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JPS5919068B2 - 低膨脹性セラミックス - Google Patents

低膨脹性セラミックス

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Publication number
JPS5919068B2
JPS5919068B2 JP55037523A JP3752380A JPS5919068B2 JP S5919068 B2 JPS5919068 B2 JP S5919068B2 JP 55037523 A JP55037523 A JP 55037523A JP 3752380 A JP3752380 A JP 3752380A JP S5919068 B2 JPS5919068 B2 JP S5919068B2
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JP
Japan
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iron
terms
titanium
low
coefficient
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JP55037523A
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功 小田
忠彰 松久
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Publication date
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/46Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates
    • C04B35/462Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates based on titanates
    • C04B35/478Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates based on titanates based on aluminium titanates

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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低膨張性と高融点を有し、且つ熱履歴にともな
う熱膨張率の変化の小さい低膨張性セラミックスおよび
その成造法に関するものである。
近年、工業技術の進歩に伴ない耐熱性、耐熱衝撃性に優
れた材料の要求が増加している。
セラミクスの耐熱衝撃性は、材料の熱膨張率、熱伝導率
、強度、弾性率、ポアソン比等の特性に影響されると共
に製品の大きさや形状、さらには加熱冷却状態すなわち
熱移動速度にも影響される。
耐熱衝撃性に影響するこれらの諸行性のうち、特に熱膨
張係数の寄与率が犬であり、とりわけ熱移動速度が犬で
あるときには、熱膨張係数のみに大きく左右されること
が知られており、耐熱衝撃性に優れた低膨張材料の開発
が強く望まれている。
従来、25°Cから800℃の間の熱膨張係数が、5〜
20 X 10−7(1/°C)程度の比較的低膨張な
セラミック材料としてコージェライト(MAS)、リチ
ウム、アルミニウム、シリケート(LAS )等がある
が、その融点は前者が1450℃、後者が1423°C
と低く例えば自動車用触媒浄化装置の触媒担体に用いる
セラミックハニカムの場合、触媒の浄化効率を高めるた
めに触媒コンバーターの装置位置を従来のアンダーベッ
ドからエンジン近傍に変更するか、または燃費向上、出
力向上を目的としてターボチャージャーを装着する等の
設計変更により、排気ガス温度が従来より上昇し、それ
に伴ない触媒床温度も100〜200℃上昇するため、
融点が高いコージェライト質ハニカム担体でも溶融によ
る目詰りが起る可能性があることがわかり、コージェラ
イトと同等以上の耐熱衝撃性をもち耐熱性が優れた低膨
張材料の開発が強く望まれていた。
本発明の低膨張性セラミックスは従来のこのような欠点
および問題点を解決したもので、マグネシウム、アルミ
ニウム、チタニウムおよび鉄の主として酸化物よりなり
、約1000°C〜12000Cで2000〜5000
時間のような長時間熱処理を受けても、さらに繰返しの
熱履歴を受けても熱膨張の変化がほとんどない低膨張性
セラミックスであり、化学組成が重装置でMg0 1.
5〜20%、A22038〜68係、チタニウムがTi
O2換算で24〜80係および鉄をFe2O3換算で0
.5〜20重量係、装置好ましくは化学組成が重装置で
Mg0 2.5〜17係、l’、120313.5〜6
2係、チタニウムがTlO2換算で31.5〜75係お
よび鉄がFe2O3換算で2〜10重量係か装置り、結
晶相の主成分が酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー
酸化チタン−酸化鉄固溶体からなり、25〜800°C
の間の熱膨張係数が20X10−7(1/’C)以下で
かつ1100℃で1000時間の熱履歴を受けても前記
の熱膨張係数を維持するとともに融点が1500℃以下
である低膨張性セラミックスである。
なお、Tiは酸素との不定比化合物を作りうるが、その
分離が困難なため4価と想定した。
次に本発明の低膨張性セラミックスの製造方法を説明す
る。
化学組成が重装置でMg0 1.5〜20係、M2O3
8〜68%、チタニウムがT 102換算で24〜80
%および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%とな
るようにマグネシア、炭酸マグネシウム、水酸化マグネ
シウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、アナターゼ型
酸化チタン、ルチル型酸化チタン金属鉄、α型2,3酸
化鉄、γ型2,3酸化鉄、含水酸化鉄、チタン鉄鉱等か
ら選ばれた原料を混合し、この混合物に必要に応じ成形
助剤を加えプラスチック状に変形可能なバッチとし、こ
の可塑化したバッチを押出成形法、プレス成形法、スリ
ップキャスト法、射出成形法などのセラミック成形法に
より成形後乾燥する。
次にこの乾燥物を5°C/時間〜300℃/時間の昇温
速度で焼成保持温度が1300〜1700℃の温度範囲
で0.5〜48時間焼成することにより、本発明の低膨
張性セラミックスが得られる。
なお1本発明の低膨張性セラミックスに用いる原料は前
記の原料に限定されることなく主として前記化学組成よ
りなるものであれば各種の天然原料を使用することがで
きる。
なお、本発明の低膨張性セラミックスは前記の通り、セ
ラミックスのいずれの成形法にも、適用が可能であると
ともに、製品の形状にも伺ら限定を受けるものではなく
、例えば三角形、四角形、六角形、円形成いはそれらの
組合せなど任意の幾何学的断面形状を有し、一端から他
端・\伸びる多数の開口孔を形成する薄肉のマトリック
スを有するハニカム構造体、三次元的な立体形状を有す
る複雑製品、肉厚製品、各種ブロックなどいかなる構造
および形状を有する製品にも適用できるものである。
本発明における限定理由は次の通りである。
低膨張性セラミックスの化学組成範囲を重装置でM、9
0 1.5〜20%、l5Lt2038〜68係、チタ
ニウムがTiO2換算で24〜80係、鉄をFe3O3
換算で0.5〜20重量係と装置のはこの化学組成範囲
で25°Cから800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(1/°C)以下でかつ1100°Cで1
000時間の熱履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持
するとともに融点1500℃以上を有する耐熱性大なる
低膨張性セラミックスが得られるからであり、逆にこれ
らの化学組成範囲を外れると、熱膨張大なる異種結晶相
の生成が多くなり、熱膨張係数が20 X 10−7(
1/’C)を越え、耐熱衝撃性が劣るものとなるためで
ある。
なお、前記化学組成において、鉄をFe2O3換算で0
.5〜20重量係と装置のは、この範囲で特に約100
0〜1200°Cで2000時間以上のような長時間定
温又は繰返しの熱履歴を受けたときに生ずる熱膨張係数
の変化を阻止することができるとともに25°C〜80
0°Cの間の熱膨張係数が20X10−7(1/°C)
以下と低膨張で且つ融点も1500℃以上と高融点のセ
ラミックスが得られるからである。
含有する鉄の量がFe2O3換算で0.5重装置に満た
ないと特に約1000〜1200°Cで2000時間以
上のような長時間定温又は繰返しの熱履歴を受けたとき
に生ずる熱膨張係数の変化が犬となり、又20重量装置
越えると融点が1500°Cに満たなくなり耐熱性が低
下するとともに、25°Cから800℃の間の熱膨張係
数が20 X 10−7(1/’C)を越え耐熱衝撃性
が低下するからである。
また、本発明の低膨張性セラミックスを構成する結晶相
の主成分は、酸化マグネシウム−酸化アルミニウムー酸
化チタン−酸化鉄固溶体であるが、結晶相の第2相とし
てルチル、スピネルおよびコランダムよりなるグループ
から選ばれた少なくとも一種の結晶を20重量係以下好
ましくは10重量係以下含むことができ、この範囲で低
膨張性で、かつ軟化温度、溶融温度を高くし、軟化温度
から溶融温度までの軟化収縮曲線の勾配をゆるやかにす
るなど耐熱性を向上させることができる。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1〜3、参考例1〜2の化学組成を有するように
選ばれた原料を秤量し、この調合物100重量部に対し
、酢酸ビニル糸バインダー2重量部を添加し、十分混合
した後、1000kg/Crl1の圧力でlQmmX1
0龍X80mmの棒状テストピースを調製し、さらに、
このテストピースを第1表に示した焼成条件で焼成して
本発明の実施例1〜3および参考例1〜2のセラミック
スを得た。
本発明の実施例1〜3、参考例1〜2の棒状テストピー
スについて、長時間の熱履歴により熱膨張係数の変化が
最も起り易い温度である1100℃で100時間、10
00時間、2000時間、5000時間熱処理した。
1100°Cの熱処理前の試料について25°Cから8
00℃の間の熱膨張係数および融点の測定才た1100
℃で熱処理を施した試料について25°Cから800°
Cの間の熱膨張係数を測定した。
結果は第1表に示す通りであるが、本発明の実施例1〜
3は25°C〜800°Cの間の熱膨張係数が20 X
10”−7(110C)以下と、低膨張であり融点も
1500°C以上で高融点を示していた。
さらに本発明の実施例1〜3は1100℃の温度で20
00時間以上の熱処理でも熱膨張係数の増加傾向がほと
んどなく、熱処理に対しても極めて安定な低膨張性セラ
ミックスであることがわかった。
以上述べた通り本発明の低膨張性セラミックスは、低膨
張で、融点が高く、1400℃までのいかなる温度で長
時間熱処理を施されても熱的に安定であるので、耐熱、
耐熱衝撃性が要求される各種セラミック部品、例えば自
動車排ガス浄化用触媒担体、接触燃焼用の担体、自動車
用、工業用のセラミック熱交換体、ピストン、シリンダ
ーライナー、燃焼室、副燃焼室、ターボチャージャーロ
ーターなどのエンジン部品、ノズル、ローター。
シュラウド、スクロール、プレナム、燃焼器、尾筒等の
ガスタービン部品、太陽エネルギーレシーバ−用耐熱セ
ラミック材料、耐火物、化学工業用陶磁器等耐熱性、耐
熱衝撃性、耐摩耗性、耐食性等が要求されるセラミック
材料として広く用いられるものであり、産業上極めて有
用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低膨張性セラミックスと参考例のセラ
ミックスの1100℃における熱処理時間と25°Cか
ら800℃の間の熱膨張係数との関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 化学組成が重装置でMg0 1.5〜20係、M2
    O38〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜8
    0係および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%か
    らなり、結晶相の主成分が酸化マグネシウム−酸化アル
    ミニウムー酸化チタン−酸化鉄固溶体からなり、25°
    C〜800℃の間の熱膨張係数が20 X 10−7(
    17’C)以下でかつ1100°Cで1000時間の熱
    履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持するとともに融
    点1500℃以上であることを特徴とする低膨張セラミ
    ックス。 2 化学組成が重装置でMg02.5〜17%、A22
    0,13.5〜62係、チタニウムがTiO2換算で3
    1.5〜75係および鉄がFe2O3換算で2〜10重
    量%である特許請求の範囲第1項記載の低膨張セラミッ
    クス。 3 低膨張セラミックスがハニカム構造から成る特許請
    求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の低膨張セ
    ラミックス。 4 化学組成が重装置でMgO1,5〜20%、At2
    038〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜8
    0係および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%と
    なるように選ばれた化合物よりなるバッチを調製するこ
    と、このバッチを必要に応じ可塑化して成形すること、
    この成形体を乾燥すること、およびこの成形体を130
    0〜1700°Cの温度範囲で0.5〜48時間焼成し
    、25°C〜800℃の間の熱膨張係数が20X10
    ’(110C)以下でかつ1100℃で1000時間の
    熱履歴を受けても前記の熱膨張係数を維持するとともに
    融点1500℃以上を有する低膨張性セラミックスの製
    造法。 5 化学組成が重装置でMg0 2.5〜17係、At
    20313.5〜62チ、チタニウムがTie、、換算
    で31.5〜75チおよび鉄がFe2O3換算で2〜1
    0重量%である特許請求の範囲第4項記載の低膨張性セ
    ラミックスの製造法。 6 化学組成が重装置でM、90 1.5〜20係、M
    2O36〜68係、チタニウムがTiO2換算で24〜
    80%および鉄がFe2O3換算で0.5〜20重量%
    となる原料は、マグネシア、炭酸マグネシウム、水酸化
    マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、アナタ
    ーゼ型酸化チタン、ルチル型酸化チタン、金属鉄、α型
    2,3酸化鉄、γ型2,3酸化鉄、含水酸化鉄、チタン
    鉄鉱から選ばれた混合物である特許請求の範囲第4項記
    載の低膨張性セラミックスの製造法。
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