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JPS62106642A - ウェハリングの供給・返送方法 - Google Patents

ウェハリングの供給・返送方法

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Publication number
JPS62106642A
JPS62106642A JP24626385A JP24626385A JPS62106642A JP S62106642 A JPS62106642 A JP S62106642A JP 24626385 A JP24626385 A JP 24626385A JP 24626385 A JP24626385 A JP 24626385A JP S62106642 A JPS62106642 A JP S62106642A
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JP
Japan
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wafer ring
wafer
cassette
storage section
ring
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JP24626385A
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JPH0543184B2 (ja
Inventor
Hisaya Suzuki
鈴木 久彌
Makoto Arie
誠 有江
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Seiki Co Ltd filed Critical Toshiba Seiki Co Ltd
Priority to JP24626385A priority Critical patent/JPS62106642A/ja
Publication of JPS62106642A publication Critical patent/JPS62106642A/ja
Publication of JPH0543184B2 publication Critical patent/JPH0543184B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、IC,LSI等の半導体素子群が貼着される
ウェハリングの供給・返送方法および装置に関する。
[従来の技術] 従来、半導体素子群が貼着されるウェハリングを、収納
位置と半導体素子の摘出位置との間で供給φ返送を行な
う装置としては、例えば特開昭60−54500号公報
に記載されるものがある。この装置は、半導体素子群が
貼着されたウニへリングを収納するための複数段の収納
部を一定のピッチを介して備えてなるウェハリングカセ
ットと、ウェハリングカセットの収納部に収納されてい
るウェハリングを1個ずつカセット外の4−1体素子の
摘出位置に向けて供給するとともに、ナ導体素子の摘出
された後の上記ウニlXリングをウニlXリングカセッ
トの空になっている収納部に返送する移送手段とを備え
てなる。ここでカセットに収納される各ウェハリングは
、h面を貼着面とした粘着シートを備えている。4−導
体素子群は、該粘着シートの貼着面上に一定の整列状態
で貼着され、ざらにウェハリングは、この状態でカセッ
トの各収納部に収納されることとなる。一方、半導体素
7の摘出位置に供給されるウェハリングは、整列状態の
各半導体素子間に十分な間隔が形成されるよう粘着シー
トの引伸ばしが行なわれる。粘着シートの引伸ばしは、
該シートの下面をリング支持フレーム上に支持し、この
状態でシートの周部を下方に押下げるようにして行なわ
れる。この結果、シートは周方向に引伸ばされ、各半導
体素子間に十分な間隔が形成され、隣接する半導体素子
に影響を与えることなく、スムーズに各素子の摘出作業
を行なうことができる。L記のようにして5半導体素子
の嫡出が行なわれた使用済ウニlXリングは、該ウェハ
リングを取出した空の収納部に返却される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来、使用済ウェハリングを空の収納部
へ返却する際、次のような問題があった。
すなわち、従来、第6図に示すようにウェハリング10
は、ウェハリングカセット11の各収納部12に収納さ
れてなり、摘出位置に対するウェハリング10の供給お
よび返却は、下方の貌納部】2から上方の収納部12に
向けて順番に行なわれた。この際、使用済ウェハリング
IOAに保持されてなる粘着シート13は、摘出作業を
行なうに際して上方に引伸ばされる。このため、第6図
に示すように該使用済ウェハリングIOAを収納部12
に返却する際、L方に引伸ばされ、たるんだ状態の粘着
シート13の貼着面が隣接するL方のウェハリング10
にF、!2りつ〈不具合が生じ、ウニへリングの供給・
返送作業に支障をもたらすものとされた。
本発明は、使用済ウェハリングのたるみを生じたシート
が、カセット内の上段側に隣接する未使用のウェハリン
グに貼着することを防止し、ウェハリングカセットに対
するウェハリングの供給・返送動作を円滑にすることを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために9本願の第1発明に係るウェ
ハリングの供給・返送方法は、ウニlXリングの収納時
には、ウェハリングカセットの最五段位置の少なくとも
1つの収納部を空状態に保ち、ウェハリングの供給時に
は、ウェハリングカセットの下段側の収納部から順次未
使用ウェハリングを供給し、ウェハリングの返送時には
、返送されるべき使用済ウェハリングが未使用時に収納
されていた収納部より下段側の収納部に、該ウェハリン
グを返送することとしている。
また、本願の第2発明に係るウェハリングの供給・返送
装置は、ウェハリングカセットの最下段側の収納部が、
半導体素子群が貼着された未使用ウェハリングは収納す
ることなく、摘出位置で半導体素子を摘出した後の使用
済ウニl−リングのみを収納可能とするとともに、昇降
装置はウェハリングの供給時には、ウェハリングカセッ
トの下段側の収納部から順次未使用ウェハリングを供給
し、ウェハリングの返送時には、返送されるべき使用済
ウェハリングが未使用時に収納されていた収納部より下
段側の収納部に、該ウェハリングを返送するように昇降
動作されることとしている。
[作用] 本願の各発明によれば、使用済ウェハリングは、常に、
カセット内の上段側に隣接することとなる未使用ウェハ
リングとの間に、1段以上の空収納部を介装させる状態
で返却されることとなる。したがって、使用済ウェハリ
ングと未使用ウェハリングの間に十分な空隙を確保し、
使用済ウェハリングのたるみを生じたシートが、カセッ
ト内の上段側に隣接する未使用のウェハリングに貼着す
ることを防止し、ウェハリングカセットに対するウェハ
リングの供給−返送動作を円滑にすることが可能となる
し実施例〕 以下、本願発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るウェハリングの供給返
送装置を示す一部破断の正面図、第2図は開平面図、第
3図は第1図の■−m線に沿う矢視図、第4図(A)お
よび第4図CB)はカセットリングに収納される各ウェ
ハリングの供給および返却状態を示す正面図、第5図は
ウェハリングの供給および返却過程を示す流れ図である
ウェハリングの供給や返送装置20は、上下方向(Z方
向)に昇降させるウェハリングカセット21を備えてな
る。ウェハリングカセット21は、上下方向(Z方向)
に複数段の収納部22を所定ピッチで備えてなり、各収
納部22には粘着シート23を保持するウェハリング2
4がそれぞれ収納可使とされる。すなわち、各収納部2
2には、ウェハリング24のY方向における各端部を保
持可能とする凹溝25が形成される。各収納部22に対
するウェハリング24の収納は、カセット21の収納口
26側から行なわれ、ウェハリング24の各端部を凹溝
25に挿入する状態で行なわれる。
ウェハリングカセット21のZ方向における昇降は、昇
降装置27の駆動により行なわれる。すなわち、昇降装
置27は、矢示A方向に回転駆動されるねじ軸28を備
えてなり、該ねじ軸28は、ウェハリングカセット21
の側部に固着される軸支部29に螺合される。この結果
、ねじ軸28の矢示A方向の回転によりウェハリングカ
セット21の全体を昇降自在とすることができる。これ
により、該カセッ)21の昇降により複数段の収納部2
2のうち対応する収納部22をウェハリング供給位置3
0(第1図参照)の高さに位置決めすることが可能とな
る。
収納されるウェハリング24に保持される粘着シート2
3は、上面を貼着面としてなり、ウェハリング24に対
する該シート23の保持も、貼着面の周部をリング24
の下面に貼着する状態で行なわれる。粘着シート23の
貼着面の中心には、半導体素子群31が貼着される。半
導体素子群31は、ICのチップとして用いられる各半
導体素子32をXY方向に整列して構成される。
ウェハリングカセット21の収納口26側のX方向対向
位置には、半導体素子の摘出装置33が配設されてなる
。半導体素子の摘出装置33とト記ウェハリングカセッ
ト21との間には、ウェハリング24の移送手段34が
配設される。移送手段34は、ウェハリングカセット2
1の収納部22に収納されているウェハリング24を1
個ずつカセット21外の半導体素子32の摘出装置33
に向けて供給するとともに、半導体素子33の摘出され
た後の使用済ウェハリング24(以下、単に使用済ウェ
ハリングと称す)をウエハリング力セツ)21の空にな
っている収納部22に返送可能としている。移送手段3
4は、不図示の駆動手段により矢示X方向に移動可能と
されるスライダ35を備えてなる。すなわち、スライダ
35は、ウェハリングカセット21と摘出装置33の間
に配設されるガイドロッド36に沿って矢示X方向に移
動可能とされる。スライダ35にはそれぞれ矢示B方向
に開閉駆動される各保持爪37Aおよび37Bが備えら
れ、これら閉駆動される各保持爪37A、37Bの間で
ウェハリング24の端部を保持可能としている。ウェハ
リング24の摘出装置33へ向けての供給は、まずスラ
イダ35を第1図2点鎖線に示す左方の移動端にスライ
ド移動し、さらに保持爪37Aおよび37Bを開状態と
する。この結果、ウェハリングカセット21のウェハリ
ング供給位置30と開状態とされる各保持爪37Aと3
7Bの間がX方向に対向位置することとなる。さらにこ
の状態でウェハリング供給位置30に位置決めされる未
使用ウェハリング24(半導体素子群31が貼着された
ウェハリング)が各保持爪37Aと37Bの間に供給さ
れる。該未使用ウェハリング24の供給は、ウエハリン
グ力セッ]・21の開口部38側に配設されるシリンダ
装置39の駆動により行なわれる。このシリンダ装置3
9は、矢示X方向に駆動されるブツシュロッド40を備
えてなる。ブツシュロッド40は、矢示X方向に駆動す
ることでウェハリング供給位置30に位置決めされるウ
ェハリング24を各保持爪37Aと37Bの間に矢示C
方向に押出し、供給することができる。各保持爪37A
と37Bの間にウニ/ベリング24が押出されると、次
いで各保持爪37A、37Bが閉方向に駆動される。こ
れにより、各保持爪37A、37Bによりウェハリング
24の端部が保持されることとなる。
ウェハリング24が各保持爪37A、37Bに保持され
るとスライダ35が第1図の右方に駆動される。これに
より、ウェハリング24は、半導体素子の摘着装置33
に向けて移送される。この際、該ウェハリング24は、
Y方向における両端部を一対のガイドレール4LA、4
1Bに案内される状態で移送され、該ガイドレール41
A、41Bは、ウェハリングカセット21と摘出装置3
3の間に配設される。スライダ35の駆動により第1図
の右方に移送されるウェハリング24は、半導体素子の
摘出装置33に停留し、位置決めされる。
半導体素子の摘出装置33は、平面XY方向に駆動され
るXYテーブル42を備えてなり、さらに該テーブル4
2北には、支持フレーム43が固看される。支持フレー
ム43には、支持リング44が備えられ、該支持リング
44上には移送される未使用ウェハリング24が支持可
能とされる。支持リング44は、ウェハリング24より
も小さな環状体とされ、移送されるウェハリング24は
中心が支持リング44の中心位置45(第1図参照)に
達した状態で解放される。ウェハリング24の解放は、
保持爪37A、37Bを開方向に駆動することにより行
なわれ、さらにウェハリング24を解放した保持爪37
A、37Bは、スライダ35の駆動により第1図の実線
で示すように右方の移動端に位置決めされる。
支持リング44上に解放されたウェハリング24は、粘
着シート23の裏面が支持リング44の支持面46に接
する状態で支持されることとなる。支持リング44の上
方位置には、上下方向(Z方向)に駆動可能とされるチ
ャックリング47が配設される。チャックリング47は
、支持リング44上にウェハリング24が解放された状
態で下降駆動し、支持リング44−J−のウェハリング
24を下方に押下げるようにしている。これにより、ウ
ェハリング24は、第1図に示すようにチャックリング
47と支持リング44の間でチャックされる状態となり
、さらにウェハリング24を被着する粘着シート23は
、下方に引伸ばされることとなる。この結果、粘着シー
ト23は、周方向(D方向)に引伸ばされることとなり
、したがって、シート23の貼着面に貼着され、整列さ
れる半導体素子32間に一定の間隔が形成されることと
なる。
支持リング44上でXY方向に整列される各半導体素子
32は、XYテーブル42のX方向またはY方向のピッ
チ駆動により半導体素子の摘出位置48に順次位置決め
することができる。摘出位置48の上方側には、吸着ノ
ズル49が配設され、該吸着ノズル49は、揺動アーム
50の先端部に取着されてなる。一方、摘出位置48の
下方側で支持リング44に支持される粘着シート23の
裏面側には、ニードル51が配設される。ニードル51
は、矢示Z方向に駆動され、これにより摘出位置48に
位置決めされる半導体素子3zを粘着シート23の裏面
側より突き上げ可能としている。ニードル51により突
き上げられる半導体素子32は、貼着面より剥離される
状態となり、これとともに吸着ノズル49が下降駆動さ
れることとなる。これにより、摘出位置48に位置され
る半導体素子32が吸着ノズル49に吸着し、摘出され
ることとなり、これとともに吸着ノズル49は再び上方
に駆動される。吸着ノズル49に保持される半導体素子
32は揺動アーム50の揺動により不図示のマウント蔵
置に移送されることとなる。移送を完了した吸着ノズル
49は、揺動アーム50の揺動により、再び摘出位置4
8に位置決めされることとなる。
」二足のようにして摘出位置48に位置決めされる半導
体素子32が摘出されると、摘出位置4Bには、XYテ
ーブル42のピッチ駆動を介して次に摘出される半導体
素子32が位置決めされることとなる。このようにして
、整列5れる半導体素子32が吸着ノズル49により順
次摘出されることとなり、さらに整列される全半導体素
子32の摘出を完了したウェハリング24は、使用・済
ウェハリングとして再びウェハリングカセット21に返
送される。
使用済ウェハリング24の返送は、まず各保持爪37A
、37Bを開状態とし、この状態でスライダ35を第1
図の左方に移動させて行なわれる。移動される2つの保
持爪37Aと37Bの間に使用済ウェハリング24の端
部が位置されると各保持爪37A、37Bは閉方向に駆
動される。
この結果、各保持爪37A、37Bにより使用済ウェハ
リング24が保持されることとなり、この状態でスライ
ダ35を第1図の左方に移動することで該ウェハリング
24は、ウェハリングカセット21に向けて移送される
こととなる。この際、使用済ウェハリング24は、未使
用ウニ/’%リングのときと同様にガイドレール41A
、41Bに案内される状態で移送される。
使用済ウェハリング24がウェハリング6 e −/)
21に向けて移送される段階では、該カゼット21のウ
ェハリング供給位置30には昇降装置27の昇降動作に
より、対応する空の収納部22が位置決めされる。この
結果、第1図の左方に移送される使用済ウェハリング2
4は、該供給位置30に位置決めされる収納部22内に
移送される。移送される使用済ウニへリング24は各保
持爪37A、37Bの開方向の駆動により収納部22内
に解放され、これにより該ウェハリング24は収納部2
2内に収納されることとなる。
このようにして、1つのウェハリング24の供給・返送
が完了されると、昇降装置27の昇降動作によりウェハ
リングカ辷ツ1−21が昇降される。よって供給位置3
0には次に供給される未使用のウェハリング24が位置
決めされ、該ウェハリング24の供給湯返送が上記のよ
うな一連の動作により行なわれる。このような、一連の
動作は、ウェハリングカセット21の各段に収納される
ウェハリングz4毎に順次繰り返される。収納される全
ウェハリング24が使用済ウェハリングとなる状態で各
収納部22には使用済ウェハリング24に換えて新たに
未使用ウェハリング24が供給される。
しかして、ウェハリングカセット21の各段に収納され
る未使用ウェハリング24の摘出装置33に対する供給
・返送は、下段側の収納部22に収納される未使用ウェ
ハリング24から上段側の収納部22に収納される未使
用ウェハリング24へと順番に行なわれる。この際、第
4図に示すようにウェハリングカセット21の最下段位
この収納部22Aは、予め空状態に保たれる。したがっ
て、未使用ウェハリング24の供給・返送は、まず第4
図(A)に示す最下段より1つ」一方の収納部22Bに
収納される未使用ウェハリングから1mに行なわれる。
このため、まず最初に収納部22Bが供給位置30に位
:d決めされるように昇降装置27によりウェハリング
カセット21がシL降移動される。このようにして、収
納部22Bか供給位置に位置決めされると該収納部22
B内のウェハリング24が摘出装置33に対して供給さ
れる(第5図■)。次にウェハリングカセット21が昇
降装置27の駆動により1段上昇移動され(第5図■)
、これにより最下段の空の収納部22Aが供給位置30
に位置決めされることとなる。摘出装置33に供給され
るウェハリング24は、吸着ノズル49により順次半導
体素子32の摘出が行なわれ、摘出作業が完了すると(
第5図(3))、、Jウェハリング24は、使用済ウェ
ハリングとしてカセッ)21へ返送される。これにより
、該使用済ウェハリング24は、供給位置30に位置決
めされる空の収納部22Aに収納されることとなる(第
5図■)、この時、収納部22Aに収納し、返却される
使用済ウェハリング24には、第4図(B)に示すよう
に周方向に引き伸ばされ、上方にたるんだ状態の粘着シ
ート23が保持されることとなる。次に、ウェハリング
カセット21が昇降装置27の駆動により2段下降移動
され(第5図■)、これにより、下から3段目の収納部
22Cが供給位置30に位置決めされることとなる。こ
の状態で位置決めされる収納部22C内の未使用ウェハ
リング24が摘出装置30に対して供給される(第5図
■′)0次にウェハリングカセット21が昇降装置27
の駆動により1段上昇移動され(第5図■′)、これに
より下から2段目の収納部22Bが供給位置30に位置
決めされることとなる。摘出装置33に供給される収納
部22Cに収納されていたウェハリング24は上記の場
合と同様に半導体素子32の摘出が行なわれる。摘出作
業が完了すると(第5図■′)、該ウェハリング24は
、カセッ)21へ返送される。これにより、該使用済ウ
ェハリング24は、供給位置30に位置決めされる収納
部22Bに収納されることとなる(第5図■′)。
この際、収納部22Aに収納されるウェハリング24の
粘着シート23は、経時変化により縮む状態となり、該
シート23の貼着面が収納部22B内に収納されるウェ
ハリング24に貼着することが防止可能となる。次にウ
ェハリングカセット21が昇降装置27の駆動により2
段下降移動され(第5図■′)、これにより下から4段
目の収納部22Dが供給位置30に位置決めされること
となる。よって該収納部22D内の未使用ウェハリング
24が上記のような順序で供給・返送されることとなる
このような動作を流れ図(第5図)に示すように鰻り返
すことで下段の収納部22から上方の収納部22に収納
されるウェハリング24の供給・返送が順次行なわれる
こととなる。この際、カセット21内に収納される使用
済ウェハリング24とこれに隣接する上段側の未使用ウ
ェハリング24との間に、常時1段の空隙が形成される
こととなる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例によれば、使用済ウェハリング24は、常に
、カセット21内の上段側に隣接することとなる未使用
のウェハリング24との間に、1段の空収納部22を介
装させる状態で返却されることとなる。したがって、使
用済ウェハリング24と未使用ウェハリング24の間に
十分な空隙を確保し、使用済ウェハリング24のたるみ
が生じたシート23の貼着面が、カセット21内の上段
側に隣接する未使用のウェハリング24に貼着すること
を防止し、ウェハリングカセット21に対するウェハリ
ング24の供給・返送動作を円滑にすることができる。
[発明の効果] 以上のように、本願の第1発明に係るウェハリングの供
給・返送方法は、ウェハリングの収納時には、ウェハリ
ングカセットの最下段位置の少なくとも1つの収納部を
空状態に保ち、ウェハリングの供給時には、ウェハリン
グカセットの下段側の収納部から順次未使用ウェハリン
グを供給し、ウェハリングの返送時には、返送されるべ
き使用済ウェハリングが未使用蒔に収納されていた収納
部より下段側の収納部に、該ウェハリングを返送するこ
ととしている。
また、木順の第2発明に係るウエハリングの供給・返送
装置は、ウエハリングカセットの最下段側の収納部が、
半導体素子群が貼着された未使用ウエハリングは収納す
ることなく、摘出位置で半導体素子を摘出した後の使用
済ウエハリングのみを収納可能とするとともに、昇降装
置はウエ/\リングの供給時には、ウエハリングカセッ
トの下段側の収納部から順次未使用ウエハリングを供給
し、ウエハリングの返送時には、返送されるべき使用済
ウエハリングが未使用時に収納されていた収納部より下
段側の収納部に、該ウェハリフグを返送するように昇降
動作されることとしている. これにより、使用済ウエハリングのたるみを生じたシー
トが、カセット内の上段側に隣接する未使用のウエハリ
フグに貼着することを防止し、ウエハリングカセットに
対するウエハリングの供給脅返送動作を円滑にすること
ができるという効果がある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るウエハリングの供給返
送装置を示す一部破断の正面図、第2図は同平面図、第
3図は第1図の■一■線に沿う矢視図、第4図(A)お
よび第4図(B)はカセットリングに収納される各ウエ
ハリングの供給および返却状態を示す正面図、第5図は
ウエハリングの供給および返却過程を示す流れ図、第6
図は従来例に係り、カセットリングに収納される各ウエ
ハリングの供給および返却状態を示す状態を正面図であ
る。 20・・・ウエハリングの供給・返送装置、21・・・
ウエハリングカセット、22・・・収納部,27・・・
昇降装置、3l・・・半導体素子群、32・・・半導体
素子、33・・・半導体素子の摘出装置、34・・・移
送手段.代理人  弁理士  塩 川 修 治 第 3 回 第4回(B) 第 5 図 第 6 図 IC)A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウェハリングカセットに備えられている複数段の
    収納部のそれぞれに、半導体素子群が貼着されたウェハ
    リングを収納した後、ウェハリングカセットに収納され
    た未使用ウェハリングを1個ずつカセット外の半導体素
    子の摘出位置に向けて供給する供給動作と、半導体素子
    群の摘出された後の使用済ウェハリングをウェハリング
    カセットの空になっている収納部に返送する返送動作と
    を各ウェハリング毎に繰り返すウェハリングの供給・返
    送方法において、ウェハリングの収納時には、ウェハリ
    ングカセットの最下段位置の少なくとも1つの収納部を
    空状態に保ち、ウェハリングの供給時には、ウェハリン
    グカセットの下段側の収納部から順次未使用ウェハリン
    グを供給し、ウェハリングの返送時には、返送されるべ
    き使用済ウェハリングが未使用時に収納されていた収納
    部より下段側の収納部に、該ウェハリングを返送するこ
    とを特徴とするウェハリングの供給・返送方法。
  2. (2)半導体素子群が貼着されたウェハリングを収納す
    るための複数段の収納部を一定のピッチを介して備えて
    なるウェハリングカセットと、ウェハリングカセットを
    昇降させる昇降装置と、ウェハリングカセットの収納部
    に収納されているウェハリングを1個ずつカセット外の
    半導体素子の摘出位置に向けて供給するとともに、半導
    体素子の摘出された後の上記ウェハリングをウェハリン
    グカセットの空になっている収納部に返送する移送手段
    とを備えてなるウェハリングの供給・返送装置において
    、ウェハリングカセットの最下段側の収納部が、半導体
    素子群が貼着された未使用ウェハリングは収納すること
    なく、摘出位置で半導体素子を摘出した後の使用済ウェ
    ハリングのみを収納可能とするとともに、昇降装置はウ
    ェハリングの供給時には、ウェハリングカセットの下段
    側の収納部から順次未使用ウェハリングを供給し、ウエ
    ハリングの返送時には、返送されるべき使用済ウェハリ
    ングが未使用時に収納されていた収納部より下段側の収
    納部に、該ウェハリングを返送するように昇降動作され
    るものであることを特徴とするウェハリングの供給・返
    送装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR20180021492A (ko) * 2016-08-22 2018-03-05 세메스 주식회사 웨이퍼링 이송 장치

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