JPS59129654A - 両側面式研削研磨ベルトサンダ−機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、木材１合板、樹脂材等の被加工材の両側面を
同時に研削研磨するベルトサンダー機に関し、詳しくは
一台の機械によって荒研削と、仕上研削研磨とを効率的
に施すベルトサンダー機に関する。

通常被加工材を所定寸法に平滑に仕上げるには、板材の
巾決めをする荒研削加工と、その研削面を平滑にする仕
上研削研磨加工とを施す必要がある。

この荒研削と、仕上研削研磨とを自動的に施すために送
材通路の前方に荒研削用ベルトと、その後方に仕上研削
研磨ベルトとを両側に設け、前記荒研削ベルトによる研
削量を大とし、かつ荒研削ベルトに薄厚面を研磨すると
きに生しる研削条痕を生じないようにするため該ベルト
を走行方向に対して直交若しくは斜めに走行するように
したものが本出願人によって出願された（特願昭５７−
１４１４３８）。

本発明は゛前記発明をさらに有用にするため、荒研削ベ
ルトの角度を可変としてその研削量を調整可能とするよ
うにしたものであって、送材通路の両側に離近方向に相
対移動する取付はフレームを設け、前記両フレームに送
材方向と直交する方向へ回動軸を内方突成し、該軸に上
下にロールを枢支したサンディングフレームを支持し、
該ロールに荒研削ベルトを掛渡して該荒研削ベルトの研
削走行部を送材通路に′臨ませ、前記サンディングフレ
ームを前記軸の周りを回転可能とすることにより前記荒
研削ベルトの走行角度を送材方向に対して直交から任意
の角度まで可変とするようにするとともに、前記荒研削
ヘルドの後方に送材通路と同一方向に走行する仕上研削
研磨ベルトを前記取付はフレームに夫゛々対応状に取付
けて、その研削走行部を送材通路に臨ませた構成になり
、重研削を要する場合には前記送材方向に対して荒研削
ベルトの走行方向を直交に近くして木材の木目と直交す
る方向から被加工材を研磨するようにし、その重研削を
緩和したいときには荒研削ベルトの走行方向を傾斜する
よ〉にし、木材の材質、木目等に応して斜交角度を変化
させ最適な研削を施すようにしたものである。

本発明の一実施例を添付図面について説明する。

１は下部フレームであって、その上面に左右方向へ鳩尾
形案内２を形成し、該案内２の左側に取付フレーム４を
嵌合し、さらに該案内２の右側に取付フレーム５を嵌合
する。

前記案内２の上面に形成した挿通孔３には第３図に示す
ように下部フレーム１の右面に数句けた減速モータ６に
より回転する移動螺子７を挿通し、前記取付フレーム５
の基台８の一部を挿通孔３内に突出して移動螺子７に螺
着することにより前記減速モータ６の回転により取付フ
レーム５を巾方向に移動し、而で取付フレーム４−１５
間の送材通路の巾を可変とする。

前記取付フレーム４．５は、内側に前後に長いキャタピ
ラフレーム１０．１０を、外側に立柱状の縦フレーム１
１．１１を夫々基台８，８−ヒに設　　゛けてなる。

前記左右のキャタピラフレーム１０．１０には前後の従
動ホイール１２．駆動ホイール１３に掛渡したキャタピ
ラ１４を設け、その上部の直線走行部をキャタピラフレ
ーム１０の少し上方に臨ませる。前記左右の駆動ホイー
ル１３はスプライン軸１５によって連結され、前記取付
フレーム５のｒｉ方向移動に伴って右側の駆動ホイール
１３がスプライン軸１５に沿って移動する。またスプラ
インｄｉｌｉ’ｌ　５は支持フレーム１６に載架した駆
動モータ１７によって回転し、これにより前記キャタピ
ラ１４が走行する。

２０　、２’Ｏは前δ己キャタピラフレーム１０，１０
１−に夫々配置した押えベルトフレームであって、該押
えベルトフレーム２０を前記縦フレーム１１の内面に夫
々形成した鳩尾形案内２１に昇降自在に嵌装する（第１
図参照）。前記縦フレーム１１内には夕１降螺子２２を
挿通し、その回動により前記押えベルトフレーム２０を
鳩尾形案内２１に沿って）ｌ降する。前記昇降螺子２２
はリンクカバ・−２３内の連継装置によって縦フレーム
１１に取付けた可逆モータ２４の駆動により回動する。

前記押えベルトフレーム２０には前後に従動ローラ２５
、駆動ローラ２６を夫々枢支し、該ローラ２５，２６に
送材押えベルト２７を掛渡し、１１ら記駆動ローラ２６
を適宜の連継手段によって駆動モータ１７．で回転する
ようにしてｎｌ」記送材押えベルト２７をキャタピラ１
４と同速で走行ごせ、而て送材通路の両側に上下で対応
するキャタピラ１４、送材押えベルト２７からなる送材
装装置を構成する。

３０．３０は前記キャタピラ１４の側部に設けた本発明
の要部に係る荒研削装置であって、前記左右の縦フレー
ム１１．１１の前側面に夫々前方に突出する支持フレー
ム３１を固定し、該支持フレーム３１に回動フレーム３
２を支持する。

前記回動フレーＪ−３２は第４図に示すように内面を下
方に傾斜させた前後方向の支持板３４と送材通路側に突
出する左右方向の取付板３５とからなるし形状をしてい
て、その支持板３４に回動軸３６を左右方向に設け、取
材板３５に前記支持板３４の傾斜内面と間隔を置いてサ
ンディングフレーム３７を固定する。前記サンディング
フレーム３７は、その上面にテンション従動ロール３８
を支持し、その下部に駆動ロール３９を支持し、該駆動
ロール３９をサンディングフレーム３７下部前面に取付
けた研削モータ４０と連継する。また該サンディングフ
レーム３７の送材通路側側面には走行案内板４２を固定
する。さらに、前記テンション・従動ロール３８、駆動
ロール３９に荒研削ヘルド４３を掛は渡し前記走行案内
板４２の前面と、支持板３４とサンディングフレーム３
７の間隔内を通して、前記走行案内板４２によって研削
走行部を数句フレーム４．５間の送材通路側（こ臨ませ
る。またｍ記すンティングフレーム３７゜テノショ〉・
従動ロール３８等の外側周部なカバー４７で覆い、該カ
バー４７を該支持板３４の傾斜内面に接触させる。

１１１ｊ記回動輔３６は支持フレーム３１の外側方に挿
通し、その端部に傘歯車４４を固定し、前記傘４　！＄
！：　４４を支持フレーム３１に支持して）＼ントル４
６により回転する傘歯車４５と噛み合せる。

５０．５０は、前記縦フレーム１１．１１に昇降可能に
支持されている前記荒研削装置３０．３０の後方の送材
通路両側に設けた仕上研磨装置であって、研削モータ５
１によって回転する駆動兼テンションロール５２を上下
方向に枢支し、さらに内方へ従動ロール５３．５３を前
記テンションロール５２に対して三角配置し、そのロー
ル群に仕」重研削研磨ベルト５５を掛は渡し、該仕上研
削研磨ベルト５５を研削モータ５１により送材方向に沿
って走行する。

前記実施例の作用を説明する。

減速モータ６を駆動して数句フレーム５を取イ・１フレ
ーム４に対して移動し左右の荒研削装置３０．３０、仕
上研磨装置５０．５０の間隔を被加工材の巾に一致させ
る。これにより前記取（＝Ｊフレーム５とともにキャタ
ピラフレーム１０、縦フレーム１１等が一体的に移動す
る。また仕上研磨装、Ｗ　５０を被加工材の高５位置に
対応して昇降する。次にハンドル４６を手動回転すると
前記回動フレーム３２が回動軸３６を中心として送材方
向に揺動し、第３図の送材方向に対して直交する位置か
ら、適宜の傾斜位置（縦フレーム１１と回動フレーム３
２の間隔を離すことにより送材方向と１１行にすること
も可能である。）する。このため、荒研削ベルト４３の
走行方向を被加］二材の木材’ｆｋ％　ＭＬ力向と直交
させて施す重研削から、木材繊維方向と一″１７行させ
て施す軽研削までその傾斜角を適宜に選択することによ
り所要の研削量を得ることかｒｊＪ能となる。

しかる後、研削モータ４０，５１を駆動して荒研削ヘル
ド４３、仕上研削研磨ベルト５５を走行し、さらに駆動
モータ１７を駆動してキャタピラ１４、送材押えベルト
２７を走行させる。而てｎｉｉ記キャタピラ１４上に被
加工材を載せ、これを前進する。前記被加工材はその左
側端部をキャタピラ１４と送材押えヘルド２７によって
挟持され自動送りされる。′ 前記被加■材は荒研削装置３０．３０間で前記したよう
にその１ψ斜角度の選定により被加工材の材質等に対応
した所要量の前研削加工を施され、さらにまた仕上研磨
装置５０，５０間で被加工材の繊維方向に沿った仕上研
削研磨を施され、その研削面に平滑な研磨肌を生じ得る
。

第５〜９図は本発明の第二実施例の荒研削装置６０．６
０を示し、縦フレーム１１の前側面に支持フレーム６１
を固定する。前記支持フレーム６１は一定間隔を置いて
支持側板６２．６４を平行に前方へ突出し、該支持側板
６２．６４間に挿通した回動軸６５にサンディングフレ
ーム６７を前後方向の揺動を可能として枢支する。

前記サンディングフレーム６７は、その上面にテンショ
ン従動ロール６８を支持し、その下部に駆動ロール６９
を支持し、該駆動ロール６９をサンティングフレーム６
７下部前面に取付けた研削モータ７０と連継する。また
前記サンディングフレーム６７の送材通路側の側面には
前記支持側板６４を避けるため間隔を置いて走行案内板
７２を突設する。前記支持側板６２には回動軸６５の挿
通孔を中心とする円弧状溝６３が形成されてあって、前
記サンディングフレーム６７の該側面の回動軸６５下方
に前記円弧状溝６３の半径と等しい間隔を置いて螺子溝
７３を設け、前記円弧状溝６３かも螺子溝７３に蝶螺子
７４を螺着することによりサンディングフレーム６７の
回動軸６５奢中心とした揺動を不可能として支持フレー
ム６１に保持する。さらに、前記テンション従動ロール
６８、駆動ロール６９に荒研削ベルト４３を掛は渡して
該荒研削ベルト４３内に支持側板６２、支持側板６４及
びサンディングフレーム６７等が配置するようにする。

その他７５はかかる構成になる荒研削装置６０を覆う内
側が開放したカバーである。

］蝶螺子７４を緩めて−からサンナづングフレーム６７
を回動軸６５を中心に手動等で回転して該サンディング
フレーム６７を適宜の傾斜を持たせてからｉ＋＋ひ前記
蝶魁子７４を緊締すると前記サンディングフレーム６７
が支持側板６２内面に圧接してその位置か保持される。

この揺動操作により荒研削ベルト４３の走行方向は第７
図の被加工材−の木材繊維方向と直交する重研削位置か
ら、木材繊維方向と平行させて施す軽研削位置までその
傾斜角を適宜に選択することができ、これによりにより
所要の研削量を得ることが可能となる。その他の作用は
前記第一実施例と同しであり省略する。

本発明は前記の説明によって明らかにしたように、荒研
削ベルト４３の角度を可変としてその研削量を調整可能
とするようにしたものであって、送材通路の両側に離近
方向に相対移動する取付はフレーム４，５に送材方向と
直交する方向へ回動ｉ１’ｔｈ３６（６５）を内方突成
し、該軸に上下にロールを枢支したサンディングフレー
ム３７（６７）を支持し、該ロールに荒研削ベルト４３
を掛渡して荒研削ヘルド４３の研削走行部を送材通路に
臨ませ、前記サンプ１ングフレーム３７を前記軸の周り
を回転可能とすることにより前記荒研削ベルト４３の走
行角度を可変とするようにしたから、前記荒研削ベルト
４３の後方に送材通路と同一方　　□向に走行する仕上
研削研磨ベルト５５を前記取付はフレーム４，５に夫々
対応状に取付けて、一台の機械によって荒研削と仕上研
削研磨を施すものにおいて、重研削を要する場合には前
記送材方向に対して荒研削ベルト４３の走行力向を直交
に近くして木材の木［」と直交する方向から被加工材を
研磨するようにし、その重研削を緩和したいときには荒
研削ベルト４３の走行方向を傾斜するようにし、木材の
材質、木目等に応じて斜交角度を変化させ最適な研削を
施すことができる等の優れた効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は本発明の第一実施例を示し、第１図はへル
トサンター機の一部切欠平面閲、第２図は同一部！、ｌ
Ｊ欠側面園側面図図は同一部可欠正面ＩＡ、第４図は回
動フレーム３２の斜視図、第５〜９図は第二実施例を示
し、第５図は要部の一部切欠：１１面図、第６図は同側
面図、第７図は同正面図、第８図は支持フレーム６１、
サンディングフレーム６７笠の分離斜視図、第９図はサ
ンディングフレーム６７の保持手段を示す縦断側面図で
ある。 ４．５；取付フレーム　１１　：　縦フレーム３０：荒
研削装置　３２；回動フレーム　３６；回動Ｎ］３７；
サンディ／クフレーム　３８、テンション従動ロール　
３９：駆動ロール４３；荒研削ベルト　５０　；仕」Ｌ
研磨装置６０：荒研削装置　６１；支持フレーム　６５
；　回ｉＰＪ＋ｉｔｌ＋　　６７　；サンディングフレ
ーム　６８：テンション従動ロール　”　９；　駆動ａ
−／１．；７４、＠螺子 出願人　　　　　竹川鉄工株式会社 代理人　弁理士　松　浦　喜　多　男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送材通路の両側に離近方向に相対移動する取付はフレー
   ムを設け、前記両フレームに送材方向と直交する方向へ
   回動軸を内方突成し、該軸に上下にロールを枢支したサ
   ンディングフレームを支持し、該ロールに荒研削ベルト
   を掛渡して該荒研削ヘルドの研削走行部を送材通路に臨
   ませ、前記サンディングフレームを前記回動軸の周りを
   回転可能とすることにより前記荒研削ベルトの走行角度
   を送材方向に対して直交から任意の角度まで可変とする
   ようにするとともに、前記荒研削ベルトの後方に送材通
   路と同一方向に走行する仕上研削研磨ヘルドを前記取付
   はフレームに夫々対応状に取イ・ｊけて、その研削走行
   部を送材通路に臨ませたことを特徴とする両側面式研削
   研磨ベルトサングー機