JPS5836960B2 - 1−β−D−リボフラノシル−1.2.4−トリアゾ−ル−3−カルボキシアミドの製法 - Google Patents
1−β−D−リボフラノシル−1.2.4−トリアゾ−ル−3−カルボキシアミドの製法Info
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- JPS5836960B2 JPS5836960B2 JP49028432A JP2843274A JPS5836960B2 JP S5836960 B2 JPS5836960 B2 JP S5836960B2 JP 49028432 A JP49028432 A JP 49028432A JP 2843274 A JP2843274 A JP 2843274A JP S5836960 B2 JPS5836960 B2 JP S5836960B2
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- C07D249/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D249/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
- C07D249/08—1,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
- C07D249/10—1,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
-
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- C07H19/00—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
- C07H19/02—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
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Description
【発明の詳細な説明】
過去10年間に、多くのヌクレオシド類縁体が良好な抗
腫瘍及び抗ウイルス活性を示すことが判明した。
腫瘍及び抗ウイルス活性を示すことが判明した。
現在公知の合戒ヌクレオシド抗ウイルス剤のうち、最も
重要なものは、一般に、5−ヨード−2−デオキシウリ
デン(IDU)、9−β一D−アラビノフラノシルアテ
ニン( ara −A ) 及び1−β一D−アラビノ
フラノシルシトシン(ara−C)であると考えられて
いる。
重要なものは、一般に、5−ヨード−2−デオキシウリ
デン(IDU)、9−β一D−アラビノフラノシルアテ
ニン( ara −A ) 及び1−β一D−アラビノ
フラノシルシトシン(ara−C)であると考えられて
いる。
しかしながらこれら化合物は、ヒトの呼吸器疾患(イン
フルエンザ、風邪)を起こさせる菌を包含しないウイル
スの限られたスペクトルに対してのみ有効である。
フルエンザ、風邪)を起こさせる菌を包含しないウイル
スの限られたスペクトルに対してのみ有効である。
呼吸器疾患ウイルスに対して有効であることの認められ
ているヌクレオシド類縁体は、1一β−D−リボフラノ
シル−1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミ
ドであり、これは米国特許出願第240252号(19
71年6月1日米国特許出願第149017号明細書に
記載の1・2・4−トリアゾールヌクレオシドなる名称
で出願されている発明の一部継続出願である)により1
・2・4−トリアゾールヌクレオシドなる名称で197
2年3月31日に出願されている明細書に記載されてい
る。
ているヌクレオシド類縁体は、1一β−D−リボフラノ
シル−1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミ
ドであり、これは米国特許出願第240252号(19
71年6月1日米国特許出願第149017号明細書に
記載の1・2・4−トリアゾールヌクレオシドなる名称
で出願されている発明の一部継続出願である)により1
・2・4−トリアゾールヌクレオシドなる名称で197
2年3月31日に出願されている明細書に記載されてい
る。
後者化合物の特定の誘導体は、これらウィルスに対する
顕著な作用を有することも判明しており、更に、このよ
うな化合物の特定のトリアゾール塩基、■・2・4−ト
リアゾールー3−カルボキシアミド及び1 ・2・4−
トリアゾー/L/−3−チオカルポキシアミドは、同様
にこれら呼吸器系ウイルスに対して優れた抗ウイルス作
用を有する。
顕著な作用を有することも判明しており、更に、このよ
うな化合物の特定のトリアゾール塩基、■・2・4−ト
リアゾールー3−カルボキシアミド及び1 ・2・4−
トリアゾー/L/−3−チオカルポキシアミドは、同様
にこれら呼吸器系ウイルスに対して優れた抗ウイルス作
用を有する。
各各の化合物の化学構造及び合成は、既に報告されてい
る( Latvijas PSR Zinatnu
Akad.Vestis.Kim. Ser.1 9
6 5(2) 2 0 4 〜2 0 8 Che
m.Abst.6 3 1 3 2 4 3 (19
65)参照〕。
る( Latvijas PSR Zinatnu
Akad.Vestis.Kim. Ser.1 9
6 5(2) 2 0 4 〜2 0 8 Che
m.Abst.6 3 1 3 2 4 3 (19
65)参照〕。
ところで、1・2・4−トリアゾールー3−カルポキシ
アミドは、酵素的な変換により1−β一D−リボフラノ
シル−1・2・4−1・リアソール−3−カルボキシア
ミドに変じることができることを発見し、前記ヌクレオ
シドは、重要な有効抗ウイルス化合物である。
アミドは、酵素的な変換により1−β一D−リボフラノ
シル−1・2・4−1・リアソール−3−カルボキシア
ミドに変じることができることを発見し、前記ヌクレオ
シドは、重要な有効抗ウイルス化合物である。
後に記載のように、トリアゾール塩基は、酵素ヌクレオ
シドホスホリラーゼと反応して所定の変換作用をする。
シドホスホリラーゼと反応して所定の変換作用をする。
従って、本発明は、次の構造式を有する抗ウイルス剤と
して使用される化合物の製法に関する:〔式中XはO(
この場合、化合物は1・2・4−トリアゾールー3−カ
ルポキシアミドである)又はS(この化合物は1・2・
4−トリアゾールー3−チオカルポキシアミドである)
を表わし、YはH、アルカリ金属又はアミンを表わす〕
。
して使用される化合物の製法に関する:〔式中XはO(
この場合、化合物は1・2・4−トリアゾールー3−カ
ルポキシアミドである)又はS(この化合物は1・2・
4−トリアゾールー3−チオカルポキシアミドである)
を表わし、YはH、アルカリ金属又はアミンを表わす〕
。
1一β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾー
ルー3−カルボキシアミドの合成の際に、トリアゾール
塩基を後に記載の適当な条件で酵素ヌクレオシドホスホ
リラーゼと反応させることができる。
ルー3−カルボキシアミドの合成の際に、トリアゾール
塩基を後に記載の適当な条件で酵素ヌクレオシドホスホ
リラーゼと反応させることができる。
カルボキシアミド化合物は、次の例に記載の方法で製造
でき、これらの例中、温度及び融点は「℃」で表わされ
る。
でき、これらの例中、温度及び融点は「℃」で表わされ
る。
例■
3−シアノー1・2・4−トリアゾール
トリエチルオルトホルメート(150rrLl)及び1
−シアノホルムイミジツク酸ヒドラジド〔K.マツダ(
Matsuda )及びL. T.モリン(Mori
n )のJ.Org,Chem.26 3783(1
961))(25.2′?、0.30モル)の混合物を
O℃に冷却し、乾燥塩化水素ガスで飽和されたジオキサ
ンの溶液(4.0yd)を攪拌下に加えた。
−シアノホルムイミジツク酸ヒドラジド〔K.マツダ(
Matsuda )及びL. T.モリン(Mori
n )のJ.Org,Chem.26 3783(1
961))(25.2′?、0.30モル)の混合物を
O℃に冷却し、乾燥塩化水素ガスで飽和されたジオキサ
ンの溶液(4.0yd)を攪拌下に加えた。
混合物を水浴中で5時間冷却し、25℃で15時間攪拌
し続げた。
し続げた。
混合物を蒸発乾涸させ、残分にエーテル(500rIL
l)を加えた。
l)を加えた。
溶液を濾過し、水で洗浄し、かつ有機相を硫酸マグネシ
ウム上で乾燥させた。
ウム上で乾燥させた。
溶液を濾過し、エーテルを除去した。酢酸エチルーベン
ゼンからの生放物の結晶化により、融点185〜187
℃の3−シアノー1・2・4一トリアゾール16.Cl
(56.8%)が得られた。
ゼンからの生放物の結晶化により、融点185〜187
℃の3−シアノー1・2・4一トリアゾール16.Cl
(56.8%)が得られた。
化合物のすべての特性は、シペンス( Cipens
)及びグリンステインス( Grinsteins )
による方法C Latvijas PSR Zinat
nu.Akad,Vestis.Kim.Ser.19
65(2) 204 〜208Chem.AbSt.
更3 13243(1965)参照〕で製造した試料
のそれと同じであった。
)及びグリンステインス( Grinsteins )
による方法C Latvijas PSR Zinat
nu.Akad,Vestis.Kim.Ser.19
65(2) 204 〜208Chem.AbSt.
更3 13243(1965)参照〕で製造した試料
のそれと同じであった。
C3H2N4に対する分析:
計算値 C38.30 H2.14 N59.56
実測値 C38.29 Hl、98 N59.16
例■ 1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミド 1・2・4−トリアゾールー3−カルボン酸メチルを過
剰のアンモニアと共に反応が完結するまで加熱した。
実測値 C38.29 Hl、98 N59.16
例■ 1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミド 1・2・4−トリアゾールー3−カルボン酸メチルを過
剰のアンモニアと共に反応が完結するまで加熱した。
混合物を冷却し、生成物を集めた。水からの再結晶によ
り、融点313〜315℃(分解)の1・2・4−トリ
アゾールー3−カルボキシアミドがほぼ定量的に得られ
た。
り、融点313〜315℃(分解)の1・2・4−トリ
アゾールー3−カルボキシアミドがほぼ定量的に得られ
た。
C3H4N40に対する分析値:
計算値 C32.14 H3.60 N49.99
実測値 C32.37 H3.73 N50.09
例■ 1・2・4−トリアゾールー3−チオカルポキシアミド 例■の3−シアノー1・2・4−トリアゾール(4.7
P、0.050モル)、エタノール(501rLl)及
びトリエチルアミン(8,Qml)の混合物を室温で4
時間攪拌し、その間、硫化水素ガスをこの混合物に吹き
込んだ。
実測値 C32.37 H3.73 N50.09
例■ 1・2・4−トリアゾールー3−チオカルポキシアミド 例■の3−シアノー1・2・4−トリアゾール(4.7
P、0.050モル)、エタノール(501rLl)及
びトリエチルアミン(8,Qml)の混合物を室温で4
時間攪拌し、その間、硫化水素ガスをこの混合物に吹き
込んだ。
溶剤を除去し、残分に水を加えると、生成物2.7?が
得られた。
得られた。
水からの再結晶により、融点350℃の1・2・4−ト
リアゾールー3−チオカルボキシアミドが得られた。
リアゾールー3−チオカルボキシアミドが得られた。
C3H4N4Sに対する分析値:
計算値 C28.12 H3.15 N43.72
S 2 5. 0 2 実測値 C28.12 H3.18 N43.6O
S25.09 例■ 1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミドナト
リウム塩 ■・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミド(1
12P、1 0. 0 mモル)、水酸化ナトリウム(
0.4(1、10.0mモル)及び水(10.0ml)
よりなる溶液を凍結させ、試料を凍結乾朦させた。
S 2 5. 0 2 実測値 C28.12 H3.18 N43.6O
S25.09 例■ 1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミドナト
リウム塩 ■・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミド(1
12P、1 0. 0 mモル)、水酸化ナトリウム(
0.4(1、10.0mモル)及び水(10.0ml)
よりなる溶液を凍結させ、試料を凍結乾朦させた。
生成物は、融点〉320℃を有する1・2・4−トリア
ゾールー3−カルボキシアミドナトリウム塩の手水和物
として得られた。
ゾールー3−カルボキシアミドナトリウム塩の手水和物
として得られた。
C3H3N4 0Na H i / 2 H2 0に対
する分析値:計算値 C25.18 H2.82
N39.16Na 1 6.0 7 実測値 C25.24 H2.78 N38.92
Na 1 6.0 0 他の生埋学的に認容性のアルカリ金属及びアミン塩例え
ば塩素塩が同様に製造される。
する分析値:計算値 C25.18 H2.82
N39.16Na 1 6.0 7 実測値 C25.24 H2.78 N38.92
Na 1 6.0 0 他の生埋学的に認容性のアルカリ金属及びアミン塩例え
ば塩素塩が同様に製造される。
1・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミドは、
約5〜9の範囲のpH値で、約O〜50℃の範囲の温度
、有利に約25〜約35℃の温度で、約0.015〜0
.751n9/Tnl特に約0.15■/ml3の酵素
濃度の酵素ヌクレオシドホスホリラーゼとの反応により
1−β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾー
ルー3−カルボキシアミドに変じることができる。
約5〜9の範囲のpH値で、約O〜50℃の範囲の温度
、有利に約25〜約35℃の温度で、約0.015〜0
.751n9/Tnl特に約0.15■/ml3の酵素
濃度の酵素ヌクレオシドホスホリラーゼとの反応により
1−β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾー
ルー3−カルボキシアミドに変じることができる。
トリアゾール塩基が5X10−5Mより大きい濃度で存
在する際に、満足な結果が得られた。
在する際に、満足な結果が得られた。
一般に0.1〜2時間特に約0.5〜1時間がこの反応
に要求される。
に要求される。
酵素源は、動物、組織又はバクテリアであってよい。
主要バクテリア源は、E.コリ( Coli )及びイ
ーストであり、種々の動物源も存在し、牛牌臓、ラット
肝臓、子牛肝臓、子牛胸腺、牛肝臓、猿脳、馬肝臓、子
牛牌臓、ヒトの赤血球、魚皮及び魚筋肉をも包含する。
ーストであり、種々の動物源も存在し、牛牌臓、ラット
肝臓、子牛肝臓、子牛胸腺、牛肝臓、猿脳、馬肝臓、子
牛牌臓、ヒトの赤血球、魚皮及び魚筋肉をも包含する。
次の実施例からこの合成はより良好に理解されるであろ
う。
う。
例■
■−β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾー
ルー3−カルポキシアミド 1 ・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミドか
らの精製子牛牌臓ヌクレオシドホスホリラーゼを経て1
−β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾール
ー3−カルボキシアミドの合成この恒温保持試料は、最
終量0.135ml中に、トリスHCI(pH 7.4
)50μモル、リボースー1−ホスフエート0,25
μモル、1・2・4−チアゾール−3−カルボキシアミ
ド(H”)42μC/μモル、0.05μモル及び子牛
牌臓ヌクレオシドホスホリラーゼ(シグマ・ケミカル・
Co・St・ルイス・Mo ) 8 0μ1を含有した
。
ルー3−カルポキシアミド 1 ・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミドか
らの精製子牛牌臓ヌクレオシドホスホリラーゼを経て1
−β一D−リボフラノシル−1・2・4−トリアゾール
ー3−カルボキシアミドの合成この恒温保持試料は、最
終量0.135ml中に、トリスHCI(pH 7.4
)50μモル、リボースー1−ホスフエート0,25
μモル、1・2・4−チアゾール−3−カルボキシアミ
ド(H”)42μC/μモル、0.05μモル及び子牛
牌臓ヌクレオシドホスホリラーゼ(シグマ・ケミカル・
Co・St・ルイス・Mo ) 8 0μ1を含有した
。
試料を25℃で5分間恒温保持し、次いでドライアイス
ーイソプロパノール中で凍結させて反応を停止させる。
ーイソプロパノール中で凍結させて反応を停止させる。
次いで氷解させた試料の少量を、1・2・4−トリアゾ
ールー3−カルポキシアミド及び1−β一D−リボフラ
ノシル−1・2・4トリアゾールー3−カルボキシアミ
ドの標準溶液と共にシリカゲル上に点滴し、イソプロパ
ノール:NH40H :H20 ( 7 : 1 :
2 )中で分離させる。
ールー3−カルポキシアミド及び1−β一D−リボフラ
ノシル−1・2・4トリアゾールー3−カルボキシアミ
ドの標準溶液と共にシリカゲル上に点滴し、イソプロパ
ノール:NH40H :H20 ( 7 : 1 :
2 )中で分離させる。
■・2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミドと一
致するクロマトグラムの領域を除き、1・2・4−トリ
アゾールー3−カルポキシアミドの1−β−D−リボフ
ラノシル−1・2・4一チアゾール−3−カルボキシア
ミドへの変換率を測定するように計測した。
致するクロマトグラムの領域を除き、1・2・4−トリ
アゾールー3−カルポキシアミドの1−β−D−リボフ
ラノシル−1・2・4一チアゾール−3−カルボキシア
ミドへの変換率を測定するように計測した。
1・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミドを用
いるヌクレオシドホスホリラーゼ評価の結果 前記のことから、所定変換率は、酵素濃度の増加に伴な
い達或される変換率は太き《なることを示していること
は明らかである。
いるヌクレオシドホスホリラーゼ評価の結果 前記のことから、所定変換率は、酵素濃度の増加に伴な
い達或される変換率は太き《なることを示していること
は明らかである。
1・2・4−トリアゾールー3−カルポキシアミド又は
1・2・4−トリアゾールー3−チオカルボキシアミド
のいずれかを抗ウイルス剤として使用する際には、全重
量に対して、この薬剤を通例約0.001〜5%特に約
0.01〜2.5%の量を適当な稀釈剤中で用いられ、
即ち、伝染の激しさ、一般的健康及び寄生主の年令など
の要因の数に依り決まる実際の量で使用される。
1・2・4−トリアゾールー3−チオカルボキシアミド
のいずれかを抗ウイルス剤として使用する際には、全重
量に対して、この薬剤を通例約0.001〜5%特に約
0.01〜2.5%の量を適当な稀釈剤中で用いられ、
即ち、伝染の激しさ、一般的健康及び寄生主の年令など
の要因の数に依り決まる実際の量で使用される。
いずれにせよ、実際の量は、この薬剤の化学療法的に有
効な量を寄生主に与えるに充分な量であるべきであり、
これは当業者にとって容易に決定することができる。
効な量を寄生主に与えるに充分な量であるべきであり、
これは当業者にとって容易に決定することができる。
1形式では、この化合物は、米国特許第
3014844号明細書に記載の型のエーロゾル鼻スプ
レーとして使用でき、この記載は、液体駆出剤例えば低
級アルカン(炭素原子数最高5)、低級塩化アルキル又
は弗素化されたか又はフルオルクロル化された低級アル
カン(フレオンなる商品名で入手される)中に懸濁され
た抗ウィルス化合物を所定量含有することが記載されて
いる。
レーとして使用でき、この記載は、液体駆出剤例えば低
級アルカン(炭素原子数最高5)、低級塩化アルキル又
は弗素化されたか又はフルオルクロル化された低級アル
カン(フレオンなる商品名で入手される)中に懸濁され
た抗ウィルス化合物を所定量含有することが記載されて
いる。
般に、この駆出剤は室温及び大気圧でガスであり、約1
8℃(65p)(大気圧下)以下の沸点を有し、もちろ
ん無毒である。
8℃(65p)(大気圧下)以下の沸点を有し、もちろ
ん無毒である。
特に好適なこのような駆出剤は、ジクロロジフルオロメ
タン(フレオン12)、ジクロルテトラフルオルエタン
(フレオン14)及びトリクロルモノフルオルメタン(
フレオン11)である。
タン(フレオン12)、ジクロルテトラフルオルエタン
(フレオン14)及びトリクロルモノフルオルメタン(
フレオン11)である。
懸濁液中で使用する際に、抗ウイルス剤は、例えば直径
100μ以下特に25μ以下及び殊に約0.5〜4μに
細分されているべきである。
100μ以下特に25μ以下及び殊に約0.5〜4μに
細分されているべきである。
界面活性剤特に非イオン性の炭素原子数6〜22を有す
る脂肪酸、例えばカプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸
、パルミチン酸、ステアリン酸、リノレイン酸等のエス
テル又は部分エステルが粉末の集塊をさげるのを助ける
ために有利である。
る脂肪酸、例えばカプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸
、パルミチン酸、ステアリン酸、リノレイン酸等のエス
テル又は部分エステルが粉末の集塊をさげるのを助ける
ために有利である。
通例、比較的少量の界面活性剤例えば約0.1〜5重量
%特に0.25〜1.0重量%が使用されるが、所望に
よってはより多量も使用できる。
%特に0.25〜1.0重量%が使用されるが、所望に
よってはより多量も使用できる。
同様に、前記のカルボキシアミド抗ウイルス剤は、米国
特許第2868691号明細書に記載のような好適な溶
剤としての液体駆出剤中に溶かすことができる。
特許第2868691号明細書に記載のような好適な溶
剤としての液体駆出剤中に溶かすことができる。
所望の場合には、抗ウイ・ルス剤のいずれかを寄生主に
注射することができ、この場合は、溶液1ml当り薬剤
約10〜500■を含有する生理学的食塩水又は懸濁液
の形であってよい。
注射することができ、この場合は、溶液1ml当り薬剤
約10〜500■を含有する生理学的食塩水又は懸濁液
の形であってよい。
抗ウイルス剤は、経口製剤としてカプセル又は錠剤の形
で適用できる。
で適用できる。
錠剤及びカプセルは1錠又は1カプセル当り化合物約1
0〜500■を含有する。
0〜500■を含有する。
抗ウィルス化合物の所望投与量は前記のように患者の条
件により変じるが、通常1日当り約10〜2000■の
範囲である。
件により変じるが、通常1日当り約10〜2000■の
範囲である。
有効にRNA又はDNAウイルスを阻止するために、血
清1ml当り化合物約32μ2の濃度が必要である。
清1ml当り化合物約32μ2の濃度が必要である。
カプセルは、慣用のゼラチンカプセルであり、前記量の
抗ウイルス剤に加えて、少量、例えば5重量%より少な
い、特に1,O%より少ない量のステアリン酸マグネシ
ウム又は他の流動化剤例えばアビセル( Avicel
(カルボキシメチルセルロース)〕を含有していてよ
い。
抗ウイルス剤に加えて、少量、例えば5重量%より少な
い、特に1,O%より少ない量のステアリン酸マグネシ
ウム又は他の流動化剤例えばアビセル( Avicel
(カルボキシメチルセルロース)〕を含有していてよ
い。
錠剤は、前記の抗ウィルス剤及び結合剤(これはゼラチ
ン溶液、水中のデンプンペースト、ポリビニルピロリド
ン、水中のポリビニルアルコール)を典型的な糖衣と共
に含有する。
ン溶液、水中のデンプンペースト、ポリビニルピロリド
ン、水中のポリビニルアルコール)を典型的な糖衣と共
に含有する。
この抗ウイルス剤は門τ膏、クリーム、乳液又は局所溶
液として、処 べきウイルス皮膚感染症の条件に応じ
て局所的に適用でき、ここで前記量の抗ウイルス剤を標
準的な賦形剤又はこのような局所適用で通例用いられる
他の成分と共に処方される。
液として、処 べきウイルス皮膚感染症の条件に応じ
て局所的に適用でき、ここで前記量の抗ウイルス剤を標
準的な賦形剤又はこのような局所適用で通例用いられる
他の成分と共に処方される。
従って軟膏は、油性基剤の理由から慢性条件に対して推
奨され、クリーム、乳液及び局所溶液は、急性で皮下疾
患に推奨される。
奨され、クリーム、乳液及び局所溶液は、急性で皮下疾
患に推奨される。
軟膏とは異なり、クリームは一般に水溶性であり、消失
特性を示す。
特性を示す。
エマルジョンは、複数の薬剤での処置が指示される必要
のある時に使用され、その1方は媒体中に不溶で、他方
は溶かされ、複数の乳化された賦形剤相は均一な分散に
必要である。
のある時に使用され、その1方は媒体中に不溶で、他方
は溶かされ、複数の乳化された賦形剤相は均一な分散に
必要である。
局所溶液は、溶剤中の活性成分の溶液で、粘度がクリー
ムと容易に蒸発しうる溶剤例えばアルコールとの中間で
、伸びと作用の延長の平衡が達威される。
ムと容易に蒸発しうる溶剤例えばアルコールとの中間で
、伸びと作用の延長の平衡が達威される。
一般に適用される多くの局所軟膏、クリーム及び溶液処
方の例は、次の物質の組成である:軟膏 (a) 佐薬を含まない石油 (b) プラスチベース(スキップ■nC.より入手
され炭化水素ゲル及びポリエチレンと鉱油から成ってい
る) クリーム (a) メチルパラベン( Methyl Par
aben ) USPプロビルパラベン( Propy
l Paraben )USP スペルマセテイ( Spermaceti ) U S
Pラウリル硫酸ナトリウム USP ステアリルアルコール USP セチルアルコール USP グリセリン USP 山 ステアリン酸 プロピレングリコール ソルビタンモノステアレート及びオレエートポリオキシ
エチレンソルビタンモノステアレート クエン酸 メチルー及びプロビルパラベン (C)水性基剤 ソルビン酸カリウム メチルー及びプロビルパラベン グリセロールモノステアレート スクアラン ポリソルベート 80(USP) スペルマセテイ ステアロイルアルコール ンルビタール溶液 (d) ポリエチレングリコール 400(USP)
プロピレングリコール カルボキシメチレン モノアシノレアミン 二酸化チタン ブチル化されたヒドロキシトルエン 局所溶液 (a) ポリビニルアルコールー水 (b) ポリエチレングリコール 400従って、局
所ベヒクルは通例、主剤に加えて軟釈剤、鹸化剤、乳化
剤、溶剤、浸透剤、pH調節剤、可塑化剤、軟化剤、保
存剤、硬化剤、顔料及び香料などすべて文献に公知のも
のである。
方の例は、次の物質の組成である:軟膏 (a) 佐薬を含まない石油 (b) プラスチベース(スキップ■nC.より入手
され炭化水素ゲル及びポリエチレンと鉱油から成ってい
る) クリーム (a) メチルパラベン( Methyl Par
aben ) USPプロビルパラベン( Propy
l Paraben )USP スペルマセテイ( Spermaceti ) U S
Pラウリル硫酸ナトリウム USP ステアリルアルコール USP セチルアルコール USP グリセリン USP 山 ステアリン酸 プロピレングリコール ソルビタンモノステアレート及びオレエートポリオキシ
エチレンソルビタンモノステアレート クエン酸 メチルー及びプロビルパラベン (C)水性基剤 ソルビン酸カリウム メチルー及びプロビルパラベン グリセロールモノステアレート スクアラン ポリソルベート 80(USP) スペルマセテイ ステアロイルアルコール ンルビタール溶液 (d) ポリエチレングリコール 400(USP)
プロピレングリコール カルボキシメチレン モノアシノレアミン 二酸化チタン ブチル化されたヒドロキシトルエン 局所溶液 (a) ポリビニルアルコールー水 (b) ポリエチレングリコール 400従って、局
所ベヒクルは通例、主剤に加えて軟釈剤、鹸化剤、乳化
剤、溶剤、浸透剤、pH調節剤、可塑化剤、軟化剤、保
存剤、硬化剤、顔料及び香料などすべて文献に公知のも
のである。
膣感染症に対する使用にとって、活性剤の最大分散を生
ぜしめる局所賦形剤が有利である。
ぜしめる局所賦形剤が有利である。
例えば膣クリーム
(a)クリセロールモノステアレート
コーン油
グリセリン
安息香酸
グルタミン酸
水
(b) グリセリン
エチノレアルコール
液体石油
ポリエチレングリコールエーテル:脂肪アルコール錯体
パラベン保存剤 水 膣坐剤 (a) ラクトース ポリエチレングリコール 400 ポリソルベート 80 ポリエチレングリコール 4000 グリセリン 乳酸 (b) ポリエチレングリコール ポリオキシエチレンパルミテート 乳酸 膣適用のための局所用ベヒクルは、通常のバクテリアが
繁殖する酸性条件にpH一調節して、体防禦機構を弱め
ないようにする。
パラベン保存剤 水 膣坐剤 (a) ラクトース ポリエチレングリコール 400 ポリソルベート 80 ポリエチレングリコール 4000 グリセリン 乳酸 (b) ポリエチレングリコール ポリオキシエチレンパルミテート 乳酸 膣適用のための局所用ベヒクルは、通常のバクテリアが
繁殖する酸性条件にpH一調節して、体防禦機構を弱め
ないようにする。
もちろん、当業者はこのこと及び抗ウイルス剤の局所適
用に包含される他の考察を充分に注意している。
用に包含される他の考察を充分に注意している。
局所製剤は、ウイルスを有効に阻止する割合の活性物質
即ち、組成物全重量の約0.01〜10重量%、特に0
.025〜1重量%殊に0.025〜0.1重量%を含
有する。
即ち、組成物全重量の約0.01〜10重量%、特に0
.025〜1重量%殊に0.025〜0.1重量%を含
有する。
約10重量%までが不応性状態の治療に使用できる。
もちろん、このような製剤の他の成分の量は、通常使用
されているこのような成分の量に一致し、適当な処方の
決定は、当業者にとってはこの記載内で容易に可能であ
る。
されているこのような成分の量に一致し、適当な処方の
決定は、当業者にとってはこの記載内で容易に可能であ
る。
抗ウイルス剤が適用される形式は、処理される特定のウ
イルス感染症に依り決まる。
イルス感染症に依り決まる。
例えば、感染がインフルエンザ又は他の呼吸器系ウイル
スにより起され、それが上部呼吸腔中であることが明ら
かであるなら、有利な処置法はエーロゾル鼻スプレーで
ある。
スにより起され、それが上部呼吸腔中であることが明ら
かであるなら、有利な処置法はエーロゾル鼻スプレーで
ある。
それというのは、これは感染の位置に対して最も有効に
達するからである。
達するからである。
経口又は注射による治療は、感染の重症度に依り決まる
。
。
感染が下部呼吸器系感染又は他の系のウイルス感染であ
ることが明らかである場合に有利な処理形式は、経口で
あるか又は注射による。
ることが明らかである場合に有利な処理形式は、経口で
あるか又は注射による。
感染症が局所的なもの、例えば口唇匍行疹(唇ヘルペス
、急性天@癒)、陰部庖疹(陰茎又は膣のウイルス感染
)、帯状庖疹( Shingles )、水痘( ch
ickenpox )、エクツエマ・ヘルペテイクム
( exzema herpeticurn )、皮
膚庖疹(herpesdermatitis )等であ
る場合に、適当な適用は、前記のような局所適用により
、可能な場合は前記のような経口処置又は注射処置とも
組合される。
、急性天@癒)、陰部庖疹(陰茎又は膣のウイルス感染
)、帯状庖疹( Shingles )、水痘( ch
ickenpox )、エクツエマ・ヘルペテイクム
( exzema herpeticurn )、皮
膚庖疹(herpesdermatitis )等であ
る場合に、適当な適用は、前記のような局所適用により
、可能な場合は前記のような経口処置又は注射処置とも
組合される。
例示のために次の局所適用の処方を示す:軟膏
本発明のトリアゾールの各々の詳細な抗ウイルス活性は
示されている。
示されている。
これらはシドウエル( Sidwell )等の方法に
よるウィルスー惹起細胞病理効果(CPE)を用いる活
性試験で試験した〔アプライド・マイクロバイオロジイ
** ( Applied Microbio
logy ) 2 2 : 7 9 7 〜801(
1971)参照〕。
よるウィルスー惹起細胞病理効果(CPE)を用いる活
性試験で試験した〔アプライド・マイクロバイオロジイ
** ( Applied Microbio
logy ) 2 2 : 7 9 7 〜801(
1971)参照〕。
要するに、CPE法には、水中のビタミン、アミノ酸、
血清、緩衝液、ペニシリン、ストレプトマイシン及び指
示染料よりなる細胞培養媒体中への抗ウイルス剤の溶解
も包含される。
血清、緩衝液、ペニシリン、ストレプトマイシン及び指
示染料よりなる細胞培養媒体中への抗ウイルス剤の溶解
も包含される。
この細胞培養媒体中に懸濁されたウイルスをKB細胞の
達成された単一層に加え、次いで15分以内に同量の抗
ウィルス剤を加えた。
達成された単一層に加え、次いで15分以内に同量の抗
ウィルス剤を加えた。
感染され処理された細胞は次の顕微鏡試験で評価した。
各実験に対する対照は、細胞対照(細胞と細胞培地のみ
)、ウイルス対照(細胞とウィルス及び細胞培地)及び
毒性対照(細胞及び細胞培地)を包含する。
)、ウイルス対照(細胞とウィルス及び細胞培地)及び
毒性対照(細胞及び細胞培地)を包含する。
前記のアプライド・マイクロバイオロジイに記載のシド
ウエル等のウィルス評価(VR)系をCPE阻止の程度
を評価するために用いた。
ウエル等のウィルス評価(VR)系をCPE阻止の程度
を評価するために用いた。
0.5より大きいVRは顕著な抗ウィルス活性を示して
おり、0.5より小さいVRは、僅かな抗ウィルス作用
を示している。
おり、0.5より小さいVRは、僅かな抗ウィルス作用
を示している。
麻疹ウイルスを用いる実験で、前記の方法を、感染細胞
を抗ウィルス化合物を含有する寒天一血清一重炭酸塩で
被覆するとウィルス斑点は識別できた。
を抗ウィルス化合物を含有する寒天一血清一重炭酸塩で
被覆するとウィルス斑点は識別できた。
この斑点は4日目に中性赤色染料で染色され、抗ウイル
ス化合物への露呈の際に生じる斑点数の減少を測定した
。
ス化合物への露呈の際に生じる斑点数の減少を測定した
。
この実験に対する方法は、ウエア(Wear )等によ
り記載されている( Exptl.and Molec
ular pathol .9 : 4 0 5−4
17、(1968年)参照〕。
り記載されている( Exptl.and Molec
ular pathol .9 : 4 0 5−4
17、(1968年)参照〕。
この抗ウィルス実験の結果を次の第1表に示す:参考例
各々の抗ウイルス剤をマウスにおけるインフルエンザA
2感染に対する効果に関して試験した。
2感染に対する効果に関して試験した。
若成マウスを動物の約65%が8〜13日以内に死亡す
るのに充分な量のインフルエンザA2 ウィルスのエー
ロゾルに露呈した。
るのに充分な量のインフルエンザA2 ウィルスのエー
ロゾルに露呈した。
群を当初に4時間前ウイルス露呈し、食塩中に懸濁させ
た種々の濃度の化合物で、1日2回6〜9日腹腔内処理
した。
た種々の濃度の化合物で、1日2回6〜9日腹腔内処理
した。
対照には、ウイルス対照(ウイルスに露呈し食塩だけで
処置)、毒性対照(ウイルス稀釈物(MEM)で疑偽感
染させ、試験化合物で処理した)及び正常対照(感染さ
せず、処理せず)が包含される。
処置)、毒性対照(ウイルス稀釈物(MEM)で疑偽感
染させ、試験化合物で処理した)及び正常対照(感染さ
せず、処理せず)が包含される。
実験の間に死亡する動物を毎日観察し、25日目に生残
マウスの肺を取り出し、起っているウイルス性硬変の程
度を0〜40尺度で評価する。
マウスの肺を取り出し、起っているウイルス性硬変の程
度を0〜40尺度で評価する。
次いで、肺を適当な群にプールし、燐酸塩緩衝食塩(P
BS,pH 7.2、0.2M PO4、0.15MN
aC l ) 1. 5 ml中でホモジナイズした。
BS,pH 7.2、0.2M PO4、0.15MN
aC l ) 1. 5 ml中でホモジナイズした。
ホモジナイズされた肺調製物を1 5 0 0 r.p
.rn.で15分間遠心し、PBS各稀釈物に、同量の
0.5%モルモット赤血球細胞中で2倍に稀釈した。
.rn.で15分間遠心し、PBS各稀釈物に、同量の
0.5%モルモット赤血球細胞中で2倍に稀釈した。
肺中のウイルスの尺度である赤色細胞凝集の程度を、室
温で45分間恒温保持の後に記録した。
温で45分間恒温保持の後に記録した。
この赤色細胞凝集をITIll当りのへマグルチニン(
HA)価として表現した。
HA)価として表現した。
例■〜■から、化合物1及び2の双方は、抗ウィルス活
性のスペクl・ルを有し、特にインフルエンザウイルス
に対して有効である。
性のスペクl・ルを有し、特にインフルエンザウイルス
に対して有効である。
相対的な細胞毒性の研究結果は、細胞構造の僅かな変化
を示し、化合物1で32〜1000μク/TrLlで細
胞構造の僅かな変化及び化合物2で1μ? /rulま
で低下した濃度で同様な変化を起こさせることが明らか
である。
を示し、化合物1で32〜1000μク/TrLlで細
胞構造の僅かな変化及び化合物2で1μ? /rulま
で低下した濃度で同様な変化を起こさせることが明らか
である。
各化合物は使用した水性媒体中に比較的不溶であり、抗
ウイルス作用は細胞構造中で僅かに限られていてよく、
溶解度の相対的損失は、動物実験の抗ウイルス作用を過
度に限定しなかった。
ウイルス作用は細胞構造中で僅かに限られていてよく、
溶解度の相対的損失は、動物実験の抗ウイルス作用を過
度に限定しなかった。
動物毒性実験において、化合物1は、1000■/ky
/日の濃度で1日2回9日間腹腔内適用する際にマウス
に対して無害であり、化合物2は、同様な処置法で25
0m9/kg/日の低濃度適用の際に重量低下及び死亡
により示された中程度の毒性であった。
/日の濃度で1日2回9日間腹腔内適用する際にマウス
に対して無害であり、化合物2は、同様な処置法で25
0m9/kg/日の低濃度適用の際に重量低下及び死亡
により示された中程度の毒性であった。
従って、■・2・4−トリアゾールー3−カルポキシア
ミドの抗ウイルス活性は、寄生主による1−β−D−リ
ボフラノシル−1・2・4−トリアゾールー3−カルポ
キシアミドへのその酵素的変換によることも認められる
。
ミドの抗ウイルス活性は、寄生主による1−β−D−リ
ボフラノシル−1・2・4−トリアゾールー3−カルポ
キシアミドへのその酵素的変換によることも認められる
。
とにかく、このような酵素変換により1−β−D−リボ
フラノシル−1・2・4−トリアゾールー3−カルポキ
シアミドの合成法が得られる。
フラノシル−1・2・4−トリアゾールー3−カルポキ
シアミドの合成法が得られる。
この酵素は精製蛋白質であってよいか又は、活発に代謝
するバクテリア又は真菌細胞中に存在しうる。
するバクテリア又は真菌細胞中に存在しうる。
活性の代謝バクテリア又は真菌細胞中に存在する場合は
、これは、これら細胞又はこれら細胞の突然変異体を用
いる培養法が1・2・4−トリアゾールー3−カルポキ
シアミドからの1−β−D−リボフラノシル−1・2・
4−トリアゾールー3−カルボキシアミドの製造を行な
わせることが期待される。
、これは、これら細胞又はこれら細胞の突然変異体を用
いる培養法が1・2・4−トリアゾールー3−カルポキ
シアミドからの1−β−D−リボフラノシル−1・2・
4−トリアゾールー3−カルボキシアミドの製造を行な
わせることが期待される。
Claims (1)
- 1 1−β一D−リボフラノシル−1・2・4一トリア
ゾールー3−カルポキシアミドを製造するために、1・
2・4−トリアゾールー3−カルボキシアミドをリボー
ス−1−ホスフエートの存在、約5〜9のpH値、及び
約0〜50℃の温度で酵素ヌクレオシドホスホリラーゼ
と反応させることを特徴とする1−β−D−リボフラノ
シル−1・2・4−トリアソ−/1/−3−カルボキシ
アミドの製法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US340332A US3927216A (en) | 1971-06-01 | 1973-03-12 | 1,2,4-Triazol E-3-carboxamides for inhibiting virus infections |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5029720A JPS5029720A (ja) | 1975-03-25 |
JPS5836960B2 true JPS5836960B2 (ja) | 1983-08-12 |
Family
ID=23332899
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49028432A Expired JPS5836960B2 (ja) | 1973-03-12 | 1974-03-12 | 1−β−D−リボフラノシル−1.2.4−トリアゾ−ル−3−カルボキシアミドの製法 |
JP58069292A Expired JPS5915886B2 (ja) | 1973-03-12 | 1983-04-21 | ウイルス感染症の進展を阻止する獣医用薬剤 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58069292A Expired JPS5915886B2 (ja) | 1973-03-12 | 1983-04-21 | ウイルス感染症の進展を阻止する獣医用薬剤 |
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AR (1) | AR205339A1 (ja) |
BE (2) | BE812191A (ja) |
CH (1) | CH602785A5 (ja) |
DE (1) | DE2411823A1 (ja) |
ES (1) | ES424201A1 (ja) |
FR (2) | FR2221138B1 (ja) |
GB (1) | GB1427304A (ja) |
IE (1) | IE38987B1 (ja) |
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LU (1) | LU69626A1 (ja) |
NL (1) | NL7403289A (ja) |
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ATE7694T1 (de) * | 1980-02-14 | 1984-06-15 | Grigg, Ronald Ernest | Derivate von 2-methyl-5-thiazolmethylamin und carboxamid. |
ATE4225T1 (de) * | 1980-04-23 | 1983-08-15 | The Wellcome Foundation Limited | Synthese von deazapurin-nukleosiden. |
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BE902199A (fr) * | 1984-10-29 | 1985-07-31 | Vira Tek Inc | Procede de traitement medical de maladies virales utilisant le 1-beta-d-ribofurannosyl-1, 2,4-triazole-3-carboxamide. |
JPS62165096A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-21 | Hitachi Ltd | 給油装置 |
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- 1974-03-12 DE DE2411823A patent/DE2411823A1/de active Pending
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