JPS5911507B2 - エレベ−タ−ドア安全装置 - Google Patents
エレベ−タ−ドア安全装置Info
- Publication number
- JPS5911507B2 JPS5911507B2 JP13194877A JP13194877A JPS5911507B2 JP S5911507 B2 JPS5911507 B2 JP S5911507B2 JP 13194877 A JP13194877 A JP 13194877A JP 13194877 A JP13194877 A JP 13194877A JP S5911507 B2 JPS5911507 B2 JP S5911507B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- car
- landing
- passenger
- response
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はエレベータ−ドア安全装置に関するものであ
る。
る。
最近、高層一般住宅に配置されたエレベータ−は幼児又
は児童のみによって利用されることが多く、これら幼児
又は児童は乗かどの到着を待つ間に乗場の戸に接近し、
もたれかかったり手をついたりしてることが多い。
は児童のみによって利用されることが多く、これら幼児
又は児童は乗かどの到着を待つ間に乗場の戸に接近し、
もたれかかったり手をついたりしてることが多い。
このような時期に乗かごが到着し乗場の戸が開かれると
、乗場の戸と出入口枠との間に手や腕をはさみ込まれ、
怪我をする恐れがある。
、乗場の戸と出入口枠との間に手や腕をはさみ込まれ、
怪我をする恐れがある。
第１図および第２図に示す従来のエレベータ−を説明す
ると、１，１′は出入口２を開閉する引き戸からなる乗
場の戸で、出入口２の中央よりそれぞれ反対方向に開閉
する戸、３は出入口２を構成する出入口枠、３ ａ 、
３ ｂは出入口枠３を構成する側枠で、乗場１，１′と
の間には乗場の戸１，１′の開閉に支障のないよう隙間
ｇが設げられている。
ると、１，１′は出入口２を開閉する引き戸からなる乗
場の戸で、出入口２の中央よりそれぞれ反対方向に開閉
する戸、３は出入口２を構成する出入口枠、３ ａ 、
３ ｂは出入口枠３を構成する側枠で、乗場１，１′と
の間には乗場の戸１，１′の開閉に支障のないよう隙間
ｇが設げられている。
４は乗場、５はエレベータ−の呼び釦、６は乗かご、７
，７′は乗かご６の出入口８を開閉する引き戸からなる
かごの戸で、乗場の戸１，１′と同様に出入口８の中央
よりそれぞれ反応方向に開閉する。
，７′は乗かご６の出入口８を開閉する引き戸からなる
かごの戸で、乗場の戸１，１′と同様に出入口８の中央
よりそれぞれ反応方向に開閉する。
９は乗かごの到着を待つ乗客である。
いま、乗かご６に乗ろうとすると、乗客９が呼び釦５を
操作し、乗かご６の到着を待つ間に乗場の戸１に異常に
接近し、乗場の戸１に手をついたとする。
操作し、乗かご６の到着を待つ間に乗場の戸１に異常に
接近し、乗場の戸１に手をついたとする。
ある時間経過して乗かご６が到着すると、乗場の戸１は
乗かご６側に設けられた駆動機（図示せず）により、何
の予告もなく乗場の戸１′と同時に開かれ、乗客９０手
は第１図および第２図に示すように、乗場の戸１の移動
につれ出入口枠３の側枠３ａとの隙間ｇにはさみ込まれ
る。
乗かご６側に設けられた駆動機（図示せず）により、何
の予告もなく乗場の戸１′と同時に開かれ、乗客９０手
は第１図および第２図に示すように、乗場の戸１の移動
につれ出入口枠３の側枠３ａとの隙間ｇにはさみ込まれ
る。
更に、乗場の戸１と側枠３ａとの間には、これら手や腕
がはさみ込まれたことを検出する装置が全くないため、
駆動機は更に戸開き動作を続けるので怪我をする恐れが
あった。
がはさみ込まれたことを検出する装置が全くないため、
駆動機は更に戸開き動作を続けるので怪我をする恐れが
あった。
この発明はこのような事故を防止するためになされたも
ので、乗かごの到着を待っている乗客が異常に乗場の戸
に接近した場合、その接近を検出し、乗客が乗場の戸か
ら安全な範囲まで離れるまで戸開き動作をしないように
するものである。
ので、乗かごの到着を待っている乗客が異常に乗場の戸
に接近した場合、その接近を検出し、乗客が乗場の戸か
ら安全な範囲まで離れるまで戸開き動作をしないように
するものである。
次に、この発明の一実施例を第３図ないし第６図につい
て説明する。
て説明する。
図中第１，２図と同一部分には同一符号を付してあり、
１０は出入口枠３の側枠３ａ、３ｂに設けられた光電装
置すなわち非接触形検出器からなる検出装置で、内部に
常開接点が設けられ光束１１が遮断されると閉成して電
気回路が接続される。
１０は出入口枠３の側枠３ａ、３ｂに設けられた光電装
置すなわち非接触形検出器からなる検出装置で、内部に
常開接点が設けられ光束１１が遮断されると閉成して電
気回路が接続される。
光束１１の位置は幼児又は児童の手が届く範囲に対応さ
せて配置してあって、光束１１を遮断しなげれば、戸１
，１′に手が届かぬようにしである。
せて配置してあって、光束１１を遮断しなげれば、戸１
，１′に手が届かぬようにしである。
第６図は、３階床におけるエレベータ−を停止するため
のエレベータ−要部回路図である。
のエレベータ−要部回路図である。
第６図において、２１はＩＦＬ（ＦＬは高層建物の階を
示す）の検出装置１０の常開接点、２２は２ＦＬの検出
装置１０の常開接点、２３は３ＰＬの検出装置１０の常
開接点、３１Ｆ〜３３Ｆは常開接点２１〜２３がＯＮす
ると励磁するコイル、３１Ｆａ〜３３Ｆａ及び３１Ｆｂ
〜３３Ｆｂはコイル３１Ｆ〜３３Ｆが励磁すると各々Ｏ
ＦＦ又はＯＮする常閉及び常開接点、４１Ｆ〜４３Ｆは
時限リレーのコイル、４１Ｆａ〜４３Ｆａはこの常開接
点、５１は乗場の戸１，１′及びかごの戸７゜１′を開
閉する駆動機、５２は乗場４側に設けられた警報器で動
作時に光又は音を発する。
示す）の検出装置１０の常開接点、２２は２ＦＬの検出
装置１０の常開接点、２３は３ＰＬの検出装置１０の常
開接点、３１Ｆ〜３３Ｆは常開接点２１〜２３がＯＮす
ると励磁するコイル、３１Ｆａ〜３３Ｆａ及び３１Ｆｂ
〜３３Ｆｂはコイル３１Ｆ〜３３Ｆが励磁すると各々Ｏ
ＦＦ又はＯＮする常閉及び常開接点、４１Ｆ〜４３Ｆは
時限リレーのコイル、４１Ｆａ〜４３Ｆａはこの常開接
点、５１は乗場の戸１，１′及びかごの戸７゜１′を開
閉する駆動機、５２は乗場４側に設けられた警報器で動
作時に光又は音を発する。
５３は乗かご６側に設けられた告知器、５４は最寄り階
運転指令装置、６１ａ〜６３ａ；６１′ｂ〜６３ｂ及び
６１ｃ〜６３ｃはエレベータ−の位置検出装置（図示せ
ず）の常開接点で、かごが目的の階に到着した時、それ
に対応した階の接点のみがＯＮする。
運転指令装置、６１ａ〜６３ａ；６１′ｂ〜６３ｂ及び
６１ｃ〜６３ｃはエレベータ−の位置検出装置（図示せ
ず）の常開接点で、かごが目的の階に到着した時、それ
に対応した階の接点のみがＯＮする。
また（（１）、（ハ）は電源である。いま、乗客９がＩ
ＦＬで呼び釦５を操作した後、乗かご６が到着するまで
に、乗場の戸１に異常に接近して光束１１が遮断された
とすると、接点２１が閉じて、電源（力→接点２１→コ
イル３１Ｆ→コイル４１Ｆ→電源（−）の回路が構成さ
れ、接点３１ ＦａがＯＦＦ、接点３１ ＦｂがＯＮＬ
、電源（＋］→接点３１ Ｆｂ→警報器５２→電源（→
の回路が構成され、乗場４側に設けられた警報器５２が
動作して乗客９に乗場の戸１から離れるように促す。
ＦＬで呼び釦５を操作した後、乗かご６が到着するまで
に、乗場の戸１に異常に接近して光束１１が遮断された
とすると、接点２１が閉じて、電源（力→接点２１→コ
イル３１Ｆ→コイル４１Ｆ→電源（−）の回路が構成さ
れ、接点３１ ＦａがＯＦＦ、接点３１ ＦｂがＯＮＬ
、電源（＋］→接点３１ Ｆｂ→警報器５２→電源（→
の回路が構成され、乗場４側に設けられた警報器５２が
動作して乗客９に乗場の戸１から離れるように促す。
また、乗かご６がＩＦＬに到着すると、位置検出器の接
点６１ａ＞６１ｂ及び６１ｃがＯＮするため、電源（±
→接点３１Ｆｂ→接点６１ａ→告知器５３→電源（→の
回路が構成され、乗かご６内の告知器５３が動作し、乗
かご６内には乗場の戸１゜１′に乗客が異常接近してい
るので、戸開動作はしばらく行わない旨を告知する。
点６１ａ＞６１ｂ及び６１ｃがＯＮするため、電源（±
→接点３１Ｆｂ→接点６１ａ→告知器５３→電源（→の
回路が構成され、乗かご６内の告知器５３が動作し、乗
かご６内には乗場の戸１゜１′に乗客が異常接近してい
るので、戸開動作はしばらく行わない旨を告知する。
また、この時接点３１ＦａがＯＦＦしているため駆動機
５１への給電が断たれていて戸開動作は行わないので、
乗客９の安全は確保される。
５１への給電が断たれていて戸開動作は行わないので、
乗客９の安全は確保される。
また、接点４１ Ｆａはコイル４１Ｆが励磁してから所
定時限、例えば、乗客が乗場の戸１から離れるのに要す
る時限が経過すると、公知の時限装置によってＯＮする
ため、電源（力→接点６１ｂ→接点４１Ｆａ→最寄階運
転指令装置５４→電源（→の回路が構成され、乗かご６
が最寄階である２ＦＬへ移動し、戸開動作を行うのでエ
レベータ−の運行能率の低下を防止することができる。
定時限、例えば、乗客が乗場の戸１から離れるのに要す
る時限が経過すると、公知の時限装置によってＯＮする
ため、電源（力→接点６１ｂ→接点４１Ｆａ→最寄階運
転指令装置５４→電源（→の回路が構成され、乗かご６
が最寄階である２ＦＬへ移動し、戸開動作を行うのでエ
レベータ−の運行能率の低下を防止することができる。
なお、上記実施例では、乗客９がＩＦＬにいる場合を説
明したが、他の階すなわち２ＦＬ又は３ＦＬに乗客がい
た場合にも、この発明は同様な動作ができる。
明したが、他の階すなわち２ＦＬ又は３ＦＬに乗客がい
た場合にも、この発明は同様な動作ができる。
この点については詳細な説明は省略する。
また、上記実施例においては、乗場に検出装置を配置し
、乗場で乗かどの到着を待っている乗客が乗場の戸に異
常接近したことを検知して戸開動作を防止しているが、
乗かごの戸の前面の出入口枠に検出装置を配置すれば、
かごの戸とかごの出入枠との間に手や腕がはさみ込まれ
る事故を防止できる。
、乗場で乗かどの到着を待っている乗客が乗場の戸に異
常接近したことを検知して戸開動作を防止しているが、
乗かごの戸の前面の出入口枠に検出装置を配置すれば、
かごの戸とかごの出入枠との間に手や腕がはさみ込まれ
る事故を防止できる。
また、第３〜第６図の実施例では検出装置１０が光電装
置すなわち非接触形検出器であるので、乗客９０通過時
に直接的また機械的な接触作用がなく、乗客の動作を妨
げることがない。
置すなわち非接触形検出器であるので、乗客９０通過時
に直接的また機械的な接触作用がなく、乗客の動作を妨
げることがない。
さらに検出装置１０の装着部は光束１１を通す小さい開
口部が露出するのみであるので出入口廻りの美観が損な
われることがない。
口部が露出するのみであるので出入口廻りの美観が損な
われることがない。
また、第３〜第６図の実施例における検出装置１０が電
磁波、超音波等のエネルギー波を利用したものであって
も、同様な作用が得られることは明白である。
磁波、超音波等のエネルギー波を利用したものであって
も、同様な作用が得られることは明白である。
以上説明したとおりこの発明は、エレベータ−の出入口
に非接触形検出器からなる検出装置を設けて、出入口の
戸に乗客が異常接近したときに電気信号を発生させ、こ
れを介して戸の動作を制御し、またこの制御を表示し、
また、戸の動作を制御するとともに所定時間経過後にエ
レベータ−が最寄階運転指令装置の指令によって動作す
るようにしたものである。
に非接触形検出器からなる検出装置を設けて、出入口の
戸に乗客が異常接近したときに電気信号を発生させ、こ
れを介して戸の動作を制御し、またこの制御を表示し、
また、戸の動作を制御するとともに所定時間経過後にエ
レベータ−が最寄階運転指令装置の指令によって動作す
るようにしたものである。
これによって、戸開時に乗客が不注意により負傷する等
の事故を、乗客に接触することなく動作する装置によっ
て防ぐことができ、また、検出装置の動作によるエレベ
ータ−の異常の表示、この異常発生後にエレベータ−を
最寄階運転指令装置の指令に応答させることによって異
常時における不具合を解消するものである。
の事故を、乗客に接触することなく動作する装置によっ
て防ぐことができ、また、検出装置の動作によるエレベ
ータ−の異常の表示、この異常発生後にエレベータ−を
最寄階運転指令装置の指令に応答させることによって異
常時における不具合を解消するものである。
第１図は従来のエレベータ−乗場正面図、第２図は第１
図の■−■線による断面図、第３図はこの発明の一実施
例を示すエレベータ−乗場正面図、第４図は第３図のＩ
Ｖ−ＩＶ線による断面図、第５図は第４図のｖ−ｖ線に
よる断面図、第６図は３階床におけるエレベータ−の停
止要部回路図である。 １．１′・・・・・・乗場の戸、３・・・・・・出入枠
、１０・・・・・・検出装置、３１Ｆ〜３３Ｆ；４１Ｆ
〜４３Ｆ・・・・・・コイル、５１・・・・・・駆動機
、５２・・・・・・警報器、５３・−・・・・告知器、
５４・・・・・・最寄階運転指令装置。
図の■−■線による断面図、第３図はこの発明の一実施
例を示すエレベータ−乗場正面図、第４図は第３図のＩ
Ｖ−ＩＶ線による断面図、第５図は第４図のｖ−ｖ線に
よる断面図、第６図は３階床におけるエレベータ−の停
止要部回路図である。 １．１′・・・・・・乗場の戸、３・・・・・・出入枠
、１０・・・・・・検出装置、３１Ｆ〜３３Ｆ；４１Ｆ
〜４３Ｆ・・・・・・コイル、５１・・・・・・駆動機
、５２・・・・・・警報器、５３・−・・・・告知器、
５４・・・・・・最寄階運転指令装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 乗かごに設げられてこの乗かごの戸及び上記乗かご
が停止した乗場の戸を開閉する駆動機と、非接触形検出
器からなり上記かどの戸及び乗場の戸の少なくとも一方
の近傍に設けられて上記戸の閉鎖時における乗客の異常
接近を検出して電気信号を発生する検出装置と、上記電
気信号に応答して上記駆動機の戸開動作を阻止する装置
とを備えたエレベータ−安全装置。 ２ 乗かごに設けられてこの乗がごの戸及び上記乗かご
が停止した乗場の戸を開閉する駆動機と、非接触形検出
器からなり上記かごの戸及び乗場の戸の少なくとも一方
の近傍に設けられて上記戸の閉鎖時における乗客の異常
接近を検出して電気信号を発生する検出装置と、上記電
気信号に応答して上記駆動機の戸開動作を阻止する装置
と、上記電気信号に応答して作動して上記戸が戸開不能
状態にあることを表示する表示装置とを備えたエレベー
タ−ドア安全装置。 ３ 乗かごに設げられてこの乗かごの戸及び上記乗かご
が停止した乗場の戸を開閉する駆動機と、非接触形検出
器からなり上記かごの戸及び乗場の戸の少なくとも一方
の近傍に設けられて上記戸の閉鎖時における乗客の異常
接近を検出して電気信号を発生する検出装置と、上記電
気信号に応答して上記駆動機の戸開動作を阻止する装置
と、上記電気信号によって付勢されて所定時限経過後に
動作する時限応答装置と、この時限応答装置の動作によ
って付勢されて上記乗かごを最寄階へ運転させる最寄階
運転指令装置とを備えたエレベータ−ドア安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13194877A JPS5911507B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | エレベ−タ−ドア安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13194877A JPS5911507B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | エレベ−タ−ドア安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5465950A JPS5465950A (en) | 1979-05-28 |
| JPS5911507B2 true JPS5911507B2 (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=15069944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13194877A Expired JPS5911507B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | エレベ−タ−ドア安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911507B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256004A (ja) * | 1985-05-21 | 1987-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波発振器 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108928725B (zh) * | 2017-03-30 | 2020-06-19 | 福建科大高科发展有限公司 | 一种安全电梯 |
| CN108792901B (zh) * | 2017-05-10 | 2020-06-23 | 福建北大高科发展有限公司 | 一种安全防坠垂直电梯 |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP13194877A patent/JPS5911507B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6256004A (ja) * | 1985-05-21 | 1987-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波発振器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5465950A (en) | 1979-05-28 |
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