JPS6115256Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115256Y2 JPS6115256Y2 JP1980080467U JP8046780U JPS6115256Y2 JP S6115256 Y2 JPS6115256 Y2 JP S6115256Y2 JP 1980080467 U JP1980080467 U JP 1980080467U JP 8046780 U JP8046780 U JP 8046780U JP S6115256 Y2 JPS6115256 Y2 JP S6115256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- starter
- combustion engine
- internal combustion
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 36
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims description 2
- 238000009877 rendering Methods 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車等の車輛に載置される内燃機
関用のスタータ保護装置に関する。
関用のスタータ保護装置に関する。
一般に、車載蓄電器を充電する直流電圧発生器
は、内燃機関の回転に応じて電圧を発生する交流
発電機、その発電電圧を直流化する全波整流回路
を含む。そして内燃機関用のスタータ保護装置
は、内燃機関の運転状態即ち交流発電機の発電電
圧又は内燃機関の回転数に比例したパルス信号等
の検出レベルが予め設定されたレベルを越えると
きに、スタータの動作を停止させるように機能す
る。
は、内燃機関の回転に応じて電圧を発生する交流
発電機、その発電電圧を直流化する全波整流回路
を含む。そして内燃機関用のスタータ保護装置
は、内燃機関の運転状態即ち交流発電機の発電電
圧又は内燃機関の回転数に比例したパルス信号等
の検出レベルが予め設定されたレベルを越えると
きに、スタータの動作を停止させるように機能す
る。
然るに、内燃機関が低温条件下で始動する場
合、その回転数が極端に変動して交流発電機の発
電電圧が脈動するため、不安定なピーク値の検出
によりスタータ保護装置が作動する。このこと
は、内燃機関の完爆前にスタータ保護装置が作動
してしまい、内燃機関が始動しないという不都合
を招来する。
合、その回転数が極端に変動して交流発電機の発
電電圧が脈動するため、不安定なピーク値の検出
によりスタータ保護装置が作動する。このこと
は、内燃機関の完爆前にスタータ保護装置が作動
してしまい、内燃機関が始動しないという不都合
を招来する。
本考案は、叙上の如き欠点を解消し得る信頼性
の高い内燃機関用のスタータ保護装置を提供する
ことを目的としている。
の高い内燃機関用のスタータ保護装置を提供する
ことを目的としている。
本考案はまた、スタータのキー・スイツチが
ON状態のまゝで内燃機関が不整着火状態になつ
たときに、スタータの再飛込み、即ちスタータの
再動作を防止する機能をも備えた信頼性の高いス
タータ保護装置を提供することを目的としてい
る。
ON状態のまゝで内燃機関が不整着火状態になつ
たときに、スタータの再飛込み、即ちスタータの
再動作を防止する機能をも備えた信頼性の高いス
タータ保護装置を提供することを目的としてい
る。
本考案を図示実施例に従つて以下詳細に説明す
る。
る。
図には主として、内燃機関のスタータ１、電圧
調整器２、直流電圧発生器３、蓄電器４、スター
タ保護装置５が示されている。
調整器２、直流電圧発生器３、蓄電器４、スター
タ保護装置５が示されている。
スタータのキー・スイツチ６をONすると、蓄
電器４の出力電圧が抵抗R1を介して第１のトラ
ンジスタQ1のベースに印加され、トランジスタ
Q1が導通する。その結果、リレー装置７のコイ
ルL1に電流が流れて接点CT1が閉状態になる。こ
れと同時に、蓄電器４の出力電圧は、リレー装置
のコイルL1、抵抗R2をそれぞれ介して第２のト
ランジスタQ2のベースにも印加されるが、コン
デンサＣの充電作用により、トランジスタQ2の
導通が阻止され、トランジスタQ1の導通状態の
維持が保証される。
電器４の出力電圧が抵抗R1を介して第１のトラ
ンジスタQ1のベースに印加され、トランジスタ
Q1が導通する。その結果、リレー装置７のコイ
ルL1に電流が流れて接点CT1が閉状態になる。こ
れと同時に、蓄電器４の出力電圧は、リレー装置
のコイルL1、抵抗R2をそれぞれ介して第２のト
ランジスタQ2のベースにも印加されるが、コン
デンサＣの充電作用により、トランジスタQ2の
導通が阻止され、トランジスタQ1の導通状態の
維持が保証される。
リレー装置７の接点CT1の閉状態により、スタ
ータ１のリレー装置８のコイルL2，L3に電流が
流れてその接点CT2が閉状態となる。尚、コイル
L2は接点作動コイルであり、コイルL3は接点保
持コイルである。この結果、スタータ１のモータ
Ｍが回転し、内燃機関（図示せず）の回転を開始
させる。
ータ１のリレー装置８のコイルL2，L3に電流が
流れてその接点CT2が閉状態となる。尚、コイル
L2は接点作動コイルであり、コイルL3は接点保
持コイルである。この結果、スタータ１のモータ
Ｍが回転し、内燃機関（図示せず）の回転を開始
させる。
他方、内燃機関の回転開始時には、蓄電器４の
出力が界磁抵抗R4を介して交流発電機の界磁巻
線W1に与えられる。この様な界磁巻線W1の初期
励磁電流によつて、交流発電機の３相星形発電子
巻線W2が付勢されて発電を開始する。
出力が界磁抵抗R4を介して交流発電機の界磁巻
線W1に与えられる。この様な界磁巻線W1の初期
励磁電流によつて、交流発電機の３相星形発電子
巻線W2が付勢されて発電を開始する。
内燃機関の回転数の上昇に従つて交流発電機の
発電電圧も上昇し、この発電電圧は、６個のダイ
オードから構成される全波整流回路９を介して、
蓄電器４を充電するために、直流電圧発生器３の
出力として取り出される。交流発電機の発電電圧
はまた、所謂補助ダイオード方式と呼ばれる３個
のダイオードから構成される補助ダイオード回路
１０を介して、検出出力として直流電圧発生器３
から出力される。この検出出力は、電圧調整器２
と、抵抗R3及びコンデンサＣより成る平滑回路
と、を介して、スタータ保護装置５のツエナー・
ダイオードZDに逆電圧として印加される。この
平滑回路は、内燃機関が低温条件下で始動する場
合にその回転数が極端に変動して交流発電機の発
電電圧が脈動するとき、不安定なピーク電圧でツ
エナー・ダイオードZDが降伏するのを防止する
ため、脈動電圧を平滑してピーク電圧を低下させ
るように機能する。このことは後述の様に、内燃
機関の完爆前にスタータ保護装置の作動が防止さ
れることを意味する。
発電電圧も上昇し、この発電電圧は、６個のダイ
オードから構成される全波整流回路９を介して、
蓄電器４を充電するために、直流電圧発生器３の
出力として取り出される。交流発電機の発電電圧
はまた、所謂補助ダイオード方式と呼ばれる３個
のダイオードから構成される補助ダイオード回路
１０を介して、検出出力として直流電圧発生器３
から出力される。この検出出力は、電圧調整器２
と、抵抗R3及びコンデンサＣより成る平滑回路
と、を介して、スタータ保護装置５のツエナー・
ダイオードZDに逆電圧として印加される。この
平滑回路は、内燃機関が低温条件下で始動する場
合にその回転数が極端に変動して交流発電機の発
電電圧が脈動するとき、不安定なピーク電圧でツ
エナー・ダイオードZDが降伏するのを防止する
ため、脈動電圧を平滑してピーク電圧を低下させ
るように機能する。このことは後述の様に、内燃
機関の完爆前にスタータ保護装置の作動が防止さ
れることを意味する。
平滑された検出出力が予め定められた一定のレ
ベルを越えると、換言すれば内燃機関が通常の安
定した運転状態に入ると、ツエナー・ダイオード
ZDの降伏により、検出出力がトランジスタQ2の
ベースに印加され、このトランジスタを導通させ
る。従つて、トランジスタQ1は非導通となり、
リレー装置７の接点CT1が開状態となる。この結
果、スタータ１のリレー装置８の接点CT2は開状
態となつて、モータＭの回転が停止し、スタータ
１の動作が終了する。
ベルを越えると、換言すれば内燃機関が通常の安
定した運転状態に入ると、ツエナー・ダイオード
ZDの降伏により、検出出力がトランジスタQ2の
ベースに印加され、このトランジスタを導通させ
る。従つて、トランジスタQ1は非導通となり、
リレー装置７の接点CT1が開状態となる。この結
果、スタータ１のリレー装置８の接点CT2は開状
態となつて、モータＭの回転が停止し、スタータ
１の動作が終了する。
仮に、この様な状態で、しかもキー・スイツチ
６がONのまゝであるとき、内燃機関の不整着火
が発生すると、内燃機関の回転低下と共に交流発
電機の発電電圧が低下し、それ故スタータ保護装
置５のツエナー・ダイオードZDに印加される検
出出力が低下する。これは、検出出力がトランジ
スタQ2のベースに印加されるのを阻止して、こ
のトランジスタを非導通にしてトランジスタQ1
を導通し、スタータ１が再び動作するというスタ
ータの再飛込みの原因となる。
６がONのまゝであるとき、内燃機関の不整着火
が発生すると、内燃機関の回転低下と共に交流発
電機の発電電圧が低下し、それ故スタータ保護装
置５のツエナー・ダイオードZDに印加される検
出出力が低下する。これは、検出出力がトランジ
スタQ2のベースに印加されるのを阻止して、こ
のトランジスタを非導通にしてトランジスタQ1
を導通し、スタータ１が再び動作するというスタ
ータの再飛込みの原因となる。
然るに、本考案によれば、トランジスタQ1の
コレクタは、抵抗R2を介してトランジスタQ2の
ベースに接続されている。従つて、内燃機関の不
整着火時に前述の様に検出出力が低下しても、そ
れまでのトランジスタQ1の非導通により、その
コレクタ電位は高レベルにあり、この電位が抵抗
R2を介してトランジスタQ2のベースに印加され
続けるので、トランジスタQ2は導通状態に維持
される。この様に、検出出力の低下に拘らず、ト
ランジスタQ2が導通状態に維持されることは、
トランジスタQ1が非導通状態に維持されてスタ
ータ１の動作を阻止し、それ故、スタータの再飛
込みが有効に防止されることを意味している。
コレクタは、抵抗R2を介してトランジスタQ2の
ベースに接続されている。従つて、内燃機関の不
整着火時に前述の様に検出出力が低下しても、そ
れまでのトランジスタQ1の非導通により、その
コレクタ電位は高レベルにあり、この電位が抵抗
R2を介してトランジスタQ2のベースに印加され
続けるので、トランジスタQ2は導通状態に維持
される。この様に、検出出力の低下に拘らず、ト
ランジスタQ2が導通状態に維持されることは、
トランジスタQ1が非導通状態に維持されてスタ
ータ１の動作を阻止し、それ故、スタータの再飛
込みが有効に防止されることを意味している。
叙上の如く、本考案によれば、抵抗及びコンデ
ンサにより構成される低廉な平滑回路の使用によ
り、内燃機関を低温条件下で始動させても、スタ
ータ保護装置はスタータの動作を確実に制御する
ことができる。
ンサにより構成される低廉な平滑回路の使用によ
り、内燃機関を低温条件下で始動させても、スタ
ータ保護装置はスタータの動作を確実に制御する
ことができる。
更に、本考案によれば、スタータ保護装置に含
まれる第１のトランジスタQ1のコレクタ電位を
単に第２のトランジスタQ2のベースに印加させ
るという極めて簡単且つ低廉な接続構成により、
内燃機関の不整着火時に於けるスタータの再飛込
もの防止を確実に行うことができる。
まれる第１のトランジスタQ1のコレクタ電位を
単に第２のトランジスタQ2のベースに印加させ
るという極めて簡単且つ低廉な接続構成により、
内燃機関の不整着火時に於けるスタータの再飛込
もの防止を確実に行うことができる。
図は、本考案のスタータ保護装置と、それに簡
連の装置を示す具体的な回路である。 符号説明、１：スタータ、２：電圧調整器、
３：直流電圧発生器、４：蓄電器、５：スタータ
保護装置、６：キー・スイツチ、７，８：リレー
装置、９：全波整流回路、１０：補助ダイオード
回路、R1〜R4：抵抗、L1〜L3：コイル、CT1，
CT2：接点、Q1，Q2：トランジスタ、ZD：ツエ
ナー・ダイオード、Ｍ：モータ、W1：界磁巻
線、W2：３相星形発電子巻線、Ｃ：コンデン
サ。
連の装置を示す具体的な回路である。 符号説明、１：スタータ、２：電圧調整器、
３：直流電圧発生器、４：蓄電器、５：スタータ
保護装置、６：キー・スイツチ、７，８：リレー
装置、９：全波整流回路、１０：補助ダイオード
回路、R1〜R4：抵抗、L1〜L3：コイル、CT1，
CT2：接点、Q1，Q2：トランジスタ、ZD：ツエ
ナー・ダイオード、Ｍ：モータ、W1：界磁巻
線、W2：３相星形発電子巻線、Ｃ：コンデン
サ。
Claims (1)
- 内燃機関のスタータのキー・スイツチのON状
態により、蓄電器からの出力を第１のトランジス
タのベースに印加して該第１のトランジスタを導
通させ、そのコレクタに接続されたリレー装置を
付勢して前記スタータの動作を開始させ、前記内
燃機関の運転状態を示す検出出力をツエナー・ダ
イオードに印加し、前記検出出力が予め定められ
たレベルを越えるときに、前記ツエナー・ダイオ
ードの降伏により、前記検出出力を、コレクタが
前記第１のトランジスタのベースに接続された第
２のトランジスタのベースに印加して、該第２の
トランジスタを導通させることで前記第１のトラ
ンジスタを非導通とし、それによつて前記リレー
装置を消勢して前記スタータの動作を停止させる
スタータ保護装置に於いて、前記検出出力は、第
１の抵抗及びコンデンサより成る平滑回路を介し
て前記ツエナー・ダイオードに印加され、更に、
前記内燃機関の不整着火により前記検出出力が前
記予め定めたレベル以下に低下したときに、前記
第１のトランジスタのコレクタ電位を第２の抵抗
を介して前記第２のトランジスタのベースに印加
して該第２のトランジスタの導通を維持し、それ
によつて前記第１のトランジスタを非導通とする
ことを特徴とするスタータ保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980080467U JPS6115256Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980080467U JPS6115256Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS573868U JPS573868U (ja) | 1982-01-09 |
| JPS6115256Y2 true JPS6115256Y2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=29442906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980080467U Expired JPS6115256Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115256Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4718964U (ja) * | 1971-04-02 | 1972-11-02 | ||
| JPS5270251A (en) * | 1975-12-09 | 1977-06-11 | Fujimura Denki Seisakushiyo Kk | Protective device for engine starter motor |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP1980080467U patent/JPS6115256Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4718964U (ja) * | 1971-04-02 | 1972-11-02 | ||
| JPS5270251A (en) * | 1975-12-09 | 1977-06-11 | Fujimura Denki Seisakushiyo Kk | Protective device for engine starter motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS573868U (ja) | 1982-01-09 |
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