JPS60131662A - 記録モ−ド判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドを使用して磁気テープ上に傾斜した
不連続な記録軌跡として順次信号を記録再生する磁気記
録再生装置（以下ＶＴＲと称す）に関し、記録モードを
自動的に判別する検出方法に関する。

従来例の構成とその問題点 Ｒで記録時のテープ送シ速度を切換えることにより　ｍ
己録することができるＶＴＲがある。このようなＶＴＲ
においては、再生時に記録モードを自動的に判別して、
通常再生時妃は、記録スピードと同一スピードで再生す
る上とが望まれている。

゛現在、それを実現する方法として、従来のコントロー
ル信号を用いず、４種類のパイロット信号を用いたトラ
ッキング方法において、記録モードを判別する方法が特
願昭５７−１２６９４２に提案されており、これを例に
とり説明する。

先ず４種類のパイロット信号を用いたトラッキング方法
について説明する。

第１図は、４周波パイロット信号トラッキング方法によ
る記録磁化軌跡であわ、第２図はトラッキングエラー信
号を得るだめの再生回路のプロソり図である。

第１図において、Ａ１．Ｂ１．Ａ２．Ｂ２・　・は互に
異なる所定のアジマス角を有するＡヘッド及びＢ”　７
　）１１１％　＋　−７°Ｊ″１°Ｑｆｔ？ｃ［４°＠
　）　５７１’である。

矢印１は、回転へ、ノドの走査方向を示している。

各記録トラックには、映像信号と共にｆ１〜ｆ４で示す
各パイロット信号が１フイールド毎に順次繰り返し記録
されている。

パイロット信号の記録順序は第１図に示す順番であり、
１フィールド期間内では、１種類のパイロット信号の周
波数はミ！例えば、表１に示す値に設定される。

表　１ なお、表１においてはｆＨは、水平同期信号の周波数を
示し、６．５ｆＨは水平同期信号の周波数の６．５　倍
の周波数であることを示す。

各記録トラック間のパイロット信号の周波数差は、第１
図に示す如く、ｆＨもしくは３ｆＨの周波数となる。そ
して、ヘッドＡｉ（ｉ＝１．２・川・・）トラックを走
査する時、走査トラックのパイロット信号と紙面上にお
いて右側の隣接トラックに記、録されているパイロット
信号との周波数差は常にｆＨであり、左側のそれは、常
に３ｆＨである。

ヘッドがＢｉ　トラックを走査する時には前述と逆の関
係になり、走査トランクと右側の隣接トラックとのパイ
ロット信号の周波数差は常に３ｆＨであり、左側のそれ
は、常にｆＨ，である。

パイロット信号は１００ｋＨｚ近傍の比較的低周波の信
号であるため、ヘッドが隣接トラック上を走査しなくて
も隣接トランクに記録されているパイロット信号をクロ
ストーク信号として再生することができる。

例えば、ヘッドがＡ２トラックをオントラックして走査
する時に得られるパイロット信号は、ｆ３゜ｆ２．ｆ４
の合成信号であり、そのレベルはｆ３が最も大きく、次
にｆ２．ｆ４が同一レベルだけ再生される。

ヘッドがトラックＡ２かられずかにトラックＢ２側にず
れて再生走査した時、得られるパイロット信号のレベル
はｆ３．ｆ２．ｆ４の順に小さくなる。

従って、主走査トラツク上のパイロット信号と、両隣接
トラックに記録されて、いる各パイロット信号との差周
波数信号ｆＨ及び、３ｆＨをそれぞれ分離して取シ出し
、両信号の再生レベルを比較すれば、主走査トラツクか
らのヘッドずれ量及びずれ方向を知ることができる。

第２図は、トラッキングチラー信号を得るための再生回
路のブロック図で、ある。

第２図において、端子２からは映像信号とパイロット信
号とが合成された再生ＲＦ信号が入力される。回路３は
ローパスフィ化、夕であシ、再生ＲＦ信号からパイロッ
ト信号だけを分離して取９出す。

この時に得られるパイロット信号は、主走査トラツクと
両隣接トラック上に記録されているパイロット信号の合
成である。

回路４は、平衡変調回路であり、前述の合成信号と、端
子５から供給される基準信号とを乗算する。端子５から
供給される基準信号は主走査トラツク上に記録されてい
るパイロット信号と同じ周波数のパイロット信号が供給
される。例えば、第１図においてでヘッドがトラックＡ
２上を、再生走査する竺、平衡変調回路４への入力信号
は、ｆ２＋１３、ｆ４であり、端子５から供給される基
準信号は、ｆ３である。従って、、平衡変調回路４の出
力信号は、ｆ２．ｆ３．ｆ４の各信号が出力される。０
回路６はｆＨの、信号に同調する同調回路であり、回路
７はｓｆＨ，の同調増幅回路である。回路８，９は、検
波整流回路であり、回路１ｏはレベル比較回路である。

従って、両隣接トラックからクロストーク信号として取
り出された各パイロット信号は、主走査ト、ラック上に
記録されているパイロット信号との差信号としてそれぞ
れ分離して取り出された後しベル比較回路１０にてその
レベル差に応じた信号が取り出される。レベル比較回路
１０にて得られる信号は、ｆＨの再生レベルが３ｆＨの
再生レベルよりも大きい時には、そのレベル差に応じた
正の電圧が取り出される。なお、このレベル比較回路１
０にて得る信号は、ヘッドのトラックずれ量及びずれ方
向の情報を含むためζ　トラッキングエラー信号として
用いることができる。しかし、実際に実用に適するトラ
ッキングエラー信号はさらに処理を必要とする。なぜな
らば、第１図から明らかなように、ＡトラックとＢトラ
ックとではヘッドのずれ方向とその時に得られるクロス
トーク信号（ｆＨもしくは３ｆＨ）との関係が互いに逆
の関係になるためである。

第２図において、回路１１は、アナログ反転回路であシ
、回路１２は、端子１３から供給されるヘッドスイッチ
ング信号（以下Ｈ，ＳＷ信号と称す）の周期に応じて切
換わる電子スイッチである。従って端子１４には例えば
Ａトラックをヘッドが再生走査する時には、レベル比較
回路１０の出力信号がそのまま出力され、Ｂトラックを
ヘッドが再生走査する時には、レベル比較回路１０の出
力信号がそのまま出力され、Ｂトラックをヘッドが再生
走査する時には、レベル比較回路１０の出力信号がアナ
ログ的に反転され出力される。

このため端子１４に得られる信号はＡ、Ｂ）ラックに関
係なくヘッドが走査すべきトラックから右側にずれた時
には常に正の電位が、左側にずれた時には常に負の電位
が出力される。

従って、端子１４に得られる信号をトラッキングエラー
信号として供給し、テープの送り速度を制御すれば、ヘ
ッドは常に主走査トラツク上をオントラックして走査す
ることになる。

以上が４種類のパイロット信号を用いてトラッキングエ
ラー信号を得る方法の概要である。

このようなトラッキング方法を用いた場合、ＳＰモード
（例えば、１時間記録）で記録したテープをＬＰモード
（例えば、２時間記録）で再生すると、詳細な説明は、
ここでは除くが、第３図に示す如く、トラッキングエラ
ー信号は刃１丁の周期で変化する。また、ＬＰモードで
記録したテープをＳＰモードで再生すると、第３図に示
す如くトラッキングエラー信号は　１　の周期で変化１
６田 し、前記とは異なる周期になる。

特願昭５７−１２６９４２においては、これらの異々る
周期のトラッキングエラー信号により、周期を判別する
検出回路をもうけて、記録モードを判別する方法である
が、あくまでも、通常再生（ＳＰ記録モードをＳＰモー
ドで再生、ＬＰ記録モードをＬＰモードで再生）時は、
トラッキングエラー信号が、周期性をもって変化しない
ことが必須の条件となる。

しかしながら、自己録再（例えば、ＡなるＶＴＲで記録
し、ＡなるＶＴＲで再生する）の場合は問題ないが、互
換再生（例えばＡなるＶＴＲで記録し、Ａとは異なるＶ
ＴＲで再生する）の場合は、記録と再生とで回転ヘッド
がえが軌跡が若干具なる為、例えば、トラッキングエラ
ー信号は、第４図ａに示すように６０田の周期でレベル
変動をおこす。また、４周波パイロット信号の周波数６
．１５ｆＨ〜１ｏ、５ｆＨ，もしくは、前記した周波数
に近い周波数をもつノイズが再生パイロット信号に混入
し、前述したｆＨ及び３ｆＨの信号に同調する同調増幅
回路８．９の出力レベルに不均一に影響をおよぼした際
には、第４図す、ｃに示すように、６０１−＆や１５π
−周期で段差をもったトラッキングエラー信号を得るこ
とになる。このように、通常再生時においても前述した
周期でトラッキングエラー信号が変化すると、７．　’
５１１ｚ　’　１５１にの異なる周期により、記録モー
ドを判別するこの方法では、判別がきわめて困難になる
。

発明の目的 本発明は、４周波パイロット信号を用いたトラッキング
方式において、記録モードを自動的に判別する、前述し
た方法とは異なる他の方法を提供するものでちる。

発明の構成 本発明は、記録時に、再生時のトラッキング制御用パイ
ロット信号を記録すべきテレビジョン信号に重畳させて
記録し、再生時には再生すべき記録トラックに対して前
後に隣接する記録トラックから再生されるパイロット信
号のクロストーク信号のレベル差に応じたトラッキング
エラー信号を用いて記録トラックと再生磁気ヘッドの再
生走査軌跡との相対位置制御を行なうとともに、上記ト
ラッキングエラー信号をローパスフィルタ　（ＬＰＦ）
を介した後、ヘッドスイッチング（Ｈ，ＳＷ）信号を一
分周し、該１分周回路出力の立上りもし２　２ くけ立上りでトリガパルスを作成し、このトリガパルス
にて、前記ＬＰＦ出力信号をサンプルアンドホールド（
Ｓ　＆　Ｈ）する。

Ｓ＆Ｈされた出力は、トリガパルス発生回路に入力し、
前記Ｓ＆Ｈ出力のＤＣ変化を検出し、トリガパルスを発
生させる。このトリガパルスをアナログスイッチに入力
し、該アナログスイッチの２つの出力をＲ，Ｓフリップ
フロップ回路のセットＳ側およびリセッ）Ｒ側に各々入
力して、Ｒ−Ｓフリップフロップの出力から自動判別出
力を得るよう構成されている。また、このＲ，Ｓフリッ
プフロップの出力から遅延回路を介して、該遅延回路の
出力により、前記アナログスイッチの２つの出力のうち
どちらか一方にトリガパルスを得るように切換えるよう
構成している。

記録モードと異々るスピードで再生した場合、１ 前述した如く、７．５．＋１．〒１［の周期でトラッキ
ングエラー信号が変化する。まだ、この時位相制御がか
からない為にトラッキングエラー信号は、Ｈ−ＳＷ倍信
号対して位相が同期せず位相がずれていく。

本発明は、前記した構成によって、トラッキング主う−
信号の位相ずれの有無を検出して、自動的に記録モード
を判別する検出信号を得る記録モード判別方式である。

実施例の説明 本発明の一実施例を第６図に示し、第６図の動作波形図
を用いて説明する。

端子１５よシ、トラッキングエラー信号が入力され、１
５　Ｈｚよりすこし高い周波数に設定されたＬＰＦｌ　
６に入力される。

このＬＰＦを通過させることにより、トラッキングエラ
ー信号に重畳された比較的高い周波数成分は除去でき、
ＬＰＦ１ｅ出力よｆｉｄ出力を得る。

端子１８より、Ｈ−ＳＷ信号を一分周回路１９に入力し
、分周した信号を立上りもしくは立下りでトリガされパ
ルス出力ｅを得るトリガパルス発生回路２０に入力され
る。このトリガパルスｅは、□の周期であり、このパル
スによって、前記６１Ｌ ＬＰＦｌ　６の出力ｄをＳ＆Ｈ回路１７にてサンプルア
ンドホールドする。

通常再生時においては、トラッキングエラー信号は、第
４図ａ、ｂ、Ｃに示す如く、変化するととがあるがＨ−
ＳＷ信号とトラッキングエラー信号とは位相が同期して
いる為、Ｈ，ＳＷ倍信号同期して作成した１５１−１．
の周期をもつトリガパルスｅでサンプルアンドホールド
しても、Ｓ＆）（回路１７の出力は、はとんど変化のな
い直流的な電圧が得られる。

しかしながら、記録モードと異なるスピードで再生した
場合、例えばＳＰモ・−ドで記録したテープをＬＰモー
ドで再生すると−７７「市　の周期、およびＬＰモード
で記録したテープをＳＰモードで再生すると□の周期で
トラッキングエラー信１６ル 号は変化するとともに、Ｈ−ＳＷ信号に対して同期せず
トラッキングエラー信号の位相は、ずれて行く。

この時には、第６図ｄ、ｅに示す如く、Ｈ，ＳＷ倍信号
同期したトリガパルスｅで例えば、トラッキングエラー
信号）ｖａ−＋ｖｂ−＋ｖｏ−＋ｖｄ→ｖ８・・・・・
→と異なる電圧をサンプルアンドホールドすることに々
すＳ＆Ｈ回路１７の出力から一１５■−の周期で電圧の
異なった出力信号ｆを得ることができる。

このＳ＆Ｈ回路１７の出力信号ｆは、ＤＣ変化位置（例
えばｖａ→Ｖ　ｂ　、　Ｖ　ｂ−＋Ｖ　、）　を検出し
てトリガパルスＧを発生させるトルガパルス発生回路２
１に入力され、該トリガパルス発生回路２１のパルス出
力Ｇは、アナログスイッチ２２に入力される。

該アナログスイッチ２２は、Ｒ−３フリツプフロツプ２
３の出力端子２４から入力される遅延回路２６の出力が
ＬＯＷ電圧時には、Ｒ−Ｓフリップフロップ２３のＳ側
に入力されるよう切換わり、前記遅延回路２５の出力が
）（ｉ電圧時には、Ｒ・Ｓフリップフロップ２３のＲ側
に入力されるよう切換わるよう設定しておく。

前記した遅延回路２５は、Ｒ，−Ｓフリップフロップ回
路２３の出力がＬＯＷ電圧から）（ｉ電圧（もしくは、
Ｈ１電圧からＬＯＷ電圧）に急激に変化して、適当な時
間遅れをもって、出力がＬＯＷ電圧からＨｉ雷電圧もし
くは、Ｈ１電圧からＬＯＷ電圧）に変化する回路である
。

また、前述したＲ−Ｓフリップフロップ２３は、Ｓ側に
トリガパルスＧが入力された時には、Ｒ・Ｓフリップフ
ロップ回路２３の出力端子２４はＨ１電圧、Ｒ側にトリ
ガパルスＧが入力された時には、Ｒ，Ｓフリップフロッ
プ回路２３の出力端子２４はＬＯＷ電圧になるよう設定
しておく。

今、記録時のモードと異なるスピードで再生した場合、
例えば、記録時のモード切換電圧がＬＯＷ電圧であって
、再生時の端子２４から得られる検出出力がＨｉ雷電圧
なって走査している時は、前記した如くアナログスイッ
チ２２には、トリガパルスＧが入力される。また、端子
２４の電圧がＨｉ雷電圧あればＲ−３フリツプフロツプ
２３のＲ側にアナログスイッチ２２を介して、前記トリ
ガパルスＧが入力され、Ｒ−Ｓフリップフロップ２３の
出力端子２４から得られる検出出力はＬＯＷ電圧に切換
わり、通常再生モードに切換わる。通常再生モードにな
ると、トリガパルス発生回路２１からはパルス出力が得
られなくなり、この状態を保持する。またこの時、遅延
回路２５の出力により、通常再生モードに切換ってから
、アナログスイッチ２２を介して次にＲ，Ｓフリップフ
ロップ２３のＳ側に入力されるよう切換わり保持される
。

また、記録時のモード切換電圧がＨｉ雷電圧あって、再
生時の端子２４から得られる検出出力がＬＯＷ電圧にな
って走査している時は、前記した如くアナログスイッチ
２２には、トリガパルスＧがアナログスイッチ２２を介
して、Ｒ−Ｓフリップフロップ２３のＳ側に入力され、
該Ｒ−Ｓフリップフロップ２３の出力端子２４から得ら
れる検出出力はＨｉ雷電圧切換わり、通常再生モードに
切換わる０前述した如く通常再生モードになると、トリ
ガパルス発生回路２１からはパルス出力が得られなくな
るため、この状態を保持する。またこの時、遅延回路２
５の出力により、通常再生モードに切換ってからアナロ
グスイッチ２２を介して次にＲ−８フリツプフロツプ２
３のＲ側に入力されるよう切換わり保持される。

以上が、本発明の記録モードを判別する検出回路の動作
原理である。

発明の効果 本発明により、従来コントロール信号を用いないトラッ
キング方法において、トラッキングエラー信号が通常再
生時にも、同期をもって変化していても、比較的簡単な
構成で記録モードを確実に判別し、検出信号を得ること
によって、自動的に記録時と同じテープスピードで再生
できるように切換可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、４周波のパイロット信号を用いたトラッキン
グ方法のテープ上の記録パターンを示す図。 第２図は、４周波パイロット信号を用いたトラッキング
方法の再生処理回路の構成を示すブロック図。第３図は
、ＳＰモードで記録したテープをＬＰモードで再生した
時、及びＬＰモードで記録したテープをＳＰモードで再
生した時のトラッキングエラー信号とＨ，ＳＷ倍信号関
係を示す図。 第４図は通常再生時における、トラッキングエラー信号
の変化を示す図。 第５図は本発明による記録モードを判別する検出回路の
一実施例を示すブロック図　第６図は、第５図の動作波
形図である。 １６・・・・ローパスフィルタ（ＬＰＦ）、１７・・・
・・・・Ｓ＆Ｈ回路、１９・−・−分周回路、２０゜２
１・・・・・・トリガパルス発生回路、２２・・・・・
アナログスイッチ、２３・・・・・Ｒ，Ｓフリップフロ
ップ回路、２５・・・・遅延回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第　
１　図 第３図 第　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トラッキング制御用パイロット信号を記録すべき映像信
   号に重畳させて隣接する記録トラックとして順次磁気記
   録媒体上に記録し、再生時は再生すべき記録トラックに
   対して前後に隣接する記録トラックからクロストークｙ
   しぞ再生されるパイロット信号のレベル差に応じたトラ
   ッキングエラー信号を用いて、記録トラックと再生磁気
   ヘッドの再生走査軌跡との相対位−制一を行なうととも
   に、ヘッドスイッチング信号を基準として、前記トラッ
   キングエラー信号の位相を検出することにより、記録時
   のテープ速度と再生時のテープ速度の差異を判別する記
   録モード判別方法。