JPS6021946B2 - 二重密度セラミツクス焼結体の製造法 - Google Patents
二重密度セラミツクス焼結体の製造法Info
- Publication number
- JPS6021946B2 JPS6021946B2 JP54014331A JP1433179A JPS6021946B2 JP S6021946 B2 JPS6021946 B2 JP S6021946B2 JP 54014331 A JP54014331 A JP 54014331A JP 1433179 A JP1433179 A JP 1433179A JP S6021946 B2 JPS6021946 B2 JP S6021946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic sintered
- magnesium
- magnesia
- dual
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセラミックス、特には、窒化珪素、炭化珪素を
主構成相とするセラミックスの二重密度暁絹体の製造法
に関するものである。
主構成相とするセラミックスの二重密度暁絹体の製造法
に関するものである。
セラミックスは金属に比べて融点が一般に高いことから
、高温用材料として多用されている所であるが、脆いこ
と即ち、耐機械衝撃性に劣ることから、高温用材料とし
ての応用範囲も限定されたものとなっている。
、高温用材料として多用されている所であるが、脆いこ
と即ち、耐機械衝撃性に劣ることから、高温用材料とし
ての応用範囲も限定されたものとなっている。
セラミックスの脆性は本質的なもので、その本質的な解
決はかなり困難なものである。そこで、セラミックスの
耐機械衝撃性を幾分なりとも改良する方策が種々検討さ
れているが、その一つとして、セラミックスの表面に衝
撃吸収層、即ち、ショックアブソーバー層を設けること
が考えられる。
決はかなり困難なものである。そこで、セラミックスの
耐機械衝撃性を幾分なりとも改良する方策が種々検討さ
れているが、その一つとして、セラミックスの表面に衝
撃吸収層、即ち、ショックアブソーバー層を設けること
が考えられる。
これは柔い、ないいま強度の小さい表層部を設けて、外
界からの機械的衝撃性を該表層部の変形エネルギーある
いは破壊エネルギーに変えることにより、該表層部は多
少の損耗を釆すが、セラミックス製品全体としては致命
的な破壊をこうむらず充分な耐用を示すことを目的とす
るものである。かくの如き衝撃吸収層を設ける普通の方
法は基村のセラミックスに塗布、葵着、スプレーコーテ
ィング等にり衝撃吸収が可能な被覆層を設けるものであ
る。しかしながら、これらの方法は、いずれも後から基
材表面に接合するものであるため、被覆層と基材との界
面の接合力が充分でない場合が多く、あるいは、場所に
よって局部的に接合力の著しく弱い所が存在するなどし
て剥離現象の生ずることが多々あった。そこで本発明者
等は、上記のような剥離現象を生じない全く新規で独創
的な方法による二層構造を有するセラミックスを製造す
る方法を発明したもので、前述の如き用途に有用なセラ
ミックスを提供しうるものと確信する。
界からの機械的衝撃性を該表層部の変形エネルギーある
いは破壊エネルギーに変えることにより、該表層部は多
少の損耗を釆すが、セラミックス製品全体としては致命
的な破壊をこうむらず充分な耐用を示すことを目的とす
るものである。かくの如き衝撃吸収層を設ける普通の方
法は基村のセラミックスに塗布、葵着、スプレーコーテ
ィング等にり衝撃吸収が可能な被覆層を設けるものであ
る。しかしながら、これらの方法は、いずれも後から基
材表面に接合するものであるため、被覆層と基材との界
面の接合力が充分でない場合が多く、あるいは、場所に
よって局部的に接合力の著しく弱い所が存在するなどし
て剥離現象の生ずることが多々あった。そこで本発明者
等は、上記のような剥離現象を生じない全く新規で独創
的な方法による二層構造を有するセラミックスを製造す
る方法を発明したもので、前述の如き用途に有用なセラ
ミックスを提供しうるものと確信する。
即ち、本発明は、セラミックス材料にマグネシウム化合
物を配合してなる成形体を、マグネシア粉末上またはマ
グネシア煉瓦で内張りした焼成炉中に置いて焼成するこ
とを特徴とする二重密度セラミックス糠結体の製造方法
を要旨とするものである。本発明は高温、非酸化性雰囲
気中でマグネシアの蒸気圧が比較的高いことから蒸発し
やすいマグネシアの蒸発量を抑制する方法を種々検討し
ている中で、マグネシア粉末上またはマグネシア煉瓦で
内張りした焼成炉中に置いて焼成することにより、成形
体の表層より蒸発逸散するマグネシア量を制御できるこ
とを見出したことによりなされたものである。
物を配合してなる成形体を、マグネシア粉末上またはマ
グネシア煉瓦で内張りした焼成炉中に置いて焼成するこ
とを特徴とする二重密度セラミックス糠結体の製造方法
を要旨とするものである。本発明は高温、非酸化性雰囲
気中でマグネシアの蒸気圧が比較的高いことから蒸発し
やすいマグネシアの蒸発量を抑制する方法を種々検討し
ている中で、マグネシア粉末上またはマグネシア煉瓦で
内張りした焼成炉中に置いて焼成することにより、成形
体の表層より蒸発逸散するマグネシア量を制御できるこ
とを見出したことによりなされたものである。
本発明の方法によりえられる二重密度セラミックスは、
その表層部がマグネシアの抜け出ることにより比較的気
孔の多い、密度の小さいものとなり、前述の如く、外部
からの機械的衝撃を吸収しうる機能をもつものである。
その表層部がマグネシアの抜け出ることにより比較的気
孔の多い、密度の小さいものとなり、前述の如く、外部
からの機械的衝撃を吸収しうる機能をもつものである。
本発明で用いうるマグネシウム化合物は無機マグネシウ
ム化合物、有機マグネシウム化合物のうちで、高温でマ
グネシアに変りうるものであれば全て使用が可能である
が、なかでも、本発明者等の実験によれば、マグネシア
（Ｍｇ０）、硫酸マグネシウム（Ｍが０４）、硝酸マグ
ネシウム（Ｍｇ（Ｎ０３）２）、水酸化マグネシウム（
Ｍｇ（ＯＨ）２）が総合的に判断して優れたものであり
、更にこの中でも特に優れているものは、マグネシア、
水酸化マグネシウムである。これらのマグネシウム化合
物は単に蒸発逸散する成分としての目的のみで添加する
こともできるが、更には鱗結助剤としての役割をもにな
う形で添加されることが好ましい。セラミックス材料と
しては、窒化珪素、炭化珪素が特に好ましい組合せとし
て選ばれる。上記に例示したセラミックス材料はマグネ
シウム化合物、競中マグネシアを最適な競給助剤とする
ものであるとから特に好ましいセラミックス材料である
。次に実施例により本発明を具体的に説明する。
ム化合物、有機マグネシウム化合物のうちで、高温でマ
グネシアに変りうるものであれば全て使用が可能である
が、なかでも、本発明者等の実験によれば、マグネシア
（Ｍｇ０）、硫酸マグネシウム（Ｍが０４）、硝酸マグ
ネシウム（Ｍｇ（Ｎ０３）２）、水酸化マグネシウム（
Ｍｇ（ＯＨ）２）が総合的に判断して優れたものであり
、更にこの中でも特に優れているものは、マグネシア、
水酸化マグネシウムである。これらのマグネシウム化合
物は単に蒸発逸散する成分としての目的のみで添加する
こともできるが、更には鱗結助剤としての役割をもにな
う形で添加されることが好ましい。セラミックス材料と
しては、窒化珪素、炭化珪素が特に好ましい組合せとし
て選ばれる。上記に例示したセラミックス材料はマグネ
シウム化合物、競中マグネシアを最適な競給助剤とする
ものであるとから特に好ましいセラミックス材料である
。次に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例第１表に示す如く、セラミックス材料とマグネシ
ウム化合物を配合し、この配合物に重量％で０．２％（
外掛）のポリビニールアルコールをバインダーとして加
えたものを混練し、液圧プレスで１０００ｋ９′仇によ
り５×５×１伽の成形体を得た。
ウム化合物を配合し、この配合物に重量％で０．２％（
外掛）のポリビニールアルコールをバインダーとして加
えたものを混練し、液圧プレスで１０００ｋ９′仇によ
り５×５×１伽の成形体を得た。
次に、これを、第１表に示す方法で焼成した。焼成品に
ついて低密度表層厚さの測定値と衝撃試験の結果を第１
表に併記した。これにより、成形体の焼成法と焼成体の
表層厚さの相関関係が如実に示されている。
ついて低密度表層厚さの測定値と衝撃試験の結果を第１
表に併記した。これにより、成形体の焼成法と焼成体の
表層厚さの相関関係が如実に示されている。
堺 ー 表
ポー 焼成は乍て電気炉１「１で行ない．〈けマクネン
了粉ふ中に収形休を地殺し焼成する方法。
了粉ふ中に収形休を地殺し焼成する方法。
１子はマグネンァ耐火物で内・舵りした心父Ｐｉ‘１ｌ
に公然ガスを充填して隣ｌ必したものである。
に公然ガスを充填して隣ｌ必したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ セラミツクス材料にマグネシウム化合物を配合して
なる成形体を、マグネシア粉末上またはマグネシア煉瓦
で内張りした焼成炉中において焼成することを特徴とす
る二重密接セラミツクス焼結体の製造法。 ２ セラミツクス材料が窒化珪素、炭化珪素、から選ば
れる１種または２種以上である特許請求の範囲第１項記
載の二重密接セラミツクス焼結体の製造法。 ３ マグネシウム化合物がマグネシア（ＭｇＯ）、硫酸
マグネシウム（ＭｇＳＯ＿４）、硝酸マグネシウム（Ｍ
ｇ（ＮＯ＿３）＿２）、水酸化マグネシウム（Ｍｇ（Ｏ
Ｈ）＿２）の群から選ばれる１種または２種以上である
特許請求の範囲第１項ないし第２項記載の二重密接セラ
ミツクス焼結体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54014331A JPS6021946B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 二重密度セラミツクス焼結体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54014331A JPS6021946B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 二重密度セラミツクス焼結体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55109279A JPS55109279A (en) | 1980-08-22 |
| JPS6021946B2 true JPS6021946B2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=11858082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54014331A Expired JPS6021946B2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 | 二重密度セラミツクス焼結体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021946B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891070A (ja) * | 1981-11-27 | 1983-05-30 | 旭硝子株式会社 | 炭化珪素と窒化珪素の複合焼結体の製法 |
| JP4025455B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2007-12-19 | 京セラ株式会社 | 複合酸化物セラミックス |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP54014331A patent/JPS6021946B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55109279A (en) | 1980-08-22 |
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