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JPS5943427B2 - ガラスシ−トの成形方法及びその装置 - Google Patents

ガラスシ−トの成形方法及びその装置

Info

Publication number
JPS5943427B2
JPS5943427B2 JP55133651A JP13365180A JPS5943427B2 JP S5943427 B2 JPS5943427 B2 JP S5943427B2 JP 55133651 A JP55133651 A JP 55133651A JP 13365180 A JP13365180 A JP 13365180A JP S5943427 B2 JPS5943427 B2 JP S5943427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass sheet
curvature
mold
vacuum mold
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP55133651A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5650128A (en
Inventor
ロバ−ト・ジヨ−ジ・フランク
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PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
Publication of JPS5650128A publication Critical patent/JPS5650128A/ja
Publication of JPS5943427B2 publication Critical patent/JPS5943427B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/035Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending
    • C03B23/0352Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet
    • C03B23/0357Re-forming glass sheets by bending using a gas cushion or by changing gas pressure, e.g. by applying vacuum or blowing for supporting the glass while bending by suction or blowing out for providing the deformation force to bend the glass sheet by suction without blowing, e.g. with vacuum or by venturi effect
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/0302Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds between opposing full-face shaping moulds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラスシートの成形及び冷却に関するものであ
り、特に空気焼入れにより強靭化される曲げガラスシー
トの高速度生産に関するものであり、とりわけて比較的
に薄肉のガラスシートの成形及び熱処理に関するもので
ある。
成形ガラスシートは自動車又はその類いの如き車両の側
方窓として広く用いられており、そのような用途に適合
するためには、平坦ガラスシートは、前記ガラス側方窓
が設置される窓開口を画成しているフレームの形状及び
外形線によって支配される精確に画成された曲率へと成
形される必要がある。
前記側方窓がきびしい光学的要求条件に適合し、当該窓
がそれらの見透し面積中におけるはつきりした見通し効
果を妨害するような光学的欠陥を有していないというこ
とも又重要である。
製造中において、車両の成形窓として用いられるガラス
シートはこれを強化して、衝突時における損傷に対して
の成形窓の抵抗力を増大させるために当該ガラスシート
を調質せんとする熱処理にさらされる。
ガラスシートの破損に対する抵抗力を増大させることに
加えて、調質作業によれば又、ガラスシートは、それが
調質されていない場合しばしば破損することにより生ず
る比較的大きなぎざぎざの破片よりはより危険性の少な
い比較的に小さく、比較的に平滑な表面をした破片へと
破壊されるという効果が得られる。
そのような目的で行なわれる成形ガラスシートの商業的
製造工程には、平坦シートがガラスの軟化温度に迄加熱
することと、加熱したシートを所望の曲率に成形し、次
に曲げシートを当該ガラスの焼銭範囲以下の温度へとコ
ントロールしながら冷却することが含まれている。
そのような処理作業中において、ガラスシートはトンネ
ルタイプの炉中を延びる実質的に水平な移動路に沿って
搬送される。
ガラスシートは前記炉中において一連のシートとしてガ
ラスの変形温度に迄加熱された後成形ステーション内へ
と搬送され、ここで各ガラスシートはこれを真空モール
ドと噛合わせる(即ち、係合させる)よう持上げる持上
げ部材上へと搬送される。
前記真空モールドは前記持上げられた部材が実質的に水
平な前記移動路下方へと後退する間、成形されたガラス
を吸引力により保持している。
はぼ同時点において、ガラスシートの外形線形状に適合
した外形線形状を周縁のわずか内側において備えた搬送
及び調質リングが前記真空モールド及び前記持上げ装置
上方の位置へくるよう上流側に移動する。
真空が開放されると成形されたガラスシートは前記調質
リング上へと堆積させられる。
従来技術の装置においては、前記持上げ部材、真空モー
ルド及び搬送、調質リングは曲率が互いに適合している
成形表面を備えていた。
かくて、ある立面形状及びある外形線輪郭を持ったシー
トから別の異なる立面形状及び/又は異なる外形線輪郭
を持ったシートへと製造パターンを変化させる必要が生
じた場合には、全ての3つのガラスシート噛合い部材即
ち、持上げ部材、真空モールド及び搬送リングの全てを
除去して取換える必要があると考えられる。
米国特許第1,889,881号(Ralph C,T
ho −msonに対して認可)は軟質で、水平方向に
配されたガラスシートを共役形状の上側モールド及び下
側モールドの間で成形している。
下側モールドの周縁部分の内側にある部分の表面は、周
縁部分の表面よりも下方に凹んでいる。
内側の表面がかように凹まされている理由は、ガラスシ
ートの周縁部分の表面と、ガラスシートの内側の表面(
即ち、実質的な見通し領域)とが同時に下側モールドの
成形表面に係合するのを防止するためである。
軟質のガラスシートはその相対する表面において周縁部
分のみにおいて同時噛合いを行ない、当該周縁部分内側
の凹んだ下側モールド部分の限界部分内へと沈降する。
米国特許第3,508,903号(Samuel L−
Seymourに認可)はリングで把持したガラスシー
トを、視界領域がモールド間において同時に噛合わされ
るのを防止するためにわずかに異なる曲率半径を備えた
成形表面を備えたモールド間においてプレス曲げ成形し
ている。
米国特許第3,607,187号(Harold A−
McMasterに認可)は軟質で平坦なガラスシート
を吸引力により真空モールドの下向き対面成形表面に対
して持上げ、当該シートをそれに対する吸引力により成
形する方法を開示している・平坦なガラスシート全体を
吸引力のみによって真空モールドの下向き成形表面の形
状に順応させるように成形するためには、犬なる吸引力
を発生させるための大きな動力を備えなければならない
ガラスシートが平坦なものであるから、吸引力によって
最初に真空モールドの下向き成形表面にガラスシートの
一表面部分が接触された時に、成形表面とまだ離れたま
までいるガラスシートの表面部分と、この成形表面との
間の間隙は極めて犬であり(ガラスシートが平坦なもの
であり、成形表面が凹又は凸状のものであることを考え
れば、そのようになることは容易に理解されよう)、こ
の犬なる間隙をなくするように、吸引力だけで平坦なガ
ラスシートを曲げて成形表面に順応させるには、犬なる
動力をもって犬なる吸引力を発生させるのでなければで
きることではない。
米国特許第3,846,104号(Samuel L。
Seymourに対し認可)はガラスシートがコンベア
装置上で炉を経て搬送され、炉中を通過する間にガラス
軟化温度に近い温度迄加熱されるような方法及び装置を
提供している。
炉より下流の成形ステーションにおいて、各ガラスシー
トは下側の外形線成形モールドによって持上げられ、こ
れによりガラスシートはそれに望まれる形状に適合した
形状を備えた上側真空モールドと噛み合うよう持上げら
れる。
前記上側真空モールドは成形ステーションにとどまり、
下側成形モールドがコンベア装置のレベル以下へと収縮
するにつれて成形されたガラスをそのまま保持する。
曲げ成形されたガラスシートをその周縁又は周辺エツジ
のみの近くにおいて支持するような形状の調質リングは
前記成形ステーションと冷却ステーションの間でほぼ水
平方向に移動して、真空モールドによって解放された各
成形ガラスシートを収納し、これを冷却ステーションへ
と搬送する。
前記下側外形線成形モールド及び調質リングの外形線形
状は上側真空モールドの下向き対面成形表面の形状に適
合している。
前記モールド及びリングは生産パターンが変更された時
には常に取換える必要があると考えられた。
米国特許第4,092,141号の開示によれば、熱で
軟化したガラスシートを所望の鋭さの曲率でなる曲がり
成分を有する形に成形する方法及び装置が提供されてい
る。
この米国特許の開示する技術は、熱で軟化したガラスシ
ートを、上方に向いた成形表面を備えた下側モールドと
、孔のあけられた下向きの成形表面を備えた上側の真空
モールドとの間にはさんで、所望の鋭さの曲率でなる曲
がり成分を有する形に成形し、次に真空モールドの下向
きの成形表面上にガラスシートを真空で吸引保持して下
側モールドを分離し、その後真空モールドの下向きの成
形表面の下方に移動された所望の鋭さの曲率でなる曲が
りを持つレール部分を有するリング状部材の上にガラス
シートを落下させて載置し、次にガラスシートを載置し
たリング状部材を冷却ステーションに移動させるもので
ある。
この米国特許第4,092,141号が開示する技術は
、多くの利点を有しているものではあるが、下側モール
ドの成形表面、上側の真空モールドの成形表面及びリン
グ状部材のレール部分はすべて最終的なガラスシートの
所望の鋭さの曲率でなる曲がりを持っているものであり
、ガラスシートに別の鋭さの曲率でなる曲がりを持たせ
るためには、下側モールド、上側の真空モールド及びリ
ング状部材のすべてを交換して、その別の鋭さの曲率で
なる曲がりを有するものにしなければならなかった。
かように3個の部材を交換するのは時間を多大に浪費す
ることはいうまでもなく、種々の曲率の曲がり成形表面
を有する下側モールド及び上側の真空モールドを準備し
ておかなければならず設備費用も嵩むものであった。
本発明は米国特許第4,092,141号が開示する技
術の利点は生かしながら、その上述したごとき欠点を改
善したものである。
本発明の目的は、ガラスシートを別の曲率でなる曲がり
成分を有する形に成形する場合において、下側モールド
と上側の真空モールドとは交換することを要せず、単に
所望の鋭さの曲率でなり曲がりを持つレール部分を有す
るリング状部材のみを交換するだけで、ガラスシートを
別の曲率でなる曲がり成分を有する形に成形し得る方法
と装置を提供することである。
本発明によるときには、熱で軟化したガラスシートを所
望の鋭さの曲率でなる曲がり成分を有する形に成形する
方法であって、該ガラスシートの下側表面を、上方に向
いた成形表面を備えた下側モールドに係合させて、この
係合させている間中、該ガラスシートを該下側モールド
の上方に向いた成形表面に向かって沈下させる段階と、
孔のあけられた下向きの成形表面を備えた上側の真空モ
ールドを介して下側モールドに係合されているガラスシ
ートの上側表面に吸引力を適用して、該ガラスシートを
前記下側モールドから取り去るとともにガラスシートを
該真空モールドと係合させる段階と、該真空モールドの
下向きの成形表面の下方の位置とその位置から横方向に
隔離された位置とに亘ってほぼ水平方向に移動可能であ
って、前記所望の鋭さの曲率でなる曲がりを持つレール
部分を有するリング状部材上に、該真空モールドに係合
されているガラスシートを解放して載置させる段階とを
備えたガラスシートの成形方法において、所定の鋭さの
曲率を有する前記下側モールドの上方に向いた成形表面
に前記ガラスシートの下側表面を係合させて、次に該下
側モールドの成形表面の曲率に対してわずかにゆるやか
な曲率の曲がり成分を有する前記真空モールドの下向き
成形表面を介して吸引力を適用し、もって、最初は、該
ガラスシートの上側表面の周縁部分のみが該真空モール
ドの下向き成形表面に係合し、次に、前記吸引力によっ
てガラスシート全体が該真空モールドの下向き成形表面
の形状に順応するようにさせ、その後該真空モールドの
下向き成形表面の下方に移動されているリング状部材上
にガラスシートを解放し載置させて、該レール部分の曲
率の鋭さに対する該真空モールドの下向き成形表面の曲
率の鋭さにかかわりなく、最終的にガラスシートを該レ
ール部分の曲率で決まる所望の鋭さの曲率でなる曲がり
成分を有する形に成形することを特徴とするガラスシー
トの成形方法が提供される。
更に、本発明によればかような方法を実施するためのガ
ラスシートの成形装置が提供される。
本発明は、所望の鋭さの曲率でなる曲がり成分を有す形
にガラスシートを成形するためには、かかる所望の鋭さ
の曲率でなる曲がりを持つレール部分を有するリング状
部材だけを準備しておけばよく、下側モールド及び上側
の真空モールドの成形表面はかかる所望の鋭さの曲率で
なる曲がりを有する必要はないということを見出したこ
とに起因して導かれたものである。
熱で軟化したガラスはそれ自体の重さによってリング状
部材の所望の曲率の曲がりを持つレール部分に順応して
所望の曲率の曲がり成分を有するごとく成形されるので
ある。
そして、そうであれば何も下側モールドと上側の真空モ
ールドとの成形表面をこの所望の曲率の曲がりを有する
ものにぴったりと一致させたものにする必要はないわけ
であって、要はガラスシートがリング状部材上において
最終形状をとる前段階の中間形状を、これらモールドが
与えれば良いということになる。
上側の真空モールドがこの中間形状のガラスシートを保
持していてそれをリング状部材上に解放し載置するわけ
であるが、この中間形状を形成するために下側モールド
と上側の真空モールドとの成形表面がぴったりこの中間
形状を与えるものに整合している必要はないばかりか、
かえって下側モールドの成形表面の曲率を上側の真空モ
ールドの成形表面の曲率に対してより鋭いものにしてお
いて、下側モールドの成形表面上にあるガラスシートを
上側の真空モールドが真空を適用して吸引し、最初は周
縁部分だけを係合させ、次に中央部分を吸引して全体を
真空モールドの下向き成形表面の形状に順応させるよう
にした方が、ガラスシートをして確実に真空モールドの
成形表面に順応させて所要の中間形状を得ることができ
るということが見出されたのである。
下側モールドの成形表面の曲率と上側の真空モールドの
成形表面の曲率とを同じものとしてガラスシートをはさ
み込んで強制的に成形した場合よりも、上述したように
構成した方が、ガラスシートが確実に真空モールドの成
形表面に順応し且つ真空モールドの成形表面によって保
持されるようになるという点は注目すべきところである
真空モールドの成形表面によって保持されていたガラス
シートは次にリング状部材上に落下されるが、リング状
部材のレール部分の曲率は、真空モールドの成形表面の
曲率に対して犬であっても、等しくても、小であっても
これにかかわりなく、落下された中間形状のガラスシー
トはリング状部材上でそれ自体の重さによってリング状
部材のレール部分に順応して所望の曲率の曲がり成分を
有することとなるのである。
本発明は上述したような構成を有し、また上述したよう
に作用するものであるから、本発明によるときには、別
の所望の鋭さの曲率でなる曲がり成分を有する形にガラ
スシートを成形しようとするとき、単にそのような鋭さ
の曲率の曲がりを持つレール部分を有するリング状部材
だけを交換するだけで、下側モールド及び上側の真空モ
ールドは交換する必要はないから、交換作業に要する時
間を減少し得、また、リング状部材のみを数種準備する
だけで、下側モールド及び真空モールドは共通に使用し
得るから設備費用を大巾に減少し得るという特段の効果
をもたらすのである。
本発明の一実施例においては、下側モールド及び真空モ
ールドを共通にして、43インチ(109crIL)か
ら60インチ(152CIrL)の範囲の曲率半径を備
えるガラスシートを成形することが可能であって、これ
には、下側モールドの成形表面が48インチ(122c
rIL)の曲率半径を有し、上側の真空モールドの成形
表面が50インチ(127CrrL)の曲率半径を有す
るものを共通に使用して、43インチ(109crIL
)から60インチ(152crIL)の範囲の所望の曲
率半径を有するレール部分を持つ数個のリング状部材を
所望に応じて交換使用すれば良い。
以下付図を参照して本発明のより具体的な説明を行なう
付図の第1図及び第2図を参照すると、ガラスのような
材質のシートを加熱、成形するための装置は炉12を含
む加熱装置を備えており、この炉を経てガラスシートは
負荷ステーション(図示せず)からガラス変形温度に加
熱されながら搬送される。
カーブさせられたガラスシートを冷却するための全体と
して14で示される冷却ステーションと、冷却ステーシ
ョン14下流の(図示せぬ)除荷ステーションとは炉1
2の右側で端と端を接する関係で配置されている。
中間乃至成形ステーション16は炉12と冷却ステーシ
ョン14との間に配置されている。
冷却ステーション14内に位置したシート搬送装置17
は成形され調質されたガラスシートを除荷ステーション
へと運ぶため下流コンベア20へと搬送している。
熱はガスバーナから得られる高温ガスによって又は電気
放射ヒータ又は両者の組合せによって炉12内に供給す
ることが可能であり、当該熱供給装置は当業界において
周知である。
前記加熱装置は炉12及び成形ステーション16中を延
びる進行路を画成する長手方向に隔置され、横断方向に
延びるコンベアロール18を有する水平コンベアを含ん
でいる。
このコンベアのロールはセクションをなして配設されて
おり、それらの回転速度は異なるコンベアセクションの
速度が当業界で周知の態様により制御及び同調させ得る
ように(図示せぬ)クラッチを介してコントロールされ
ている。
炉12の出口から離れた所にガラス検出要素Sが配置さ
れており、これは本装置の作動のサイクルを開始させる
ためのものである。
所定のシーケンスに従って本装置の種々の要素の作動を
同期化させるためのリミットスイッチLS−1からLS
−5迄が設けられている。
ガラス検出要素S1リミツトスイツチLS−1〜LS〜
5及びこれらによって起動させられる種々のタイマ回路
は本発明の装置に対する同期装置を提供するよう協働し
ている。
前記成形ステーション16は下側モールド34と上側真
空モールド36とを有している。
後者は当業界で良く知られているようにガラスファイバ
35のような耐火性物質で被覆された金属から構成され
ている。
前者は立面形状が曲げるべきガラスシートの所望の第1
の形状に適合した上側表面22(第3図)を有している
前記上側表面22は横断方向に延びる割溝24によって
間欠的にとぎれており、前記割溝は、第3図、第4図及
び第8図から第11図迄に示すようなコンベアロール1
8下の後退位置と、第5図に示すような前記コンベアロ
ールのレベル上方の上側位置との間で前記下側モールド
34を上昇及び下降させるための間隙を与えている。
下側モールド34は下側モールドサポート26に固定さ
れており、その上側真空モールド36への上向き移動量
はガラスシート厚味よりもわずかに大きく、好ましくは
ガラスシート厚味の2倍以下のせまい間隔に制限されて
いる。
自動車の側方窓は開口及び閉鎖位置間における自動車ボ
デー内での上げ下げを容易にするために水平軸線のまわ
りにほぼ一定の曲率半径を備えているので、あるパター
ン群内における多くの異なるパターンは異なる外形状を
備えているも同一の曲率半径に曲げられる。
従って、各パターン群を製造することの出来る1つの下
側モールドを備えることが望ましい。
所定の曲率半径を備えるも異なる外形状及び/又は異な
る寸法を備えた側方窓群よりも長い寸法を備えた前記所
定の曲率半径の下側成形モールドは前記窓群の中で異な
る寸法を備えるも前記所定の曲率半径を備えたカーブ状
側方窓を製造出来ることが判明している。
本発明の装置においては、一つの下側成形モールドをわ
ずかに異なる曲率の上側真空モールドと組合せて設置す
ることにより、所定の曲率半径を備えるも異なる寸法及
び/又は外形形状を備えたパターン群の任意のパターン
を、下側モールド及び上側真空モールドを除去したり取
替えたりすることなく製造することが出来る。
前記下側モールド34の上側表面22は支持されるガラ
スシート表面内に不規則形状が伝達されるのを防止する
ために平滑な表面に仕上げられているのが好ましく、ガ
ラスと反応しない材質から構成されており、所望の平滑
表面輪郭に成形容易であり、高温ガラスと間欠的に接解
することで長期間にわたり急激な温度変化サークルを引
き起されても良好な耐久性を備えているのが好ましい。
割溝のつけられた下側成形モールド34のための良好な
材質はTRANSITEの商標名でJohns−Man
ville社から発売されているアルミシリカセメント
である。
ピストン支持プラットホーム30に剛固装着されたピス
トン28の形態をなした上昇及び下降装置はサポート2
6及びそれに取付けられた下側成形モールド34を限定
された距離だけ上げ下げする。
モールドサポート26に下側モールド34の垂直移動を
保証するために整合支柱32が取付けられている。
リミットスイッチLS−4を起動させるためにモールド
34には突起33が接続されている。
上側真空モールド36は上側装着プレート37と、穿孔
されている下側壁38のみならず少なくとも1つが穿孔
されている側壁39を備えている。
下側壁38は下側モールド34の上側表面22によって
形成された成形表面よりもゆるやかに曲げられた形状を
有している。
上側真空モールド36は排気パイプ40及び(図示せぬ
)適当な弁を介して(図示せぬ)真空源と導通している
上側真空モールド36は上側垂直ガイドロッド41を介
して上側支持フレーム42に適当に接続されており、上
側垂直ピストン43によりフレーム42と相対運動する
ことが出来る。
前記排気パイプ40は適当な弁装置を経て(図示せぬ)
加圧空気源に接続することが出来る。
真空ライン及び加圧ラインのための弁は当業界で周知の
態様により所定のタイムサイクルに従って同期化するこ
とが出来る。
穿孔を含む上側真空成形モールド36の側壁39の任意
の部分にも又一端にタブ61を備えた穿孔スライド60
が設けられている。
前記スライド60はその長手方向サイド部分が一対の平
行4字形状62と噛合っている。
ガイド62はそれらの長さに沿って側壁39に取付けら
れている。
タブ61は穿孔スライド60の位置が穿孔側壁39に関
して調節される時に2字形状のガイド62間を移動する
ことが出来る。
穿孔スライド60は孔63を備えており、該孔は寸法、
形状及びそれらの間隔において穿孔壁39内の孔のそれ
らに対応している。
穿孔スライド60がある位置を占めて、この位置におい
てその孔63が穿孔側壁39内の孔と完全に整合した時
には、当該スライド60は側壁39に対する最大有効開
口面積を与える。
穿孔スライド60がある位置を占めその位置において孔
63が側壁39内の孔間のスペースと対面する時には、
側壁39は何らの有効開口面積を備えない。
前記スライド60はその孔63が側壁39内の孔と部分
的に整合するか又はその孔63の1つのみ又はそれ以上
が側壁内の1つ又はそれ以上の孔と部分的に又は完全に
整合するような任意の位置に調整することが可能で、こ
うすることにより所望の量の有効開口面積を側壁39に
与え、開口面積の量を必要に応じて調節するための手段
装置を提供することが出来る。
少なくとも1つの側壁39及び穿子いライド60内に孔
を設ける理由は、真空がモールド36から解放された時
に、ガラスシートGが上側真空成形モールド36の穿孔
下側壁39と係合している配向状態から傾斜することな
くリング状部材70上へと一様に落下することを保証し
てやるためである。
小さな孔が穿孔下側壁38中に一様に分布しており、処
理するガラスシートが基本的に長方形又は円形の外形線
の如き一様な外形線形状を備えている時には、加圧空気
はガラスシートの周縁まわりに一様に作用し、ガラスシ
ートは上側真空モールド36内の真空が解放された時に
リング状部材70上へと傾斜することなく落下させられ
る。
しかしながら、処理するガラスシートが不規則な外形線
を備えている時には、真空が解放されると、空気は上側
真空モールド36内に一時的な圧力勾配を誘起せしめる
ような態様で、小さな孔を介して上側真空モールド36
の真空チャンバへと進入する。
この圧力勾配は以前穿孔下側壁に真空を介して支持され
ていたガラスシートの上側表面に非一様な下向きスラス
ト力を生ずる。
この非一様な下向きスラスト力は解放されたガラスシー
トがリング状部材70に向けて落下する際当該シートを
傾斜させようとする。
上側真空モールドに対して、調節可能な有効開口面積を
備えた付加的孔を設けることにより、比較的迅速な空気
の流れが上側真空成形モールド内に流入し、これにより
穿孔底部壁38内の比較的小さな孔中の空気の流れは比
較的遅くなるという効果が生まれ、ガラスシートはそれ
がリング状部材70に向けて落下する際傾くことになる
側壁39に対する孔63の位置によって決まる合計有効
開口面積の穿孔底部壁38内の孔の合計面積に対する相
対割合によって、傾斜傾向を克服する穿孔スライド60
及び穿孔側壁39内孔の有効性が決定される。
ガラスシートを上側真空成形モールド36からリング状
部材へと非傾斜的に搬送することを保証するのに必要と
される、穿孔壁38がガラスシートと噛合った時に露出
する穿孔壁38の孔の合計面積に対する孔63の有効開
口面積63の量を決定するための他の因子には、処理す
べきガラスシートパターンの面積、厚味及び外形線形状
の不規則性が含まれる。
整合した孔63の有効開口面積を増大させると、ある特
定のガラスシートパターンに対して、上側真空成形モー
ルド36上の真空が解放された時に、噛合いが外された
ガラスシートがリング状部材70へと傾いて進行する機
会が減少する。
しかしながら、もしも有効開口面積があまり大きくとら
れた場合には、多量のエネルギを消費する吸引装置が必
要となってくる。
エネルギ節減の観点からすると、整合開口の有効開口面
積は傾斜無しのガラスシート搬送を保証するのに必要な
開口面積と両立する範囲で出来るだけ小さくされる。
穿孔下側壁38内の孔は適当なエネルギ消費で高温ガラ
スシートの真空支持を保証するのに必要な限りにおいて
出来るだけ小さくされ、出来るだけ密に隔置される。
重量が20ポンド(9に9)迄のガラスシートを取扱う
、46インチ(117CrrL)x22インチ(56c
rIL)幅の寸法のガラスシートと噛合う下側壁38を
備えた上側真空モールートに対しては、0.09インチ
(0,23cr/L)の直径を備え、互いに1.5イン
チ(3,8crfL)離れて長方形又はダイヤモンド模
様を備えた孔が良好に作動することが判明した。
各々が1インチ(25,4im)の直径を備え、2.2
インチ(56mm)だけ隔置された5個の孔を穿孔スラ
イド60及び対応する側壁39内の孔列として設けてや
れば十分である。
成形ステーション16は又下側プラットホーム44を含
んでいる。
垂直支柱46は上側モールド支持フレーム42、ピスト
ン支持プラットホーム30及び下側プラットホーム44
を連結して一体の構造体を提供している。
この一体構造体には、炉12の出口と冷却ステーション
14への入口との間の整合位置からオフセット位置へと
成形ステーション16を容易に除去せしめて、成形ステ
ーション16の構造要素のメンテナンスを容易ならしめ
るためにホイール48が装着されている。
前記冷却ステーション14は横断方向に隔置されたパイ
プノズル52の長手方向隔置横断列を設けた上側室51
を有しており、前記ノズルはその下側開口と整合された
ガラスシートの上側表面に向けて加圧空気を上側室へと
導くよう下向きに延びている。
上側室51に対向して下側室53が設けられており、該
室には下側のバータイプノズルハウジング54が設けら
れている。
ハウジング54は垂直方向に延びた厚肉壁と細長い開口
55を備えており、該開口は加圧状態で下側室53に加
えられた空気がガラスシートの下側主表面に対抗して開
口55に向けられるよう厚味中を上向きに導かれている
下側バータイプノズルハウジングの開口は上側パイプノ
ズル内の対応する開口に対向している。
バータイプの前記ノズルハウジングは上側パイプノズル
の下方で垂直方向に隔設されており、リング状部材70
を前記上側ノズルと前記下側ノズルの間の軌道に沿って
移動させるための間隙を与えている。
パイプ列の下側端部は下側ノズルのためのバータイプハ
ウジングの上側平滑表面のカーブ形状に共役なカーブ表
面に沿って配置されており、これらの間に搬送されるガ
ラスシートの横断方向形状に適合するカーブ状間隙を与
えている。
所望とあらば、室51及び53は冷却ステーション14
の全長に沿ってセクション化し、上側室及び下側室の種
々のセクション内に異なる空気圧を与え以って冷却ステ
ーション14の全長に沿うプログラム化された空気の吹
付は操作を行なうことが出来る。
下側バータイプノズルハウジング54の上側表面は平滑
な表面をなすとともに互いに平行をなして、ガラスシー
トが冷却ステーション14において破損した時にはガラ
スぐずが堆積される不連続な平滑表面を提供している。
下側バータイプノズルハウジング54は枢着フレーム5
0により連結されており、該フレームは冷却ステーショ
ン14の全長にわたり長手方向に延びる軸線のまわりを
枢動する。
フレーム枢動装置49はフレーム50を枢動させて、冷
却ステーションからガラスの破片を迅速かつ効率的に片
付けられるよう、ガラス破片が冷却ステーションの一方
の側に滑動出来るよう前記平滑表面下側バータイプノズ
ルハウジング54を斜めの配向に枢動させるために設け
られている。
下側バータイプノズル/’%ウジング54は、前のガラ
スシートの破片が冷却ステーションの一方の側に滑動し
た後において、かつ次のガラスシートが処理される以前
においてそれらの正常な位置へと戻される。
下側バータイプノズル54を枢動させるための手段装置
はその構造において、ノズルの下側セットを枢動させる
ための米国特許第3.846,106号(S amue
l L、 Seymour )に請求された装置に似て
おり、該装置の説明は本明細書において引用例として行
なわれている。
上側パイプノズル52間のスペースは本明細書によって
説明される装置が処理するガラスシートの上側凹状表面
に吹付けられた空気が逃げる通路を提供している。
近接する下側バータイプノズルハウジング54間のスペ
ースは前記ガラスシートの下側凸状表面に対して吹付け
られた空気が逃げるための通路を提供している。
ガラス下方の逃げ道に対してよりはガラス上方の逃げ道
に対してより多くの合計スペースが与えられるが、成形
されたガラスシートの相対する側止に設けられた逃げの
ための合計スペースに差異があるということは、もしも
上側及び下側ガラスシート表面が等しい寸法の逃げ道を
持っていた場合よりも上側及び下側表面のより一様な冷
却性を与えるのに有効である。
このような結果が得られるのは凸状表面の方が凹状表面
よりもより流線形状となるからである。
従って凸状表面に対して垂直に加えられた空気よりも凹
状表面に対して垂直に加えられた空気の方が除去するの
はより困難であり、従って下側凸状表面に対して衝突す
る空気吹付けに対してよりは上側凹状表面に対して衝突
する空気吹付けを除去するのにより多くの逃げスペース
が与えられる訳である。
冷却ステーション14において設けられたシート搬送装
置17は垂直方向に移動可能なコンベアセクションヲ含
んでおり、該コンベアセクションはフレーム64上に装
着された(図示せぬ)モータ及びギヤボックスから駆動
された小径シャフト58の中央部分上に装着された比較
的大きな径の一連のドーナツツロール56を有している
フレーム64に接続されたラグ65がリミットスイッチ
LS−5を起動している。
1つ又はそれ以上のピストンの形態をなしたエレベータ
装置66(各各はピストンロンドロ8を備えている)が
前記フレーム上に剛固に接続されている。
垂直ガイド69はフレーム64の動きをコントロールし
ており、ピストンロンドロ8が延びると、一連のドーナ
ツツロール56が一体となって垂直方向に持上げられ、
それらの共通上側接平面がリング状部材70の成形表面
の最上側部分上の水平面内に位置しそこからガラスシー
トを搬送出来るようにフレームの動きがコントロールさ
れている。
冷却ステーション14は又シート搬送装置17の下流に
おいて付加的コンベアシャフト72を有する下流コンベ
ア20を有している。
各付加的コンベアシャフト72にはそれと共に回転する
よう該シャフトに固定された一対の付加的ドーナツツロ
ール74が設けられている。
前記シャフト72は互いに下流側コンベア20の全長に
沿って長手方向に隔置されており、付加的ドーナツツロ
ール74はそれらの共通上側接平面がリング状部材70
の最上側表面よりわずか上方の水平平面を占めるよう剛
固に支持されている。
前記リング状部材70はへりを外側に向けて配置したリ
ング状構造物の形態をなして延びたレールを有しており
、リング状構状物の幅はレールの高さを形成している。
前記レールはリング状部材の上流側端部において横断方
向に延びるレール部分76と、該横断方向に延びるレー
ル部分76から下流方向に延びる一対の長手方向に延び
るレール部分77と、一対の内向き下流端部レール部分
78とを有している。
コネクタ79はそれらの内側端部において前記レールの
横方向外側表面にレールに沿う隔置点において取付けら
れるとともに、それらの外側端部において補強フレーム
80に取付けられている。
このフレーム80とフレーム状部材70の両者とも外形
線において支持されるガラスシートの外形線形状に類似
されており、立面においては支持されるガラスシートの
曲率に類似している。
前記補強フレーム80は外形線形状においてリング状部
材70のそれと類似な外側スチールパイプから構成され
ているのが好ましく、部材70をそれに対して隔置され
た関係で取囲んでいる。
前記リング状部材70と補強フレーム80との間のスペ
ースはコネクタ装置79の長さにより決定される。
リング状部材70及び補強フレーム80の両者はそれら
の下流側端部において開口部分を備えている。
補強フレーム80は接続部材97を介してキャリッジ9
6に接続されている。
前記キャリッジ96には直立耳98が設けられており、
これはキャリッジ96の各細土に設けられたウオーム駆
動装置102と噛合う内ねじスリーブ100内に終結し
ている。
この装置はリング状部材70の、成形ステーション16
における上流側位置と、シート搬送装置17と整合した
下流側位置と、成形ステーションの直下流における中間
停留位置との間における運動をガイドしている。
前記キャリッジ96は、前記バータイプノズルハウジン
グ54の上側表面及び上側パイプノズル52の列の下側
端部とによって画成された横断方向にカーブした形状に
適合してこれらの間を移動出来るように成形された(図
示せぬ)幾つかのアーチ状クロスプレースによって補強
されている。
成形されたガラスシートの搬送装置17のドーナツツロ
ール56は隔置された平行列として配設されている。
ロールの上側位置において、前記垂直方向に移動可能な
ロール56は付加的なドーナツツロール74の上側共通
接線と同一の水平方向面内上側共通接線を備えている。
下側位置において、ロール56はリング状部材10及び
その支持フレーム80によって取られる軌跡直下に位置
している。
前記ウオーム駆動装置102はキャリッジ96及びそれ
が支持するリング状部材70の、作動サイクル間におい
てリング状部材70が占める3つの停留位置の1つに対
する相対位置をコントロールしている。
リミットスイッチLS−1,LS−2及びLS−3はキ
ャリッジ96に取付けられた突起104によって起動さ
れ、以下に説明するリング状部材70の移動サイクルに
おける種々のステップをコントロールするように設けら
れている。
本発明に係る成形サイクルの開始時点において、ガラス
シートGは、下側モールド34が収縮位置にあり、その
上向き成形表面がコンベアロール18によって与えられ
た上側支持表面より完全に下方にある状態で、かつ又上
側真空モールド36がその穿孔された下向き対面成形表
面38をガラスシートGの上側表面よりわずか離れるよ
う隔置させた状態において、コンベアロール18上のガ
ラス成形ステーション16内へと搬送される。
ガラスシートGはそれが下側モールド34と上側真空モ
ールド36間の適正整合位置にくるよう検出要素S間の
ある位置から十分な時間進行する。
ガラスシートは最初コンベアロール18によって画成さ
れるガラスシート移動方向に実質的に平行をなして延び
る軸線のまわりで円筒状カーブへと成形されるので、下
側モールド34が起動する正確な瞬間はより複雑な曲げ
の場合にくらべてあまり重要なものとはならない。
ガラスシートが成形ステーション16に到達すると、ピ
ストン28が延びて突起33はリミットスイッチLS−
4との噛合いから外れることが出来る。
この際下側モールド34が持上げられるにつれて真空が
上側真空モールド36に加えられる。
第5図に示すガラスシートは下側モールド34上におい
て上側真空モールド36付近の位置へと持上げられると
ころである。
ガラスシートはそれが成形ステーションに到達する時に
は高温であるので、ガラスシートは重力により、それが
上側真空モールド36の下向き対面成形表面付近の位置
に到達する迄に下側モールド34の上向き対面成形表面
の比較的するどい曲率へと容易に順応することが出来る
ガラスシートGはピストン28の上向き移動量を制限す
ることにより上側真空モールド36の近傍迄持上げられ
、ガラスシートが下側モールド34の上向き対面表面と
上側真空モールド36の下向き対面表面との間に同時に
噛合わされる以前に、成形されたガラスシートGは吸引
力により持上げられ、ガラスの周縁部分のみが最初上側
真空モールド36の下向き対面成形表面と噛合わされる
上側真空モールド36の下向き対面成形表面によって画
成される形状は下側モールド34の上向き対面成形表面
よりも浅い曲げ形状である。
こうすることにより、ガラスシートGは最初上側真空モ
ールド36の下向き対面成形表面に対して第6図に示さ
れる位置において支持される。
この位置においてはガラスシートの端部部分の中間にあ
る部分は最初上側真空モールド36の下向き対面成形表
面と接触しない状態ある。
下側モールド34はガラスシー)Gが成形ステーション
16へと通過したことを検出した際ピストン28を延ば
す(図示せぬ)タイマ回路を起動するセンサSに反応し
て持上げられる。
リミットスイッチLS−4はモールド34の持上げ開始
によって解放され、その結果前述の上側真空モールド3
6に対する真空が起動されるとともに、下側成形モール
ドのその収縮位置への戻し開始をコントロールするタイ
マが起動される。
後者のタイマは、ピストン28の収縮による下側モール
ド34の戻りがガラスシートの吸引力による上側真空モ
ールド36の下向き対面成形表面に対する噛合い時期と
関連することを保証するようにタイミングがとられてい
る。
このタイマは又垂直ピストン43の上方への収縮をも開
始せしめており、その結果上側真空モールド36の下側
モールド34の下向き運動と同時の持上げ作用が起る。
上向き真空モールドが上昇する際真空作動は続行してお
り、かくてガラスシートの上側表面は上側真空モールド
36の下向き対面成形表面のより浅い形状へと正確に順
応する。
この段階の作動が第7図において示されている。
上側真空モールド36が第8図に示す上側位置に到達し
た時に、成形ステーションはリング状部材70を上側真
空モールド36と下側モールド34との間の定位置へと
収納する用意が出来ている。
キャリッジ96上の突起104がリミットスイッチLS
−1と噛合った時に、リング状部材70は上側真空モー
ルド36直下にある前述の上側側位置において停止する
同時に、リング状部材70が上側真空モールド36直下
のその上流側位置を占めた時に、リミットスイッチLS
−1は上側真空モールド36内の真空を解放し、以って
成形されたガラスシートがリング状部材70上に堆積さ
れることを許容せしめる。
前記リング状部材の移動路を横断する形状、特にリング
状部材70の横断方向に延びる部分76は上側真空モー
ルド36の下向き対面成形表面によって画成された曲率
と同一の曲率を有することも出来るし、これと異なった
曲率を有することも出来る。
第8図において、リング状部材70は上側真空モールド
36によって画成された成形表面よりも浅い成形表面を
備えているのが示されている。
これらの状況下においては、炉12内における加熱によ
ってまだ軟質であるガラスシートが落下させられると、
まずその中央部分がリング状部材の横方向に延びるレー
ル部分76の中央部分上に停留し、最初より鋭い曲率へ
と曲げられたガラスシートの周縁は第8図に示すように
成形レール横断部分から上向きに隔置されている。
しかしながら、キャリッジ96がガラスシートを冷却ス
テーション14内へと移動させる前に、ガラスシートの
端部部分は沈降してリング状部材70の成形レールの外
形線輪郭の残りへと順応する。
第10図は第8図に類似しており、ガラスシートGがリ
ング状部材70上に落下させられているのを示している
のは同様であるが、部材70の横断方向に延びるレール
部分76が上側真空モールド36の下向き対面成形表面
によって画成された曲げ半径よりもきつい曲げ曲率半径
を画成している点が異なる。
この曲率半径は下側モールド34によって画成される曲
率半径よりも更にきびしいものとすることも可能である
かくて、ガラスシートGが真空の途切れた瞬間落下する
と、曲げられたガラスシートのサイドエツジのみがまず
リング状部材70の横断方向に延びるレール部分76上
に係合し、ガラスは次に第11図に示すように、リング
状部材70の横断方向に延びるレール部分76の」二側
エツジに順応したそのよりシャープな成形形状を占める
よう沈降する。
リング状部材70上に支持されたガラスシートGは冷却
ステーション14へと搬送され、ここで加圧空気が上側
チャンバ51から延びる下向き対面ノズル52及び下側
チャンバ53から上向きに延びる下側バータイプノズル
54のオリフィスを経て添加され、ガラスは少なくとも
部分的な焼入れ効果を与えるべく出来る限り迅速に冷却
される。
ガラスシートがビーナツツロール56上方の位置に到達
した時に、該ロールはガラスシートを下流側コンベア2
0上へと下流方向に推進するよう一体となって回転する
一方で、リング状部材70からガラスシー1−Gを持上
げるよう一体となって上昇させられる。
第3図はシート搬送装置17のドーナツツロール56か
ら矢印dで示される下流方向へとガラスシートGが搬送
されている状態を示しており、この図においてリング状
部材70は同時に、続いているガラスシートGがまだ上
側質空成形モールド36による吸引力で捕捉されていな
い場合に成形ステーション16の直下流にある中間停留
位置に向けて、矢印Uで示される上流方向へと戻り始め
ている。
リング状部材70は成形ステーション16の直下流に位
置する第2図の停留位置へと移動することも出来るし、
又はガラスシートが既に吸引力により上側真空モールド
36に対して支持されており、下側モールド34が十分
低い垂直方向位置へと降下してリング状部材70が停止
することなく真空モールド36直下へと移動するに十分
な間隙が与えられている時には、成形ステーション16
における上流位置へと直接移動することも出来る。
リング状部材70上に支持されたガラスシートがシート
搬送装置17上方の位置に到達した時には、前記ドーナ
ツツロール56及びそれらの小径シャフト58はそれら
の下向き収縮位置にあり、フレーム64はリング状部材
70が突起104のリミットスイッチLS−2と噛合う
位置に来るのを待っている間にエレベータ装置66によ
って起動されるピストンロンドロ8の収縮によって下向
きに収縮されている。
この時点でウオーム駆動装置102はキャリッジ96及
びそれにより支持されたリング状部材70を駆動してシ
ート搬送装置内へと部分的に搬入せしめている。
突起104が下流方向へとリミットスイッチLS−2に
噛合うことで起動されるタイマ回路により前記エレベー
タ装置66はピストン68を上昇せしめ、以ってフレー
ム64、シャフト58及び回転ドーナツツロール56を
してそれらがガラスシートGをリング状部材から持上げ
去る高さに近付いた中間位置へと持ち来たらせしめる。
この上向き移動によりリミットスイッチLS−5が解放
され、ドーナツツロール56は一体となって回転し始め
る。
リング状部材70がその最も下流側の位置に到達すると
、突起104がリミットスイッチLS−3に噛合ってウ
オーム駆動装置102が停止させられる。
この時点において、回転するドーナツツロール56はリ
ング状部材70上のガラスシートを下流側コンベア20
の最上流ドーナツツロール74に向けて搬送し始めてい
る。
ピストンロッド68はガラスシートGが更に下流コンベ
ア20内へと移動を続ける際完全に延び切ったままであ
る。
適当な時点において、リミットスイッチLS−3によっ
て起動されるタイマがリング状部材70の前記停留位置
への又は直接成形ステーション内への上流方向への戻り
運動をコントロールするウオーム駆動装置102の逆回
転開始をコントロールするリミットスイッチLS−3に
よってコントロールされた付加的タイマはエレベータ6
6がピストンロッド68を収縮せしめ、以ってドーナツ
ツロール56及びそれらの小径シャフト58を降下させ
搬送装置17が次の作動を行なえるようにすることを開
始させる。
検出装置Sが起動した後始動するタイマ回路がタイムア
ウトすることによって示されるように、本装置が十分迅
速に作動した場合には、リセットされたリミットスイッ
チLS−4の作用によりリング状部材70はその停留位
置において停止することなく直接停留位置を通り越して
成形ステーション16内へと移動することが出来る。
突起104のリミットスイッチLS−2に対する噛合い
によってコントロールされる停留位置内へと又は該位置
を経て前記リング状部材70が移動する時間の間、下側
モールド34はコンベアロール18の下方で収縮したま
まであり、かくて引続くガラスシートGが上側真空モー
ルド36と下側モールド34との間の整合位置内へと進
入する間隙が与えられる。
リング状部材70の成形レールには(それぞれ第13図
及び第14図に示すように)凹状又は凸状にカーブする
か又は両方にカーブした(第15図参照)長手方向に延
びるレール部分77を立面においてカーブした横断方向
レール部分76と組合せて備えさせ以って複合成形表面
を画成することが出来る。
レールの長手方向に延びる部分77が第12図に示すよ
うな真直の上側成形表面を備えている時には、リング状
部材は横断方向に延びるレール部分76によって画成さ
れる曲率半径が上側真空モールド36の下向き対面成形
表面によって画成される曲率半径と同一か又は異なって
いるような円筒状カーブを画成することになる。
前記横断方向に延びるレール部分76はその形状が円筒
以外の任意の形状をなすような成形表面部分を画成出来
ることも理解されよう。
本発明の特定の実施例によると、例えば48インチ(1
22α)の曲率半径のような比較的きびしい曲げによる
上向き対面成形表面を備えた下側モールドが50インチ
(127CrIL)の曲率半径の円筒状曲げによる下向
き対面成形表面を備えた上側真空モールドと組合わされ
て、50インチの円筒状曲率半径に曲げられたガラスシ
ートを43インチ(10c+crrL)以下から60イ
ンチ(152cfrL)以上の曲率雨後を画成する容易
取換え可能なリング状部材上に落下成形させることによ
りガラスシート内に円筒状曲げ部を与えることが可能で
ある。
加えるに、上側成形表面へと吸引力により成形された円
筒状曲げ部品は高温ガラスシートを上側真空モールドか
ら、移動路に垂直をなす軸線のまわりの他の曲げ成分に
係る所望の形状に適合するように形成された長手方向成
形レール部分を備えているリング状部材へと落下成形せ
しめることにより、複合曲率へと転換させられており、
ここに円筒状の又は他の曲げ成分は前記移動路の長手方
向における曲げ軸線のまわりで成形されている。
ガラスシートの移動方向において立面が凸及び凹の両要
素を備えた複合曲げ部を含むレール状部材によって画成
された任意のタイプの複合曲げ部は広い限定範囲内にお
ける任意の横断方向曲率半径と組合せることが出来るこ
とが理解されよう。
本発明の好ましい実施例によると、円筒状輪郭の上向き
対面成形表面を備えた永久的に装備された下側モールド
34がより大きな円筒状輪郭の曲率半径を以って組合わ
された下向き対面成形表面を備えた永久的に装備された
上側真空モールドと協働して上側真空モールドの下向き
対面成形表面の形状に順応した形状を備えた曲げ製品を
形成せしめている。
しかしながら、もしも更に成形を行ないたい時には、リ
ング状部材の形状がガラスシートに対して望まれる最終
の形状に相関している。
別の異なる形状を画成することになる。
従って、本発明においては下側モールド又は上側真空モ
ールドのいづれをも取換える必要はない。
必要なのは、比較的広範囲の曲率にわたる曲率半径を備
えた円筒状曲げ部品又は非円筒状部品を含んでいる円筒
状曲げ又はより複雑な曲げのいづれでもよい異なる外形
線又は異なる輪郭へとガラスシートを成形することが要
求される製造パターンの変更が必要となった時にリング
状部材を変更することだけである。
本発明は熱で軟化したガラスシートを所望の鋭さの曲率
でなる曲がり成分を有する形に成形する方法と装置を提
供したものであるが、この所望の鋭さの曲率でなる曲が
り成分を有する形を、単に円筒状表面をもつものに限定
して理解するのは正当でなく、様々な複雑な曲げを含む
ものをも包含するように理解すべきてあって、さような
複雑な曲げを有するように成形するためにも、単にそれ
に相当する曲げを有するレール部分を持つリング状部材
のみを交換すれば、それが実施し得るのである。
本明細書において図示し、説明した本発明の形態は例示
のための好ましい実施例及びそれらの種種の修整例をあ
られしている。
従って特許請求の範囲に記載されている本発明の要点か
ら離脱することなくその構造及び作動方法において多く
の変更をなすことが可能であることを理解すべきである
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の好ましい実施例を内蔵した、ガラスシ
ートの成形及び調質装置の断片的平面図であり、幾つか
の部品は簡明のために省略して示しである。 第2図は第1図の実施例の断片的長手方向図であり、幾
つかの部品は本装置の他の部品をより明瞭に示すために
省略するか、切り取るか、又は調和しない位置において
示してあり、幾つかの位置は第1図と調和するよう想像
線で示しである。 第3図は第1図及び第2図の装置の一部分の図式的斜視
図であり、幾つかの部品は好ましい実施例に含まれる成
形ステーションの簡単化された構造を示すために省略し
て示しである。 第4図は成形ステーションを横切って眺めた横断面的概
略図であり、上側真空モールド及び下側モールドが互い
に離れた状態において成形ステーションに進入する平坦
な高温ガラスシートを示している。 第5図は第4図の状態の直後における類似の図であり、
高温ガラスシートが下側モールドの上側成形表面により
噛合わされ、ガラスシートが成形される状態を示してい
る。 第6図は第5図の状態の直後において眺めた第4図及び
第5図と類似の図であり、モールド間の距離が十分小さ
くなって吸引力によりガラスシートが下側モールドから
持上げ可能となった時に、上側真空モールドが最初ガラ
スシートと噛合う状態を示している。 第7図は第6図の状態の短時間後における状態をあられ
す図であり、続行する吸引力によりガラスシートと上側
真空モールドとの間の噛合い領域が増大して行く様子を
示している。 第8図は第7図の状態の短時間後における状態をあられ
す図であり、分離した下側モールド及び上側真空モール
ドを示すとともに、上側表面が前記上側真空モールドの
曲率半径よりも大きな曲率半径を備えた横断方向形状を
画成しているリング状部材がガラスシートを上側真空モ
ールドから収納している状態を示しており、かつ又ガラ
スシートが最初リング状部材と接触する瞬間におけるガ
ラスシートとリング状部材の上側横断方向曲率間におけ
る横断方向形状の差異を示している。 第9図は第8図の状態の直後におけるリング状部材及び
それによって支持されたガラスシートの図であり、ガラ
スシートが短時間リング状部材上に支持された後におい
て当該リング状部材の形状に順応する様子を示している
。 第10図は第8図と類似の図であり、上側成形表面が真
空モールドの下向き対面成形表面の曲率半径よりも小さ
な曲率半径を備えた形状を画成しているリング状部材上
にガラスシートが堆積された瞬間における当該ガラスシ
ートを示している。 第11図は第9図と類似の図であり、成形されたガラス
シートが短時間リング状部材上に支持された後において
リング状部材が成形ガラスシートを支持している様子を
示している。 第12図は円筒状凹状立面を有する横断方向のレール部
分を備えたリング状部材の長手方向側方レール部分の一
部分の立面図であり、前記長手方向側方レール部分は円
筒状形状に成形されたガラスシートを支持するための真
直な上側エツジを備えている。 第13図は別の実施例に係る長手方向レール部分の第1
2図と類似の図であり、この実施例のリング状部材の長
手方向レール部分がその上側エツジを長手方向において
凹状立面形状に形成せしめることによりガラスシート内
の2つの曲げ軸線のまわりにおいて凹状立面の複合曲げ
を製作するのに役立てている様子を示している。 第14図は別の実施例に係る、長手方向レール部分の第
12図及び第13図と類似の図であり、この実施例のリ
ング状部材の長手方向レール部分がその上側エツジを長
手方向において凸状の立面となるよう形成せしめて、1
つの曲げ軸線のまわりで横断方向レール部分に適合した
凹状立面を有するとともに、別の曲げ軸線のまわりで長
手方向側方レール部分に適合する凸状形状の立面カーブ
を有する円筒状曲げ成分を含んだ複合形状をリング状部
材がガラスシート内に製作するのに役立たしている様子
を示している。 第15図は更に別の実施例に係る、長手方向レール部分
の第12図、第13図及び第14図に類似の図であり、
この実施例の長手方向レール部分が凸及び凹の立面部分
の両方を形成されることにより、1つの軸線のまわりで
横断方向レール部分の上側エツジに適合した凹状立面を
有する円筒状形状と、長手方向レール部分の上側エツジ
に適合した凸状のカーブ部分を有した複合曲げ成分とを
含む複雑な曲率へとガラスシートを成形するのに役立っ
ている様子を示している。 12:炉、14:冷却ステーション、16:成形ステー
ション、17:シート搬送装置、20:下流コンベア、
34:下側モールド、36二上側真空モールド、22:
上側表面、18:コンベアロール、28:ピストン、3
8:下側壁、43:上側垂直ピストン、60:穿孔スラ
イド、39:穿孔側壁、70:リング状部材、52:パ
イプノズル、54:バータイプノズルハウジング、66
:エレベータ装置、76:横断方向に延びるレール部分
、77:長手方向に延びるレール部分、40:排気パイ
プ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱で軟化したガラスシートを所望の鋭さの曲率でな
    る曲がり成分を有する形に成形する方法であって、該ガ
    ラスシートの下側表面を、上方に向いた成形表面を備え
    た下側モールドに係合させて、この係合させている間中
    、該ガラスシートを該下側モールドの上方に向いた成形
    表面に向かって沈下させる段階と、孔のあけられた下向
    きの成形表面を備えた上側の真空モールドを介して下側
    モールドに係合されているガラスシートの上側表面に吸
    引力を適用して、該ガラスシートを前記下側モールドか
    ら取り去るとともにガラスシートを該真空モールドと係
    合させる段階と、該真空モールドの下向きの成形表面の
    下方の位置とその位置から横方向に隔離された位置とに
    亘ってほぼ水平方向に移動可能であって、前記所望の鋭
    さの曲率でなる曲がりを持つレール部分を有するリング
    状部材上に、該真空モールドに係合されているガラスシ
    ートを解放して載置させる段階とを備えたガラスシート
    の成形方法において、所定の鋭さの曲率を有する前記下
    側モールドの上方に向いた成形表面に前記ガラスシート
    の下側表面を係合させて、次に該下側モールドの成形表
    面の曲率に対してわずかにゆるやかな曲率の曲がり成分
    を有する前記真空モールドの下向き成形表面を介して吸
    引力を適用し、もって、最初は、該ガラスシートの上側
    表面の周縁部分のみが該真空モールドの下向き成形表面
    に係合し、次に、前記吸引力によってガラスシート全体
    が該真空モールドの下向き成形表面の形状に順応するよ
    うにさせ、その後該真空モールドの下向き成形表面の下
    方に移動されているリング状部材上にガラスシートを解
    放し載置させて、該レール部分の曲率の鋭さに対する該
    真空モールドの下向き成形表面の曲率の鋭さにかかわり
    なく、最終的にガラスシートを該レール部分の曲率で決
    まる所望の鋭さの曲率でなる曲がり成分を有する形に成
    形することを特徴とするガラスシートの成形方法。 2 所定の鋭さの曲率を有する形状に画成された上方に
    向いた成形表面22を備えた下側モールド34と、前記
    所定の鋭さの曲率よりもゆるやかな曲率を有する形状に
    画成された孔のあけられた下向き成形表面38を備えた
    上側の真空モールド36と、該真空モールド36に吸引
    力を適用するようにした装置40と、下側モールド34
    と真空モールド36とが互いに第1の距離だけ隔置され
    ている第1の位置と、該第1の距離よりは小さいがガラ
    スシートの厚さよりも大きい第2の距離だけ隔置されて
    いる第2の位置とに亘って、これらモールド34.36
    のうちの少なくとも1つ34を移動させる装置28と、
    該真空モールド36の下向き成形表面38の下方の位置
    とその位置から横方向に隔離された位置とに亘ってほぼ
    水平方向に移動可能であって、所望の鋭さの曲率でなる
    曲がりを持つレール部分76を有するリング状部材70
    とを備え、もって、前記第1の位置にこれらモールド3
    4.36があるとき、該下側モールド34の上方に向い
    た成形表面22によって支持されている熱で軟化したガ
    ラスシートが、この上方に向いた成形表面22に順応し
    て沈下するようになっており、前記第2の位置にこれら
    モールド34゜36があるとき、吸引力によってガラス
    シートが移動されて、最初に、ガラスシートの周縁部分
    のみが該真空モールド36の下向き成形表面38に係合
    し、追加的に吸引力が適用されることによって、ガラス
    シートの周縁部分の内側部分も該下向き成形表面38に
    係合して、ガラスシートの上側表面と該下向き成形表面
    38との接触面積が増大し、かくて、ガラスシートの上
    側表面が該真空モールド36の下向き成形表面38の形
    状に順応させられるようになっており、更に、該真空モ
    ールド36の下向き成形表面38の下方の位置に移動さ
    れている該リング状部材70上にガラスシートが解放さ
    れ載置されて、最終的にガラスシートを該レール部分7
    6の曲率で決まる所望の鋭さの曲率でなる曲がり成分を
    有する形に成形するようになっていることを特徴とする
    ガラスシートの成形装置。
JP55133651A 1979-09-25 1980-09-25 ガラスシ−トの成形方法及びその装置 Expired JPS5943427B2 (ja)

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US06/078,626 US4252552A (en) 1979-09-25 1979-09-25 Shaping glass sheets using molds of different shapes
US78626 1979-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS5650128A JPS5650128A (en) 1981-05-07
JPS5943427B2 true JPS5943427B2 (ja) 1984-10-22

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JP (1) JPS5943427B2 (ja)
AU (1) AU521326B2 (ja)
BE (1) BE885388A (ja)
BR (1) BR8006111A (ja)
DE (1) DE3035973C2 (ja)
ES (2) ES495295A0 (ja)
FR (1) FR2465692A1 (ja)
GB (1) GB2058743B (ja)
MX (1) MX154442A (ja)

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ES8200314A1 (es) 1981-10-16
AU521326B2 (en) 1982-03-25
GB2058743A (en) 1981-04-15
BR8006111A (pt) 1981-04-07
DE3035973A1 (de) 1981-03-26
AU6269480A (en) 1981-04-09
BE885388A (fr) 1981-03-25
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