JPS62134848A - 再生装置 - Google Patents
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- JPS62134848A JPS62134848A JP60274177A JP27417785A JPS62134848A JP S62134848 A JPS62134848 A JP S62134848A JP 60274177 A JP60274177 A JP 60274177A JP 27417785 A JP27417785 A JP 27417785A JP S62134848 A JPS62134848 A JP S62134848A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野
B 発明の概要
C従来の技術
D 発明が解決しようとする間1i’JI +、’;j
E 問題点を解決するだめの手段 F 作用 G 実施例 G1この発明の第1の実施例の説明 (第1図〜第3図1) G2テープ走査位相情報を(υる手段の他の例の説明(
第4図〜第6図) G3テープ走査位相情報検出手段のさらに他の例の説明
(第7図〜第9図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は回転ヘッドを用いてビデオ信号やオーディオ
信号を記録再生する装置の特に再生系に関し、特に高速
再生時の技術に係わる。 B 発明の概要 この発明は情報信号トラックに周波数の異なる複数のパ
イロット信号が順次循環的に周波数多重記録されている
記録媒体より情報信号を再生する装置であって、高速再
生時、回転ヘッドが複数のトラックを横切って走査する
とき、再生バイロフト信号を抽出することにより記録ト
ラックパターンに対する回転ヘッドの走査位相を示す情
報を得、この走査位相情報とヘッド切換信号との位相が
所定のものとなるように記録媒体の走行制御をし、これ
により回転ヘッドが異なるアジマス角のトラックを走査
するときに生じるノイズバーの位置を再生画面上で固定
できるようにしたものである。 C従来の技術 蒔及型家庭用VTRにおいては再生時回転ヘッドが記録
トラック上を正しく走査するトラッキング制御を行う場
合、従来は固定の磁気ヘッドを用いてテープの長手方向
に形成されたコントロール信号用トラックからの再生コ
ントロール信号を用いて行っている。しかし、このよう
な固定の磁気ヘッドを用いる方法はテープの幅が広くな
ると共に記録再生装置を小型化したい場合にその固定ヘ
ッドの取り付は場所等の関係で不利であった。 そこでこのような固定ヘッドを用いずにトラッキング制
御する方法が提案された。この方法は、例えば特開昭5
3−116120号公報や特開昭59−65962号公
報に記載されているように、映像信号を記録するトラッ
クに、これと重畳して回転ヘッドによって低周波のトラ
ッキング用のパイロット信号を記録し、再生時、隣接ト
ラックがらのこのパイロット信号のクロストーク量を検
出してl・ランキングサーボを行うものである。このた
め、パイロット信号は、周波数スペクi・ラムで見て映
像信号の記録信号が存在しない低威側の信号として、再
生時その分離が容易にできるように周波数多重記録する
と共に、アジマスロスが小さい周波数に選定される。 このトラッキング制御方式の概要について先ず説明する
。 この例は4つの異なる周波数のパイロット信号を循還的
に斜めトラックに順次周波数多重記録するものである。 例えばいわゆるアジマス角が異なる2個の回転ヘッドH
A、HBが18o°角間隔離れて配置されている回転ヘ
ッド装置によって記録をなす場合、第10図に示すよう
にいわゆる重ね書きの状態で記録トラックを順次形成し
てゆくときこれら2個の回転ヘッドによって映像信号の
記録と共に4つの異なる周波数f1.f2.f3.f4
の4つのパイロット信号が第10図に示すように順次各
1本づつのトラック毎に変えられて循環的に記録される
ものである。 すなわち、一方の回転ヘッドHAによって第10図に示
すように1本おきのトラックT1.T3が形成されてF
M変調された映像信号が記録されるとともに、トラック
T1には周波数f1のパイロン1−信号が、トラックT
3には周波数f3のパイロット信号が、それぞれ重畳さ
れて記録される。 また他方の回転ヘッドHBによって1本おきのトラック
T 2 、 T 4が順次形成されてFM変調された映
像信号が記録されるとともにトラックT2には周波数f
2のパイロット信号が、トラックT4には周波数f4の
パイロット信号が、それぞれ重畳されて記録されるもの
である。そしてこのトラックT1〜T4が繰り返し記録
されることによって、4種の周波数のパイロット信号も
順次これらのトラックT1〜T→に対して循環的に記録
されるものである。 この場合、再生時、ヘッドIIへはトラックTi及びT
3を正しく走査するときがジャストトラッキング 及びT4を正しく走査するときがジャストトランキング
の状態である。したがって、ヘッドH A及びHBのギ
ャップ幅がトラック幅と一致していると仮定した場合、
ヘッドHA.rlBがトラックT1〜T4を順次走査す
るとき、これに同期して基準のパイロット信号として周
波数f1〜f4の信号P1〜P4を掛算回路に供給して
、再生パイロット信号との周波数差を検出すると、ジャ
ストトラッキングの状態では周波数差が得られない。 一方、トラッキング位置が第10図においてヘッド位置
(これはヘッドHAの場合)(1)及び(2)に示すよ
うにずれていれば、隣りのトラックからは基準のパイロ
ット信号とは異なる周波数のパイロット信号がクロスト
ークとして得られるのでそのクロストークの信号との間
に周波数差が生じ、しかもそのレベルはずれた量に比例
する。 そこで、トラックT1とT3及びT2とT4とでずれの
方向に対して上記周波数差が同一となるように周波数f
1〜f4を選定することによりトラッキングサーボが容
易にできるようになる。すなわち、 ΔfA=lft f21=lf3 f+ lΔ
fs=lf2−ra 1=lf4 Ex lとなる
ようにする。このようにすれば、周波数差ΔfAの存在
はヘッドHAに対しては右ずれ、ヘッドHBに対しては
左ずれを意味し、周波数差ΔfHの存在はヘッドHAに
対しては左ずれ、ヘッドHBに対しは右ずれを意味し、
それぞれ、その差ΔrA及びΔfHのレベルがずれ量に
比例するものとなる。 よって、原理的にはこれら周波数差ΔfA+Δruがト
ラッキングエラー量を示し、これが零になるように制御
すればジャストトラッキングとすることができる。 しかし、第10図の例ではいわゆる市ね書きの場合であ
るので同図で実線(3)で示すように、本来の走査すべ
きトラックの両隣りのトラックに若干同じ量だけまたが
って走査する状態がジャストトラッキングの状態である
。ずなわら、周波数差へfAとΔfHのレベルが等しい
ときジャストトラッキングとなるもので、差Δr^と八
「Bのレベル差が零になるように制御してトラッキング
制御を行うものである。 第11図はそのトラッキング制御装置の一例のブロック
図である。 この例は例えば8ミリビデオの場合の例で、パイロット
信号は低域変換搬送色信号の帯域よりもさらに低い信号
とされる。 第11図において、ヘッドIIA及びI(Hの再生出力
はそれぞれロータリートランス(IIA )及び(II
B)、ヘッドアンプ(12^)及び(12B)を夫々介
してスイッチ回路(13)に供給され、端子(14)を
通じたヘッド切り換え信号RFSI4 (第12図A)
によってこのスイッチ回路(13)がヘッドHA、HB
の回転に同期して、それぞれヘッドHA又はHBがテー
プ上を走査する180°角間隔分の期間づつ一方及び他
方の端子に交互に切り換えられる。したがって、アンプ
(15)の出力としてはヘッドHA及びHBの再生出力
が連続的につなかった状態の信号が得られ、これが端子
(16)を通じて再生信号処理系に供給される。 アンプ(15)の出力は、また、バンドパスフィルタ(
21)に供給されて再生信号中からパイロット信号が抽
出される。このバンドパスフィルタ(21)よりの再生
パイロット信号は掛算回路(22)に供給される。 一方、パイロット信号発生回路(23)が設けられ、こ
れよりは周波数ft、f2.ra、f4の基準のパイロ
ット信号P1.P2.P3.P4が得られこれらがスイ
ッチ回1/3(24)に供給される。 このスイッチ回路(24)にはスイッチ制御回路(20
)からのセレクト信号SL1及びSL2が供給され、こ
れらセレクト信号St、1.SL2によって4種の周波
数のパイロット信号のうちの1つがこのスイッチ回路(
24)から選択的に取り出される。スイッチ制御回路(
20)には端子(14)からのヘッド切り換え信号RI
’S−が供給されて、この信号RFS−の立ち上がり及
び立ち下がり時点でセレクト信号SL1及びSL2が変
化し、スイッチ回路(24)より得る基準パイロット信
号が変更されるようにされる。例えばヘッドHAがトラ
ックT1を走査する 180°の期間にはこのスイッチ
制御回路(24)からは基準のパイロット信号として周
波数f1の信号P1が、ヘッドHBがトラックT2を走
査する180°の期間では周波数f2の信号P2が・・
・・というように4つの周波数の信号P1〜P4が順次
切り換えられて得られるようになっている(第12図B
)。 このスイッチ回路(24)からの基準のパイロソ]−信
゛斗は掛算回路(22)に供給される。したがって、こ
の掛算回路(22)からは基準のパイロット信号と再生
パイロット信号の差の周波数Δf八及びΔfBの信号が
得られ、これらはそれぞれバンドパスフィルタ(25)
及び(26)によって取り出され、それぞれ検波回路(
27)及び(28)で検波されて直流レベルの出力SA
及びSBとされる。 ここで、バンドパスフィルタ(25)及び(26)のゲ
インは互いに等しくなるようにされているものである。 検波回路(27)及び(28)の検出出力SA及びSB
は、それぞれ周波数差ΔfA及び八fBの成分の量、す
なわち再生パイロット信号中のクロストークとして含ま
れるパイロット信号の大きさに比例したレベルとなり、
右及び左の隣接トラックのトラッキング量に相当する。 これら検波出力SA及びSBは減算回路(29)に供給
されて、両者の減算出力SDがこれより得られる。この
減算出力SDは左右どちら側により多くずれているかを
示す信号であるが、前述もしたように、周波数差ΔfA
とΔfBとは、ヘッドHAの走査時とヘッドI−(Hの
走査時とは、ずれの方向が逆になっている。 そこで減算回路(29)の出力sDはそのままスイッチ
回路(30)の一方の入力端に供給されると共に極性反
転回路(31)を介して極性反転されてスイッチ回路(
30)の(II!方の端子に供給される。 そして、このスイソヂ回1/3 (30)かヘラ)′切
り換え信号RP籏によってヘッド11Δの走査時とへ、
ソドHBの走査時とで交互に切り潰えられることに、h
っで、アンプ(32)からは、ずれの方向に応じたトラ
ッキングエラー電圧St−が腎られる。したがって、こ
れをキャツ”スタン1−−りにイ共給すれば、トラッキ
ング制御がかがるものである。 例えば、ヘッドIIAが第10図の位+??+21で示
すように右方向にずれた状態でスト査する状態のききは
、ローパスフィルタ(21)からのilF生パイロット
信号は第12図Cに示゛4゛ように第10図で右隣りの
トラックのパイロット信号をも含むものとなる。すると
、■)算回路(22)からl+第121i’(l I)
ニ示1− ヨウ&=ヘッドHA及び11 r3につぃ”
C右ずれを示ず周波数差ΔfAとΔfBとがそれぞれの
走査期間毎に交互に得られる。よって、検波回路(27
)の出力SAは同図Eのようになり、検波回路(28)
の出力SBは同図Fのようになり、減算出力SDは同図
Gのようになる。そして、トラッキングエラー信号SE
は同図Hに示すように右ずれのエラーを示す状態となる
。 ところで、VTRで正方向及び逆方向の高速再生を行な
う場合、回転ヘッドがアジマス角の異なるトラックを横
切るとき再生画面」二ではこれがノイズバーとなって表
われる。しかし、このノイズバーが再生両面上で固定さ
れていれば、再生画面の内容を確認することは可能であ
る。 そこで、通常、VTRでは高速再生時にはこのノイズバ
ーが再生画面上で固定するような制御を行なっている。 −1−記のような4周波パイロット信号を用いた1−ラ
ッキング制御方式を採用する8ミリビデオ等のVTRに
おいて、このようなノイズバー固定、かつ、そのノイズ
バーの画面上の位置を制御する技術を出願人は先に1に
案した(特開昭57−202185号公報参照)。 この技術は第11図のようなトラッキング制御回路にお
いて、基準のパイI−トノ1−信号の切換周期及び基準
パイロンI’ (M r+周波数を、テープから再生さ
れるパイロット信号の+2Jり換わりに従って選ぶよう
にしたものである。 D 発明が解決しようとする問題点 ところで、このように基準のパイロット信号の切換周期
等を決定制御するのは、マイクロコンピュータを用いて
従来行なっており、そのソフトウェア負担が大きいとい
う欠点があった。 また、上述の先に擢案じた方式の場合、基準パイロット
信号の切換シーケンスの回転ヘッドT(A 。 HBのヘッド切換信号1汗舖に対する位相を制御するこ
とによりノイズパン1の再生画面]二の位置を可変でき
るが、ソフトウェアがさらに複雑になり、現状では実現
されていない。 E 問題点を解決するための手段 この発明はソフトウェアの負I11を大幅に軽くするこ
とができ、延いてはバー1′ウエアのみの構成でも可能
なようにしたもので、この発明においては、2個の回転
ヘッドによって交互に1本ずつの斜めのトラックとして
情報信号が記録されるとともに、上記情報信号とは周波
数分離できる状態で上記回転ヘッドによって周波数の異
なる複数のパイロット信号が上記トラックに1トラック
当たり1つの周波数のパイロット信号が割り当てられて
循環的に記録された記録媒体からの再生にあたって、再
生用回転ヘッドの出力から分離された再生パイロット信
号のレベル又は周波数を検出することにより上記再生用
回転ヘッドの記録トラックパターンに対する位相を判断
する手段を設け、高速再生時、上記手段により判断され
た位相を上記2個の回転ヘッドの切換信号に位相同期さ
せるように記録媒体の送り用のモータを制御する。 F 作用 再生用回転ヘッドの記録トラックパターンに対する走査
位相を判断する手段により検知された走査位相を回転ヘ
ッドの切換信号RFS−に位相同期させれば、各回転ヘ
ッドは各テープ走査期間で全く同じ走査位相で記録トラ
ックパターン上を走査することになり、ノイズバーは固
定される。また、ヘッド切換信号RPSWとヘッド走査
位相との同期位相を動かせば画面上に固定されるノイズ
バーの位置を動かすことができる。 G 実施例 G1この発明の第1の実施例の説明 第1図はこの発明装置の要部の一例で、高速再生時の回
転ヘッドの記録トラックパターンに対する走査位相を検
知する手段としてトラッキングエラーを得る場合と同様
に再生パイロット信号と基準のパイロット信号とのビー
ト周波数ΔfA及びΔfBの大きさを検出する場合の例
である。 すなわち、同図において(21’)〜(29’)は第1
1図のトラッキングエラー検出系のバンドパスフィルタ
(21)から減算器1i’3(2り)までと全く等しい
回路ブロックで、それぞれ対応するものは同じ番号にダ
ッシュを付しである。 したがって、スイッチ回V8(24’)はスイッチ制御
回路(20’)よりの切換イdν」SI、1′及びS
1.、2′によりヘッド切換信号1?FsW (第2図
A)に同期して第2図Bのように切り換えられる。なお
、この例の場合、第11図の例のインバータ(31)及
びスイッチ回路(30)を省略するため、この基準パイ
ロット信号の切換順序は周波数12とf4とが入れ替わ
っている。 そして、この例の場合、減算回路(29’)よりの出力
信号SD’はシュミット回1/3 (41)に供給され
て矩形波SCに波形整形され、この矩形波SCはプログ
ラマブルカウンタ(42)に供給される。 このプログラマブルカウンタ(42)は、矩形波SCの
周期がテープスピードに応じて異なるので、信号RFS
−と位相比較できるようにするための分周器を構成する
ためのもので、テープスピードに応じて分周比が変えら
れる。例えば5倍速では分周比1/1.7倍速では1/
1.5.9倍速では1/2とされる。 このプログラマブルカウンタ(42)の出力信号はラン
プ波発生回路(43)に供給されて、一定の傾きをもっ
て上昇するランプ波RMPが形成され、これがサンプリ
ングホールド回路(44)に供給される。 一方、端子(14)よりのヘッド切換信号RFS−が単
安定マルチバイブレーク(45)に供給され、信号NF
SHの例えば立ち下がり時点より所定時間遅れた時点に
おいて、この単安定マルチバイブレータ(45)よりパ
ルスSPが得られ、これがサンプリングホールド回路(
44)にサンプリングパルスとして供給される。 今、例えば回転ヘッドが第3図に示すように記録トラッ
クパターン上を走査する5倍速再生時について説明する
。 (50)はキャプスタンモータで、このキャプスタンモ
ータ(50)には周波数発電機(51)が同軸的に設け
られており、この周波数発電機(51)よリモータ(5
0)の回転速度に応じた周波数の信号SFGが得られ、
これがアンプ(52)を通し分周回路(53)に供給さ
れる。この分周回路(53)の分周比はテープスピード
に応じて変えられ、その分周出力がスピードサーボ回路
(54)に供給され、これよりスピードエラー電圧が得
られ、このスピードエラー電圧がアンプ(55)を通じ
てキャプスタンモータ(50)に(共給されて、このモ
ータ(50)のスピードが分1’7il lot路(5
3)よりの(4号の周波数が一定となるように制御され
る。 分周回路(53)の分周比1/Nは、テープスピードの
倍速比に等しく選定され、例えばN=1のときノーマル
再生スピードであるとすれば、5倍速時はN=5とされ
る。 こうして、モータ(50)が5倍速で回転させられ、よ
ってテープがノーマル再生時の5倍速で送られる。この
とき、回転ヘッドIIへ、11Bのテープ上の走査軌跡
が第3図のようになっζいれば、回転ヘッドHA及び■
■Bよりのflf生パイロソ1〜信号は第2図Bに示す
ような周波数シーケンスで順次得られることになる。一
方、基準パイロット信号の周波数シーケンスは同図Cに
示すように信号RFSHに応じて切り換えられて得られ
る。したがって、ビート周波数ΔfA及びΔfBの検出
レヘルSA’及びSB’の差として得られる検出出力S
D’ は同図りに示すようなものとなり、シュミット回
路(41)の出力矩形波信号SCは同図Eに示すような
ものとなる。したがって、ランプ波発生回路(43)の
出力RMPは同図Fに示すようなものとなる。 一方、単安定マルチバイブレーク(45)よりのサンプ
リングパルスSPは同図Gに示すように信号RFSWの
立ち下がりから信号RPSWの1周期より短かい所定時
間tだけ経過した時点で得られる。そして、このサンプ
リングパルスSPによりランプ波RMPがサンプリング
され、そのサンプリング値がコンデンサ(44C)にホ
ールドされる。 このサンプルホールド出力SH(第2図H)はアンプ(
46)を通じ°ζスイッチ回路(48)の一方の入力端
Aに供給される。このスイッチ回路(48)には端子(
47)を通じて切換信号SWが供給され、高速再生時は
、スイッチ回路(48)は一方の入力端Aに切り換えら
れ、ノーマル再生時は他方の入力端Bに切り換えられる
。 したがって、高速再生時は、サンプルホールド出力S
Hがこのスイッチ回路(48)を1fflじ、アンプ(
55)を通じてキャプスタンモータ(50)に位相エラ
ーとして供給される。 そして、位相エラー電圧が所定のものとなるようにキャ
プスタンモータ(50)に位相サーボがかかり、回転ヘ
ッドHへ、HBは常に例えば第3図の走査軌跡のような
定まった走査位相でテープの記録トラックパターン」二
を走査する。 したがって、回転ヘッドがアジマス角の異なるトラック
を横切る位置は1フイ一ルド期間中の同じ位置となり、
画面上ではノイズバーが固定されることになる。 サンプリングパルスSP形成用の単安定マルチバイブレ
ータ(45)の時定数を決定する可変抵抗器(451?
)の抵抗値を変えて、ヘッド切換信号1?FsWの立
ち下がり時点よりサンプリングパルスSPまでの時間t
を変えれば、回転ヘッドHA、HBのテープ上の走査位
相が変わり、このため、画面上に固定されるノイズバー
の位置も変わる。つまり、画面上で任意の希望する位置
にノイズバーを移動させることが、この可変抵抗(45
R)を操作することにより容易にできるものである。 なお、ノーマル再生時はスイッチ回路(48)は切換信
号SWによって他方の入力端Bに切り換えられるが、こ
のときは、端子(49)よりの例えば第11図の構成の
トラッキング制御回路系よりのトラッキングエラー電圧
がこのスイッチ回路(48)を通じて得られる。そして
、このとき、キャプスタンモータ(50)はスピードサ
ーボ系の分周回路(53)の分周比1/NのN=1とさ
れてノーマル再生テープ速度となるようにスピードコン
トロールされているので、このスピードエラーにこのス
イッチ回路(48)よりのトラッキングエラーが加えら
れてキャプスタンモータ(50)に供給され、回転ヘッ
ドHA及びHBが記録トラックTl。 T2 、T3 、T41をそれぞれ正しく走査するよう
にされる。 なお、信号RpSHとテープ走査位相情報SCとを比較
するに、第1図の例とは逆に、信号11115−からラ
ンプ波を形成し、情報scをプログラマブルカウンタ(
42)によって分周した信号からサンプリングパルスを
形成し、ランプ波を、サンプリングするようにしてもよ
い。 また、信号Rpsnと位相情報SCの両者を位相比較す
る手段はこのような刀ンプル)1;−ルド方式に限らず
、種々の手段を用いることができるのはもちろんである
。 この例の場合、高速再生時は、回転ヘッドの回転数を変
えて補正をしない限り、回転ヘッドのテープに対する相
対速度は記録時の速度よりずれ、その分だけ再生パイ四
ツ1−周波数もずれ、ビート周波数ΔfA+ΔfBもず
れてしまう。このため、回転ヘッドの相対速度のずれが
大きい場合には、バンドパスフィルタ(25)及び(2
6)での減衰が大きくなり、その結果、この再生パイロ
ット信号に基づくトラッキングエラーの検出系のS/N
が悪くなる。 そこで、この例では図示しなかったが、回転ヘッドHA
、HBのテープに対する相対速度が、テープスピードの
変化にかかわらず一定となるようにドラムスピードサー
ボがかけられる。これは、例えば再生ビデオ信号中の水
平同期周波数を一定にするようなサーボをかけることに
より、可能である。 G2テープ走査位相情報を得る手段の他の例の説明 第4図はレベル検出方式を採用したこの発明装置のテー
プ走査位相情報を得る手段の他の実施例である。 この実施例では回転ヘッドの相対速度を一定にすること
なしに前記のような欠点を生じることなく、S/N良(
パイロット信号を検出できるようにしている。 すなわち、この例では再生パイロット信号の周波数を基
準の周波数と比較してその周波数の再生パイロット信号
を検出するものであるが、基準のパイロット信号として
再生時の回転ヘッドのテープに対する相対速度の変化に
追従した周波数のものが得られるようにして変速再生時
にもS/N良くパイロット信号を検出できるようにして
いる。 さらに、この例では再生パイロット信号検出系のバンド
パスフィルタとして取り出すべき周波数と通過中心周波
数とがほぼ等しくなり、狭帯域幅のものを用いることが
できるようにしている。 (61)はヘッドHA及びHBが交互にテープ上を走査
することで得られる再生信号が供給される入力端で、こ
の入力端(131)を通じた信号はRFアンプ(62)
を介してバイパスフィルタ(63)に供給されて、再生
カラー映像信号中より輝度信号が分離される。この輝度
信号は、IItm回FIPr(64)に供給されてFM
復調され、その復調出力がローパスフィルタ(65)及
びディエンファシス回路(66)を通じて同期分離回路
(67)に供給されてこれより同期信号が得られる。こ
の同期信号はハ一フHキラー回路(68)に供給されて
垂直ブランキング区間内の等化パルスが除去された水平
同期パルスとされ、これがPLL回路(69)に供給さ
れる。 ところで上述した8ミリビデオの場合、パイロット信号
周波数fx 、f2.f3.f4は映像信号の水平周波
数f、に対しインターリーブする関係に選ばれて映像信
号に対する影響がないように考慮されているが、一般に
はマスタークロックを分周してそれぞれの信号を得てい
る。例えば8ミリビデオの規格(NTSCの場合)では
、マスタークロックの周波数fMはfH=378fHで
、周波数f1〜f4及びΔfA及びΔreは次のように
選定されている。 f 1 = f M / 58= 6.517f H
# 102.542kHzf 2 = f M/ 50
= 7.560f H# 11B、949kHzf
3 = f M / 36= 10.500f H#
165.207kHzf 4 = f M/ 40=
9.450f H#148.686kHzΔfA=f
2−fz = 1.043fH# 16.407k
HzΔfA=f3f4= 1.050fn ” 1
6.521kHzΔfs−f4r 1− 2.933r
s # 46.144ktlzΔf B= f 3−
fv = 2.9401’I(# 46.25F
tkllzPLL回路(69)はこのマスタークロック
M CI(を得るためのもので、 これよりこの水平同
期パルスに位相ロックした周波数r M = 3781
++のマスタークロックM CKが得られる。このマ
スタークロックMCKは再生水平11期パルスに位相「
Jツクしているから、回転ヘッドの相対速度ずれに応じ
た周波数となっている。 このマスタークロックMCKは第1〜第4の分周回路(
701)〜(704)に供給される。 そして、マスタークロックMCKが、分周回路(701
)においては115Bに分周されてこれより周波数f1
の信号が得られ、また、分周口I/3 (702)にお
いては1150に分周されてこれより周波数r2の信号
が得られ、分周口1/8 (70−1)においては1/
36に分周されてこれより周波数f3の信号が得られ、
分周回路(704)においては1/40に分周されてこ
れより周波数f4の信号が得られる。 そして、分周回路(701)よりの周波数f1の信号と
、分周回路(702)よりの周波数f2の信号とがスイ
ッチ回路(71A )にて切り換えられるようにされる
とともに、分周回路(703)よりの周波数f3の信号
と、分周回路(704)よりの周波数f1の信号とがス
イッチ回路(71B )にて切り換えられるようにされ
ている。そして、端子(72)よりのヘッド切接信号!
i’FsW (第5同人)がスイッチ回路(71A )
及び(71B )に供給されて、これにより例えば第5
図C及びDに示すように、ヘッドHAがテープ上を走査
する期間においてはスイッチ回路(71A )からは周
波数f1の信号が、スイッチ回路(71B)からは周波
数f3の信号が、それぞれ取り出され、ヘッドHBがテ
ープ上を走査する期間においてはスイッチ回路(71A
’)からは周波数f2の信号が、スイッチ回路(71
B )からは周波数f4の信号が、それぞれ取り出され
るように切り換えられる。 これらスイッチ回路(71A )及び(71B )より
の周波数信号は(3)算回路(73A )及び(73B
)に供給され、それぞれ固定の発振器(74)からの
周波数fs例えば110klly、の信号と11)け合
わされる。 このl)算回路(73A )及び(73t1)の出力信
1弓はバンドパスフィルタ(75A)及び(751S)
に供給され、これらよりはスイッチ回路(71^)及び
(71B)よりの周波数化ぢと周波数
E 問題点を解決するだめの手段 F 作用 G 実施例 G1この発明の第1の実施例の説明 (第1図〜第3図1) G2テープ走査位相情報を(υる手段の他の例の説明(
第4図〜第6図) G3テープ走査位相情報検出手段のさらに他の例の説明
(第7図〜第9図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は回転ヘッドを用いてビデオ信号やオーディオ
信号を記録再生する装置の特に再生系に関し、特に高速
再生時の技術に係わる。 B 発明の概要 この発明は情報信号トラックに周波数の異なる複数のパ
イロット信号が順次循環的に周波数多重記録されている
記録媒体より情報信号を再生する装置であって、高速再
生時、回転ヘッドが複数のトラックを横切って走査する
とき、再生バイロフト信号を抽出することにより記録ト
ラックパターンに対する回転ヘッドの走査位相を示す情
報を得、この走査位相情報とヘッド切換信号との位相が
所定のものとなるように記録媒体の走行制御をし、これ
により回転ヘッドが異なるアジマス角のトラックを走査
するときに生じるノイズバーの位置を再生画面上で固定
できるようにしたものである。 C従来の技術 蒔及型家庭用VTRにおいては再生時回転ヘッドが記録
トラック上を正しく走査するトラッキング制御を行う場
合、従来は固定の磁気ヘッドを用いてテープの長手方向
に形成されたコントロール信号用トラックからの再生コ
ントロール信号を用いて行っている。しかし、このよう
な固定の磁気ヘッドを用いる方法はテープの幅が広くな
ると共に記録再生装置を小型化したい場合にその固定ヘ
ッドの取り付は場所等の関係で不利であった。 そこでこのような固定ヘッドを用いずにトラッキング制
御する方法が提案された。この方法は、例えば特開昭5
3−116120号公報や特開昭59−65962号公
報に記載されているように、映像信号を記録するトラッ
クに、これと重畳して回転ヘッドによって低周波のトラ
ッキング用のパイロット信号を記録し、再生時、隣接ト
ラックがらのこのパイロット信号のクロストーク量を検
出してl・ランキングサーボを行うものである。このた
め、パイロット信号は、周波数スペクi・ラムで見て映
像信号の記録信号が存在しない低威側の信号として、再
生時その分離が容易にできるように周波数多重記録する
と共に、アジマスロスが小さい周波数に選定される。 このトラッキング制御方式の概要について先ず説明する
。 この例は4つの異なる周波数のパイロット信号を循還的
に斜めトラックに順次周波数多重記録するものである。 例えばいわゆるアジマス角が異なる2個の回転ヘッドH
A、HBが18o°角間隔離れて配置されている回転ヘ
ッド装置によって記録をなす場合、第10図に示すよう
にいわゆる重ね書きの状態で記録トラックを順次形成し
てゆくときこれら2個の回転ヘッドによって映像信号の
記録と共に4つの異なる周波数f1.f2.f3.f4
の4つのパイロット信号が第10図に示すように順次各
1本づつのトラック毎に変えられて循環的に記録される
ものである。 すなわち、一方の回転ヘッドHAによって第10図に示
すように1本おきのトラックT1.T3が形成されてF
M変調された映像信号が記録されるとともに、トラック
T1には周波数f1のパイロン1−信号が、トラックT
3には周波数f3のパイロット信号が、それぞれ重畳さ
れて記録される。 また他方の回転ヘッドHBによって1本おきのトラック
T 2 、 T 4が順次形成されてFM変調された映
像信号が記録されるとともにトラックT2には周波数f
2のパイロット信号が、トラックT4には周波数f4の
パイロット信号が、それぞれ重畳されて記録されるもの
である。そしてこのトラックT1〜T4が繰り返し記録
されることによって、4種の周波数のパイロット信号も
順次これらのトラックT1〜T→に対して循環的に記録
されるものである。 この場合、再生時、ヘッドIIへはトラックTi及びT
3を正しく走査するときがジャストトラッキング 及びT4を正しく走査するときがジャストトランキング
の状態である。したがって、ヘッドH A及びHBのギ
ャップ幅がトラック幅と一致していると仮定した場合、
ヘッドHA.rlBがトラックT1〜T4を順次走査す
るとき、これに同期して基準のパイロット信号として周
波数f1〜f4の信号P1〜P4を掛算回路に供給して
、再生パイロット信号との周波数差を検出すると、ジャ
ストトラッキングの状態では周波数差が得られない。 一方、トラッキング位置が第10図においてヘッド位置
(これはヘッドHAの場合)(1)及び(2)に示すよ
うにずれていれば、隣りのトラックからは基準のパイロ
ット信号とは異なる周波数のパイロット信号がクロスト
ークとして得られるのでそのクロストークの信号との間
に周波数差が生じ、しかもそのレベルはずれた量に比例
する。 そこで、トラックT1とT3及びT2とT4とでずれの
方向に対して上記周波数差が同一となるように周波数f
1〜f4を選定することによりトラッキングサーボが容
易にできるようになる。すなわち、 ΔfA=lft f21=lf3 f+ lΔ
fs=lf2−ra 1=lf4 Ex lとなる
ようにする。このようにすれば、周波数差ΔfAの存在
はヘッドHAに対しては右ずれ、ヘッドHBに対しては
左ずれを意味し、周波数差ΔfHの存在はヘッドHAに
対しては左ずれ、ヘッドHBに対しは右ずれを意味し、
それぞれ、その差ΔrA及びΔfHのレベルがずれ量に
比例するものとなる。 よって、原理的にはこれら周波数差ΔfA+Δruがト
ラッキングエラー量を示し、これが零になるように制御
すればジャストトラッキングとすることができる。 しかし、第10図の例ではいわゆる市ね書きの場合であ
るので同図で実線(3)で示すように、本来の走査すべ
きトラックの両隣りのトラックに若干同じ量だけまたが
って走査する状態がジャストトラッキングの状態である
。ずなわら、周波数差へfAとΔfHのレベルが等しい
ときジャストトラッキングとなるもので、差Δr^と八
「Bのレベル差が零になるように制御してトラッキング
制御を行うものである。 第11図はそのトラッキング制御装置の一例のブロック
図である。 この例は例えば8ミリビデオの場合の例で、パイロット
信号は低域変換搬送色信号の帯域よりもさらに低い信号
とされる。 第11図において、ヘッドIIA及びI(Hの再生出力
はそれぞれロータリートランス(IIA )及び(II
B)、ヘッドアンプ(12^)及び(12B)を夫々介
してスイッチ回路(13)に供給され、端子(14)を
通じたヘッド切り換え信号RFSI4 (第12図A)
によってこのスイッチ回路(13)がヘッドHA、HB
の回転に同期して、それぞれヘッドHA又はHBがテー
プ上を走査する180°角間隔分の期間づつ一方及び他
方の端子に交互に切り換えられる。したがって、アンプ
(15)の出力としてはヘッドHA及びHBの再生出力
が連続的につなかった状態の信号が得られ、これが端子
(16)を通じて再生信号処理系に供給される。 アンプ(15)の出力は、また、バンドパスフィルタ(
21)に供給されて再生信号中からパイロット信号が抽
出される。このバンドパスフィルタ(21)よりの再生
パイロット信号は掛算回路(22)に供給される。 一方、パイロット信号発生回路(23)が設けられ、こ
れよりは周波数ft、f2.ra、f4の基準のパイロ
ット信号P1.P2.P3.P4が得られこれらがスイ
ッチ回1/3(24)に供給される。 このスイッチ回路(24)にはスイッチ制御回路(20
)からのセレクト信号SL1及びSL2が供給され、こ
れらセレクト信号St、1.SL2によって4種の周波
数のパイロット信号のうちの1つがこのスイッチ回路(
24)から選択的に取り出される。スイッチ制御回路(
20)には端子(14)からのヘッド切り換え信号RI
’S−が供給されて、この信号RFS−の立ち上がり及
び立ち下がり時点でセレクト信号SL1及びSL2が変
化し、スイッチ回路(24)より得る基準パイロット信
号が変更されるようにされる。例えばヘッドHAがトラ
ックT1を走査する 180°の期間にはこのスイッチ
制御回路(24)からは基準のパイロット信号として周
波数f1の信号P1が、ヘッドHBがトラックT2を走
査する180°の期間では周波数f2の信号P2が・・
・・というように4つの周波数の信号P1〜P4が順次
切り換えられて得られるようになっている(第12図B
)。 このスイッチ回路(24)からの基準のパイロソ]−信
゛斗は掛算回路(22)に供給される。したがって、こ
の掛算回路(22)からは基準のパイロット信号と再生
パイロット信号の差の周波数Δf八及びΔfBの信号が
得られ、これらはそれぞれバンドパスフィルタ(25)
及び(26)によって取り出され、それぞれ検波回路(
27)及び(28)で検波されて直流レベルの出力SA
及びSBとされる。 ここで、バンドパスフィルタ(25)及び(26)のゲ
インは互いに等しくなるようにされているものである。 検波回路(27)及び(28)の検出出力SA及びSB
は、それぞれ周波数差ΔfA及び八fBの成分の量、す
なわち再生パイロット信号中のクロストークとして含ま
れるパイロット信号の大きさに比例したレベルとなり、
右及び左の隣接トラックのトラッキング量に相当する。 これら検波出力SA及びSBは減算回路(29)に供給
されて、両者の減算出力SDがこれより得られる。この
減算出力SDは左右どちら側により多くずれているかを
示す信号であるが、前述もしたように、周波数差ΔfA
とΔfBとは、ヘッドHAの走査時とヘッドI−(Hの
走査時とは、ずれの方向が逆になっている。 そこで減算回路(29)の出力sDはそのままスイッチ
回路(30)の一方の入力端に供給されると共に極性反
転回路(31)を介して極性反転されてスイッチ回路(
30)の(II!方の端子に供給される。 そして、このスイソヂ回1/3 (30)かヘラ)′切
り換え信号RP籏によってヘッド11Δの走査時とへ、
ソドHBの走査時とで交互に切り潰えられることに、h
っで、アンプ(32)からは、ずれの方向に応じたトラ
ッキングエラー電圧St−が腎られる。したがって、こ
れをキャツ”スタン1−−りにイ共給すれば、トラッキ
ング制御がかがるものである。 例えば、ヘッドIIAが第10図の位+??+21で示
すように右方向にずれた状態でスト査する状態のききは
、ローパスフィルタ(21)からのilF生パイロット
信号は第12図Cに示゛4゛ように第10図で右隣りの
トラックのパイロット信号をも含むものとなる。すると
、■)算回路(22)からl+第121i’(l I)
ニ示1− ヨウ&=ヘッドHA及び11 r3につぃ”
C右ずれを示ず周波数差ΔfAとΔfBとがそれぞれの
走査期間毎に交互に得られる。よって、検波回路(27
)の出力SAは同図Eのようになり、検波回路(28)
の出力SBは同図Fのようになり、減算出力SDは同図
Gのようになる。そして、トラッキングエラー信号SE
は同図Hに示すように右ずれのエラーを示す状態となる
。 ところで、VTRで正方向及び逆方向の高速再生を行な
う場合、回転ヘッドがアジマス角の異なるトラックを横
切るとき再生画面」二ではこれがノイズバーとなって表
われる。しかし、このノイズバーが再生両面上で固定さ
れていれば、再生画面の内容を確認することは可能であ
る。 そこで、通常、VTRでは高速再生時にはこのノイズバ
ーが再生画面上で固定するような制御を行なっている。 −1−記のような4周波パイロット信号を用いた1−ラ
ッキング制御方式を採用する8ミリビデオ等のVTRに
おいて、このようなノイズバー固定、かつ、そのノイズ
バーの画面上の位置を制御する技術を出願人は先に1に
案した(特開昭57−202185号公報参照)。 この技術は第11図のようなトラッキング制御回路にお
いて、基準のパイI−トノ1−信号の切換周期及び基準
パイロンI’ (M r+周波数を、テープから再生さ
れるパイロット信号の+2Jり換わりに従って選ぶよう
にしたものである。 D 発明が解決しようとする問題点 ところで、このように基準のパイロット信号の切換周期
等を決定制御するのは、マイクロコンピュータを用いて
従来行なっており、そのソフトウェア負担が大きいとい
う欠点があった。 また、上述の先に擢案じた方式の場合、基準パイロット
信号の切換シーケンスの回転ヘッドT(A 。 HBのヘッド切換信号1汗舖に対する位相を制御するこ
とによりノイズパン1の再生画面]二の位置を可変でき
るが、ソフトウェアがさらに複雑になり、現状では実現
されていない。 E 問題点を解決するための手段 この発明はソフトウェアの負I11を大幅に軽くするこ
とができ、延いてはバー1′ウエアのみの構成でも可能
なようにしたもので、この発明においては、2個の回転
ヘッドによって交互に1本ずつの斜めのトラックとして
情報信号が記録されるとともに、上記情報信号とは周波
数分離できる状態で上記回転ヘッドによって周波数の異
なる複数のパイロット信号が上記トラックに1トラック
当たり1つの周波数のパイロット信号が割り当てられて
循環的に記録された記録媒体からの再生にあたって、再
生用回転ヘッドの出力から分離された再生パイロット信
号のレベル又は周波数を検出することにより上記再生用
回転ヘッドの記録トラックパターンに対する位相を判断
する手段を設け、高速再生時、上記手段により判断され
た位相を上記2個の回転ヘッドの切換信号に位相同期さ
せるように記録媒体の送り用のモータを制御する。 F 作用 再生用回転ヘッドの記録トラックパターンに対する走査
位相を判断する手段により検知された走査位相を回転ヘ
ッドの切換信号RFS−に位相同期させれば、各回転ヘ
ッドは各テープ走査期間で全く同じ走査位相で記録トラ
ックパターン上を走査することになり、ノイズバーは固
定される。また、ヘッド切換信号RPSWとヘッド走査
位相との同期位相を動かせば画面上に固定されるノイズ
バーの位置を動かすことができる。 G 実施例 G1この発明の第1の実施例の説明 第1図はこの発明装置の要部の一例で、高速再生時の回
転ヘッドの記録トラックパターンに対する走査位相を検
知する手段としてトラッキングエラーを得る場合と同様
に再生パイロット信号と基準のパイロット信号とのビー
ト周波数ΔfA及びΔfBの大きさを検出する場合の例
である。 すなわち、同図において(21’)〜(29’)は第1
1図のトラッキングエラー検出系のバンドパスフィルタ
(21)から減算器1i’3(2り)までと全く等しい
回路ブロックで、それぞれ対応するものは同じ番号にダ
ッシュを付しである。 したがって、スイッチ回V8(24’)はスイッチ制御
回路(20’)よりの切換イdν」SI、1′及びS
1.、2′によりヘッド切換信号1?FsW (第2図
A)に同期して第2図Bのように切り換えられる。なお
、この例の場合、第11図の例のインバータ(31)及
びスイッチ回路(30)を省略するため、この基準パイ
ロット信号の切換順序は周波数12とf4とが入れ替わ
っている。 そして、この例の場合、減算回路(29’)よりの出力
信号SD’はシュミット回1/3 (41)に供給され
て矩形波SCに波形整形され、この矩形波SCはプログ
ラマブルカウンタ(42)に供給される。 このプログラマブルカウンタ(42)は、矩形波SCの
周期がテープスピードに応じて異なるので、信号RFS
−と位相比較できるようにするための分周器を構成する
ためのもので、テープスピードに応じて分周比が変えら
れる。例えば5倍速では分周比1/1.7倍速では1/
1.5.9倍速では1/2とされる。 このプログラマブルカウンタ(42)の出力信号はラン
プ波発生回路(43)に供給されて、一定の傾きをもっ
て上昇するランプ波RMPが形成され、これがサンプリ
ングホールド回路(44)に供給される。 一方、端子(14)よりのヘッド切換信号RFS−が単
安定マルチバイブレーク(45)に供給され、信号NF
SHの例えば立ち下がり時点より所定時間遅れた時点に
おいて、この単安定マルチバイブレータ(45)よりパ
ルスSPが得られ、これがサンプリングホールド回路(
44)にサンプリングパルスとして供給される。 今、例えば回転ヘッドが第3図に示すように記録トラッ
クパターン上を走査する5倍速再生時について説明する
。 (50)はキャプスタンモータで、このキャプスタンモ
ータ(50)には周波数発電機(51)が同軸的に設け
られており、この周波数発電機(51)よリモータ(5
0)の回転速度に応じた周波数の信号SFGが得られ、
これがアンプ(52)を通し分周回路(53)に供給さ
れる。この分周回路(53)の分周比はテープスピード
に応じて変えられ、その分周出力がスピードサーボ回路
(54)に供給され、これよりスピードエラー電圧が得
られ、このスピードエラー電圧がアンプ(55)を通じ
てキャプスタンモータ(50)に(共給されて、このモ
ータ(50)のスピードが分1’7il lot路(5
3)よりの(4号の周波数が一定となるように制御され
る。 分周回路(53)の分周比1/Nは、テープスピードの
倍速比に等しく選定され、例えばN=1のときノーマル
再生スピードであるとすれば、5倍速時はN=5とされ
る。 こうして、モータ(50)が5倍速で回転させられ、よ
ってテープがノーマル再生時の5倍速で送られる。この
とき、回転ヘッドIIへ、11Bのテープ上の走査軌跡
が第3図のようになっζいれば、回転ヘッドHA及び■
■Bよりのflf生パイロソ1〜信号は第2図Bに示す
ような周波数シーケンスで順次得られることになる。一
方、基準パイロット信号の周波数シーケンスは同図Cに
示すように信号RFSHに応じて切り換えられて得られ
る。したがって、ビート周波数ΔfA及びΔfBの検出
レヘルSA’及びSB’の差として得られる検出出力S
D’ は同図りに示すようなものとなり、シュミット回
路(41)の出力矩形波信号SCは同図Eに示すような
ものとなる。したがって、ランプ波発生回路(43)の
出力RMPは同図Fに示すようなものとなる。 一方、単安定マルチバイブレーク(45)よりのサンプ
リングパルスSPは同図Gに示すように信号RFSWの
立ち下がりから信号RPSWの1周期より短かい所定時
間tだけ経過した時点で得られる。そして、このサンプ
リングパルスSPによりランプ波RMPがサンプリング
され、そのサンプリング値がコンデンサ(44C)にホ
ールドされる。 このサンプルホールド出力SH(第2図H)はアンプ(
46)を通じ°ζスイッチ回路(48)の一方の入力端
Aに供給される。このスイッチ回路(48)には端子(
47)を通じて切換信号SWが供給され、高速再生時は
、スイッチ回路(48)は一方の入力端Aに切り換えら
れ、ノーマル再生時は他方の入力端Bに切り換えられる
。 したがって、高速再生時は、サンプルホールド出力S
Hがこのスイッチ回路(48)を1fflじ、アンプ(
55)を通じてキャプスタンモータ(50)に位相エラ
ーとして供給される。 そして、位相エラー電圧が所定のものとなるようにキャ
プスタンモータ(50)に位相サーボがかかり、回転ヘ
ッドHへ、HBは常に例えば第3図の走査軌跡のような
定まった走査位相でテープの記録トラックパターン」二
を走査する。 したがって、回転ヘッドがアジマス角の異なるトラック
を横切る位置は1フイ一ルド期間中の同じ位置となり、
画面上ではノイズバーが固定されることになる。 サンプリングパルスSP形成用の単安定マルチバイブレ
ータ(45)の時定数を決定する可変抵抗器(451?
)の抵抗値を変えて、ヘッド切換信号1?FsWの立
ち下がり時点よりサンプリングパルスSPまでの時間t
を変えれば、回転ヘッドHA、HBのテープ上の走査位
相が変わり、このため、画面上に固定されるノイズバー
の位置も変わる。つまり、画面上で任意の希望する位置
にノイズバーを移動させることが、この可変抵抗(45
R)を操作することにより容易にできるものである。 なお、ノーマル再生時はスイッチ回路(48)は切換信
号SWによって他方の入力端Bに切り換えられるが、こ
のときは、端子(49)よりの例えば第11図の構成の
トラッキング制御回路系よりのトラッキングエラー電圧
がこのスイッチ回路(48)を通じて得られる。そして
、このとき、キャプスタンモータ(50)はスピードサ
ーボ系の分周回路(53)の分周比1/NのN=1とさ
れてノーマル再生テープ速度となるようにスピードコン
トロールされているので、このスピードエラーにこのス
イッチ回路(48)よりのトラッキングエラーが加えら
れてキャプスタンモータ(50)に供給され、回転ヘッ
ドHA及びHBが記録トラックTl。 T2 、T3 、T41をそれぞれ正しく走査するよう
にされる。 なお、信号RpSHとテープ走査位相情報SCとを比較
するに、第1図の例とは逆に、信号11115−からラ
ンプ波を形成し、情報scをプログラマブルカウンタ(
42)によって分周した信号からサンプリングパルスを
形成し、ランプ波を、サンプリングするようにしてもよ
い。 また、信号Rpsnと位相情報SCの両者を位相比較す
る手段はこのような刀ンプル)1;−ルド方式に限らず
、種々の手段を用いることができるのはもちろんである
。 この例の場合、高速再生時は、回転ヘッドの回転数を変
えて補正をしない限り、回転ヘッドのテープに対する相
対速度は記録時の速度よりずれ、その分だけ再生パイ四
ツ1−周波数もずれ、ビート周波数ΔfA+ΔfBもず
れてしまう。このため、回転ヘッドの相対速度のずれが
大きい場合には、バンドパスフィルタ(25)及び(2
6)での減衰が大きくなり、その結果、この再生パイロ
ット信号に基づくトラッキングエラーの検出系のS/N
が悪くなる。 そこで、この例では図示しなかったが、回転ヘッドHA
、HBのテープに対する相対速度が、テープスピードの
変化にかかわらず一定となるようにドラムスピードサー
ボがかけられる。これは、例えば再生ビデオ信号中の水
平同期周波数を一定にするようなサーボをかけることに
より、可能である。 G2テープ走査位相情報を得る手段の他の例の説明 第4図はレベル検出方式を採用したこの発明装置のテー
プ走査位相情報を得る手段の他の実施例である。 この実施例では回転ヘッドの相対速度を一定にすること
なしに前記のような欠点を生じることなく、S/N良(
パイロット信号を検出できるようにしている。 すなわち、この例では再生パイロット信号の周波数を基
準の周波数と比較してその周波数の再生パイロット信号
を検出するものであるが、基準のパイロット信号として
再生時の回転ヘッドのテープに対する相対速度の変化に
追従した周波数のものが得られるようにして変速再生時
にもS/N良くパイロット信号を検出できるようにして
いる。 さらに、この例では再生パイロット信号検出系のバンド
パスフィルタとして取り出すべき周波数と通過中心周波
数とがほぼ等しくなり、狭帯域幅のものを用いることが
できるようにしている。 (61)はヘッドHA及びHBが交互にテープ上を走査
することで得られる再生信号が供給される入力端で、こ
の入力端(131)を通じた信号はRFアンプ(62)
を介してバイパスフィルタ(63)に供給されて、再生
カラー映像信号中より輝度信号が分離される。この輝度
信号は、IItm回FIPr(64)に供給されてFM
復調され、その復調出力がローパスフィルタ(65)及
びディエンファシス回路(66)を通じて同期分離回路
(67)に供給されてこれより同期信号が得られる。こ
の同期信号はハ一フHキラー回路(68)に供給されて
垂直ブランキング区間内の等化パルスが除去された水平
同期パルスとされ、これがPLL回路(69)に供給さ
れる。 ところで上述した8ミリビデオの場合、パイロット信号
周波数fx 、f2.f3.f4は映像信号の水平周波
数f、に対しインターリーブする関係に選ばれて映像信
号に対する影響がないように考慮されているが、一般に
はマスタークロックを分周してそれぞれの信号を得てい
る。例えば8ミリビデオの規格(NTSCの場合)では
、マスタークロックの周波数fMはfH=378fHで
、周波数f1〜f4及びΔfA及びΔreは次のように
選定されている。 f 1 = f M / 58= 6.517f H
# 102.542kHzf 2 = f M/ 50
= 7.560f H# 11B、949kHzf
3 = f M / 36= 10.500f H#
165.207kHzf 4 = f M/ 40=
9.450f H#148.686kHzΔfA=f
2−fz = 1.043fH# 16.407k
HzΔfA=f3f4= 1.050fn ” 1
6.521kHzΔfs−f4r 1− 2.933r
s # 46.144ktlzΔf B= f 3−
fv = 2.9401’I(# 46.25F
tkllzPLL回路(69)はこのマスタークロック
M CI(を得るためのもので、 これよりこの水平同
期パルスに位相ロックした周波数r M = 3781
++のマスタークロックM CKが得られる。このマ
スタークロックMCKは再生水平11期パルスに位相「
Jツクしているから、回転ヘッドの相対速度ずれに応じ
た周波数となっている。 このマスタークロックMCKは第1〜第4の分周回路(
701)〜(704)に供給される。 そして、マスタークロックMCKが、分周回路(701
)においては115Bに分周されてこれより周波数f1
の信号が得られ、また、分周口I/3 (702)にお
いては1150に分周されてこれより周波数r2の信号
が得られ、分周口1/8 (70−1)においては1/
36に分周されてこれより周波数f3の信号が得られ、
分周回路(704)においては1/40に分周されてこ
れより周波数f4の信号が得られる。 そして、分周回路(701)よりの周波数f1の信号と
、分周回路(702)よりの周波数f2の信号とがスイ
ッチ回路(71A )にて切り換えられるようにされる
とともに、分周回路(703)よりの周波数f3の信号
と、分周回路(704)よりの周波数f1の信号とがス
イッチ回路(71B )にて切り換えられるようにされ
ている。そして、端子(72)よりのヘッド切接信号!
i’FsW (第5同人)がスイッチ回路(71A )
及び(71B )に供給されて、これにより例えば第5
図C及びDに示すように、ヘッドHAがテープ上を走査
する期間においてはスイッチ回路(71A )からは周
波数f1の信号が、スイッチ回路(71B)からは周波
数f3の信号が、それぞれ取り出され、ヘッドHBがテ
ープ上を走査する期間においてはスイッチ回路(71A
’)からは周波数f2の信号が、スイッチ回路(71
B )からは周波数f4の信号が、それぞれ取り出され
るように切り換えられる。 これらスイッチ回路(71A )及び(71B )より
の周波数信号は(3)算回路(73A )及び(73B
)に供給され、それぞれ固定の発振器(74)からの
周波数fs例えば110klly、の信号と11)け合
わされる。 このl)算回路(73A )及び(73t1)の出力信
1弓はバンドパスフィルタ(75A)及び(751S)
に供給され、これらよりはスイッチ回路(71^)及び
(71B)よりの周波数化ぢと周波数
【Sの信号の和の
周波数の信号がそれぞれ得られる。 そして、これらパン;゛パスフィルタ(75^)及び(
75B )の出力信号ばIJ)算回路(76A)及び(
76B)に供給される。 一方、アンプ(62)を′jmした再生信号がバンドパ
スフィルタ(77)に供給され、このバンドパスフィル
タ(77)より再生パイロット信号がjηられ、この再
生パイロット信勺がごれらJJI算回路(76A )(
76B )に供給される。 ここで、今、例えばヘへ1′1■八がトラックTi上を
その右隣りのトラックTzにまたがって再生する状態の
ときは、バンドパスフィルタ(77)からは周波数ずれ
をΔとすると第6同人に示すように周波数f1±Δと「
2±Δのパイ「1ソト信月が得られる。一方、このとき
バンドパスフィルタ(75A)からは第6図Bに示すよ
うに周波数fs+fx±Δの信号が得られるとすると、
掛算回路(76A )からは、第6図Cに示すように■
(f2±Δ)+ (fs +ft±Δ)−f1+f2
+fs±2Δ ■(fs+fx±Δ)−(f2±Δ) =(g +f 1f 2 ■(、fs+f、±Δ)+ (fx±Δ)=rs+2<
(s±Δ) ■(fs+fi±Δ)−(Ex±Δ) =fsの4つの
周波数成分が得られる。このfi算回路(76A)の出
力は通過中心周波数fsの狭帯域のバンドパスフィルタ
(78A )に供給されて、■の周波数fsの成分のみ
がこれより取り出される。 この周波数fsの成分は再生パイロ・ノド信号の周波数
f1の成分との掛算により得られたものであって、この
周波数f1の再生パイロ・ノド信号のレベルに応じたレ
ベルを有している。 同様にして、バンドパスフィルタ(75A)から周波数
fg +r2 ±Δの信号が得られるときは、バンドパ
スフィルタ(77)よりの再生パイロット信号中に含ま
れる周波数12:(への信号のレベルに応じたレベルで
周波数fl+の信号が掛算回路(76A ’)の出力が
得られ、これがバンドパスフィルタ (78A)を通じ
て俄り出される。 すなわち、このバンドパスフィルタ(78^)より得ら
れる周波数rsの成分は周波数f1又は周波数12の再
生パイロット信号の検出成分に他ならない。 このバンドパスフィルタ(78/l)の出力はレベル検
波回路(79A )に供給されて、周波数fsの成分の
レベルが検出され、これよりその検波出力SAAが得ら
れる。 また、掛算回路(7611)からの周波数f3の信号は
、バンドパスフィルタ(7511)より周波数fs+f
3±Δの信号が得られるときは、周波数f3の再生パイ
ロット信号のレベルに応じたレベルで得られ、またパン
1′パスフイルタ(75B ) ヨり周波数fs+f4
±Δの16月が得られるときは周波数f4の再生パイt
コツト信号のレベルに応じ3】 たレベルの信号となる。そして、この掛算回路(76B
)よりの周波数fsの成分は、通過中心周波数fsの狭
帯域のバンドパスフィルタ(78B)を通じて取り出さ
れ、これが検波回路(79B)に供給されて、周波数f
sの成分がレベル検波され、その検波出力SBBが得ら
れる。 バンドパスフィルタ(78B)より得られる周波数fs
の成分は、前述から明らかなように周波数f3又はI4
の再生バイロフト信号の検出成分であり、レベル検波出
力SBBはその検出レベルに他ならない。 ここで、掛算回路(76A )及び(76B)では再生
パイロット信号とバンドパスフィルタ(75A)及び(
75B )の出力とが掛は合わされて、そのうち周波数
差として周波数fsの成分が得られるので、周波数ずれ
Δの分は相殺され、検出される周波数は常にfsで周波
数ずれは含まない。 そして、周波数f1.f2の再生パイロット信号の検出
出力SAAと、周波数f3.f4の再生パイロット信号
の検出出力SBBとは減算回路(80)に供給されて出
力S八Aから出力5r3Bが減算されてこれより減算出
力SDDが得られる。 この減算回路(80)の出力S T) Dは、そのまま
スイッチ回路(旧)の一方の入力端に供給されるととも
に極性反転回路(82)にて極性反転されてこのスイッ
チ回路(81)の他方の入力端に供給される。そして、
このスイッチ回1/3(81)には端子(72)よりの
ヘッド切換信号RI′I舖が分周器(83)によって1
/2分周された信号INVがスイッチ制御信号として供
給され、これによりこのスイッチ回路(81)が一方の
入力端と他方の入力端とに回転ヘッドの1回転毎に交互
に切り換えられる。 例えば、第5図は4倍速再生時のタイミングチャートを
示し、ヘッド切換信号1?PSW (同図A)に基づい
てスイッチ回路(71A)及び(71B )はノーマル
再生時と同様に切り換えられて同図C及びDに示すよう
なシーケンスでfx、I2.I3゜I4の周波数信号が
それぞれ得られる。このとき、再生パイロット信号は、
ヘッドHA、i(Bが第5図Jのように走査すれば、同
図Bのようなものとなる。 したがって、検波回路(79^)の出力SAAは同図E
のようになり、検波回路(79B)の出力SBBは同図
Fのようになり、減算回路(80)の出力SDDは同図
Gのようになる。よって、同図Hのような切換信号IN
Vによりスイッチ回路(81)が切り換えられることに
より、このスイッチ回路(81)からの信号SEEとし
て同図Iに示すように、4倍速時のテープスピードに応
じた周期の信号であって切換信号12FsWに対しテー
プ走査位相に応じた信号が得られる。 同様にして、回転ヘッドHA、HBは、可変速再生時は
、テープスピードに応じた本数のトラックを横切って走
査するものであるから、スイッチ回路(81)の出力S
EEとして、すべてのテープスピードの状態において、
そのテープスピードに応じた周期の信号であって切換信
号RFS―に対してテープ走査位相に応じた信号が得ら
れる。 こうして得られた回転ヘッドのテープ走査位相情報SE
Eはシュミット回路(84)にて矩形波に波形整形され
た後、前述の例と同様にしてヘッド切換信号RFS−と
位相比較され、その比較出力によりキャプスタンモータ
(50)が位相制御され、ノイズバーが固定するように
される。 G3テープ走査位相情+lJ検出−「段のさらに他の実
施例の説明 前述のテープスピード情+111検出手段の例は回転ヘ
ッドの相対速度が変化しても++f生パイロット信号を
S/N良く検出できるようにした場合であるが、回転ヘ
ッドの相対速度をテープスピードが変わっても一定であ
るようにするドラムサーボをかければ再生パイロット信
号周δU数を電圧に変換して取り出してパイロット信号
の検出ができる。 第7図はその回転ヘッドの相対速度一定のドラムスピー
ドサーボループの一例で、P[、■、回1洛(69)よ
りの3711fH±Δ(可変速再生時の周波数変動分含
む)のマスターフしドックMCKが分周回路(91)を
介して周波数検出回路(92)に供給されて、周波数に
応じた電圧が111られ、これがドラムスピードサーボ
回路(93)に供給され、周波数検出回路(92)で検
出される周波数が一定となるように、すなわち、回転ヘ
ッドの相対速度が一定となるように、サーボがかがる。 このドラムスピードサーボががけられた状態においては
再生パイロット信号周波数は可変速再生時にも変わらな
いので、次のようにして、周波数rt /f3の再生パ
イロット信号の検出信号と、周波数f 2 / f 4
の再生パイロット信号の検出信号との、2相の検出信号
が得られる。 すなわち、第8図はその検出系の一例で、バンドパスフ
ィルタ(101)にて抽出した再生パイロット信号はア
ンプ(102)を通じて周波数f2とf、の成分を減衰
させるトラップ回路(103A)に供給され、これより
周波数f1又はf3の再生パイロット信号を得、これが
周波数電圧変換回路(104A)に供給されて、周波数
に対応した電圧とされる。この場合、例えば周波数f1
に対して高いレベル1周波数f3に対して低いレベルの
電圧が周波数電圧変換回路(104A)より得られるよ
うにその変換特性が定められる。この周波数電圧変換回
路(104^)の出力は整流回路(105A)を介して
シュミット回路(106八)に供給されて矩形波5CA
(例えば第9図C参照)に波形整形される。 同様に、アンプ(102)を通じた再生パイロット信号
が周波数f1とf3の成分を減衰させるトラップ回路(
103B)に供給され、これより周波数f2又はr4の
再生バイロフト信号が得られ、これが周波数電圧変換回
路(104B)に供給されて周波数に対応した電圧とさ
れる。この場合、例えば周波数f2に対して高いレベル
、周波数f4に対して低いレベルの電圧がこの周波数電
圧変換回路(104B)より得られるようにその変換特
性が定められている。この周波数電圧変換回路(104
B)の出力は整流回路(105B)を介してシュミット
回路(106B)に供給され矩形波SCB (例えば第
9図C参照)に波形整形される。 こうしてシュミット回路(106八)の出力には周波数
f 1 / f aの再生パイcト、 l−信号の検出
信号が得られ、シュミット回路(]06B)の出力には
周波数f 2 / f 4の再生パイロット信号の検出
信号が得られる。 これらシュミット回路(106A)及び(106B)の
検出信号はスイッチ回路(107)の一方及び他方の入
力端に供給され、このスイッチ回路(107)がヘッド
切換信号RFSW (第9図A)により切り換えられる
。このスイッチ回路(107)の出方5cc(例えば第
9図り参照)はそのままスイッチ回路(10B)の一方
の入力端に供給されるとともにインバータ(109)を
介して他方の入力端に供給される。そして、ヘッド切換
信号RFSWが分周器(110)で1/2分周され、そ
の分周出力INV(第9図F)によって、このスイッチ
回路(108)が切り換えられ、このスイッチ回路(1
08)よりテープスピードに応じた周期で、がっ、ヘッ
ド切換信号RFSHに対してテープ走査位相情報となる
出力信号SCD (例えば第9図C参照)が得られ、こ
れがアンプ(111)を通じて出力端(112)に導出
される。 この出力端(112)に導出された信号SCDを、3日 前述の例と同様にヘッド切換信1.J]汗SWと位相比
較して、両者の位相差が一定となるようにキャプスタン
モータを制御することにより再生画面一にでノイズバー
が固定される。そして、一定とする両者の位相差を変え
ることにより画面」−のノイズバーの位置を変えること
ができる。 H発明の効果 この発明によれば、従来のように再生パイロット信号に
応じて基準のパイロット信号のシーケンス切換順序を変
える必要はなく、當にヘッド切換信号に同期して切換え
ればよいので、ソフトウェアの負担を大幅に軽減できる
。 また、固定されたノイズバーの位置も、ヘッド切換信号
と回転ヘッドのテープ走査位相情報との位相差を変える
だけで容易に可変でき、より画面上のじゃまにならない
位置にノイズバーを移動させることが簡単にできるもの
である。
周波数の信号がそれぞれ得られる。 そして、これらパン;゛パスフィルタ(75^)及び(
75B )の出力信号ばIJ)算回路(76A)及び(
76B)に供給される。 一方、アンプ(62)を′jmした再生信号がバンドパ
スフィルタ(77)に供給され、このバンドパスフィル
タ(77)より再生パイロット信号がjηられ、この再
生パイロット信勺がごれらJJI算回路(76A )(
76B )に供給される。 ここで、今、例えばヘへ1′1■八がトラックTi上を
その右隣りのトラックTzにまたがって再生する状態の
ときは、バンドパスフィルタ(77)からは周波数ずれ
をΔとすると第6同人に示すように周波数f1±Δと「
2±Δのパイ「1ソト信月が得られる。一方、このとき
バンドパスフィルタ(75A)からは第6図Bに示すよ
うに周波数fs+fx±Δの信号が得られるとすると、
掛算回路(76A )からは、第6図Cに示すように■
(f2±Δ)+ (fs +ft±Δ)−f1+f2
+fs±2Δ ■(fs+fx±Δ)−(f2±Δ) =(g +f 1f 2 ■(、fs+f、±Δ)+ (fx±Δ)=rs+2<
(s±Δ) ■(fs+fi±Δ)−(Ex±Δ) =fsの4つの
周波数成分が得られる。このfi算回路(76A)の出
力は通過中心周波数fsの狭帯域のバンドパスフィルタ
(78A )に供給されて、■の周波数fsの成分のみ
がこれより取り出される。 この周波数fsの成分は再生パイロ・ノド信号の周波数
f1の成分との掛算により得られたものであって、この
周波数f1の再生パイロ・ノド信号のレベルに応じたレ
ベルを有している。 同様にして、バンドパスフィルタ(75A)から周波数
fg +r2 ±Δの信号が得られるときは、バンドパ
スフィルタ(77)よりの再生パイロット信号中に含ま
れる周波数12:(への信号のレベルに応じたレベルで
周波数fl+の信号が掛算回路(76A ’)の出力が
得られ、これがバンドパスフィルタ (78A)を通じ
て俄り出される。 すなわち、このバンドパスフィルタ(78^)より得ら
れる周波数rsの成分は周波数f1又は周波数12の再
生パイロット信号の検出成分に他ならない。 このバンドパスフィルタ(78/l)の出力はレベル検
波回路(79A )に供給されて、周波数fsの成分の
レベルが検出され、これよりその検波出力SAAが得ら
れる。 また、掛算回路(7611)からの周波数f3の信号は
、バンドパスフィルタ(7511)より周波数fs+f
3±Δの信号が得られるときは、周波数f3の再生パイ
ロット信号のレベルに応じたレベルで得られ、またパン
1′パスフイルタ(75B ) ヨり周波数fs+f4
±Δの16月が得られるときは周波数f4の再生パイt
コツト信号のレベルに応じ3】 たレベルの信号となる。そして、この掛算回路(76B
)よりの周波数fsの成分は、通過中心周波数fsの狭
帯域のバンドパスフィルタ(78B)を通じて取り出さ
れ、これが検波回路(79B)に供給されて、周波数f
sの成分がレベル検波され、その検波出力SBBが得ら
れる。 バンドパスフィルタ(78B)より得られる周波数fs
の成分は、前述から明らかなように周波数f3又はI4
の再生バイロフト信号の検出成分であり、レベル検波出
力SBBはその検出レベルに他ならない。 ここで、掛算回路(76A )及び(76B)では再生
パイロット信号とバンドパスフィルタ(75A)及び(
75B )の出力とが掛は合わされて、そのうち周波数
差として周波数fsの成分が得られるので、周波数ずれ
Δの分は相殺され、検出される周波数は常にfsで周波
数ずれは含まない。 そして、周波数f1.f2の再生パイロット信号の検出
出力SAAと、周波数f3.f4の再生パイロット信号
の検出出力SBBとは減算回路(80)に供給されて出
力S八Aから出力5r3Bが減算されてこれより減算出
力SDDが得られる。 この減算回路(80)の出力S T) Dは、そのまま
スイッチ回路(旧)の一方の入力端に供給されるととも
に極性反転回路(82)にて極性反転されてこのスイッ
チ回路(81)の他方の入力端に供給される。そして、
このスイッチ回1/3(81)には端子(72)よりの
ヘッド切換信号RI′I舖が分周器(83)によって1
/2分周された信号INVがスイッチ制御信号として供
給され、これによりこのスイッチ回路(81)が一方の
入力端と他方の入力端とに回転ヘッドの1回転毎に交互
に切り換えられる。 例えば、第5図は4倍速再生時のタイミングチャートを
示し、ヘッド切換信号1?PSW (同図A)に基づい
てスイッチ回路(71A)及び(71B )はノーマル
再生時と同様に切り換えられて同図C及びDに示すよう
なシーケンスでfx、I2.I3゜I4の周波数信号が
それぞれ得られる。このとき、再生パイロット信号は、
ヘッドHA、i(Bが第5図Jのように走査すれば、同
図Bのようなものとなる。 したがって、検波回路(79^)の出力SAAは同図E
のようになり、検波回路(79B)の出力SBBは同図
Fのようになり、減算回路(80)の出力SDDは同図
Gのようになる。よって、同図Hのような切換信号IN
Vによりスイッチ回路(81)が切り換えられることに
より、このスイッチ回路(81)からの信号SEEとし
て同図Iに示すように、4倍速時のテープスピードに応
じた周期の信号であって切換信号12FsWに対しテー
プ走査位相に応じた信号が得られる。 同様にして、回転ヘッドHA、HBは、可変速再生時は
、テープスピードに応じた本数のトラックを横切って走
査するものであるから、スイッチ回路(81)の出力S
EEとして、すべてのテープスピードの状態において、
そのテープスピードに応じた周期の信号であって切換信
号RFS―に対してテープ走査位相に応じた信号が得ら
れる。 こうして得られた回転ヘッドのテープ走査位相情報SE
Eはシュミット回路(84)にて矩形波に波形整形され
た後、前述の例と同様にしてヘッド切換信号RFS−と
位相比較され、その比較出力によりキャプスタンモータ
(50)が位相制御され、ノイズバーが固定するように
される。 G3テープ走査位相情+lJ検出−「段のさらに他の実
施例の説明 前述のテープスピード情+111検出手段の例は回転ヘ
ッドの相対速度が変化しても++f生パイロット信号を
S/N良く検出できるようにした場合であるが、回転ヘ
ッドの相対速度をテープスピードが変わっても一定であ
るようにするドラムサーボをかければ再生パイロット信
号周δU数を電圧に変換して取り出してパイロット信号
の検出ができる。 第7図はその回転ヘッドの相対速度一定のドラムスピー
ドサーボループの一例で、P[、■、回1洛(69)よ
りの3711fH±Δ(可変速再生時の周波数変動分含
む)のマスターフしドックMCKが分周回路(91)を
介して周波数検出回路(92)に供給されて、周波数に
応じた電圧が111られ、これがドラムスピードサーボ
回路(93)に供給され、周波数検出回路(92)で検
出される周波数が一定となるように、すなわち、回転ヘ
ッドの相対速度が一定となるように、サーボがかがる。 このドラムスピードサーボががけられた状態においては
再生パイロット信号周波数は可変速再生時にも変わらな
いので、次のようにして、周波数rt /f3の再生パ
イロット信号の検出信号と、周波数f 2 / f 4
の再生パイロット信号の検出信号との、2相の検出信号
が得られる。 すなわち、第8図はその検出系の一例で、バンドパスフ
ィルタ(101)にて抽出した再生パイロット信号はア
ンプ(102)を通じて周波数f2とf、の成分を減衰
させるトラップ回路(103A)に供給され、これより
周波数f1又はf3の再生パイロット信号を得、これが
周波数電圧変換回路(104A)に供給されて、周波数
に対応した電圧とされる。この場合、例えば周波数f1
に対して高いレベル1周波数f3に対して低いレベルの
電圧が周波数電圧変換回路(104A)より得られるよ
うにその変換特性が定められる。この周波数電圧変換回
路(104^)の出力は整流回路(105A)を介して
シュミット回路(106八)に供給されて矩形波5CA
(例えば第9図C参照)に波形整形される。 同様に、アンプ(102)を通じた再生パイロット信号
が周波数f1とf3の成分を減衰させるトラップ回路(
103B)に供給され、これより周波数f2又はr4の
再生バイロフト信号が得られ、これが周波数電圧変換回
路(104B)に供給されて周波数に対応した電圧とさ
れる。この場合、例えば周波数f2に対して高いレベル
、周波数f4に対して低いレベルの電圧がこの周波数電
圧変換回路(104B)より得られるようにその変換特
性が定められている。この周波数電圧変換回路(104
B)の出力は整流回路(105B)を介してシュミット
回路(106B)に供給され矩形波SCB (例えば第
9図C参照)に波形整形される。 こうしてシュミット回路(106八)の出力には周波数
f 1 / f aの再生パイcト、 l−信号の検出
信号が得られ、シュミット回路(]06B)の出力には
周波数f 2 / f 4の再生パイロット信号の検出
信号が得られる。 これらシュミット回路(106A)及び(106B)の
検出信号はスイッチ回路(107)の一方及び他方の入
力端に供給され、このスイッチ回路(107)がヘッド
切換信号RFSW (第9図A)により切り換えられる
。このスイッチ回路(107)の出方5cc(例えば第
9図り参照)はそのままスイッチ回路(10B)の一方
の入力端に供給されるとともにインバータ(109)を
介して他方の入力端に供給される。そして、ヘッド切換
信号RFSWが分周器(110)で1/2分周され、そ
の分周出力INV(第9図F)によって、このスイッチ
回路(108)が切り換えられ、このスイッチ回路(1
08)よりテープスピードに応じた周期で、がっ、ヘッ
ド切換信号RFSHに対してテープ走査位相情報となる
出力信号SCD (例えば第9図C参照)が得られ、こ
れがアンプ(111)を通じて出力端(112)に導出
される。 この出力端(112)に導出された信号SCDを、3日 前述の例と同様にヘッド切換信1.J]汗SWと位相比
較して、両者の位相差が一定となるようにキャプスタン
モータを制御することにより再生画面一にでノイズバー
が固定される。そして、一定とする両者の位相差を変え
ることにより画面」−のノイズバーの位置を変えること
ができる。 H発明の効果 この発明によれば、従来のように再生パイロット信号に
応じて基準のパイロット信号のシーケンス切換順序を変
える必要はなく、當にヘッド切換信号に同期して切換え
ればよいので、ソフトウェアの負担を大幅に軽減できる
。 また、固定されたノイズバーの位置も、ヘッド切換信号
と回転ヘッドのテープ走査位相情報との位相差を変える
だけで容易に可変でき、より画面上のじゃまにならない
位置にノイズバーを移動させることが簡単にできるもの
である。
第1図はこの発明装置の要部の一例のブロック図、第2
図及び第3図はその動作説明に供する図、第4図はこの
発明装置の要部の他の例のブロック図、第5図及び第6
図はこの第4図例の説明のための図、第7図〜第9図は
この発明装置のさらに他の例を説明するための図、第1
0図は記録トラックパターンの一例を示す図、第11図
はトラッキング制御装置の一例を示すブロック図、第1
2図は第11図例の説明のためのタイミングチャートで
ある。 (21) (21’)及び(77) (101)は
ヘッド再生出力よりパイロット信号を抽出するためのバ
ンドパスフィルタ、HA、HBは回転ヘッド、(50)
はキャプスタンモータである。
図及び第3図はその動作説明に供する図、第4図はこの
発明装置の要部の他の例のブロック図、第5図及び第6
図はこの第4図例の説明のための図、第7図〜第9図は
この発明装置のさらに他の例を説明するための図、第1
0図は記録トラックパターンの一例を示す図、第11図
はトラッキング制御装置の一例を示すブロック図、第1
2図は第11図例の説明のためのタイミングチャートで
ある。 (21) (21’)及び(77) (101)は
ヘッド再生出力よりパイロット信号を抽出するためのバ
ンドパスフィルタ、HA、HBは回転ヘッド、(50)
はキャプスタンモータである。
Claims (1)
- アジマス角の異なる複数の回転ヘッドによって順次1本
ずつの斜めのトラックとして情報信号が記録されるとと
もに、上記情報信号とは周波数分離できる状態で上記回
転ヘッドによって周波数の異なる複数のパイロット信号
が上記トラックに1トラック当たり1つの周波数のパイ
ロット信号が割り当てられて循環的に記録された記録媒
体からの再生にあたって、再生用回転ヘッドの出力から
分離された再生パイロット信号のレベル又は周波数を検
出することにより上記再生用回転ヘッドの記録トラック
パターンに対する走査位相を判断する手段が設けられ、
高速再生時、上記手段により判断された位相を上記複数
の回転ヘッドの切換信号に位相同期させるように上記記
録媒体の送り用のモータを制御するようにした再生装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274177A JPS62134848A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60274177A JPS62134848A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62134848A true JPS62134848A (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=17538105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60274177A Pending JPS62134848A (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | 再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62134848A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60130277A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-11 | Canon Inc | 映像信号再生装置 |
JPS60182038A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-17 | Toshiba Corp | 磁気記録再生装置 |
JPS62125561A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-06 | Sharp Corp | ビデオテ−プレコ−ダ |
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1985
- 1985-12-05 JP JP60274177A patent/JPS62134848A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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