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JPS62141517A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

Info

Publication number
JPS62141517A
JPS62141517A JP28220685A JP28220685A JPS62141517A JP S62141517 A JPS62141517 A JP S62141517A JP 28220685 A JP28220685 A JP 28220685A JP 28220685 A JP28220685 A JP 28220685A JP S62141517 A JPS62141517 A JP S62141517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
film
crystal element
transparent electrode
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP28220685A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Shindo
進藤 寿
Hirofumi Shibata
浩文 柴田
Yumiko Suzuki
由美子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28220685A priority Critical patent/JPS62141517A/ja
Publication of JPS62141517A publication Critical patent/JPS62141517A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示素子牛液晶−光シャツターアレイ等
の液晶素子に関し、更に詳しくは、液晶分子の初期配向
状態を改善することkよυ表示ならびに駆動特性を改善
した液晶素子に関する。
〔従来の技術〕
従来の液晶素子としては、例えばエム・シャット(M、
8chadt)とダブりニー、ヘル7リッと(’if、
H・1frich) ”IF ”了ブライド・フイジイ
ツクス・レターズゴリエーム18、ナンバー4(197
1゜2.15)、ページ127〜128(“ムppli
・dPhysics Lett@rs ’ To、18
.44(1971,2゜15)?、127〜128)の
1ボルテージ・ディペンダント・第1テイカル・アクテ
ィビティ−・。
オプ・了・ツィステッド・ネマチック・リキッドS−リ
スタル’ (@Vo1tage DepeM@ntOp
laalムatlvity of a TwistM 
Nemati。
Liquil Crysta1″)K示されたティー、
zヌ(’rN) (ツィステッド・ネマチック(twi
ateLnematta))液晶を用いたものが知られ
ている。
ヒのTN液晶は、画素密度を高くしたマトリクス電極構
造を用いた時分割駆動の時、クロストークを発生する問
題点がある丸め、画素数が制限されていえ。
又、各画素に薄膜トランジスタによるスイッチング素子
を接続し、各画素毎をスイッチングする方式の表示素子
が知られているが、基板上に薄膜トランジスタを形成す
る工程が極めて煩雑な上、大面積の表示素子を作成する
ことが錐かしい問題点がある。
これらの問題点を解決するものとして、クラークらによ
シ米国特許第434$7924号公報で強誘電性液晶素
子が発表された。しかしながら、この強誘電性液晶素子
が所定の駆動特性を発揮するためには、一対の平行基板
間に配置される強誘電性液晶が、電界の印加状態とは無
関係に。
上記2つの安定状態の間での変換が効果的に起るような
分子配列状態にあることが必要である。
たとえばカイラルスメクチック相を有する強誘電性液晶
については、カイラルスメクチック相の液晶分子層が基
板面に対して垂直で、したがって液晶分子軸が基板面に
ほぼ千行く配列し九領域(モノドメイン)が形成される
必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これまでの強誘電性液晶素子においては
、このようなモノドメイン構造を有する液晶の配向状態
が、必ずしも満足に形成されなかったために、充分な特
性が得られなかったのが実情である。
!#に、下述する様に基板上く形成したマトリクス電極
が高密度で配線されると、電極線の低抵抗化のためIC
,[極線が比較的厚い(例えば5ooX〜soooX)
IIg厚となるため、基板自体の面と電極面との間でa
oof以上の大きな段差を形成し、この段差が強誘電性
液晶に対する配向欠陥を発生させる原因となっていると
とヵζ本尭明者の実験によシ明らかとなった。
〔問題点を解決するための手段〕・及び〔作用〕従って
、本発明の目的は配向欠陥の発生を防止した強誘電性液
晶素子を提供することにある。
又、本発明の別の目的は、高密度で画素を形成し九強騎
電性液晶素子を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的はこれまで9強誘電性液晶素
子で問題となっていた。モノドメイン形成性ないしは初
、期配向性を改善することによシ1強誘電性液晶素子が
本来もって込る高速応答性とメそり一効果特性を光分に
発揮させ得るt4誘電性液、晶素子を提供することにあ
る。
本発明者らは、上述の目的で更に研究した結果、とくに
液晶が等労相(高温状態)より液晶相(低温状tl!4
)へ移行する降温過程に於ける初期配向性1ull目し
、液晶の双安定性IC基づく素子の作動特性と液晶層の
モノドメイン性を両立し得る構造を有する液晶素子を提
供することが可能となった。すなわち、本発明の液晶素
子は、このような知見に基づくものであり、よシ詳しく
は、液晶層と接する面に段差がなく、つまシ液晶層の膜
厚に急flR″&変化を生じさせなくするととくよシ降
漏過程に於ける初期配向性が良好々状態をなしておシ、
配向欠陥のないそ/ドメインを形成している点に特徴を
有している。
従って、本発明は、一対の平行基板間に強誘電性液晶を
有する液晶素子において、前記一対の平行基板のうち少
なくとも一方の基板が複数の透明電極セグメントを有し
ているとともに、隣り合う前記透明電極セグメント間に
絶縁膜で形成した平担化膜を有している液晶素子に特徴
を有している。
このように平面性のよい基板に挾持された液晶層は等労
相より、液晶相に移行する降湛遇穆において、徐冷する
ことKより、(0,1℃/時間〜5℃/時間)、液晶相
領域が次第に広がりモノドメインの液晶相を形成するよ
うになる。
〔実施例〕
例えば、液晶として強誘電液晶相を示す下述のDOBA
MBOを例にあげて説明すると、DOBAMBOの等労
相よシ徐冷していくとき約115℃でスメクチック人相
(8mA相)に相転移する。このとき、基板にラビング
あるいは810.斜め蒸着などの配向処理が施されてい
ると、液晶分子の分子軸が基板に平行で、かつ一方向に
配向したモノドメインが形成される。さらに%冷却を進
めていくと、液晶層の厚みに依存する約90〜75℃の
間の特定温度でカイラルスメクチックC相(8mO’相
)に相転移する。又、液晶層の厚みを約2μ以下とした
場合は、8mO’相のらせんが解け、双安定性を示す。
本発明で用いる液晶材料とくに適したものは双安定性を
有する液晶であって、強誘電性を有するものであシ、具
体的には前述の8mC!’の他に、カイラルスメクチッ
クH相(8mH”)、X相(8ml町、J相(8mff
町、K相(8mK”)、G相(8mG※)又は?相(8
mF”)の液晶を用いることができる。
強誘電性液晶の詳細については、例えばル・ジェルナー
ル・ド・フィシツク・レットル(L!Ii 、TOUR
NAL DI P)IY81Q、UICLITTffi
R) 36 (L−69) 1975. rフェロエレ
クトリック・リキッド・クリスタルスJ (「Farr
oelectricLiqued 0ryatalsJ
 ) ; ”アプライド・フイジイツクス・レターズ(
” Applied PhysicsLettert″
) 315(11)、1980 rザブミクo、セカン
ド・バイスティプル・エレクトロオプティック・スイッ
チング・イン・リキッド・クリスタA/スJ (Snb
micro 8eaond B15table n1e
at−rooptic Switchingin Li
quii Crystals J ) ;“固体物理”
16(141)1981「液晶」等に記載されており、
本発明ではこれらに開示された強誘電性液晶を用いるこ
とができる。
強誘電性液晶化合物の具体例としては、デシロキシベン
ジリデン−y−了ミノー2−メチルブチルシンナメート
(DOBAMBCり 、ヘキシルオキシベンジリデン−
y−アミノ−2−クロロプロビルシンナメー) (HO
BACPCり、4−O−(2−メチル)−プチルレゾル
シリデンー4′−オクチルアニリン(MBRA 8 ’
)が挙げられる。
これらの材料を用いて素子を構成する場合、液晶化合物
がカイラルスメクテイツク相となるような温度状態に保
持する為、必要に応じて素子をヒーターが埋め込まれた
ブロック等により支持することができる。
以下、本発明を図面忙従って説明する。
第1図は従来の強誘電性液晶素子の断面図を表わし、8
g2図は従来の強誘電性液晶素子に現われた配向欠陥の
状態を表わす図面である。
すなわち、第1図に示す従来の強誘電性液晶素子10は
、一対の平行基板11と12を有しておシ、基板11と
12にはそれぞれマトリクス電極構造をなすストライブ
状の透明電極セグメント13と14が設けられている。
このストライプ状の透明電極セグメント13と14は、
一般に工To (Indium Tin 0xide)
などの透明導電膜によって形成されているが、例えば電
極線を16Pe/(16本/mm)で配線する場合では
、電極線の線幅が極端に細くなって高抵抗となるため、
通常の電卓やウォッチなどで使用されているセグメント
電極に較べ肉厚に、具体的には800X〜!l O00
X程度好ましくは、10G0Å〜1sooXとすること
が、低抵抗化とする上で必要となっている。
従って、高密度画素の液晶素子では、基板の面と電極の
面との間に透明電極セグメントの膜厚外(aooX〜5
oOar)の段差ムが形成されて、降温過穐を利用して
配向制御を行なう時、上述の役差ムが原因とな゛つて、
そめ段差ムを堺にして強誘電性液晶17に配向欠陥を生
じることになる。又、この段差ムが存在する基板11と
12の上にそれぞれ配向制御膜15と16を設けると、
との配向制御膜にも段差ムに応じて形成された段差Bが
電極のほぼ膜厚外で生じ、上述の同様に強誘電性液晶1
7iC配向欠陥を生じていた。
第2図は、下達の比較例で示す強誘電性液晶素子をクロ
スニコルの(1元顕微鏡で観察した時のスケッチで、図
中の白線21は液晶素子に使用したスペーナ(第1図の
18)のラインに対応し、@22は第1図の基板11上
の段差BK。
線23は第1゛図の基板12上の段差Bに対応して観察
されている。又1図中の部分24は対向電極間に111
!まれ九強誘電性液晶である。偏光顕微鏡中に多数現出
した刃状線25は、強訴電性液晶の配向欠陥な表わして
いる。
この様に強誘電性液晶の接する面で8ooX以上の段差
が存在すると、その段差から配向欠陥を生じ、強誘電性
液晶のモノドメイン形成は阻害される。
第3図は、本発明の好ましい強誘電性液晶素子の断面図
である。
第3図で示された素子30は、ガラス板又はプラスチッ
ク板などの透明板を用いた基板31と32を有し、その
間に強誘電性液晶33が挾まれている。各基板31と3
28Cはマトリクス電極構造を形成するストライプ形状
の透明電極セグメント34と35がそれぞれ配線されて
いる。
基板31には、隣シ合うストライプ状透明電極セグメン
) 34aとsabとの間には絶縁膜で形成した平担化
膜38が配置されている。基板32に4、゛隣グ合うス
トヅイプ状透明電極セグメント350間にも、前述と同
様の絶縁膜で形成した平担化膜(図示せず)を設けるこ
とができる。
前述した平担化膜水8は、以下の様にして調製するとと
ができる。゛  ′ □    ″まず、基板s1とな
るガラス板やプラスチレフフィルムの上1/CZTO膜
をメパッタリン゛グ蒸着法やイオンプレーティンj蒸着
法によって被膜形成させた後、!Tollの上に一1i
iKクロム膜などの金属膜をZTO@の3〜5倍程度め
膜厚で□形成し、次らで通常のフォトリシグラフイー技
術とエツチング技術によってM4図(a) K示すパタ
ーニングされたfTo膜34と金属膜41を形成する。
次いで、第4図(1)) K示す機にパターニングされ
たKTO膜34とマスクとして機能する金属膜41が形
成されている基板31の上に一面IIc′810、θ1
0@ 、 Ti01 、 ra!oI 、 gro、 
+A/! O@などノ無磯絶縁物質の蒸着層42番前述
のZTOIj134と同程度の膜厚で形成し、その後第
4図cc)に示す様に金Ji1@41をエツチングする
ことによ凱その上K[接形成されている無機絶縁物質の
蒸着層42m)を同時に除去し、平担化膜38となる無
接絶縁物質の蒸R膜42aが@シ合うX’l’OIll
 S4間に形成される。
本発明の液晶素子では、透明電極セグメント34の膜厚
(tl A)と絶縁膜で形成した平担化膜380膜厚(
tta)との間で一500ム≦11−1.≦50OAの
関係を瀾たす必要があシ、好ましくは一300ムぶt、
、=−tj≦300;とすることが必要である。すなわ
ち、本発明者らの知見によれば、素子内における強誘電
性液晶33が基板31又は32に接する時、基板31又
は32で生じる段差が500A以下であればM2図に示
す様な配向欠陥の発生を笑用範囲内に抑制することがで
きる。従って、本発明では1m−1,を−5ooX〜5
ooX、好ましくは一3ooX〜300Xと設定する点
に第2の特徴を有している。
かかる1t、−t、1の値が5ooXを越えると、下達
の比較例でも明らかにする様に第2図に示す如き配向欠
陥が多数発生し、モノドメインの8mO※が形成されな
い。
レーティング蒸着法によって被膜形成させて得ることが
できるが、有機絶縁物質を蒸着法によって被り形成させ
た蒸着膜も使用することができる。この方法に使用でき
る有機絶縁物質としてポリ7ツ化エチレンなどのポリフ
ッ化オレフィンが適している。
本発明の液晶素子は、透明電極セグメント34と平坦化
膜38との上に配向制御膜36を設けることが好ましい
。又、もう一方の基板32の側にも同様に配向制御膜3
7を設けることかで゛きるが、配向制@h156と37
のうち一方の配向制御膜は省略することも可能である。
#に、強誘電性液晶33が少なくとも2つの安定配向状
態をもつカイラルスメクチック液晶、特に双安定性カイ
ラルスメクチック液晶の時、第1の安定配向状態と第2
の安定配向状態の安定化エネルギーを等しくする(第1
の安定配向状態の閾値電圧と第2の安定配向状態の閾値
電圧の差を少なくする)ために1配向制御膜を一方のみ
の基板に設けるのがよい。
この配向制御@36と37の材料としては、例えば、ポ
リビニルアルコール、ボリイミ)II、ポリアミドイミ
ド、ポリエステルイミド、ポリバラキシリレン、ポリエ
ステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール、ポ
リ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリスチ
レン、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリャ樹脂、ア
クリル樹脂などの樹脂類、あるいは感光性ポリイミド、
感光性ポリアミド、衰化ゴム系フォトレジスト、フェノ
ールノボラック系フォトレジストあるいは電子線フォト
レジスト(ポリメチルメタクリレート、エポキシ化−1
,4−ポリブタジェンなど)などから選択して用いるこ
とが好ましい。そして、この膜に一方向にラビング処理
などによる一軸性配向処理を施すことによって、基板3
1と52に対して垂直に形成したスメクチック分子層を
一方向に優先して配向させることができる。
第5図は、強誘電性液晶の動作説明のために、セルの例
を模式的に描いたものである。51aと51bは、/n
、O!、SnO,あるいは工To(工ndium−Ti
nOxle’)等の薄膜からなる透明電極で被覆された
基板(ガラス板)であシ、その間にスメクチック分子層
52がガラス面に垂直になるよう配向した8mO”相又
は8mH’相の液晶が封入されている。太線で示した線
53が液晶分子を表わしておシ、この液晶分子53はそ
の分子に直交し念方向に双極子モーメント(P工)54
を有している。
基板51aと511)上の電極間に一定の閾値以上の電
圧を印加すると、液晶分子53のらせん構造がほどけ、
双隋子モーメン) (P工)54がすべて電界方向に向
くよう、液晶分子53は配向方向を変えることができる
。液晶分子53は、細長い形状を有しており、その長軸
方向と短軸方向で屈折率異方性を示し、従って例えばガ
ラス面の上下に互いにクロスニコルの偏光子を電けば、
電田印710極性によって光学特性が変わる液晶光学変
調素子となることは、容易に理解される。
本発明の液晶素子で好ましく用いられる液晶セルは、そ
の厚さを充分に薄く(例えば10μ以下)することがで
きる。このように液晶層が薄くなるにしたがい、第6M
に示すように電界を印加していない状態でも液晶分子の
らせん構造がほどけ、非らせん構造となシ、その双極子
モーメン) PaまたはPI)は上向き(64a)又は
下向き(64b)のどちらかの状態をとる。このような
セルに、第6図に示す如く一定の1:閾値以上の極性の
異る電界ga又はg’bを電圧印加手段61aと61b
によシ付与すると、双極子モーメントは、電界ga又は
Etllの電界ベクトルに対応して上向き64a又は下
向き641)と向きを変え、それに応じて液晶分子は、
第1の安定状態65aか、あるいは第2の安定状態63
に+の何れか1方に配向する。
このよう3強誘電性を液晶素子として用いることの利点
は、先に述べたが2つある。その第1は、応答速度が極
めて速いことであり、第2は液晶分子の配向が双安定性
を有することである。@2の点を、例えば第6図によっ
て更に説明すると、電界11!aを印児すると液晶分子
は第1の安定状態65aに配向するが、この状態は電界
を切っても安定である。又、逆向きの電界ibを印加す
ると、液晶分子は第2の安定状態65bに配向してその
分子の向きを変えるが、やはシミ界を切ってもこの状態
に留っている。又、与える電界E&が一定の閾値を越え
々い限)、それぞれの配向状態にやは)維持されている
。このような応答速度の速さと、双安定性が有効に笑現
されるにはセルとしては出来るだけ薄い方が好ましい。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
実施例 1 ガラス基板上&C,高周波スパッタリング法によ3+1
o’aoXの工TO膜を蒸着形成した。しかる後、同一
の蒸着膜f!tKよジターゲットを工↑0がらクロム(
Or)に変えることによυ%3000Xのクロム膜を蒸
着形成した。
次に1このガラス基板上にポジ型レジスト(”AZ−1
370”Hoechat社製)をスピンナーを用いて膜
厚1μmとなる様に塗布し、プレベークした。このレジ
スト層上にマスク巾80μmでマスク部のピッチ100
μmのストライプ状iスクを用いて露光した。次いで、
現像、水洗してストライプパターンのマスクを形成し九
。ポストヘ−/後、 硝el第2セリウムアンモニウム
と過塩素酸と水の混合液でクロム膜をエツチングした後
、塩化第2鉄と塩酸と水の混合液でXTO膜をエツチン
グによるバターニングを行なった。
次いでポジ型レジストを剥離して、第4図(a)の態様
とした後、高周波スパッタ法によシ81o!を1ooo
Xの膜厚で蒸着して、81o!の蒸着膜を形成した(第
4図(b))。その後、前記と同様のクロム用エツチン
グ液に浸漬するととkよシ、残シのクロム膜とその上の
slo、膜間時に除去し、第4図(c)の態様とした。
さらにζこ儂板上にポリイζド第1oooXを塗設した
後、先にバターニングされたストライプ状ZTO膜のス
トライプ長手方向に沿って布によるラビング処理を行な
った。次いで、この基板上1c1μm径のアルミナピー
ズを全面均一に塗布して(A) 11を極板を作製した
尚、ポリイミド膜はピロメリット酸二無水物ト4,4I
−ジアミノジフェニルエーテルとの脱水縮合体であるポ
リアミック酸のN−メチルピロリドン溶液を塗布した後
、180℃加熱による脱水閉環反応によシポリイミド展
を形成した。
別途、(AI電極板を作成した時に用いたラビング方向
をストライプ状ITO膜のストライプ長手方向に対して
垂直方向としたほかは全く同様にして(B)電極板を作
製した。但し、アルミナピーズの散布は省略した。
ri+電極板と(Bl電極板のストライプ状パターン電
極が直交する様(それぞれのラビング方向が平行となる
様K)Kセル組し、DOBAMBOをia。
tropio相になるまで加熱して、上記セルに封入し
な。セルの温度を徐々(0,5℃/時間)に冷却し、モ
ノドメイン液晶素子を作製した。
この液晶素子をクロスニコルの偏光顕微鏡で観察したと
ころ、下達の比較例で現われ、ていた刃状線の配向欠陥
を全く生じていないことが判明した。
比較例 1 ガラス基板上に、高周波スパッタリング法によシロ00
ムのXTO@を蒸着形成し、この上に実施例1と同様の
ポジ型レジスト膜を形成し、同様のマスクを用いてレジ
スト膜を露光し、現像し、水洗し死後、!To膜をエツ
チングにょシバターニングした。次いで、実施例1と同
様のポリイミド膜を1000ムの膜厚で塗設した後、バ
ターニングされたストライプ状fTo膜の長手方向に沿
ってうぎング処理を施して、(C)電極板を作成し九。
別途、(C)電極板を作成した時に用いたラビング方向
をストライプ状工TO膜のストライプ長手方向く対して
WI:W方向としたほかに全く同様にして(功電葎板を
作成した。
rat電極板とC切電極板を実施例1と同様にしてセル
組みした後、同様の液晶を同様の方法で注入して液晶素
子としてから、同様の評価を行表ったところ、第2図に
示す様な刃状線の配向欠陥部が多数形成されていること
が判明した。
実施例2〜7と比較例2〜5 実施例1の液晶素子を作成した時に用い九810、膜の
膜厚を下記第1表の如く変更したほかは、実施例1と全
く同様の方法で液晶素子を作成し、同様の評価を行なっ
た。その結果を第1表に示す。
第 1 表 実施例2      1500        0u 
 5     1soo       OII  4 
    1100       OII  5    
  900       ◎”  6      70
0       Qn  7       soo  
     O比較例2      1800     
    X#  S      1600      
 Δ#  4      400       Δ# 
  5           200        
     X(表中、◎は配向欠陥が皆無の状態、Oは
配向欠陥がわずかに見られるが実用上問題とはならない
状態、Δは配向欠陥が電極間に発生しており、実用上問
題となる状態、×は配向欠陥が多数発生している状態を
それぞれ示している。) 実施例 8 実施例1の液晶素子を作成した時に用いた(Bl電極板
に形成したポリイミド膜及びそのラビング処理の使用を
省略したほかは、5J!施例1と全く同様の方法で液晶
素子を作成し、評価を行なったところ、配向欠陥は全く
観察されない上、液晶駆動時(20ボルトの矩形パルス
、300μsecで駆動)K、良好な双安定性が観察さ
れた。
〔発明の効果〕
本発明によシ強籾電性液晶素子の全面に渡って均一な配
向制御が可能となり、液晶の完全な0N−OFF動作を
行なうようになった。このた3従来の段差による配向欠
陥があるものに比較して見映がよくなるだけではなく見
掛上のコントラストもよくなる効果もあった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の強誘電性液晶素子の断面図である。第
2図は、従来の強誘電性液晶素子をクロスニコルの偏光
顕微愛で観察した時のスケッチを示す説明図である。第
3図は本発明の強誘電性液晶素子の断面図である。第4
図(al〜(clは、本発明で用いる平担化膜を形成す
るプロセスを表わす断面図である。第5図及び第6図は
、本発明で用いる強誘電性液晶素子を模式的に表わす説
明図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の平行基板間に強誘電性液晶を有する液晶素
    子において、前記一対の平行基板のうち少なくとも一方
    の基板が複数の透明電極セグメント有しているとともに
    、隣り合う前記透明電極セグメント間に絶縁膜で形成し
    た平担化膜を有していることを特徴とする液晶素子。
  2. (2)前記透明電極セグメントの膜厚(t_1Å)と前
    記絶縁膜の膜厚(t_2Å)との間で−500Å≦t_
    1−t_2≦500Åの関係を有している特許請求の範
    囲第1項記載の液晶素子。
  3. (3)前記透明電極セグメントの膜厚(t_1Å)が8
    00Å〜3000Åである特許請求の範囲第2項記載の
    液晶素子。
  4. (4)前記透明電極セグメントの膜厚が1000Å〜1
    500Åである特許請求の範囲第2項記載の液晶素子。
  5. (5)前記絶縁膜が無機絶縁物質を被膜形成して得た膜
    である特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  6. (6)前記無機絶縁物質がSiO、SiO_2、TiO
    _2、Ta_2O_5、Al_2O_3及びZrO_2
    からなる群より選択された少なくとも1種の物質である
    特許請求の範囲第5項記載の液晶素子。
  7. (7)前記絶縁膜が無機絶縁物質の蒸着膜である特許請
    求の範囲第1項記載の液晶素子。
  8. (8)前記無機絶縁物質がSiO_2である特許請求の
    範囲第7項記載の液晶素子。
  9. (9)前記強誘電性液晶がカイラルスメクチツク液晶で
    ある特許請求の範囲第1項記載の液晶素子。
  10. (10)前記強誘電性液晶が少なくとも2つの安定配向
    状態をもつカイラルスメクチツク液晶である特許請求の
    範囲第1項記載の液晶素子。
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