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JPH0284561A - 繊維の樹脂加工方法 - Google Patents

繊維の樹脂加工方法

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Publication number
JPH0284561A
JPH0284561A JP63299138A JP29913888A JPH0284561A JP H0284561 A JPH0284561 A JP H0284561A JP 63299138 A JP63299138 A JP 63299138A JP 29913888 A JP29913888 A JP 29913888A JP H0284561 A JPH0284561 A JP H0284561A
Authority
JP
Japan
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fiber
dimethylglyoxal
monourein
trimethylolpropane
present
Prior art date
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Granted
Application number
JP63299138A
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English (en)
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JP2658302B2 (ja
Inventor
Takashi Ikeda
隆 池田
Toshio Takagishi
高岸 寿男
Terumasa Saka
坂 照政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は1.セルロース系繊維及びその混紡製品の樹脂
加工方法に関する。更に詳しくは18−ジメチルグリオ
キザールモノウレインを用いた繊維製品の改良された樹
脂加工法に関するものである。
性、防縮性を付与させるための加工剤としては、尿素−
ホルムアルデヒド反応物、メラミン−ホルムアルデヒド
反応物、エチレン尿素−ホルムアルデヒド反応物、プロ
ピレン尿素−ホルムアルデヒド反応物、グリオキザール
モノウレイン−ホルムアルデヒド反応物、及び、アルキ
ルカーバメート−ホルムアルデヒド反応物等のホルムア
ルデヒド含有樹脂が専ら用いられている。
これらの加工剤はam製品に対し優れた、防しわ性、防
縮性を付与するが、これらの加工剤で処理したとき、繊
維製品より発生する遊離のホルムアルデヒドが皮膚障害
を引き起こすことがあるため衣料分野においては用途的
に制限を受けている。
このためホルムアルデヒドを全く含有しない加工剤が注
目されているが、現在においては、1,3−ジメチルグ
リオキザールモノウレインがノンホルムアルデヒド加工
剤として最も多く使用されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、1,3−ジメチルグリオキザールモノウレイン
を用いて螢光染料により染色されたm維製品を加工した
場合、加工布の白変を大巾に低下させるという問題、さ
らには不快なアミン臭を発生するという問題を生じる。
このような不快なアミン臭を低減化する方法として加工
剤に蓚酸、マレイン酸、酒石酸等の有機酸を併用して発
生する揮発性のアミン物質を捕捉させる方法が考えられ
ているが、この方法ではこれら有機酸により螢光染料が
侵されて白変の低下が著しく大となること及び酸による
Ia維の脆化が起る等の問題があった。
従って1,3−ジメチルグリオキザールモノウレインを
用いたノンホルムアルデヒド加工を繊維製品に行なう場
合、このような白変低下防止あるいはアミン臭低減のた
めに、キユアリング後勘違し、ソーピング等の煩雑な工
程を採用しているのが実情である。
本発明者は薬剤を添加併用する簡便な方法により、この
ような1,3−ジメチルオキザールモノウレインの欠点
を改良させる方法について鋭意検討した結果、トリメチ
ロールプロパンを併用することにより白変低下の防止、
および特に加工布より発生する不快な臭気を低減化でき
ることを見い出し本発明を完成するに至った。
く問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は1.3−ジメチルグリオキザールモノ
ウレインを用いljA維製品を処理する方法において、
トリメチロールプロパンを1゜8−ジメチルグリオキザ
ールモノウレインと併用することを特徴とする繊維製品
の樹脂加工方法を提供する。
ここで、1.3−ジメチルグリオキザールモノウレイン
およびトリメチロールプロパンは、公知のものであり、
市販されているものである。
本発明のトリメチロールプロパンの添加量は、1,3−
ジメチルグリオキザールモノウレイン固型分に対して通
常15〜507!if%である。
15重量%未満では、臭気の低減化等の効果が低い。一
方50!ffi%を越えると白変の低下を防止する効果
が低く、又防しわ度を低下させ、収縮率を増大させるの
みならず触感的にも好ましくなくなる。
より好ましくは20〜80重量%である。
本発明の具体的な加工方法としては1.3−ジメチルグ
リオキザールモノウレイン溶液と、トリメチロールプロ
パンを混合して貯蔵したものを用いるか、あるいは、処
理時にそれぞれ別個に配合して処理液をm製したのち、
被処理布を処理液に浸漬し、均一にロール等で絞液した
後乾燥させ、1,3−ジメチルグリオキザールモノウレ
インがセルロース繊維と架橋反応するのに充分なキユア
リングを行なうことにより達成される。
なお本発明においては、1,3−ジメチルグリオキザー
ルモノウレイン及びトリメチロールプロパンを含む処理
液には通常用いられる架橋用の触媒(例えば、塩化マグ
ネシウム、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硼沸化マグネシウム系
の触媒等)の他に必要に応じて螢光増白剤、天然あるい
は合成の糊剤、合成樹脂系風合調節剤、柔軟剤等、種々
の添加剤を本発明による効果を阻害しない範囲で添加配
合してもよい。
〈発明の効果〉 本発明によれば1,3−ジメチルグリオキザールモノウ
レインだけを含む処理液で加工した場合に比べて防しわ
性、防縮性を阻害することなく著しく臭気の低減化がも
たらされ、さらには白変の低下も防止される。
〈実施例〉 以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例において1,3−ジメチルグリオキザールモノウ
レインによる加工布の各種物性値の測定は下記の条件で
行なった。
(1)防しわ性: JIS Li2O2B法(センサン
ト法)に準拠 (2)防縮性: JIS LO21710a法5分洗濯
に準拠 (8)引張強度: JIS Li2O2D法(ペンシュ
ラム法)に準拠 (4)白変:東洋理科製ハンター式色差計にて−b値測
定 (5)臭気:ポリエチレン袋に加工布を投入密閉して常
温24時間後官能試験を行なった。
評価○:加工布より不快臭が殆んど認められない。
△:〃〃   や\認められる。
×:〃〃   著しく認められる。
なお実施例にて%とは重量%を、併用比は重量比を示す
実施例 精練漂白後、溶液濃度0.4%のホワイテックスBRF
、(住友化学製、螢光染料)で染色した40番手糸綿ブ
ロードを第1表に記載した処方で調整した処理液に浸漬
しマングルにて均一に絞った。
この時の絞り率は65%であった。次いで80°Cで2
分乾燥し続いて150℃で2分間キユアリングを行った
。得られた加工布の物性(防しわ性、防縮性、引裂強度
、白変、加工布の臭気)を測定しその結果を第−表に示
した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1,3−ジメチルグリオキザールモノウレインを用い繊
    維製品を処理する方法において、トリメチロールプロパ
    ンを1,3−ジメチルグリオキザールモノウレインと併
    用することを特徴とする繊維製品の樹脂加工方法。
JP63299138A 1987-12-11 1988-11-25 繊維の樹脂加工方法 Expired - Fee Related JP2658302B2 (ja)

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JP62-314798 1987-12-11
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887368A (ja) * 1981-11-18 1983-05-25 住友化学工業株式会社 繊維の樹脂加工方法
JPS59116476A (ja) * 1982-12-21 1984-07-05 住友化学工業株式会社 繊維の樹脂加工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5887368A (ja) * 1981-11-18 1983-05-25 住友化学工業株式会社 繊維の樹脂加工方法
JPS59116476A (ja) * 1982-12-21 1984-07-05 住友化学工業株式会社 繊維の樹脂加工方法

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