JPH11513211A - レートコンパティブルなパンクチャリングされた畳み込み符号を用いるトレリス符号化qam - Google Patents
レートコンパティブルなパンクチャリングされた畳み込み符号を用いるトレリス符号化qamInfo
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Abstract
(57)【要約】
畳み込み符号化(14)、パンクチャリング符号化(16)、およびデジタル直角振幅変調(15)を組み合わせることで、選択的な保護を与えるためのデジタル伝送システムが開示される。畳み込み符号化のレートをN/N2とした場合、直角振幅変調は、22Nポイントのコンステレーションを使用する。用途:デジタル伝送システム、衛星テレビジョン、ケーブルテレビジョン等。
Description
【発明の詳細な説明】
レートコンパティブルなパンクチャリングされた畳み込み符号を
用いるトレリス符号化QAM
説明
発明の分野
本発明は、送信機と受信機を含む選択的保護デジタル伝送システムに関する。
このシステムの送信機は、データを符号化するための第一の畳み込み符号化(con
volutional coding)手段、符号化にパンクチャリング(puncturing)を適用するた
めの第二の符号化手段、および符号化されたデータをデジタル的に変調されたシ
ンボルに割当てるための手段を含む。
本発明は、同様に、そのようなシステムにおいて使用される送信機と受信機、
並びに、選択的保護(selective protection)のための方法に関する。このシステ
ムは、ケーブルテレビジョン、衛星テレビジョンその他に対するデジタル伝送の
ために使用することが可能である。
発明の背景
通常、このようなシステムは、様々なビット流れ(bit stream)を生成するソー
スを含むが、各ビット流れは、伝送チャネルが不完全なことによるエラーに対し
て異なる保護を与えることが必要とされる。許容できるエラー率は、各ビット流
れによって異なる。一例においては、ソースは、3つのビット流れを生成し、各
ビット流れは、おのおの、10-4、10-7、10-11の最大伝送エラー率を持つ
。
選択的保護を達成するための従来の方法においては、各ビット流れに対して、
異なる符号が用いられる。そして、様々なビット流れから来る様々な符号化され
た信号を時分割多重化することによって送信信号が得られる。例えば、エラー修
正符号を使用して、その符号の修正能力を、要望されるエラー率の関数として調
節することが考えられる。ただし、このアプローチは、以下の2つの短所を持つ
:
−復号のために、各ビット流れに対して、別個の復号器が必要となり、このた
めにハードウエアが複雑になる。
−符号化が使用される変調と関連しない。このため、最適な性能を、信号対雑
音比の関数としてのエラー率の観点から達成することは不可能である。
第一の短所は、“Rate-compatible punctured convolutional codes(RCPC cod
es)and their applications",IEEE Transactions on Communications,J.Hagenau
er,vol.36,No.4,April 1988,pp.389-399において述べられているように、システ
ムにパンクチャリングされた符号を導入することによって押さえられてきた。こ
の原理は、全てのビット流れに対して、同一の1/2あるいは1/3なるレート
を持つ単一の畳み込み符号(母符号と呼ばれる)を用い、各ビット流れに対して
異なるパンクチャリング符号化を適用することから成る。パンクチャリング符号
化は、上述の文献によると、幾つかのビットの送信を、パンクチャリングマトリ
ックスと呼ばれるマトリックスの関数として周期的に抑止することから成る。こ
うして、パンクチャリングされた符号のレートは、パンクチャリングしない符号
のレートより高くなる。この文献は、PSK2あるいはPSK4位相変調にこれ
を適用する。
受信端においては、復号が、各ビット流れから来るベースバンド内において受
信されるシンボルのメトリクス(metrics)を計算することによって遂行される。
メトリクスの計算は、パンクチャリングマトリックス(puncturing matrix)、従
って、各ビット流れに、依存する。送信されたビットは、ビタビ復号器(Viterbi
decoder)によって推定されるが、この復号器は、様々なビット流れに対応する
全ての信号を処理するために共有される。
1/2なるレートを持つ符号の短所は、これらが、PSK2およびPSK4位相
変調などのようにスペクトル効率の低い変調(2ビット/s/Hz以下)にしか
使用できないことである。これら変調では、最大で、使用される帯域の二倍のビ
ットレートしか達成できない。帯域を一定にして、レートを増加させるためには
、QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直角振幅変調)タイプのスペク
トル効率の高い変調を利用することが必要である。ただし、上述のJ.Hagenauer
によって説明される1/2なるレートを持つパンクチャリングされた畳み込み符
号を、QAM変調と、並置して、使用する方法では、これらの符号が変調とは無
関係に設計されているために、最適な性能を達成することは不可能である。
発明の要約
従って、本発明の一つの目的は、このような伝送システムの性能を、システム
が最小の信号対雑音比にて正しく動作することを確保し、システムのスペクトル
効率を改善することで、向上させることにある。
この目的が、本発明によるシステムによって達成される。このシステムの第一
の符号化手段は、N/2N(ここで、Nは、1より大きな整数)なるレートを持
つ畳み込み符号化を達成し、この符号化が22Nの状態を持つ直角振幅変調と組み
合わされ、シンボルに、パンクチャリング符号化が適用される。
本発明は、同様に、このシステム内で使用される送信機と受信機に関する。
好ましくは、畳み込み符号化は、2/4なるレートを持ち、この符号化が、Q
AM16デジタル変調と組み合わせられ、この畳み込み符号化とパンクチャリン
グが、最適な性能が達成されるように組合せられる。この畳み込み符号化は、各
ビット流れを処理することによって達成される。具体的には、ビット(入力ビッ
トと呼ばれる)が、2ビットづつ取られ、これらが4ビット(出力ビットと呼ば
れる)に符号化される。こうして、考慮下のビット流れから取られた2つの入力
ビットX0、X1は、シフトセルの各列に送られ、各シフトセルは、各ビットを、
使用される変調の1シンボル期間Tに相当する期間だけ遅延する。次に、これら
ビットX0、X1を、ビットX0、X1の遅延される前のバージョンと線形的に結合
することによって、出力ビットY0、Y1、Y2、Y3が決定される。好ましい実施
例においては、第一の畳み込み符号化手段は、3つのシフトセルを含む。
このシステムは、好ましくは、2/4なるレートを持つ畳み込み母符号(convo
lutional mother codes)に基づく。つまり、2つの情報ビットに対して、符号器
の内部状態とその2つの情報ビットに従って符号化された4つのビットが生成さ
れる。次に、これら4つのビットによって、2つの4レベルシンボル(+1、−
1、+3、−3)が選択される。つまり、4つのレベルの4AM振幅変調を持つ
2つの実数シンボルが選択される(シンボル当たり2つの出力ビット)。次に、
これら2つの実数シンボルを結合することで、QAM16コンステレーション(c
onstellation)の複素シンボルが得られる。符号化の後に、従来の技術によるP
SK4変調の符号のパンクチャリングの場合のようにビットにではなく、これら
2つの4AM出力シンボルに、パンクチャリングが適用される。このパンクチャ
リングは、パンクチャリングマトリックスMによって定義される。こうして符号
化されたデータが、次に、従来の技術に従って、搬送波を用いて送信される。
以下に説明する2/4なるレートを持つ畳み込み符号は、パンクチャリングの
後に、最適な符号となるように設計される。つまり、ある与えられた信号対雑音
比、並びに、4AM変調あるいはQAM16変調のおのおのに対して、エラー率
が最低となるように設計される。
こうして、信号対雑音比およびスペクトル効率の両方の点で最適な性能を持つ
システムが、畳み込み符号を最適な仕方で利用する2/4なるレートを持つ符号
器構成と、パンクチャリングを最適な仕方で利用するパンクチャリングマトリッ
クスを組み合わせることで得られる。この符号器構成とパンクチャリングマトリ
ックスの最適な組合せから最適な動作が達成される。最適なパンクチャリングマ
トリックスは、求められる最終レートに依存する。
本発明は、実際には、畳み込み符号化と直角振幅変調を、並置するのではなく
、組み合わせることに関する。
このシステムは、以下のような長所および特徴を持つ:
− パンクチャリングされた2進符号をPSK4位相変調と共に用いる従来のシ
ステムと比較して、2倍高い伝送容量(2〜4ビット/s/Hzのスペクトル効
率)が達成される;
− パンクチャリングされた畳み込み符号をQAM変調と共に使用する従来のシ
ステムと比較して、エラー率の点で性能がより最適化される;
− このシステムは、単一のビタビ復号器が、様々な保護レベルを必要とする様
々なデータ流を復号するために共有されるために、複雑なハードウエアを必要と
しない;
− 使用する符号は、好ましくは、2つの入力ビットと4つの出力ビットを持つ
2/4畳み込み符号とされる。入力ビットと符号器の状態(メモリ)に応答して
4つの出力ビットを生成する関数が、QAM16変調の観点から、最適化される
。
− パンクチャリングは、従来の技術によるパンクチャリングの場合のように、
ビットではなく、4AMシンボル、つまり、4つの可能な値(+1、−1、+3
、−3)を取る実数シンボルに適用される;
− 2/4なるレートを持つ畳み込み符号は、2/4なるレートの符号の最小ユ
ークリッド距離が、QAM16変調と組み合わせたとき、最大になるように選択
される。パンクチャリングされた2/4なるレートの符号の最小ユークリッド距
離についても、QAM16変調と組み合わせたとき、最大になるように選択され
る。これは、符号の組合せが、変調の先頭に来るようにする。
本発明は、デジタル伝送システム内で使用される選択的保護方法にも関するが
、この方法は:
−入力データを出力データに畳み込み符号化するステップ;
−前記畳み込み符号化のパンクチャリングを少なくとも一つのパンクチャリン
グマトリックスを適用することで達成するステップ;および
−データをデジタル的に変調されたシンボルに割当てるステップを含を含む。
本発明の特徴として、この畳み込み符号化は、N/2N(ここでNは1より大
きな整数)なるレートを持つ畳み込みトレリス符号化(convolutional trellis c
oding)とされ、この符号化が22N状態の直角振幅変調と組み合わされ、シンボル
に、パンクチャリング符号化が適用される。そして、畳み込み符号化とパンクチ
ャリング符号化が、最適な性能が得られるように組み合わせられる。
異なるレートを持つパンクチャリングされた畳み込み符号を利用することも可
能である。例えば、本発明のもう一つの実施例においては、畳み込み符号化は、
3/6なるレートを持ち、これがQAM64デジタル変調と組み合わされ、この
符号化とパンクチャリングが、最適な性能が得られるように組み合わされる。つ
まり、3/6なるレートの符号の最小ユークリッド距離が、QAM64と組み合
わされたとき、最大になるようにされる。追加の長所として、本発明によると、
より良好なスペクトル効率(同一の帯域でより高いレート)と、より優れた性能
が達成される。
N/2Nなるレートの畳み込み符号器を実現するために、第一の符号化手段は
入力データを遅延するためのシフトセル、および入力データを遅延された入力デ
ータと線形的に結合することで出力データを生成するための手段を含む。
本発明のこれらおよびその他の特徴が、後に説明する実施例から明らかになる
ものである。
図面の説明
図1は、ベースバンド伝送システムの略図であり;
図2は、2/4なるレートを持つ畳み込み符号器を含むシステムの略図であり
;
図3は、2/4なるレートを持つ畳み込み符号器の一般図であり;
図4は、2/4なるレートを持つ一つの特定な符号器の略図であり;
図5は、4AM変調の2つの実数成分に対する2つの符号の2つの表現を示し
;
図6は、2つの4AM成分を結合するQAM16コンステレーションの表現を
示し;
図7は、8状態符号器のトレリスを示し;
図8は、トレリスパンクチャリングされた符号経路(trellis-puncured code
paths)のトレリスを示す。
詳細な説明
図1は、ベースバンド伝送システムの一般ブロック図を示す。このシステムは
、送信機1、および受信機2を含む。送信機は、様々なビット流れ2L1、2L2
、...2LNを生成するソース10を含む。本発明の目的は、各ビット流れに
対して異なる保護を与えることにある。送信される信号は、様々なビット流れか
ら来る異なるサイズのパケットを、ここでは、第一のビット流れからの2L1ビ
ット、第二のビット流れからの2L2ビット、...n番目のビット流れからの
2Lnビット、を多重化することによって形成される。これらビット流れは、マ
ルチプレクサMUX12によって選択され、マルチプレクサMUX12は、これ
らビット流れを符号器14に分配する。符号器14は、全てのビット流れを処理
するために共有される。一連のビット流れは、以下の通りである:
[2L1][2L2]........[2Ln][2L1][2L2]......
好ましくは、符号器14は、2/4なるレートを持つ従来のトレリス符号化を
遂行する。符号器14によって生成されたこれらビットは、次に、ペアにてグル
ープ化され、これから、シンボルIとシンボルQが生成される。これらシンボル
は、次に、マッピングデバイスMAPP15によって、QAM16直角振幅変調
シンボルに変換される。マッピングデバイスMAPP15の出力の所で、第二の
符号器PUNCT16によって、パンクチャリングが適用される(施される)。
このパンクチャリングは、マトリックスM1によって定義され第一のビット流れ
の符号化されたビット2L1に作用を及ぼす第一のパンクチャリング、マトリッ
クスM2によって定義され第二のビット流れの符号化されたビット2L2に作用
を及ぼす第二のパンクチャリング、...、n番目のビット流れの符号化された
ビット2Lnに作用を及ぼすパンクチャリングに分割される。このパンクチャリ
ングは、パンクチャリングマトリックスを適用することによって達成されるが、
これらパンクチャリングマトリックスは、各ビット流れに対して、異なるアプリ
オリ(a priori:仮定された公理)である。こうして、各ビット流れに対して、異
なるエラー率を持つ保護が得られる。コントローラCONTROL18は、全て
の符号化動作を管理する。
デジタル変調されたシンボルは、次に、変調器(図示せず)によって、チャネ
ルCHAN20を通じて受信機に送られる。受信された信号(図示せず)は、復
調され、これらシンボルは、メトリクス計算ユニットMETRIC116によっ
て処理される。これらメトリクスは、ビタビ復号器114に入り、ここで、従来
のビタビ復号が遂行される。ビタビ復号器によって生成されたビット流れは、次
に、デマルチプレクサDEMUX114によって分離され、これによって、送信
ビット流れに対応する推定値が生成される。コントローラCONTROL118
は、さまざまな復号動作を管理する。
このシステムは、送信端において、たった一つの従来の符号器のみが使用され
、
受信端においても、たった一つのビタビ復号器のみが使用されるという長所を持
つ。
図2は、従来の2/4レートを持つ従来のトレリス符号器14を持つシステム
の略ブロック図である。このシステム内で、上述のビット流れの一つから取られ
た2つの入力データX0とX1が、トレリス符号器14によって、4つのデータY0
、Y1、Y2、Y3に符号化される。これら出力データは、おのおのY0、Y1のペ
アと、Y2、Y3のペアに再グループ化され、一方のペアは、QAM16変調の同
相成分に割当てられ、他方の成分は、直角成分に割当てられる。この割当ては、
マッピングデバイス15によって実行される。その後、メモリユニット118a
から、入力データX0とX1と関連するビット流れに適用されるべきパンクチャリ
ングマトリックスを取り出し、パンクチャリングが適用される。その後、受信端
においても、これと同一のパンクチャリングマトリックスを使用して、メトリク
スの計算が行なわれる。受信機においては、このマトリックスは、メモリユニッ
ト118b内に格納される。最後に、ビタビ復号器114によって、入力データ
X0とX1に対応する二つの推定データ^X0と^X1が生成される。
図3は、二つの入力データX0とX1を、4つの出力データY0、Y1、Y2、Y3
に符号化するための2/4なるレートを持つトレリス符号器14の概要を示す。
この符号器は、データX0を遅延するための第一の列のシフトセル1411、14
12...141v0と、データX1を遅延するための第二の列のシフトセル1421
、1422...142v1を含む。シフトセルの入力データと出力データは、結
合回路145に入り、ここで、これらデータは線形的に結合される。結合回路1
45からの出力データY0、Y1、Y2、Y3は、マッピングデバイス15に供給さ
れ、ここで、シンボルUkが生成される。本発明によると、シフトセルの幾つか
の出力は、結合回路145に接続されない。より詳細には、係数0を割当てられ
た出力は、回路145に接続されない。
畳み込み符号化を達成するために、データX0とX1は、瞬間kTにおいて、期
間Tだけシフトされた前の瞬間におけるこれら同一のデータと結合される。ここ
で、Tは、シンボル期間である。この符号器は、長さv=v0+v1、つまり、シ
フトセルの総数に等しい長さを持つことを特徴とする。こうして、v個のセルを
持つ符号器は、2vの可能な状態を持つ。
一般的には、2/4なるレートを持つ畳み込み符号器の入力−出力関係は、以
下によって与えられる:
ここで、viは、符号器によってデータXiを遅延するために用いられるシフトセ
ルの総数であり;
−iは、入力データXiのインデックス(i=0、1)であり;
−jは、出力データYjのインデックス(j=0、1、2、3)であり;
−pは、データXiに対するセルの列内のセルの通し番号(p=0、1、2、
..vi)である。
係数hij pは、p番目のシフトセルとj番目の出力との間に接続が存在する場
合は、1の値を取る。係数hij pは、逆にこれらの間に接続が存在しない場合は
、0の値を取る。こうして、i番目の入力Xiとj番目の出力Yjの間で、これら
係数は、二進多項式hij(z)にて表される。
図4は、4つの出力ビットY0、Y1、Y2、Y3を計算するための3つのシフト
セル1411、1412、1421を持つ、つまり、v=3である、2/4なるレ
ートを持つ符号器の具体例を示す。この符号器は、以下によって定義される8個
の生成多項式(generator polynomials)を持つことを特徴とする:
ここで、i=0、1、j=0、1、2、3。
二進表現では、これら多項式の係数は、以下のように表される:
ここで、i=0、1、j=0、1、2、3。
本発明による良好な性能を与える2/4なるレートを持つ特定の畳み込み符号
器は、以下の係数を持つ:
h00=6;h10=0;h01=7;h11=3;
h02=2;h12=0;h03=6;h13=1
このような畳み込み符号器が図4に示される。図示するように、この符号器は
:
−おのおのX0(k−1)TとX0(k−2)Tを生成する2つの縦続されたシ
フトセル1411と1412;
−X1(k−1)Tを生成する一つのシフトセル1421;および
−出力データY1を生成するための第一の加算器手段191を含む。ここで第一
の加算器191は出力データを生成するために:
−掛算器手段61内で係数h01 0を掛けられたデータX0(kT);
−掛算器手段62内で係数h01 1を掛けられたデータX0(k−1)T;
−掛算器手段63内で係数h01 2を掛けられたデータX0(k−2)T;
−掛算器手段52内で係数h11 0を掛けられたデータX1(kT);
−掛算器手段53内で係数h11 1を掛けられたデータX1(k−1)T;
を受信する。
−この符号器は、さらに出力データY3を生成するための第二の加算器手段1
92を含むが、これはこのために:
−掛算器手段51内で係数h13 0を掛けられたデータX1(kT);
−掛算器手段65内で係数h03 1を掛けられたデータX0(k−1)T;
−掛算器手段67内で係数h03 2を掛けられたデータX0(k−2)T;
を受信する。
−この符号器は、さらに出力データY0を生成するための第三の加算器手段1
93を含むが、これはこのために:
−掛算器66内で係数h00 1を掛けられたデータX0(k−1)T;
−掛算器68内で係数h00 2を掛けられたデータX0(k−2)T;
を受信する。
−出力データY2は、掛算器手段64内でデータX0(k−1)Tに係数h02 1を
掛けることによって得られる。
瞬間kTにおいて、これら4つのビットY0、Y1、Y2、Y3は、デバイス15
内で、4AM振幅変調の同相成分I、および直角成分Qを選択する(図5)。こ
こではビットY3、Y2は、同相成分Iを選択し、ビットY1、Y0は直角成分Qを
選択する。こうして、4つの出力ビットは、2つのペアに再グループ化され、一
つの4レベルシンボル(+1、−1、+3、−3)を選択する。つまり、一つの
4レベル4AM振幅変調の2つの実数シンボルを選択する(一つの実数シンボル
に2つの出力ビットが割当てられる)。
この割当てが、図5、および、テーブルIとIIに示される。
次に、これら2つの実数シンボルを結合することで、QAM16コンステレー
ションの一つの複素シンボルが得られる。このQAM16コンステレーションを
、振幅変調信号の二つのグループを利用して符号化することによって、図6に示
すようなQAM16コンステレーションのシンボルUkが得られる。ビットのこ
れらシンボルへの割当ては、テーブルIIIに従って行なわれる。
送信する前に、これらシンボルには、パンクチャリング符号化が施される。パ
ンクチャリング手続きにおいては、幾つかのシンボルの送信が、パンクチャリン
グマトリックスと呼ばれるマトリックスの関数として抑止され、これは、周期的
に行なわれる。パンクチャリングは、幾つかの瞬間において、IシンボルとQシ
ンボルの全ては送信しないことから成る。IシンボルあるいはQシンボルのどれ
を省略するかは、パンクチャリングマトリックスによって定義される。パンクチ
ャリングマトリックス内の0は、対応するシンボルを送信しないことを意味する
。送信されるべきシンボルは、再グループ化され、完全な複素シンボルが送信さ
れる。マトリックスの各ロウは、複数の要素の一つに対応する。図4の符号と、
R=3(ロウ当たりの要素の数)なる期間を持つ符号のパンクチャリングとを組
み合わせた場合、次元2Rを持つ以下のマトリックスは、優れた結果を与える:
つまり、4Rビット全部が送信されるのではなく、マトリックス内の1の数に
依存して、より少数のビットのみが送信される。具体的には、上述のマトリック
スMを使用した場合、パンクチャリングを施すことで、3期間において、2/4
なる母符号によって生成される6つのシンボルのうちたった4シンボルのみが送
信される。
こうして、パンクチャリングされた符号のレートは、パンクチャリングされな
い符号のレートより高くなる。つまり、符号器の入力側の同数の情報ビットに対
して、パンクチャリングされた場合の方が、されない場合より、送信されるビッ
トの数が少なくなる。例えば、2/4なるレートを持つ母符号(二つの有効なビ
ット当たり、4つのビットあるいは2つの4AM変調シンボルが送信される)の
場合、上述のマトリックスMによって定義されるパンクチャリングを用いた場合
、
レートは、3/4になる。実際には、第一の期間(Mの第一のカラム)において
は、2つの情報ビットと、2つの4AMシンボルが送信され、こうして、一つの
複素QAM16シンボルが送信される。第二の期間においては、1つのシンボル
(第一のシンボル)のみが維持されるが、これは、QAM16シンボルの実数部
分に対応する。第三の期間においても、一つのシンボル(2/4なるレートの符
号の2つの第一の出力ビット)が維持されるが、これは、QAM16シンボルの
虚数部分に割当てられ、次に、このQAM16シンボルが送信される。こうして
、これら3つの期間に対して、2つのQAM16シンボル、あるいは6個の情報
ビットに対する8ビットが送られる。この手続きが、3つの期間を単位として反
復される。一般には、レートが高くなるのに伴って、符号の力が落ち、同一の信
号対雑音比に対してエラー率が増す。
同一の母符号(上の例では2/4なるレート)を利用し、しかも、単に、各ビ
ット流れに割当てられるパンクチャリングマトリックスを変えることで、さまざ
まなビット流れに対して、異なる保護を与えることが可能である。このために、
異なる保護を与えられる様々なビット流れの送信のために、符号器およびビタビ
復号器を変える必要がなくなる。
受信端においては、送信端において使用されたのと同一のパンクチャリングマ
トリックスが、各ビット流れに対して用いられる。操作は、計算されたメトリク
ス(距離)に、対応するパンクチャリングマトリックスを掛けるのみである。パ
ンクチャリングマトリックスの各0に対して、対応するマトリックス内に0の値
が与えられるが、これは、これら0のメトリクスの送信を抑止することに帰着す
る。
直角振幅変調にパンクチャリング符号化を適用して動作する送信システムの性
能は、使用される符号のレートと、これと関連して使用するパンクチャリングマ
トリックスに依存する。符号とマトリックスの組合せによって、結果がかなり異
なる。最良の組合せは、使用されるトレリス符号の種類と無関係に、2つのシー
ケンス間の最小ユークリッド距離の最大化と、各デジタル変調に対する最隣接値
(nearest neighboring values)の数の最小化に基づいて探索される。
このような方法を適用することで、さまざまな畳み込み符号と、それらの性能
について調べることが可能である。テーブルIVには、符号器をそれらの生成多
項式(式3)にて定義した、幾つかの符号器が示される。Gi opと命名される幾
つかの符号は、白色加算性ガウスノイズ(white additive Gaussian noise)を持
つ線形チャネルに対する2iの状態を持つ最適符号に対応し、Ri opと命名される
幾つかの符号は、フェージングを持つレイリーチャネルに対する2iの状態を持
つ最適符号に対応し、G4 soと命名される符号は、ガウスチャネルに対する16
状態を持つ部分最適符号(sub-optimum code)に対応する。
上述の2/4なるレートを持つ符号を、さまざまなパンクチャリングマトリッ
クと組み合わせることで、様々な異なるグルーバル(global)R/Sレートを得る
ことが可能である。このグローバルR/S比は:
−パンクチャリングマトリックスのロウの数R;
−パンクチャリングマトリックスの“1”の値の数S;
によって定義される。
こうして、6つのカラム(ロウ)と、8つの“1”の値を持つ以下のマトリッ
クス:
は、R/S=6/8なるレートを与える。
2/4なるレートを持つ符号器G3 opが3つのシフトセルを持ち、従って、23
=8なる状態を持つトレリス符号を持つ場合について説明すると、本発明による
と、この符号器が、様々なR/Sのレートに対して最適な性能を得るために、様
々なマトリックスMと組み合わせることが試みられる。
テーブル=には、ガウスチャネルに対する幾つかの結果が示される。このテー
ブルVは、以下の項目を持つ:
−マトリックスの第一のロウ;
−マトリックスの第二のロウ;
−得られるR/Sレート;
−デシベル(dB)で測定した場合の信号対雑音劣化Δ(Eb/N0);
−符号の最小ユークリッド距離df 2。
テーブル=においては、比較の目的で、パンクチャリングが施されない場合に
対応するマトリックス:
も示される。
テーブルVIには、2/4なるレートと、4つのシフトセルを持ち、従って、
24=16なる状態の符号を与える符号器、例えば、テーブルIVの符号器G4 so
と共に、最適な性能を得るために、組み合わせて使用することが考えられるパン
クチャリングマトリックスが示される。テーブルVIから、符号器G4 opと比べ
るとR/S=1/2の場合で、幾分劣るが、符号器G4 soの場合でも、パンクチ
ャリングを適用した場合、性能が向上することがわかる。
レイリーチャネルの場合、つまり、チャネルがフェーディング(fading)を持つ
場合は、畳み込みコードと、最適性能を得るために組み合わせるべきパンクチャ
リングメトリクスは、上述の場合とは少し異なる。テーブルVIIには、テーブ
ルIVに示される8状態符号器R3 opと最適16状態符号器R4 opの場合に対する
幾つかの組合せがまとめて示される。
レイリーチャネルの場合は、最大ダイバーシィティを与える符号が最適な符号
である。ダイバーシティ(diversity)は、2つの任意のトレリスシーケンスに対
する、これらシーケンス間の異なる4AMシンボルの最大数として定義される。
テーブルVIIのカラムDIVには、8個の状態と、16個の状態とを有する最
適コードのダイバーシティが示されている。
畳み込み符号は、2v状態のトレリスによって表される。ここで、vは、セル
の数である。各ビットに対応する状態が各セル内に格納される。データのシフト
に起因する一つの状態から他の状態への遷移は、トレリス内のノードを接続する
ブランチによって表される。
図7は、図4に示される符号器G3 op(テーブルIV)の8状態トレリスを表
す。ここで、各ブランチは、2つの状態間の遷移を表す。これら状態は、S0、
S1、S2と命名される。ここで、S0は、セル1411の内容であり、S1は、セ
ル1412の内容であり、S2は、セル1421の内容である。各状態に対して、
ビットX0、X1に対応するQAM16シンボルについても示される。ここで、ビ
ットX0、X1は、おのおの、00、10、01、11に等しい。こうして、ノー
ドAからノードBへの各ブランチに対して、符号器の入力上の2つのビットの値
と、符号器の出力上の4つの符号化されたビットの値が割当てられる。これら2
つの出力ビット、つまり、2つの実数シンボル+1、−1、+3、−3は、符号
器(ノードA)の実際の状態と、入力ビットの関数である。これは、ノードBに
よって表される符号器の将来の状態(シフトされた後の状態)についても適用す
る。
受信端において、メトリクス計算ユニット116によって、これらトレリスの
ブランチのメトリクスが計算され、その後、ビタビ復号が遂行される。ブランチ
のメトリクスは、2つの受信された実数シンボルと、そのブランチに割当てられ
た2つの実数シンボルの間のユークリッド距離の二乗に対応する。このブランチ
メトリクスは、2つの受信されたシンボルの2つのメトリクスの総和である。こ
のことから、畳み込み符号とパンクチャリング符号を、各QAM変調に対して、
最適な性能が得られるように、組み合わせる必要が生じる。
一例として、3/4なるレートを持つパンクチャリングされた符号を得ること
について考える。この場合、テーブルVからマトリックスは:
を使用するのが適当であることがわかる。ビタビ復号は、パンクチャリングされ
た符号トレリス内で、受信された応答(ノイズを含む)に対して、ユークリッド
距離の方向に最も近い経路(ブランチ、あるいは遷移のシーケンス)を求めるこ
とから成る。図8には、ブランチのシーケンスによって形成される経路が示され
る。このトレリスは、図7のトレリスのR個の一連のブランチによって形成され
る。トレリス内の経路と受信シーケンス(経路メトリクス)との間の距離は、こ
の経路を形成するブランチのメトリクスの総和に等しい。ここで、あるブランチ
のメトリクスは、2つの受信された実数シンボルと、そのブランチに割当てられ
た2つの4AMシンボル(+1、−1、+3、−3)の間のユークリッド距離に
等しい。このトレリス内の遷移は、S個の4AMシンボルの送信に対応する。
2つの4AMシンボルの一つ(つまり、2ビット)のパンクチャリング(抑止
)が行なわれた場合(このパンクチャリングは、トレリス内でPPによって示さ
れる)、パンクチャリングされないシンボルのメトリクス、つまり、受信された
実数シンボルと、そのブランチに割当てられたパンクチャリングされない4AM
実数シンボルの間のユークリッド距離の二乗、のみが計算される。これは、煮詰
めると、パンクチャリングされたシンボルのメトリクスを強制的に0にすること
に帰着する。図8において、経路Tは、実際の正しい送信経路を表し、経路Eは
、推定経路を表す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 送信機と受信機とを含む選択的保護デジタル伝送システムであって、前 記送信機は、データを符号化するための第一の畳み込み符号化手段と、符号化に パンクチャリングを適用するための第二の符号化手段と、符号化されたデータを デジタル的に変調されたシンボルに割当てるための手段と、を有し、 特徴として、前記第一の畳み込み符号化手段は、N/2N(ここでNは1より 大きな整数)なるレートを持つ畳み込みトレリス符号化を実現し、前記畳み込み 符号化は、22N状態の直角振幅変調と組み合わされ、前記シンボルにパンクチャ リング符号化が適用されることを特徴とするシステム。 2. 前記畳み込み符号化は2/4なるレートを持ち、この符号化はQAM1 6デジタル変調と組み合わされ、前記符号化とパンクチャリングとは、最適な性 能が得られるように組み合わされることを特徴とする請求の範囲1に記載のシス テム。 3. 前記畳み込み符号化は3/6なるレートを持ち、この符号化はQAM6 4デジタル変調と組み合わされ、前記符号化とパンクチャリングとは、最適な性 能が得られるように組み合わされることを特徴とする請求の範囲1に記載のシス テム。 4. 前記第一の畳み込み符号化手段は、入力データを遅延するためのシフト セルと、前記入力データを前記遅延された入力データと線形的に結合することで 出力データを生成するための手段と、を含むことを特徴とする請求の範囲1から 3のいずれか1つに記載のシステム。 5. 前記第一の畳み込み符号化手段は、2つの入力データを遅延するための 3つのシフトセルと、前記2つの入力データを前記遅延された入力データと線形 的に結合することで4つの出力データを生成するための手段と、を含むことを特 徴とする請求の範囲2に記載のシステム。 6. デジタル伝送システムにおいて用いる選択的保護方法であって: −入力データを出力データに畳み込み符号化するステップと; −少なくとも一つのパンクチャリングマトリックスを適用することにより前記 畳み込み符号化のパンクチャリングを行うステップと; −データをデジタル的に変調されたシンボルに割当てるステップと; を含み、 特徴として、前記畳み込み符号化は、N/2N(ここでNは1より大きな整数 )なるレートを持つ畳み込みトレリス符号化であり、この畳み込み符号化は22N 状態の直角振幅変調と組み合わされ、前記シンボルにパンクチャリング符号化が 適用されることを特徴とする方法。 7. 前記畳み込みトレリス符号化と前記パンクチャリング符号化とが、最適 な性能が得られるように組み合わされることを特徴とする請求の範囲6の方法。 8. 選択的保護を有するデジタル伝送のための送信機であって、前記送信機 は、データを符号化するための第一の畳み込み符号化手段と、パンクチャリング 符号化を適用するための第二の符号化手段と、符号化されたデータをデジタル的 に変調されたシンボルに割当てるための手段とを含み、 特徴として、前記第一の符号化手段は、N/2N(ここでNは1より大きな整 数)なるレートを持つ畳み込みトレリス符号化を実現し、この符号化は22N状態 の直角振幅変調と組み合わされ、前記シンボルにパンクチャリング符号化が適用 されることを特徴とする送信機。 9. 前記畳み込み符号化は2/4なるレートを持ち、この符号化はQAM1 6デジタル変調と組み合わされ、前記畳み込み符号化と前記パンクチャリングと は最適な性能が得られるように組み合わされることを特徴とする請求の範囲8の 送信機。 10. 前記畳み込み符号化は3/6なるレートを持ち、この符号化はQAM 64デジタル変調と組み合わされ、前記畳み込み符号化と前記パンクチャリング とは最適な性能が得られるように組み合わされることを特徴とする請求の範囲8 の送信機。 11. 前記第一の符号化手段は、入力データを遅延するためのシフトセルと 、前記入力データを前記遅延された入力データと線形的に組み合わせることで出 力データを生成するための手段とを含むことを特徴とする請求の範囲8から10 のいずれか一つに記載の送信機。 12. 前記第一の符号化手段は、2つの入力データを遅延するための3つの シフトセルと、前記2つの入力データを前記遅延された入力データと線形的に結 合することによって4つの出力データを生成するための手段とを含むことを特徴 とする請求の範囲9の送信機。
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