JPS59116476A - 繊維の樹脂加工方法 - Google Patents
繊維の樹脂加工方法Info
- Publication number
- JPS59116476A JPS59116476A JP22544082A JP22544082A JPS59116476A JP S59116476 A JPS59116476 A JP S59116476A JP 22544082 A JP22544082 A JP 22544082A JP 22544082 A JP22544082 A JP 22544082A JP S59116476 A JPS59116476 A JP S59116476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monourein
- dimethylglyoxal
- present
- formaldehyde
- resin processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改善された繊維製品の樹脂加工方法に関するも
のであり、更に詳しくは、1.3−ジメチルグリオキザ
ールモノウレインを用いた繊維製品の改善された樹脂加
工方法に関するものである。
のであり、更に詳しくは、1.3−ジメチルグリオキザ
ールモノウレインを用いた繊維製品の改善された樹脂加
工方法に関するものである。
従来、セルロース系繊維製品に対し、防しわ性、防縮性
、ウオシュアンドウエアー性を付与させるための加工剤
としては、尿素−ホルムアルデヒド反応物、メラミン・
ホルムアルデヒド反応物、エチレン尿素・ホルムアルデ
ヒド反応物、フロピレン尿素ホルムアルデヒド反応物、
グリオキザールモノウレイン・ホルムアルデヒド反応物
およびアルキルカー1<メート・ホルムアルデヒド反応
物等々のホルムアルテヒド含有樹脂か専ら用いられてき
ている。
、ウオシュアンドウエアー性を付与させるための加工剤
としては、尿素−ホルムアルデヒド反応物、メラミン・
ホルムアルデヒド反応物、エチレン尿素・ホルムアルデ
ヒド反応物、フロピレン尿素ホルムアルデヒド反応物、
グリオキザールモノウレイン・ホルムアルデヒド反応物
およびアルキルカー1<メート・ホルムアルデヒド反応
物等々のホルムアルテヒド含有樹脂か専ら用いられてき
ている。
これらの加工剤は、繊維製品に対し優れた防しわ性、防
縮性を付与するが、これらの加工剤で処理したときii
!li維製品より発生する遊離ホルムアルデヒドが皮膚
障害を引き起こすことがあるため衣料分野においては、
用途的に制限を受けている。
縮性を付与するが、これらの加工剤で処理したときii
!li維製品より発生する遊離ホルムアルデヒドが皮膚
障害を引き起こすことがあるため衣料分野においては、
用途的に制限を受けている。
この1こめ、ホルムアルデヒドを全く含有しない加工剤
が注目されているが、現在においては1.3−ジメチル
グリオキザールモノウレインがノンホルムアルデヒド加
工剤として最も多く使用されてきている。
が注目されているが、現在においては1.3−ジメチル
グリオキザールモノウレインがノンホルムアルデヒド加
工剤として最も多く使用されてきている。
しかしながら、1.8−ジメチルグリオキザールモノウ
レインを用いて蛍光染料により染色された繊維製品を加
工した場合、加工布の白変を大巾に低下させるという問
題、さらには加工布から不快なるアミン臭を発生する傾
向があるという問題を生じるため、その使用はかなり制
限を受けている。
レインを用いて蛍光染料により染色された繊維製品を加
工した場合、加工布の白変を大巾に低下させるという問
題、さらには加工布から不快なるアミン臭を発生する傾
向があるという問題を生じるため、その使用はかなり制
限を受けている。
一方、1.3−ジメチルグリオキザールモノウレインに
より加工された繊維製品から発生するこのような不快な
アミン臭を低減化する方法として、加工剤に蓚酸、マレ
イン酸、酒石酸等の有機酸を併用して発生する揮発性の
アミン物質を捕捉させる方法が考えられているが、この
方法では、蛍光染料で染色されTコ加工布の場合、これ
らの有機酸により蛍光染料が侵されて白変の低下が著し
く大となること及び酸による繊維の脆化が起る等の問題
があつ1こ。し1こがって現時点においては、1,3−
ジメチルグリオキザールモノウレインを用いたノンホル
ムアルデヒド加工を繊維製品に行なう場合、このような
白変の低下防止あるいはアミン臭低減のtこめに、キユ
アリング温度の低下あるいはキユアリング後湯通し、ソ
ーピング等の煩雑な工程を採用しているのが実情である
。
より加工された繊維製品から発生するこのような不快な
アミン臭を低減化する方法として、加工剤に蓚酸、マレ
イン酸、酒石酸等の有機酸を併用して発生する揮発性の
アミン物質を捕捉させる方法が考えられているが、この
方法では、蛍光染料で染色されTコ加工布の場合、これ
らの有機酸により蛍光染料が侵されて白変の低下が著し
く大となること及び酸による繊維の脆化が起る等の問題
があつ1こ。し1こがって現時点においては、1,3−
ジメチルグリオキザールモノウレインを用いたノンホル
ムアルデヒド加工を繊維製品に行なう場合、このような
白変の低下防止あるいはアミン臭低減のtこめに、キユ
アリング温度の低下あるいはキユアリング後湯通し、ソ
ーピング等の煩雑な工程を採用しているのが実情である
。
本発明者等は、薬剤を添加する簡便な方法によりこのよ
うな1,3−ジメチルグリオキザールモノウレインの欠
点を改良させる方法について鋭意検討した結果、グリセ
リン、プロピレングリコールまtこはボ11プロピレン
グリコールを併用することにより、白変低下の防止およ
びアミン臭の低減化を大巾に改良させ得ることを見い出
し、本発明を完成するに到った。
うな1,3−ジメチルグリオキザールモノウレインの欠
点を改良させる方法について鋭意検討した結果、グリセ
リン、プロピレングリコールまtこはボ11プロピレン
グリコールを併用することにより、白変低下の防止およ
びアミン臭の低減化を大巾に改良させ得ることを見い出
し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、l、3−ジメチルグリオキザール
モノウレインを用いて繊維製品を処理するに際し、グリ
セリンプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルから選ばれfこ1種以上を併用することを特徴とする
繊維製品の樹脂加工方法に関するものである。
モノウレインを用いて繊維製品を処理するに際し、グリ
セリンプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルから選ばれfこ1種以上を併用することを特徴とする
繊維製品の樹脂加工方法に関するものである。
本発明に用いるポリプロピレングリコールは水溶性ある
いは水分散性を有するものが好ましく、通常平均分子−
zt、ooo以下の範囲内にあるものが良好である。
いは水分散性を有するものが好ましく、通常平均分子−
zt、ooo以下の範囲内にあるものが良好である。
本発明に用いるグリセリン、プロピレングリコール、ポ
リプロピレンクリコールの添加量は、1.8−ジメチル
グリオキサールモノウレイン固型分に対し、通常3〜5
0重艮%であり、より好ましくは5〜401量%である
。これらのグリセリン、ブ17ピレングリコール、ポリ
プロピ17ングリコールはそれぞれ単独使用か又はこれ
らヶ21)74以上1+”Ja合せて使用し°Cもよい
。
リプロピレンクリコールの添加量は、1.8−ジメチル
グリオキサールモノウレイン固型分に対し、通常3〜5
0重艮%であり、より好ましくは5〜401量%である
。これらのグリセリン、ブ17ピレングリコール、ポリ
プロピ17ングリコールはそれぞれ単独使用か又はこれ
らヶ21)74以上1+”Ja合せて使用し°Cもよい
。
本発明によれば、1.3−ジメチルグリオキザールモノ
ウレインだけを含む処理液で加工しf、:場合に較べて
、著しい白変の向上及び臭気の低減が認められるのみな
らず、柔軟性ある風合を加工布に与えることができる。
ウレインだけを含む処理液で加工しf、:場合に較べて
、著しい白変の向上及び臭気の低減が認められるのみな
らず、柔軟性ある風合を加工布に与えることができる。
本発明の具体的な加工方法としては、1.3−ジノチル
グリ」キザールモノウレイン溶液とグリセリン、ブI]
ビ1/ングリコール、ポリプロピレングリコールから選
ばれる1種以上とを、予め混合して貯蔵しtこものを用
いるか、あるいはそれぞれ処理時に別個に配合して処理
液を調製したのち、被処理布を浸漬する。ついで均一に
ロール等で絞つrコ後、乾燥させ、1.8−ジメチルグ
リオキザールモノウレインがセルロース繊維と架橋反応
するのに十分なキユアリングを行なうことにより達成さ
れる。なお、本発明においては、l、3−ジメチルグリ
オキザールモノウレインとグリセリン、プロピレングリ
コール、ポリプロピレングリコールから選ばれるI M
以上とを含む処理液中に、通常用いられる架橋用の触媒
(例えば塩化マグネシウム、塩化押船、硝酸中鉛、硼弗
化亜鉛、硼弗化マグネシウム系の触媒#))の他に、必
要に応じて蛍光増白剤、天然あるいは合成の糊剤、合成
樹脂系風合調節剤、柔軟剤など種々の添加剤を本発明に
よる効果を阻害しない範囲で添加することもできる。
グリ」キザールモノウレイン溶液とグリセリン、ブI]
ビ1/ングリコール、ポリプロピレングリコールから選
ばれる1種以上とを、予め混合して貯蔵しtこものを用
いるか、あるいはそれぞれ処理時に別個に配合して処理
液を調製したのち、被処理布を浸漬する。ついで均一に
ロール等で絞つrコ後、乾燥させ、1.8−ジメチルグ
リオキザールモノウレインがセルロース繊維と架橋反応
するのに十分なキユアリングを行なうことにより達成さ
れる。なお、本発明においては、l、3−ジメチルグリ
オキザールモノウレインとグリセリン、プロピレングリ
コール、ポリプロピレングリコールから選ばれるI M
以上とを含む処理液中に、通常用いられる架橋用の触媒
(例えば塩化マグネシウム、塩化押船、硝酸中鉛、硼弗
化亜鉛、硼弗化マグネシウム系の触媒#))の他に、必
要に応じて蛍光増白剤、天然あるいは合成の糊剤、合成
樹脂系風合調節剤、柔軟剤など種々の添加剤を本発明に
よる効果を阻害しない範囲で添加することもできる。
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。実施
例において1.8−ジメチルグリオキザールモノウレイ
ンによる加工布の各種物性値の測定は次の条件で行なっ
た。
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。実施
例において1.8−ジメチルグリオキザールモノウレイ
ンによる加工布の各種物性値の測定は次の条件で行なっ
た。
(1)防しわ性
JIS L−1096B法(センサンド法)に準拠
(2)剛軟性
JIS L−1096E法(ハンドルオフ−ター法〕
(3) 白 度
東洋理科製、ハンタ一式色差計利用−b値を測定し1こ
。
。
(4)臭気
ポリエチレン袋に加工布を入れ密閉し、常温24時間放
置後、官能試験を行なった。官能試験は10人で行ない
、下記の3段階評価とし、平均を求めγこ。
置後、官能試験を行なった。官能試験は10人で行ない
、下記の3段階評価とし、平均を求めγこ。
○)°゛刀n工布に臭気がほとんど認められない。
○・・・加工布に臭気がやや認められろ。
×・・・加工布に著しい臭気が認められる。
なお実施例にて、%とは重量%を、また比率は重量比を
示す。
示す。
実施例1
精練漂白後、溶液濃度0,4%のホワイテツ。
クスφBRF(住友化学社製 蛍光染料)で、染色し1
こ40番綿フロート布を、第1表に示す処理液に浸漬し
、ついでマングルで均一に絞つ1こ。
こ40番綿フロート布を、第1表に示す処理液に浸漬し
、ついでマングルで均一に絞つ1こ。
このときの絞り率は62%であった。
次いで110℃で2分間乾燥し、続いて150℃で2分
間キユアリングを行なつ1こ。
間キユアリングを行なつ1こ。
得られた加工布の防しわ性、剛軟性、白変、臭気を測定
して第1表の結果が得られた。
して第1表の結果が得られた。
実施例2
精練漂白された40番綿ブロードを第2表に示す処理液
に浸漬し、ついでマングル【こて均一に絞つ1こ。この
時の絞り率は65942であつTこ。これを105℃で
2分間乾燥シ7、続0て150℃で2分間キユアリング
を行なった。
に浸漬し、ついでマングル【こて均一に絞つ1こ。この
時の絞り率は65942であつTこ。これを105℃で
2分間乾燥シ7、続0て150℃で2分間キユアリング
を行なった。
得られた加工布の各種物性8 &+1定17、第2表の
結果が得られTこ。
結果が得られTこ。
\
Claims (1)
- 1.8−ジメチルグリオキザールモノウレインを用い繊
維製品を処理するに際し、グリセリン、プロピレングリ
コール、ポリプロピレングリコールから選ばれた1種以
上を併用することを特徴とする繊維製品の樹脂加工方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22544082A JPS59116476A (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 繊維の樹脂加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22544082A JPS59116476A (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 繊維の樹脂加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116476A true JPS59116476A (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=16829394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22544082A Pending JPS59116476A (ja) | 1982-12-21 | 1982-12-21 | 繊維の樹脂加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59116476A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0320010A2 (en) * | 1987-12-11 | 1989-06-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for resin finishing fabrics |
EP0359039A2 (de) * | 1988-09-13 | 1990-03-21 | BASF Aktiengesellschaft | Verfahren zur Pflegeleichtausrüstung von textilen Materialien |
JPH0284561A (ja) * | 1987-12-11 | 1990-03-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | 繊維の樹脂加工方法 |
JP2008512522A (ja) * | 2004-09-08 | 2008-04-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 臭いが改良された洗濯処理組成物 |
-
1982
- 1982-12-21 JP JP22544082A patent/JPS59116476A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0320010A2 (en) * | 1987-12-11 | 1989-06-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for resin finishing fabrics |
JPH0284561A (ja) * | 1987-12-11 | 1990-03-26 | Sumitomo Chem Co Ltd | 繊維の樹脂加工方法 |
US4964872A (en) * | 1987-12-11 | 1990-10-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Process for resin finishing fabrics |
EP0359039A2 (de) * | 1988-09-13 | 1990-03-21 | BASF Aktiengesellschaft | Verfahren zur Pflegeleichtausrüstung von textilen Materialien |
EP0359039A3 (de) * | 1988-09-13 | 1991-07-31 | BASF Aktiengesellschaft | Verfahren zur Pflegeleichtausrüstung von textilen Materialien |
JP2008512522A (ja) * | 2004-09-08 | 2008-04-24 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 臭いが改良された洗濯処理組成物 |
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