'assiette d'un vehicule |
JP4919960B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2012-04-18 | ファウレシア イネンラオム ズィステーメ ゲーエムベーハー | 他の部品へのプラスチック部品のリベット又はスクリュー接続 |
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