JPS58215499A - 安定な亜塩素酸塩一次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法 - Google Patents
安定な亜塩素酸塩一次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法Info
- Publication number
- JPS58215499A JPS58215499A JP9844982A JP9844982A JPS58215499A JP S58215499 A JPS58215499 A JP S58215499A JP 9844982 A JP9844982 A JP 9844982A JP 9844982 A JP9844982 A JP 9844982A JP S58215499 A JPS58215499 A JP S58215499A
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- Japan
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- chlorite
- bleaching
- manufacture
- bleaching agent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、安定した亜塩紫酸塩−次亜塩素酸塩系漂白
剤の製造法に関するものである。
剤の製造法に関するものである。
亜塩素酸ソーダを用いて酸化漂白するに際しては溶液を
活性化する必要があるが、この活性化には従来より酸或
いは次亜塩素酸塩が用いられて@た。そしてパイプの酸
活性化漂白の場合は塩酸、硫酸或いは酢酸等を用いてP
H全3S〜よ!程度に調整し、温#侵〜gθ℃で一時間
程度標白することが行われている。
活性化する必要があるが、この活性化には従来より酸或
いは次亜塩素酸塩が用いられて@た。そしてパイプの酸
活性化漂白の場合は塩酸、硫酸或いは酢酸等を用いてP
H全3S〜よ!程度に調整し、温#侵〜gθ℃で一時間
程度標白することが行われている。
一ニー
次亜塩素酸塩による活性化の場合は亜塩素酸ソーダを加
えた溶液中に、O,S〜i、o%の有効塩素を有する次
亜塩素酸ソーダを加え、更に最適PH全g〜りSに保つ
ため苛性ソーダを加え、温度全B −’10℃程度に保
ち、約一時間漂白することが行われている。
えた溶液中に、O,S〜i、o%の有効塩素を有する次
亜塩素酸ソーダを加え、更に最適PH全g〜りSに保つ
ため苛性ソーダを加え、温度全B −’10℃程度に保
ち、約一時間漂白することが行われている。
しかしこの次亜塩素酸塩による活性化の場合、亜塩素酸
ソーダ溶液中に次亜塩素酸塩を加えると、亜塩素酸ソー
ダが活性化されてその分解反応が直ちに開始する。した
がって亜塩素酸ソーダ及び次亜塩素酸塩、苛性ソーダを
共存させて保存することができない。したがって漂白に
際しては漂白浴中に亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸塩、苛
性ソーダを別々に加えなければがらず、その調整には手
間が掛り、実用に適さない。
ソーダ溶液中に次亜塩素酸塩を加えると、亜塩素酸ソー
ダが活性化されてその分解反応が直ちに開始する。した
がって亜塩素酸ソーダ及び次亜塩素酸塩、苛性ソーダを
共存させて保存することができない。したがって漂白に
際しては漂白浴中に亜塩素酸ソーダ、次亜塩素酸塩、苛
性ソーダを別々に加えなければがらず、その調整には手
間が掛り、実用に適さない。
この発明は、上記実用に鑑み亜塩素酸ソーダ、次亜塩素
酸塩を安定した状態で共存させておけるような亜塩素酸
塩−次亜塩素酸塩系漂白剤を得る目的で鋭意研究の結果
、亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、苛性アルカIJ ’に触
媒量の金属銅の存−3− 右下にユ〜グ時間反応させることによって安定な亜塩素
酸塩−次亜塩素酸塩系漂白剤が得られることを見出し、
しかもこれらの漂白剤は漂白浴中に加えれば、酸素及び
塩素酸壇の分解反応が抑制され、十分な漂白効果が得ら
れるものである。
酸塩を安定した状態で共存させておけるような亜塩素酸
塩−次亜塩素酸塩系漂白剤を得る目的で鋭意研究の結果
、亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、苛性アルカIJ ’に触
媒量の金属銅の存−3− 右下にユ〜グ時間反応させることによって安定な亜塩素
酸塩−次亜塩素酸塩系漂白剤が得られることを見出し、
しかもこれらの漂白剤は漂白浴中に加えれば、酸素及び
塩素酸壇の分解反応が抑制され、十分な漂白効果が得ら
れるものである。
触媒量の金稿銅の存在下で、安定な亜塩素酸塩−次亜塩
素酸塩系漂白剤が得られることは不発明者の実験等によ
り確認したもので、その機構は複雑であるが、触媒量と
して加えられた金属鋼の一部が塩化第一銅(cucl)
、塩化第二銅Ccrbc12) となり、これらが
鉄白剤組成中に混在する。そしてcrbcl−cwcl
、共存系の酸化環元電位により亜塩素酸塩の過度な分解
が抑制されるものと推定される。
素酸塩系漂白剤が得られることは不発明者の実験等によ
り確認したもので、その機構は複雑であるが、触媒量と
して加えられた金属鋼の一部が塩化第一銅(cucl)
、塩化第二銅Ccrbc12) となり、これらが
鉄白剤組成中に混在する。そしてcrbcl−cwcl
、共存系の酸化環元電位により亜塩素酸塩の過度な分解
が抑制されるものと推定される。
また漂白浴中においては添加される酸が作用して亜塩素
酸塩を円滑に活性化させる方向に反応奮進めるものと推
定される。
酸塩を円滑に活性化させる方向に反応奮進めるものと推
定される。
この発明において亜塩素酸ソーダ等の亜塩素酸塩、次亜
塩素酸ソーダ咎の次亜塩素酸塩及び苛性ソーダ或いは苛
性カリ等の苛性アルカリの好ましい配合例11−1:次
の通りである。
塩素酸ソーダ咎の次亜塩素酸塩及び苛性ソーダ或いは苛
性カリ等の苛性アルカリの好ましい配合例11−1:次
の通りである。
亜塩素酸ソーダ 60〜70 wt%次亜塩素酸
ソーダ :13〜3’7vtt%苛性カリ (ソー
ダ) 3〜 りwt%%に好ましい配合例は下記の
辿りである。
ソーダ :13〜3’7vtt%苛性カリ (ソー
ダ) 3〜 りwt%%に好ましい配合例は下記の
辿りである。
亜塩素酸ソーダ Aswtチ
次亜塩素酸ソーダ 30wt%
苛性カリ (ソーダ) 5wt%また安定化剤と
して加える触媒量の金属銅は、例えば上記配合中に金属
銅製のグ閂を存在させるようにして加えてもよく、更に
金属銅製の容器中に上記配合を加えるようにしてもよい
。
して加える触媒量の金属銅は、例えば上記配合中に金属
銅製のグ閂を存在させるようにして加えてもよく、更に
金属銅製の容器中に上記配合を加えるようにしてもよい
。
次に金属銅の存在下における亜塩素酸塩、次亜塩素歌塩
、苛性アルカリの反応は、水で冷却しながら反応温度f
/l−ユ3℃、好フしくけ〃℃程度に保ち、λ〜y時間
、好ましくは2時間程度反応させる。
、苛性アルカリの反応は、水で冷却しながら反応温度f
/l−ユ3℃、好フしくけ〃℃程度に保ち、λ〜y時間
、好ましくは2時間程度反応させる。
この場合反応温度が76℃以下であると、反応が進行せ
ず1.23℃以上であると反応が檄し過ぎS− て制御が困難である。昔た反応時間が上記範囲を外れる
場合にはいずれも得られた漂白剤は不安定なものとなる
。
ず1.23℃以上であると反応が檄し過ぎS− て制御が困難である。昔た反応時間が上記範囲を外れる
場合にはいずれも得られた漂白剤は不安定なものとなる
。
以下、この発明の実施例を述べる。
実施例
(1)配合割合
亜塩素酸ソーダ 6左wt%
次亜塩素酸ソーダ 3θwt%
苛性カリ 左wt%
以上の配合組成を、金属銅製−の存在下に、水で冷却し
反応温度を9℃に保ち、コ時間反応した。
反応温度を9℃に保ち、コ時間反応した。
次に、以上のようにして得られたこの発明に係る標白剤
C本発明品)と、配合割合全回じくして金縞銅の存在さ
せずに得られた漂白剤(従来品)とを経口放置した後、
下記の条件で漂白し、その漂白効果を調べた。
C本発明品)と、配合割合全回じくして金縞銅の存在さ
せずに得られた漂白剤(従来品)とを経口放置した後、
下記の条件で漂白し、その漂白効果を調べた。
(2)漂白条件
未晒パルプ(白色度qo)に水を加えてパルプ濃度左v
o1%の水懸濁液となし、これに本発明6− 品或いは従来品の漂白剤f O,g vol %となる
ように添加し、更に酸を用いて漂白浴のPHが3.3に
なるように調整してgo℃で、2時間標目処理を行った
。
o1%の水懸濁液となし、これに本発明6− 品或いは従来品の漂白剤f O,g vol %となる
ように添加し、更に酸を用いて漂白浴のPHが3.3に
なるように調整してgo℃で、2時間標目処理を行った
。
(3)漂白効果
パルプ白色度は東洋理化学■製ホトボルト反射比白計で
測定した。
測定した。
以上の漂白効果から明らかなように、安定化剤としての
銅を使用しない従来品は放置期間が長くなると、漂白効
果が落ち、明らかに亜塩素酸ソーダの分解による効果が
認められるのに対し、本発明品は放置期間が長くなって
も、漂白効果の低下が認められず、これより触媒量の金
属銅の存在により亜塩素酸ソーダが次亜塩素酸−7− ソーダ、苛性カリの共存状態に拘わらず安定に存在する
ことが認められた。
銅を使用しない従来品は放置期間が長くなると、漂白効
果が落ち、明らかに亜塩素酸ソーダの分解による効果が
認められるのに対し、本発明品は放置期間が長くなって
も、漂白効果の低下が認められず、これより触媒量の金
属銅の存在により亜塩素酸ソーダが次亜塩素酸−7− ソーダ、苛性カリの共存状態に拘わらず安定に存在する
ことが認められた。
特許出願人 上 原 基 端
649−
Claims (1)
- 亜塩素酸塩、次亜塩素酸塩、苛性アルカリ全金属銅の存
在下に反応せしむること全特徴とする安定な亜塩素酸塩
−次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9844982A JPS58215499A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 安定な亜塩素酸塩一次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9844982A JPS58215499A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 安定な亜塩素酸塩一次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58215499A true JPS58215499A (ja) | 1983-12-14 |
Family
ID=14220033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9844982A Pending JPS58215499A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 安定な亜塩素酸塩一次亜塩素酸塩系漂白剤の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58215499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233200A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-19 | ジヨンソン株式会社 | 漂白洗浄剤 |
WO2019194184A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | 本部三慶株式会社 | 劣化次亜塩素酸塩から新規塩素酸化物組成物を得る製法 |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP9844982A patent/JPS58215499A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60233200A (ja) * | 1984-05-07 | 1985-11-19 | ジヨンソン株式会社 | 漂白洗浄剤 |
JPH0441200B2 (ja) * | 1984-05-07 | 1992-07-07 | Johnson Kk | |
WO2019194184A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | 本部三慶株式会社 | 劣化次亜塩素酸塩から新規塩素酸化物組成物を得る製法 |
CN112153900A (zh) * | 2018-04-03 | 2020-12-29 | 本部三庆株式会社 | 由劣化次氯酸盐得到新型氯氧化物组合物的制造方法 |
JPWO2019194184A1 (ja) * | 2018-04-03 | 2021-05-13 | 本部三慶株式会社 | 劣化次亜塩素酸塩から新規塩素酸化物組成物を得る製法 |
CN112153900B (zh) * | 2018-04-03 | 2022-09-13 | 本部三庆株式会社 | 由劣化次氯酸盐得到新型氯氧化物组合物的制造方法 |
CN115316399A (zh) * | 2018-04-03 | 2022-11-11 | 本部三庆株式会社 | 干燥固体以及由其制造的液体氯氧化物 |
IL277759B1 (en) * | 2018-04-03 | 2023-03-01 | Honbusankei Co Ltd | Create a method for obtaining an innovative chlorine oxide compound from degraded hypochlorite |
IL277759B2 (en) * | 2018-04-03 | 2023-07-01 | Honbusankei Co Ltd | Create a method for obtaining an innovative chlorine oxide compound from degraded hypochlorite |
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