JPS6064612A - 導電性を有するバグフィルタークロスの製造法 - Google Patents
導電性を有するバグフィルタークロスの製造法Info
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- JPS6064612A JPS6064612A JP58170923A JP17092383A JPS6064612A JP S6064612 A JPS6064612 A JP S6064612A JP 58170923 A JP58170923 A JP 58170923A JP 17092383 A JP17092383 A JP 17092383A JP S6064612 A JPS6064612 A JP S6064612A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、基材としての織布あるしz1オ不織布の片面
に、繊維状あるいは粒子状の導電性フィラーを含有する
熱可塑性樹脂、あるいGま熱硬化性樹脂の連続気孔組織
を有する多孔質の重合体層を一体に積層した、表面の導
電性に優れ、同時に集塵効率にも優れたバグフィルタ−
クロス及びその製造法に関するものである。
に、繊維状あるいは粒子状の導電性フィラーを含有する
熱可塑性樹脂、あるいGま熱硬化性樹脂の連続気孔組織
を有する多孔質の重合体層を一体に積層した、表面の導
電性に優れ、同時に集塵効率にも優れたバグフィルタ−
クロス及びその製造法に関するものである。
一般に空調などで使用されているエアーフィルターなど
では、濾材に静電気を発生させてダストの集塵効率を高
めるということが行なわれているが、目詰りの防止、除
塵効果の向上、粉塵爆発の危険性の除去、電撃などの安
全衛生面の障害の除去などの目的のために、帯電■をで
きるだけ少なくすることが好ましい。
では、濾材に静電気を発生させてダストの集塵効率を高
めるということが行なわれているが、目詰りの防止、除
塵効果の向上、粉塵爆発の危険性の除去、電撃などの安
全衛生面の障害の除去などの目的のために、帯電■をで
きるだけ少なくすることが好ましい。
そして、このような繊維集合体の静電気の発生を抑制す
るためには、 1 油料によって摩擦を減らし帯電防止を行なう方法。
るためには、 1 油料によって摩擦を減らし帯電防止を行なう方法。
2 帯電防止剤を用い繊維の表面に導電性を与え、電荷
の蓄積を防止する方法。
の蓄積を防止する方法。
3、導電性物質で繊維の表面を被覆し、帯電防止を図る
方法。
方法。
4、繊維に親水性ポリマーまたは導電性物質を配合し、
繊維自体を改質し帯電防 止を図る方法。
繊維自体を改質し帯電防 止を図る方法。
5、金属繊維、炭素繊維などの導電性繊維を配合し、帯
電防止を図る方法。
電防止を図る方法。
が一般に行なわれ、然も前記の方法は濾布に対しても使
用できるものであるが、1.と2.の方法では濾布の使
用条件は苛酷であり、一般の衣料用の繊維製品に比べ耐
久性がより強く要求されるため充分な帯電防止の効果を
期待することはできない。
用できるものであるが、1.と2.の方法では濾布の使
用条件は苛酷であり、一般の衣料用の繊維製品に比べ耐
久性がより強く要求されるため充分な帯電防止の効果を
期待することはできない。
4、の方法は、1.及び2.の方法と比較すると大変良
い方法であるが、濾布を構成している主たる繊維よりも
耐熱性または耐薬品性に劣る場合には使用できない。3
.の方法は濾布を構成している主たる繊維に処理を施せ
ば良いため有効な帯電防止の方法である。5の方法も3
.の方法と同様に有効な帯電防止の方法であり、3.に
比較し有利な点として波器したものの剥離という問題が
生じないということと、金属繊維、炭素繊維は濾布を構
成している一般的な繊維に比べ耐熱性及び耐薬品性が優
れているという点があげられる。しかしながら、上記に
示した1乃至5の従来の方法では、ノくグツイルターク
ロスに要求される他の条件を同時に満足させることはで
きない。
い方法であるが、濾布を構成している主たる繊維よりも
耐熱性または耐薬品性に劣る場合には使用できない。3
.の方法は濾布を構成している主たる繊維に処理を施せ
ば良いため有効な帯電防止の方法である。5の方法も3
.の方法と同様に有効な帯電防止の方法であり、3.に
比較し有利な点として波器したものの剥離という問題が
生じないということと、金属繊維、炭素繊維は濾布を構
成している一般的な繊維に比べ耐熱性及び耐薬品性が優
れているという点があげられる。しかしながら、上記に
示した1乃至5の従来の方法では、ノくグツイルターク
ロスに要求される他の条件を同時に満足させることはで
きない。
バグフィルタ−クロスに要求される他の重要な条件とし
ては、 1 バグフィルタ−クロス表面に堆積した塵の剥離性が
良いこと。
ては、 1 バグフィルタ−クロス表面に堆積した塵の剥離性が
良いこと。
2 圧力損失が小さいこと。
3、集塵率が大きいこと。
がある。そしてこのような条件を満すため、織布あるい
は不織布の片面に、連続気孔組織を含有する重合体を一
体に積層した集塵用バグフィルタ−クロスは過去におい
て開発されているが、(特開昭52−80579) 、
連続気孔組織を含有する重合体層に導電性を持たせ、表
面比抵抗値を下げることによって集塵効率を高めるとと
もに、粉体の輸送時の摩擦、粉末とバグフィルタ−クロ
スとの衝突時の摩擦、バグフィルタ−クロスとノくグツ
イルタークロスあるいは金属部との摩擦などに起因する
静電気の発生を防止し、粉塵爆発の危険性を除去したバ
グフィルタ−クロスはまだ開発されていない。
は不織布の片面に、連続気孔組織を含有する重合体を一
体に積層した集塵用バグフィルタ−クロスは過去におい
て開発されているが、(特開昭52−80579) 、
連続気孔組織を含有する重合体層に導電性を持たせ、表
面比抵抗値を下げることによって集塵効率を高めるとと
もに、粉体の輸送時の摩擦、粉末とバグフィルタ−クロ
スとの衝突時の摩擦、バグフィルタ−クロスとノくグツ
イルタークロスあるいは金属部との摩擦などに起因する
静電気の発生を防止し、粉塵爆発の危険性を除去したバ
グフィルタ−クロスはまだ開発されていない。
一方、重合体に炭素繊維、金属被覆ガラス繊維、微粉末
カーボンブラックなどを添加し導電性を付与することに
よって、静電気の発生を防止し電子部品の保護などを行
なっているが、樹脂中へこのような繊維状の導電性フィ
ラーまたは微粉末状カーボンブラックを混ぜる場合、均
一な分散状態を得るためには長時澗を要する。短時間で
均一な分散状態を得るためには、多量のオイル、又はワ
ックスを添加する方法がある。しかしながら、この方法
で得られる導電性フィラーを含有した重合体層は、耐摩
肝性などの物性の低下が著しく、バグフィルタ−クロス
が使用時に受ける外力に対して充分な耐久力を維持でき
ない。然もバグフィルタ−クロスにおいて、静電気に対
して充分な安全性を得るためには10′Ω以下の表面比
抵抗値が必要とされ、この値を満足させるためには、樹
脂の種類によって相違するが、繊維状樽電性フィラーと
しては樹脂の重量に対して5重量%以上、微粉末カーボ
ンブラックとしては15重量%以上も含有させる必要が
ある0 本発明においてはこの問題を解決するために□、導電性
フィラーをあらかじめ界面活性剤を用いて水に分散させ
、この導電性フィラーの水分散体を樹脂に添加する方法
により短時間で均一な分散を得、それによって導電性フ
ィラーを含有し、かつ連続気孔組織を有する重合体層を
一体に積層してなる、表面比抵抗値が104Ω以下の値
を有するバグフィルタ−クロスを得ることができた。
カーボンブラックなどを添加し導電性を付与することに
よって、静電気の発生を防止し電子部品の保護などを行
なっているが、樹脂中へこのような繊維状の導電性フィ
ラーまたは微粉末状カーボンブラックを混ぜる場合、均
一な分散状態を得るためには長時澗を要する。短時間で
均一な分散状態を得るためには、多量のオイル、又はワ
ックスを添加する方法がある。しかしながら、この方法
で得られる導電性フィラーを含有した重合体層は、耐摩
肝性などの物性の低下が著しく、バグフィルタ−クロス
が使用時に受ける外力に対して充分な耐久力を維持でき
ない。然もバグフィルタ−クロスにおいて、静電気に対
して充分な安全性を得るためには10′Ω以下の表面比
抵抗値が必要とされ、この値を満足させるためには、樹
脂の種類によって相違するが、繊維状樽電性フィラーと
しては樹脂の重量に対して5重量%以上、微粉末カーボ
ンブラックとしては15重量%以上も含有させる必要が
ある0 本発明においてはこの問題を解決するために□、導電性
フィラーをあらかじめ界面活性剤を用いて水に分散させ
、この導電性フィラーの水分散体を樹脂に添加する方法
により短時間で均一な分散を得、それによって導電性フ
ィラーを含有し、かつ連続気孔組織を有する重合体層を
一体に積層してなる、表面比抵抗値が104Ω以下の値
を有するバグフィルタ−クロスを得ることができた。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明において使用する樹脂としては、水中に安定な状
態で分散しているものであれば使用するコトカテき、エ
マルジョンの状態の樹脂が最も好ましい。たとえばスチ
レンブタジェンゴム、アクリロニトリルブタジェンゴム
、アクリル酸エステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂。
態で分散しているものであれば使用するコトカテき、エ
マルジョンの状態の樹脂が最も好ましい。たとえばスチ
レンブタジェンゴム、アクリロニトリルブタジェンゴム
、アクリル酸エステル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂。
ポリアミド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂。
フッソ系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、これら
の樹脂の共重合体などのエマルジョンである。
の樹脂の共重合体などのエマルジョンである。
マタ、本発明のバグフィルタ−クロスの基材となる織布
または不織布に積層する重合体は、織布または不織布を
構成する主たる繊維よりも、耐熱性または耐薬品性など
の性能において上回る樹脂で形成されることが好ましい
。織布または不織布を構成する繊維としては、一般的な
合成繊維であるポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維
、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリロニ
トリル繊維および天然繊維である羊毛、綿、また耐熱性
の有機繊維であるポリベンゾイミダゾール繊維、ポリフ
ェニレンサルファイド繊維、コネツクス(帝人株式会社
製・耐熱性ナイロンの商品名)他にガラス繊維、炭素繊
維などが使用できる。
または不織布に積層する重合体は、織布または不織布を
構成する主たる繊維よりも、耐熱性または耐薬品性など
の性能において上回る樹脂で形成されることが好ましい
。織布または不織布を構成する繊維としては、一般的な
合成繊維であるポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維
、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリアクリロニ
トリル繊維および天然繊維である羊毛、綿、また耐熱性
の有機繊維であるポリベンゾイミダゾール繊維、ポリフ
ェニレンサルファイド繊維、コネツクス(帝人株式会社
製・耐熱性ナイロンの商品名)他にガラス繊維、炭素繊
維などが使用できる。
本発明のバグフィルタ−クロスに要求される機械的強度
などは、主として基材である織布あるいは不織布によっ
てもたせることができるため、積層する重合体層と基材
を構成している主たる繊維との接着力を一充分に高めて
おく必要がある。好ましくは基材を構成している繊維に
対して、必要な接着力が得られる樹脂を使用すべきであ
るが、必要な接着力が得られない場合には、過度に通気
性を損なわない程度に基材の厚み方向に対して樹脂を浸
透させ、基材中で3次元の網目構造を形成させ、耐剥離
性を得るか、または基材を構成している主たる構成繊維
にあらかじめ接着力を高めるための表面処理などを施す
などの処置により、高い接着力を得ることが望ましい。
などは、主として基材である織布あるいは不織布によっ
てもたせることができるため、積層する重合体層と基材
を構成している主たる繊維との接着力を一充分に高めて
おく必要がある。好ましくは基材を構成している繊維に
対して、必要な接着力が得られる樹脂を使用すべきであ
るが、必要な接着力が得られない場合には、過度に通気
性を損なわない程度に基材の厚み方向に対して樹脂を浸
透させ、基材中で3次元の網目構造を形成させ、耐剥離
性を得るか、または基材を構成している主たる構成繊維
にあらかじめ接着力を高めるための表面処理などを施す
などの処置により、高い接着力を得ることが望ましい。
ノ、し利に対する表面処理剤としては、有機シラン系カ
ップリング剤、クロム系接着促進剤、有機チタン系接着
促進剤などを使用することができる0有機シラン系カッ
プリング剤としては、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエI・キシシランなどが使用
できる0有機チタン系接fj促進剤としては、テトライ
ソプロピルチタネート、テトラブチルチタネートなどが
使用できる0 本発明の連続気孔組織を待った重合体層を形成させるに
は、上記したような樹脂に導電性フィラーと各種の添加
剤を加え、発泡可能な組成物を調製し、機械的な力を用
いて所定の倍率まで発泡させた後基材に対して塗布を行
なう。
ップリング剤、クロム系接着促進剤、有機チタン系接着
促進剤などを使用することができる0有機シラン系カッ
プリング剤としては、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエI・キシシランなどが使用
できる0有機チタン系接fj促進剤としては、テトライ
ソプロピルチタネート、テトラブチルチタネートなどが
使用できる0 本発明の連続気孔組織を待った重合体層を形成させるに
は、上記したような樹脂に導電性フィラーと各種の添加
剤を加え、発泡可能な組成物を調製し、機械的な力を用
いて所定の倍率まで発泡させた後基材に対して塗布を行
なう。
まず、樹脂に添加する導電性フィラーについて述べると
、繊維状導電性フィラーとしては炭素繊維および金属繊
維、金属被覆ガラス繊維などを用いることができ、その
添加量は表面比抵抗値が、10′Ω以下になるために必
要な量である。樹脂の種類によって必要な量は相違し、
樹脂に対して5.0〜25.0重量%である。又、微粉
末状導電性フィラーとしてのカーボンブラックは、ファ
ーネス法によって製造されるファーネスブラック、又は
コンタクト法によって製造されるチャンネルブラックな
どであり、好ましくは比表面積が大きく、樹脂への添加
量が少量で高い導電性が得られるファーネス法によるカ
ーボンブラック、例えばスーパーコンタクテブファーネ
ス、エレクテブコンダクテブファーネス /7ツチエン
ブラツク、(ライオン−アク’/ 社製)およびアセチ
レンブラックナトである。又繊維状導電性フィラーと、
微粒子状導電性フィラーたるカーボンブラックを併用す
る際、樹脂に対する両者の合計添加量は、表面比抵抗値
が10”Ω以下になる様上記添加量の範囲内で組合せ添
加することが重要であり、どの様な割合でも表面比抵抗
値が101Ω以下になれば良い。
、繊維状導電性フィラーとしては炭素繊維および金属繊
維、金属被覆ガラス繊維などを用いることができ、その
添加量は表面比抵抗値が、10′Ω以下になるために必
要な量である。樹脂の種類によって必要な量は相違し、
樹脂に対して5.0〜25.0重量%である。又、微粉
末状導電性フィラーとしてのカーボンブラックは、ファ
ーネス法によって製造されるファーネスブラック、又は
コンタクト法によって製造されるチャンネルブラックな
どであり、好ましくは比表面積が大きく、樹脂への添加
量が少量で高い導電性が得られるファーネス法によるカ
ーボンブラック、例えばスーパーコンタクテブファーネ
ス、エレクテブコンダクテブファーネス /7ツチエン
ブラツク、(ライオン−アク’/ 社製)およびアセチ
レンブラックナトである。又繊維状導電性フィラーと、
微粒子状導電性フィラーたるカーボンブラックを併用す
る際、樹脂に対する両者の合計添加量は、表面比抵抗値
が10”Ω以下になる様上記添加量の範囲内で組合せ添
加することが重要であり、どの様な割合でも表面比抵抗
値が101Ω以下になれば良い。
これらの導電性フィラーは、例えば高縮合ナフタレンス
ルホン酸ソーダ塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩のよ
うな界面活性剤を、約0.5〜20重量%含む水中に分
散し、該水分散体を樹脂に添加する。このようにするこ
乏により、導電性フィラーは樹脂中に短時間に均一な状
態で分散され、しかも発泡重合体層の著しい物性低下を
引起すこともない。
ルホン酸ソーダ塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩のよ
うな界面活性剤を、約0.5〜20重量%含む水中に分
散し、該水分散体を樹脂に添加する。このようにするこ
乏により、導電性フィラーは樹脂中に短時間に均一な状
態で分散され、しかも発泡重合体層の著しい物性低下を
引起すこともない。
次に各種添加剤について述べる。
本発明の連続気孔組織を持った重合体層を形成させるに
は、前記導電性フィラーを均一に分散した樹脂に各種の
添加剤を加え、発泡可能な組成物を調製し、機械的な力
を用いて所定の倍率まで発泡させた後、基材に対して塗
布を行なう。発泡可能な組成物は樹脂に発泡剤、泡安定
剤、増粘剤などを添加することによって調製される。界
面活性剤を用いてエマルジョンを形成している樹脂を用
いる場合には、使用されている界面活性剤が発泡剤の役
割を果すため特に添加する必要のない場合が多い。添加
する場合には多くの種類の界面活性剤が発泡剤として使
用でき、たとえば、脂肪酸塩類、ラウリル硫酸アンモニ
ウムなどの脂肪酸アルコールの無機゛エステル塩類、ス
ルホン化ハラフィン炭化水素塩、及びフルオロカーボン
系の界面活性剤ならびにこれらの混合物などが用いられ
る。
は、前記導電性フィラーを均一に分散した樹脂に各種の
添加剤を加え、発泡可能な組成物を調製し、機械的な力
を用いて所定の倍率まで発泡させた後、基材に対して塗
布を行なう。発泡可能な組成物は樹脂に発泡剤、泡安定
剤、増粘剤などを添加することによって調製される。界
面活性剤を用いてエマルジョンを形成している樹脂を用
いる場合には、使用されている界面活性剤が発泡剤の役
割を果すため特に添加する必要のない場合が多い。添加
する場合には多くの種類の界面活性剤が発泡剤として使
用でき、たとえば、脂肪酸塩類、ラウリル硫酸アンモニ
ウムなどの脂肪酸アルコールの無機゛エステル塩類、ス
ルホン化ハラフィン炭化水素塩、及びフルオロカーボン
系の界面活性剤ならびにこれらの混合物などが用いられ
る。
泡の安全性を得るために泡安定化剤が用いられ、たとえ
ば、ラウリルアルコール、ラウリル酸ナト1) ラム、
低級脂肪族、アルコール、ドデシルアルコール、低級
脂肪族の塩類、ラウリル酸、脂肪酸類ならびにこれらの
混合物が用いられる。
ば、ラウリルアルコール、ラウリル酸ナト1) ラム、
低級脂肪族、アルコール、ドデシルアルコール、低級
脂肪族の塩類、ラウリル酸、脂肪酸類ならびにこれらの
混合物が用いられる。
発泡剤および泡安定化剤などと混和し、それらと共に精
側化物を形成するための増粘剤としては、ポリアクリル
酸ナトリウム、アクリル酸の共重合体、ポリビニルアル
コール、天然ガム質、デン粉類、セルローズ誘導体およ
びこれらの混和物が用いられる。好ましくは、加熱ある
いは加湿により増粘剤を含有する組成物で形成される重
合体層の粘着性を著しく増加させないものが適当である
。
側化物を形成するための増粘剤としては、ポリアクリル
酸ナトリウム、アクリル酸の共重合体、ポリビニルアル
コール、天然ガム質、デン粉類、セルローズ誘導体およ
びこれらの混和物が用いられる。好ましくは、加熱ある
いは加湿により増粘剤を含有する組成物で形成される重
合体層の粘着性を著しく増加させないものが適当である
。
たとえば、少■で増粘効果が得゛弘れ、加熱あるいは加
湿により重合体層の粘着性を著しく増加させないものと
して、ポリアクリル酸あるいはポリアクリル酸す゛トリ
ウムがある。セルローズ誘導体は扱い易い増粘剤である
が、吸湿により粘着性が増加するため、塵の吸着力が増
し、その結果重合体層の気孔組織の目が詰り、塵の払い
落し性能が低下する。従ってセルローズ誘導体を増粘剤
として使用する時は、フッソ系あるいはシリコン系のは
つ水剤が併用される。粘ちょう化物が調製される時には
、増粘剤、泡安定剤9発泡剤は最終的に得られる泡状物
の希望される特性に従って広範囲に変動する比率であら
かじめ混合される。
湿により重合体層の粘着性を著しく増加させないものと
して、ポリアクリル酸あるいはポリアクリル酸す゛トリ
ウムがある。セルローズ誘導体は扱い易い増粘剤である
が、吸湿により粘着性が増加するため、塵の吸着力が増
し、その結果重合体層の気孔組織の目が詰り、塵の払い
落し性能が低下する。従ってセルローズ誘導体を増粘剤
として使用する時は、フッソ系あるいはシリコン系のは
つ水剤が併用される。粘ちょう化物が調製される時には
、増粘剤、泡安定剤9発泡剤は最終的に得られる泡状物
の希望される特性に従って広範囲に変動する比率であら
かじめ混合される。
本発明の重合体層を形成させるための発泡可能な組成物
は、重量でおよそ10〜30%の樹脂を含有し、泡安定
化剤は重量でおよそ05〜50%、増粘剤は重量でおよ
そ0.1〜2.0%含有している。
は、重量でおよそ10〜30%の樹脂を含有し、泡安定
化剤は重量でおよそ05〜50%、増粘剤は重量でおよ
そ0.1〜2.0%含有している。
好ましくは、泡安定化剤と増粘剤の重量比が25対1か
ら3対1までであり、増粘剤としては、0.1〜1.0
%の範囲が望ましい。他に付加的な物質として、塩基あ
るいは酸などのPH安定剤、熱変形湿度を上昇させるた
めの無機添加物などを発泡可能な組成物に混合し一体化
させることも可能である。無機質の添加物としては、マ
イカ、炭酸カルシウム、タルクなどが用いられ、耐熱性
を増加させるとともに、積層された重合体層の粘着性を
低下させるために使用される。
ら3対1までであり、増粘剤としては、0.1〜1.0
%の範囲が望ましい。他に付加的な物質として、塩基あ
るいは酸などのPH安定剤、熱変形湿度を上昇させるた
めの無機添加物などを発泡可能な組成物に混合し一体化
させることも可能である。無機質の添加物としては、マ
イカ、炭酸カルシウム、タルクなどが用いられ、耐熱性
を増加させるとともに、積層された重合体層の粘着性を
低下させるために使用される。
付加的に添加される物質は、重合体層の物性を著しく低
下させないことが重要であり、無機物の添加量は、樹脂
に対する重量比で5対1以下に抑える必要がある。発泡
可能な組成物に用いられる典型的な液状媒体は水メタノ
ールなどである。
下させないことが重要であり、無機物の添加量は、樹脂
に対する重量比で5対1以下に抑える必要がある。発泡
可能な組成物に用いられる典型的な液状媒体は水メタノ
ールなどである。
樹脂、導電性フィラー、他の各種添加剤および液状媒体
で形成されている発泡可能な組成物は、液状媒体の添加
後、所定の発泡倍率まで機械的発泡機(例えば未広加工
機株式会社製発泡機)で発泡が行なわれる。発泡倍率と
しては、2倍から5倍までの範囲であり、好ましくは2
.5倍から3.5倍までの範囲である。発泡倍率は所定
の体積の″泡状物の重量を発泡前の組成物の同一体積の
重量と対比して測定守れることによって決定される。泡
状物の密度の範囲は、一般的には02〜0.5g/cc
の範囲であり、好ましくは0628〜0.4g/cc
の範囲である。
で形成されている発泡可能な組成物は、液状媒体の添加
後、所定の発泡倍率まで機械的発泡機(例えば未広加工
機株式会社製発泡機)で発泡が行なわれる。発泡倍率と
しては、2倍から5倍までの範囲であり、好ましくは2
.5倍から3.5倍までの範囲である。発泡倍率は所定
の体積の″泡状物の重量を発泡前の組成物の同一体積の
重量と対比して測定守れることによって決定される。泡
状物の密度の範囲は、一般的には02〜0.5g/cc
の範囲であり、好ましくは0628〜0.4g/cc
の範囲である。
バグフィルタ−クロスとしては、表面比抵抗値が101
Ω以下であると共に通気性が要求される。
Ω以下であると共に通気性が要求される。
粉塵の大小にもよるが、バグフィルタ−クロスとしては
一般に通気性が5〜13CC/・e−/cA (フラン
ジール型通気度試験機:JIS L−1096−6−2
7−I A法による)の範囲のものが、年産効率および
動力負荷(圧力損失)のバランスの面から最も性能が高
いと言われている。
一般に通気性が5〜13CC/・e−/cA (フラン
ジール型通気度試験機:JIS L−1096−6−2
7−I A法による)の範囲のものが、年産効率および
動力負荷(圧力損失)のバランスの面から最も性能が高
いと言われている。
本発明の目的の一つであるバグフィルタ−クロスの圧力
損失の低減などを得るためには、主として基材に一体に
積層した重合体層で集塵を行なう必要があることから、
本発明の重合体層の厚みは0、1 mm 〜0.5 m
mの範囲で、気孔の孔径は1.Qμ〜500μ の範囲
のものが望まれる。好ましくけ厚みが0.15mm〜0
.25mmの範囲で、気孔の孔径は3.0μ〜200μ
の範囲である。従って、5.0〜13、OcC/−7c
m の通気性を得るためには、基材となる織布あるいは
不織布の通気性は、15.0〜30.0cc/see/
c% のものが用いられる。
損失の低減などを得るためには、主として基材に一体に
積層した重合体層で集塵を行なう必要があることから、
本発明の重合体層の厚みは0、1 mm 〜0.5 m
mの範囲で、気孔の孔径は1.Qμ〜500μ の範囲
のものが望まれる。好ましくけ厚みが0.15mm〜0
.25mmの範囲で、気孔の孔径は3.0μ〜200μ
の範囲である。従って、5.0〜13、OcC/−7c
m の通気性を得るためには、基材となる織布あるいは
不織布の通気性は、15.0〜30.0cc/see/
c% のものが用いられる。
、上記泡状物は基材上に塗布されるが、泡状物を基材で
ある織布あるいは不織布に適用するのに適当であるため
には、泡状物が充分に安定であって、そのことによって
泡状物を基材に塗布した時と泡状物が乾燥されて固定さ
れるまでの間に、泡状物が破壊されないことが重要であ
る。泡状物の基材に対する塗布量は30〜10.0 g
/m”であり、好ましくは40〜70 g/m”である
。泡状物が基材に塗布された直後の厚みは0.7 mm
〜1.0 mmであり、指摘した様な所定の通気性を得
るために、プレスを行なうことによって重合体層の厚み
は0.15mm〜0.25mmに圧縮される。
ある織布あるいは不織布に適用するのに適当であるため
には、泡状物が充分に安定であって、そのことによって
泡状物を基材に塗布した時と泡状物が乾燥されて固定さ
れるまでの間に、泡状物が破壊されないことが重要であ
る。泡状物の基材に対する塗布量は30〜10.0 g
/m”であり、好ましくは40〜70 g/m”である
。泡状物が基材に塗布された直後の厚みは0.7 mm
〜1.0 mmであり、指摘した様な所定の通気性を得
るために、プレスを行なうことによって重合体層の厚み
は0.15mm〜0.25mmに圧縮される。
以上説明したように、本発明は基材となる織布あるいは
不織布の片面に、繊維状あるいは微粉末状の導電性フィ
ラーを含有させた連続気孔組織を持つ重合体層を一体に
積層したバグフィルタ−クロスであり、従来からあるバ
グフィルタ−クロスよりも導電性において優れていて、
しかも導電性フィラーが均一に分散しているため、重合
体層の機械的強度の著しい低下がなく、また連続気孔組
織を持つ重合体層の部分で集塵が行なわれるため塵の払
い落しが行ない易く、かつ圧力損失が小さくなり、従来
のバグフィルタ−に無い性能を兼ね備えたものである。
不織布の片面に、繊維状あるいは微粉末状の導電性フィ
ラーを含有させた連続気孔組織を持つ重合体層を一体に
積層したバグフィルタ−クロスであり、従来からあるバ
グフィルタ−クロスよりも導電性において優れていて、
しかも導電性フィラーが均一に分散しているため、重合
体層の機械的強度の著しい低下がなく、また連続気孔組
織を持つ重合体層の部分で集塵が行なわれるため塵の払
い落しが行ない易く、かつ圧力損失が小さくなり、従来
のバグフィルタ−に無い性能を兼ね備えたものである。
上記のようにして得られる本発明のバグフィルタ−クロ
スの例を第1図及び第2図に示す。第1図は織布1の片
面に繊維状導電性フィラー2を含有し、かつ連続気孔組
織3を有する重合体層4を一体に積層した本発明のバグ
フィルタ−クロスの拡大断面を示し、第2図は不織布5
の表面に微粉状導電性フィラー6を含有し、かつ連続気
孔組織7を有する重合体層8を一体に積層した本発明の
バグフィルタ−クロスの他の実施例の拡大断面を示すも
のである。又更に、本発明のバグフィルタ−クロスにお
いて、基材上に形成された連続気孔組織を有する重合体
層の表面状態を示す顕微鏡写真を第3図に示す。第3図
Aは75倍に拡大した本発明のバグフィルタ−クロス表
面の顕微鏡写真、第3[ff1Bは150倍に拡大した
同上顕微鏡写真である。
スの例を第1図及び第2図に示す。第1図は織布1の片
面に繊維状導電性フィラー2を含有し、かつ連続気孔組
織3を有する重合体層4を一体に積層した本発明のバグ
フィルタ−クロスの拡大断面を示し、第2図は不織布5
の表面に微粉状導電性フィラー6を含有し、かつ連続気
孔組織7を有する重合体層8を一体に積層した本発明の
バグフィルタ−クロスの他の実施例の拡大断面を示すも
のである。又更に、本発明のバグフィルタ−クロスにお
いて、基材上に形成された連続気孔組織を有する重合体
層の表面状態を示す顕微鏡写真を第3図に示す。第3図
Aは75倍に拡大した本発明のバグフィルタ−クロス表
面の顕微鏡写真、第3[ff1Bは150倍に拡大した
同上顕微鏡写真である。
以下実施例をあげて本発明を説明する。
各実施例における表面比抵抗値の測定は、銀ペースト(
例えば藤倉化成株式会社製ニド−タイト)を用いて2種
のリングとなるように電極を作り、電極間の距離は5.
0 mmとした。又、電気抵抗測定時の電圧は10.O
Vであり、10が所の測定値の対数平均値をバグフィル
タ−クロスの表面比抵抗値とした。
例えば藤倉化成株式会社製ニド−タイト)を用いて2種
のリングとなるように電極を作り、電極間の距離は5.
0 mmとした。又、電気抵抗測定時の電圧は10.O
Vであり、10が所の測定値の対数平均値をバグフィル
タ−クロスの表面比抵抗値とした。
実施例]
アセチレンブラック7重量部を、高縮含ナフタレンスル
ホン酸ソーダ塩を2. O重Ei1%含む水に分散させ
た導電性フィラー水分散体20重量部(アセチレンブラ
ック固形分35重■%)を、35重量部の変性アクリル
酸エステル樹脂エマルジョン(固形分35重量%)、中
に添加し、均丁に分散した後メチロールメラミン5重量
部(純分50重量%)、ポリアクリル酸すトリウム1重
量部(増粘剤)、ラウリル酸ナトリウム4重甲部(泡安
定剤)、マイカ3重量部(無機添加剤)、水32重量部
を混合することによって、発泡可能な組成物が調整され
た。
ホン酸ソーダ塩を2. O重Ei1%含む水に分散させ
た導電性フィラー水分散体20重量部(アセチレンブラ
ック固形分35重■%)を、35重量部の変性アクリル
酸エステル樹脂エマルジョン(固形分35重量%)、中
に添加し、均丁に分散した後メチロールメラミン5重量
部(純分50重量%)、ポリアクリル酸すトリウム1重
量部(増粘剤)、ラウリル酸ナトリウム4重甲部(泡安
定剤)、マイカ3重量部(無機添加剤)、水32重量部
を混合することによって、発泡可能な組成物が調整され
た。
この配合中の全固形分は285重量%であった。この場
合、発泡剤は特に添加する必要ハなく、樹脂をエマルジ
ョン型にするために添加している界面活性剤が発泡剤の
役割を果す。発泡が不充分な場合には、ステアリン酸ア
ンモニウムを発泡可能な組成物に対して01〜03重量
%添加することができる。この組成物は機械的発泡機を
用い、3倍の発泡倍率まで発泡させられた。この発泡組
成物を基材となるニードルパンチングによって作られた
不織布上に、ナイフコーティングの方法によって50
g/m2の量が塗布された。用いられた不織布はポリエ
ステルで作られ、目付は4.90 g/m”であり、通
気性は26(:c/−7cJ、厚さは1.8 mmであ
ツタ。コーティングした後すぐに120°Cで5分間乾
燥した。その後160°Cで2分間キユアリングを行な
い、次に約0.8 mmの重合体層を所定の通気性およ
び孔径を持たせるために、約0.2 mrnまでロール
によって圧縮した。このようにして作られたバグフィル
ター−クロスの通気性は約11.0 cc/−/cf。
合、発泡剤は特に添加する必要ハなく、樹脂をエマルジ
ョン型にするために添加している界面活性剤が発泡剤の
役割を果す。発泡が不充分な場合には、ステアリン酸ア
ンモニウムを発泡可能な組成物に対して01〜03重量
%添加することができる。この組成物は機械的発泡機を
用い、3倍の発泡倍率まで発泡させられた。この発泡組
成物を基材となるニードルパンチングによって作られた
不織布上に、ナイフコーティングの方法によって50
g/m2の量が塗布された。用いられた不織布はポリエ
ステルで作られ、目付は4.90 g/m”であり、通
気性は26(:c/−7cJ、厚さは1.8 mmであ
ツタ。コーティングした後すぐに120°Cで5分間乾
燥した。その後160°Cで2分間キユアリングを行な
い、次に約0.8 mmの重合体層を所定の通気性およ
び孔径を持たせるために、約0.2 mrnまでロール
によって圧縮した。このようにして作られたバグフィル
ター−クロスの通気性は約11.0 cc/−/cf。
表面比抵抗値は0.4X10’Ω、摩擦帯電圧は25V
(JIS L−1094(1980)8.1.A法)
、半減期は測定可能な程短かかった(JIS L−10
94(,1980)B、1.B法) 帯電防止の処理加工を施していない従来のポリエステル
繊維で作られるバグフィルタ−クロスは、帯電圧は57
00 Vで半減期は180−改 であった。微粉炭の集
塵において、本発明品と従来品とを2か月間使用した結
果、圧力損失は、本発明品は水柱で15〜17cmであ
り、従来品は20〜23cmであった。また、塵の堆積
量は、本発明品が215 g/m’であったのに対して
、従来品は380g/m2であった。払い落しの形式は
逆圧で行なわれた。
(JIS L−1094(1980)8.1.A法)
、半減期は測定可能な程短かかった(JIS L−10
94(,1980)B、1.B法) 帯電防止の処理加工を施していない従来のポリエステル
繊維で作られるバグフィルタ−クロスは、帯電圧は57
00 Vで半減期は180−改 であった。微粉炭の集
塵において、本発明品と従来品とを2か月間使用した結
果、圧力損失は、本発明品は水柱で15〜17cmであ
り、従来品は20〜23cmであった。また、塵の堆積
量は、本発明品が215 g/m’であったのに対して
、従来品は380g/m2であった。払い落しの形式は
逆圧で行なわれた。
実施例2
アセチレンブラック35重量部を、高縮合ナフタレンス
ルホン酸ソーダ塩を20重量%含む水に分散させた導電
性フィラー水分散体25重量部(固形分30重量%)を
、40重量部のポリケムサツプ110 (日本純薬株式
会社製・シリコンとアクリル酸エステルの共重合体エマ
ルジョン、固形分35重里%)、中に添JK11.均一
に分散した後、ラウリル酸す) I]ウム6重量部(泡
安定剤)、アクリル酸エステルエマルジョンi[i2[
、(増粘剤)、マイカ6重量部(無機添加剤)、水27
重量部を混合することによって発泡可能な組成物が調製
された。実施例1と同様な方法で3倍の発泡倍率まで発
泡が行なワレ、ナイフコーティングにより基材に対して
60 g/m2の量が塗布された。乾燥は、120°C
で5分間行なわれ、キユアリングは150°Cで2分間
行なわれた。実施例1と同様に所定の通気性を得るため
に、約0.2 +1mまで重合体層は圧縮された。使用
された基材はコネツクス(帝人株式会社製・耐熱性ナイ
ロンの商品名)の不織布で、ニードルパンチによって作
られたものであり、目f寸は4.20 g/m’ 、通
気性は29CC/式/C請であり、表面比抵抗値は0.
7X10’Ω”、摩擦帯電圧は20V (JIS L−
1094(1980)8.1.A法)、半減期は測定可
能な程短かった(JIS L−1094(1980)8
.2゜B法)コネツクスで作られている従来のバグフィ
ルタ−クロスは、帯電圧は6500V(J IS L−
1094(,1980)8.1.A法)半減期は205
−cであった(JISL−1094(1980)8.2
. B法)。このバグフィルタ通気性はl 5CC/s
”/m’であった。
ルホン酸ソーダ塩を20重量%含む水に分散させた導電
性フィラー水分散体25重量部(固形分30重量%)を
、40重量部のポリケムサツプ110 (日本純薬株式
会社製・シリコンとアクリル酸エステルの共重合体エマ
ルジョン、固形分35重里%)、中に添JK11.均一
に分散した後、ラウリル酸す) I]ウム6重量部(泡
安定剤)、アクリル酸エステルエマルジョンi[i2[
、(増粘剤)、マイカ6重量部(無機添加剤)、水27
重量部を混合することによって発泡可能な組成物が調製
された。実施例1と同様な方法で3倍の発泡倍率まで発
泡が行なワレ、ナイフコーティングにより基材に対して
60 g/m2の量が塗布された。乾燥は、120°C
で5分間行なわれ、キユアリングは150°Cで2分間
行なわれた。実施例1と同様に所定の通気性を得るため
に、約0.2 +1mまで重合体層は圧縮された。使用
された基材はコネツクス(帝人株式会社製・耐熱性ナイ
ロンの商品名)の不織布で、ニードルパンチによって作
られたものであり、目f寸は4.20 g/m’ 、通
気性は29CC/式/C請であり、表面比抵抗値は0.
7X10’Ω”、摩擦帯電圧は20V (JIS L−
1094(1980)8.1.A法)、半減期は測定可
能な程短かった(JIS L−1094(1980)8
.2゜B法)コネツクスで作られている従来のバグフィ
ルタ−クロスは、帯電圧は6500V(J IS L−
1094(,1980)8.1.A法)半減期は205
−cであった(JISL−1094(1980)8.2
. B法)。このバグフィルタ通気性はl 5CC/s
”/m’であった。
重油ボイラーの排ガスの集塵に、本発明品と従来品とを
10日間使用した結果、圧力損失の測定では、本発明品
は水柱で25〜3ocmであり、従来品は28〜320
mであった。塵の堆積量は本発明品が、180g/m”
であったのに対し従来品は、240g/m’であった。
10日間使用した結果、圧力損失の測定では、本発明品
は水柱で25〜3ocmであり、従来品は28〜320
mであった。塵の堆積量は本発明品が、180g/m”
であったのに対し従来品は、240g/m’であった。
払い落し方式は逆圧で行なわれた。
実施例3
アセチレンブラック35重量部とカット長]、、 5
mmの炭素繊維7重量部とを、高縮合ナフタレンスルホ
ン酸ソーダ塩を20’fXfifk%含む水に分散させ
た、導電性フィラーの水分散体35重計部(固形分30
重量%)を、40重皿部のポリケムサツプ110(日木
純薬株式会社製・シリコンとアクリル酸エステルの共重
合体エマルジョン:固形分35重量%)中に添加し均一
に分散した後、(増粘剤)、マイカ6重量部(無機添加
剤)。
mmの炭素繊維7重量部とを、高縮合ナフタレンスルホ
ン酸ソーダ塩を20’fXfifk%含む水に分散させ
た、導電性フィラーの水分散体35重計部(固形分30
重量%)を、40重皿部のポリケムサツプ110(日木
純薬株式会社製・シリコンとアクリル酸エステルの共重
合体エマルジョン:固形分35重量%)中に添加し均一
に分散した後、(増粘剤)、マイカ6重量部(無機添加
剤)。
水31重量部を混合することによって発泡可能な組成物
が形成された。実施例2と同様の方法、同様の不織布を
用いて本発明品が作られた。こσようにして作られたバ
グフィルタ−クロスの通気性は9.Qcc / see
/7、表面比抵抗値は0.2 X 10’Ω、摩擦帯
電圧は25V (JIS L−1094(1980)
8゜1、A法)、半減期は測定不可能な程短かかった(
JIS L−1094(j980)8.2゜B法)。従
来品との比較は実施例2と同様に行なわれ、はに同等な
結果が得られた。
が形成された。実施例2と同様の方法、同様の不織布を
用いて本発明品が作られた。こσようにして作られたバ
グフィルタ−クロスの通気性は9.Qcc / see
/7、表面比抵抗値は0.2 X 10’Ω、摩擦帯
電圧は25V (JIS L−1094(1980)
8゜1、A法)、半減期は測定不可能な程短かかった(
JIS L−1094(j980)8.2゜B法)。従
来品との比較は実施例2と同様に行なわれ、はに同等な
結果が得られた。
第1図、第2図は本発明のバグフィルタ−クロスの1例
を示す部分拡大断面図、第3図Aは本発明のバグフィル
タ−クロスの重合体層表面を75倍に拡大した顕微鏡写
真、第3図Bは同上表面を150倍に拡大した顕微鏡写
真である。 1・・・織布 2,6・・・導電性フィラー3.7・・
・連通気孔 4,8・・・重合体層 5・・・不織布 特許出願人 日本フェルト株式会社 杉本線染株式会社 代理人弁理士 大 野 克 躬 大 野 令 子 大 野 柳之輔 手続補正書C方式) 昭和59年2月61ヨ ]、十ゴ+の表示 昭和58年特許願第170923号 2、発明の名作 導電性を有するバグフィルタ−クロス及びその製造法3
、補正をするh 事件との関係 局許出願人 (1所 東京都北区豊島8−27−12明細書:図面の
簡単な説明の項 1 明細1823T5〔」3行目、「図面の簡単な説明
」の項71行目及び5行目「顕微鏡写真」をそれぞれ「
平面図」と訂正する。 2 添附図面生菌3図A及び第3図Bを別紙の通り訂正
する。 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和58年特許願第1709..23号2、発明の名称 導電性を有するバグフィルタ−クロス及びそノ製造法3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都北区豊島8−27−124、代理人 L
+:b゛1.S 5、捕1rの対象 1 明細書16頁1・2行目「導電性フィラー2」を「
導電性フィラー3」と訂正する。 2、同頁133行目連続気孔組織3」を「連続気孔組織
2」と訂正する。 3 同頁166行目導電性フィラー6」を「導電性フィ
ラー7」と訂正する。 4 同頁16〜17行目「連続気孔組織7」を「連続気
孔fl織6」と訂正する。 5 明細書17百3行目「顕微鏡写真」を「状態を示す
図面」ど訂正する。 6 同房4行I]「同上顕微鏡写真」を「同様の図面」
とπj正する。 7、 明細書23頁19行「2,6・・・・・・導電性
フィラー」を「2,6・・・・・・連続気孔組織」と訂
正する。 8 同v〔20行「3,7・・・・・・連続気孔」を「
3,7・・・・)〃電性フィラー」と訂正する。
を示す部分拡大断面図、第3図Aは本発明のバグフィル
タ−クロスの重合体層表面を75倍に拡大した顕微鏡写
真、第3図Bは同上表面を150倍に拡大した顕微鏡写
真である。 1・・・織布 2,6・・・導電性フィラー3.7・・
・連通気孔 4,8・・・重合体層 5・・・不織布 特許出願人 日本フェルト株式会社 杉本線染株式会社 代理人弁理士 大 野 克 躬 大 野 令 子 大 野 柳之輔 手続補正書C方式) 昭和59年2月61ヨ ]、十ゴ+の表示 昭和58年特許願第170923号 2、発明の名作 導電性を有するバグフィルタ−クロス及びその製造法3
、補正をするh 事件との関係 局許出願人 (1所 東京都北区豊島8−27−12明細書:図面の
簡単な説明の項 1 明細1823T5〔」3行目、「図面の簡単な説明
」の項71行目及び5行目「顕微鏡写真」をそれぞれ「
平面図」と訂正する。 2 添附図面生菌3図A及び第3図Bを別紙の通り訂正
する。 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和58年特許願第1709..23号2、発明の名称 導電性を有するバグフィルタ−クロス及びそノ製造法3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都北区豊島8−27−124、代理人 L
+:b゛1.S 5、捕1rの対象 1 明細書16頁1・2行目「導電性フィラー2」を「
導電性フィラー3」と訂正する。 2、同頁133行目連続気孔組織3」を「連続気孔組織
2」と訂正する。 3 同頁166行目導電性フィラー6」を「導電性フィ
ラー7」と訂正する。 4 同頁16〜17行目「連続気孔組織7」を「連続気
孔fl織6」と訂正する。 5 明細書17百3行目「顕微鏡写真」を「状態を示す
図面」ど訂正する。 6 同房4行I]「同上顕微鏡写真」を「同様の図面」
とπj正する。 7、 明細書23頁19行「2,6・・・・・・導電性
フィラー」を「2,6・・・・・・連続気孔組織」と訂
正する。 8 同v〔20行「3,7・・・・・・連続気孔」を「
3,7・・・・)〃電性フィラー」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 基材の片面に、導電性フィラーを含有し力)つ連
続気孔組織を有する重合体層を一体Gこ積層した、表面
比抵抗値が10′Q以下の値を持つノくり°フィルター
クロス。 2 界面活性剤を含む導電性フィラーのA(分散体をM
A IIWエマルジョンに添加し、更Gこ添力l′l斉
11を1lllえて発泡せしめた泡状物を、基材の片面
Gこ塗布乾・−固定後圧縮することにより、連続気イし
組織を有する重合体層を一体に積層した、表面比抵抗イ
直力(10IQ SJ、 下](aを持つ)くグツイル
タークロスを製’J’fUする方法0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58170923A JPS6064612A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 導電性を有するバグフィルタークロスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58170923A JPS6064612A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 導電性を有するバグフィルタークロスの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6064612A true JPS6064612A (ja) | 1985-04-13 |
JPH0363405B2 JPH0363405B2 (ja) | 1991-10-01 |
Family
ID=15913857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58170923A Granted JPS6064612A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 導電性を有するバグフィルタークロスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6064612A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6013214A (en) * | 1997-01-23 | 2000-01-11 | Denso Corporation | Method for manufacturing filter element |
KR20010049815A (ko) * | 1999-07-19 | 2001-06-15 | 이충중 | 도전성 필터 및 그의 제조방법 |
KR100761635B1 (ko) | 2006-10-16 | 2007-10-04 | 한국생산기술연구원 | 거품코팅을 이용한 중·고온 배가스 처리용 여과체의제조방법 및 이에 의해 제조된 여과체 |
JP2009502499A (ja) * | 2005-08-03 | 2009-01-29 | ホリングワース・アンド・ボーズ・カンパニー | 導電性が改善された濾材 |
KR100900818B1 (ko) | 2006-05-11 | 2009-06-04 | 주식회사 신창테크 | 3차원 미세기공을 갖는 공조용 프리필터 |
JP2010221210A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-10-07 | Sintokogio Ltd | 表面濾過方式集塵機用帯電防止濾布 |
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Family Cites Families (1)
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JPS5213581B2 (ja) * | 1973-10-18 | 1977-04-15 |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP58170923A patent/JPS6064612A/ja active Granted
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