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JPS61136534A - 易溶性ペ−スト状増粘剤 - Google Patents

易溶性ペ−スト状増粘剤

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Publication number
JPS61136534A
JPS61136534A JP59258540A JP25854084A JPS61136534A JP S61136534 A JPS61136534 A JP S61136534A JP 59258540 A JP59258540 A JP 59258540A JP 25854084 A JP25854084 A JP 25854084A JP S61136534 A JPS61136534 A JP S61136534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cellulose
thickener
suspension
paste
Prior art date
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Granted
Application number
JP59258540A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0419259B2 (ja
Inventor
Akio Ito
伊東 明男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP59258540A priority Critical patent/JPS61136534A/ja
Publication of JPS61136534A publication Critical patent/JPS61136534A/ja
Publication of JPH0419259B2 publication Critical patent/JPH0419259B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、貯蔵安定性に優れた水に易溶性ノヘースト状
増粘剤に関するものである。
(従来の技術) 広(瑠粘剤として使用される水溶性高分子例えは、水浴
性セルロースエーテル類、天然水浴性ガム類、ポリビニ
ルアルコールなどの水浴性台底高分子は、これらの粉末
を水に投入すると、凝果体を遺り、表面が溶解して直ち
に水を浸透しない膜を形成し、いわゆるママコ状悪とな
る。このようなママコを生hX fると、その内部は水
との接触が絶たれるため、これを溶解するのに多くの時
間と多大の労力を要する。
かかるママコ現象を防止するために、従来から種々の提
案がなされている。例えば、粉末状水溶性高分子をグリ
オキザールなどのアルデヒドで前処理して表面を一部不
俗化し、水への分散性を向上させ、ついでこの分散系に
アルカリ性物質を添加して溶液をアルカリ注とすること
により分散粒子の溶解速度を高める方法が知られている
(特公昭42−6674号公@)。
また、水溶性高分子を顆粒状に整粒することにより、水
への分散性を良好にし、ママコの生成を防止することも
よく知られている(特公昭46−2190号公報)。
さらに、水への分散性と同時に溶解性をも向上させる目
的で、一定量の水分を含んだ粒状水浴性セルロースエー
テルを、ぞ閉容器中で加熱処理する方法も提案されてい
る(符公昭50−2985号公罐)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来知られているこれらのママコの生成を防止
して、水浴性高分子を水に溶解する方法では、ママコの
生成防止にはある程度有効であるが、アルデヒド処理や
顆粒状にするために前処理工程が必要となる。しかもこ
れらの前処理により一般に分散性は改善されるが、その
反面、水への溶解性は悪くなり、溶解速度が遅(なる欠
点があった。
この欠点を解決するため、アルデヒド処理した水溶性高
分子の場合は、水に分散させたのち分散系にアルカリ性
物質を添加して架橋結合をはずし、溶解迷夏を促進する
ことを提案している。しかし、アルカリ性vJjXの添
加のため溶解作業か煩雑となり、また得られる溶液のP
Hが゛アルカリ性となる欠点が解決されていない。
また、粒状水浴性高分子を密閉容器中で予め加熱処理を
行うことにより、水への分散性と溶解性を同時に改良す
る方法は、11工処理のためのぞ閉容器yf:狩つm熱
処理設備が必要である。
本発明者は、水浴性高分子をママコを生成することなく
、しかも水へ迅速に且つ極めて均一に溶解させる方法に
ついて鋭意研究を行った結果、本発明の易溶性ペースト
状増粘剤の発明に到達したものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は粉末状水溶性高分子にボリア A/
キレングリコールとミクロフィプリルセ、ルロースの水
懸濁液を混合してなる易溶性ペースト状増粘剤である。
本発明における水溶性高分子とは、例えばメチルセルロ
ース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、ヒドロキシプロピルセルcl−ス、エチルヒドロキシ
エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース
、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエ
チルヒドロキシプロビルセルロース、カルボキシメチル
セルロースおよびそのアルカリ金属塩、カルボキシメチ
ルヒドロキシエチルセルロースおよびそのアルカリ省属
塩のような水浴性セルロースエーテル類、または例えば
、膨化澱粉、カラギーナン、トラガントガム、グアーガ
ム、アルギン酸ナトリウムのような水溶性天然ガムおよ
びその誘導体、またはポリビニルアルコールなどの水浴
性合成高分子などである。
これらの水浴性高分子の形状は粉末状のものであるが、
微細な繊維状のものも含まれる。七〇粒径は微細なもの
ほど溶解性と懸濁安定性の優れた易溶性ペースト状増粘
剤が得られるので望ましいが、特に限定されるものでは
な(、通常市販されている30〜500メッシS程度の
ものが使用でざる。
本発明において分散溶媒として用いるポリアルキレング
リコールは比較的低分子量の室温において液状で、かつ
水溶性のものである。例えば、ポリエチレングリコール
では分子量が約400以下のものが好ましく、またポリ
プロピレングリコールでは分子量か幻900以下のもの
が好ましい。
これ以上の一分子量のものは室温で固体となるか、ある
いは水に不溶となり、本発明の目的に適しな〜)。
分散溶媒には、これらのポリアルキレングリコールの一
棟、または二種以上が使用されるが、さらにポリアルキ
レングリコールにメタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、ブタノールなどの低級アルコールやエチレング
リコール、プロピレングリコール、グリセリンなどの多
価アルコール、アセト/などの親水性溶剤を配合した混
合溶媒も使用することができる。
しかし、ポリアルキレングリコールを配合することが本
発明の必須要件であり、メタノール等の低級アルコール
類やアセトンなどの親水性溶剤のみでは、分散した粉末
状水浴性高分子が短時間で沈降分離してしま55えに、
水に投入した場合、7ctツク状のママコを生成する。
又、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリ
コールナトの多価アルコールのみに、粉末状水浴性高分
子を高嫉度に分散させたものは、貯蔵中に分散した水浴
性高分子粒子が膨潤して分散ペーストが流動性を失ない
固結してしまう。いずれの場合も不発明の目的を達する
ことができない。
分散安定剤として添加するミクロフィフリルセルロース
(以下M F Cと略力は、1979年12月26日米
国e粁出顧S、N。107446号に基ずく″に種のセ
ルロースであって、繊維状セルロースの懸濁液を高圧力
の下で均質化器内を何回か橡返して通過させることによ
り、セルロースをミクロフィブリルの状態まで微細化し
たものである。このMFCは優れた分散安定効果のある
ことがよ(知られているが、不発明のペースト状増粘剤
の場合には分散溶媒であるポリアルキレングリコールと
の併用により、特にその安定化に有効であり、その添加
により長期保存中の沈降分離を防止することが可能とな
った。このMFCは、通常セルロース分が0.2〜10
蛋鷺%の水懸濁液として供給されるが、)、f F C
のグリセリンmm液または乾燥したa未収のM F C
を使用することもできる。
本発明の易溶性ペースト状増粘剤の各成分の配合比率は
、ポリアルキレングリコールまたはポリアルキレングリ
コールと親水性溶剤との混合物からなる分散溶媒100
重貸部に対して、粉末状水溶性高分子を20〜60重歓
部混合し、沈降防止剤であるMFCは、セルロース分が
2%の水懸濁液として5〜50部添加するのが良い。
粉末状水溶性高分子が20重量部以下では十分な増粘効
果が得られず、60賞量部以上では得られるペーストの
流動性が低くすぎて取扱いが困難となる。また、MFC
の添加量は少な(、・と十分な沈降防止効果が得られず
、多すぎるとペーストの粘度が高(なりすぎるので好ま
しくない。
(発明の効果) 本発明の易溶性ペースト状増粘剤は、水に投入するとマ
マコな生ぜず、軽く攪拌するだけで瞬時に分散溶解して
均一で粘稠な液が得られるので、増粘剤として溶解の作
条性が画期的に改善される。
また、本発明の易俗性ペースト状増粘剤は、分散溶媒の
ポリアルキレングリコールに粉末状水溶性高分子とM 
F Cを混合し、撹拌するだけ容易に得られるもので、
前処理のための化学処理設備や加熱処理設備など特別な
設備が不要となるほか、ペースト状で流動性があるため
ポンプ輸送が可能であり、その輸送と貯蔵が容易である
(実施例ン 以下実施例で本発明を説明する。実施例中の部および%
は重量部および重量%である。
実施例1゜ 粉末状カルボキシメチルセルロース20部を各種の分散
溶媒100部に混合攪拌して調製したペースト、および
これに更に沈降防止剤としてミクロフィフリルセルロー
ス(M F C)の2%水懸瀾液を5部添加混合攪拌し
て調製したペーストについて、ペーストの保存安定性お
よび水へ投入した時の溶解状態を観察した。結果を餞1
に示す。
r 実施例2゜ 重合度400の液状のポリエチレングリコール100.
!i’に、セルロース分が2%のMFC水懸濁液を20
g添加し、良く混合して分散させ、その中に粉末状のカ
ルボキシメチルセルロースを35.9添加し、混合分散
させてペーストとした。このペーストは必要量を水中に
投入し、軽(攪拌するだけで必要な粘度の水浴液を得る
ことがでさた。
また、このペーストを放置貯蔵した場合に、沈降分離や
(6)化はおこらす、簡単な攪拌で調製時の状態に戻る
のか認められた。
実施例3゜ 重合度600のポリエチレングリコール50gにメタノ
ール50!!を混合して均一な溶剤とし、この中にセル
ロース分が2%のM F C水懸濁液30.9を添加し
て良く混合分散させた。
ソ;CK ltj 末にのヒドロキシエチルセルロース
20gを分散混合し、ペーストとした。このペーストは
必安斌を水中に投入し、軽(攪拌するだけで瞬時に必要
な粘度の均一な水浴液を得ることができた。また、この
ペースは貯蔵中に沈降分離や固化はおこらなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉末状水溶性高分子にポリアルキレングリコールと
    ミクロフィフリルセルロースの水懸濁液を混合してなる
    易溶性ペースト状増粘剤。
JP59258540A 1984-12-07 1984-12-07 易溶性ペ−スト状増粘剤 Granted JPS61136534A (ja)

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JP59258540A JPS61136534A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 易溶性ペ−スト状増粘剤

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JPS61136534A true JPS61136534A (ja) 1986-06-24
JPH0419259B2 JPH0419259B2 (ja) 1992-03-30

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Cited By (6)

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JPH0419259B2 (ja) 1992-03-30

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