JPS5989739A - 金もしくは金合金の地金 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金若しくは金合金（以下金等と云う）の地金
に関する。

金等の板状地金は通常、その表面に純度と質量および製
造者名を表示して売買されるが、その地金は従来、規定
の質量より多少多くなるように厚みおよび巾を定めた圧
延材１から切断したり型抜きして地金２とし、その地金
２をやすり等を用いてけずって規定の質量に合わせて仕
上げ、あるいはさらにその四方側断面をアーク等によっ
て溶融して平滑面３を形成した状態で商取引されている
。

この溶融工程は流通過程において、やすり等による仕上
げだけでは地金の一部を切断または剛毛る窃取があるた
めに、その防止策として変造しにくくするためになされ
ている工程である。

しかし、この溶融工程を行なうと、表裏に変色部が形成
されたり、アーク溶融中に電極が材料に接触して純度へ
の悪い影響があり、さらに作業性も良くない欠点を有し
ている。またこの地金はそのままで非常に高額な商品と
して取引されるが外観上商品としての美しさに欠ける欠
点も有している。

本発明は上記の欠点を解決することを目的とし、白金等
の板状地金の側面に一定間隔の凹凸、紋様もしくは文字
等の識別表示を刻むことによυ、変造を防止して貴金属
地金として重置な価値判断の基準となる質量が流通過程
で損われないようにしたことを特徴とする特 以下に本発明の実施例を図面に従って説明する。

厚さおよび巾を定めである所定純度の金等の圧延材１か
ら規定の質量より多少多くなるように切断若しくは型抜
きして地金２とし、その地金２の辺縁部の尖端部である
各校４と頂点５の面取りを行なって規定の質量に合せな
がら面取り面６を形成する。

この面取シを行なった四方側面の主側面７に一定間隔の
凹凸、あるいは特殊紋様もしくは文字等の識別表示８を
刻設する。

このようにした地金２の表面に地金表示、純度。

質量および製造者記号等を打刻して製品とする。

以上の本発明によると、圧延材から切断した地金の各校
と頂点とを面取りして面取り面を形成して主側面に識別
表示を刻設することによシ、識別表示加工時にエツジ部
が押出されても仕上りがよい。

そして、円面の識別表示によって、流通過程で削取って
窃取したりすることができなくなって地金の質量が少な
くなるような事故が無くなり、地金の信用が高まると共
に、従来のアーク等による溶融処理に比べて作業性が良
くしかも仕上シが美しくなる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は圧延材から地金を切断し良状態の斜視図、第２
図は四方側面を溶融した状態の斜視図、第３図は本発明
に用いる地金の加工前の斜視図、第４図は面取シをした
状態の斜視図、第５図は面取り面の状態を示す部分拡大
図、第６図は主側面に凹凸を刻設した状態の部分斜視図
、第７図は主側面に紋様を刻設した状態の部分斜視図、
第８図は主側面に文字を刻設した状態の部分斜視図であ
る。 １・・・圧延材　２・・・地金　６・・・面取り面　７
・・・主側面　８・・・識別表示 特許出願人　株式会社徳力本店 代理人　弁理士　金　　倉　　喬　二 軸１にｇ ７７半さ 麺４　声 置５１１１ｉ 姻６０ 、　　ｍ７ｃｉＵ １３［ｉ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　純度および質量を表示した金または金合金から成る
   板状地金において、側面に凹凸、紋様もしくは文字等に
   よる識別表示を刻設したことを特徴とする金もしくは金
   合金の地金。 ２、特許請求の範囲第１項において、側面の各校および
   頂点の面取シを行なって面取シ面を形成し、主側面に識
   別表示を刻設したことを特徴とする金もしくは金合金の
   地金。