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JPS60188329A - リポソ−ム封入物質移入促進剤 - Google Patents

リポソ−ム封入物質移入促進剤

Info

Publication number
JPS60188329A
JPS60188329A JP4348884A JP4348884A JPS60188329A JP S60188329 A JPS60188329 A JP S60188329A JP 4348884 A JP4348884 A JP 4348884A JP 4348884 A JP4348884 A JP 4348884A JP S60188329 A JPS60188329 A JP S60188329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liposome
cells
liposomes
hematoporphyrin derivative
inclusion substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4348884A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ikegami
池上 晋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Mochida Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc, Mochida Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP4348884A priority Critical patent/JPS60188329A/ja
Publication of JPS60188329A publication Critical patent/JPS60188329A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヘマトポルフィリン誘導体を含有することを
特徴とするリポソームににる封入された物質の細胞、例
えば癌細胞への移入促進剤に関する。
従来技術 細胞膜を透過し辣い化合物を細胞内に移送したり、生体
内において標的細胞へ選択的に薬剤を輸送する目的で薬
剤をリポソームに包ノυだ後、細胞あるいは個体に投与
する方法が用いられている(G、Gregoriadi
s et al。
The Lancet、June 29゜1974、.
1313−17)。しかし、この方法はセンダイウィル
スなどの特殊なウィルスの介助や高温度のポリエチレン
グリコールやグリセリン処理などの方法を使用しない限
り移送効率が極めて悪く、超微量で効力を発現覆る薬剤
の他には用途が少ない。さらに、こうした処理は個体レ
ベルで使用することが困チaであり、培養細胞系での実
験的技法にとどまっている。
発明の開示 本発明者は、リポソームの構成脂質成分を変化させるこ
とによって、安定した、リポソーム月入物質の移送効率
が高いリポソームを創1することを目的として、鋭意研
究を行った結果、ヘマトポルフィリン誘導体をリポソー
ムI+!、!に組み込むことによって、リポソーム内に
封入した物質(薬剤等)を細胞、例えば癌細胞に移jス
タ゛る効率を高めることに成功し、これらに基づき本発
明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、ヘマトポルフィリン誘導体を含有
することを特徴とするりポソームによる」4人された物
質の細胞への移入促進剤に関する。
ビタミンFを併用するとリポソームの構成脂質の酸化を
防止できるという点で好ましい。
本発明に使用ηるヘマトポルフィリン誘導体はヘマ1へ
ポルフィリンまたはその誘導体であればいずれでもJ:
い。
例えば、一般式 で示される化合物、あるいはその塩(ナトリウム、カル
シウム塩等)が採用される。式中RとR2は同一でも異
っていてもよく、それぞれ−CLt (Of−1)Me
、−CI−1(OAc)Me。
−CI−1= Ct−12等の置換基を表わす。
これらのヘマトポルフィリン誘導体の調製は公知方法に
j;れ(R,Bonnett et a l。
J、Chem、3oc、Perkin l。
1981.3135−40参照。)ばよい。
ヘマトポルフィリン誘導体をリポソーム膜に絹み込むに
は特に困難はなく、例えばエーテル等の有機(fγ媒を
使用し、これに飽和状態に溶解して前記脂質成分に混合
した形で使用し、その他従来法に従ってリポソームを調
製すればよい。
リポソームの封入物質として使用する薬剤は、制癌活性
物質等医薬成分である。
実施例 1、リポソームの調製 脂質として、鶏卵レシチン4μrnole、ボスク1チ
ジルグリセリン1μmo l e、コレステロール5μ
mole、α−トコフェロール(ビタミンE)1μmo
leを使用した。これにヘマトポルフィリン誘導体(前
記 3 o n n e t 1:et at、第31
37頁に記載の実験例で得られた誘導体。以下r hl
 P D Jという。)0.6mjl / l1lfl
を重亜硫酸ナトリウム上で2回蒸留したT−チル1 m
、llに溶解させて加えた。対照としてヘマトポルフィ
リン誘導体を加えないエーテルに脂質5− を溶解さけたものも使用した。
これらに、燐酸緩衝液(phosphatebuffe
r sa l i ne、以下rPBsJという。日本
製薬社製、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを含
まない。)rllomMの5(6)−カルボキシフルオ
レセイン(以下、rcFJという;Ca l b i 
ochem礼製)0.33m、llを加えた。4分間、
0℃で超音波処理を施し、20℃で弱い減圧下、エーテ
ルを留去した。残留水溶液に少時アルゴン又は窒素気流
を流し、エーテルの除去を確実にした。試P1液をファ
ルマシア社製[セファデックスG−50Jの小カラムに
通してゲル濾過した。ゲルから排除される両分を集め0
.4μmの孔径を有するポリカーボネート膜を通過させ
、滅菌リポソームを得た。この試料液2■ρのCFFl
1度はPBSを加えることによって0.045mMに調
整した。
2、癌細胞 マウス乳癌由来FM3A細胞を腹腔的投与して8日経過
したC3H/Heマウスから腹水3−を6− 1F1だ。PIIS液で細胞をJ、く洗浄し、0.1%
の牛胎児血清を含むES培地(白水製薬社製)30m、
llに2.8X109細胞となるように懸濁した。
この細胞懸濁液を5Qmm径のガラス・シャーレに4 
m、Q加え、5%炭酸ガス、37℃のインキュベーター
中で1時間置いた。2 l11gの0.1%牛脂児血清
含有ES培地で3回、シャーレ底面を洗浄し非吸着細胞
を除去した。
3、癌細胞によるリポソームの取り込みFM3△細胞の
付着したシャーレにリポソーム液を2 m、ll加え5
%炭酸ガス、37℃の条件下で30分、インキュベート
した。2n1fJの0.1%牛脂児血清を含むFS培地
で3回、細胞を洗浄1ノだ後、3mρの10%牛脂児血
清含有ES培地を加えて、5%炭酸ガス、37℃で一夜
、インキュベートした。シャーレを静かにゆすって細胞
を底面から脱離させ、細胞数を計った。細胞は1500
rpm、5分間遠心分離して沈殿させた。上清液、並び
に沈殿細胞分画のCF3I度を蛍光測定にJ:って定量
した。細胞分画には3−の1%[トリトンX100Jを
含むPBS液で溶解させて測定した。
蛍光光度計を使用し、励起波長460nm、測定波長5
20 n mによってCFlilllfをめた。
4、測定結果 (イ)1細胞当りのCF量 CF ?、4×10−Vカ CF+空リポソーム 4.0 CF含有リポソーム(+−I P +) −) g、2
CF含有リポソームN−1pl)十) +s、4(ロ)
細胞内CF濃度 F M 3△細胞の直径:12μm (コールタ−カウ
ンターによる測定値) 細胞の体積:0.9+)1 CF 0.38μM CF+空リポソーム 0.44/ CF含有リポソーム(+−IPD−>0.91 I)C
F含有リポソーム(HP D→−)1.71 7(ハ〉
その仙の実験結果 (1) 本実験で使用した温度範囲では、1〜IPD、
ビタミンEの存在によってCFの蛍光強度に影響が見ら
れなかった。
(2)FM3AにCF含有リポソーム(+−I P D
 −)を40%グリセリンと共に4分間処理しても、グ
リセリンを含まないコントロールに比較しして細胞への
CF移入効果率に変化は認められなかった。
(3)PBSあるいは10分(7)111i1度(7)
 P B S rl145%にポリエチレングリコール
・1000(シグマ社製)を加えた溶液で細胞を1分間
処理したところ細胞は死滅した。
(4)メトトリキセートをCFの代わりに包含させたリ
ポソームを同様の処理によって細胞融合させたところH
PDを含有したものは含有しないものに比べ約2倍の移
入がみられた。
上記実験で使用したリポソーム脂質成分のうち、コレス
テロールはリポソーム膜の安定性の増加に寄与するもの
で、コレステロールを欠くものは血清中のリボプロティ
ンによって内容物の漏出がおこると報告されている(1
.−、S、S、Guo et a l、J。
9− Llpid Res、2に、993〜 1003 (1980)参照。〉また、レシチンは高度
不飽和脂肪酸を含み、−ffi項酸素によって酸化を受
けリポソーム膜が溶解する。
1−I P Dは光の存在下、−車項酸素の生成を促進
する。従って、1−IPDの存在によって鶏卵レシチン
・リポソームは極めて不安定であるが、ビタミンEをリ
ポソーム膜に組み込むことによって安定となる。
特許出願人 味の素株式会社 持田製薬株式会礼 10−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヘマトポルフィリン誘導体を含有することを特徴と
    するリポソームによる封入された物質の細胞への移入促
    進剤。 2、さらにビタミンEを含有する特許請求の範囲第1項
    記載の移入促進剤。 3、ヘマトポルフィリン誘導体が一般式で示される化合
    物およびその塩の少なくとも一種である特許請求の範囲
    第1項記載の移入促進剤。 ただし、式中、R1およびR2は同−又は異ってイテも
    よ(、それぞれ−Cl−1(OH)Me。 −OH(OAC)Me、および−Cl−1= Ct−l
     2よりなる群より選択された置換基を表わす。
JP4348884A 1984-03-07 1984-03-07 リポソ−ム封入物質移入促進剤 Pending JPS60188329A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02295917A (ja) * 1989-05-10 1990-12-06 Terumo Corp 内包物の酸化を抑制したリポソームおよびその製法
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JP2005041869A (ja) * 2003-07-07 2005-02-17 Makoto Yuasa 金属ポルフィリン錯体包埋リポソーム、その製造方法およびこれを利用する医薬

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