JPS5830797B2 - ボイスコイルの製造方法 - Google Patents
ボイスコイルの製造方法Info
- Publication number
- JPS5830797B2 JPS5830797B2 JP7146579A JP7146579A JPS5830797B2 JP S5830797 B2 JPS5830797 B2 JP S5830797B2 JP 7146579 A JP7146579 A JP 7146579A JP 7146579 A JP7146579 A JP 7146579A JP S5830797 B2 JPS5830797 B2 JP S5830797B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tinsel
- tinsel wire
- voice coil
- coil bobbin
- wires
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/04—Construction, mounting, or centering of coil
- H04R9/046—Construction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカー用ボイスコイルの製造方法に関する
。
。
従来、スピーカーの製造を容易にすることを目的として
、ボイスコイルのリード部に予め錦糸線を半田付けして
取付けた構造のものがある。
、ボイスコイルのリード部に予め錦糸線を半田付けして
取付けた構造のものがある。
そして、このようなボイスコイルの製造方法は、特公昭
49−31646号公報において公知である。
49−31646号公報において公知である。
即ち、第1図乃至第4図において説明すると、コイルボ
ビン1にボイスフィル2を巻回し、このボイスコイル2
の巻始め・巻終りの両端リード部3.4を一方向に引出
しく第1図)、この両端リード部3,4に中間部と両端
部に半田5を溶着した1本の錦糸線6を載置する(第2
図)。
ビン1にボイスフィル2を巻回し、このボイスコイル2
の巻始め・巻終りの両端リード部3.4を一方向に引出
しく第1図)、この両端リード部3,4に中間部と両端
部に半田5を溶着した1本の錦糸線6を載置する(第2
図)。
この錦糸線6の中間部の半田溶着部5は上記両端リード
部3,4にまたがって配置される。
部3,4にまたがって配置される。
次いで、第3図に示すように、両端リード部3,4を錦
糸線6を挾み込むように折曲げ、この折曲部と錦糸線6
の中間部の半田溶着部5′を300〜330℃に熱せら
れた半田ごてで加熱加圧して筈田付けし、その後、両端
リード部3,4間の錦糸線6部をカッターで切断する。
糸線6を挾み込むように折曲げ、この折曲部と錦糸線6
の中間部の半田溶着部5′を300〜330℃に熱せら
れた半田ごてで加熱加圧して筈田付けし、その後、両端
リード部3,4間の錦糸線6部をカッターで切断する。
そして、この接続部7に接着剤を塗布し、乾燥後、両端
リード部3,4の不要部を切断して、第4図に示すよう
な錦糸線6を備えたボイスコイルを完成する。
リード部3,4の不要部を切断して、第4図に示すよう
な錦糸線6を備えたボイスコイルを完成する。
以上の製造方法は、両端リード部3,4と錦糸線6を半
田付けした後、不要な錦糸線6部を切断して取除くため
、この錦糸線6の切断個所にコイルボビン1に2個の切
れ目8,8ができ、この部分がコイルボビン1の内方へ
突出し、また、錦糸線6の切断によってコイルボビン1
に大きな外力が加わるため、変形しやすい。
田付けした後、不要な錦糸線6部を切断して取除くため
、この錦糸線6の切断個所にコイルボビン1に2個の切
れ目8,8ができ、この部分がコイルボビン1の内方へ
突出し、また、錦糸線6の切断によってコイルボビン1
に大きな外力が加わるため、変形しやすい。
また、錦糸線6の切断によって、両端リード部3,4と
錦糸線6の接続部7が外方へ(コイルボビン1表面の接
線方向へ)広がったり、コイルボビン1表面から浮き上
がって、後処理が困難になる。
錦糸線6の接続部7が外方へ(コイルボビン1表面の接
線方向へ)広がったり、コイルボビン1表面から浮き上
がって、後処理が困難になる。
さらに、コイルボビン1の錦糸線6の接続部7部分は半
田付けによって剛性が増大するが、反面、錦糸線6の切
断個所は切れ目8,8によって弱体化し、そのために錦
糸線6を音声信号の入力端子に接続すべく折曲げ整形す
ると、コイルボビン1の切れ目8部分が内方へ突出して
変形する。
田付けによって剛性が増大するが、反面、錦糸線6の切
断個所は切れ目8,8によって弱体化し、そのために錦
糸線6を音声信号の入力端子に接続すべく折曲げ整形す
ると、コイルボビン1の切れ目8部分が内方へ突出して
変形する。
このような種々の変形によって、スピーカー組立時、ボ
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業が困難になり、作
業性が悪く、また、磁気空隙面との接触(ギャップズレ
)の原因にもなる。
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業が困難になり、作
業性が悪く、また、磁気空隙面との接触(ギャップズレ
)の原因にもなる。
本発明はこのような従来欠点を改良したものである。
以下、本発明のボイスコイル製造方法について説明する
。
。
第8図または第9図に示すように、2本の錦糸線6,6
の両端部に半田5を溶着し、この錦糸線6.6の一方の
半田溶着部5,5を約1 mmの間隔を隔てて対向させ
、両線糸線6,6をポリアミド樹脂等の熱溶融性樹脂9
によって連結する。
の両端部に半田5を溶着し、この錦糸線6.6の一方の
半田溶着部5,5を約1 mmの間隔を隔てて対向させ
、両線糸線6,6をポリアミド樹脂等の熱溶融性樹脂9
によって連結する。
この2本の錦糸線6,6をボイスコイル2の両端リード
部3,4にまたがって載置する(第5図)。
部3,4にまたがって載置する(第5図)。
次いで、第6図に示すように、両端リード部3,4を錦
糸線6,6を挾み込むように引出し方向と逆方向に折曲
げ、この折曲部と錦糸線6,6の半田溶着部5,5を半
田とでで加熱加圧して半田付けすると同時に、熱溶融性
樹脂9を溶融させて、コイルボビン1と半田溶着部5,
5を接着する。
糸線6,6を挾み込むように引出し方向と逆方向に折曲
げ、この折曲部と錦糸線6,6の半田溶着部5,5を半
田とでで加熱加圧して半田付けすると同時に、熱溶融性
樹脂9を溶融させて、コイルボビン1と半田溶着部5,
5を接着する。
そして、両端リード部3,4と錦糸線6,6の接続部7
,7に接着剤を塗布し、乾燥後、両端リード部3,4の
不要部を切断して、第7図に示すような錦糸線6を備え
たボイスコイルを完成する。
,7に接着剤を塗布し、乾燥後、両端リード部3,4の
不要部を切断して、第7図に示すような錦糸線6を備え
たボイスコイルを完成する。
以上の製造方法は、2本の錦糸線6,6を予め熱溶融性
樹脂9によって連結し、この2本の錦糸線6,6を両端
リード部3,4に載置して半田付けするようにしたので
、従来方法における錦糸線の切断工程が不要であり、製
造工程が簡略化される。
樹脂9によって連結し、この2本の錦糸線6,6を両端
リード部3,4に載置して半田付けするようにしたので
、従来方法における錦糸線の切断工程が不要であり、製
造工程が簡略化される。
また錦糸線6の切断工程がなく、コイルボビン1に切れ
目ができないために、コイルボビン1の変形やコイルボ
ビン1の切れ目部分の切れ目による内方への変形がない
。
目ができないために、コイルボビン1の変形やコイルボ
ビン1の切れ目部分の切れ目による内方への変形がない
。
さらに、錦糸線6の接続部7が切れ目によって弱体化す
ることがないので、錦糸線6を折曲げ整形しても、コイ
ルボビンが変形することがなく、スピーカー組立時、ボ
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業も著しく容易で、
生産性が向上し、また、磁気空隙面との接触(ギャップ
ズレ)もない。
ることがないので、錦糸線6を折曲げ整形しても、コイ
ルボビンが変形することがなく、スピーカー組立時、ボ
イスコイル治具やコーン紙の挿入作業も著しく容易で、
生産性が向上し、また、磁気空隙面との接触(ギャップ
ズレ)もない。
さらにまた、錦糸線6の接続部7が外方へ広がったり、
コイルボビン1表面から浮き上がることがないので、後
処理が著しく容易になる等の利点を有する。
コイルボビン1表面から浮き上がることがないので、後
処理が著しく容易になる等の利点を有する。
尚、上記の実施例は、錦糸線6,6の連結をポリアミド
樹脂等の熱溶融性樹脂9により行なったが、例えばエポ
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いても上記実施例と同様
の効果を奏し、本発明の範囲を逸脱するものではない。
樹脂等の熱溶融性樹脂9により行なったが、例えばエポ
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いても上記実施例と同様
の効果を奏し、本発明の範囲を逸脱するものではない。
以上のように、本発明は、熱溶融性樹脂9で連結した錦
糸線6,6をボイスコイル2の両端リード部3,4に載
置して、半田付けして、この両端リード部3,4と錦糸
線6,6を接続するようにしたので、製造工程が著しく
簡略化され、また、製造工程においても作業性がよく、
自動化も可能となって量産化に適したものとなり、従っ
て、コストの点でも有利となり、品質の向上とともに工
業的価値の犬なるものである。
糸線6,6をボイスコイル2の両端リード部3,4に載
置して、半田付けして、この両端リード部3,4と錦糸
線6,6を接続するようにしたので、製造工程が著しく
簡略化され、また、製造工程においても作業性がよく、
自動化も可能となって量産化に適したものとなり、従っ
て、コストの点でも有利となり、品質の向上とともに工
業的価値の犬なるものである。
第1図乃至第4図は従来のボイスコイルの製造方法を示
す図、第5図乃至第7図は本発明のボイスコイルの製造
方法を示す図、第8図及び第9図は同、予備加工を施し
た錦糸線の構造を示す図である。 5は半田溶着部、6は錦糸線、9は合成樹脂、1はコイ
ルボビン、2はボイスコイル、3,4は両端リード部で
ある。
す図、第5図乃至第7図は本発明のボイスコイルの製造
方法を示す図、第8図及び第9図は同、予備加工を施し
た錦糸線の構造を示す図である。 5は半田溶着部、6は錦糸線、9は合成樹脂、1はコイ
ルボビン、2はボイスコイル、3,4は両端リード部で
ある。
Claims (1)
- 1 両端に半田溶着部5,5を形成した2本の錦糸線6
,6を当該2本の錦糸線6,6の半田溶着部5,5を所
定の間隔を隔てて対向させて合成樹脂9により連結し、
当該連結した錦糸線6,6の半田溶着部5,5をコイル
ボビン1に巻回したボイスコイル2の両端リード部3,
4に載置し、上記半田溶着部5,5を加熱して、上記錦
糸線6゜6とボイスコイル2の両端リード部3,4とを
接続することを特徴とするボイスコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146579A JPS5830797B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ボイスコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146579A JPS5830797B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ボイスコイルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162699A JPS55162699A (en) | 1980-12-18 |
JPS5830797B2 true JPS5830797B2 (ja) | 1983-07-01 |
Family
ID=13461359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7146579A Expired JPS5830797B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ボイスコイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830797B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203997U (ja) * | 1987-05-28 | 1987-12-26 | ||
JPH02218890A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-08-31 | Matsushita Seiko Co Ltd | 扇風機の首振装置 |
JPH056039B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1993-01-25 | Mitsubishi Electric Corp |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7146579A patent/JPS5830797B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH056039B2 (ja) * | 1986-01-20 | 1993-01-25 | Mitsubishi Electric Corp | |
JPS62203997U (ja) * | 1987-05-28 | 1987-12-26 | ||
JPH02218890A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-08-31 | Matsushita Seiko Co Ltd | 扇風機の首振装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162699A (en) | 1980-12-18 |
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