JPS5831877A - エレベ−タ−の群管理制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレベータ−の制御に関し、特にホール呼びを
エレベータ−に割当て、この割当てエレベータ−をホー
ル待客に報知するエレベータ−０群管理制御装置に係る
。

最近、複数のエレベータ−が並設されているものにおい
ては、ホール呼に対して、応答するエレベータ−を早期
に決定することが考えられている。

即ち、ホール呼びが発生すると、サービスするに最も都
合の良いエレベータ−に前記ホール呼びを割当てるわけ
である。これによシ、ホール呼に対して各エレベータ−
を能率的に運転させると共に、ホール呼に対してサービ
スするであろうエレベータ−をホール待客に報知し、ホ
ール待客を誘導する。

これにより、従来発生していたダンゴ運転（複数のエレ
ベータ−が一群になって走行すること、）や、ホール待
客の乗遅れ、かけ込み等を解消し、エレベータ−のサー
ビス向上を図ることができる。

上記ホール呼をエレベータ−に割当てる方法としては種
々考えられている８例えば、各エレベ−ターの乗かご位
置を基準に、該かと位置から先行する他の乗かご位置ま
での階床に生じたホール呼はすべて前記乗かとに割当て
る方法、あるいは、エレベータ−の走行する全階床を、
複数の領域に別け、各領域内に生じたホール呼はその領
域内に位置する乗かとに割当てる方法等である。

しかし、ｈずれのホール呼を割当てる方法においても、
下記する現象が生じることが解った。

すなわち、割当てられたホール呼をすべてサービスする
と最後には満員になシ積み残しが生じるよ５なエレベー
タ−に対しても、さらに、以後発生したホール呼びを割
当てるような現象である。

このような場合、割当てられたホール呼びを全てサービ
スし終えないうちに満員となるため、例え以後割当てら
れたホール呼階床に停止してもサービス不可能であシ、
ホール待客は再度ホール呼釦を操作して他のエレベータ
−を待たねばならない。

このことは、ホール待客の待時間を非常に長くすること
になシ好ましくない、これを避けるために、乗かごが満
員となった場合、サービス不可能な残シのホール呼は他
のエレベータ−に再割当てすることが考えられる。シか
じ、ホール呼に対して迭答するエレベータ−を、ホール
待客に案内灯等で報知しているため、前記再割当てＫよ
シ案内灯も変更することが必要となシ、案内灯の信頼性
が低下し、その効果を半減することになる。

本発明は上記した、ホール呼をエレベータ−に割当てる
ことによシ発生する満員、積残し、あるいはホール呼の
再割当て等を防ぎ、その目的とするところは、ホール待
客に対するサービスエレベータ−の報知精度および信頼
性の向上を図るに有効なエレベータ−の８Ｆ管理制御装
置を提供するにある。

本発明の特徴は、乗かご内の乗客数とホール呼が割当て
られ停止することを予定している階床のホール待客数と
を加算することによシ、かご内の乗客数を予測すると共
に、該かご内予測乗客数を用いてホール呼びの割当てを
制限することによル、割当て変更の機会を軽減して、上
記報知装置の精度および信頼性を向上したところＫある
。

尚、ここでホールの待客数を検出する装置としては、最
近種々考えられてるが、その−例としては例えば同一出
願人によシ出願された特願昭４８−１０７４６８　号に
記載されているものが有る。該内容を簡単に説明すると
、各階床のエレベータ−乗場に、待客−人に相等する面
積を有するマッドスイッチを多数配置し、該マッドスイ
ッチが動作している数を検出することによｐ１ホール待
客数を予測するものである。

以下本発明を適用した場合の一実施例を図を用りて説明
する。

尚、実施例においては３台のエレベータ−Ａ〜Ｃが１〜
ｌＯ階床をサービスする場合を示す。またホール呼びを
エレベータ−に割当てる方法としては、各エレベータ−
毎に乗かごの位置を基準に、ホール呼に対して応答する
範囲（以下サービス・ゾーンと称す。）を設定し、該サ
ービスゾーンを用いて行うものを例に上げて説明する。

ここで、上記サービスシー／について第１図を用いて簡
単に説明する０図に示すようにＡ−Ｃ号機が１−１０階
床をサービスする場合であシ、今Ａ号機が２階上昇、Ｂ
号機が１０階下降、Ｃ号機が５階下降方向を走行中であ
るとする。このときのサービスゾーンは各乗かどの位置
を基準に、先行乗かごまでの階床、即ち各エレベータ−
は矢印で示す範囲をサービスゾーンとしている。この状
態で例えば８階上昇方向のホール呼びが発生すると、該
ホール呼びはＡ号機に割当てられ、７階下降方向のホー
ル呼びはＢ号機に割当てられあ、陶、上記サービスシー
／は各エレベータ−の間隔、停止すべき呼び数等に応じ
ても調整されるが、詳細には後の具体的実施例中で説明
する。

第２図は、本発明を説明するための一実施例ブロック図
を示す、１はホール呼び釦、２はホール待客数検出装置
でらシ、各階床毎に設置されている。３〜８は各エレベ
ータ−毎に設置されるものである。３はかご自乗客数検
出装置、４は停止予定階床Ｏホール待客数検出装置、５
はかご内予測乗客数検出装置、６は乗込制限人員設定装
置、７はサービスゾーン設定装置、８は間隔制御装置を
示す。９ｔ−ｉ各エレベータ−に設けられたサービスゾ
ーン設定装置７からの信号を基に、ホール呼びに対して
応答するエレベータ−を決定するホール呼びのかご割当
て装置を示す。

ホール呼び釦ｌが操作されると、ホール呼びをエレベー
タ−乗かとに割当てるかご割当て装置９に伝達される。

ホール呼びのかご割当て装置９は各エレベータ−のサー
ビスゾーン設定装置７からの信号を基に、前記ホール呼
び階床をサービスゾーン内に含むエレベータ−に前記ホ
ール呼びを割当てる１図示する３〜８を有するエレベー
タ−にホール呼びが割当てられると、該割当て信号が停
止予定階床のホール待客数検出装置４に伝達される。こ
れにより、停止予定階床のホール待客数検出装置は、ホ
ール呼び釦１及びそのホールの待客数検出装置２からの
信号を入力し、既に割当てられているホールの待客数と
力Ω算する。一方、このエレベータ−のかご自乗客数は
検出装置３にて検出されている。かご内予測乗客数検出
装置５は、上記検出装置３及び４よシ得られたかご自乗
客数と停止予定階床のホール待客数を加算することにニ
ジ、かご内の予測乗客数を検出する。該かご内予測乗客
数と設定装置６からの乗込人員制限値とを比較し、かご
内予測乗客数が乗込人員側＠償以上になると、サービス
ゾーン設定装置に働きかける。これによシサービスゾー
ン設定装置７はサービスゾーンを制限し、以後、ホール
呼びが割当てられることを制限する。ここでサービスゾ
ーンを制限するとは、例えば、このエレベータ−のサー
ビスゾーンをカットすること、あるいはサービスゾーン
幅を狭くすること等が考えられる。

以上、簡単に説明したよう罠、本発明はホール呼割当て
階床のホール待客数とかご自乗客数を加算することによ
りかご内予測乗客数を検出し、骸かご内予測乗客数を用
いてホール呼びの割当て制御することを特徴としている
。

以下本発明を適用した工Ｖベーター装置の一実施的回路
構成を第３図〜第１５図を用いて詳細に説″ｔ６・　　
　　　　　　　　　　　　　　　す第３図はエレベータ
−相互間の位置間隔を検出、る回路であり、Ａ号機とそ
れに続くエレベータ−の間隔を検出する。それぞれの記
号は次の通りである。

ＦＩＵＡ　ＮＦＱＵＡ　　　Ａ号機の上昇時の１〜９階
の位置信号 Ｆ２ＤＡ−ＦＩＯＤＡ　　Ａ号機の下降時の２〜１０階
の位置信号 ＦＩＵＢ−ＦＱＵＢ　　　Ｂ号機の上昇時の位置信号Ｆ
２ＤＢ−ＦＩＯＤＢ　　Ｂ号機の下降時の位置信号ＦＩ
ＵＣ−Ｆ９ＵＣＣ号機の上昇時の位置信号Ｆ２ＤＣ−Ｆ
ＩＯＤＣＣ号機の下降時の位置信号０１［ＪＡ１〜０９
ＵＡ２，０２ＬｉＡ１→ｌＯ拠２　オア素子Ｉ　Ｉ　Ｕ
Ａ〜ｌ９ＵＡ、ｌ２ＤＢ−１１０ＤＡ　　インヒビット
素子ｒｌ　、ｒ・　抵抗 ｄａ　　Ａ号機とそれに続くエレベータ−との位置間隔
信号 図のようにエレベータ−サービス階をＦＩＵ−Ｆ２Ｄ−
Ｆ３Ｄ・・・・・・Ｆ９Ｄ−ＦＩＯＤ−Ｆ２Ｏ−Ｆ２Ｏ
・・・・・・Ｆ２Ｏ−ＦＩＵ　　とエンドレスに接続し
、Ａ号機の位置信号を順次送シ伝え、Ｂ号機、Ｃ号機の
位置信号によシ信号が遮断されるまで送シ伝える。この
とき各階からの信号を抵抗ｒ、ｒ＠により位置間隔に相
当する信号ｄ８を得る。

たとえばＡ号機が８階上昇方向、Ｂ号機が２階上昇方向
、Ｃ号機が５階下降しているような場合を考える。（こ
の場合にＡ号機に続くエレベータ−はＢ号機である。）
Ａ号機の位置信号Ｆ８ＵＡはＦ８ＵＡ−０８ＵＡ１−ｌ
８ＵＡ−０７ＵＡ１・・・・・・工３υＡ−０２ＵＡ　
１−　Ｉ　２　ＵＡ　　と伝わる。しかしながら、Ｂ号
機の位置信号Ｆ２ＵＢが信号＠１ｍであシ、Ｆ２ＵＢ−
０２ＵＡ２−ｌ２ＵＡとなって１２ＵＡを禁止している
。このため、ｌ２ＵＡの出力信号は＠０”であシ、信号
はそれ以上伝わらない。

以上かられかるように、ｌ８ＵＡ、　ｌ７ＵＡ、・・曲
ｌ４ＵＡ、ｌ３ＵＡの出力信号は１１”であシ、それら
に接続される抵抗ｒを通じて抵抗ｒ６の両端に６階床の
位置信号に相当する信号があられれ、信号ｄ１となる。

このとき抵抗ｒとｒ）の割合をｒ　＞　ｒ　＠とすれば
階床数に比例した信号が抵抗ｒ・の両端にあられれる。

第４図はＡ号機の停止すべき呼び数構出回路であシ、Ｒ
ｙＩＵＡ１〜Ｒｙ９［ＪＡｌ、　ｋＬｙ２ＤＡ１〜ｆＬ
ｙｌＯＤＡ１は、’ｉｘｘ図のＡ号機がホール呼に対し
て停止するときオンする接点の接点信号である。第３図
と同様に抵抗ｒ、ｒ６によシ停止すべき呼び数に比例し
た電圧ＣＡを得ることができる。尚、ここでは、ホール
呼に対して停止する数を検出しているが、同様にかご内
行先呼び信号も入力すれば、停止すべき呼数の全てを検
出できる。

第５図は各エレベータ−の停止すべき呼び数を加算し、
１台車シの平均呼び数を算出する。ＣＡ〜ＣＣは第４図
のようにして得られるＡ−Ｃ号機の停止すべき呼び数、
Ｎ０ＡＩ、２、Ｎ０ＢＩ、２、Ｎ０Ｃ１，２Ｆｉそれぞ
れＡ−Ｃ号機が管理運転よシ切シけなされた時に開路す
る接点である＠　Ｒ１１は演算抵抗、ＯＰｌは演算増巾
器であシ、入力と出力の符号が反転する。

今Ａ−Ｃ号機が管理運転中であると、接点Ｎ０ＡＩ、２
〜Ｎ０Ｃ１，２は全部閉路する。このときのＡ−Ｃ号機
の呼び入力をそれぞれＣＡ、ＣＢ。

ＣＣとすれば演算増巾器の出力Ｃは次式となる。

１ ・・・・・・・・・Ｃ１） またたとえばＡ号機が管理運転から切シけなされたとす
れば ｓ すなわち、演算増巾器の出力Ｃは各エレベータ−の停止
すべき呼び数を平均した値となる。

第６図は第７図における比較器の比較電圧を得る回路で
ある。今、Ａ−Ｃ号機が管理運転して込ると接点Ｎ０Ａ
３〜Ｎ０Ｃ３は開路している。したがって演算増巾器Ｏ
Ｐ２の出力は次式となる。

ここで抵抗Ｒｓ、几４．Ｒ・を適当に選定して、たとえ
ばＶｏｐｍ＝６Ｖとする。を九Ｂ−１！横が管理運転よ
シ切シけなされた場合ＫＦｉ接点Ｎ、ＯＡ３が閉路し、
演算増幅器ＯＰ２の出力電圧は ・・・・・・・・・・・・（２） となる、ここでＲ２を適当に選定しておけば、たとえば
Ｖｏｐ怠＝１０ｖとできる。このような演算増幅器の出
力電圧を可変抵抗器Ｒｉ　、几６にょシ適当に分圧し、
Ｖｔ　＊　Ｖｌの比較器基準電圧を得る。

上記のようＫ　Ｖｏ　Ｐ雪＝６Ｖのとき、Ｖｔ、Ｖ冨の
出力をそれぞれｓｖ、４Ｖとし、Ｖａｔｓ　＝　１０　
Ｖのときには＆３Ｖ、ａ６Ｖとすることができる。

第７図はＡ号機のエレベータ−間隔を判断する回路であ
り、第３図〜第６図から入力がある。

０ＰＡ１〜２：演算増巾器 ＣＭＡＩ〜２：比較器で２人力の和が零あるいは正にな
ると出力は１１″とな る。

ＮＡ　　　　　：ノット素子 ＩＨ、インヒビット素子 ＥＯＡ−Ｅ２Ａ：時閣的開隔判断信号。それぞれＡ号機
の位置を実際の位置から 見かけ上進める指令、たとえば ＥＯＡは０階床、ＥＩＡは１階 床、Ｅ２Ａは２階床進める。

第４図よシ得られたＡ号機の停止すべき呼び数ＯＡと第
５図よシ得られた平均呼び数を演算増幅器０ＦＡＩで差
し引きする。すなわち演算増幅器０ＰＡ１の出力 ＶＯＰＡＩ＝　　（ＣＡ＋Ｃ）＝−ＣＡ＋−（ＣＡ＋Ｃ
Ｂ＋ＣＣ）・・・・・・・・・・・・（３） となる。演算増幅器０ＰＡ２の出方は同様にしてここで
几γム〜Ｒ―ムの比を適当に選択すれば、たとえばエレ
ベータ−間隔１階床分がＩＶ、呼び数１個分が３Ｖ位に
設定できる。すなわちエレベータ−間隔に対するウェイ
′トと呼びに対するウェイトを適当に選択することにょ
シエレベーターの時間的間隔を算出することができる。

上式は次のようになる。

・・・・・・・・・・・・（５ン この式から容易にわかるように停止すべき呼び数が平均
呼び数と等しければ（５）式における第１項第２項は等
しくなシＶｏｐｈｓ：：　Ｋｘｄム　となる。しかし平
均呼び数よりＡ号機の停止すべき呼び数が＝＋３■とな
る。また反対に平均呼び数よシ停止（ＣＡ＋ＣＢ＋ＣＣ
）＝−３Ｖとなる。

これかられかるようにエレベータ−間隔が呼び数を考慮
した時間的間隔として得られる。

今、Ａ号機とそれに続くエレベータ−の間隔が６階床で
、呼び数平均よシ１個多込場合を考えると、Ｖｏｐｈ＊
　＝＋３Ｖ　６Ｖ＝−３Ｖとナル、比較器ＣＭＡ　ｌ　
、　ＣＭＡ　２の基準記号として上述のようにＶ　工＝
　５　Ｖ　−Ｖ　ｓ　＝　４　Ｖ　トｆ　ルト、比’Ｉ
Ｚ器ＣＭＡＩは一３■と５■で出力はＭｌ”となり、ま
た比較器ＣＭＡ２は同様に一３■と４Ｖで出力は′″１
”となる、このため時間的間隔判断信？Ｅ２Ａの信号が
＠１１となｐ、ＥＩＡはイ／ヒビット素子ＩＨが禁止さ
れ、ＥＯＡはノット素子ＮＡが＠１′＃のたり出力は１
０ｍとなる。

またＶｏｐｈｓ＝　　５Ｖの場合には、比較器ＣＰＪＬ
Ａ１の入力は一５ｖと５■で出力は＠ｌ”となるが、比
較器ＣＭＡ２の入力は一５Ｖと４■のため出力は＠０２
である。すなわち、比較器ＣＭＡＩ、ＣＭＡ２によυエ
レベーターの時間的間隔を判断し時間的間隔判断信号Ｅ
ＯＡ−Ｅ２Ａの信号を出す。

第８図〜第１１図はＡ号機に対する位置信号と時間的間
隔判断信号、及び、後に説明する本発明の％微を成す装
置からの乗客数判断信号ＸＡ等によ、９Ａ号機のサービ
スシー／を設定し、ホール呼をエレベータ−に割当てる
回路である。尚、同様な回路は各エレベータ−毎に設け
られる。

図における記号は次の通シである。

Ａｌ（ＪＡＩ〜Ａ９ＵＡ３．Ａ２ＤＡｌ〜Ａｌ０ＤＡ３
　７７）’素子０１（ＪＡ３−０９ＵＡ６，０２ＤＡ３
→ＩＱＤＡ６　　ｔ７素子ＩＮＩ　ＵＡＩ〜ｌＮ９ＬＬ
Ａ４．ｌＮ２ＤＡ１〜ｌＮｌ０ＤＡ４　　インヒビット Ｍ、ＩＵＡ〜Ｍ９　ＵＡ　、Ｍ訂込〜Ｍｌ叶込　記憶素
子ＩＵ〜９Ｕ、２Ｄ〜ＩＯＤ　それぞれオア素子にょシ
第１０図のようＫして構成さ れる信号 Ｍｌ［７〜Ｍ９Ｕ、　Ｍ２Ｄ−ＭＩＯＤ　　第９図のよ
りに記憶信号によシ構成される信 号 ＨＣＩＵ−ＨＣ９Ｕ、ＨＣ２Ｄ−ＨＣＩＯＤそれぞれ１
〜９階の上昇および２〜１０ 階の下降のホール呼 び信号 ＬＩＵＡ−Ｌ９υＡ、Ｌ２ＤＡ−ＬＩＯＤＡ第１１図に
接続されるサービスゾーン信 号 ＲＩＵＡ−Ｒ９ＵＡ、Ｒ２ＤＡ〜ＲＩＯＤＡ自己保持機
能を持っ増巾器 ＲｙｌＬＩＡ−Ｒｙ９ＵＡ、Ｒｙ２ＤＡ〜ＲｙｌＯＩＩ
Ａ　　Ａ号にホール呼びが割ｐ当てら れる時オンする リレー。

以上のような構成において、Ａ号機が２階上昇方向にい
て、Ａ号機に先行するＢ号機が１０階下降方向にいる場
合に両方のエレベータ−に共に時間的間隔判断信号ＫＯ
が生じている場合を考える。

（またＣ号機は５Ｎ下降方向にいるとする。）乗客数判
断信号ＸＡを考慮しない場合は、Ａ号機が２階にいるこ
と、ＥＯが信号′″ｌ”である仁とからアンド素子Ａ２
ＵＡ１が信号１１”となり、オア素子０２ｔＪＡ３−０
２ｔＪＡ５−ｌＮ２ＵＡ２−ｌＮ２ＵＡ３−Ｌ　２　Ｕ
Ａと伝わる。ｔたインヒビット素子ＩＮ２υＡ２の信号
は、３階のｌＮ５ＬＩＡ１　　（図示省略）に伝わシ、
３階〜７階に順次伝わる。７階のインヒビット素子ｌＮ
７ＵＡ２の信号はさらにインヒビット素子ｌＮ８ＵＡ１
　の入力信号となシ、ｌＮ８ＵＡ１−０８ＵＡ５−ｌＮ
８ＵＡ２−ＩＮ９ＵＡｌ−０９ＵＡ５−ｌＮ９ＬＩＡ２
−ＩＮＩＯＤＡＩ　　と伝わる。これらの信号はそれぞ
れｌＮ２ＵＡ３〜ｌＮ９ＵＡ３の出力信号Ｌ２ＵＡ−Ｌ
９ＵＡを″ｌ”とし、第１１図に伝わるサービスゾーン
信号となる。一方オア素子０２Ｌ］Ａ３の信号はインヒ
ビット素子ｌＮ２ＵＡ４　に伝わシ、第１０図のような
回路比よ、？２Ｕ信号となる。すなわちＡ号機に対する
オア素子０２ＵＡ４の一人力はインヒビット素子Ｉ　Ｎ
　２　ＵＡ　４　の信号であり、他入力は接続されてい
ない、オア素子０２ＵＡ４の出力はＢ号機のオア素子０
２ＵＢ４とインヒビット素子ｌＮ２０Ｂ２　に接続され
、オア素子Ｑ２ＵＢ４の出力はＣ号機の０２０Ｃ４とｌ
Ｎ２０Ｃ２に接続される。オア素子０２ＵＡ４の出力信
号は信号２Ｕとなり、第８図のように各号機のインヒビ
ット素子ｌＮ２ＵＡ１．ｌＮ２ＵＢ１．ｌＮ２ＵＣ１の
禁止入力となる。

したがって、各エレベータ−の信号はＡ、Ｂ。

Ｃの順に優先順位を設けて、サービスゾーン設定回路の
各号機インヒビット素子ＩＮ２υＡ２゜ＩＮ２［ＪＢ２
．ｌＮ２ＵＣ２を禁止する。この説明かられかるように
、Ａ号機のオア素子０２ＵＡ３の信号＠ｌ”は信号２Ｕ
となシ、サービスゾーン設定回路をＡ−Ｃ号機共に２Ｕ
で禁止する。説明においては、Ｃ号機のインヒビット素
子ｌＮ２０Ｃ１の入力信号を禁止し、出力信号″″０１
とする。

同様にして、Ｂ号機が１０階下降方向くいるから、信号
１０Ｄが′″１”となり、Ａ号機のインヒビット素子ｌ
Ｎｌ０ＤＡＩの禁止に動作し、その出力信号を′″Ｏｍ
とする。（これＫよりＡ号機の信号はインヒビット素子
ｌＮ２ＵＡ３〜ｌＮ９ＵＡ３　の出力信号を＠ｌ”とす
る。） これよりＡ、Ｂ、Ｃ各号機のサービスゾーンは第１図に
示すようにそれぞれ２階上昇〜９階上昇。

ｌＯ階下降〜６階下降、５階下降〜２階下降および１階
上昇となシ、信号Ｌ２ＵＡ−Ｌ９ＵＡ、ＬＩＯＤＢ〜Ｌ
６ＤＢ、　Ｌ５ＤＣ−Ｌ２ＤＣおよびＬＩＵＣが＠１”
となシ第１１図に伝わる。

第１１図はＡ号機にホール呼びを割当てる回路である。

　ＲＩＵＡ−Ｒ９ＵＡ、　Ｒ２ＤＡ〜ＲＩＯＤ、Ａは自
己保持機能を持つ増幅素子、ＲｙｌＵＡ−Ｒｙ９ＵＡ。

Ｒｙ２ＤＡ〜ＲｙｌＯＤＡｌｉＡ号機に呼びが割当てら
れ走時オンするリレー、ＨＣＩＵ−ＨＣ９Ｕはホール呼
びが登録され、サービスされるまでオンするホール呼び
リレー接点である。

たとえばＡ号機が２階上昇〜９階上昇までのサービスゾ
ーンを有し、従ってＬ２ＵＡ〜Ｌ９ＵＡの信号が″１”
のとき８階上昇方向のホール呼びが生じた場合を考える
。Ｌ８ＵＡの信号は＠１＃、ＨＣ８Ｕのリレー接点は閉
じるためＬ８ＵＡ−Ｒ８ＵＡ−Ｒｙ８ＵＡ−ＨＣ８Ｕ−
Ｐの回路により、リレー１（、ｙ　８　ＵＡはオンし、
８階上昇方向のホール呼びがＡ号機に割当てられる。

増巾素子几８ＵＡは自己保持機能を有するため、Ａ号機
が８階上昇方向のホール呼びをサービスし終え、リレー
接点ＨＣ８Ｕが開くまでリレーＲｙ８ＵＡはオンする。

リレーＲｙ８［ＪＡは第８図のオア素子０８Ｕの接点入
力信号Ｒｙ８υＡ２　となり、その出力信号Ｍ８Ｕを＠
ｌ”とする、信号Ｍ８Ｕは第８図のオア素子０１υＡ６
の入力となシ、その出力を１１＃としインヒビット素子
ｌＮ８ＵＡ３の出力信号Ｌ８ＵＡを′″０１とする１図
示しないが、同様ＫＭ８Ｕの信号はＢ号機のイ／ヒビッ
ト素子ｌＮ８０Ｂ３　を禁止しその出力信号Ｌ８ＵＢｔ
−＠０”とし、Ｃ号機のイ／ヒビット素子ｌＮ８ＵＣ３
を禁し、その出力信号Ｌ８ＵＣをも０１とする。これに
よシ、８階上昇方向のホール呼びはＡ号機以外のエレベ
ータ−が応じないようにインターロックする。１０階下
降方向のホール呼びが生じた場合は、Ａ号機は１０階下
降をサービスゾーン内に持たないため信号ＬＩＯＤＡは
＠０”であシ、たとえリレー接点ＨＣｌ０Ｄが閉じてい
てもリレーＲｙｌＯＤＡはオンせずＡ号機には割当てら
れない。

ま九、リレーＲｙＩＵＡ〜Ｒｙ９ＬＩＡ、Ｒｙ２ＤＡ〜
Ｒ７１０ＤＡの信号は、第４図停止すべき呼び数構出回
路の入力信号ＲＹ　Ｉ　ＵＡ　１〜Ｒｙ９ＬＴＡｔ、　
ＲＹ２ＤＡ１〜Ｒ７１０ＤＡ１となる。

第１２図は、前記リレーＲｙＩ　ＵＡ〜ＲＹ９ＵＡ。

Ｒ）’　２　ＤＡ〜Ｒｙ１０ＤＡの接点ｆ’ＬｙＩＵＡ
３〜Ｒｙ９ＵＡ３゜ａ）；ｚＤＡａ〜Ｒ）’１０ＤＡ３
　　ＩＣよシ案内灯３１ＵＡ〜Ｓ９υＡ、５２ＤＡ〜３
１０ＤＡを点灯させる案内灯回路である。案内灯Ｓ　Ｉ
　ＵＡ−８９ＵＡ、　５２ＤＡ−８１０ＤＡは夫々対応
する階床のＡ号機の乗場に設置されている。これにより
ホール呼びがＡ号機に割当てられると、該ホール呼び発
生階床の案内灯を点灯させ、ホール待客ＫＡ号機がサー
ビスする仁とを知らせる。例えば前記しえように、８階
上昇方向のホール呼びがＡ号機に割当てられると、第１
１図リレーＲｙ８ＵＡがオンし、その接点Ｒ７８ＵＡ３
がオンすることによシ、８階Ａ号機エレベーターの乗場
に設置されている案内灯５８ＵＡが点灯する。

次に、かど内予測乗客数を検出し、乗客数判断信号ＸＡ
を発住するための本発明の特徴となる一実施例回路を第
１３図〜第１５図を用いて説明する。上記乗客数判断信
号ＸＡは第８図サービスゾーン設定回路に入力される。

＠１３図は割当てられたホール呼階床の待客数を各エレ
ベータ−毎に加算する回路である。

ＨＰＩＵ−ＨＰ９Ｕ、ＨＰ２Ｄ−ＨＰＩＯＤは各階床に
設けられているホール待客数検出装置である１例えば前
述したマッドスイッチなどで構成されるもので、第１４
１囚のようにホール待客数に比例した出力が得られれば
いかなる装置でもよい、待客数検出装置Ｊ（ＰＩＵ〜１
−ＩＰ９Ｕ、ＨＰ２トＨＰＩＯＤの出力は七れぞれ、そ
のホールをサービスすべく割当てられた時閉じる第１１
図のリレーＲＹ　Ｉ　ＵＡ−几ｙ９　ＵＡ　。

几ｙ２ＤＡ〜ＲｙｌＯＤＡ及びＢ、Ｃ号機のリレーＲｙ
　ｌ　ＵＢ−Ｒｙ　１０　ＤＢ、　Ｒｙ　ｌ　ＵＣ〜Ｒ
ｙｌＯＵＣの接点ＲｙｌＵＡ４〜Ｒｙ９ＵＡ４．Ｒｙ２
ＤＡ４〜ＲｙｌＯＤＡ４及びＲ７１ＵＢ４〜ＲｙｌＯＤ
Ｂ４．　Ｒｙｌ［ＪＣ４〜Ｒｙ１０Ｄｃ４を通して各エ
レベータ−の加算器ＡＤＡＩ、ＡＤＢＩ。

ＡＤＣＩに接続している。従って、加算器ＡＤＡＩの出
力ＶＨＰＡはＡ号機に１加算器、ＡＤＨＩの出力ＶＨＰ
ＢＦｉＢ号機に、加算器ＡＤＣＩの出力ＶＨＰＣはＣ号
機に夫々割当てられたホール呼階床の待客数の和に比例
した電圧となる。加算器ＡＤＡＩの出力ＶＨＰＡは第１
５図に接続される。

第１５図はＡ号機に割当てられたホールの待客数とかご
内乗客数の和が、乗込制限人員数以上かどうかを判断す
る回路である。第１５図の回路はＢ号機、Ｃ号機にもそ
れぞれ備えられている。

ＣＰＡｉｊＡ号機のかご自乗客数検出装置で、例えば押
装置などを用い第１４図００ようなかご内乗客数に比例
した出力が得られればいかなる装置でも、−２い。かご
内乗客数に比例したかご自乗客数検出装置ＣＰＡの出力
は割当てられたホールの待客数に比例した第１３図の加
算器ＡＤＡＩの出力ＶＨＰＡとともに加算器ＡＤＡ２に
入力され加算される。従って加算器ＡＤＡ２の出力はＡ
号機に割当てられたホールの待客数とかご内乗客数の和
、即ちかご内予測乗客数に比例し走電圧となり、比較器
ＣＭＡにおいて乗込制限人員数に比例した設定基準電圧
ｖｏと比較される。かご内予測乗客数に比例した加算器
ＡＤＡ２の出力が乗込制限人員数に比例した基準電圧Ｖ
・よシ小さい場合は比較器ＣＭＡの出力である乗客数判
断信号ＸＡは＠′Ｏ”となシ、大きい場合が１１′とな
る１乗客数判断信号ＸＡは第８図に接続される。

たとえば、第８図において、前述したようにＡ号機が２
階上昇方向、Ｂ号機が１０階下降方向、Ｃ号機が５階下
降方向にいて、いずれのエレベータ−も時間的間隔判断
信号ＥＯは１１”が生じている場合、即ち、各エレベー
タ−の位置及びサービスゾーンが第１図に示す状態にあ
る場合を考える。Ａ号機に割当てられているホールの待
客数とかご内乗客数の和が乗込制限人員数よシ多く比較
器ＣＭＡの、乗客数判断信号ＸＡが１１”となったとす
る。乗客数判断信号ＸＡＨ第８図のインヒビット素子Ｉ
ＮＩＵＡ３〜ｌＮ９ＵＡ３．ｌＮ２ＤＡ３〜ｌＮ１０Ｄ
Ａ３に接続されるオア素子０１ＵＡ６〜０９ＵＡ６，０
２ＤＡ６−０１ＯＤＡ６に接続されその出力を″”１”
とするためインヒビット素子ＩＮＩＵＡ３〜ｌＮ９ＬＩ
Ａ３．ｌＮ２ＤＡ３〜ｌＮ１０ＤＡ３を禁止しその出力
信号Ｌ１［ＪＡ〜Ｌ９ＵＡ、Ｌ２ＤＡ〜ＬＩＯＤＡ　　
を全て′″０＃とする。さらに乗客数判断信号ＸＡはイ
ンヒビット素子、ＩＮＩＵＡ４〜ｌＮ９ＵＡ４．ｌＮ２
ＤＡ４〜ｌＮ１０ＤＡ４の禁止入力となり、その出力を
全て′″０”とする。従って、前の第８！！ｉ２の説明
の時とは異なシＡ号機が２階にいて、ＥＯ傷信号１１１
であることから信号＠ｌ”となっているオア素子０２Ｕ
Ａ３の出力信号は第８図あるいは第１θ図のオア素子０
２υＡ４に伝わらず、サービスゾーン設定［回路のイン
ヒビット素子ｌＮ２ＵＢ２．　ＩＮ２［ＪＣ２及びｌＮ
２ＵＡ１．　ｌＮ２ＵＢ１．　ｌＮ２０Ｃ１は禁止され
ない。即ち、見掛上Ａ号機がサービスゾーン設定回路か
らいなくなりＢ号機Ｃ号機の２台でサービスする場合に
相当する状態となる。これにより各エレベータ−のサー
ビスゾーンは、Ａ号機Ｈなくなり、Ｂ号機は１０階下降
〜６階下降、Ｃ号機は５階下降〜２階下降、１階上昇〜
９階上昇となり、それぞれ信号Ｌ　１０ＤＢ−Ｌ６ＤＢ
、　Ｌ５ＤＣ−Ｌ２ＤＣ。

ＬＩＵＣ−Ｌ９０Ｃｌ　−１’　トｆル。従ッテ、ホー
ル呼びが生じたとしてもＡ号機はサービスゾーンを持た
ないため割当てられず、Ｂ号機がＣ号機のいずれかに割
当てられることになる。

以上の説明から解るように、本発明によれば割当てられ
たホール待客数とかど自乗客数とを加算することにより
名乗かと毎にかご内予測乗客数を検出し、該かご内予測
乗客数が設定されている乗込制限人員を越えた場合はそ
の乗かとＫは新らたにホール呼びを割当てることを制限
している。このことは、前述したように、乗かご満員、
積残しさらＫはホール呼びの再登録、再割当て、案内灯
の変更等の欠点を解消し、サービスエレベータ−の報知
精度を向上する上で非常に有効であることは理解できよ
う、また、ホール呼び割当てを制限され九階床は、自動
的に次号機のサービスゾーン内に含まれるので、支障な
くサービスされ、このことによるサービスの低下をまね
くことはない。

ところで、乗かご内乗客は端階において全て下車するし
、また退勤時や昼食時はロビー階や食堂階で大多数が下
車する。従って例えば端階やロビー階までに割当てられ
ているホール呼階床の予測乗客数を用いて前記端階やロ
ビー階以降のかご内予測乗客数を検出することはエラー
の原因となる。

逆にまた、前記端階やロビー階以降のホール待客数と併
わせて前記端階やロビー階までのかご内予測乗客数を検
出することもエラーの原因となる。

このことはホール呼び受付けを不必要に制限しエレベー
タ−の利用率あるいはサービス等の低下をまねくことに
もなる。

第１６１１１〜第１９図は本発明による他の実施例回路
であり、上記した点を考慮したものである。

本実施例においては、乗客の全てが下車する端階、乗客
の大多数が下車する退勤時のロビー階や昼食時の食堂階
などから、エレベータ−のサービスする全階床を複数の
階床域に別ける。これＫより、かご内予測乗客数を検出
するに際し、乗かごが位置する階床域内のかご内予測乗
客数を検出する。核かご内予測乗客数゛が乗込制限人員
を越えると、該階床域内のホール呼びの割当てのみを制
限する。また、該階床域以降の割当てられているホール
の待客数によシ、不必要に階床域内のホール呼び割当て
制限を行なわないようＫした。

本実施例は常に有効であるが、４１１ＦＫ一旦エレベー
ターに乗込んだ乗客が途中階で降りず、大多数がロビー
階に降シるような退勤時あるいは大多数が食堂階に降シ
るような昼食時などのように、エレベータ−乗客の大多
数が降シる特定な階床が有為場合に有効である。

尚、以下の説明においては、ロビーはＩｌｌ、最上端階
Ｆｉｌθ階、食堂は８階にあ゛るものとする。

第１６図は前述した第８図のＡ号機サービスゾーン設定
回路に相当する回路である。図において第８図と同一符
号を記したものは同一素子を示す。

本回路においては、次に説明する第１７図〜第１９図か
らの信号により、サービスゾーンを階床域毎に制限する
ような構成となっている。

第１７図はＡ号機が走行している階床域を検出する回路
である。ここで階床域とは全階床をロビー階、食堂階、
最上端階毎に別けたもので、１階上昇〜７階上昇を第１
階床域、８階及び９階上昇を第２階床域、１０階及び９
階下降を第３階床域、８階下降〜２階下降を第４階床域
とする１図においてオア素子０ＺＡＩ〜ＯＺＡ　４は階
床域毎に設けられ、夫々相当、するＡ号機の位置信号Ｆ
ＩＵＡ〜Ｆ９ＵＡ、ＦＩＯＤＡ−Ｆ２ＤＡを入力してい
る。陶、上記位置信号ＦＩ　ＵＡ−Ｆ９ＵＡ、　ＦＩ　
０ＤＡ−Ｆ２ＤＡの外に、時間的間隔判断信号ＥＯＡ−
Ｅ２ＡＫよって見掛は上進められている第８図あるいは
第１６図のオア素子０１ＵＡ３→９ＵＡ３，０１０ＤＡ
３褐２ＤＡ３の出力信号を用いても良い、これによシ、
Ａ号機の位置する階床域のオア素子０ＺＡＩ−ＯＺＡ４
から信号ＺＡ１〜２’、Ａ４が出力され、Ａ号機の位置
する階床域の検出される。さらに、増幅器几ＺＡＩ〜Ｒ
ＺＡ４によυ階床域検出すレーＲｙＺＩＡ−ＲＹＺ４Ａ
が駆動される。尚、オア素子０ＺＡＩ〜０ＺＡ４出力の
階床域信号ＺＡＩ−ＺＡ４は、夫々第１６図のアンド素
子ＡＺＡＩ−ＡＺＡ４に入力される。

第１８図はＡ号機のいる階床域内においてＡ号機がサー
ビスゴベく割当てられているホール呼びを検出する回路
である。リレーＲｙ　Ｉ　ＵＡＺ〜Ｒｙ７ＵＡＺは、そ
のホール呼びをサービスすべく割当てられた時に閉じる
第１１図のリレーＲｙＩＵＡ〜Ｒ，ｙ　７　ＵＡ　の接
点ＲｙｌＵＡ５〜Ｒｙ７ＵＡ５　を介して、第１７図の
リレーＲ）’Ｚ　ＩＡがオンした時に閉じる接点ＲｙＺ
ＩＡ１　に接続している。他の階床域のりＬ／　−Ｒｙ
８ＵＡＺ、Ｒ，ｙ９ＵＡＺ、Ｒ，ｙｌｏＤＡＺ　ＮＲ，
ｙ２ＤＡＺも同様である。

第１９図は前述した第１３図回路に相当するもので、本
回路では乗かとがいる階床域内において、割当てられて
いるホールの待客数を検出している。

図に示すようにホール待客数検出装置ＨＰＩＵ〜ＨＰ９
Ｕ、　ＨＰＩ　０Ｄ−ＨＰ２Ｄの出力は、夫々第１８図
リレーＲｙｌＵＡＺ−Ｒｙ９ＵＡＺ、ＲｙｌＯＤＡＺ〜
ＲＹ２ＤＡＺ　（７）接点ＲｙｌＵＡＺ１〜Ｒｙ９ＵＡ
Ｚ１゜ＲｙｌＯＤＡＺＩ−Ｒｙ２ＤＡＺ１を介して、各
エレベータ−の加算器ＡＤＡＺ−ＡＤＣＺに接続されて
いる。

例えば、Ａ号機が２階上昇方向にいて７階、８階、９階
上昇方向のホール呼びをサービスすぺ〈割当てられてい
たとする。Ａ号機が２階上昇方向にいるため第１７図の
位置信号Ｆ２ＵＡのみが１１”となシオア索子０ＺＡ１
の出力を＠ｌ＃とじ、増幅器ＲＺＡＩによシリレーＲｙ
ＺＩＡ　＊オンスル、　他ｏ　リｖ　−ＲｙＺ２Ａ、　
ＲｙＺ３Ａはオフしている。７階上昇ホールはＡ号機に
割当てられているため第１８図の接点Ｒ７７ＵＡ５は閉
じ、また上記の如くリレーＲｙＺＩＡがオンしているた
め接点ＲｙＺＩＡ１　が閉じる。従って第１８図におい
てＰ−Ｒ７ＺＩＡ１−Ｒ）’７ＵＡ５−ＲＪ７ＵＡＺ　
−Ｎ　１７）回路によシリレーＲｙ７ＵＡＺがオンする
。さらに、８階。

９階上昇ホール呼びもＡ号機に割当てられているため接
点Ｒｙ８ＵＡ５．Ｒｙ９ＵＡ５は閉じているが、上記の
如くリレーＲ３’Ｚ２Ａはオフし、接点ＲｙＺ２Ａ１　
が開いているためリレーＲＹ　８　ＵＡ　Ｚ。

Ｒｙ９ＵＡＺはオンしない。リレー几Ｖ７ＵＡＺがオン
したため第１９図の接点Ｒｙ７ＵＡＺ１が閉じ、ホール
待客数検出装置ＨＰ７Ｕの出力がＡ号機の加算器ＡＤＡ
Ｚに入り、その出力ＶＨＰＡＺは７階上昇ホール呼び走
対する待客数に比例した電圧となる。８階、９階上昇ホ
ール呼びに対する待客数はＶＨＰＡＺに加算されない。

すなわち、加算器ＡＤＡＺ、ＡＤＣＺの出力ＶＨＰＡＺ
、ＶＨＰＢＺ、ＶＨＰＣＺ　はそれぞれエレベータ−の
いる階床域内にのみにおいて割当てられているホール呼
びに対する待客数の和に比例した電圧となる。階床域内
のかご内予測乗客数ＶＨＰＡＺ〜ＶＨＰＣＺ　は前述し
た、エレベータ−毎に設けられる第１５図に相当する回
路の加算器ＡＤＡ２に入力される。これによシ、階床域
内のかご内予測乗客数が加算器ＡＤＡ２より出力され、
比較器ＣＭＡによシ乗込制限値ｖｏと比較される。比較
器ＣＭＡは前述と同様に、階床域内のかご内予測乗客数
が乗込制限値を越えると乗客数判断信号ＸＡＺを″１”
とし、越えないと＠Ｏ”とする。

乗客数判断信号ＸＡＺは第１６図回路に接続される。

今、例えば各エレベータ−は第１図に示す状態にあると
する。Ａ号機が２階上昇にいることから第１７図のオア
素子０ＺＡＩの入力Ｆ２ＵＡがｌ”となり、その階床域
信号ＺＡＩを”ｌ”とし、リレーＲｙＺＩＡをオンする
。また、第１階床域内でＡ号機に割当てられているホー
ルの待客数とかご自乗客数の和、即ち、第１階床域内の
かご内予測乗客数ＶＨＣＡＺが乗込制限値ｖＯを越えて
おシ、第１５図に相当する回路よシ乗客数判断信号ＸＡ
Ｚが＠ｌ”となっているとする。

階床域信号ＺＡＩ及び乗客数判断信号ＸＡＺが１１”で
あることから、第１６図においてアンド素子ＡＺＡＩの
出力が＠ｌ”となシ、インヒビット素子ＩＮＩＵＡ４〜
ｌＮ７ＵＡ４及びオア素子０１ＵＡ６〜０７ＵＡ６を通
してインヒビット素子ＩＮＩＵＡ３〜ｌＮ７ＵＡ３　の
禁止入力となって、その出力を＠０＃とする。即ち、第
１階床域のインヒビット素子のみ禁止し、他階法域のイ
ンヒビット素子は禁止されない。

一方、上記信号動作を考えないと、第８図回路の説明で
述べたように、Ａ号機が２階上昇にいて、一時間的間隔
信号ＥＯＡが″１”であることからインヒビット素子ｌ
Ｎ２ＵＡ２〜ｌＮ９ＵＡ２　の出力が＠ｌ”となる。こ
れによりサービスシー／は２階上昇〜９階上昇となシ、
信号Ｌ２ＵＡ−Ｌ９ＵＡが１１”となる。

しかし、今Ａ号機はかど内予測乗客数が乗込制限値を越
えていることから上述したように、インヒビット素子ｌ
Ｎ２ＵＡ３〜Ｉ　Ｎ　７　ＵＡ　３　が禁止される。

従ってインヒビット素子ｌ８ＵＡ２．ｌＮ９ＵＡ２の出
力信号Ｌ８ＵＡ、　Ｌ９ＵＡのみ″ｌ＃となシ、他は１
０”となる。即ち、２階上昇〜７ｗ１上昇はサービスゾ
ーンから取除かれ、８階上昇、９階上昇がサービスゾー
ンとなる。

また、オア素子０２ＵＡ３の出力信号１１”は前述の如
くインヒビット素子Ｉ　Ｎ　２　ＵＡ　４　が禁止され
ているためオア素子０２ＵＡ４および第１０図回路に伝
わらず、信号２ＵＶｉ″″０′となりイ／とビット素子
ｌＮ２ＵＡ１〜ｌＮ２ＵＣ１を禁止しない。説明におい
ては、Ｃ号機のインヒビット素子ｌＮ２ＵＣ１の出力が
１１”となり、禁止されるまで該信号は上階床へ伝達さ
れ、そのサービスシー／を広げる。

一方、オア素子０８ＵＡ７　Ｋ接続しているアンド素子
Ａ８ＵＡ４の２人力となる信号ＸＡＺおよびインヒビッ
ト素子ｌＮ８ＵＡ２の出力信号はともに′１”であシ、
従ってオア素子０８ＵＡ７の出力を′ｌ“とする。この
オア素子０８ＵＡ７の出力信号はインヒビット素子ｌＮ
８ＵＡ４を通してオア素子０８ＵＡ４および８階上昇の
第１０図に相当する回路（図示省略）に伝わシ信号８Ｕ
を１１”とし、Ａ−Ｃ号機のインヒビット素子ｌＮ８Ｕ
Ａ１〜ｌＮ８ＵＣ１を禁止する。説明においては上記の
ように伝達されているＣ号機のインヒビット素子ｌＮ８
ＵＣ１の入力信号＠″ｌ”を禁止し、その出力信号を＠
０”とする。

同様にして、Ｂ号機が１０階下降方向及びＣ号機が５階
下降方向にいることから、信号１０Ｄおよび５Ｄが１１
”となり、Ａ号機のインヒビット素子ｌＮｌ０ＤＡＩお
よびＢ号機のインヒビット素子ｌＮ５ＤＢ１　を禁止し
、その出力を′０′とする。

これにより、各エレベータ−が第１図に示す状態で、Ａ
号機が第１領域で設定され九乗込制限人員以上となると
、Ａ−Ｃ号機のサービスゾーンは、夫々８階上昇〜９階
上昇、ｌＯ階下降〜６階下降、５階下降〜２階下降及び
１階上昇〜７階上昇となる。従って、Ａ号機がいる２階
上昇から食堂階の１階手前の７階上昇までの階床域に１
以後例えホール呼びが発生じたとしても、Ａ号機には割
当てられないことになる。

以上の説明から解るように本実施例罠よれば、エレベー
タ−のいる階から乗客の全てが下車する端階や乗客の大
多数が下車するロビー階・食堂階などの間の階からなる
特定の階床域内においてサービスすべく割当てられ、停
止予定となっているホールの待客数とかご自乗客数の和
が乗込制限人員以上の時、上記の特定な階床域内におい
て新らたに生じるホール呼びはそのエレベータ−には割
当てない。これによシ、前述しえようにかご内予測乗客
数をより正確に計算出来、しかも不必要なホール呼び制
限を行なわないため、早期にサービス可能なエレベータ
−を報知することができる。

以上、具体的実施例回路を用いて、停止予定階床のホー
ル待客数を考瀘したかど内予測乗客数の検出、さらには
該かご内予測乗客数を用いたエレベータ−制御について
説明した。しかし、かご内子−ｊ乗客数を用いて、前述
したようにエレベータ−へのホール呼び割当てを制限す
る場合、以下説明するような現象が生じることが考えら
れる。

かご内予測乗客数が乗込制限人員になるまでホール呼び
を割当てるが、既に割当てられているホールにおいて、
該ホールをサービスするまでに待客数が増加し、乗込制
限人員を越えてしまう場合がある。このとき、以後のホ
ール呼びの割当ては制限するが、既に割当てられて、停
止予定となっているホール呼びに対してはサービスしな
ければならない。しかし、ホール呼び割当て後に増加し
たホール待客九より、割当てられているすべてのホール
呼びをサービスする前に乗かごは満員となシ、従来と同
様に積残し等が生じることが考えられる。

さらに、上記ホール呼びをサービスする筺での間に増加
する待客数は平常時、退勤時、昼食時などの交通需要状
態によって異なる。

また、前記したように、かご内乗客の行先はエレベータ
−の運転方向、あるいは階床域により異なる。一般に、
上昇エレベータ−の乗客は途中階で下車するが、下降エ
レベータ−の乗客は途中階でほとんど下車せずロビー階
で大多数が下車する等である。

以下説明する本発明においては、上記現象に鑑み、乗込
制限人員をａｌｌ整するようにしたものである。

乗込制限人員を高く設定すると、上記ホール待客の増加
により、割当てられている全てのホール呼びをサービス
し終えるまでに満員、積残しか生じ、乗込制限人員を低
く設定すると、全てのホール呼びをサービスし終えた後
も十分な乗込余裕があシ、不必要な乗込制限を行なうこ
とになる。

従って、本発明においては前記交通需要状態、エレベー
タ−のいる階床域あるいは運転方向に応じて乗込制限人
員を調整する。

第２０図は任意の階床のホール呼びをサービスするまで
に増加する待客数を定性的に示したものであり、昼食時
ＬＴや退勤時ＤＴなどはエレベータ−がサービスする時
点の最終待客数は非常に増加するが、平常時ＢＴなどは
さほど増加しない。

そこで、この待客の増加率を考慮して例えば乗込制限人
員を例えば昼食時や退勤時などはかごで定員の６０％、
平常時などは８０％にするなど交通需要状態によって変
化させる。

まえ、昼食時の食堂階、平常時や退勤時のロビー階など
乗客の大多数が下車するような特定階から出発したよう
なエレベータ−の乗客は走行途中の階で下車してゆくが
特定階に向は走行するエレベータ−の乗客はほとんど途
中階では下車せず特定階まで行く。そこで、これら乗客
の行先を考慮して乗込制限人員を飼えば上記特定階に向
は走行しているエレベータ−についてはかと定員の６０
％、上記特定階から離れて行くようなエレベータ−は８
０％にするなど、エレベータ−の走行している階床域に
よっても変化させる。

第２１図は、上記交通需要状態、エレベータ−のいる階
床域よシ交通需要パターンを決定し、該交通需要パター
ンに応じたＡ号機の乗込制限値を設定するための一実施
例回路である。

図において、Ｅは電源、Ｒは設定抵抗である。

凡ＹＢＴ、　Ｒ）ＩＩ、Ｔ、　Ｒ７ＤＴ　　は交通需要
状態、例えば平常時、ｌｔ大食時退勤時にオンする接点
であり、夫々第１７図Ａ号機階床域検出リレーＲｙＺＩ
Ａ〜Ｒ）’Ｚ４Ａの接点を介して設定抵抗Ｒの設定値ｖ
１〜ｖ８に接続される。尚、各設定値ｖｌｘｖ８は上記
交通需要パターンより決定される乗込制限値に設定され
ている。

今、例えば、昼食時でＡ号機が２階上昇方向にいるとす
れば、接点几ｙＬＴ、接点Ｒｙｚ　Ｉ　Ａ　２〜Ｒ７Ｚ
ＩＡ４がオンする。従って、このときの乗込制限値ＶＯ
Ａは設定値ｖａとなる。

以上のようにして得られる交通需要パターンに応じ九乗
込制限値は第１５図比較器ＣＭＡの比較入力として与え
られ、かご内予渕乗客数と比較される。従って乗客数判
断信号は交通需要パターンに応じた適切な判断信号とな
シ、前記し九満員、積残しあるいは不必要な割当て制限
を防ぐことができる。

尚、上記運転状態に応じてオンする接点Ｒ７ＢＴ。

ＲｙＬＴ、ＲｙＤＴは例えば−日の時間帯に応じてタイ
マー等で駆動すること、さらにはエレベータ−管理人に
よシ駆動することなどが考えられる。

以上、種々の実施例を用いて本発明のｑ！ｆ徴となる部
分について訳明した。しかし、本発明はそれら実施例に
限定されるものではない。

例えば、ホール呼びをエレベータ−に割当てる方法とし
ては、上記実施例のように、各エレベータ−毎に、その
位置を基準としてサービスゾーンを設けるととＫよシ割
当てる方法の外に１　エレペ−ターのサービスすべき全
階床を複数のゾーンに分割し、該ゾーンとエレベータ−
位置の関係から割当てる方法、さらにはホール呼び発生
階床に最も近いエレベータ−に割当てる方法、その外い
かなる方法においても適宜実施できる。また、ホール呼
び発生階床の減速開始点に来た最初のエレベータ−に該
ホール呼びを割当て、即減速開始させる通常のエレベー
タ一方式においても本発明を適用することができる。即
ち、上記割当てられたとき、該ホールの待客数とかご内
乗客数との和より乗込み可能か否かを判断し、該ホール
に停止するか否かを判断する。本発明は即ち、かど内乗
客数と停止予定階床のホール待客数とからかご内予測乗
客数を検出し、制御するものであるから、上記いかなる
割当て方法にても適宜実施できることは明らかである。

′ｔｆｔ１上記実施例においては、検出したかご内予測
乗客数を用いてホール呼び割当ての制限を行なっている
が、該かご内子側乗客数を乗かご内に表示しエレベータ
−運転手に報知するとか、該かご内予測乗客数と乗込制
限人員とから満員を判断し、各ホールに該エレベータ−
が満員となったことを表示するとかの応用も考えられる
。

また、かど内乗客数と停止予定階床のホール待客数とを
加算してかご内予測乗客数を検出し、乗゛　込制限人員
と北壁することにより乗客数を判断しているが、乗込制
限人員からかど内乗客数と停止予定階床のホール待客数
を減算し、乗込可能人員を検出することも本発明に含ま
れる。＃乗込可能人員はホール呼び割当て制御に用いる
外に１各階ホールあるいは乗かご内に表示することなど
も同様に考えられる。

説明においては本発明の理解を助けるために１アナログ
回路を例に上げて説明した。しかし、最近エレベータ−
の他の装置と関連させて電子計算機を用い、デジタル回
路にて信号処理することも考えられている０本発明はデ
ジタル回路においても同様に実施できる、例えば、第２
図に示す各機能を有する装置をすべてアナログ−デジタ
ル変換器によシデジタル信号化することによシ実施すゐ
わけである。

さらに１以上説明した各穐実施例を必ｌ！に応じて応用
、変形することは適宜考えられ、相応しい効果を得られ
ることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図はエレベータ−の一実施例動作説明図、第２図は
本発明を説明するための一実施例ブロック図である。第
３図〜第１５図は本発明を適用した具体的一実施例回路
図であり、第３図はＡ号機とそれに続くエレベータ−と
の位置間隔検出回路図、第４図＃ｉＡ号機の停止すべき
呼′び数算出回路図、第５図はエレベータ−の平均呼び
数算出回路図、第６図は比較電圧設定回路図、第７図は
Ａ号機の時間的間隔判断回路図、第８図〜第１０図はＡ
号機のサービスゾーン設定回路図、第１１図はＡ号機へ
のホール呼び割当て回路図、第１２図はＡ号機の案内灯
回路図、第１３図は各エレベータ−毎のホール待客数加
算回路、第１４図（Ａ）はホール待客数検出装置の特性
図、第１４図■はかご自乗客数検出装置の特性図、第１
５図は乗客数判断回路図である。第１６図〜第１９図は
本発明による他の具体的実施例回路図であシ、第１６図
はＡ号機のサービスゾーン設定回路図、第１７図はＡ号
機の階床域検出回路図、第１８図はＡ号機の階床域毎の
ホール呼び検出回路図、第１９図はＡ号機の階床域毎の
ホール乗客数検出回路図でおる。 第２０図はホール待客数の増加特性図、第２１図は本発
明の他の実施例である乗込制限人員設定回路である。 ｌ・・・ホール呼び釦、２・・・待客数検出装置、３・
・・かご自乗客数検出装置、４・・・停止予定階床の待
客数検出装置、５・・・かご内予測乗客検出装置、６・
・・乗込制限人員設定装置、７・・・サービスゾーン設
定装置、８・・・間隔制御装置、９・・・かご割当て装
置、ＨＰＩＵ−ＨＰＩＯＤ　・・・ホール待客数検出器
、ＣＰＡ・・・かご内果客数検出器、ＶＨＰＡ〜ＶＨＰ
Ｃ・・・Ａ−Ｃ号機毎のホール待客数検出信号、ＡＤＡ
２・・・かご内予測乗客数を求める加算器、Ｖ・・・・
乗込制限値、：＋／１２１ ′４２　図 Ｌ　　　　−４ 第４図 茅　５　図 茅　δ　図 茅　　テ　　　図 等ｌＯ図 差　／ｌ　図 第１２図 １　　　茅′°図 ｌａ 矛１４図 （Ｂ） 茅　／７　図 第　／δ　図 第　１１ 第　２０　　図 １

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の階床を走行する複数台の並設エレベータ−、
   ホール呼びをエレベータ−に割当て、当該１１１ＪＭて
   エレベータ−を上記ホール呼びにサービスさせると共に
   、当該割当エレベータ−を上記ホール呼び階床に報知す
   るものにおいて、上記エレベーダ−のかご内乗客と当該
   エレベータ−に割当てられたホールの待客とを加算して
   、当該エレベータ−のかご内乗客数を予測する手段と、
   このかご内予測乗客数と設定され六乗込人員制限値とを
   比較し、当該エレベータ−へのホール呼び割当てを制限
   する手段とを備えたことを特徴とするエレベータ−の群
   管理制御装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、上記当該エレベー
   タ−への割当てを制限されたホール呼びを、他のエレベ
   ータ−に割当てるように構成したエレベータ−の群管理
   制御装置。