JPS619791A

JPS619791A - 電子キヤツシユレジスタ

Info

Publication number: JPS619791A
Application number: JP13054384A
Authority: JP
Inventors: 直樹伊藤
Original assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Tokyo Sanyo Electric Co Ltd; Toshiba TEC Corp
Priority date: 1984-06-25
Filing date: 1984-06-25
Publication date: 1986-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、現金収納用のドロワーと現金以外の伝票等を
収納するドロワーとの２個以上のドロワーを有した電子
キャッシュレジスタに関する。

［発明の技術的背景とその問題点］一般に電子キャッシュレジスタにて商品の販売登録を行
なう場合、キャッシャーは客が購入した商品の販売金額
、販売点数１部門コード等の販売データを商品毎にキー
ボードに設けられた置数キー、部門キー等にてキー入力
する。そして１人の客の購入した全商品の販売データの
入力が済み預７／現計キーを押すと、合計金額が表示部
に表示されレシートに印字出力されると同時に、現金を
収納したドロワーが開放される。そしてキャッシャーは
表示部に表示された合計金額に基づいて客との間で現金
の授受を行なう。

またクレジツ１へカードの普及に伴い、電子キャッシュ
レジスタにおいても、従来の現金による販売登録のみな
らずクレジットカードによる販売登録も多くなっている
。このように現金の授受を伴わない販売登録を行なうな
う場合、１人の客に販売した全商品の販売データのキー
入力が済むと、預／現計キーの代わりに掛売であるとを
示す掛計キーを押す。すると預／現計キーの場合と同様
に合計金額が表示部に表示されレジ−１−に印字出力さ
れると共にドロワーが開く。キャッシャーは表承部に表
示された金額に基づいて伝票を作成し、その伝票の控え
をドロワーに収納する。

しかながら、このような電子キャッシュレジスタにあっ
ては、次のような問題があった。すなわち、一般に防犯
上の観点から又は不正防止上の観点から現金が収納され
たドロワーは、実際に現金の出入れを行なう場合以外に
開かれることを極力制限される必要がある。しかし上述
の電子キャッシュレジスタにおいては、現金取引を示す
預／現計キーを押しても、又は現金授受を伴わない伝票
等による取引を示す掛計キーを押しても現金が収納され
たドロワーが開放される。しかって防犯上又は不正防止
上非常に危険である。

なお、ドロワーを２個設けた電子キャッシュレジスタが
提案されているが、この提案の目的は、１台の電子キャ
ッシュレジスタを２人のキャッシャーが使用する場合、
各キャッシャーに各ドロワーをそれぞれ専用に使用させ
、各キャッシャー毎の売上金額等を管理することである
。したがって、現金取引と伝票取引との違い等によって
各ドロワーの開閉制御がなされないので、前述した問題
点は解消されない。

［発明の目的］本発明はこのような事情に基づいてなされたものであり
、その目的とするところは、ドロワーを２個以上設け、
押されたキーの種類によって開放するドロワーを選択す
ることによって、犯罪や不正の発生を抑制できる電子キ
ャッシュレジスタを提供することにある。

［発明の概要］本発明の電子キャッシュレジスタは、現金合計キーを含
む現金取引用キーのキー入力操作に応動して開放される
現金収納用の第１のドロワーと、掛売合計キーを含む現
金取引以外の取引用キーのキー入力操作に応動して開放
される現金を収納しない１個以上の第２のドロワーとを
設けたものである。

［発明の実施例］以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は実施例の電子キャッシュレジスタを示す斜視図
であり、この電子キャッシュレジスタ（以下レジスタと
略記する）は、図示するように筺体１の前面にキーボー
ド２が設けられており、筺体１の上部には販売商品の部
門コード、販売金額１合計金額等を電光表示する表示部
３が設けられており、中間部および下部にそれぞれ伝票
発行口４、現金が収納され現金取引したときに使用する
第１のドロワー５、伝票等が収納され現金取引以外の掛
売したときに使用する第２のドロワー６が設けられてい
る。さらに、筺体１の上面には前記表示部３とほぼ同一
構成の客用の表示部７が取付けられている。

前記キーボード２には、第２図に示するように、販売商
品の販売金額、販売点数等を置数するための置数キー８
．商品の分類を示す部門キー９．小計キー１０．現金取
引時に１人の客に対する合計金額を算出するための預／
現計キー（現金合計キー＞１１、現金以外の掛売時に１
人の客に対する合計金額を算出する掛計キー１２（掛売
合計キー）等の販売登録用キーの他に、第１のドロワー
５への現金の出入れに関する入金キー１３．支払キー１
４、両替キー１５、および現金に関係しない伝票計キー
１６．チェックキー１７、および鍵にて操作するコント
ロールキー１８等が設けられている。

前記コントロールキー１８は電源のオン・オフ制御を行
なうと共に、［登録］、［精算］等の各業務を中央処理
装置に指令して実行させるための制御スイッチである。

なお、［登録コとは現金光又はクレジットカード等の掛
売によって販売した商品の部門コード、販売金額、販売
個数等を記憶部に記憶させ、かつ合計金額等の計算を行
ない、その結果をレシートに印字出力させる業務である
。

また、［精算］とは１日の業務終了時に記憶部に登録さ
れた売上合計金額等を印字出力する業務である。

第３図は、レジスタのブロック構成図である。

ｃｐｕ　＜中央処理装置）１９は、演算回路等を内蔵し
、キーボード２からの入力情報に基づいて各種の演算処
理を行なうと共に、アドレスバス２０゜データバス２１
．制御線２２を介して前記各業務のプログラム等の固定
データを記憶するＲＯＭ２３と、キー入力された各商品
の販売金額等の販売データ等を記憶するＲＡＭ２４とを
動作させる。

また、第１のドロワー５および第２のドロワー６を開閉
制御するドロワー制御回路２５．キーボード２からのキ
ー信号が入力される・、キーボード入力回路２６．コン
トロールキー１８からの指令信号が入力されるコントロ
ールキー入力回路２７９表示部３，７へ表示信号を送出
する表示制御回路２８、レシートへ印字出力するドツト
プリンタ２９のプリンタ制御回路３０がそれぞれテ゛−
タバス２１、制御１１線２２を介してＣＰＵ１９に接続
されている。

第４図は前記ドロワー制御回路２５の概略構成を示すも
のであり、データバス２１．制御ｌ線２２に出力ポート
３１が接続されている。この出力ポート３１の出力端子
Ｄ１．Ｄ２から出力される出力信号はそれぞれ抵抗３２
．３３を介してトランジスタ３４．３５のベースへ入力
される。各トランジスタ３４，３５の各コレクタは各リ
レー３６゜３７を介して十Ｖｃのリレー駆動電源に接続
されている。また各エミッタは接地されている。そして
上記各リレー３６．３７に第１のドロワー６および第２
のドロワー７の各フック機構３８．３９が連結されてい
る。したがって出カポ−１〜３１の各出力端子Ｄ１．Ｄ
２の出力信号レベルがＨレベルになると、各トランジス
タ３４　、、３５が導通し、各リレー３６．３７が動作
する。そして各フック機構３８．３９が解除されて第１
のドロワー６および第２のドロワー７がバネの復元力に
よって開放される。なお、各ドロワー５．６を閉じると
きはキャッシャーが手で閉操作する。

前記ＲＡＭ２４内には第５図に示すように、キーボード
２からキー入力された販売商品の販売データを例えば部
門コード別に集計する部門別登録ファイルＲＡ１に他に
、現金でなくて掛売したきの客数を累積゛するための領
域ＲＡ２および掛売上合計金額を累積するための掛売上
合計領域ＲＡ３゜同様に現金売りしたときの客数、現金
売上合計金額を累積する領域ＲＡ４および現金売上合計
領域ＲＡＳ、１人の客に販売した商品の合計金額を算出
するための合計金額領域ＲＡ６．１人の客に対して販売
登録中であることを示す登録中フラグ（Ｒ，ＦＬＡＧ）
を格納する領域ＲＡ７が形成されている。

しかして、コントロールキー１８にてこのレジスタの電
源が投入され業務モードが［登録］に設定されて販売登
録業務実施可能状態になった後、キーボード２からキー
ボード入力回路２６を介してキー信号が入力されると、
前記ＣＰＵ１９は、第６図の流れ図に示すように入力し
たキー信号の種類を判別してそれぞれに対応したキー入
力処理を実行するように構成されている。

第６図において入力したキー信号が部門キー９によるも
のであれば第７図の部門キー処理を実行する。第７図に
おいて部門キー９がキー入力されると、まず前述のコン
トロールキー１８が［登録コ業務モードに設定されてい
ることを確認したのちＲＡＭ２４の領域Ｒ，Ａ７の登録
中フラグが１に設定されているか否かを調へる。未設定
であれば１人の客に販売した最初の商品に対する販売デ
ータが入力されたと判断して登録中フラグを１に設定す
る。そして、この部門キー９入力操作前に置数キー８に
置数された販売金額をＲＡ　Ｍ　２４の部門別登録ファ
イルＲＡＩの該当部門コード領域に記憶された金額に加
算すると共に該当部門コードの売上げ点数を１だけ増加
する。部門別登録ファイルＲＡ１への登録が済むと、上
記販売金額を合計金額領域ＲＡ６の合計金額に加算する
。そして、販売金額１部門コード、販売点数を表示制御
回路２８を介して表示部３．７へ表示すると共に、プリ
ンタ制御回路３０を介してドツトプリンタ２９にてレシ
ートへ印字出力してこの部門キー処理を終了する。

第６図においてキー信号が預／現計キー１１のものであ
れば、１人の客に販売した全部の商品の販売データのキ
ー入力が終了し、この客は現金で代金を支払うと判断し
て第８図の預、／現計キー処理を実行する。第８図にお
いて前述と同様に業務モードが［登録］に設定されてい
ることの確認が終了すると、領域ＲＡ７の登録中フラグ
が１に設定されていることを再度確認の後、合計金額領
域ＲＡ６の合計金額を表示部３．７に５表示する。また
、この合計金額を現金売上合計領域ＲＡ５の現金売上合
計金額に加算し、領域ＲＡ４の客数に１を加算する。次
にドツトプリンタ２９にてレシートへ上記合計金額を印
字出力すると共に、ドロワー制御回路２５へ第１のドロ
ワー５の開放指令を送出する。すると第４図の出力ボー
ト３１の出力端子Ｄ１からＨレベルの出力信号が送出さ
れトランジスタ３４．リレー３６．フック機構３８が動
作して現金を収納した第１のドロワー５がバネの復元力
によって開放される。その後、合計金額領域ＲＡ、６の
合計金額および領域ＲＡ７の登録中フラグをせれぞれＯ
にクリアしてこの預／現計キー処理を終了する。

第６図においてキー信号が置針キー１２のものであれば
、１人の客に販売した全部の商品の販売データのキー入
力が終了し、この客はクレジットカード、伝票等の現金
以外の掛けで代金を支払うと判断して第９図の掛計キー
処理を実行する。第９図において第８図と同様に業務モ
ードが［登録］に設定されていること、および登録中フ
ラグが１に設定されていることを再度確認の後、合計金
額領域ＲＡ６の合計金額を表示部３．７に表示する。

また、この合計金額を掛売上合計領域ＲＡＳの掛売上合
計金額に加算し、領域ＲＡ２の客数に１を加算する。次
にドツトプリンタ２９にてレシートへ上記合計金額を印
字出力すると共に、ドロワー制御回路２５へ第２のドロ
ワー６の開放指令を送出する。すると出力ボート３１の
出力端子Ｄ２からＨレベルの出力信号が送出されトラン
ジスタ３５、リレー３７．フック機構３９が動作して現
金以外の伝票等を収納した第２のドロワー６がバネの復
元力によって開放される。その後、合計金額領域ＲＡ６
の合計金額および領域ＲＡ７の登録中フラグをそれぞれ
０にクリアしてこの掛目キー処理を終了する。

また第６図の流れ図において、部門キー９．類７′現δ
１キー１１　、１１・計キー１２以外の、第１のドロワ
ー５への現金の出入れに関する入金キー１３゜支払キー
１４９両替キー１５がキー入力された場合は第１のドロ
ワー５を開放し、一方現金に関係しない伝票計キー１６
．チェックキー１７がキー入力された場合は第２のドロ
ワー６を開放する。

このように構成されたレジスタであれば、現金取引を示
す預／現計キー１１を押すと現金を収納した第１のドロ
ワー５が開放され、現金の授受を伴なわない置針キー１
２を押すと第２のドロワー６が開放する。このように現
金を収納した第１のドロワー５は現金の出入れに必要な
ときのみしか開放されない。したがって、従来のレジス
タのように預７・′現計キー又は置針キーのいずれを押
しても現金が収納されたドロワーが開くことはないので
、犯罪や不正の発生を抑ｔ１ｊできる。

なお、本発明は上述した実施例に限定さけるものではな
い。実施例においては、現金を収納しない第２のドロワ
ーを１個のみ設けたが、伝票を専用に収納するドロワー
と小切手を収納するドロワーとを別々に設けて、それぞ
れ対応するキーのキー入力操作で開放されるようにして
もよい。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、現金を収納する第
１のドロワーと現金以外の伝票等を収納する１つ以上の
第２のドロワーとを設け、現金取引用キーのキー操作に
て第１のドロワーを開放させ、現金以外の取引用キーの
キー操作にて第２のドロワーを開放させている。したが
って実際に現金の出入れを行なうとき以外は現金を収納
した第１のドロワーは間かないので、犯罪や不正の発生
を抑制できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の電子キャッシュレジスタを示す
ものであり、第１図は斜視図、第２図はキーボードのキ
ー配置図、第３図はブロック構成図、第４図はドロワー
制御回路を示す回路図、第５図はＲＡＭの主なメモリを
示す図、第６図乃至第９図は動作を示す流れ図である。２・・・キーボード、３．７・・・表示部、５・・・第
１のドロワー、６・・・第２のドロワー、８・・・置数
キー、９・・・部門キー、１１・・・預／現計キー（現
金合計キー）、１２・・・置針キー（掛売合計キー）、
１８・・・コントロールキー、１９・・・ＣＰＵ、２４
・・・ＲＡ　Ｍ　。２５・・・ドロワー制御回路、ＲＡｌ・・・部門別登録
ファイル、ＲＡ３・・・掛売上合計領域、ＲＡ５・・・
現金売上合計領域、ＲＡ６・・・合計金額領域。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第４図第５図９ム第６図４．；　７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

キーボードに設けられた登録用のキーのキー入力操作に
よつて販売商品の販売データを記憶部に登録する電子キ
ャッシュレジスタにおいて、現金合計キーを含む現金取
引用キーのキー入力操作に応動して開放される現金収納
用の第１のドロワーと、掛売合計キーを含む現金取引以
外の取引用キーのキー入力操作に応動して開放される現
金を収納しない１個以上の第２のドロワーとを備えたこ
とを特徴とする電子キャッシユレジスタ。