Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JPS5920285A - ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩 - Google Patents

ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩

Info

Publication number
JPS5920285A
JPS5920285A JP57128472A JP12847282A JPS5920285A JP S5920285 A JPS5920285 A JP S5920285A JP 57128472 A JP57128472 A JP 57128472A JP 12847282 A JP12847282 A JP 12847282A JP S5920285 A JPS5920285 A JP S5920285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
milbemycin
formula
salt
compound
compound shown
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57128472A
Other languages
English (en)
Inventor
Junya Ide
井手 純也
Shigeki Muramatsu
村松 重基
Yasuo Nakada
中田 泰雄
Kunitoshi Kitano
北野 訓敏
Masaru Yajima
矢島 勝
Yoshinori Okura
大倉 好則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP57128472A priority Critical patent/JPS5920285A/ja
Priority to DE8383304145T priority patent/DE3361293D1/de
Priority to EP83304145A priority patent/EP0102721B1/en
Priority to CA000432712A priority patent/CA1202967A/en
Priority to SE8304067A priority patent/SE8304067L/xx
Priority to AU17168/83A priority patent/AU559048B2/en
Priority to IL69295A priority patent/IL69295A0/xx
Priority to IE1709/83A priority patent/IE55552B1/en
Priority to ZW165/83A priority patent/ZW16583A1/xx
Priority to ZA835354A priority patent/ZA835354B/xx
Priority to KR1019830003387A priority patent/KR900008698B1/ko
Priority to BR8303940A priority patent/BR8303940A/pt
Priority to NZ205003A priority patent/NZ205003A/en
Priority to ES524399A priority patent/ES8502126A1/es
Priority to DK337783A priority patent/DK337783A/da
Publication of JPS5920285A publication Critical patent/JPS5920285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/22Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗生物質ミルベマイシンDの5−二塩基酸エス
テル及びその塩に関するものである@ストレグトミセス
属に属するB−41−146菌株(工業技術院微生物工
業技術研究所に微工研菌寄第1438号として寄託され
ている。)の培養物から、殺ダニ活゛性、駆虫活性等を
有するミルベマイシンD (B−410)が単離されて
いる(特開昭56−32481号公報)。
本発明者等はミルベマイシンDの化学的手段による誘導
体め合成について鋭意検討を行った゛結果、すぐれた殺
ダニ活性、駆虫活性等を有する化合物を見出して発明を
完成した。
本発明の新規化合物は一般式 〔式中、Rは炭素数1〜4個のアルキレン基、級アルキ
ル基を示す。)を示す。〕を有する。
上記式中、炭素数1〜4個のアルキレン基はメチレン、
エチレン、トリメチレン、プロピレン又はテトラメチレ
ン基であシえ、好適にはエチレン基又はトリメチレン基
である。
Xの低級アルキル基はメチル、エチル、n−プロピル、
n−ブチル又はイソブチル基でありえ、好適にはメチル
基である。
又、化合物Ql)は塩の形にすることができ、そのよう
な塩としては、リチウム、ナトリウム若しくはカリウム
のようなアルカリ金属の塩、マグネシウム、カリウム若
しくはバリウムのようなアルカリ土類金属の塩、リジン
若しくはアルギニンのような塩基性アミノ酸の塩又はア
ンモニア、シクロヘキシルアミン、・クイソプロビルア
ミン、トリエチルアミン、アニリン、ジメチルアニリン
若しくはピリジンのような有機アミンの塩をあげること
ができるが、好適にはナトリウム又はカリウムの塩であ
る。水溶性の塩は動物体内での吸収移行が良好であるの
で特に好ましい。
化合物(If)において、好適にはRがエチレン基、ト
リメチレン基、ビニレン基又は0−フェニレン基である
化合物及びそれらのす) IJウム塩又はカリウム塩を
あげることができる。
化合物(If)は不活性溶剤中塩基の存在下、化合物(
1)と一般式 (式中、Rは前述したものと同意義を示す。)を有する
化合物とを反応させることによって製造できる。
使用される塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン
、4−ジメチルアミノピリジン、ジメチルアニリンス、
1,5−ジアザビシクロ(4,3,0)ノネン−5(D
BN)又は1.8−ジアザビシクロ[5,4,0:]ウ
ンデセン−7(DBU)のような有機アミンをあげるこ
とができる。
使用される不活性溶剤としては、反応に関与しなければ
特に限定されないが、好適にはn−へキザン、ベンゼン
、トルエン若t、<ハキフランのような炭化水素類;エ
チルエーテル若しくはテトラヒドロフランのようなエー
テル類;又はメチレンクロリド若しくはクロロホルムの
ようなハロゲン化炭化水素類をあげることができる。特
に好適には塩基として触媒量の4−ジメチルアミノピリ
ジンを、又塩基と溶剤を兼ねて過剰のピリジンを使用す
ることができる。
反応温度は通常0℃乃至50℃であシ、反応に要する時
間は1時間乃至50時間である。
捷た、培養によって得られた化合物(1)の5位のヒド
ロキシ基はβ配位であるが、α配位である原料化合物(
I)は次の反応式に示すようにして製造される。
第1工程        第2工程 第1工程は5β−アルカンスルホニルオキシ誘導体を製
造する工程で、常法に従って不活性溶剤中塩基の存在下
、化合物(1)とアルカンスルホニルハライドとを反応
させることによって達成される。
第2工程は5α−アシルオキシ誘導体を製造する工程で
、不活性溶剤中、5β−アンカンスルホニルオキシ誘導
体と有機テトラアルキルアンモニウム塩とを反応させる
ことによって達成される。
使用される有機酸テトラアルキルアンモニウム塩として
は、例れはテトラエチルアンモニウムホルメート着しく
は−アセテート又はテトラブチルアンモニウムホルメー
ト若しくは一アセテートが用いられるが、好適にはテト
ラエチル(又はブチル)アンモニウムホルメートである
反応は不活性溶媒または極性溶媒中で行われ、反応温度
は室温ないし溶媒の還流温度で行われるが、好適には室
温である。
第3工程は5α−ヒドロキシ誘導体を製造する工程で、
5α−アシルオキシ誘導体をメチルアルコール、エチル
アルコール、フロビルアルコール、ブチルアルコールの
ようなアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のような水可溶性エーテル類と水との含水溶媒中、アル
カリ金属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩のような塩基
(好適には重炭酸塩)と反応さぜることによって達成さ
れる。
以上の反応終了後、各反応の目的化合物は常法に従って
反応混合物から採取される。例えば反応混合物を氷水に
あけ、水不混和性有機溶剤で抽出し、乾燥後、抽出液か
ら溶剤を留去することによって得ることができる。さら
に必要に応じて、常法、例えば再結晶法、カラムクロマ
トグラフィーによって精製することもできる。
本発明の化合物(n)は果樹、野菜および花鼻に寄生す
るすZハダニ類(Tetranyahus )、リンゴ
ハダニやミカンハダニ(Panonychus )およ
びサビダニ等の成虫および卵、動物に寄生するマダニ科
(Ixodldae )、ワクモ科(Dsrmanys
side )およびヒゼンダニ科(8araoptld
a・)等に対してすぐれた殺ダニ活性を有している◎ 更にヒツジバエ(0estrus )、キンバエ(Lu
e−111a、)、ウシバエ(Hypod@rma )
、ウマバエ(Gautrophilus )等およびの
み、しらみ等の動物や鳥類の外部寄生虫;ゴキブリ・□
、家バエ等の衛生害虫;その他アブラムシ類、鱗翅目幼
虫等の各種農園芸害虫に対して活性である。更にまた土
壌中の根こぶ線虫(Meloidogyn・)、ネダニ
(Phlzoglyphus )等に対しても活性であ
る。
更に本発明の化合物(II)は動物および人間の駆虫剤
としてすぐれた殺寄生虫活性を有している。
とくに豚、羊、山羊、牛、馬、犬、猫および鶏のような
家畜、家禽およびペットに感染する次の線虫に有効であ
る。
ヘモンクス属(Haemonahus ) rトリスト
ロシギルス属(Trichostrongylum )
 #オスチルターギヤ属(Ostertagia ) 
eネマトデイルス属(Nematodlrua ) +
クーペリア属(Cooperia ) rアスカリス属
(AscarLs ) *プノストムーム属(Buno
stomum ) +エソツアゴストムーム属(Oes
ophagostomum ) *チャベルチア属(C
habsrti−a ) rトリキュリス属(Trie
huria ) rスト四ンギルス属(5tron、g
ylus ) zトリコネマ属(Triohonema
 ) r′ディクチオカウルス属(Dietyoeau
lus ) #キャビラリア属(Capillarla
 ) rヘテラキス属(Heteraki+s ) 。
トキソカラ属(Toxocara ) +アスカリゾイ
ア属(Ascaridia ) +オキシラリス属(O
xyurig ) *アンキロストーマ属(Ancyl
ostoma ) lランシナリア属(Uncinar
la ) #トキサスカリス属(Toxaicarlm
 )およびパラスカリス属(Parascaris )
ネマトデイルス属、クーペリア属およびエソツアゴスト
ムーム属のある種のものは腸管を攻撃し、一方へモンク
ス属およびオスチルターギア属のものは胃に寄生し、デ
イクチオカウルス属の寄生虫は肺に見い出されるが、こ
れらにも活性を示す。
また、フイラリア科(Filariidae )やセタ
リャ科(5etariidae )の寄生虫は心臓およ
び血管、皮下およびリンパ管組織のような体内の他の組
織および器官に見い出され、これらにも活性を示すO また、人間に感染する寄生虫に対しても有用であυ、人
間の消化管の最も普通の寄生虫は、アンキロストーマ属
(Ancylostoma ) +ネカトール属(Ne
eator ) aアスカリス属(ABearig )
 *ストロンギロイデス属(Strongylolde
s ) rトリヒネラ属(Triahinella )
 *キャビラリア属(CapH1arla ) 。
トリキュリス属(Trichuris )およびエンテ
ロビウス属(Enterobius )である。
消化管の外に血液または他の組織および器官に見い出さ
れる他の医学的に重要な寄生虫ライ2リア科のブツヘレ
リア属(Wuchsrerim )、ブルーシア属(B
rugia )、オンコセルカ属(Onchocsra
a)およびaア糸状虫属(Log)並びに蛇状線虫科(
Draeunculidae )のドラクンクルス属(
Dracu−nculus )の寄生虫、腸管内寄生虫
の特別な腸管外寄生状態におけるストロンギロイデス属
およびトリヒネラ属にも活性を示す。
化合物(n)を動物および人における駆虫剤として使用
する場合は、液体飲料として経口的に投与することがで
きる。飲料は普通ベントナイトのような懸濁剤および湿
潤剤またはその他の賦形剤と共に適当な非毒性の溶剤ま
たは水での溶液、懸濁液凍たは分散液である。一般に飲
料はまた消泡剤を含有する。飲料処方は一般に活性化合
物を約0.01〜0.5重量俤、好適にはo、oi〜0
、1重tチを含有する。
乾燥した固体の単位使用形態で経口投与することが望ま
しい場合は、普通所望量の活性化合物を含有するカプセ
ル、丸薬または錠剤を使用する@これらの使用形態は、
活性成分を適当な細かく粉砕された希釈剤、充填剤、崩
解剤および/または結合剤′、例えばデンプン、乳糖、
タルク、ステアリン酸マグネシウム、植物性ゴムなどと
均質に混和することによって製造される。
このような単位使用処方は、治療される宿主動物の種類
、感染の程度および寄生虫の種類および宿主の体重によ
って駆虫剤の重量および含量に関して広く変化させるこ
とができる。
動物飼料によって投与する場合は、それを飼料に均質に
分散させるか、トップドレッシングとして使用されるか
またはペレットの形態として使用される。普通望ましい
抗寄生虫効果を達成するためには、最終飼料中に活性化
合物を0.0001〜0.02%を含有している。
また、液体担体賦形剤に溶解または分散させたものは、
前胃内、筋肉内、気管内または皮下に注射によって非経
口的に動物に投与することができる。非経口投与のため
に、活性化合物は好適にはそのまま落花生油、綿実油の
ような適当な植物油又は適切な塩の形にした抜水と混合
する。このような処方は、一般に活性化合物を0.05
〜50重量係含有する。
甘た、ジメチルスルホキシドまたは炭化水素溶剤のよう
な適当な担体と混合することによって局所的に投与し得
る。この製剤はスプレーまたは直接的注加によって動物
の外部表面に直接適用される。
最善の結果を得るための活性化合物の最適使用量は、治
療される動物の種類および寄生虫感染の型および程度に
よってきまるが、一般に動物体重1kg5シ約0.01
〜100m9、好適には0.5〜50.0 mglを経
口投与すること又は非経口投与することによって得られ
る。
このような使用量は一度にまたは分割した使用量で1〜
5日のような比較的短期間にわたって与えられる。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例 1 ミルベマイシンDの5β−(3−カルがキシプロピオニ
ルオキシ)誘導体 ■ ミルベマイシンD(111m9)、4−ジメチルア
ミノピリジン(25rv)およびピリシン(2−)の溶
液に氷冷下無水コハク酸(120m))を添加して、室
温で一昼夜反応させた。反応終了後、反応混合物を水冷
希塩酸にあけ、エーテル抽出した。抽出液を水洗後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、抽出液から減圧で溶剤を
留去して残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開剤:ベンゼン/酢酸エチル=1015
〜4/6)で精製して目的化合物を75■得た。
融点 129〜134℃ 赤外吸収スペクトル、シ:’:、p’ cm−1:34
70.3200.1740.1720.1165マスス
ペクトル(m/e) : 656 (M+) 、 42
8 。
09 ■ ミルベマイシンD C4,33p)、ビリNン(5
0m1)、無水コノ・り酸(4,68i)及び4−ジメ
チルアミノピリジン(o、xy)を用いて、実施例1−
■と同様に反応及び後処理を行い、目的化合物を4.0
?得た。
■ ミルベマイシンDの5β−(3−カルブキシプロピ
オニルオキシ)誘導体と当量の炭酸水素ナトリウムを用
いて、ミルベマイシンDの5β−(3−カルボキシプロ
ピオニルオキシ)誘導体のナトリウム塩を得た。
融点 185−190℃(分解) 実施例 2 ミルベマイシンDの5β−(4−カルブキシブチリルオ
キシ)誘導体 ミルベマイシンDと無水グルタル酸を原料として、実施
例1−■と同様にして目的化合物を得た。
融点 121−123℃(分解) 実施例 3 ミルベマイシンDの5β−(3−カルボキシ−2−プロ
ペノイルオキシ)誘導体 ミルベマイシンDと無水マレイン酸を原料として、実施
例1−■と同様にして目的化合物を得た。
融点 132−135℃ 実施例 4 ミルベマイシンDの5β−(2−カルボキシベンゾイル
オキシ)誘導体 ミルベマイシンDと無水フタル酸を原料として、実施例
1−■と同様にして目的化合物を得た。
融点 152−155℃ 特許出願人三共株式会社 代理人弁理士樫出庄治 東京部品用区広町1丁目2番58 号三共株式会社生物研究所丙 0発 明 者 矢島勝 東京部品用区広町1丁目2番58 号三共株式会社生産技術研究所 内 0発 明 者 大倉好則 東京部品用区広町1丁目2番58 号三共株式会社生産技術研究所 内 手続補正書(自、発) 昭和58年8月姓日 □特許庁長官 若 杉和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第128472号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件と一関係 特許出願人 住所 〒103東京都中央区日本橋本町3丁目1番地の
6名称   (185)三共株式会社 代表者 取締役社長  河村喜典 4、代理人 居所 〒140東京部品川区広町1丁目2番58号三共
株式会社内 6、補正の対象  明細書の発明の詳細な説明の欄7、
補正の内容 別紙の通シ 1、明細書第2頁下から3行目の「駆虫活性」を「駆虫
活性、殺虫活性」と訂正する。
2、 同第8頁下から3行目の「対しても活性である。
」の後に以下の文章を挿入する。
[又、本発明の化合物Ql)H植物に害を与える昆虫、
特に植物を摂食することによって害を与える昆虫に対し
ても活性である。それらの昆虫は例えば、綿の害虫であ
るノボドブテラ属(5podoptera 11tto
ralT−g )又はへりオテイス属(He1loth
is virtIIeens )、野菜の害虫であるレ
プテイノタルサ属(Leptinotarsa dec
emlineata )又はミズス属(Myzus p
erslcae ) 、米穀の害虫であるチロ属(Ch
ilo suppresgallg )又はラオデルフ
エクス属(Laodelphax )等の昆虫をあげる
ことができる。
本発明の化合物(mは昆虫に対し、植物の生体を介して
又は直接接触することによって効力を示し、特に、既知
の殺虫剤では防除が困難なホモプテラ網(Homopt
era )の幼虫、特にアフイデイダエ科(Aphid
idae 、例えばAphis fabae+ Aph
iscraecivora+ Myzus porgi
cae等)の幼虫に非常に有効である。
又、本発明の化合物(II)は穀物(とうもろこし、米
等)、野菜(じゃがいも、大豆等)、果実、綿等の植物
すべての態様(種子又は生育している周囲を含む)に対
して処理することができる。
又、本発明の化合物(II)は同様に、種々の外部寄生
虫から動物を護るために使用される。本化合物は、動物
に直接に又は動物の周囲、例えば家畜舎、動物小屋、屠
殺場、牧場又は他の牧草地等に施用することができる。
」 3、 同第14頁3行目の「力先られる。」の後にv下
の文章を挿入する。
「本発明の化合物(II)を農業又は園芸用に使用する
場合には、種々の製剤として使用される。例えば、粉剤
、粗粉剤、水溶剤、微粒剤、超微粒剤、水利剤、乳液、
乳剤、水性若しくは油性懸濁剤、水性若しくは油性液剤
(懸濁剤、液剤は直接噴霧され、希釈もできる。)、エ
アゾール又は高分子物質中のカプセルをあげることがで
きる。使用される担体は有機若しくは無機の天然物又は
合成物でありえ、活性化合物を作用点に到達させること
の補助のため、及び活性化合物の貯蔵、輸送、取扱いの
便をよくするため等に使用される。又、担体に関する周
知の技術に従って、固体、液体及び気体の担体が選択さ
れる。
上記製剤は常法に従って製造される。例えば、活性化合
物を担体、希釈剤(溶剤等)又は必要に応じて界面活性
剤とよく混合し、必要なら粉砕することによって、製造
される。
好適な溶剤としては以下のものがあげられる;芳香族炭
化水素類、特にキシレン混合物又は置換ナフタレンのよ
りなC8〜C12の石油蒸留物;フタル酸ジブチル又は
ジオクチルのようなフタル酸エステル類;シクロヘキサ
ン、パンフィン類のような脂肪族若しくは脂環式炭化水
素類;エタノール、エチレングリコール、エチレングリ
コール モノメチルエーテル、エチレングリコール モ
ノエチルエーテルのよりなアルコール類、グリコール類
若しくはそれらのエーテル類;シクロヘキサノンのより
なケトン類;N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルス
ルホキシド、N、N−ジメチルホルムアミドのような極
性溶剤;エポキシ化されてもよいココナツ油、大豆油の
ような植物油;又は水。
使用される担体としては、例えば粉剤又は懸濁剤用粉末
にはカルサイト、タルク、カオリン、モンモリオナイト
、アタゾルグイト(attapulgite)のような
天然鉱物があげられる。又、組成物の物理的性質を改善
するために、高分散の硅酸又は高分子吸着剤を加えるこ
ともできる。適切な吸収力のある粒状担体としては、軽
石、レンガ、セビオライト(5epiolite ) 
、ベントナイトのような多孔性物質又はカルサイ) (
oalcite )や砂のような非多孔性物質をあげる
ことができる。
又、広範囲の有機、無機の前粒状物、例えばドロマイ)
 (dolomite ) 、植物残渣等が使用される
界面活性剤は良好な乳化、分散、湿潤効果を有する通常
のカチオン、アニオン又は非イオン系化合物が単独又は
混合物として使用される。
又、組成物は安定剤、消泡剤、粘度調節剤、結合剤、粘
着剤又はそれらの混合物を含むことができ、さらに特別
の効果を達成するために、受精促進剤、その他活性物質
を含むこともある。
殺虫組成物は一般に以下の成分を含む(但し、チは重量
で表わす。):活性化合物0.01〜99チ、好適には
0.1〜95%:固体又は液体添加物1〜99.99%
;界面活性剤0〜25%、好適には0.1〜25チ。販
売品が濃縮された形である場合には、一般には使用する
前に、0.001−0.0001重量% (1〜10 
ppm )に希釈される。」4、 同第16頁10行目
乃至16行目の「実施例4」の後に次の文章を挿入する
[試験例 1 マウス中の豚回虫移行子虫に対する駆虫効力試験動物と
して、25−30 ?の体重を有するaay系の雄マウ
スを使用し、5匹を1つの群とし、以下の4群に分けた
■ 無感染−無治療群 ■ 感染−無治療群 ■ 感染−ミルベマイシンD治療群 ■ W染−ミルベマイシンDの5β−(3−カルポキシ
プロビオニルオキ・め誘導体のナトリウム塩(以下、ミ
ルベマイシンDのコハクrRfトリウム塩という。) 豚回虫(AscarlI!lsuum )の感染は胃シ
フ f ’e 用いて、マウス1匹当り約3000卵を
経口感染によって行った。
感染させてから24時間後、活性化合物としてミルベマ
イシンD又はミルベマイシンDのコハク酸ナトリウム塩
を含む治療剤を経口又は皮下注射で、活性化合物がマウ
ス体重1kl?当、aO,S■となるように投与した。
治療剤は1.01?の活性化合物、0.1y−のブチル
化されたヒドロキシトルエン及び10−の・ジメチルア
セトアミドの混合物にポリエチレングリコール(PEG
−400)を加入て、全体を100m/!とすることに
よって調製した。
感染させてから7日後、マウスを解剖して、肺の病変度
及び肺移行子虫数t−調べた。病変度はnrown等の
方法(: Am、 J、 Vet、 Res、、 16
.613−615(1955))でランク付けを行い、
子虫数はペール々ン法に従って算出した。
又、体重は感染直前と解剖時に測定した。
以上の得られた結果を表1及び表2に示した。
表1 経口投与による効果 ■   o     ioo     −■   4.
2   76.5    0■   3,4   78
・8   50.9■   2.B    86・2 
  78.4表2 皮下注射投与による効果 ■   0    100    − ■   4.4   73.4     r)■   
3,8   75.5   26.3■   2.8 
  85.0   82.3;:===:?−?:?て
−−−−−一一一−−−−−□−−−7−=−i−=:
上記試験例から、ミルベマイシンDのコハク酸ナトリウ
ムはミルベマイシンDに比べて顕著な駆虫効力を有する
ことがわかる。」 以L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 %式% 〔式中、Rは炭素数1〜4個のアルキレン基、ビニレン
    基又は工)X基(Xは水素原子又は低級アルキル基を示
    す。)を示す。〕を有するミルベマイシンDの5−二塩
    基酸エステル銹導体及びその塩。
JP57128472A 1982-07-23 1982-07-23 ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩 Pending JPS5920285A (ja)

Priority Applications (15)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57128472A JPS5920285A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩
DE8383304145T DE3361293D1 (en) 1982-07-23 1983-07-18 Milbemycin d derivatives, their preparation and compositions containing them
EP83304145A EP0102721B1 (en) 1982-07-23 1983-07-18 Milbemycin d derivatives, their preparation and compositions containing them
CA000432712A CA1202967A (en) 1982-07-23 1983-07-19 Milbemycin d derivatives, their preparation and compositions containing them
SE8304067A SE8304067L (sv) 1982-07-23 1983-07-20 Milbemycin d-derivat, framstellning derav och kompositioner innehallande dem
AU17168/83A AU559048B2 (en) 1982-07-23 1983-07-21 Milbemycin d derivatives
IL69295A IL69295A0 (en) 1982-07-23 1983-07-21 Milbemycin d derivatives,their preparation and their use as pesticides
IE1709/83A IE55552B1 (en) 1982-07-23 1983-07-21 Milbemycin d derivatives their preparation and compositions containing them
ZW165/83A ZW16583A1 (en) 1982-07-23 1983-07-21 Milbemycind derivatives their preparation and compositions containing them
ZA835354A ZA835354B (en) 1982-07-23 1983-07-22 Milbemycin d derivatives,their preparation and compositions containing them
KR1019830003387A KR900008698B1 (ko) 1982-07-23 1983-07-22 밀베마이신 d 유도체의 제조방법
BR8303940A BR8303940A (pt) 1982-07-23 1983-07-22 Compostos,processo para sua producao,composicao praguicida,processo para o controle de helminto de acarideos e de insetos
NZ205003A NZ205003A (en) 1982-07-23 1983-07-22 Milbemycin d derivatives and veterinary,pharmaceutical and pesticidal compositions
ES524399A ES8502126A1 (es) 1982-07-23 1983-07-22 Un procedimiento para la preparacion de derivados de milbenicina d
DK337783A DK337783A (da) 1982-07-23 1983-07-22 Milbemycin d derivater samt deres fremstilling og anvendelse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57128472A JPS5920285A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5920285A true JPS5920285A (ja) 1984-02-01

Family

ID=14985570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57128472A Pending JPS5920285A (ja) 1982-07-23 1982-07-23 ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0102721B1 (ja)
JP (1) JPS5920285A (ja)
KR (1) KR900008698B1 (ja)
AU (1) AU559048B2 (ja)
BR (1) BR8303940A (ja)
CA (1) CA1202967A (ja)
DE (1) DE3361293D1 (ja)
DK (1) DK337783A (ja)
ES (1) ES8502126A1 (ja)
IE (1) IE55552B1 (ja)
IL (1) IL69295A0 (ja)
NZ (1) NZ205003A (ja)
SE (1) SE8304067L (ja)
ZA (1) ZA835354B (ja)
ZW (1) ZW16583A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126289A (ja) * 1983-11-14 1985-07-05 Sankyo Co Ltd ミルベマイシン類の5−カ−ボネ−ト誘導体
US5169956A (en) * 1984-06-05 1992-12-08 American Cyanamid Company Macrolide antibiotic compounds
US5317030A (en) * 1984-06-05 1994-05-31 American Cyanamid Company Method and compositions for helmintic, arthropod ectoparasitic and acaridal infections with novel agents
DK165119C (da) * 1984-06-05 1993-03-01 American Cyanamid Co Antibiotiske forbindelser betegnet ll-f28249alfa, beta, gamma, delta, epsilon, zeta, eta, theta, iota, kappa, my og ny og pharmaceutisk or pharmakologisk acceptable salte deraf samt fremgangsmaade til deres fremstilling
US5198464A (en) * 1984-06-05 1993-03-30 American Cyanamid Company Method and compositions for helmintic, arthropod ectoparasitic and acaridal infections with novel agents
US4579864A (en) * 1984-06-11 1986-04-01 Merck & Co., Inc. Avermectin and milbemycin 13-keto, 13-imino and 13-amino derivatives
GB2168345B (en) * 1984-12-14 1988-05-25 Ciba Geigy Ag Pesticidal 13b-substituted milbemycin derivatives
US4778809A (en) * 1985-08-23 1988-10-18 Ciba-Geigy Corporation 5-esters of milbemycins for controlling parasitic pests
US4916153A (en) * 1986-03-12 1990-04-10 American Cyanamid Company Macrolid compounds
GB8803836D0 (en) * 1988-02-18 1988-03-16 Glaxo Group Ltd Compositions
US5428034A (en) * 1988-09-02 1995-06-27 Sankyo Co., Ltd. Milbemycin derivatives, their preparation and their use
JP2622197B2 (ja) * 1990-03-01 1997-06-18 三共株式会社 13−エーテル置換ミルベマイシン誘導体
US6495591B1 (en) 1997-10-02 2002-12-17 Essential Therapeutics, Inc. Fungal efflux pump inhibitors
EP1276748B1 (en) 2000-04-27 2006-01-11 Sankyo Lifetech Company Limited 13-substituted milbemycin derivatives, their preparation and their use against insects and other pests
WO2012028556A1 (en) 2010-08-31 2012-03-08 Bayer Animal Health Gmbh Macrocyclic lactones and their use and their combinations with other active substances
DE102010064245A1 (de) 2010-12-28 2012-06-28 Bayer Animal Health Gmbh Makrocylischen Lactone und deren Verwendung und deren Kombinationen mit anderen Wirkstoffen

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632481A (en) * 1979-08-23 1981-04-01 Sankyo Co Ltd Antibiotic b-41d, its preparation, and acaricide and anthelminthic agent and repellent containing the same as active constituent
NZ201681A (en) * 1981-09-03 1985-11-08 Merck & Co Inc Avermectin derivatives and parasiticidal compositions

Also Published As

Publication number Publication date
ES524399A0 (es) 1984-12-16
ES8502126A1 (es) 1984-12-16
DK337783A (da) 1984-01-24
AU559048B2 (en) 1987-02-19
ZA835354B (en) 1984-04-25
EP0102721B1 (en) 1985-11-21
KR900008698B1 (ko) 1990-11-27
SE8304067D0 (sv) 1983-07-20
IL69295A0 (en) 1983-11-30
AU1716883A (en) 1984-01-26
EP0102721A1 (en) 1984-03-14
DE3361293D1 (en) 1986-01-02
SE8304067L (sv) 1984-01-24
CA1202967A (en) 1986-04-08
BR8303940A (pt) 1984-02-28
ZW16583A1 (en) 1984-02-15
DK337783D0 (da) 1983-07-22
KR840005447A (ko) 1984-11-12
NZ205003A (en) 1986-06-11
IE55552B1 (en) 1990-10-24
IE831709L (en) 1984-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880001868B1 (ko) 디데히드로 밀베마이신 유도체의 제조방법
EP0342710B1 (en) Macrolide compounds, their preparation and their use
JPS5920285A (ja) ミルベマイシンdの5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩
SU1537140A3 (ru) Способ получени производных 13-галоидмилбемицина или их солей, или их сложных эфиров
JPS6254113B2 (ja)
DK164912B (da) Milbemycin-5-carbonatderivater, og anthelmintiske, akaracide og insekticide midler med indhold heraf
EP0230347B1 (en) Macrolide compounds, their preparation and use
JPS5916894A (ja) ミルベマイシンdの5−アシルオキシ誘導体
JP2703551B2 (ja) Ll−f28249化合物のモノ−及びジエポキシド誘導体
JPS60152490A (ja) ミルベマイシンa↓3,a↓4の5−二塩基酸エステル誘導体及びその塩
JPH021147B2 (ja)
SI9011710A (sl) 13-alkil-23-imino in 13-halo-23-imino derivati makrolidnih spojin
JPS60142991A (ja) 5−ジデヒドロミルベマイシン5−オキシム誘導体
KR960006387B1 (ko) △²²-ll-f28249의 유도체, 그 사용 방법 및 조성물
JPH0250912B2 (ja)
JPH0250913B2 (ja)
JPS63264586A (ja) Ll−f28249化合物の23−デオキシ−27−ハロ(クロロ又はブロモ)誘導体
JPS5920284A (ja) ミルベマイシンdの5−エ−テル誘導体及びその塩
JPS60184085A (ja) ミルベマイシン類の5−アミノ酸エステル誘導体
JPH0250911B2 (ja)
JP3689462B2 (ja) 殺虫活性を有する13位置換ミルベマイシン誘導体
JPH0363551B2 (ja)
JP3762465B2 (ja) 殺虫活性を有する13位エーテル置換ミルベマイシン誘導体
JP3762460B2 (ja) 13位置換ミルベマイシン誘導体
JPS5936681A (ja) ミルペマイシンdのエポキシ誘導体