JPS60163695A - 洗濯機の蓋開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用される洗濯機の蓋開閉装置に関
するものである。

従来例の構成とその問題点 近年、第１図に示すように、洗濯機１上方にユニット台
２を介して乾燥機３を設置する傾向にある。これは、限
られた空間の有効利用であシ、この方式は今後、増える
方向にある。乾燥機３を洗濯機１上方に設置した際に問
題になるのは、第１に乾燥機３の投入口４の高さであり
、投入口４が高い場合、衣類の出し入れが不便であるば
かりでなく、乾燥機３内の衣類が見にくく出し忘れが起
きやすい。乾燥機３の設置位置を下げれば、この問題は
解決するが、両者の間のすきまが少くなりこんどは洗濯
機１の天板５の後方に設置された操作部６のスイッチ類
の操作か不自由になる。

そこで乾燥機３の厚みを薄くして、乾燥機３の投入に１
４を下けた状態においても洗濯機１の操作性を損なわな
いようにしている。また操作部６を天板６０前面に設置
することによシ苅応する方式％式％ 以１）１ｊに比べ乾燥機３を洗濯機１の上方に設置した
際の乾燥機３の投入口４はかなり低い位置に設けられた
が、壕だ十分な低さにはいだっていないし、乾燥機３を
薄型にすることによυ乾燥機３の上面部７の位置が以前
に比べ高くなってしまい、洗濯機１上方に乾燥機３を設
置出来ない場合も発生する。

なお、乾燥機３を低く設置する場合の下限を規制する条
件は、操作部６を天板５前面に設けた場合には、蓋８の
回転軸９と蓋８先端部までの長さ１１と盈８を閉じるた
め蓋８先端部に手をかける子箱（約５０１ｎ、、）の合
計がユニット台２の乾燥機３を設置する台部１０下面よ
シ天板までの距離１２と等しくしだ時が最も乾燥機３を
低く設置できる下限である。

発明の目的 本発明は乾燥機を洗濯機上方にユニット台を介して設置
した際に、乾燥機の設置を低くし衣類の出し入れを容易
にし、かつ、蓋の開閉をスムーズに行うことを目的とす
るものである。

発明の構成 本発明の洗濯機の蓋開閉装置は蓋後方へ突υ３しだリブ
体につる巻きバネを回転自在に取り伺け、前記蓋の略中
火より仏を前後に正分し、両者に下方に突出したリプを
設け、とのリブの下端を丁番機構にて連結し、蓋閉時に
は、前記リプの」１端を当接せしめ、開時には、丁番機
構によシ、正分した蓋を重ねる構成としたものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について、添付図面を参照して説
明する。第２図において、８は天板５に回転自在に軸支
された蓋、１Ｑは蓋８後方へ突出したリブ体で先端に付
勢されたつる巻きバネ１１を回転自在に取り付ける穴１
２を有し、つる巻きバネ１１は他端を天板５に回転自在
に取シ付けられている。

蓋８が閉じた状態では、つる巻きバネ１１よりリブ体１
ｏに力Ｆ１を加えられており、蓋８の回転軸９とリブ体
１０に設けた穴１２を結ぶ直線と、力Ｆ１のなず角度を
θ１とすると、蓋８は穴１２の位置でＦ、　ｓｉｎθ１
の力を上方へ受けており、蓋８は回転＠ｌ１９を支点と
して左回転の力すなわち、閉じる方向へツノを受けてい
る。回転軸９の中心と穴１２の中心の距離を１３とする
と、　蓋８の受ける力は、Ｆ１ｓｉｎθｊ　Ａｓのモー
メントになる。

Ｍ８を開けている際に、つる巻きバネ１１よシ加えられ
る力の方向が回転軸９、穴１２を結ぶ直線上にある時に
は、蓋８はつる巻きバネ１１より回転軸９を支点として
回転するための力は、加えられて吟ないこの位置関係を
、デッドポイントという。

蓋８が完全に開いた状態では、つる巻きバネ１１より受
ける力Ｆ３及びカＦ３と回転軸９と穴１２を結ぶ直線と
なす角θ３よシ蓋８は回転軸９を支点にＦ３ｓｉｎθ３
１３の大きさで右回転の方向の蓋を開ける力を受けてい
る。

この様にデッドポイントを境に蓋８の受けるモーメント
の力の方向が逆転し、デッドポイントシ蓋８が閉じた状
態では閉じる方向に踏８がデッドポイントよシ開いた状
態では開く方向にカを受ける。

蓋８は、１１１１半分と後半分で分割しておシ、第３図
は分割部分の断面図であシ、両者はヒンジ１２等の丁番
機構で連結されている。ヒンジ１２の場合には成形時に
は、第４図に示す形状にて成形さ゛れ、両者を周到に成
形して軸支させる必要がなく、部品点数も増えずに作る
ことができる。

蓋８が閉じている状態では、蓋８の後半分はつる巻きバ
ネ１１よシ付勢されており、回転軸９を支点に左回転の
力を受けており、この力はヒンジ１２を介して蓋８前半
分に伝えられる。蓋８前先端部では、天板６に尚接して
いるので当接部１３を支点に右回転の力を受けることに
なシ、蓋８の前半分のヒンジ１２のリブ１４が蓋８の後
半分のリブに当接し、両者の平面部１６は同一平面と同
じように隙間なく平板状となる。

蓋８を開けつつある間も蓋８前半分と後半分はヒンジ１
２を支点としてリプ１４で尚接し、前半分は、蓋−８を
開ける手によるヒンジ部１２を支点とする右回転のモー
メントを、後半分はつる巻きバネ１１による回転軸９を
支点とする左回転のモーメントを加えられている。

′；４８を開けていき、デッドポイントをすきると蓋８
後半分に加えられた力の方向が変わシ、右回転のモーメ
ントを加えられるため、蓋８は第５図のＢの状態のよう
にヒンジ部１２よシ折れはじめ、Ｃの状態のように完全
に二つ折れになる。

なおプツト゛ポイントの設定は、蓋８０回転軸９から前
先端捷での長さ１１と蓋８の回転軸９から着後手分のヒ
ンジ部１２までの長さ１４とすると、デッドポイントの
蓋８の開き角度θは、θ（ｓｉｎ””トを通過後に二つ
に折れるため、デッドポイント通過以１）１１は孟８の
天板上面よりの高さはβｓｉｎθとなり、二つに折れて
からは７！４　が最高の高さになるため、ｌ　ｓｉｎθ
〈１４　ならば天板６とユニット台２の台部１０までの
距離１２二４４とできるためである。このことよシ同一
の長さ１１の一枚板の蓋８を°有する洗濯機に比へ、二
つ析の蓋８を有する洗濯機１は、上方に設置する乾燥機
の位置を１、−１．だけ低くすることが出来る。１１　
の寸法は約３０互程度であるから７！、　＝　１５のと
しても１５蔦程度は低くできる。

また、蓋８の開閉につる巻きバネ１１を利用しているた
め、脱水時の振動による蓋８の振動及び音の発生を防ぐ
とともに、開時においても、衣類の出し入れに際して蓋
８への接触によシ蓋８が閉じたシ、開時に勢いあまって
蓋８がはね返り、再び閉じてしまうということがない。

かつ蓋８の途中上りなど発生しない。

また、デッドポイントを蓋８の開き角度３００近辺に設
けるため、以前の様に蓋８の開き角度を９０°以上にし
ないと閉じてしまうことがなく、少い開き角度であとは
バネの力で蓋８を完全に開けることができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下の
効果が奏せられる。

（イ）ユニソｌ一台を介し洗濯機上方に乾燥機を設置し
た際に乾燥機の設置位置を低くでき、乾燥機の衣類の出
し入れが楽になるとともに、衣類の出し忘れもなくなる
。

（ｖｌ）脱水時、バネを利用し蓋に閉じる方向に力を加
えているため蓋が振動したり、音を発生することが従来
の構造に比べ少なくなっている。

（ハ）衣類の出し入れに際し、蓋へ接触して蓋が閉じて
しまうことがない。

に）蓋を開ける時に勢いあまって蓋がはね返シ再び閉じ
てしまうことがない。また蓋の途中止シが起きない。

（ホ）従来の様に蓋を９００　以上開けないと閉じてし
まうことがなく、一定角度開けば、後はバネの力で完全
に開けれる。

（へ）丁番機構としてヒンジ機構を使うと蓋を二つ折り
にするため、蓋を２分割し、連結するだめの別部品など
必要とせず、コストを押えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例における乾燥機を洗濯機上方へユニット
台を介し設置した状態の側面図、第２図ａは本発明の一
実施例を示す洗濯機の蓋開閉装置の要部断面図、第２図
すは同平面図、第３図は同要部の拡大断面図、第４図は
蓋の丁番機構としてヒンジ機構を使用した場合の蓋の形
状を示す要部断面図、第５図は同音の開閉時の動きを示
す要部側面図である。 ８・・・・・・蓋、１０・・・・・・リプ体、１１・・
・つる巻きバネ、１２・・・・・・ヒンジ、１４・・・
・・・リプ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ７ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓋後方へ突出したリブ体につる巻きバネを回転自在に取
   り付け、前記蓋の略中央よＩ）Ｍを前後に二分し、両者
   に下方へ突出したリプを設け、このリプの下端を丁番機
   構にて連結し、蓋閉時には、前記リプの上端を当接せし
   め、開時には、丁番機構により、二分した蓋を重ねる構
   成とした洗濯機の蓋開閉装置。