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JPS59102837A - 耐アルカリ性溶融石英質成形体及びその製造方法 - Google Patents

耐アルカリ性溶融石英質成形体及びその製造方法

Info

Publication number
JPS59102837A
JPS59102837A JP20773982A JP20773982A JPS59102837A JP S59102837 A JPS59102837 A JP S59102837A JP 20773982 A JP20773982 A JP 20773982A JP 20773982 A JP20773982 A JP 20773982A JP S59102837 A JPS59102837 A JP S59102837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkali
molded body
molded article
resistant
colloidal solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20773982A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Watabe
弘行 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP20773982A priority Critical patent/JPS59102837A/ja
Publication of JPS59102837A publication Critical patent/JPS59102837A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐アルカリ性溶融石実質成形体及びその製造方
法に関するものである。
溶融石英質成形体は各種の特性を有している。例えば、
熱膨張係数が小さいこと、耐熱衝撃性に優れていること
、熱伝導度が低いことなどの特性を有している。このた
め、従来から溶融孔実質成形体は各種工業に使用されて
きた。
しかし、従来の溶融孔実質成形体は4〜20%の気孔率
を有するため、Na2Oやに20等のアルカリが気孔に
入って浸蝕され易かった。このため、従来の溶融孔実質
成形体をアルカリ条件下で使用した場合、浸蝕され、高
温下では急速に失透が起こり、寿命が°短かった。アル
カリ溶液の溶融孔実質成形体に対する浸蝕は、成形体表
面から網目構造の崩壊を伴いつつ起こるといわれている
そこで、従来からアルカリの侵入を防ぐために緻密な溶
融孔実質成形体を作ったり、溶融孔実質成形体の表面を
グレージングしたりした。しかし、サーマルショックに
対して弱くあまり良い結果が得られなかった。
本発明は上記の実情に鑑みてなされたちので、アルカリ
条件下でも浸蝕されにくく、クラックや失透等の生じに
くい耐アルカリ性溶融石実質成形体及びその製造方法を
提供することを目的とする。
本弁明の耐アルカリ性溶融石実質成形体は溶融石英質成
形体にZr 0rSi 02非晶質をコーティングした
ことを特徴とするものである。
また、本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体は、加水
分解可能なジルコニウム化合物(Zr化合物)とシリコ
ン化合物(Si化合物)の混合溶液を加水分解すること
ににっで超微粒子のZr 0rSi 02非晶質の分散
したコロイド溶液を調整し、前記コロイド溶液を用いて
溶融石英質成形体にコーティングして製造される。
以上のように0、本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形
体は緻密なZrO2−8i 02非晶質がコーティング
されているので、アルカリに対して大変強い。また、Z
r 0rSi 02非晶質のコーティング層はα−クリ
ストバライトの発生を防止するので失透に対しても大変
強い。
本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体は、以上のよう
な効果を有しているので、例えばガラス工業用耐火物、
ケイ光体焼成ルツボ等に使用することができる。
第1図及び第2図を参照して本発明の好適な実施例につ
いて説明する。
溶融石実質成−形体1は4〜20%の気孔率を有してい
る。従って、溶融石英質成形体1をZr 0rSi 0
2非晶質の分散したコロイド溶液に浸すと気孔2の中に
コロイド溶液が侵入する。その結果、Zr 0rSi 
02非晶質が気孔2の中に入り込むのである。こうして
溶融石英質成形体1表面にZr0rSiO2非晶質のコ
ーティング層3が形成される(第1図)。
本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体は、材質を緻密
にして気孔率を減少させるとともに、シリカ分子間にケ
イ素イオン4(St”)よりも大きなイオン5を入れる
ことにより耐アルカリ性を高めているのである(第2図
)。
本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体においては、Z
r 02 /Si 02の重量比が115以下であるこ
とが好ましい。ZrO2/SiO2が115より大きい
と高温でクラックが入る恐れがある。
以下、実施例を掲げて本発明をより具体的に説明する。
友1に 出発材料としてSi  (0−C2Hs )4と7r 
(0−C3H7)4 ・203Hy OHを使用した。
Si  (0−C2Hs )4とZr(0−C3H7)
4 ・2C3H70HのC2H50H−H20溶液に塩
[’加え、50℃で30時間撹拌して調整しl〔コロイ
ド溶液の中に、溶融石英質成形体を浸して10時間後取
り出した。そして、研磨後800 ’C:で2時間加熱
した。
このようにして製造された本発明の耐アルカリ性溶融石
実質成形体について、次の条件でアルカリに対する耐浸
触性試験を行った。
3規定のNa OH溶液中に本発明の耐アルカリ性溶融
石実質成形体と、未コーティングの溶融石英質成形体を
入れて80℃に保ち、経過時間に対する浸蝕層の深さを
測定した。
その結果を第3図に示す。
第3図かられかるように、本発明の耐アルカリ性溶融石
実質成形体は未コーティングの溶融石英質成形体に比べ
て4倍の耐浸触性を示した。しかし、本発明の耐アルカ
リ性溶融石実質成形体は、浸蝕層の深さが30μを越え
ると急激に浸蝕スピードが増した。これはコーティング
層の厚さに関係があると思われる。
次に本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体と未コーテ
ィングの溶融石英質成形体について失透試験を行った。
失透試験は1250℃の空気中で行い、α−クリストバ
ライトの量を測定した。その結果を第4図に示す。
この失透試験により、未コーティングの溶融孔実質成形
体に比較して、本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体
は優れた耐失透性を右することがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耐アルカリ性溶融石実質成形体表面の
一例を示す部分断面図、第2図は本発明の耐アルカリ性
溶融石実質成形体でのシリカ分子とジルコニウムイオン
の関係を示す説明図、第3図・は本発明の耐アルカリ性
溶融石実質成形体と未コーティングの溶融石英質成形体
の耐蝕性試験の結果を示すグラフ、第4図は本発明の耐
アルカリ性溶融石IA質成形体と未コーティングの溶融
孔実質成形体の失透試験の結果を示すグラフである。 1・・・溶融孔実質成形体 壷 2・・・気孔 3・・・ZrO2−8iO2非晶質のコーティング層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融孔実質成形体にZr 0rSi 02非晶質
    をコーティングしたことを特徴とする耐アルカリ性溶融
    石実質成形体。
  2. (2)加水分解可能なジルコニウム化合物(Zr化合物
    )とシリコン化合物(Si化合物)の混合溶液を加水分
    解することによって超微粒子のZr 02−8i 02
    非晶質の分散したコロイド溶液を調整し、前記コロイド
    溶液を用いて溶融孔実質成形体にコーティングすること
    を特徴とする耐アルカリ性溶融石実質成形体の製造方法
JP20773982A 1982-11-29 1982-11-29 耐アルカリ性溶融石英質成形体及びその製造方法 Pending JPS59102837A (ja)

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JP20773982A JPS59102837A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 耐アルカリ性溶融石英質成形体及びその製造方法

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JPS59102837A true JPS59102837A (ja) 1984-06-14

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ID=16544731

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JP20773982A Pending JPS59102837A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 耐アルカリ性溶融石英質成形体及びその製造方法

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