JPS5911125Y2 - カ−テンウオ−ルにおける縦横目地水密構造 - Google Patents
カ−テンウオ−ルにおける縦横目地水密構造Info
- Publication number
- JPS5911125Y2 JPS5911125Y2 JP15395678U JP15395678U JPS5911125Y2 JP S5911125 Y2 JPS5911125 Y2 JP S5911125Y2 JP 15395678 U JP15395678 U JP 15395678U JP 15395678 U JP15395678 U JP 15395678U JP S5911125 Y2 JPS5911125 Y2 JP S5911125Y2
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- JP
- Japan
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- vertical
- seal
- hollow
- joints
- fin
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、金属板等からなるパネル、又は予め枠組み
された枠内に面材を嵌めこんでなるパネルを多数枚一平
面上に配設して形威されるカーテンウオールにおけるパ
ネル間の水蜜構造に関する。
された枠内に面材を嵌めこんでなるパネルを多数枚一平
面上に配設して形威されるカーテンウオールにおけるパ
ネル間の水蜜構造に関する。
従来この種カーテンウオールにおけるパネル間の水密を
保持する方法として、配設された各パネル間の縦方向及
び横方向目地にコーキング材を充填する方法が採られて
いるが、コーキング材が経年老化により剥離して雨水が
浸入してしまう欠点があった。
保持する方法として、配設された各パネル間の縦方向及
び横方向目地にコーキング材を充填する方法が採られて
いるが、コーキング材が経年老化により剥離して雨水が
浸入してしまう欠点があった。
本案は、コーキング材が剥離してもなお水蜜性を維持す
ることができろ水密構造を提供するもので、以下図面を
参照してその実施例を説明する。
ることができろ水密構造を提供するもので、以下図面を
参照してその実施例を説明する。
第1図において、アルミ合金製の矩形板状パネル1・・
・を縦及び横方向へ縦目地2・・・及び横目地3・・・
をあけてごばん目状に配設し、各目地2・・・ 3・・
・をそれぞれ水密に閉塞してある。
・を縦及び横方向へ縦目地2・・・及び横目地3・・・
をあけてごばん目状に配設し、各目地2・・・ 3・・
・をそれぞれ水密に閉塞してある。
上記縦目地2は、第2図示のように左右相隣り合うパネ
ル1,1の左右端部を室内側へ屈曲してなる相対するパ
ネル側端面4,4aの間に形威されており、この縦目地
2内の室内側奥部において相対する側端面4,4aにゴ
ム、合或樹脂等がらなる一対の弾性パッキング5,5a
をパネル1,1の縦全長にわたって取付け、この弾性パ
ッキング5,5aの室外側にシールバツカー材6を挿入
し、その室外側にコーキング材7を充填してある。
ル1,1の左右端部を室内側へ屈曲してなる相対するパ
ネル側端面4,4aの間に形威されており、この縦目地
2内の室内側奥部において相対する側端面4,4aにゴ
ム、合或樹脂等がらなる一対の弾性パッキング5,5a
をパネル1,1の縦全長にわたって取付け、この弾性パ
ッキング5,5aの室外側にシールバツカー材6を挿入
し、その室外側にコーキング材7を充填してある。
上記弾性パッキング5,5aは同一形状のもので、側端
面4,4aに接着剤により固定された基板8と、該基板
8の中間部に突設された中空シール部9と、該基板8の
室内側端部に突設されたフインシール部と、該基板8の
室外側端部に突設されたシールバツカー材受部10’と
がらなり、上記シールバツカー材6は上記弾性パッキン
グ5,5aのシールバツカー材受部10′に当接するよ
うに挿入され、そして互にその中空シール部9,9を圧
接させると共にそのフインシール部10,10を圧接状
態に重ね合わせ、それにより縦目地2内の室内側を2重
に閉塞すると共に、縦目地2内において中空シール部9
,9とシールバツカー材6の間、中空シール部9,9と
フインシール部10.10の間、及び中空シール部9,
9の中空内で縦方向へ通じる縦流通路11・・・を形威
している。
面4,4aに接着剤により固定された基板8と、該基板
8の中間部に突設された中空シール部9と、該基板8の
室内側端部に突設されたフインシール部と、該基板8の
室外側端部に突設されたシールバツカー材受部10’と
がらなり、上記シールバツカー材6は上記弾性パッキン
グ5,5aのシールバツカー材受部10′に当接するよ
うに挿入され、そして互にその中空シール部9,9を圧
接させると共にそのフインシール部10,10を圧接状
態に重ね合わせ、それにより縦目地2内の室内側を2重
に閉塞すると共に、縦目地2内において中空シール部9
,9とシールバツカー材6の間、中空シール部9,9と
フインシール部10.10の間、及び中空シール部9,
9の中空内で縦方向へ通じる縦流通路11・・・を形威
している。
各縦目地2・・・は上記と同様の水蜜構造により密閉さ
れている。
れている。
上記横目地3は、第3図示のように上下に相隣り合うパ
ネル1,1の上下端部を室内側へ屈曲してなる相対する
パネル上、下端面15, 15 3の間に形或されてお
り、その一方のパネル上端面15は上記弾性パッキング
5のフインシール部10に対応する位置まで奥へ延長す
ると共に、その延長端から上向きの後壁16を延出し、
又横目地3内の室外側にコーキング材17を充填し、そ
れにより横目地3内にパネル上端面15、後壁16及び
コーキング材17からなる横方向へ通じるほぼチャンネ
ル状横流通路18を形或している。
ネル1,1の上下端部を室内側へ屈曲してなる相対する
パネル上、下端面15, 15 3の間に形或されてお
り、その一方のパネル上端面15は上記弾性パッキング
5のフインシール部10に対応する位置まで奥へ延長す
ると共に、その延長端から上向きの後壁16を延出し、
又横目地3内の室外側にコーキング材17を充填し、そ
れにより横目地3内にパネル上端面15、後壁16及び
コーキング材17からなる横方向へ通じるほぼチャンネ
ル状横流通路18を形或している。
各横目地3・・・は上記と同様の水密構造により密閉さ
れている。
れている。
縦目地2と横目地3との交錯部分においては、第4図示
のように弾性パッキング5,5aの各フインシール部1
0.10の上端及び下端から該フインシール部と同巾の
案内板12, 12及び13, 13をそれぞれ上下方
向へ延出し、そして案内板12. 12の・室外側に案
内板13. 13を重ねてあり、一方第5図示のように
案内板12,12の側端部が後壁16,16の背面に接
している。
のように弾性パッキング5,5aの各フインシール部1
0.10の上端及び下端から該フインシール部と同巾の
案内板12, 12及び13, 13をそれぞれ上下方
向へ延出し、そして案内板12. 12の・室外側に案
内板13. 13を重ねてあり、一方第5図示のように
案内板12,12の側端部が後壁16,16の背面に接
している。
従って、コーキング材7の剥離により縦目地2内に浸入
した雨水は、室内側へ漏出することなく縦流通路11・
・・内を流下し、そして下位の縦流通路11・・・内へ
順次流れ落ちていき、又コーキング材17の剥離により
横目地3内に浸入した雨水は、室内側へ漏出することな
く横流通路18内を流れて縦流通路11・・・内に流入
することとなる。
した雨水は、室内側へ漏出することなく縦流通路11・
・・内を流下し、そして下位の縦流通路11・・・内へ
順次流れ落ちていき、又コーキング材17の剥離により
横目地3内に浸入した雨水は、室内側へ漏出することな
く横流通路18内を流れて縦流通路11・・・内に流入
することとなる。
なお、縦流通路11・・・を流下する雨水を外部へ排出
するため、例えば最下位の縦流通路の最下部に排水口を
設ける等、適宜の排水手段が付加される。
するため、例えば最下位の縦流通路の最下部に排水口を
設ける等、適宜の排水手段が付加される。
14はパネル1の背面に取付けた鋼製補強板である。
この考案のカーテンウオールにおける縦横目地水密構造
によれば、縦目地に充填したコーキング材が経年老化に
より剥離して縦目地内へ雨水の浸入を許すことがあって
も、縦目地内の奥で一対の弾性パッキングがその中空シ
ール部及びフインシール部を互に圧接させて二重のシー
ル部を形成して複数の縦流通路を形或しているから雨水
が室内に達する前に全て排水されそれ以上の浸入を阻止
することができ、又縦横目地の交錯部分においても、上
下部パッキングの案内板が重合しているから、コーキン
グ材が剥離したとしても雨水のそれ以上の浸入を阻止す
ることができ、水密、気密の効果に優れており、弾性パ
ッキングは同一形状で対称形状であり、しかも中空シー
ル部、フインシール部及びシールバツカー材受部を一体
に形或しているから製作が容易且安価であり、現場での
施工工数も著しく削減できる等実用上きわめて有効であ
る。
によれば、縦目地に充填したコーキング材が経年老化に
より剥離して縦目地内へ雨水の浸入を許すことがあって
も、縦目地内の奥で一対の弾性パッキングがその中空シ
ール部及びフインシール部を互に圧接させて二重のシー
ル部を形成して複数の縦流通路を形或しているから雨水
が室内に達する前に全て排水されそれ以上の浸入を阻止
することができ、又縦横目地の交錯部分においても、上
下部パッキングの案内板が重合しているから、コーキン
グ材が剥離したとしても雨水のそれ以上の浸入を阻止す
ることができ、水密、気密の効果に優れており、弾性パ
ッキングは同一形状で対称形状であり、しかも中空シー
ル部、フインシール部及びシールバツカー材受部を一体
に形或しているから製作が容易且安価であり、現場での
施工工数も著しく削減できる等実用上きわめて有効であ
る。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はカーテンウオ
ールの一部の略線正面図、第2図は第1図のII 一I
I拡大断面図、第3図は第1図のIII−III拡大断
面図、第4図は第1図のI■−■■拡大断面図、第5図
は第4図のV一■断面図である。 1・・・パネル、4,4a・・・パネル側端面、5,5
a・・・弾性パッキング、7・・・コーキング材、9・
・・中空シール部、10・・・フインシール部、10′
・・・シールバツカー材受部、11・・・縦流通路、1
2. 13・・・案内板、17・・・コーキング材。
ールの一部の略線正面図、第2図は第1図のII 一I
I拡大断面図、第3図は第1図のIII−III拡大断
面図、第4図は第1図のI■−■■拡大断面図、第5図
は第4図のV一■断面図である。 1・・・パネル、4,4a・・・パネル側端面、5,5
a・・・弾性パッキング、7・・・コーキング材、9・
・・中空シール部、10・・・フインシール部、10′
・・・シールバツカー材受部、11・・・縦流通路、1
2. 13・・・案内板、17・・・コーキング材。
Claims (1)
- パネルを縦目地及び横目地をあけて配設し、該縦目地内
の室内側において相対するパネル側端面に弾性パッキン
グをそれぞれ取付けると共に縦目地内の室外側にシール
バツカー材を挿入し、その室外側にコーキング材を充填
し、上記両弾性パッキングは上記パネル側端面に接着固
定される基板と該基板の中間部に突設された中空シール
部と該基板の室内側端部に突設されたフインシール部と
他端部に突設されたシールバツカー材受部とが一体に形
威された同一形状で対称形状のもので、この両弾性パッ
キングの相対する中空シール部及びフインシール部を互
に圧接して縦目地内に両中空シール部とシールバツカー
材の間、両中空シール部と両フインシール部との間及び
両中空シール部の中空内で縦方向へ通じる縦流通路を形
或し、上記横目地は室外側にコーキング材を充填し、上
記縦、横目地の交錯部分においては、上下部パッキング
の上下端から上記フインシール部と同巾の案内板を上下
方向に延出すると共に、両案内板を重合して威る、カー
テンウオールにおける縦横目地水密構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15395678U JPS5911125Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | カ−テンウオ−ルにおける縦横目地水密構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15395678U JPS5911125Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | カ−テンウオ−ルにおける縦横目地水密構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570510U JPS5570510U (ja) | 1980-05-15 |
JPS5911125Y2 true JPS5911125Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=29141627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15395678U Expired JPS5911125Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | カ−テンウオ−ルにおける縦横目地水密構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911125Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016183521A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 大和ハウス工業株式会社 | ガスケット、目地構造の施工方法、目地構造の修繕方法およびガスケット挿入具 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06247512A (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-06 | Kubota Corp | 電子部品の自動装着装置におけるトレー供給装置 |
JP2566469Y2 (ja) * | 1993-05-28 | 1998-03-25 | 日本碍子株式会社 | 壁パネルの雨仕舞構造 |
JP6905931B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2021-07-21 | トヨタホーム株式会社 | 建物の排水構造 |
-
1978
- 1978-11-07 JP JP15395678U patent/JPS5911125Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016183521A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 大和ハウス工業株式会社 | ガスケット、目地構造の施工方法、目地構造の修繕方法およびガスケット挿入具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570510U (ja) | 1980-05-15 |
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