JPS583217Y2 - キヤパシタンス スタビリティのよい多心電線 - Google Patents
キヤパシタンス スタビリティのよい多心電線Info
- Publication number
- JPS583217Y2 JPS583217Y2 JP1426177U JP1426177U JPS583217Y2 JP S583217 Y2 JPS583217 Y2 JP S583217Y2 JP 1426177 U JP1426177 U JP 1426177U JP 1426177 U JP1426177 U JP 1426177U JP S583217 Y2 JPS583217 Y2 JP S583217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- shielding layer
- semiconductive shielding
- insulator
- good capacitance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、静電容量の変化を利用する計測器およびマ
イクロホンなどのリード線に使用して好適な静電容量の
変化の小さい、すなわちキャパシタンス スタビリテイ
のよい多心電線に関するもので、その目的とするところ
は屈曲による静電容量の変化を小さくおさえるとともに
製造コストの低減を図ることにある。
イクロホンなどのリード線に使用して好適な静電容量の
変化の小さい、すなわちキャパシタンス スタビリテイ
のよい多心電線に関するもので、その目的とするところ
は屈曲による静電容量の変化を小さくおさえるとともに
製造コストの低減を図ることにある。
まず従来技術とその問題点を2心電線の例について述べ
る。
る。
第1図の電線は、導体10上に絶縁体12を設けた線心
2本を、介在14とともにより合せ、その上に軟銅線の
編組でじゃへい層16を形成し、その上にシース18を
設けたものである。
2本を、介在14とともにより合せ、その上に軟銅線の
編組でじゃへい層16を形成し、その上にシース18を
設けたものである。
ところがこのような電線は曲げたときにじゃへい層16
の編組が変形し、また線心直互が離れたりして、導体1
0相互間およびしやへい層16と導体10との間の静電
容量が大きく変化する欠点がある。
の編組が変形し、また線心直互が離れたりして、導体1
0相互間およびしやへい層16と導体10との間の静電
容量が大きく変化する欠点がある。
また第2図に示すものは、導体10上に絶縁体12を設
け、その上に編組のじゃへい層26を設けてこれを線心
とし、これらを介在14とともにより合わせ、その上に
シース18を設けたものである。
け、その上に編組のじゃへい層26を設けてこれを線心
とし、これらを介在14とともにより合わせ、その上に
シース18を設けたものである。
このように各線心を同軸形にすると、静電容量の安定性
が第1図の場合に比べて格段と向上するが、なお曲げた
ときに編組がういたり、また反対に締ったりして静電容
量が変化する。
が第1図の場合に比べて格段と向上するが、なお曲げた
ときに編組がういたり、また反対に締ったりして静電容
量が変化する。
またこの方式のものは製造コストが高くなり、電線の外
形も大きくなるという欠点もある。
形も大きくなるという欠点もある。
この考案は上記の観点からしやへい層を絶縁体との一体
化が可能な半導電性材料で構成することにより上記欠点
を除去したものである。
化が可能な半導電性材料で構成することにより上記欠点
を除去したものである。
なお上記半導電性の材料としては、例えばドタイト(藤
倉化或社製商品名)のごとき塗料があげられる。
倉化或社製商品名)のごとき塗料があげられる。
第3図はこの考案の実施例を示したもので同一符号は第
1図と同一物を示す。
1図と同一物を示す。
図において36がじゃへい層で絶縁体12上に前記ドー
タイトを20〜200μm厚に塗布、テ′イツピング等
により一体に形成したものである。
タイトを20〜200μm厚に塗布、テ′イツピング等
により一体に形成したものである。
なお使用に際しては半導電性のしゃへい層を端末におい
て接地する必要があるが、その作業性を考慮して予め第
4、第5図のごとき構造にする方が望ましい。
て接地する必要があるが、その作業性を考慮して予め第
4、第5図のごとき構造にする方が望ましい。
すなわち第4図は半導電性のしゃへい層36が施された
一対の線心の外側に密着して金属編組46を設けたもの
で、前記しゃへい層36の接地をこの金属編組46を介
して行うものである。
一対の線心の外側に密着して金属編組46を設けたもの
で、前記しゃへい層36の接地をこの金属編組46を介
して行うものである。
第5図は、第4図における金属編組にかえてドレンワイ
ヤ20を線心に密着して設けたもので、しやへい層36
の接地をこのワイヤ20を介して行うものである。
ヤ20を線心に密着して設けたもので、しやへい層36
の接地をこのワイヤ20を介して行うものである。
また要すれば金属編組とドレンワイヤとを併用すること
もできる。
もできる。
以上本実施例は全て2心の場合についての説明であるが
、3心、4心あるいはそれ以上の場合にも同じように適
用できる。
、3心、4心あるいはそれ以上の場合にも同じように適
用できる。
この考案による効果は次のとおりである。
(1)じゃへい層を絶縁体と一緒に形成したので屈曲時
にもしやへい層の変形が小さく、よって静電容量の変化
を小さく押えることができる。
にもしやへい層の変形が小さく、よって静電容量の変化
を小さく押えることができる。
(2)じゃへい層を非常に薄肉にできるため各線心上に
設けても電線全体の外径が大きくならない。
設けても電線全体の外径が大きくならない。
(3)じゃへい層となる導電性塗料の付着は絶縁体12
の被覆と同じスピードで行うことができるので、これら
は同一の工程で加工できる。
の被覆と同じスピードで行うことができるので、これら
は同一の工程で加工できる。
それゆえ製造コストも安くなる(編組は絶縁体12の被
覆に比べはるかにスピードが遅いので同一工程でできな
い)。
覆に比べはるかにスピードが遅いので同一工程でできな
い)。
第1、第2図は従来技術の異なる例の断面図、第3図は
この考案の実施例の断面図、第4、第5図はこの考案の
他の実施例を示す断面図である。 10:導体、12:絶縁体、20:ドレンワイヤ、36
:半導電性のしゃへい層、46:金属編組。
この考案の実施例の断面図、第4、第5図はこの考案の
他の実施例を示す断面図である。 10:導体、12:絶縁体、20:ドレンワイヤ、36
:半導電性のしゃへい層、46:金属編組。
Claims (4)
- (1)導体と、導体上に設けられた絶縁体と、絶縁体上
に一体に設けられた半導電性のしゃへい層とからなる線
心を複数本集合し、その外側にシースを施して成ること
を特徴とするキャパシタンススタビリテイのよい多心電
線。 - (2)半導電性のしゃへい層が導電性塗料であることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のキャパ
シタンス スタビリテイのよい多心電線。 - (3)半導電性のしゃへい層が、その上に密着して設け
た金属編組を介して接地されて戊ることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載のキャパシタンス ス
タビリテイのよい多心電線。 - (4)半導電性のしゃへい層がそれと密着して添わせた
ドレンワイヤを介して接地されて成ることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載のキャパシタンス
スタビリテイのよい多心電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426177U JPS583217Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | キヤパシタンス スタビリティのよい多心電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1426177U JPS583217Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | キヤパシタンス スタビリティのよい多心電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53111279U JPS53111279U (ja) | 1978-09-05 |
JPS583217Y2 true JPS583217Y2 (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=28833855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1426177U Expired JPS583217Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | キヤパシタンス スタビリティのよい多心電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583217Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-10 JP JP1426177U patent/JPS583217Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53111279U (ja) | 1978-09-05 |
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