JPS5934894A - 発酵法によるl−プロリンの製造法 - Google Patents
発酵法によるl−プロリンの製造法Info
- Publication number
- JPS5934894A JPS5934894A JP14565482A JP14565482A JPS5934894A JP S5934894 A JPS5934894 A JP S5934894A JP 14565482 A JP14565482 A JP 14565482A JP 14565482 A JP14565482 A JP 14565482A JP S5934894 A JPS5934894 A JP S5934894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- proline
- lactose
- galactose
- medium
- fermentation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発酵法によるし一プロリンの製造法に関する。
■7−ブロリン(以下、単にプロリンと記す)の発酵法
による製造法に於ては、L−グルタミン酸生産性細菌か
ら誘導されたアミノ酸要求性のプロリン生産性変異株を
使用する方法や、バチルス属、エンンエリヒア属のし一
ヒスチジン、L−メチオニン又はL−ロイシン要求性変
異株を使用する方法(特公昭44−’26911号公報
参照)等が知られている。これらプロリン発酵法に於て
はグルコースが炭素源として使用されている。
による製造法に於ては、L−グルタミン酸生産性細菌か
ら誘導されたアミノ酸要求性のプロリン生産性変異株を
使用する方法や、バチルス属、エンンエリヒア属のし一
ヒスチジン、L−メチオニン又はL−ロイシン要求性変
異株を使用する方法(特公昭44−’26911号公報
参照)等が知られている。これらプロリン発酵法に於て
はグルコースが炭素源として使用されている。
本発明者等は安価で利用価値の少ない乳ホエイを原料と
してプロリンを発酵生産する方法について種々研究を重
ねた結果、自然界から分離したバチルス属に属する細菌
の中に乳ホエイの主成分であるラクトースを資化してプ
ロリンを生産する能力を有する微生物があることを発見
した。
してプロリンを発酵生産する方法について種々研究を重
ねた結果、自然界から分離したバチルス属に属する細菌
の中に乳ホエイの主成分であるラクトースを資化してプ
ロリンを生産する能力を有する微生物があることを発見
した。
本発明はこの発見に基づいて完成されたものである。以
下、本発明について説明する。
下、本発明について説明する。
本発明の方法に於て使用する微生物はガラクトース又は
ラクトースを資化して、プロリンを生産する能力を有す
る微生物であり、代表例としてバチルス・スブチリス
AJ3010FERM−P 667りが挙げられる。
ラクトースを資化して、プロリンを生産する能力を有す
る微生物であり、代表例としてバチルス・スブチリス
AJ3010FERM−P 667りが挙げられる。
このようなバチルス属のプロリン生産能を有する[救生
物を培養する際に使用される培地は、ラクトース又はガ
ラクトースを炭素源として含有する以外は、特にかわっ
たものではない。ラクトース及びガラクトース源として
は、これらを含有する乳ホエイ、大豆ホエイ等が使用で
きる。これらの炭素源のほかに、副炭素涼としてグルツ
ース、7ユクロース等が培地に含まれていることもある
。炭素源のほかにはアンモニウムイオン、アンモニアガ
ス、アンモニア水等の通常の窒素源、リン酸イオン、マ
グネ/ラムイオン、カリイオン等の無殿イオン、更に必
要によりビタミン、アミノ酸等の有機微欧栄養呉が培地
中に含まれる。
物を培養する際に使用される培地は、ラクトース又はガ
ラクトースを炭素源として含有する以外は、特にかわっ
たものではない。ラクトース及びガラクトース源として
は、これらを含有する乳ホエイ、大豆ホエイ等が使用で
きる。これらの炭素源のほかに、副炭素涼としてグルツ
ース、7ユクロース等が培地に含まれていることもある
。炭素源のほかにはアンモニウムイオン、アンモニアガ
ス、アンモニア水等の通常の窒素源、リン酸イオン、マ
グネ/ラムイオン、カリイオン等の無殿イオン、更に必
要によりビタミン、アミノ酸等の有機微欧栄養呉が培地
中に含まれる。
培養は好気的条件下で行われる。培養の間、培養温度は
27ないし37℃の範囲内のめ当な温度に、培地pHは
、5.5から7.5の範囲の適当なp Hに、それぞれ
保つのが望ましい。かくして、]ないし44日も培養を
続ければ培地中にブーリンが生成蓄積される。
27ないし37℃の範囲内のめ当な温度に、培地pHは
、5.5から7.5の範囲の適当なp Hに、それぞれ
保つのが望ましい。かくして、]ないし44日も培養を
続ければ培地中にブーリンが生成蓄積される。
培地中に蓄積されたプロリンを採取するには、通常の方
法で行うことができる。
法で行うことができる。
以下、実施例にて説明する。
実施例1
ガラクトース 8 ?/dl、 N H4C11,0シ
汝。
汝。
Kca O,2q7ti7!、 KH2PO40,Ir
J、 )#SO4・7H200,04?/di 、
カザミノ酸0 、4fl/dl 、 FeSO4・7[
01H9/ d7!、 MnSO4・4H,OI mg
/dlを含み、pH7,0に調節した培地を5oo+M
!フラスコに20m1スつ入れ殺菌した。これにバチル
ス・ズブチリスAJ 3010を1白金耳植えつけ、
31℃で48時間培養した。なお、培養途中、459/
d7!の尿素水を0.3mlずつ添加し、pHの低下を
防止した。
J、 )#SO4・7H200,04?/di 、
カザミノ酸0 、4fl/dl 、 FeSO4・7[
01H9/ d7!、 MnSO4・4H,OI mg
/dlを含み、pH7,0に調節した培地を5oo+M
!フラスコに20m1スつ入れ殺菌した。これにバチル
ス・ズブチリスAJ 3010を1白金耳植えつけ、
31℃で48時間培養した。なお、培養途中、459/
d7!の尿素水を0.3mlずつ添加し、pHの低下を
防止した。
培養終了時におけるし一プロリンの蓄積量は120 m
g/deであった。
g/deであった。
実施例2
下記の組成の酸沈・乳ホエイを乳糖として4 ? /
dl、 (NI−14)2 Soイ 2.5?/
d& KH,POイ 0.2?/dl。
dl、 (NI−14)2 Soイ 2.5?/
d& KH,POイ 0.2?/dl。
MgSO4・7H200、1?/di 1 酵母エキ
ス0−05 ty’dl。
ス0−05 ty’dl。
FeSO41H,,01m9/de、 MnSO4・
4H201M9/di及び炭酸カル/ラム2.5?/d
/、(別殺添加)を含み、K OHでp H7,2に調
節した培地を調製し500m1フラスコンこ20m1ず
つ入れ、殺菌した。これにバチルス・ズブチリスAJ3
0101白金耳植えつけ、31℃で72時間培養した。
4H201M9/di及び炭酸カル/ラム2.5?/d
/、(別殺添加)を含み、K OHでp H7,2に調
節した培地を調製し500m1フラスコンこ20m1ず
つ入れ、殺菌した。これにバチルス・ズブチリスAJ3
0101白金耳植えつけ、31℃で72時間培養した。
培養終了時におけるし一プロリンの蓄積量は、1101
19/d7!であった。
19/d7!であった。
尚、酸沈・乳ホエイの成分は、水分93.9%、乳糖4
.5%、全固形分6.1%、窒素化合物0.80%、灰
分0.7096、脂肪0.1%であった。
.5%、全固形分6.1%、窒素化合物0.80%、灰
分0.7096、脂肪0.1%であった。
特許出願人 味の素株式会社
Claims (1)
- バチルス属に属しラクトースまたは力′ラクト−、Xよ
りL−プロリンを生産する能力を有する微生物を、ラク
トース又はガラクトースを炭素源として含有する液体培
地中で培養し、培養液中にL−プロリンを生成せしめ、
該プロリンを採取することを特徴とする発酵法によるし
一プロリンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565482A JPS5934894A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 発酵法によるl−プロリンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14565482A JPS5934894A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 発酵法によるl−プロリンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934894A true JPS5934894A (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=15390007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14565482A Pending JPS5934894A (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 発酵法によるl−プロリンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934894A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6252344U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-01 |
-
1982
- 1982-08-23 JP JP14565482A patent/JPS5934894A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6252344U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-04-01 | ||
JPH0545874Y2 (ja) * | 1985-09-20 | 1993-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03232497A (ja) | 発酵法によるl―グルタミンの製造方法 | |
JPS6115695A (ja) | 発酵法によるl−イソロイシンの製造方法 | |
Cummins et al. | Composition of the cell wall of Lactobacillus bifidus | |
JPH01277495A (ja) | L―チロシン及びl―フエニルアラニンの2,5―ジヒドロキシフエニル酢酸への生物学的変換法 | |
JPS5934894A (ja) | 発酵法によるl−プロリンの製造法 | |
JPH01296994A (ja) | L−グルタミン酸の製造法 | |
JPH05304947A (ja) | スカトール分解能を有する微生物およびスカトールの微生物的分解法 | |
JPS6319158B2 (ja) | ||
JPS5963193A (ja) | 発酵法によるl−リジンの製造法 | |
JPS5971697A (ja) | 発酵法によるl−チロシンの製造法 | |
JPS63295A (ja) | ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの製造法 | |
JPS5894391A (ja) | 発酵法によるl−トリプトフアンの製造法 | |
JPH04166092A (ja) | 発酵法によるl―リジンの製造法 | |
SU526295A3 (ru) | Способ получени -лизина | |
JPS61132194A (ja) | 発酵法によるl−セリンの製造方法 | |
JPH06245782A (ja) | トランス−4−ハイドロキシ−l−プロリンの製造法 | |
JPS61128897A (ja) | 発酵法によるl−フエニルアラニンの製造法 | |
JPS6324895A (ja) | L―アミノ酸の製造法 | |
JPS63248393A (ja) | 微生物によるd−ピペコリン酸の製造法 | |
JPH0692A (ja) | 発酵法によるl−アルギニンの製造法 | |
JPS61128896A (ja) | 発酵法によるl−チロシンの製造法 | |
JPS594995B2 (ja) | 発酵法によるl−メチオニンの製造法 | |
JPS6156088A (ja) | L−フエニルアラニンの製造法 | |
JPS62271A (ja) | 新規な微生物 | |
JPS58107191A (ja) | L−1,4−シクロヘキサジエン−1−アラニンの製造法 |