JPS6110902Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110902Y2 JPS6110902Y2 JP12232982U JP12232982U JPS6110902Y2 JP S6110902 Y2 JPS6110902 Y2 JP S6110902Y2 JP 12232982 U JP12232982 U JP 12232982U JP 12232982 U JP12232982 U JP 12232982U JP S6110902 Y2 JPS6110902 Y2 JP S6110902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- frame
- arms
- pair
- standby
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作機械のテーブルに対しパレツトを
交互に交換するパレツトチエンジヤに関する。
交互に交換するパレツトチエンジヤに関する。
ワークの段取り作業による工作機械の稼動率の
低下を防ぐため、工作機械のテーブルに対してパ
レツトを自動的に交換するパレツトチエンジヤは
広く使用されている。しかして従来のパレツトチ
エンジヤはパレツト交換時に先ず加工済パレツト
を待機ステーシヨンに引き出すが、このとき油圧
シリンダ等により動作する交換アームの交換ツメ
が前進してフツクに引き掛け次いで後退する一往
復動作と、未加工バレツトを上記同様に交換アー
ムにより加工位置へ引き出す一往復動作の合計２
往復動作となるため、交換時間は長く生産性を低
くしていた。またパレツト待機位置において段取
りのためパレツトを回転しようとすると、交換ア
ームがじやまになるのでパレツトを持ちあげて回
転しこの持ちあげ機構が必要になつてコストを高
くしていた。
低下を防ぐため、工作機械のテーブルに対してパ
レツトを自動的に交換するパレツトチエンジヤは
広く使用されている。しかして従来のパレツトチ
エンジヤはパレツト交換時に先ず加工済パレツト
を待機ステーシヨンに引き出すが、このとき油圧
シリンダ等により動作する交換アームの交換ツメ
が前進してフツクに引き掛け次いで後退する一往
復動作と、未加工バレツトを上記同様に交換アー
ムにより加工位置へ引き出す一往復動作の合計２
往復動作となるため、交換時間は長く生産性を低
くしていた。またパレツト待機位置において段取
りのためパレツトを回転しようとすると、交換ア
ームがじやまになるのでパレツトを持ちあげて回
転しこの持ちあげ機構が必要になつてコストを高
くしていた。
本考案はかかる欠点を除去したものでその目的
は、パレツト交換時間が短くかつ待機位置での安
定した状態で段取り回転を可能にしたパレツトチ
エンジヤを提供することにある。
は、パレツト交換時間が短くかつ待機位置での安
定した状態で段取り回転を可能にしたパレツトチ
エンジヤを提供することにある。
以下本考案について一実施例を示した図により
説明する。第１図において工作機械のサドル１１
の近傍にはパレツトチエンジヤ１２が設けてあ
る。パレツトチエンジヤ１２のフレーム１３はサ
ドル上に取付けてあり、これには図示していない
駆後機構により回転される待機ステーシヨン１４
がサドル１１の長手方向へ並列に２個設けてあ
る。待機ステーシヨン１４の上面にはパレツトを
案内するため２本のガイド１５が取付けてあり、
かつその左右でフレーム１３の端部近くには左の
アーム１６と右のアーム１７とが置かれ、それぞ
れのアーム１６および１７は、第２図および第３
図に示すように一側をフレーム１３へ他側をアー
ム１６或いは１７へ回動自在に取付けた２個のリ
ンク１８および１９を有し、一側のリンク１８は
軸４１を介してリンク２０へ連結されている。こ
のリンク２０をシリンダ２１により揺動させれば
アーム１６および或いは１７は平行状態を保つた
まま第１図において左右へ移動する。なお第１図
は後退位置を示している。
説明する。第１図において工作機械のサドル１１
の近傍にはパレツトチエンジヤ１２が設けてあ
る。パレツトチエンジヤ１２のフレーム１３はサ
ドル上に取付けてあり、これには図示していない
駆後機構により回転される待機ステーシヨン１４
がサドル１１の長手方向へ並列に２個設けてあ
る。待機ステーシヨン１４の上面にはパレツトを
案内するため２本のガイド１５が取付けてあり、
かつその左右でフレーム１３の端部近くには左の
アーム１６と右のアーム１７とが置かれ、それぞ
れのアーム１６および１７は、第２図および第３
図に示すように一側をフレーム１３へ他側をアー
ム１６或いは１７へ回動自在に取付けた２個のリ
ンク１８および１９を有し、一側のリンク１８は
軸４１を介してリンク２０へ連結されている。こ
のリンク２０をシリンダ２１により揺動させれば
アーム１６および或いは１７は平行状態を保つた
まま第１図において左右へ移動する。なお第１図
は後退位置を示している。
左右のアーム１６および１７の内側の溝内には
シヤトルツメ２２が挿入されており、このシヤト
ルツメ２２は前後のスプロケツト２３および２４
へ張り渡されたローラチエン２５へ接続されてお
り、また一側のスプロケツト２３は下方の油圧モ
ータ３５へ連結されているので、油圧モータ３５
を駆動することによりシヤトルツメ２２は前後方
向へ移動される。サドル１１の上面には被加工物
（図示せず）をのせるパレツト２６を載置して機
械加工を行い、或いはパレツト２６を前後へ移動
させるためのテーブル２７があり、このテーブル
２７には上下動してパレツト２６をクランプする
ためのクランプ板２８が設けてある。またテーブ
ル２７とフレーム１３の間にはパレツト２６を案
内するため固定ガイド２９がフレーム１３へ固着
されている。またパレツト２６はテーブル２７へ
対し位置決めするため第４図に示すようにシリン
ダ３０により上下動するロツド３１を挿入するよ
うになつており、さらにパレツト２６の側面には
シヤトルツメ２２と係合するフツク３２（第１図
参照）が設けてある。なお符号３３もパレツトで
このパレツト３３は未加工物が載置されているの
で以後このパレツトを未加工パレツトと呼び、前
記したテーブル２７上のパレツト２６を加工済パ
レツトと呼ぶことにする。
シヤトルツメ２２が挿入されており、このシヤト
ルツメ２２は前後のスプロケツト２３および２４
へ張り渡されたローラチエン２５へ接続されてお
り、また一側のスプロケツト２３は下方の油圧モ
ータ３５へ連結されているので、油圧モータ３５
を駆動することによりシヤトルツメ２２は前後方
向へ移動される。サドル１１の上面には被加工物
（図示せず）をのせるパレツト２６を載置して機
械加工を行い、或いはパレツト２６を前後へ移動
させるためのテーブル２７があり、このテーブル
２７には上下動してパレツト２６をクランプする
ためのクランプ板２８が設けてある。またテーブ
ル２７とフレーム１３の間にはパレツト２６を案
内するため固定ガイド２９がフレーム１３へ固着
されている。またパレツト２６はテーブル２７へ
対し位置決めするため第４図に示すようにシリン
ダ３０により上下動するロツド３１を挿入するよ
うになつており、さらにパレツト２６の側面には
シヤトルツメ２２と係合するフツク３２（第１図
参照）が設けてある。なお符号３３もパレツトで
このパレツト３３は未加工物が載置されているの
で以後このパレツトを未加工パレツトと呼び、前
記したテーブル２７上のパレツト２６を加工済パ
レツトと呼ぶことにする。
次に本考案の動作を第５図ないし第８図を参照
して説明する。第５図は加工済パレツト２６上の
被加工物の機械加工が終りテーブル２７を右側の
待機ステーシヨン１４へ対向する位置まで移動し
たときを示し、このとき一点鎖線で示すように左
右のアーム１６および１７を内側へ前進させてシ
ヤトルツメ２２をパレツト２６および３３のフツ
ク３２へ係合させる。第６図は右側のアーム１７
側の油圧モータ３５（第３図参照）を駆動してシ
ヤトルツメ２２により、加工済パレツト２６をテ
ーブル２７から待機ステーシヨン１４まで移動さ
せたときを示している。第７図はテーブル２７を
左進させて左側の待機ステーシヨン１４と対向す
る位置まで移動させたときを示している。第８図
は左側の待機ステーシヨン１４上にあつて既にシ
ヤトルツメ２２と係合している未加工パレツト３
３を、シヤトルツメ２２の前進によりテーブル２
７上部まで移動させたときを示している。この後
テーブル２７を加工位置まで移動させればパレツ
トチエンジヤは終了したことになる。
して説明する。第５図は加工済パレツト２６上の
被加工物の機械加工が終りテーブル２７を右側の
待機ステーシヨン１４へ対向する位置まで移動し
たときを示し、このとき一点鎖線で示すように左
右のアーム１６および１７を内側へ前進させてシ
ヤトルツメ２２をパレツト２６および３３のフツ
ク３２へ係合させる。第６図は右側のアーム１７
側の油圧モータ３５（第３図参照）を駆動してシ
ヤトルツメ２２により、加工済パレツト２６をテ
ーブル２７から待機ステーシヨン１４まで移動さ
せたときを示している。第７図はテーブル２７を
左進させて左側の待機ステーシヨン１４と対向す
る位置まで移動させたときを示している。第８図
は左側の待機ステーシヨン１４上にあつて既にシ
ヤトルツメ２２と係合している未加工パレツト３
３を、シヤトルツメ２２の前進によりテーブル２
７上部まで移動させたときを示している。この後
テーブル２７を加工位置まで移動させればパレツ
トチエンジヤは終了したことになる。
本考案におけるパレツトチエンジヤは前述した
ように、工作機械のサドルへ近接しサドルの長手
方向に待機ステーシヨンを２個並設したフレーム
と、同フレームの左右両端近くにあつて２個のリ
ンクを介して平行状態を保持したまま左右方向へ
移動する一組のアームと、同アームの溝内にあつ
てモータからローラチエンを介して駆動され、か
つパレツトに対しアームの移動により係合或いは
離脱するようにされたシヤトルツメとから構成し
た。
ように、工作機械のサドルへ近接しサドルの長手
方向に待機ステーシヨンを２個並設したフレーム
と、同フレームの左右両端近くにあつて２個のリ
ンクを介して平行状態を保持したまま左右方向へ
移動する一組のアームと、同アームの溝内にあつ
てモータからローラチエンを介して駆動され、か
つパレツトに対しアームの移動により係合或いは
離脱するようにされたシヤトルツメとから構成し
た。
このためパレツト交換のとき主要な働きを行う
シヤトルツメは、加工済を未加工パレツトのそれ
ぞれの移動時に往動のみで帰りの動作はないおで
交換時間は短くなつた。またフレームの両端近く
にある一組のアームは、交換時のみパレツトへ近
づくのでパレット待機時のパレット回転は自由に
なつてコストを低くする利点を本考案は有する。
シヤトルツメは、加工済を未加工パレツトのそれ
ぞれの移動時に往動のみで帰りの動作はないおで
交換時間は短くなつた。またフレームの両端近く
にある一組のアームは、交換時のみパレツトへ近
づくのでパレット待機時のパレット回転は自由に
なつてコストを低くする利点を本考案は有する。
図は何れも本考案の一実施例を示し第１図は平
面図、第２図は一部を断面した平面図、第３図は
一部を断面し第１図を３方向から見た側面図、第
４図は一部を断面し第１図を４方向から見た側面
図、第５図ないし第８図は本考案の動作を説明す
るための概略を示した平面図である。 １１……サドル、１３……フレーム、１４……
待機ステーシヨン、１６，１７……アーム、１
８，１９……リンク、２２……シヤトルツメ、２
５……ローラチエン、３５……モータ。
面図、第２図は一部を断面した平面図、第３図は
一部を断面し第１図を３方向から見た側面図、第
４図は一部を断面し第１図を４方向から見た側面
図、第５図ないし第８図は本考案の動作を説明す
るための概略を示した平面図である。 １１……サドル、１３……フレーム、１４……
待機ステーシヨン、１６，１７……アーム、１
８，１９……リンク、２２……シヤトルツメ、２
５……ローラチエン、３５……モータ。
Claims (1)
- 工作機械において、移動可能なテーブルを設け
たサドルに近接して設けたフレームと；前記フレ
ーム上に設けられ前記テーブルとの間でパレツト
の移動を可能とした一対の待機ステーシヨンと；
前記フレームの左右両側付近にあつて、二つのリ
ンクを介して左右方向に平行移動可能とした一対
のアームと；前記フレームに支持され前記一対の
アームを左右方向に移動させる駆動シリンダと；
前記フレームに支持され、前記待機ステーシヨン
と前記テーブルとの間をモータからチエーンを介
して前後方向にパレツトを移動させるシヤトルツ
メとからなるパレツトチエンジヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12232982U JPS5928435U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | パレツトチエンジヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12232982U JPS5928435U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | パレツトチエンジヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928435U JPS5928435U (ja) | 1984-02-22 |
| JPS6110902Y2 true JPS6110902Y2 (ja) | 1986-04-07 |
Family
ID=30279654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12232982U Granted JPS5928435U (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | パレツトチエンジヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928435U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2564442B2 (ja) * | 1991-12-11 | 1996-12-18 | 本田技研工業株式会社 | 工作機械のワークパレット移載装置 |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP12232982U patent/JPS5928435U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5928435U (ja) | 1984-02-22 |
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