JPS5919068B2 - 低膨脹性セラミックス - Google Patents
低膨脹性セラミックスInfo
- Publication number
- JPS5919068B2 JPS5919068B2 JP55037523A JP3752380A JPS5919068B2 JP S5919068 B2 JPS5919068 B2 JP S5919068B2 JP 55037523 A JP55037523 A JP 55037523A JP 3752380 A JP3752380 A JP 3752380A JP S5919068 B2 JPS5919068 B2 JP S5919068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- terms
- titanium
- low
- coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/46—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates
- C04B35/462—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates based on titanates
- C04B35/478—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates based on titanates based on aluminium titanates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低膨張性と高融点を有し、且つ熱履歴にともな
う熱膨張率の変化の小さい低膨張性セラミックスおよび
その成造法に関するものである。
う熱膨張率の変化の小さい低膨張性セラミックスおよび
その成造法に関するものである。
近年、工業技術の進歩に伴ない耐熱性、耐熱衝撃性に優
れた材料の要求が増加している。
れた材料の要求が増加している。
セラミクスの耐熱衝撃性は、材料の熱膨張率、熱伝導率
、強度、弾性率、ポアソン比等の特性に影響されると共
に製品の大きさや形状、さらには加熱冷却状態すなわち
熱移動速度にも影響される。
、強度、弾性率、ポアソン比等の特性に影響されると共
に製品の大きさや形状、さらには加熱冷却状態すなわち
熱移動速度にも影響される。
耐熱衝撃性に影響するこれらの諸行性のうち、特に熱膨
張係数の寄与率が犬であり、とりわけ熱移動速度が犬で
あるときには、熱膨張係数のみに大きく左右されること
が知られており、耐熱衝撃性に優れた低膨張材料の開発
が強く望まれている。
張係数の寄与率が犬であり、とりわけ熱移動速度が犬で
あるときには、熱膨張係数のみに大きく左右されること
が知られており、耐熱衝撃性に優れた低膨張材料の開発
が強く望まれている。
従来、25°Cから800℃の間の熱膨張係数が、5〜
20 X 10−7(1/°C)程度の比較的低膨張な
セラミック材料としてコージェライト(MAS)、リチ
ウム、アルミニウム、シリケート(LAS )等がある
が、その融点は前者が1450℃、後者が1423°C
と低く例えば自動車用触媒浄化装置の触媒担体に用いる
セラミックハニカムの場合、触媒の浄化効率を高めるた
めに触媒コンバーターの装置位置を従来のアンダーベッ
ドからエンジン近傍に変更するか、または燃費向上、出
力向上を目的としてターボチャージャーを装着する等の
設計変更により、排気ガス温度が従来より上昇し、それ
に伴ない触媒床温度も100〜200℃上昇するため、
融点が高いコージェライト質ハニカム担体でも溶融によ
る目詰りが起る可能性があることがわかり、コージェラ
イトと同等以上の耐熱衝撃性をもち耐熱性が優れた低膨
張材料の開発が強く望まれていた。
20 X 10−7(1/°C)程度の比較的低膨張な
セラミック材料としてコージェライト(MAS)、リチ
ウム、アルミニウム、シリケート(LAS )等がある
が、その融点は前者が1450℃、後者が1423°C
と低く例えば自動車用触媒浄化装置の触媒担体に用いる
セラミックハニカムの場合、触媒の浄化効率を高めるた
めに触媒コンバーターの装置位置を従来のアンダーベッ
ドからエンジン近傍に変更するか、または燃費向上、出
力向上を目的としてターボチャージャーを装着する等の
設計変更により、排気ガス温度が従来より上昇し、それ
に伴ない触媒床温度も100〜200℃上昇するため、
融点が高いコージェライト質ハニカム担体でも溶融によ
る目詰りが起る可能性があることがわかり、コージェラ
イトと同等以上の耐熱衝撃性をもち耐熱性が優れた低膨
張材料の開発が強く望まれていた。
本発明の低膨張性セラミックスは従来のこのような欠点
および問題点を解決したもので、マグネシウム、アルミ
ニウム、チタニウムおよび鉄の主として酸化物よりなり
、約1000°C〜12000Cで2000〜5000
時間のような長時間熱処理を受けても、さらに繰返しの
熱履歴を受けても熱膨張の変化がほとんどない低膨張性
セラミックスであり、化学組成が重装置でMg0 1.
5〜20%、A22038〜68係、チタニウムがTi
O2換算で24〜80係および鉄をFe2O3換算で0
.5〜20重量係、装置好ましくは化学組成が重装置で
Mg0 2.5〜17係、l’、120313.5〜6
2係、チタニウムがTlO2換算で31.5〜75係お
よび鉄がFe2O3換算で2〜10重量係か装置り、結
晶相の主成分が酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー
酸化チタン−酸化鉄固溶体からなり、25〜800°C
の間の熱膨張係数が20X10−7(1/’C)以下で
かつ1100℃で1000時間の熱履歴を受けても前記
の熱膨張係数を維持するとともに融点が1500℃以下
である低膨張性セラミックスである。
および問題点を解決したもので、マグネシウム、アルミ
ニウム、チタニウムおよび鉄の主として酸化物よりなり
、約1000°C〜12000Cで2000〜5000
時間のような長時間熱処理を受けても、さらに繰返しの
熱履歴を受けても熱膨張の変化がほとんどない低膨張性
セラミックスであり、化学組成が重装置でMg0 1.
5〜20%、A22038〜68係、チタニウムがTi
O2換算で24〜80係および鉄をFe2O3換算で0
.5〜20重量係、装置好ましくは化学組成が重装置で
Mg0 2.5〜17係、l’、120313.5〜6
2係、チタニウムがTlO2換算で31.5〜75係お
よび鉄がFe2O3換算で2〜10重量係か装置り、結
晶相の主成分が酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー
酸化チタン−酸化鉄固溶体からなり、25〜800°C
の間の熱膨張係数が20X10−7(1/’C)以下で
かつ1100℃で1000時間の熱履歴を受けても前記
の熱膨張係数を維持するとともに融点が1500℃以下
である低膨張性セラミックスである。
なお、Tiは酸素との不定比化合物を作りうるが、その
分離が困難なため4価と想定した。
分離が困難なため4価と想定した。
次に本発明の低膨張性セラミックスの製造方法を説明す
る。
る。
化学組成が重装置でMg0 1.5〜20係、M2O3
8〜68%、チタニウムがT 102換算で24〜80
%および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%とな
るようにマグネシア、炭酸マグネシウム、水酸化マグネ
シウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、アナターゼ型
酸化チタン、ルチル型酸化チタン金属鉄、α型2,3酸
化鉄、γ型2,3酸化鉄、含水酸化鉄、チタン鉄鉱等か
ら選ばれた原料を混合し、この混合物に必要に応じ成形
助剤を加えプラスチック状に変形可能なバッチとし、こ
の可塑化したバッチを押出成形法、プレス成形法、スリ
ップキャスト法、射出成形法などのセラミック成形法に
より成形後乾燥する。
8〜68%、チタニウムがT 102換算で24〜80
%および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%とな
るようにマグネシア、炭酸マグネシウム、水酸化マグネ
シウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、アナターゼ型
酸化チタン、ルチル型酸化チタン金属鉄、α型2,3酸
化鉄、γ型2,3酸化鉄、含水酸化鉄、チタン鉄鉱等か
ら選ばれた原料を混合し、この混合物に必要に応じ成形
助剤を加えプラスチック状に変形可能なバッチとし、こ
の可塑化したバッチを押出成形法、プレス成形法、スリ
ップキャスト法、射出成形法などのセラミック成形法に
より成形後乾燥する。
次にこの乾燥物を5°C/時間〜300℃/時間の昇温
速度で焼成保持温度が1300〜1700℃の温度範囲
で0.5〜48時間焼成することにより、本発明の低膨
張性セラミックスが得られる。
速度で焼成保持温度が1300〜1700℃の温度範囲
で0.5〜48時間焼成することにより、本発明の低膨
張性セラミックスが得られる。
なお1本発明の低膨張性セラミックスに用いる原料は前
記の原料に限定されることなく主として前記化学組成よ
りなるものであれば各種の天然原料を使用することがで
きる。
記の原料に限定されることなく主として前記化学組成よ
りなるものであれば各種の天然原料を使用することがで
きる。
なお、本発明の低膨張性セラミックスは前記の通り、セ
ラミックスのいずれの成形法にも、適用が可能であると
ともに、製品の形状にも伺ら限定を受けるものではなく
、例えば三角形、四角形、六角形、円形成いはそれらの
組合せなど任意の幾何学的断面形状を有し、一端から他
端・\伸びる多数の開口孔を形成する薄肉のマトリック
スを有するハニカム構造体、三次元的な立体形状を有す
る複雑製品、肉厚製品、各種ブロックなどいかなる構造
および形状を有する製品にも適用できるものである。
ラミックスのいずれの成形法にも、適用が可能であると
ともに、製品の形状にも伺ら限定を受けるものではなく
、例えば三角形、四角形、六角形、円形成いはそれらの
組合せなど任意の幾何学的断面形状を有し、一端から他
端・\伸びる多数の開口孔を形成する薄肉のマトリック
スを有するハニカム構造体、三次元的な立体形状を有す
る複雑製品、肉厚製品、各種ブロックなどいかなる構造
および形状を有する製品にも適用できるものである。
本発明における限定理由は次の通りである。
低膨張性セラミックスの化学組成範囲を重装置でM、9
0 1.5〜20%、l5Lt2038〜68係、チタ
ニウムがTiO2換算で24〜80係、鉄をFe3O3
換算で0.5〜20重量係と装置のはこの化学組成範囲
で25°Cから800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(1/°C)以下でかつ1100°Cで1
000時間の熱履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持
するとともに融点1500℃以上を有する耐熱性大なる
低膨張性セラミックスが得られるからであり、逆にこれ
らの化学組成範囲を外れると、熱膨張大なる異種結晶相
の生成が多くなり、熱膨張係数が20 X 10−7(
1/’C)を越え、耐熱衝撃性が劣るものとなるためで
ある。
0 1.5〜20%、l5Lt2038〜68係、チタ
ニウムがTiO2換算で24〜80係、鉄をFe3O3
換算で0.5〜20重量係と装置のはこの化学組成範囲
で25°Cから800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(1/°C)以下でかつ1100°Cで1
000時間の熱履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持
するとともに融点1500℃以上を有する耐熱性大なる
低膨張性セラミックスが得られるからであり、逆にこれ
らの化学組成範囲を外れると、熱膨張大なる異種結晶相
の生成が多くなり、熱膨張係数が20 X 10−7(
1/’C)を越え、耐熱衝撃性が劣るものとなるためで
ある。
なお、前記化学組成において、鉄をFe2O3換算で0
.5〜20重量係と装置のは、この範囲で特に約100
0〜1200°Cで2000時間以上のような長時間定
温又は繰返しの熱履歴を受けたときに生ずる熱膨張係数
の変化を阻止することができるとともに25°C〜80
0°Cの間の熱膨張係数が20X10−7(1/°C)
以下と低膨張で且つ融点も1500℃以上と高融点のセ
ラミックスが得られるからである。
.5〜20重量係と装置のは、この範囲で特に約100
0〜1200°Cで2000時間以上のような長時間定
温又は繰返しの熱履歴を受けたときに生ずる熱膨張係数
の変化を阻止することができるとともに25°C〜80
0°Cの間の熱膨張係数が20X10−7(1/°C)
以下と低膨張で且つ融点も1500℃以上と高融点のセ
ラミックスが得られるからである。
含有する鉄の量がFe2O3換算で0.5重装置に満た
ないと特に約1000〜1200°Cで2000時間以
上のような長時間定温又は繰返しの熱履歴を受けたとき
に生ずる熱膨張係数の変化が犬となり、又20重量装置
越えると融点が1500°Cに満たなくなり耐熱性が低
下するとともに、25°Cから800℃の間の熱膨張係
数が20 X 10−7(1/’C)を越え耐熱衝撃性
が低下するからである。
ないと特に約1000〜1200°Cで2000時間以
上のような長時間定温又は繰返しの熱履歴を受けたとき
に生ずる熱膨張係数の変化が犬となり、又20重量装置
越えると融点が1500°Cに満たなくなり耐熱性が低
下するとともに、25°Cから800℃の間の熱膨張係
数が20 X 10−7(1/’C)を越え耐熱衝撃性
が低下するからである。
また、本発明の低膨張性セラミックスを構成する結晶相
の主成分は、酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー酸
化チタン−酸化鉄固溶体であるが、結晶相の第2相とし
てルチル、スピネルおよびコランダムよりなるグループ
から選ばれた少なくとも一種の結晶を20重量係以下好
ましくは10重量係以下含むことができ、この範囲で低
膨張性で、かつ軟化温度、溶融温度を高くし、軟化温度
から溶融温度までの軟化収縮曲線の勾配をゆるやかにす
るなど耐熱性を向上させることができる。
の主成分は、酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー酸
化チタン−酸化鉄固溶体であるが、結晶相の第2相とし
てルチル、スピネルおよびコランダムよりなるグループ
から選ばれた少なくとも一種の結晶を20重量係以下好
ましくは10重量係以下含むことができ、この範囲で低
膨張性で、かつ軟化温度、溶融温度を高くし、軟化温度
から溶融温度までの軟化収縮曲線の勾配をゆるやかにす
るなど耐熱性を向上させることができる。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1〜3、参考例1〜2の化学組成を有するように
選ばれた原料を秤量し、この調合物100重量部に対し
、酢酸ビニル糸バインダー2重量部を添加し、十分混合
した後、1000kg/Crl1の圧力でlQmmX1
0龍X80mmの棒状テストピースを調製し、さらに、
このテストピースを第1表に示した焼成条件で焼成して
本発明の実施例1〜3および参考例1〜2のセラミック
スを得た。
選ばれた原料を秤量し、この調合物100重量部に対し
、酢酸ビニル糸バインダー2重量部を添加し、十分混合
した後、1000kg/Crl1の圧力でlQmmX1
0龍X80mmの棒状テストピースを調製し、さらに、
このテストピースを第1表に示した焼成条件で焼成して
本発明の実施例1〜3および参考例1〜2のセラミック
スを得た。
本発明の実施例1〜3、参考例1〜2の棒状テストピー
スについて、長時間の熱履歴により熱膨張係数の変化が
最も起り易い温度である1100℃で100時間、10
00時間、2000時間、5000時間熱処理した。
スについて、長時間の熱履歴により熱膨張係数の変化が
最も起り易い温度である1100℃で100時間、10
00時間、2000時間、5000時間熱処理した。
1100°Cの熱処理前の試料について25°Cから8
00℃の間の熱膨張係数および融点の測定才た1100
℃で熱処理を施した試料について25°Cから800°
Cの間の熱膨張係数を測定した。
00℃の間の熱膨張係数および融点の測定才た1100
℃で熱処理を施した試料について25°Cから800°
Cの間の熱膨張係数を測定した。
結果は第1表に示す通りであるが、本発明の実施例1〜
3は25°C〜800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(110C)以下と、低膨張であり融点も
1500°C以上で高融点を示していた。
3は25°C〜800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(110C)以下と、低膨張であり融点も
1500°C以上で高融点を示していた。
さらに本発明の実施例1〜3は1100℃の温度で20
00時間以上の熱処理でも熱膨張係数の増加傾向がほと
んどなく、熱処理に対しても極めて安定な低膨張性セラ
ミックスであることがわかった。
00時間以上の熱処理でも熱膨張係数の増加傾向がほと
んどなく、熱処理に対しても極めて安定な低膨張性セラ
ミックスであることがわかった。
以上述べた通り本発明の低膨張性セラミックスは、低膨
張で、融点が高く、1400℃までのいかなる温度で長
時間熱処理を施されても熱的に安定であるので、耐熱、
耐熱衝撃性が要求される各種セラミック部品、例えば自
動車排ガス浄化用触媒担体、接触燃焼用の担体、自動車
用、工業用のセラミック熱交換体、ピストン、シリンダ
ーライナー、燃焼室、副燃焼室、ターボチャージャーロ
ーターなどのエンジン部品、ノズル、ローター。
張で、融点が高く、1400℃までのいかなる温度で長
時間熱処理を施されても熱的に安定であるので、耐熱、
耐熱衝撃性が要求される各種セラミック部品、例えば自
動車排ガス浄化用触媒担体、接触燃焼用の担体、自動車
用、工業用のセラミック熱交換体、ピストン、シリンダ
ーライナー、燃焼室、副燃焼室、ターボチャージャーロ
ーターなどのエンジン部品、ノズル、ローター。
シュラウド、スクロール、プレナム、燃焼器、尾筒等の
ガスタービン部品、太陽エネルギーレシーバ−用耐熱セ
ラミック材料、耐火物、化学工業用陶磁器等耐熱性、耐
熱衝撃性、耐摩耗性、耐食性等が要求されるセラミック
材料として広く用いられるものであり、産業上極めて有
用である。
ガスタービン部品、太陽エネルギーレシーバ−用耐熱セ
ラミック材料、耐火物、化学工業用陶磁器等耐熱性、耐
熱衝撃性、耐摩耗性、耐食性等が要求されるセラミック
材料として広く用いられるものであり、産業上極めて有
用である。
第1図は本発明の低膨張性セラミックスと参考例のセラ
ミックスの1100℃における熱処理時間と25°Cか
ら800℃の間の熱膨張係数との関係を示す図である。
ミックスの1100℃における熱処理時間と25°Cか
ら800℃の間の熱膨張係数との関係を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 化学組成が重装置でMg0 1.5〜20係、M2
O38〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜8
0係および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%か
らなり、結晶相の主成分が酸化マグネシウム−酸化アル
ミニウムー酸化チタン−酸化鉄固溶体からなり、25°
C〜800℃の間の熱膨張係数が20 X 10−7(
17’C)以下でかつ1100°Cで1000時間の熱
履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持するとともに融
点1500℃以上であることを特徴とする低膨張セラミ
ックス。 2 化学組成が重装置でMg02.5〜17%、A22
0,13.5〜62係、チタニウムがTiO2換算で3
1.5〜75係および鉄がFe2O3換算で2〜10重
量%である特許請求の範囲第1項記載の低膨張セラミッ
クス。 3 低膨張セラミックスがハニカム構造から成る特許請
求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の低膨張セ
ラミックス。 4 化学組成が重装置でMgO1,5〜20%、At2
038〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜8
0係および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%と
なるように選ばれた化合物よりなるバッチを調製するこ
と、このバッチを必要に応じ可塑化して成形すること、
この成形体を乾燥すること、およびこの成形体を130
0〜1700°Cの温度範囲で0.5〜48時間焼成し
、25°C〜800℃の間の熱膨張係数が20X10
’(110C)以下でかつ1100℃で1000時間の
熱履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持するとともに
融点1500℃以上を有する低膨張性セラミックスの製
造法。 5 化学組成が重装置でMg0 2.5〜17係、At
20313.5〜62チ、チタニウムがTie、、換算
で31.5〜75チおよび鉄がFe2O3換算で2〜1
0重量%である特許請求の範囲第4項記載の低膨張性セ
ラミックスの製造法。 6 化学組成が重装置でM、90 1.5〜20係、M
2O36〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜
80%および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%
となる原料は、マグネシア、炭酸マグネシウム、水酸化
マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、アナタ
ーゼ型酸化チタン、ルチル型酸化チタン、金属鉄、α型
2,3酸化鉄、γ型2,3酸化鉄、含水酸化鉄、チタン
鉄鉱から選ばれた混合物である特許請求の範囲第4項記
載の低膨張性セラミックスの製造法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037523A JPS5919068B2 (ja) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | 低膨脹性セラミックス |
US06/152,315 US4306909A (en) | 1980-03-26 | 1980-05-22 | Low-expansion ceramics and method of producing the same |
EP80302078A EP0036462B2 (en) | 1980-03-26 | 1980-06-19 | A honeycomb structure for use as a catalyst support for automobile exhaust |
CA354,339A CA1131262A (en) | 1980-03-26 | 1980-06-19 | Low-expansion ceramics and method of producing the same |
DE8080302078T DE3064243D1 (en) | 1980-03-26 | 1980-06-19 | Low-expansion ceramic materials and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55037523A JPS5919068B2 (ja) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | 低膨脹性セラミックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56134561A JPS56134561A (en) | 1981-10-21 |
JPS5919068B2 true JPS5919068B2 (ja) | 1984-05-02 |
Family
ID=12499896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55037523A Expired JPS5919068B2 (ja) | 1980-03-26 | 1980-03-26 | 低膨脹性セラミックス |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4306909A (ja) |
EP (1) | EP0036462B2 (ja) |
JP (1) | JPS5919068B2 (ja) |
CA (1) | CA1131262A (ja) |
DE (1) | DE3064243D1 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4455180A (en) * | 1981-08-24 | 1984-06-19 | Corning Glass Works | Method of fabricating a sintered and selectively plugged honeycomb structure |
JPS60141668A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | 日本碍子株式会社 | セラミックハニカム構造体を接合若しくはコーティングまたは封着するためのセラミック材料組成物 |
US4675302A (en) * | 1984-06-01 | 1987-06-23 | The Perkin-Elmer Corporation | Low expansion ceramic material |
FR2568722B1 (fr) * | 1984-08-03 | 1987-10-23 | Thomson Csf | Substrat en ceramique dielectrique et procede d'obtention |
JPS62129656A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | 株式会社東芝 | 空気調和機 |
JPS63117952A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-21 | 呉羽化学工業株式会社 | 高靭性コランダム−ルチル複合焼結体およびその製造方法 |
US5488018A (en) * | 1989-04-21 | 1996-01-30 | Limaye; Santosh Y. | Ultra low thermal expansion, highly thermal shock resistant ceramic |
GB2233322A (en) * | 1989-06-23 | 1991-01-09 | Secr Defence | Strengthening refractory oxide ceramics |
US5856263A (en) * | 1992-08-28 | 1999-01-05 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Catalysts comprising substantially pure alpha-alumina carrier for treating exhaust gases |
JP2945221B2 (ja) * | 1992-11-19 | 1999-09-06 | ワイケイケイ株式会社 | 高靭性アルミナ系複合焼結体の製造方法 |
CN1323981C (zh) | 2002-07-31 | 2007-07-04 | 康宁股份有限公司 | 以钛酸铝为基的陶瓷制品 |
US6849181B2 (en) | 2002-07-31 | 2005-02-01 | Corning Incorporated | Mullite-aluminum titanate diesel exhaust filter |
US6942713B2 (en) * | 2003-11-04 | 2005-09-13 | Corning Incorporated | Ceramic body based on aluminum titanate |
US7259120B2 (en) * | 2004-04-21 | 2007-08-21 | Corning Incorporated | Aluminum titanate ceramic articles and methods of making same |
US20060021308A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | Merkel Gregory A | Mullite-aluminum titanate body and method for making same |
US20070259769A1 (en) * | 2005-02-22 | 2007-11-08 | Ellison Adam J G | Aluminum titanate ceramic articles and methods of making same |
WO2009076985A1 (en) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Imerys Services | Ceramic honeycomb structures |
JP5271766B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-08-21 | 京セラ株式会社 | 多孔質セラミック部材およびフィルタ |
FR2948657B1 (fr) * | 2009-07-28 | 2013-01-04 | Saint Gobain Ct Recherches | Grains fondus d'oxydes comprenant al, ti et produits ceramiques comportant de tels grains |
WO2011036397A1 (fr) * | 2009-09-22 | 2011-03-31 | Saint-Gobain Centre De Recherches Et D'etudes Europeen | Structure poreuse du type titanate d'alumine |
FR2950340B1 (fr) * | 2009-09-22 | 2015-07-17 | Saint Gobain Ct Recherches | Structure poreuse du type titanate d'alumine |
IT201900001173A1 (it) * | 2019-01-25 | 2020-07-25 | Nuovo Pignone Tecnologie Srl | Turbina con un anello avvolgente attorno a pale rotoriche e metodo per limitare la perdita di fluido di lavoro in una turbina |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151858A (ja) * | 1974-10-30 | 1976-05-07 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Hoisuto |
JPS5682793A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Hitachi Construction Machinery | Controller for winch |
JPS57166273A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-13 | Hitachi Ltd | Compensator for load of elevator |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT190439B (de) * | 1952-05-08 | 1957-06-25 | Karl Albert | Verfahren zur Herstellung von hochfeuerfesten bzw. feuerfesten Massen und/oder Steinen aus Schlacken |
US2776896A (en) * | 1952-10-22 | 1957-01-08 | Cambridge Tile Mfg Company | Ceramic composition having thermal shock resistance |
US3625717A (en) * | 1968-04-29 | 1971-12-07 | Avco Corp | Spray coating compositions |
US3578471A (en) * | 1969-11-10 | 1971-05-11 | Corning Glass Works | Thermal shock resistant ceramic material |
DE2350166C3 (de) * | 1973-10-05 | 1980-06-26 | Vostotschnyj Nautschno-Issledovatelskij I Proektnyj Institut Ogneupornoj Promyschlennosti, Swerdlowsk (Sowjetunion) | Gesinterter keramischer Körper mit elektrolytischen Eigenschaften |
US4017347A (en) * | 1974-03-27 | 1977-04-12 | Gte Sylvania Incorporated | Method for producing ceramic cellular structure having high cell density |
US4098725A (en) * | 1974-11-28 | 1978-07-04 | Tokyo Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Low thermal expansive, electroconductive composite ceramics |
JPS54111074U (ja) * | 1978-01-24 | 1979-08-04 |
-
1980
- 1980-03-26 JP JP55037523A patent/JPS5919068B2/ja not_active Expired
- 1980-05-22 US US06/152,315 patent/US4306909A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-06-19 DE DE8080302078T patent/DE3064243D1/de not_active Expired
- 1980-06-19 EP EP80302078A patent/EP0036462B2/en not_active Expired
- 1980-06-19 CA CA354,339A patent/CA1131262A/en not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151858A (ja) * | 1974-10-30 | 1976-05-07 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Hoisuto |
JPS5682793A (en) * | 1979-12-07 | 1981-07-06 | Hitachi Construction Machinery | Controller for winch |
JPS57166273A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-13 | Hitachi Ltd | Compensator for load of elevator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4306909A (en) | 1981-12-22 |
EP0036462A1 (en) | 1981-09-30 |
EP0036462B2 (en) | 1990-06-27 |
DE3064243D1 (en) | 1983-08-25 |
EP0036462B1 (en) | 1983-07-20 |
CA1131262A (en) | 1982-09-07 |
JPS56134561A (en) | 1981-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5919068B2 (ja) | 低膨脹性セラミックス | |
US4307198A (en) | Low-expansion ceramics and method of producing the same | |
US4316965A (en) | Low-expansion ceramics and method of producing the same | |
CA1059160A (en) | Method of preparing crack-free monolithic polycrystalline cordierite substrates | |
US4598054A (en) | Ceramic material for a honeycomb structure | |
JPS6240061B2 (ja) | ||
EP1027304A1 (en) | Method for firing ceramic honeycomb bodies | |
EP0260893B1 (en) | Heat resisting low expansion zirconyl phosphate-zircon composite bodies and process for producing the same | |
JPS6041022B2 (ja) | コ−ジエライト系セラミツクスの製造法 | |
JP2599195B2 (ja) | アルミニウムチタネートを基材としたセラミック、その製造方法及びその使用 | |
CN1253125A (zh) | 无膨胀锂质陶瓷材料及其坩埚的制法 | |
EP0294115B1 (en) | Zirconyl phosphate sintered bodies and production thereof | |
JPH02311360A (ja) | チタン酸アルミニウム焼結体 | |
JPH0149664B2 (ja) | ||
JPH0149665B2 (ja) | ||
JPS6049420B2 (ja) | セラミツクスハニカムの製造方法 | |
JPS63297269A (ja) | 耐熱低膨脹リン酸ジルコニル・ジルコン複合焼結体およびその製造方法 | |
JPS5913471B2 (ja) | 耐高温低膨脹セラミツクスの製造法 | |
JPS6033783B2 (ja) | アルミニウムチタネ−ト質のハニカム | |
JPH0520385B2 (ja) | ||
JPH0455360A (ja) | マグネシア質超高温耐火物 | |
JPS61168563A (ja) | コ−ジエライト系セラミツクハニカムの製法 | |
JPS63297268A (ja) | 耐熱低膨脹リン酸ジルコニル・ジルコン複合焼結体およびその製造方法 | |
JPH0645501B2 (ja) | 耐熱衝撃性セラミックス構造体の製造法 |