JPS6160327A - 走行用油圧モ−タの油圧回路 - Google Patents
走行用油圧モ−タの油圧回路Info
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- JPS6160327A JPS6160327A JP59180716A JP18071684A JPS6160327A JP S6160327 A JPS6160327 A JP S6160327A JP 59180716 A JP59180716 A JP 59180716A JP 18071684 A JP18071684 A JP 18071684A JP S6160327 A JPS6160327 A JP S6160327A
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- JP
- Japan
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- valve
- oil
- make
- pipe
- motor
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、油圧により走行する車両における走行用油圧
モータの油圧回路に関する。
モータの油圧回路に関する。
一般に、油圧ショベルのような走行可能の作業機械にお
いては、その走行に油圧上−夕が用いられている。この
走行用油圧モータ(以下、走行モータという)の駆動回
路を図により説明する。
いては、その走行に油圧上−夕が用いられている。この
走行用油圧モータ(以下、走行モータという)の駆動回
路を図により説明する。
第2図は従来の走行モータ油圧回路の回路図である。画
で、IA、IBは作業機械に備えられている各種アクチ
ュエータを駆動する油圧ポンプ、2A、2Bは油圧ポン
プLA、1Bからの圧油の供給を各アクチュエータ毎に
制御するコントロールパルプの集合体である多連コント
ロールパルプ、3α、3bは多連コントロールパル7”
2A、2Bにおける走行用コントロールバルブである。
で、IA、IBは作業機械に備えられている各種アクチ
ュエータを駆動する油圧ポンプ、2A、2Bは油圧ポン
プLA、1Bからの圧油の供給を各アクチュエータ毎に
制御するコントロールパルプの集合体である多連コント
ロールパルプ、3α、3bは多連コントロールパル7”
2A、2Bにおける走行用コントロールバルブである。
4は走行用コントロールパルプ3α、3bにより駆動制
御される走行上−タ、5人、5Bは走行用コントロール
バルブ3α、3bと走行モータ4とを接続する主管路で
ある。6は主管路5A、5B間に接続されるクロスオー
バリリーフ弁、7は主管路5A、5Bに介在せしめられ
たカウンタバランスパルプ、8は主管路5A、5Bに接
続されたメイクアツプバルブである。10は作動油が貯
蔵されるタンク、11は多連コントロールパル7” 2
Aの各コントロールパルプとタンク10との間の戻り
油管路に介在せしめられたオイルクーラ、12はタンク
10とメイクアップ弁8とを接続する外部メイクアップ
回路である。
御される走行上−タ、5人、5Bは走行用コントロール
バルブ3α、3bと走行モータ4とを接続する主管路で
ある。6は主管路5A、5B間に接続されるクロスオー
バリリーフ弁、7は主管路5A、5Bに介在せしめられ
たカウンタバランスパルプ、8は主管路5A、5Bに接
続されたメイクアツプバルブである。10は作動油が貯
蔵されるタンク、11は多連コントロールパル7” 2
Aの各コントロールパルプとタンク10との間の戻り
油管路に介在せしめられたオイルクーラ、12はタンク
10とメイクアップ弁8とを接続する外部メイクアップ
回路である。
コントロールパルプ3α、3bを、例えば右側位置に操
作すると、油圧ポンプ1の油は各コントロールパルプ3
α、3bを出て合流し、その圧力により右側位置に切換
えられたカウンタバランスパルプ7を通り、主管路5A
から走行モータ4に供給され、走行モータ4を駆動する
。一方、走行そ一夕4からの吐出油は、主管路5Bから
切換えられているカウンタバランスパルプ7の右側位置
を通り、各コントロールパルプ3α、3hに分流し、コ
ントロールパルプ3αを通った吐出油はオイルクー21
1を経てタンク10に戻され、又、コントロールパルプ
3bを通った吐出油は直接タンク10に戻される。これ
により、走行モータ4は正転し、作業機械(走行車両)
は前進する。なお、後進の場合は逆の動作が行なわれる
。
作すると、油圧ポンプ1の油は各コントロールパルプ3
α、3bを出て合流し、その圧力により右側位置に切換
えられたカウンタバランスパルプ7を通り、主管路5A
から走行モータ4に供給され、走行モータ4を駆動する
。一方、走行そ一夕4からの吐出油は、主管路5Bから
切換えられているカウンタバランスパルプ7の右側位置
を通り、各コントロールパルプ3α、3hに分流し、コ
ントロールパルプ3αを通った吐出油はオイルクー21
1を経てタンク10に戻され、又、コントロールパルプ
3bを通った吐出油は直接タンク10に戻される。これ
により、走行モータ4は正転し、作業機械(走行車両)
は前進する。なお、後進の場合は逆の動作が行なわれる
。
このような油圧回路において、走行中の車両を減速する
ため、コントロールパルプ3cL、3Aを操作して走行
モータ4への供給油量を減少させるスバルプ7はそのば
ね力により中立位置に戻り、走行モータ4の回路を全閉
する。この状態において、走行モータ4は走行中の慣性
により回転を継続しようとするので、主管路5B側には
高圧のブレーキ油圧が発生し、走行モータ4は減速し、
この状態が続けば車両は停止する。又、車両が坂道を降
板する場合、走行モーダ4は外力により回転せしめられ
ることとなり、油圧ポンプLA、IBからの供給油量が
不足する。このため、主管路5Aの圧力が低下し、上記
減速の場合と同じく、カウンタバランスパルプ7により
走行モータ4の回路が全閉し、主管路5B側が高圧とな
り、走行モータ4は減速する。この減速により、供給油
量の不足がなくなると、主管路5Aの圧力は再び増加し
、カウンタバランスパルプ7は右側位置に切換えられ、
走行モータ4は回転を続げろ。このような動作の繰り返
しにより、車両降板の場合の逸走が防止される。一方、
減速および降板の場合、主管路5Aの圧力が低下してか
ら、カウンタバランスパルプ7が閉じて走行モータ4が
減速するまでの間、走行モータ4の入口側では油量が不
足し、油圧は負圧となるので走行モータ4にキャビテー
ションが発生し、走行モータの寿命低下や異常騒音の原
因となる。メイクアツプバルブ8および外部メイクアッ
プ回路12はこれを防止するためのものであり、主管路
5Aに圧力低下が生じると、タンク10の油が外部メイ
クアップ回路12、メイクアツプバルブ8を経て主管路
5Aに吸い込まれ、油量不足を補いキャビテーションの
発生を防止する。
ため、コントロールパルプ3cL、3Aを操作して走行
モータ4への供給油量を減少させるスバルプ7はそのば
ね力により中立位置に戻り、走行モータ4の回路を全閉
する。この状態において、走行モータ4は走行中の慣性
により回転を継続しようとするので、主管路5B側には
高圧のブレーキ油圧が発生し、走行モータ4は減速し、
この状態が続けば車両は停止する。又、車両が坂道を降
板する場合、走行モーダ4は外力により回転せしめられ
ることとなり、油圧ポンプLA、IBからの供給油量が
不足する。このため、主管路5Aの圧力が低下し、上記
減速の場合と同じく、カウンタバランスパルプ7により
走行モータ4の回路が全閉し、主管路5B側が高圧とな
り、走行モータ4は減速する。この減速により、供給油
量の不足がなくなると、主管路5Aの圧力は再び増加し
、カウンタバランスパルプ7は右側位置に切換えられ、
走行モータ4は回転を続げろ。このような動作の繰り返
しにより、車両降板の場合の逸走が防止される。一方、
減速および降板の場合、主管路5Aの圧力が低下してか
ら、カウンタバランスパルプ7が閉じて走行モータ4が
減速するまでの間、走行モータ4の入口側では油量が不
足し、油圧は負圧となるので走行モータ4にキャビテー
ションが発生し、走行モータの寿命低下や異常騒音の原
因となる。メイクアツプバルブ8および外部メイクアッ
プ回路12はこれを防止するためのものであり、主管路
5Aに圧力低下が生じると、タンク10の油が外部メイ
クアップ回路12、メイクアツプバルブ8を経て主管路
5Aに吸い込まれ、油量不足を補いキャビテーションの
発生を防止する。
ところで、近年、車両の重量が増加し、又、その速度が
高速化す゛る傾向にある。このような場合、減速時又は
降板時における走行モータ4の入口での不足の油量も増
大することになり、外部メイクアップ回路12、メイク
アツプバルブ8によるタンク10からの吸込みだけでは
、不足油量を補うことができず、キャビテーションの発
生を防止することができなくなるという問題が生じてい
た。
高速化す゛る傾向にある。このような場合、減速時又は
降板時における走行モータ4の入口での不足の油量も増
大することになり、外部メイクアップ回路12、メイク
アツプバルブ8によるタンク10からの吸込みだけでは
、不足油量を補うことができず、キャビテーションの発
生を防止することができなくなるという問題が生じてい
た。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり
、その目的は、上記従来の問題点を解決し、車両の減速
時又は降板時における走行モータ入口側の不足油量を充
分に補なってキャビテーションの発生を防止することが
でき、ひいては、走行モータの寿命低下や異常騒音発生
を防止することができる走行用油圧モータの油圧回路を
提供するにある。
、その目的は、上記従来の問題点を解決し、車両の減速
時又は降板時における走行モータ入口側の不足油量を充
分に補なってキャビテーションの発生を防止することが
でき、ひいては、走行モータの寿命低下や異常騒音発生
を防止することができる走行用油圧モータの油圧回路を
提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、走行モータの管
路にメイクアツプバルブを接続し、又、走行モータの戻
り油管路中にリストリクシヨンバルブを介在せしめ、こ
のリストリクシヨンバルブの入口とメイクアツプバルブ
とを接続したことを特徴とする。
路にメイクアツプバルブを接続し、又、走行モータの戻
り油管路中にリストリクシヨンバルブを介在せしめ、こ
のリストリクシヨンバルブの入口とメイクアツプバルブ
とを接続したことを特徴とする。
以下、本発明を第1図に示す実施例に基づいて説明する
。
。
$1図は本発明の実施例に係る走行モータの油圧回路の
回路図である。図で、第2図に示す部分と同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
回路図である。図で、第2図に示す部分と同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
13は主管路5Bの圧力が設定値以上になったとき、そ
の圧油を主管路5Aに流して高圧から機器を保訟するI
J IJ−フ弁である。14は主管路5Bに介在せしめ
られたチェック弁封可変絞り弁であり、チェック弁14
αおよび主管路5Aの圧力により絞り金が変化する可変
絞り弁14bで構成されている。
の圧油を主管路5Aに流して高圧から機器を保訟するI
J IJ−フ弁である。14は主管路5Bに介在せしめ
られたチェック弁封可変絞り弁であり、チェック弁14
αおよび主管路5Aの圧力により絞り金が変化する可変
絞り弁14bで構成されている。
15ハ多連コントロ一ルパルプ2人、2Bの戻り油を合
流せしめる管路、16は管路15とタンク10との間の
戻り油管路中に介在せしめられたリストリクシヨンバル
ブ、17はリストリクジョンパル7’16ノ入口とメイ
クアツプバルブ8との間を接続するメイクアップ管路で
ある。
流せしめる管路、16は管路15とタンク10との間の
戻り油管路中に介在せしめられたリストリクシヨンバル
ブ、17はリストリクジョンパル7’16ノ入口とメイ
クアツプバルブ8との間を接続するメイクアップ管路で
ある。
次に、本実施例の動作を説明する。まず、車両の平地走
行時、油圧ポンプLA、IBの圧油は走行用コントロー
ルパルプ3α、3bを出て合流し、主管路5Aから走行
モータ4に供給される。このとき、主管路5Aの圧力に
より可変絞り弁14bは全開となり、絞りの状態にはな
い。走行モータ4からの吐出油は主管路5Bに吐出され
、全開の可変絞り弁14bを通って走行用コントロール
パルプ3α、37!Iに分流し、走行用コントロールパ
ルプ3α、3bを出て管路15で再び合流する。この合
流した吐出油は、最初、管路17を通ってメイクアツプ
バルブ8に達するが、通常走行時には主管路5A、5B
の圧力がリストリクシヨンバルブ16の設定圧以上であ
るので、メイクアツプバルブ8は開カス、リストリクシ
ヨンバルブ16が開き、吐出油全量がオイルクーラ11
を通ってタンク10に戻される。これにより、走行モー
タ4は正転し、車両は前進する。車両後進の場合は、走
行モータ4における油の流れの方向が逆になるだけであ
る。ただし、チェック弁封可変絞り弁14において、後
進時の主管路5への圧力が低いため可変絞り弁14bは
絞られた状態にあるが、この場合、圧油はチェック弁1
4αを通るので、走行モータ4の駆動に何等の支障をも
生じない。
行時、油圧ポンプLA、IBの圧油は走行用コントロー
ルパルプ3α、3bを出て合流し、主管路5Aから走行
モータ4に供給される。このとき、主管路5Aの圧力に
より可変絞り弁14bは全開となり、絞りの状態にはな
い。走行モータ4からの吐出油は主管路5Bに吐出され
、全開の可変絞り弁14bを通って走行用コントロール
パルプ3α、37!Iに分流し、走行用コントロールパ
ルプ3α、3bを出て管路15で再び合流する。この合
流した吐出油は、最初、管路17を通ってメイクアツプ
バルブ8に達するが、通常走行時には主管路5A、5B
の圧力がリストリクシヨンバルブ16の設定圧以上であ
るので、メイクアツプバルブ8は開カス、リストリクシ
ヨンバルブ16が開き、吐出油全量がオイルクーラ11
を通ってタンク10に戻される。これにより、走行モー
タ4は正転し、車両は前進する。車両後進の場合は、走
行モータ4における油の流れの方向が逆になるだけであ
る。ただし、チェック弁封可変絞り弁14において、後
進時の主管路5への圧力が低いため可変絞り弁14bは
絞られた状態にあるが、この場合、圧油はチェック弁1
4αを通るので、走行モータ4の駆動に何等の支障をも
生じない。
次に、車両の減速時又は降板時における動作について説
明する。車両の減速時や降板時には、走行モータ4が、
車両の慣性や坂道の勾配による車重分力等の外力により
回転せしめられ、このボンピンク現象により油圧ポンプ
IA、IBからの供給油量が不足すると、主管路5Aの
圧力が低下する。こつ結果、メイクアツプバルブ8が開
き、走行モータ4から吐出された油が管路15、メイク
アップ管路17、メイクアップバルブ8、主管路5Aを
経て走行モータ4に不足油量だけ供給される。
明する。車両の減速時や降板時には、走行モータ4が、
車両の慣性や坂道の勾配による車重分力等の外力により
回転せしめられ、このボンピンク現象により油圧ポンプ
IA、IBからの供給油量が不足すると、主管路5Aの
圧力が低下する。こつ結果、メイクアツプバルブ8が開
き、走行モータ4から吐出された油が管路15、メイク
アップ管路17、メイクアップバルブ8、主管路5Aを
経て走行モータ4に不足油量だけ供給される。
この場合、吐出油のうちメイクアツプバルブ8を通る油
以外の油(余剰油)はその圧力によりリストリクシヨン
バルブ16を開いてタンク10へ戻されるので、メイク
アップバルブ8を通って走行モータ4に供給される油は
、リストリクシヨンバルブ16の設定圧力とほぼ同じ圧
力で主管路5Aに押し込まれることになる。この場合、
余剰油の量は油圧ポンプIA、IBの吐出油量にほぼ等
しい量(走行モータ4、走行用コントロールパルプ3α
、3b等からの洩れ量分だけ少ない量)である。このよ
うに、走行モータ4の入口側に生じる不足油量は、メイ
クアップ管路17、メイクアップバルブ8から供給され
る走行そ一夕4の吐出油により充分に補われるので、キ
ャビテーションの発生は確実に防止される。
以外の油(余剰油)はその圧力によりリストリクシヨン
バルブ16を開いてタンク10へ戻されるので、メイク
アップバルブ8を通って走行モータ4に供給される油は
、リストリクシヨンバルブ16の設定圧力とほぼ同じ圧
力で主管路5Aに押し込まれることになる。この場合、
余剰油の量は油圧ポンプIA、IBの吐出油量にほぼ等
しい量(走行モータ4、走行用コントロールパルプ3α
、3b等からの洩れ量分だけ少ない量)である。このよ
うに、走行モータ4の入口側に生じる不足油量は、メイ
クアップ管路17、メイクアップバルブ8から供給され
る走行そ一夕4の吐出油により充分に補われるので、キ
ャビテーションの発生は確実に防止される。
一方、車両の減速時や降板時、主管路5Aの圧力が低テ
すると、可変絞り弁14hが絞られる。このため、主管
路5Bの圧力は上昇し、これがブレーキ油圧となって車
両を減速させる。特に降板時においては、車両の減速に
よる主管路5Aの圧力上昇、可変絞り弁14bの全開、
主管路5Aの圧力低下、可変絞り弁14hの絞り、車両
の減速という動作が繰り返され、車両の逸走を防止する
ことができる。ところで、従来の油圧回路においては、
ブレーキ油圧を発生させるためカウンタバランスパルプ
が用いられており、これは主管路5A、5Bを全開又は
全開(ON、0FF)する構造であるので、発進、降板
又は高速からの減速が全閉時又は全開時のショックによ
り清めらかに行なわれず、乗心地が極めて悪く、又、運
転感覚の点でも問題があった。しかしながら、本実施例
の油圧回路において、可変絞り弁14邊の絞りを、最大
絞り時においても可変絞り弁14bを全閉とせず必要最
小限の絞りに調節しておけば、上記カウンタパランスバ
ルプの全閉時、全開時におけるショックを抑制すること
ができ、上記欠点を除去することができる。
すると、可変絞り弁14hが絞られる。このため、主管
路5Bの圧力は上昇し、これがブレーキ油圧となって車
両を減速させる。特に降板時においては、車両の減速に
よる主管路5Aの圧力上昇、可変絞り弁14bの全開、
主管路5Aの圧力低下、可変絞り弁14hの絞り、車両
の減速という動作が繰り返され、車両の逸走を防止する
ことができる。ところで、従来の油圧回路においては、
ブレーキ油圧を発生させるためカウンタバランスパルプ
が用いられており、これは主管路5A、5Bを全開又は
全開(ON、0FF)する構造であるので、発進、降板
又は高速からの減速が全閉時又は全開時のショックによ
り清めらかに行なわれず、乗心地が極めて悪く、又、運
転感覚の点でも問題があった。しかしながら、本実施例
の油圧回路において、可変絞り弁14邊の絞りを、最大
絞り時においても可変絞り弁14bを全閉とせず必要最
小限の絞りに調節しておけば、上記カウンタパランスバ
ルプの全閉時、全開時におけるショックを抑制すること
ができ、上記欠点を除去することができる。
このように、本実施例では、戻り油回路にリストリクシ
ヨンバルブを設け、このリストリクシヨンバルブの入口
と、主管路に接続されたメイクアツプバルブとの間をメ
イクアップ管路で接続し、車両の減速時や降板時に走行
モータの吐出油で不足油量を補うようにしたので、不足
油量を充分に補なってキャビテーションを防止すること
ができ、ひいては走行モータの寿命低下や異常騒音を防
止することができる。又、可変絞り弁の絞りを必要最小
限度に調節することにより、発進、降板、高速からの減
速を滑かに行なうことができ、乗心地や運転感覚を太き
(改善することができる。さらに、戻り油の全量がオイ
ルクーラを通してタンクに戻されるので、作動油は充分
に冷却され、特に、ブレーキ油圧を発生させた場合の大
きな発熱による作動油の温度上昇を抑え、作動油のヒー
トバランスを良好に保持することができる。
ヨンバルブを設け、このリストリクシヨンバルブの入口
と、主管路に接続されたメイクアツプバルブとの間をメ
イクアップ管路で接続し、車両の減速時や降板時に走行
モータの吐出油で不足油量を補うようにしたので、不足
油量を充分に補なってキャビテーションを防止すること
ができ、ひいては走行モータの寿命低下や異常騒音を防
止することができる。又、可変絞り弁の絞りを必要最小
限度に調節することにより、発進、降板、高速からの減
速を滑かに行なうことができ、乗心地や運転感覚を太き
(改善することができる。さらに、戻り油の全量がオイ
ルクーラを通してタンクに戻されるので、作動油は充分
に冷却され、特に、ブレーキ油圧を発生させた場合の大
きな発熱による作動油の温度上昇を抑え、作動油のヒー
トバランスを良好に保持することができる。
なお、上記実施例においては、チェック弁封可変絞り弁
は一方の主管路(前進時の走行モータの吐出側主管路)
のみに設けた例を示したが、これを両方の主管路に設け
ることができるのは当然である。
は一方の主管路(前進時の走行モータの吐出側主管路)
のみに設けた例を示したが、これを両方の主管路に設け
ることができるのは当然である。
以上述べたように、本発明では、走行モータの管路に接
続されたメイクアツプバルブと、走行モータの戻り油管
路中に介在せしめられたリストリクシヨンバルブの入口
側とを管路で接続し、車両の減速時や降板時に走行モー
タの吐出油で不足油量を補うようにしたので、当該不足
油量を充分に補なってキャビテーションを防止すること
ができ、ひいては、走行モータの寿命低下や異常騒音を
防止することができる。
続されたメイクアツプバルブと、走行モータの戻り油管
路中に介在せしめられたリストリクシヨンバルブの入口
側とを管路で接続し、車両の減速時や降板時に走行モー
タの吐出油で不足油量を補うようにしたので、当該不足
油量を充分に補なってキャビテーションを防止すること
ができ、ひいては、走行モータの寿命低下や異常騒音を
防止することができる。
第1図は本発明の実施例に係る走行モータ油圧回路の回
路図、2g2図は従来の走行モータ油圧回路の回路図で
ある。 IA、IB・・・・・・油圧ポンプ、4・・・・°°走
行モータ、5A、5B・・・・・・主管路、8・・・・
・・メイクアツプバルブ、14・・・・・・チェック弁
封可変絞り弁、15・・・・・・管路、16・・・・・
・リストリクシヨンバルブ、17・・・・・・メイクア
ップ管路。 牙1図
路図、2g2図は従来の走行モータ油圧回路の回路図で
ある。 IA、IB・・・・・・油圧ポンプ、4・・・・°°走
行モータ、5A、5B・・・・・・主管路、8・・・・
・・メイクアツプバルブ、14・・・・・・チェック弁
封可変絞り弁、15・・・・・・管路、16・・・・・
・リストリクシヨンバルブ、17・・・・・・メイクア
ップ管路。 牙1図
Claims (1)
- 油圧源と、この油圧源により駆動される走行用油圧モ
ータとを備えた油圧回路において、前記走行用油圧モー
タの管路に接続されたメイクアツプバルブと、前記走行
用油圧モータの戻り油管路中に介在せしめられたリスト
リクシヨンバルブと、このリストリクシヨンバルブの入
口側と前記メイクアツプバルブとを接続する管路とを設
けたことを特徴とする走行用油圧モータの油圧回路
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180716A JPS6160327A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 走行用油圧モ−タの油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180716A JPS6160327A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 走行用油圧モ−タの油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6160327A true JPS6160327A (ja) | 1986-03-28 |
Family
ID=16088066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59180716A Pending JPS6160327A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 走行用油圧モ−タの油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6160327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63150824U (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-04 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524210A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 | Mitsuwa Seiki Co Ltd | Hydraulic driving apparatus |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP59180716A patent/JPS6160327A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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