JPS60233063A - 5−ベンジリデンヒダントインの製造法 - Google Patents
5−ベンジリデンヒダントインの製造法Info
- Publication number
- JPS60233063A JPS60233063A JP59087862A JP8786284A JPS60233063A JP S60233063 A JPS60233063 A JP S60233063A JP 59087862 A JP59087862 A JP 59087862A JP 8786284 A JP8786284 A JP 8786284A JP S60233063 A JPS60233063 A JP S60233063A
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- JP
- Japan
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- water
- hydantoin
- 1mol
- glycine
- reaction
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D233/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
- C07D233/96—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は5−ベンジリデンヒダントインの製造法に関す
るものである。
るものである。
5−ぺ/ジリデンヒダントインは、フェニルアラモ、ン
を製造するだめの重要な中間体である。
を製造するだめの重要な中間体である。
アルデヒド類と、ヒダントイン類を縮合させて5−置換
ヒダントイン類を製造する反応は公知でありwheel
@r −Hoffman反応と呼ばれている。
ヒダントイン類を製造する反応は公知でありwheel
@r −Hoffman反応と呼ばれている。
(J、Am、 Chem、 Soc、、 45 、36
9(1911) )。
9(1911) )。
この方法では、反応は酢酸及び無水酢酸ナトリウムの存
在下で行なわれる。また、この反応についての別の詳細
な例は、Qrg、 8yn、、 Ca11. Vol、
5.627に記載されており、反応は無水edラジ/中
で行なわれている。これらの方法はいずれも有機溶媒を
使用し、また、目的物の収率も70〜80チと低いため
工業的な製造法として満足すべきものではない。
在下で行なわれる。また、この反応についての別の詳細
な例は、Qrg、 8yn、、 Ca11. Vol、
5.627に記載されており、反応は無水edラジ/中
で行なわれている。これらの方法はいずれも有機溶媒を
使用し、また、目的物の収率も70〜80チと低いため
工業的な製造法として満足すべきものではない。
本発明は、ベンズアルデヒドをグリシンおよびアルカリ
の存在下で、ヒダントイン、(2,4−イミダゾリジン
ジオ/)と反応させることKより、工業的に有利に5−
ベンジリデンヒダントインを製造スる方法を提供するも
のである。本発明によれば、水系の溶媒中で比較的短い
反応時間内で、結晶性の良い5−ベンジリデンヒダント
インを好収率で得ることができる。
の存在下で、ヒダントイン、(2,4−イミダゾリジン
ジオ/)と反応させることKより、工業的に有利に5−
ベンジリデンヒダントインを製造スる方法を提供するも
のである。本発明によれば、水系の溶媒中で比較的短い
反応時間内で、結晶性の良い5−ベンジリデンヒダント
インを好収率で得ることができる。
以下、本発明の方法について更に詳細に説明する。
本発明で使用される反応溶媒としては、一般に水が用い
られるが、水のみならず、必要に応じてメタノール、エ
タノール、ジオキサンなどの水に可溶な有機溶媒を水と
混合したものを使用することもできる。 □ 使用するグリクンの量については必ずしも厳密な制限で
はないが、ヒダントインに対して、0.1〜2モル比、
好ましくは0.3〜1モル比が良い。少ないと効果が少
なく、また多く使っても、それに見合う効果が得られず
、経済的でない。また、無機アルカリ性物質の種類とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、水酸化マグネ
シウムまたは水酸化カルシウム等を用いることができる
が、実用的な見地からは水酸化ナトリウム。
られるが、水のみならず、必要に応じてメタノール、エ
タノール、ジオキサンなどの水に可溶な有機溶媒を水と
混合したものを使用することもできる。 □ 使用するグリクンの量については必ずしも厳密な制限で
はないが、ヒダントインに対して、0.1〜2モル比、
好ましくは0.3〜1モル比が良い。少ないと効果が少
なく、また多く使っても、それに見合う効果が得られず
、経済的でない。また、無機アルカリ性物質の種類とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、水酸化マグネ
シウムまたは水酸化カルシウム等を用いることができる
が、実用的な見地からは水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物を使用するこ
とが望ましい。その使用量については必ずしも厳密な制
限ではないが、グリシンに対して0.05〜2モル比、
好ましくは0.1〜1モル比が良く、アルカリを使用し
ない場合は充分な反応速度が得られない。即ち、グリシ
ンとアルカリのどちらか一方だけでは、良好な結果は得
られず、両者を使用する−ことによって始めて好結果が
得られる。尚、反応原料のモル比は通常化学量論量で良
いが、必要に応じていずれか一方を過剰に用いても良い
。
とが望ましい。その使用量については必ずしも厳密な制
限ではないが、グリシンに対して0.05〜2モル比、
好ましくは0.1〜1モル比が良く、アルカリを使用し
ない場合は充分な反応速度が得られない。即ち、グリシ
ンとアルカリのどちらか一方だけでは、良好な結果は得
られず、両者を使用する−ことによって始めて好結果が
得られる。尚、反応原料のモル比は通常化学量論量で良
いが、必要に応じていずれか一方を過剰に用いても良い
。
反応温度については必ずしも厳密な制限はないが、通常
は40〜100℃、好ましくは60〜80℃であり、1
〜10時間、好ましくは2〜5時間反応を行なう。
は40〜100℃、好ましくは60〜80℃であり、1
〜10時間、好ましくは2〜5時間反応を行なう。
反応生成物である5−ンジリデンヒダントインは水に難
溶性であるので、反応の進行と共に結晶として析出する
ので、冷時遠心分離等により分離回収することができる
。
溶性であるので、反応の進行と共に結晶として析出する
ので、冷時遠心分離等により分離回収することができる
。
以下実施例により本発明の方法について更に具体的に説
明する。但し、これらは説明のだめの単なる例示′であ
り、本発明性これらの例に何ら制限されない。
明する。但し、これらは説明のだめの単なる例示′であ
り、本発明性これらの例に何ら制限されない。
実施例1
温度計、還流冷却器、攪拌機を備えた三ロフラグ2G!
9を加えて漕力化だ。この液にペンズアルテヒド53.
09.ヒダントイン50.Ogを加えて1攪拌下100
cで1 反応させた。冷却後、析出している5−ンジリ
デンヒダントインを分離、回収した。収量83.0g、
ヒダントインよりの収率88チであった。
9を加えて漕力化だ。この液にペンズアルテヒド53.
09.ヒダントイン50.Ogを加えて1攪拌下100
cで1 反応させた。冷却後、析出している5−ンジリ
デンヒダントインを分離、回収した。収量83.0g、
ヒダントインよりの収率88チであった。
実施例2
実施例1と同様の装置に水200m1.グリシン18.
8,9、カセイカリ7.Ogを加えて溶かした。この液
にベンズアルデヒド53.0#、ヒダントイン50、O
gを加えて、攪拌下80℃で虐反応させた。冷却後析出
している5−ンジリデンヒダントインを分離回収した。
8,9、カセイカリ7.Ogを加えて溶かした。この液
にベンズアルデヒド53.0#、ヒダントイン50、O
gを加えて、攪拌下80℃で虐反応させた。冷却後析出
している5−ンジリデンヒダントインを分離回収した。
収量86.11!、ヒダントイyよりの収率92チであ
った。
った。
実施例3
実施例1と同様の装置に、水20011%エタノール4
0扉l、グリシン18.8Iisカセイソーダ3.0g
を加え、更に、ベンズアルデヒド53.0g、ヒダント
イン50. Ogを加えて攪拌下70℃で4hr反応さ
せた。冷却後析出している5−ベンジリデンヒダントイ
ンを分離回収した。収量88.3g% ヒダントインよ
りの収率94%でありた。
0扉l、グリシン18.8Iisカセイソーダ3.0g
を加え、更に、ベンズアルデヒド53.0g、ヒダント
イン50. Ogを加えて攪拌下70℃で4hr反応さ
せた。冷却後析出している5−ベンジリデンヒダントイ
ンを分離回収した。収量88.3g% ヒダントインよ
りの収率94%でありた。
比較例1
実施例1と同様の装置に水2001117!、グリクン
37、577を加えて溶かした。この液にベンズアルデ
ヒド53.0#、 ヒダントイン50.Ogを加えて、
攪拌下100℃で12 反応させた。冷却後析出してい
る5−ンジリデンヒダントインを分離回収した。収量5
3.79、ヒダントインよりの収率57チであった。
37、577を加えて溶かした。この液にベンズアルデ
ヒド53.0#、 ヒダントイン50.Ogを加えて、
攪拌下100℃で12 反応させた。冷却後析出してい
る5−ンジリデンヒダントインを分離回収した。収量5
3.79、ヒダントインよりの収率57チであった。
比較例2
実施例1と同様の装置忙水200111J、カセイソー
ダ10.(lを加えて溶かした。この液にベンズアルデ
ヒド53.Oli、ヒダントイン50.09’に加 ・
えて攪拌下80℃で12hr反応させた。冷却後析出
□している5−yジリデンヒダントインを分離回収した
。収量36.6g、ヒダントインよりの収率39チであ
った。
ダ10.(lを加えて溶かした。この液にベンズアルデ
ヒド53.Oli、ヒダントイン50.09’に加 ・
えて攪拌下80℃で12hr反応させた。冷却後析出
□している5−yジリデンヒダントインを分離回収した
。収量36.6g、ヒダントインよりの収率39チであ
った。
代 理 人 菊 地 精 −
Claims (1)
- ぺ、ンズアルデヒドをグリシンおよび無機アルカリ性物
質の存在下、でヒダントインと反応させることを特徴と
する5−ベンジリデンヒダントインの製゛□ 進法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59087862A JPS60233063A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 5−ベンジリデンヒダントインの製造法 |
NL8502147A NL8502147A (nl) | 1984-05-02 | 1985-07-29 | Werkwijze voor de bereiding van een hydantionederivaat. |
US06/760,425 US4672127A (en) | 1984-05-02 | 1985-07-30 | Process for production of hydantoin derivatives |
DE19853527477 DE3527477A1 (de) | 1984-05-02 | 1985-07-31 | Verfahren zur herstellung von hydantoinderivaten |
FR8511698A FR2585701B1 (fr) | 1984-05-02 | 1985-07-31 | Procede de production du derive d'hydantoine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59087862A JPS60233063A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 5−ベンジリデンヒダントインの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60233063A true JPS60233063A (ja) | 1985-11-19 |
JPH0451550B2 JPH0451550B2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=13926693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59087862A Granted JPS60233063A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 5−ベンジリデンヒダントインの製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4672127A (ja) |
JP (1) | JPS60233063A (ja) |
DE (1) | DE3527477A1 (ja) |
FR (1) | FR2585701B1 (ja) |
NL (1) | NL8502147A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2972377B2 (ja) * | 1990-04-27 | 1999-11-08 | オリオン−ユヒチュメ オサケ ユキチュア | カテコール誘導体、その薬学的に許容しうる塩およびエステルならびにそれらを含有する医薬組成物 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4175198A (en) * | 1976-10-07 | 1979-11-20 | W. R. Grace & Co. | 5-Secondary alkylidene hydantoins |
CA1096389A (en) * | 1976-10-07 | 1981-02-24 | Roger R. Gaudette | 5-secondary alkylidene hydantoins |
DE3013647C2 (de) * | 1980-04-09 | 1985-07-11 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 5-Arylidenhydantoinen (B) |
DE3013626C2 (de) * | 1980-04-09 | 1985-06-27 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 5-Arylidenhydantoinen (A) |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP59087862A patent/JPS60233063A/ja active Granted
-
1985
- 1985-07-29 NL NL8502147A patent/NL8502147A/nl not_active Application Discontinuation
- 1985-07-30 US US06/760,425 patent/US4672127A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-07-31 FR FR8511698A patent/FR2585701B1/fr not_active Expired
- 1985-07-31 DE DE19853527477 patent/DE3527477A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451550B2 (ja) | 1992-08-19 |
FR2585701B1 (fr) | 1987-10-16 |
DE3527477A1 (de) | 1987-02-12 |
NL8502147A (nl) | 1987-02-16 |
US4672127A (en) | 1987-06-09 |
FR2585701A1 (fr) | 1987-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |