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JPH1185952A - 色再現装置 - Google Patents

色再現装置

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JPH1185952A
JPH1185952A JP9243634A JP24363497A JPH1185952A JP H1185952 A JPH1185952 A JP H1185952A JP 9243634 A JP9243634 A JP 9243634A JP 24363497 A JP24363497 A JP 24363497A JP H1185952 A JPH1185952 A JP H1185952A
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JP
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JP9243634A
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Yasuhiro Komiya
康宏 小宮
Kensuke Ishii
謙介 石井
Nagaaki Ooyama
永昭 大山
Masahiro Yamaguchi
雅浩 山口
Takashi Koo
高志 小尾
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め定められた照明下の撮影以外では、撮影時
の照明や観察時の照明の違いにより正確な色の再現が困
難であり、色補正のため画像のデータ量も大きくなり、
モニタのオフセット光も色補正に対して大きく影響を与
えていた。 【解決手段】本発明は、画像入力装置1等からの入力画
像をデバイスインデペンデントカラー画像に変換する際
に参照する入力プロファイル4aが、画像入力装置情報
と撮影時及び観察時の照明光データや被写体データを用
いて作成されて高精度に変換され、また画像出力装置2
に画像を再現する際に、画像入力装置情報と撮影時の照
明光データにより、対象物自体の分光反射率を算出して
撮影時の照明光の影響を無くし、観察時の照明光データ
により、対象物の観察照明光下での色を算出し、被写体
データにより入力画像が少ない情報しか持たなくても高
精度に色再現画像を推定する色補正部3を有する色再現
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力装置で撮
影された対象物の画像の色を正確に出力装置に出力する
色再現装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から印刷物やTVモニタに表示させ
る色を人間が視覚で認識した色に少しでも近づけるよう
にするために様々な試みが行われてきている。
【0003】近年のコンピュータの高性能化、小型化
や、DTPシステム(デスクトップパブリッシング、電
子出版)が普及するに伴い、TVモニタに表示させる表
示色と入出力対象である印刷物の色を合わせる色合わせ
技術(例えば、特開平5−216452号公報や特開平
6−51732号公報等)が提案されている。
【0004】この色合わせ技術を代表するCMS(カラ
ーマネージメントシステム)では、例えば、図32,3
3に示すような画像入力装置1及び画像出力装置2の間
に色補正部3を設けて、画像入力側(撮影側)、画像出
力側(観察側)でそれぞれ入力プロファイル4、出力プ
ロファイル5を持ち、一度、画像入力装置1及び画像出
力装置2に依存しない色(以後、デバイスインデペンデ
ントカラーと呼ぶ)に変換した後、入出力の色合わせを
行っている。
【0005】また、特開平9−172649号公報で
は、図34に示すような、再生される場所とは、異なる
遠隔の場所等で撮影した画像を伝送し、スペクトルで色
合わせを行い、正確な色再現で再生(表示、印刷)する
カラー画像記録再生システムが提案されている。
【0006】これは、撮影側で対象物のマルチスペクト
ル画像を撮影し、撮影側の照明スペクトルデータと、再
生側の照明スペクトルデータを用いて、再生側の照明光
下で対象物を撮影したのと同一のスペクトル画像に変換
する。
【0007】次に、多次元のスペクトル画像をXYZ値
等の3次元のベクトル画像へ変換し、再生側に伝送す
る。そして、再生側で再生装置の分光特性に応じたカラ
ー信号に変換し、出力する。
【0008】また、色補正した画像は、出力媒体(この
図ではモニタ)に合わせた色に補正して出力画像を出力
するが出力プロファイルは次のような手順で作成され
る。
【0009】モニタ131及び測定に用いる色度計13
2は、暗室等外光の影響を受けない場所においてセッテ
ィングされ、図35に示すようにRGB信号生成部13
3により所定のRGB信号を生成して、画像表示制御部
134を介してモニタ131に表示される。このモニタ
131に表示される色は、色度計132で測定される。
【0010】この色度計132から出力される信号は、
色度検出部135によりXYZ値等の色度値として検出
され、出力プロファイル演算部136に送られる。
【0011】出力プロファイル演算部136では、RG
B信号生成部133で生成されるRGB値と色度検出部
135で検出される色度値との関係から出力プロファイ
ルを演算する。次に、モニタ131に出力するRGB値
とモニタ131から出力されるXYZ値の関係について
説明する。
【0012】モニタ131はRGB蛍光体を有してお
り、このRGB蛍光体に信号を送りカラー画像を表示す
る。RGB蛍光体へ送る信号値(RGB値)は、図35
に示すRGB信号生成部133で生成される。
【0013】RGB値はモニタ131のγ特性により非
線型に変換される。RGBのγ特性をそれぞれγr[]、
γg[] 、γb[] とする。さらに、RGB蛍光体各々の和
が色として感じられるため、γ特性を受けた信号値が加
算されたものが、モニタから出力される次式(11)で
示すような色度値(XYZ値)となる。
【0014】
【数1】
【0015】ここで、Xrmax、Yrmax、Zrmaxは、R蛍
光体の最大輝度時のXYZ値であり、Xgmax、Ygmax、
Zgmaxは、G蛍光体の最大輝度時のXYZ値であり、X
bmax、Ybmax、Zbmaxは、B蛍光体の最大輝度時のXY
Z値である。
【0016】所望するXYZ値を得るためのRGB値
は、式 (11)を利用して演算でき、次の式(12)
のようになる。
【0017】
【数2】
【0018】つまり、マトリックス変換とγ補正により
構成される。一連の処理をまとめたものを図36に示
す。
【0019】この構成において、出力プロファイル演算
部136では、RGB値とXYZ値からマトリックス変
換のためのマトリックス係数とγ補正のためのγ補正値
を演算し、出力プロファイル記憶部137に記憶する。
そしてデバイス値変換部138では、マトリックス係数
とγ補正値を利用して、マトリックス変換及びγ補正を
行い、画像表示制御部134のモニタに表示すべきRG
B値を出力する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のCMS
(図32,33)では入力側、出力側ともに光源がD5
0に指定されている。そのため、D50でない照明光下
で画像が撮影された場合や、D50でない照明下で出力
された画像を観察した場合、色が合わない問題が生じ
る。
【0021】図34に示した従来のカラー画像記録再生
システムにおいては、撮影側で測定された画像を観測側
の照明光にあわせたXYZ値等の色度値に変換し、観察
側に伝送することを想定している。
【0022】しかし、一度XYZ値に変換された画像
は、既にスペクトル情報を持たないため、観察側では再
度、自由に照明光のデータ変換できない。また、撮影時
の照明光のスペクトルデータと、観察時の観察光のスペ
クトルデータのみを用いて、スペクトルで色合わせをし
ているため、色再現の精度をあげるためには、入力画像
自体がある程度多くのスペクトル情報を必要とする。
【0023】そのため、画像入力装置は、多くのバンド
でスペクトル画像を撮影できるマルチスペクトルカメラ
でなければならず、ワンショットで撮影することが難し
くなる。また画像のデータ量も大きいものになってしま
う。
【0024】そして、色補正した画像をモニタに映し出
す際には、モニタのオフセット光や外光が影響して、従
来手法でモニタへの出力プロファイルを作成しても、必
ずしも満足する色再現は得られなかった。
【0025】通常、モニタに電源を入れると、モニタの
オフセット光の影響で、モニタへR=G=B=0を出力
してもモニタ面が黒(X=Y=Z=0)にはならない。
また、モニタが置かれている場所の照明光(外光)がモ
ニタ管面を照射しており、このモニタ管面から反射によ
り、モニタに電源を入れなくてもX=Y=Z=0にはな
らない。つまり、モニタのオフセット光や外光は、モニ
タに本来表示される画像信号に加算されることとなる。
モニタのオフセット光と外光を加算したものを以後、バ
イアス値と称する。
【0026】このバイアス値が加算された状態を考慮し
て、プロファイルを作成すれば正確な色再現ができる
が、オフセット光や外光は、時間と共に大きく変動す
る。例えば、モニタは電源を入れてから安定するまでに
オフセット光が大きく変化する。また、外光として用い
ている照明光源が変わったり、経時変化したり、さらに
窓の外の屋外光が変化したりして大きく変化する。これ
らのオフセット光や外光が変動する度に出力プロファイ
ルを生成し直すには、専門の知識を要するとともに、多
大の時間も必要となる。
【0027】そこで本発明は、画像入力装置の情報と、
撮影時及び観察時の照明光のスペクトルデータの情報及
び撮影した対象物のスペクトルの統計的性質等の情報か
らなる色再現環境情報とを参照した画像変換を行い、画
像の撮影場所と再現場所の遠隔化も可能で、オフセット
光や外光が変動した場合にも容易で高速に出力プロファ
イルを作用させた正確な色再現が可能な色再現装置を提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、画像入力装置で撮影された画像を画像出力
装置に表示若しくは印刷による出力を行う画像装置にお
ける色再現装置において、上記画像入力装置に関する情
報と、撮影時及び観察時の照明光データ及び撮影した対
象物の光学的な情報からなる環境情報とに応じた入力プ
ロファイルを作成する入力プロファイル作成部と、上記
入力プロファイルを作用させて画像をデバイスインデペ
ンデントカラー画像に変換する入力プロファイル作用部
を有するデバイスインデペンデントカラー変換部と、上
記デバイスインデペンデントカラー画像を、上記画像出
力装置の情報に応じて作成された出力プロファイルに作
用させてデバイス値に変換するデバイス値変換部とを備
える色再現装置を提供する。
【0029】以上のような構成の色再現装置において
は、画像入力装置等により入力された入力画像をデバイ
スインデペンデントカラー画像に変換する際に参照する
入力プロファイルが、撮影に用いた画像入力装置の特性
やそれらの設定状態からなる画像入力装置情報と、撮影
される対象物の画像を画像入力装置で撮影する時の照明
光データ及び撮影した対象物の画像を観察したい場所の
照明光データ及び撮影した対象物の光学的なデータから
なる環境情報を用いて作成するため、精度良く、入力画
像をデバイスインデペンデントカラー画像に変換され
る。
【0030】また、画像出力装置に画像を再現する際
に、画像入力装置の特性やそれらの設定状態及び撮影時
の照明光データにより、撮影時の対象物自体の正確な分
光反射率を算出して撮影時の照明光による影響を無く
し、且つ観察時の照明光データにより、実際に対象物を
観察したい場所の照明下で見たときの色を算出すること
ができ、撮影した対象物の光学的なデータにより、入力
画像が少ないスペクトル情報しか持たなくても、精度良
く色再現画像が推定される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0032】図1乃至図7を参照して、本発明による色
再現装置の第1の実施形態について説明する。
【0033】まず図1に示すように、大別して、対象物
の画像を撮影する画像入力装置1と、画像の色を補正す
る色補正部3と、出力画像を出力(表示、印刷)する画
像出力装置2とから構成される。
【0034】この色補正部3は、入力された画像の色を
入力プロファイル4aを参照しながらデバイスインデペ
ンデントカラーに変換するデバイスインデペンデントカ
ラー変換部4と、変換されたデバイスインデペンデント
カラー画像を出力プロファイル5aを参照しながら画像
出力装置2の特性にあわせたデバイス値に変換し画像を
出力するデバイス値変換部5とで構成される。
【0035】上記デバイスインデペンデントカラー変換
部4は、図2に示すように、入力される画像入力装置情
報と、色再現環境に関する環境情報に応じて入力プロフ
ァイル4aを算出する入力プロファイル作成部6と、入
力画像に入力プロファイルを作用し色変換を行う入力プ
ロファイル作用部7とで構成される。また図4に示すよ
うに、入力プロファイル作成部6は、マトリックス作成
部9であり、入力プロファイル作用部7は、マトリック
ス演算部8としても構成することができる。
【0036】このように、マトリックス演算で入力プロ
ファイルを作用することができるので、高速に入力画像
をデバイスインデペンデントカラー画像に変換すること
ができる。
【0037】さらに色補正部3としては、図3に示すよ
うな、入力プロファイル作成部6で作成した入力プロフ
ァイル4aと、画像出力装置情報に基づき出力プロファ
イル作成部10により作成された出力プロファイル5a
とにより、入出力プロファイル12を作成する入出力プ
ロファイル作成部11及び入出力プロファイル作用部1
3を備えて、入力プロファイルと出力プロファイルを連
結して、高速化を実現する構成も考えられる。
【0038】前述した入力プロファイル作成部6は、色
再現画像を作成する様々な情報を考慮して入力プロファ
イルを作成する為、精度良く、入力画像をデバイスイン
デペンデントカラー画像に変換できる。
【0039】図2に示した上記画像入力装置情報は、撮
影に用いた画像入力装置の特性やそれらの設定状態(以
後、撮影特性と称する)等であり、一方、環境情報は、
対象物の画像を画像入力装置で撮影する時の照明光のス
ペクトルデータ(以後、撮影照明光データと称する)
と、撮影した対象物の画像を観察したい場所の照明光の
スペクトルデータ(以後、観察照明光データと称する)
と、撮影した対象物のスペクトルの統計的性質等の情報
(以後、被写体特性と称する)からなる。
【0040】この撮影特性を用いることによって、画像
入力装置それぞれに対し、精度よく色再現画像を推定で
きる。画像入力装置が複数のスペクトル画像を撮影する
マルチスペクトルカメラの場合やデジタルカメラで撮影
する場合でも色再現を可能とする。
【0041】そして撮影照明光データを用いることによ
って、撮影時の照明光による影響をキャンセルできる。
つまり、どんな照明光下(例えば、蛍光燈、白熱灯、太
陽など)で対象物を撮影しても対象物自体の正確な分光
反射率を算出することができる。また観察照明光データ
を用いることによって、実際に画像を観察したい場所の
照明下の色を算出できる。被写体特性を用いることによ
って、入力画像が少ないスペクトル情報しか持たなくて
も、精度良く色再現画像を推定できる。
【0042】次に図5及び図6を参照して、補正部3に
入力される環境情報について説明する。
【0043】この環境情報は、画像入力装置1、専用の
入力装置14、ネットワーク15或いは、記憶媒体16
のいずれから供給される。
【0044】環境情報を画像入力装置1やその他の入力
装置から得る場合、画像を撮影した時の環境情報をリア
ルタイムに得ることができ、環境が刻々と変化する場合
でも精度よくデバイスインデペンデントカラー画像に変
換できる入力プロファイルを作成できる。
【0045】また環境情報をネットワーク15若しくは
記憶媒体16から得る場合には、遠隔地の環境にあわせ
て、或いは過去の環境にあわせて、入力プロファイルを
作成することもできる。
【0046】この色補正部3は、大きくは、図2に示し
たようなデバイスインデペンデントカラー変換部4とデ
バイス値変換部5とで構成される。デバイスインデペン
デントカラー変換部4の入力プロファイル作成部6は、
入力装置14等から画像入力装置情報や環境情報が入力
される観察データ選択部18、被写体特性選択部19、
及び撮影特性選択部20と、それぞれの出力に基づき入
力プロファイル4aを算出する入力プロファイル算出部
21とで構成される。また、入力プロファイル作用部7
は、入力された画像に対して、選択を行う入力画像選択
部22と選択された画像を入力プロファイルに基づき色
変換してデバイスインデペンデントカラー画像に処理す
る色変換部23とで構成される。
【0047】また、デバイス値変換部5の出力プロファ
イル作用部24は、デバイスインデペンデントカラー画
像を出力プロファイル5aに基づき色変換して再生する
色変換部25と、再生された画像の出力先を選択して、
画像出力装置17、記憶媒体16或いはネットワーク1
5に出力する画像出力先選択部26とで構成される。出
力プロファイル5aを作成する出力プロファイル作成部
10は、画像出力装置情報から必要な情報を選択する出
力デバイス特性選択部27と、選択された出力デバイス
特性に基づき出力プロファイル5aを算出する出力プロ
ファイル算出部28とで構成される。なお、本実施形態
の各構成は、当然、各種の変形、変更が可能である。
【0048】例えば、画像入力装置1は、複数枚のバン
ドパスフィルタを用いたマルチスペクトルカメラ、液晶
を用いた波長可変フィルタを用いたマルチスペクトルカ
メラ、プリズム等で光路分割したマルチスペクトルカメ
ラ或いは、デジタルカメラであっても良い。また画像出
力装置17は、モニタ、プロジェクタ或いは、プリンタ
でも良い。
【0049】また入力装置14は、スペクトルデータを
得る場合、分光器やマルチスペクトルカメラを用いるこ
ともできる。ネットワーク15の遠隔地に本システムと
同じシステムを設置し、相互に画像や環境情報のデータ
を伝送してもよい。記憶媒体にはフロッピーディスクや
MO等を用いる。
【0050】このような構成において、図7に示すよう
に、色補正部3を前処理の色補正部3aと後処理の色補
正部3bとに分けて、色変換部23でデバイスインデペ
ンデントカラー画像にした後、画像出力先選択部31に
より出力先を選択し、記憶媒体29に保存して移動、或
いはネットワーク30を用いて伝送してもよい。
【0051】また、出力プロファイル作用部24に送ら
れてきたデバイスインデペンデントカラー画像はデバイ
スインデペンデントカラー画像選択部32で選択され、
この選択された画像が出力プロファイル5aに基づき色
変換部25で再生される。
【0052】この実施形態において、デバイスインデペ
ンデントカラー画像の方が、照明変換できるフォーマッ
トの画像よりデータサイズが小さくてすむため、画像デ
ータを保存したり伝送する時、有効な場合もある。
【0053】この構成において、図6に示した構成部位
と同等の部位には、同じ参照符号を付して、その説明を
省略する。
【0054】次に、入力プロファイル4aと出力プロフ
ァイル5aを連結させた入出力プロファイル12を作成
して利用する構成を図8及び、図3を参照して説明す
る。
【0055】この色補正部3の入出力プロファイル作用
部13は、入力された画像を選択する入力画像選択部3
3と、作成された入出力プロファイル12に基づき、選
択された画像を変換する入力画像変換部34とで構成さ
れ、ここで変換された画像は画像出力先選択部35によ
り出力先が選択されて出力される。
【0056】このような構成により、入力画像の変換が
1回ですむため、図6に示した構成に対して、さらに処
理が高速化される。
【0057】図9には、第1の実施形態としての色再現
装置を実際に構築した場合の具体的な構成例を示し説明
する。本実施形態は、コンピュータのソフトウェア上に
構築されたものであり、色再現画像を作成し、モニタに
表示するシステムの一例である。
【0058】図9に示すように、対象物53のマルチス
ペクトル画像を撮影するマルチスペクトルカメラ41
と、撮影時や観察時の照明光データを測定する分光計4
2,43と、モニタ44のプロファイルを測定する色度
計45、コンピュータ46とモニタ44とで構成され
る。
【0059】このコンピュータ46でソフトウェア上に
構築され前述したように機能する各構成部位において、
図6で説明したものと同等に機能する部位には、同じ参
照符号を付して、その説明は省略する。
【0060】このコンピュータ46には、入力プロファ
イル及び出力プロファイルを作成するための部位(ソフ
トウェア)の他に、マルチスペクトルカメラ41からの
撮影画像を取り込むマルチスペクトル画像撮影部47
と、入力プロファイル4aを作成するための照明光デー
タを得るために分光計42,43を制御する照明光デー
タ測定部48と、出力プロファイル5aを作成するため
のモニタ44のデータを得るために色度計45を制御す
るモニタ測定部49と、色が再現された画像をモニタ4
4に表示させるための色再現画像表示部50とを備え
る。
【0061】このような構成においては、色再現画像作
成処理を行う前に、入力プロファイル及び、出力プロフ
ァイルを作成する必要がある。
【0062】入力プロファイルの作成には、撮影時や観
察時の照明光のスペクトルデータを分光計42,43を
用いて測定する。測定に用いる参照板51,52は、照
明光のスペクトルデータを測定できれば良いので、分光
反射率が既知のものを用いれば良い。標準白色版等の反
射率が高く、経時変化の少ないものが好ましい。撮影照
明光に電球タイプ、観察照明光に蛍光燈タイプの照明が
図示されているが、同じ照明としても勿論よい。尚、人
工照明光ではなく自然の太陽光を用いて測定しても良
い。
【0063】照明光データ測定部48で測定した照明光
データから算出したマルチスペクトルカメラ41の撮影
特性や、対象物の特性を別途入力して、入力プロファイ
ル作成部6で入力プロファイル4aを作成する。作成さ
れた入力プロファイル4aは、図示しないメモリ上に格
納しても、ディスク上に保存してもよく、使用時に再度
読み込めば良い。
【0064】そして出力プロファイル5aは、モニタ4
4に適当な色を表示し、これを色度計45で測定した測
定値を用いることで作成できる。具体的には、モニタ4
4の発光体の色度値と、モニタ44に入力するRGBの
デジタル値と実際に発光される輝度との関係(一般的に
γ特性として知られる)を算出すればよい。
【0065】モニタ測定部49で測定したデータに基づ
き、出力プロファイル作成部10で出力プロファイル5
aを作成する。作成された出力プロファイル5aは、入
力プロファイル4aと同様に、メモリ上やディスク上に
保存して使用時に再度読み込んでも良い。
【0066】本実施形態では、モニタ測定として別途、
色度計を備えたが照明光データ測定に用いる分光計を兼
用することも可能である。
【0067】そして測定対象物の色再現画像を作成する
には、マルチスペクトルカメラ41で測定対象物53を
測定し、入力プロファイル4a、出力プロファイル5a
を順に作用させて、画像を出力するモニタ44の特性に
あわせて、画像を作成する。マルチスペクトルカメラ4
1は、バンドパスフィルタを複数枚で構成される回転色
フィルタを持つマルチスペクトルカメラでも、透過波長
可変フィルタを用いたマルチスペクトルカメラでも構わ
ない。
【0068】また、入力プロファイル4aを3次元のデ
ータ用として作成しておけば、通常のRGBカメラや、
デジタルカメラを用いることもできる。
【0069】本実施形態は、1 台のパーソナルコンピュ
ータで色再現装置を実現しているが、ネットワークに接
続された複数のパーソナルコンピュータ間で正確に色を
伝える色再現装置も実現できる。
【0070】以下に、ソフトウェア処理のアルゴリズム
の例について説明する。まず、マルチスペクトルカメラ
の出力信号をgiとすると、giは、
【数3】
【0071】と表せる。実際に、対象物を人間が観察し
た場合の刺激値XYZは、
【数4】
【0072】なので、
【数5】
【0073】となる、マトリックスMを算出すればよ
い。tは転置行列を表わす。評価関数は、
【数6】
【0074】を最小にするようにMを設計する。E[]
は期待値を求める演算子を表す。
【0075】
【数7】
【0076】として求まるMは最小二乗フィルタであ
り、
【数8】
【0077】で与えられる。
【0078】式(6)のE[ f( λ) ・f(λ')] は測定
対象物のスペクトル相関項を表しており、あらゆる物体
において評価関数を平均的に小さくする場合は、単位行
列になり、フィルタMは以下のようになる。
【0079】
【数9】
【0080】測定対象物をある程度限定し、分光反射率
分布を少数の基底で表すことが出来ば、少数の分光画像
からでも精度良く色を推定できる。例えば、遠隔医療で
は肌色の分光反射率を測定し、統計的性質として相関行
列を予め求めれば少数の分光画像から精度良く肌色を再
現できる。
【0081】つまり、入力プロファイル作成は、被写体
特性を用いて色再現処理を行う場合、式(6)を計算す
ることであり、被写体特性を用いない場合は、式(7)
を計算することとなる。そして、入力プロファイル作用
部は、マルチスペクトル画像撮影部で得られた信号にフ
ィルタMを掛ける、つまり、式(3)を計算することで
ある。
【0082】次に、本発明による色再現装置の第2の実
施形態について説明する。
【0083】図10に示すように本実施形態は、対象物
の画像を撮影する画像入力装置1と、入力された画像の
色を入力プロファイル4aを参照しながらデバイスイン
デペンデントカラー画像に変換するデバイスインデペン
デントカラー変換部4と、変換されたデバイスインデペ
ンデントカラー画像を出力プロファイル5aを参照しな
がら画像出力装置2の特性にあわせたデバイス値に変換
し出力画像とするデバイス値変換部5と、出力画像を出
力(表示、印刷)する画像出力装置2と、入力プロファ
イル作成時に、画像入力装置情報または環境情報を自由
に参照できる情報データベース54とで構成される。
【0084】この情報データベースは、前述した画像入
力装置情報や環境情報がデータベース化されており、入
力プロファイル作成時に参照できる。これらの情報を入
力プロファイル作成時に自由に参照可能にすることによ
り、入力画像を任意の環境でデバイスインデペンデント
カラー画像に変換できる。また情報データベースは、勿
論、ネットワーク先、もしくはCD−ROM等の記憶媒
体に保存しておき、作成時に呼び出して参照してもよ
い。又、同様の画像出力装置に関する情報を有する情報
データベース(図示せず)を備え、出力プロファイル作
成時に参照するように構成することもできる。よってデ
バイスインデペンデントカラー画像を任意の環境で出力
画像に変換できる。
【0085】次に図11及び図12を参照して、本発明
による色再現装置の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、入力画像自体が入力プロファイル作成に
必要となる、画像入力装置情報または環境情報の一部を
有しており、照明変換可能なデータ構造を有する画像デ
ータの色補正を行うものである。
【0086】本実施形態は、図11に示すように、対象
物の画像を撮影する画像入力装置1と、撮影された画像
データと入力プロファイル作成に必要な種々の情報を組
み合わせて照明光の影響による色の変化に対して色変換
可能な画像フォーマット(照明可変画像フォーマットと
称する)に変換する色補正前処理部3cと、この前処理
部3c から出力される照明可変画像データ55に対して
入力プロファイル及び出力プロファイルを作用させ色補
正させた画像データを出力する色補正部3dと、色補正
された画像データを出力(表示、印刷)する画像出力装
置2から構成される。
【0087】上記色補正部3dは、入力された照明可変
画像データ55を再度画像データと入力プロファイル作
成に必要な種々の情報に分ける入力データ分割部59
と、画像データに入力プロファイルを作用させてデバイ
スインデペンデントカラー画像を出力するデバイスイン
デペンデントカラー変換部4と、変換されたデバイスイ
ンデペンデントカラー画像を出力プロファイルを参照し
ながら出力装置の特性にあわせたデバイス値に変換し画
像出力するデバイス値変換部5を有している。
【0088】ここで、デバイスインデペンデントカラー
変換部4は、入力される画像入力装置情報と環境情報か
ら入力プロファイルを作成する入力プロファイル作成部
6と、入力される画像データに入力プロファイルを作用
させデバイスインデペンデントカラー画像に変換する入
力プロファイル作用部7とからなる。
【0089】上記照明可変画像データ55は、例えば図
12で示すフォーマット例のように画像データとしての
バンド数に識別された複数の画像データ55aと、環境
情報としての撮影照明光データ55bと、画像入力装置
情報として画像入力装置で使用しているフィルタ情報5
5c1及びシャッタ速度情報55c2と、種々のヘッダ
情報55dとで構成される。
【0090】この構成において、デバイスインデペンデ
ントカラー変換部4に入力される画像データ自体に、画
像入力装置情報、環境情報の一部の情報を持たせ、ま
た、入力画像データに含まれない画像入力装置情報、環
境情報は、他の実施形態と同様に、色補正部外部から入
力する。
【0091】従って、画像データと画像入力装置情報、
環境情報の一部を、色補正前処理部3cで1つのデータ
構造にすることによって、観察照明光を任意に変更でき
るデータを使いやすく持つことができる。またデバイス
インデペンデントカラー変換部4とデバイス値変換部5
に代えて、図8に示すような構成を用いても良い。
【0092】次に、図13及び図14には、前述した第
3の実施形態の変形例を示し説明する。
【0093】本実施形態は、前述した図7に示したよう
な色補正部を前処理部と後処理部とに分けて、その間の
画像データを対象物の分光反射率データに近似する画像
データフォーマット(これも照明可変画像フォーマット
である)に変換して移動や伝送するものである。
【0094】この実施形態は、対象物の画像を撮影する
画像入力装置1と、入力された画像の色を入力プロファ
イルA57を参照しながら対象物の分光反射率を近似す
る画像データ(照明可変画像)に変換し、ヘッダ情報を
付加する画像フォーマット変換部56を有する色補正前
処理部3eと、この画像データとヘッダ情報等からなる
照明可変画像データ58を取り込み、入力プロファイル
B4aを参照しながら、デバイスインデペンデントカラ
ー画像に変換するインデペンデントカラー画像変換部4
及び、さらに変換されたデバイスインデペンデントカラ
ー画像を、出力プロファイル5aを参照しながら画像出
力装置2の特性にあわせたデバイス値に変換し出力画像
とするデバイス値変換部5からなる色補正部3fと、出
力画像を出力(表示、印刷)する画像出力装置3とから
構成される。
【0095】この色再現装置は、入力画像を予め撮影特
性や、撮影照明光データでフォーマット変換し、対象物
の分光反射率を近似する照明変換可能なデータ構造にす
ることを特徴とする。
【0096】上記照明可変画像フォーマットによって表
わされる照明可変画像データ58の一例として、図14
に対象物の分光反射率をあらわす被写体の画像データの
フォーマット例を示す。
【0097】本変形例は、撮影された入力画像を色補正
前処理部3eで撮影特性や撮影照明光データを含む画像
データ(対象物の分光反射率を近似するデータ)に変換
することにより、前述した第3の実施形態で示した図1
1の画像フォーマットに比べて、データの容量を小さく
することが可能となり処理の高速化が実現できる。
【0098】次に前述した第3の実施形態の具体的な構
成例について説明する。
【0099】図15及び図16には、第3の実施形態の
第1の具体的な構成例を示し説明する。
【0100】この実施形態は、パーソナルコンピュータ
を用いた商品の色見本確認を行うために、照明変換でき
るデータフォーマットで商品の画像データと、様々な照
明光データのデータベースとを記録する記録媒体を利用
したものである。
【0101】まず、上記記憶媒体の例えば、CD−RO
M60には、商品カタログビューアーソフトと、商品を
見る場所に設けられていると想定される照明光の情報か
らなる照明光データベースと、商品の画像データ(照明
変換可能なデータ) とが保存される。
【0102】この構成として、上記商品カタログビュー
アーソフト及び照明光データベースと、照明変換可能な
商品の画像データが記録されるCD−ROM60と、商
品カタログビューアーソフトを動作させるパーソナルコ
ンピュータ61と、パーソナルコンピュータの設置場所
の照明光を検出する照明検出センサ62と、パーソナル
コンピュータからの画像を出力するモニタ63とで構成
される。
【0103】このパーソナルコンピュータ61には、予
め設定された複数の出力プロファイルから好適するもの
を選択出力する出力プロファイル選択部64と、読み取
った照明光データベースと照明検出センサ62の検出信
号とから色補正に必要なデータを選択して出力する観察
用照明選択部65と、上記被写体の照明可変画像データ
より、入力プロファイルと、出力プロファイルを参照し
て色補正を行いモニタ63に画像を出力する色補正部6
6とで構成されている。その他、上記ビュアーソフトを
動作させるのに必要なハードディスク、ROM、RAM
等の各種ハードウェアが含まれる。
【0104】なお、上記入力プロファイルは色補正部6
6で照明可変画像データ及び照明光データベースからの
データにより作成しても良いし、既に作成してメモリ等
の記憶媒体に保存しておいたものを利用しても良い。
【0105】本実施形態によれば、ユーザは、CD−R
OM60を所有するパーソナルコンピュータ61に挿入
し、商品カタログビューアーソフトを起動して、商品カ
タログを表示する。その際に、照明光データも呼び出
し、表示された商品が蛍光灯や、白熱灯、太陽光の下に
あった場合の色の変化を画像として見ることができる。
さらに簡単な、照明光検出センサをパーソナルコンピュ
ータに接続して、その設置場所における商品の色を画面
上に再現することも可能である。また、画像をさまざま
角度から見ることができるオブジェクトムービー等と照
明可変画像データを組み合わせても良い。
【0106】本実施例では、記憶媒体を用いて画像デー
タを供給しているが、インターネット等でデータを提供
してもよい。また、商品としては、洋服等の衣料に限定
されるものではなく、化粧品、家具、電化製品、絵画等
の色確認に有効である。
【0107】次に図17乃至図19を参照して、第3の
実施形態の第2の具体的な構成例を示し説明する。
【0108】この実施形態は、図17に示すように、前
述した第1の具体的な構成例に加えて、デジタルカメラ
で撮影した画像を、CD−ROMから読み出された商品
の画像データにはめ込み、ユーザが自由に照明変換する
ものである。
【0109】このデジタルカメラ67は、図18に示す
ように、撮影レンズ68と、光電変換により撮影された
画像を電気信号に変換する撮像素子69と、上記電気信
号からなる画像情報に処理を行う信号処理部70と、カ
メラの撮影特性を記憶する撮影特性記憶部71と、撮影
場所の照明を検出するための照明検出センサ72と、こ
の照明検出センサ72で検出されたセンサ信号を処理す
る撮影照明データ検出部73と、着脱自在で、被写体画
像データと撮影特性と撮影照明データを記憶するメモリ
カード74とで構成される。
【0110】次に色再現装置は、上記商品カタログビュ
ーアーソフト及び照明光データベース及び照明可変画像
データとが記録されるCD−ROM60と、商品カタロ
グビューアーソフトを動作させるパーソナルコンピュー
タ61と、パーソナルコンピュータの設置場所の照明光
を検出する照明検出センサ62と、デジタルカメラ67
により画像データ等が記憶されたメモリカード74と、
ハードディスク上に保存される被写体毎の特徴等からな
る被写体特性データベース76と、私物衣料データベー
ス77とで構成される。
【0111】このパーソナルコンピュータ61は、第1
の具体例の構成に加えて、被写体特性データベース76
から被写体に該当するデータを指定する被写体指定部7
8と、出力プロファイルを参照してメモリカード74か
ら読み出した被写体画像データ、撮影照明データ及び撮
影特性により色補正を行う色補正部79と、それぞれに
色補正された画像を合成する画像合成部80とを備えて
いる。
【0112】このように構成された色再現装置におい
て、商品カタログビューアーソフトを起動して、商品カ
タログを表示した際に、デジタルカメラ67で撮影した
ユーザ自身の顔写真(67a)と商品とを写真合成(6
7b)したり、今まで自分の買った(すでに持ってい
る)洋服等を記憶してある私物衣料データベース77を
参照しながらコーディネイトできるソフトと一緒に、シ
ュミレーションできる。ユーザ自身がその商品を購入し
たら、実際にどのように活用でき、どのように組み合わ
せて着飾れるかを容易にシュミレーションできる。
【0113】本実施例では、記憶媒体を用いて画像デー
タを供給しているが、インターネット等でデータを提供
してもよい。また、商品としては、洋服等の衣料に限定
されるものではなく、化粧品、家具、電化製品、絵画等
の色確認に有効である。
【0114】次に本発明による色再現装置の第4の実施
形態について説明する。
【0115】本実施形態は、対象物を撮影すると同時
に、その時の環境情報の一部を測定可能な画像入力装置
1と、前述したデバイスインデペンデントカラー変換
部、デバイス値変換部及び画像出力装置とで構成され
る。
【0116】図20には、本実施形態に用いることが可
能な撮影した対象物の画像と環境情報の一部を同時に得
るマルチスペクトルカメラの構成を示す。
【0117】この構成は、撮影レンズ81により集光さ
れた光束をハーフミラー82及びミラー83で光路分割
し、撮像素子例えばCCD84と分光器85とに分岐し
て受光する。
【0118】この面順次のマルチスペクトルカメラは、
画像の撮影に複数枚のバンドパスフィルタで構成される
ターレット86をモータ87回転させながら、複数のマ
ルチスペクトル画像を取り込む。
【0119】その間に、分光器85はあるスポットのス
ペクトルデータを複数回測定することによって、対象物
のスペクトルデータの統計的性質を得て、被写体特性算
出部88aに送出する。つまり、画像データと環境情報
のうち被写体特性を同時に取り込むことができる。
【0120】また図21に示すマルチスペクトルカメラ
は、図20に示したカメラにおける分光器の配置と光路
を変更した例である。
【0121】このマルチスペクトルカメラは、カメラ上
部に配置した分光器89により外部から直接的に撮影時
の照明光のスペクトルデータを取得し、このスペクトル
データに基づき、撮影照明光データ算出部88bにより
撮影照明光データを算出するものである。つまり、画像
データと、環境情報のうち撮影スペクトルデータに基づ
く撮影照明光データを同時に取り込むことができる。
【0122】尚、本実施形態は、複数枚のバンドパスフ
ィルタを用いたマルチスペクトルカメラでも、液晶を用
いた波長可変フィルタを用いたマルチスペクトルカメラ
でも、プリズム等で光路分割したマルチスペクトルカメ
ラでも、デジタルカメラでも勿論かまわない。
【0123】次に本発明による色再現装置の第5の実施
形態について説明する。
【0124】本実施形態は、前述したと同様な対象物の
画像を撮影する画像入力装置1と、入力された画像の色
を入力プロファイル4aを参照しながらデバイスインデ
ペンデントカラー画像に変換するデバイスインデペンデ
ントカラー変換部4と、変換されたデバイスインデペン
デントカラー画像を出力プロファイル5aを参照しなが
ら画像出力装置の特性にあわせたデバイス値に変換し出
力画像とするデバイス値変換部5と、出力画像を出力
(表示、印刷)する画像出力装置2とで構成される。画
像入力装置1には、画像入力装置情報(全て、または一
部)を記憶できる撮影特性記憶部が備えられており、色
補正を行う際に自由に参照できる。
【0125】図22には画像入力装置1として、一例と
なるマルチスペクトルカメラの構成を示す。
【0126】このマルチスペクトルカメラは、撮影レン
ズ81と、この撮影レンズを駆動制御するレンズ制御部
93と、撮影された画像を電気信号として得る撮像素子
例えばCCD84と、撮影レンズ81とCCD84との
間に介在する、画像の撮影に用いられる複数枚のバンド
パスフィルタで構成される回転式フィルタターレット8
6と、このフィルタターレット86を回転させるモータ
87と、フィルタターレット毎に設けれられ、装着され
るフィルタの特性を記憶するフィルタ特性記憶部(撮影
特性記憶部)90と、このフィルタ特性を読み取るフィ
ルタ特性読取部91と、レンズ情報、シャッタ速度制御
及びフィルタ特性を撮影特性に変換する撮影特性変換部
92とで構成される。
【0127】このマルチスペクトルカメラは、フィルタ
ターレット86に装着されたフィルタのフィルタ特性を
記憶し、フィルタターレット86が交換された時には、
フィルタ特性読取部91でフィルタ特性がその都度読み
込まれる。
【0128】また、レンズ制御装置93から撮影レンズ
81の情報が読み出せる。フィルタ特性情報とレンズ情
報は、撮影特性変換部92で撮影特性のデータに変換さ
れ、色再現装置側に送られる。カメラに記憶するデータ
として、CCD84の分光感度特性も持たせても良い。
【0129】尚、本実施の形態は、複数枚のバンドパス
フィルタを用いたマルチスペクトルカメラでも、液晶を
用いた波長可変フィルタを用いたマルチスペクトルカメ
ラでも、プリズム等で光路分割したマルチスペクトルカ
メラでも、デジタルカメラでも勿論かまわない。
【0130】次に本発明による色再現装置の第6の実施
形態について説明する。
【0131】本実施形態は、図1に示した構成でデバイ
ス値変換部5のみが異なっており、以外の構成は同等で
ある。
【0132】図23に示すように、デバイス値変換部5
は、入力される画像出力装置情報に応じて出力プロファ
イル5aを作成する出力プロファイル作成部10と、入
力されるデバイスインデペンデントカラー画像からオフ
セットを減算するオフセット減算部94と、オフセット
を減算した値を出力プロファイル5aを参照して色変換
を行う出力プロファイル作用部24とで構成される。
【0133】通常、オフセット光や外光は、本来表示さ
れている画像に加算される。
【0134】
【数10】
【0135】この式(8)に示すように、得られるXY
Z値は、出力するRGBによる値にバイアス値(X0 ,
Y0 ,Z0 )が加算されたものになる。
【0136】そこで、オフセット光や外光のバイアス値
だけを計測し、そのバイアス値をプロファイルへ入力す
るXYZ値から減じる。この処理により、暗室等で求め
ておいた出力プロファイルをそのまま用いることができ
るため、プロファイル作成の多大な労力を必要としな
い。具体的には、
【数11】
【0137】に示すように表示したい色からこのバイア
ス値(X0 ,Y0 ,Z0 )を減算してから出力プロファ
イルを作用させればよい。
【0138】次に本発明による色再現装置の第7の実施
形態について説明する。
【0139】通常、モニタオフセット光、外光は、別々
に計測或いは、同時に計測して、表示したいXYZの値
から減算する。モニタオフセット光によるXYZ値をO
x ,Oy ,Oz 、外光によるXYZ値をLx ,Ly ,L
z とすれば、バイアス値X0Y0 ,Z0 は、
【数12】
【0140】になる。モニタ管面の概念図を図24に示
す。
【0141】図25には、色度計を用いてバイアス値を
計測する構成例を示す。
【0142】図25(a)は、モニタオフセット光によ
るXYZ値Ox ,Oy ,Oz を計測する場合で、モニタ
と色度計を暗室内に設置し、モニタの電源をいれた状態
でR=G=B=0を出力して、色度値を検出する。図2
5(b)は、外光によるXYZ値Lx ,Ly,Lzを計測す
る場合、図25(c)は、バイアス値X0 ,Y0 ,Z0
を直接計測する場合である。
【0143】図26には、図23のデバイス値変換部と
その周辺部の構成例を示す。
【0144】このデバイス値変換部5は、Lx ,Ly ,
Lz 記憶部95とOx ,Oy ,Oz憶部96からのそれ
ぞれの値を式(10)に基づき、加算したバイアス値X
0 ,Y0 ,Z0 を入力されたXYZ値から減算する減算
部97a,79b,79cと、マトリックス係数記憶部
から読み出した係数を考慮して、前述した式(9)に基
づき、減算されたXYZ値をマトリックス変換するマト
リックス変換部98と、変換されたR’G’B’をそれ
ぞれγ補正するγ補正部99a,99b,99cとで構
成される。(出力プロファイル記憶部については図36
参照)この構成により、マトリックス変換部98の前に
減算部97a,79b,79cを設けて、入力されるX
YZ値からバイアス値X0 ,Y0 ,Z0 を減算する。図
25(c)に示すように、直接バイアス値が求められた
場合には、バイアスメモリ100を設け、このバイアス
メモリ100に記憶されているバイアス値で減算処理を
行う。
【0145】本実施形態では、出力プロファイルが全く
変更されることが必要ないため、非常に簡便にかつ高速
に出力プロファイルを作用させることができる。
【0146】次に本発明による色再現装置の第8の実施
形態について説明する。
【0147】本実施形態では、バイアス検出用センサを
設けて、モニタオフセット光と外光の検出に共用するも
のである。
【0148】図27(a)に示すように、色度検出セン
サ101をモニタ管面に密着させて、オフセット光を検
出する。また図27(b)に示すように、外光検出時に
は外光検出アダプタ102を色度検出センサ101に取
り付け例えば、モニタの上部に取り付ける。
【0149】この場合センサから得られる色度値はモニ
タ管面の反射からの値ではないので、外光演算部にて外
光のXYZ値Lx ,Ly ,Lz に変換する。
【0150】モニタのオフセット光は、モニタの電源を
いれてからしばらくすると安定するが、特に屋外の光が
入射する場合には外光の変化は大変大きく、時間的にも
急激に変化する。
【0151】この構成によれば、急激に変化する外光の
変化を瞬時に捉える事ができ、常に安定した色再現を実
現できる。
【0152】図28(a),(b)には、オフセット光
と外光を共に検出可能な色度検出センサの構成例を示
す。対向する位置にオフセット光と外光を取り込む窓1
03a,103bを備え、外光用窓103bには外光検
出用アダプタ102が取り付けられている。これらの窓
間に回転可能なミラー104を設けて、取り込んだ光を
下方に配置される色度検出センサ105に屈曲させ、回
転ミラー104によりオフセット光の検出と外光の検出
を切り替える。
【0153】また、図28(c)には、変形例を示す。
この構成は、色度検出センサ105とスペクトル検出セ
ンサ106とを備えて、上方にミラー107を配置し、
モニタオフセット光と外光検出を同時に行う構成であ
る。特に外光に関してはスペクトルが検出できる構成と
して、前述した入力プロファイル作成に必要な環境情報
としての観察照明光データとしても用いることもでき
る。
【0154】次に本発明による色再現装置の第9の実施
形態について説明する。
【0155】図29に示す本実施形態は、図26に示し
た構成に、モニタから外光を遮断するフードに色度計を
備えたものである。
【0156】外光の影響が非常に大きい場合には、前述
したような外光やオフセットの処理を行っても正確な色
再現を行うことは不可能である。医療現場で患部を認識
するなど、特に正確な色再現が要求される場所では、本
構成のように、必然的にモニタ108にフード109を
取りつけて外光の影響を除去することになる。
【0157】そこで、この外光防止用のフード109に
色度計101を取り付け、バイアス値の検出を行う。
【0158】本実施形態では、リセットボタン110が
押された時に、モニタ108にR=G=B=0の画像を
表示し、色度計101によりバイアス値X0 ,Y0 ,Z
0 が計測される。このフード109を用いて、外光の影
響を軽減した上に、さらに処理による外光の影響を除去
することから、正確な色再現が可能となる。
【0159】また本実施形態では、リセットボタン11
0の押下時にバイアス値の検出を行うようにしたが、画
像の一部例えば、モニタ108上の右下部分に必ずR=
G=B=0の画像を表示して、常に外光の影響によるバ
イアス値を更新するような構成であってもよい。
【0160】また、モニタ画面の領域によっては、バイ
アス値が異なっている場合がある。このような場合に
は、色度計の代わりにXYZ値が計測できるカメラを取
り付け、バイアス値を例えばモニタ108に表示する画
像の各画素毎、または、各ブロック毎に求め、減算器9
7では各画素毎に異なるバイアス値を減算するようにし
てもよい。フード109を用いた場合には、モニタ10
8の上部は、外光は軽減されるものの、モニタ108の
下部では外光の影響もまだ残るため、モニタ108の位
置に応じたバイアス値を用いれば、モニタ全体にて正確
な色再現が可能になる。
【0161】次に本発明による色再現装置の第10の実
施形態について説明する。
【0162】本実施形態は、モニタ内部にプロファイル
作成に必要な情報を予め備えておき、プロファイル作成
時に色度計を不要とするものである。
【0163】図30に示すように、モニタ110には、
モニタの稼働時間等を計測する時間計測部111と、モ
ニタ110の温度を測定する温度計112と、RGB蛍
光体のXYZ色度値を記憶するRGB蛍光体XYZ値記
憶部113と、トーンカーブデータを記憶するトーンカ
ーブデータ記憶部114とが備えられ、さらにコントラ
スト調整部115と、ブライトネス調整部116とが設
けられている。
【0164】また、出力プロファイル演算部117に
は、マトリックス係数演算部118とγ補正計算部11
9とが設けれ、さらに出力プロファイル記憶部120に
は、これらの算出結果を格納するマトリックス係数記憶
部121と、R,G,B用のγ補正テーブル122a,
122b,122cとが備えられている。
【0165】このような実施形態において、モニタ11
0内部に備えられた各記憶部に、種々の条件に応じたR
GB蛍光体のXYZ色度値、トーンカーブデータが記憶
され、選択されたXYZ色度値及びトーンカーブデータ
を参照して、出力プロファイル演算部にてマトリックス
係数、γ補正値のそれぞれ演算が行なわれる。また、種
々の条件とは、モニタが製作されてからの利用時間(電
源がONされていた総時間)、温度、コントラストやブ
ライトネスの調整値等である。
【0166】本実施形態では、色度計を用いずに出力プ
ロファイルを生成することから、非常に簡便に出力プロ
ファイルを作用させることができる。
【0167】尚、本実施形態では、モニタ内部に種々の
条件に応じたRGB蛍光体のXYZ色度値やトーンカー
ブデータを記憶したが、ファイルデータとしてパソコン
等に保存しておき、必要に応じて読み出して用いてもよ
い。
【0168】次に本発明による色再現装置の第11の実
施形態について説明する。
【0169】本実施形態は、出力プロファイルの参照に
あたってテーブルを用いるバイアス値補正を行うデバイ
ス値変換部について説明する。
【0170】このデバイス値変換部は、図31に示すよ
うに、出力プロファイルとなるR用テーブル123、G
用テーブル124、B用テーブル125と、入力したX
YZ値からバイアス値X0 ,Y0 ,Z0 を減算する減算
部126を備えている。
【0171】従って、各テーブルの出力プロファイルに
より、入力されるXYZ値に対応したRGB値を出力す
ることができる。
【0172】本実施形態は、前述した第7の実施形態で
説明した方式は、式(11)を満足するモニタには有効
であるが、これ以外のモニタでは、式(11)を満足し
ないモニタもある。
【0173】その場合には、XYZ値に対応したRGB
値をテーブル化しておく方法が知られている。この場合
のバイアス値の補正は、第7の実施形態と同様に、出力
したいXYZ値からバイアス値X0 ,Y0 ,Z0 を減算
して、テーブルを参照する。本実施形態では、出力プロ
ファイルを参照させるのにテーブルを用いる方法であっ
ても、良好にオフセット光や外光のバイアス値を補正す
ることができる。
【0174】以上、実施形態に基づき説明してきたが、
本出願には、以下のような発明が含まれる。
【0175】(1).画像入力装置で撮影された画像
を、色補正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しく
は印刷による出力を行う色再現装置において、上記色補
正手段が、撮影時及び観察時の情報からなる色再現環境
に関する情報と上記画像入力装置に関する情報と上記画
像出力装置に関する情報を用いて入力画像から出力画像
への色変換を行うことを特徴とする色再現装置。
【0176】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0177】(作用効果)色再現を行うに際して、撮影
時及び観察時の情報からなる色再現環境に関する情報
と、画像入力装置に関する情報と、画像出力装置に関す
る情報とに基づいて色補正を行っており、上記の様に様
々な情報を考慮することで精度よく、入力画像を出力画
像に変換できる。
【0178】(2).上記色再現環境に関する情報とし
て更に撮影する対象物の情報を用いることを特徴とする
上記(1)項に記載の色再現装置。
【0179】(対応する実施形態)全実施形態が対応す
る。特に第1実施形態参照。
【0180】(作用効果)色再現環境の情報として更に
撮影する対象物の情報を用いることで、入力画像が少な
いスペクトル情報しか持たなくとも精度よく入力画像を
出力画像に変換できる。
【0181】(3).画像入力装置で撮影された画像
を、色補正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しく
は印刷による出力を行う色再現装置において、上記色補
正手段が、上記画像入力装置に関する情報及び上記色再
現環境に関する情報に応じた入力プロファイルを作成す
る入力プロファイル作成部と、上記入力プロファイルを
参照して入力画像をデバイスインデペンデントカラー画
像に変換する入力プロファイル作用部とを有するデバイ
スインデペンデントカラー画像変換手段と、上記画像出
力装置に関する情報に応じた出力プロファイルを作成す
る出力プロファイル作成部と、上記出力プロファイルを
参照してデバイスインデペンデントカラー画像を出力画
像に変換する出力プロファイル作用部とを有するデバイ
ス値変換手段と、を具備することを特徴とする上記
(1)項び(2)項に記載の色再現装置。
【0182】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0183】(作用効果)色再現を行うに際して、色再
現環境に関する情報と画像入力装置に関する情報とに基
づいた入力プロファイルと、画像出力装置に関する情報
に基づいた出力プロファイルとに基づいて色補正を行っ
ており、上記の様に様々な情報を考慮した入力プロファ
イルと出力プロファイルを用いることで精度よく、入力
画像を出力画像に変換できる。
【0184】(4).画像入力装置で撮影された画像
を、色補正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しく
は印刷による出力を行う色再現装置において、上記色補
正手段は、上記画像入力装置に関する情報及び上記色再
現環境に関する情報及び上記画像出力装置に関する情報
に基づき入出力プロファイルを作成する入出力プロファ
イル作成部と、上記入出力プロファイルを参照して、撮
影された画像を出力画像に変換する入出力プロファイル
作用部と、を具備することを特徴とする上記(1)項び
(2)項に記載の色再現装置。
【0185】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0186】(作用効果)入出力プロファイル作用部で
撮影された画像を出力画像に変換するため、画像の変換
が1回で済むので色補正の処理がさらに高速化される。
【0187】(5).上記画像入力装置に関する情報
は、撮影に用いた画像入力装置の特性や、それらの設定
状態から得られる情報であり、上記色再現環境に関する
情報は、被写体となるべき対象物の画像を上記画像入力
装置で撮影する時の照明光のスペクトルデータと、撮影
した対象物の画像を観察したい場所の照明光のスペクト
ルデータであることを特徴とする上記(1)項に記載の
色再現装置。
【0188】(対応する実施形態)全実施形態が対応す
る。
【0189】(作用効果)色再現を行うに際して、撮影
時及び観察時の情報からなる色再現環境に関する情報即
ち被写体となるべき対象物の画像を画像入力装置で撮影
する時の照明光のスペクトルデータ及び撮影した対象物
の画像を観察したい場所の照明光のスペクトルデータと
画像入力装置に関する情報とに基づいた入力プロファイ
ルと、画像出力装置に関する情報に基づいた出力プロフ
ァイルとに基づいて色補正を行っており、上記の様に様
々な情報を考慮した入力プロファイルと出力プロファイ
ルを用いることで精度よく、入力画像を出力画像に変換
できる。
【0190】(6).上記色再現環境に付加された撮影
する対象物の情報は、上記撮影する対象物のスペクトル
統計データであることを特徴とする上記(2)項に記載
の色再現装置。
【0191】(対応する実施形態)全実施形態が対応す
る。
【0192】(作用効果)入力プロファイルに関して色
再現環境の情報として更に撮影する対象物の情報即ち対
象物のスペクトル統計データを用いることで、入力画像
が少ないスペクトル情報しか持たなくとも精度よく入力
画像を出力画像に変換できる。 (7).上記デバイスインデペンデントカラー画像変換
手段が、上記画像入力装置に関する情報及び上記色再現
環境に関する情報に対して、適当な情報をそれぞれ選択
する選択部と、選択された上記情報に基づきマトリック
ス形式として入力プロファイルを作成する入力プロファ
イル作成部と、入力画像を上記マトリックス形式の入力
プロファイルを用いてマトリックス演算によりデバイス
インデペンデントカラー画像に変換する入力プロファイ
ル作用部と、を具備することを特徴とする上記(3)項
に記載の色再現装置。
【0193】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0194】(作用効果)マトリックス演算で入力プロ
ファイルを作用することができるため、高速に入力画像
をデバイスインデペンデントカラー画像に変換できる。
【0195】(8).上記入力プロファイル作成部及び
上記入力プロファイル作用部及び上記出力プロファイル
作成部、及び上記出力プロファイル作成部がそれぞれに
入力される各種情報の選択部を有し、上記入力画像、上
記画像入力装置に関する情報、上記色再現環境に関する
情報、上記画像出力装置に関する情報が、画像入力装
置、専用に設けた入力装置、外部の装置と接続するネッ
トワーク、記憶媒体のいずれからか供給されることを特
徴とする上記(3)項に記載の色再現装置。
【0196】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0197】(作用効果)各種情報の選択部によって、
画像入力装置、専用に設けた入力装置、外部の装置と接
続するネットワーク、記憶媒体のいずれからか各種情報
を選択的に得られるように構成してあるので、入力、出
力プロファイル作成時やプロファイルの作用時に任意の
情報(リアルタイムの情報、過去の情報等)によって色
補正を行うことができる。
【0198】(9).上記入力プロファイル作成部、出
力プロファイル作用部、及び、入出力プロファイル作用
部がそれぞれに入力される各種情報の選択部を有し、上
記入力画像、上記画像入力装置に関する情報、上記色再
現環境に関する情報、上記画像出力装置に関する情報
が、画像入力装置、専用に設けた入力装置、外部の装置
と接続するネットワーク、記憶媒体のいずれからか供給
されることを特徴とする(4)項に記載の色再現装置。
【0199】(対応する実施形態)第1の実施形態が対
応する。
【0200】(作用効果)各種情報の選択部によって、
画像入力装置、専用に設けた入力装置、外部の装置と接
続するネットワーク、記憶媒体のいずれからか各種情報
を選択的に得られるように構成してあるので、入力、出
力プロファイル作成時や入出力プロファイルの作用時に
任意の情報(リアルタイムの情報、過去の情報等)によ
って色補正を行うことができる。
【0201】(10).上記色補正手段が、上記画像入
力装置に関する情報、上記色再現環境に関する情報、上
記画像出力装置に関する情報のすくなくともいずれかが
データベース化された情報データベースを具備し、入力
プロファイル作成時、あるいは、出力プロファイル作成
時に、所望するデータが選択的にえられることを特徴と
する上記(3)項び(4)項に記載の色再現装置。
【0202】(対応する実施形態)第2の実施形態が対
応する。
【0203】(作用効果)入力プロファイル作成時、あ
るいは、出力プロファイル作成時に、所望するデータが
本情報データベースにより選択的にえられることで、入
力画像を任意の環境で出力画像に変換できる。
【0204】(11).上記色再現装置はさらに色補正
前処理部を有し、色補正前処理部は、上記画像入力装置
で撮影された画像データを、上記画像入力装置に関する
情報、被写体となるべき対象物の画像を上記画像入力装
置で撮影する時の照明光のスペクトルデータ、撮影する
対象物のスペクトル統計データのすくなくともいずれか
を用いて照明変換可能なデータ構造にフォーマット変換
し、上記色補正手段は、上記照明変換可能な画像データ
を処理し、所望の観察照明光下での色に補正して出力す
ることを特徴とする上記(3)項び(4)項に記載の色
再現装置。
【0205】(対応する実施形態)第3の実施形態及び
その変形例が対応する。
【0206】(作用効果)色補正前処理部が、入力画像
の画像データを、画像入力装置に関する情報、被写体を
撮影する時の照明光のスペクトルデータ、撮影対象物の
スペクトル統計データのすくなくともいずれかを用いて
照明変換可能なデータ構造にフォーマット変換するの
で、色補正手段でのデータ処理の際に使いやすいデータ
を得ることができる。
【0207】(12).上記画像入力装置が、光像から
光電変換により画像データを検出する画像データ検出手
段と、スペクトルデータを検出する分光器とを備え、上
記画像データと、上記色再現環境に関する情報のうち被
写体となるべき対象物の画像を上記画像入力装置で撮影
する時の照明光のスペクトルデータ、または、撮影する
対象物のスペクトル統計データを同時測定可能とするこ
とを特徴とする上記(3)項び(4)項に記載の色再現
装置。
【0208】(対応する実施形態)第4の実施形態が対
応する。
【0209】(作用効果)画像入力装置が画像データ検
出手段と分光器とを備えているので、画像データと、色
再現環境に関する情報のうち撮影(画像入力)時の被写
体照明光のスペクトルデータ、または、撮影対象物のス
ペクトル統計データとを同時に取得することができる。
【0210】(13).上記画像入力装置が、上記画像
入力装置に関する情報を記憶する記憶部を具備し、画像
入力装置に関する所望の情報が色補正手段に自由に読み
出すことができることを特徴とする上記(3)項び
(4)項に記載の色再現装置。
【0211】(対応する実施形態)第5の実施形態が対
応する。
【0212】(作用効果)画像入力装置自身が画像入力
装置に関する情報を記憶する記憶部を備えているので、
色補正時に色補正手段へ画像入力装置に関する所望の情
報が自由に読み出すことができる。
【0213】(14).上記デバイス値変換手段が、上
記デバイスインデペンデントカラー画像から、上記画像
出力装置の出力面に照射される周囲の外光と、上記画像
出力装置のオフセットとによる色信号のバイアス値を減
算するバイアス減算部を有し、バイアス値を減算した後
に上記出力プロファイル作用部で、出力プロファイルを
参照しながら出力画像に変換することを特徴とする上記
(3)項に記載の色再現装置。
【0214】(対応する実施形態)第6乃至第9の実施
形態が対応する。
【0215】(作用効果)デバイスインデペンデントカ
ラー画像から、バイアス減算部によって画像出力装置の
出力面に照射される周囲の外光と、上記画像出力装置の
オフセットとによる色信号のバイアス値を減算し、その
後に出力プロファイル作用部で、出力プロファイルを参
照しながら出力画像に変換しているので、予め暗室等で
求めておいた出力プロファイルをそのまま使うことがで
き、出力プロファイル作成に多大の労力を必要としな
い。
【0216】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像入力装置の情報と、撮影時及び観察時の照明光のスペ
クトルデータの情報及び撮影した対象物のスペクトルの
統計的性質等の情報からなる色再現環境情報とを参照し
た画像変換を行い、画像の撮影場所と再現場所の遠隔化
も可能で、オフセット光や外光が変動した場合にも容易
で高速に出力プロファイルを作用させた正確な色再現が
可能な色再現装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による色再現装置として第1の実施形態
の概略的な構成を示す図である。
【図2】図1に示したデバイスインデペンデントカラー
変換部とデバイス値変換部の構成例を示す図である。
【図3】図1に示した色補正部の他の構成例を示す図で
ある。
【図4】デバイスインデペンデントカラー変換部の構成
例について説明するための図である。
【図5】補正部に入力される環境情報の入力方法の一例
について説明するための図である。
【図6】補正部に入力される環境情報の入力方法の一例
について説明するための図である。
【図7】前処理の色補正部と後処理の色補正部とに分け
た色補正部の構成例を示す図である。
【図8】入力プロファイルと出力プロファイルを連結さ
せた入出力プロファイルを作成して利用する構成例を示
す図である。
【図9】第1の実施形態における色再現装置の具体的な
構成例を示す図である。
【図10】本発明による色再現装置の第2の実施形態の
概略的な構成例を示す図である。
【図11】第3の実施形態の色補正部に入力される照明
可変画像データについて説明するための図である。
【図12】第3の実施形態に用いる照明可変画像データ
のフォーマット例を示す図である。
【図13】第3の実施形態の変形例を示す図である。
【図14】第3の実施形態の変形例における照明可変画
像データのフォーマット例を示す図である。
【図15】第3の実施形態の第1の具体的な構成例の外
観を示す図である。
【図16】第3の実施形態の第1の具体的な構成例を示
す図である。
【図17】第3の実施形態の第2の具体的な構成例の外
観を示す図である。
【図18】第3の実施形態の第2の具体的な構成例に用
いるデジタルカメラの構成例を示す図である。
【図19】第3の実施形態の第2の具体的な構成例を示
す図である。
【図20】本発明による色再現装置の第4の実施形態に
用いるマルチスペクトルカメラの構成例を示す図であ
る。
【図21】本発明による色再現装置の第4の実施形態に
用いるマルチスペクトルカメラの第2の構成例を示す図
である。
【図22】本発明による色再現装置の第5の実施形態に
用いるマルチスペクトルカメラの構成例を示す図であ
る。
【図23】本発明による色再現装置の第6の実施形態に
おけるデバイス値変換部の構成例を示す図である。
【図24】本発明による色再現装置の第7の実施形態に
おけるモニタ管面の概念図を示す図である。
【図25】第7の実施形態における色度計を用いてバイ
アス値を計測する構成例を示す図である。
【図26】第7の実施形態におけるデバイス値変換部の
構成例を示す図である。
【図27】本発明による色再現装置の第8の実施形態に
おける色度検出センサについて説明するための図であ
る。
【図28】第8の実施形態における色度検出センサの変
形例について説明するための図である。
【図29】本発明による色再現装置の第9の実施形態の
構成を示す図である。
【図30】本発明による色再現装置の第10の実施形態
の構成を示す図である。
【図31】本発明による色再現装置の第11の実施形態
におけるデバイス値変換部の構成を示す図である。
【図32】従来の色再現装置の概略的な構成例を示す図
である。
【図33】従来の色再現装置の色補正部の概略的な構成
例を示す図である。
【図34】従来の色再現装置で撮影場所と離れた場所で
画像再生が可能な構成例を示す図である。
【図35】従来の色再現装置の色補正部における出力プ
ロファイル作成部の構成例を示す図である。
【図36】従来の色再現装置の色補正部におけるマトリ
ックス変換とγ補正する一連の処理を行う構成例を示す
図である。
【符号の説明】
1…画像入力装置 2…画像出力装置 3…色補正部 4…デバイスインデペンデントカラー変換部 4a…入力プロファイル 5…デバイス値変換部 5a…出力プロファイル 6…入力プロファイル作成部 7…入力プロファイル作用部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】この色補正部3は、大きくは、図2に示す
ように、デバイスインデペンデントカラー変換部4とデ
バイス値変換部5とで構成される。デバイスインデペン
デントカラー変換部4の入力プロファイル作成部6は、
入力装置14等から画像入力装置情報や環境情報が入力
される照明光データ選択部18、被写体特性選択部1
9、及び撮影特性選択部20と、それぞれの出力に基づ
き入力プロファイル4aを算出する入力プロファイル算
出部21とで構成される。また、入力プロファイル作用
部7は、入力された画像に対して、選択を行う入力画像
選択部22と選択された画像を入力プロファイルに基づ
き色変換してデバイスインデペンデントカラー画像に処
理する色変換部23とで構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0195
【補正方法】変更
【補正内容】
【0195】(8).上記入力プロファイル作成部及び
上記入力プロファイル作用部及び上記出力プロファイル
作成部、及び上記出力プロファイル作用部がそれぞれに
入力される各種情報の選択部を有し、上記入力画像、上
記画像入力装置に関する情報、上記色再現環境に関する
情報、上記画像出力装置に関する情報が、画像入力装
置、専用に設けた入力装置、外部の装置と接続するネッ
トワーク、記憶媒体のいずれからか供給されることを特
徴とする上記(3)項に記載の色再現装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 雅浩 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 東京工 業大学内 (72)発明者 小尾 高志 神奈川県横浜市緑区長津田町4259 東京工 業大学内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置で撮影された画像を、色補
    正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しくは印刷に
    よる出力を行う色再現装置において、 上記色補正手段が、 撮影時及び観察時の情報からなる色再現環境に関する情
    報と上記画像入力装置に関する情報と上記画像出力装置
    に関する情報を用いて入力画像から出力画像への色変換
    を行うことを特徴とする色再現装置。
  2. 【請求項2】 上記色再現環境に関する情報として更に
    撮影する対象物の情報を用いることを特徴とする請求項
    1に記載の色再現装置。
  3. 【請求項3】 画像入力装置で撮影された画像を、色補
    正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しくは印刷に
    よる出力を行う色再現装置において、 上記色補正手段が、 上記画像入力装置に関する情報及び上記色再現環境に関
    する情報に応じた入力プロファイルを作成する入力プロ
    ファイル作成部と、 上記入力プロファイルを参照して入力画像をデバイスイ
    ンデペンデントカラー画像に変換する入力プロファイル
    作用部とを有するデバイスインデペンデントカラー画像
    変換手段と、 上記画像出力装置に関する情報に応じた出力プロファイ
    ルを作成する出力プロファイル作成部と、 上記出力プロファイルを参照してデバイスインデペンデ
    ントカラー画像を出力画像に変換する出力プロファイル
    作用部とを有するデバイス値変換手段と、を具備するこ
    とを特徴とする請求項1、2に記載の色再現装置。
  4. 【請求項4】 画像入力装置で撮影された画像を、色補
    正手段で色変換し、画像出力装置に表示若しくは印刷に
    よる出力を行う色再現装置において、 上記色補正手段は、 上記画像入力装置に関する情報及び上記色再現環境に関
    する情報及び上記画像出力装置に関する情報に基づき入
    出力プロファイルを作成する入出力プロファイル作成部
    と、 上記入出力プロファイルを参照して、撮影された画像を
    出力画像に変換する入出力プロファイル作用部と、を具
    備することを特徴とする請求項1 、2に記載の色再現装
    置。
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