JPH1143731A - スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金 - Google Patents
スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金Info
- Publication number
- JPH1143731A JPH1143731A JP21414997A JP21414997A JPH1143731A JP H1143731 A JPH1143731 A JP H1143731A JP 21414997 A JP21414997 A JP 21414997A JP 21414997 A JP21414997 A JP 21414997A JP H1143731 A JPH1143731 A JP H1143731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper alloy
- silver plating
- strength copper
- workability
- stamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Contacts (AREA)
Abstract
性に優れたCu−Ni−Si系高力銅合金を得る。 【解決手段】 Ni:0.4〜4.0wt%、Si:
0.05〜1.0wt%、Sn:0.001〜5wt
%、Zn:0.1〜5.0wt%、Mg:0.005〜
1.0wt%、S:0.0003〜0.005wt%、
C:0.0003〜0.01wt%を含有し、残部Cu
及び不可避不純物からなり、さらにMgとSの含有量が
下記式(1)及び(2)を同時に満たすCu−Ni−S
i系高力銅合金。 −0.5[Mg]+0.005≦[S]・・・・(1) [S]≦0.25[Mg] ・・・・(2) ただし、[Mg]はMgのwt%、[S]はSのwt%
を意味する。
Description
ーム、端子、コネクタ、リレー、スイッチなどの電気・
電子部品に使用されるスタンピング加工性及び銀めっき
性に優れる高力銅合金に関するものである。
電率を兼備することから、半導体リードフレーム、端
子、コネクタなどの電気・電子部品に広く使用されてい
る。近年、電気・電子部品の小型化、軽量化、高集積化
に伴い、リードフレームのリード間隔の縮小あるいはコ
ネクタの極間ピッチの縮小が図られている。これにより
高強度化、高導電率化の要求はもとより、スタンピング
加工性(スタンピング加工後のばり、だれなどが少ない
こと)に優れ、スタンピング金型を摩耗させない材料の
要求が増大している(例えば、特開平2−66130号
公報参照)。また、これらの電気・電子部品は銀めっき
されることがあるが、信頼性の向上要求増大により、従
来にも増して、銀めっき性が重要視されるようになって
きている(例えば、特開昭63−130739号公報、
特開平5−59468号公報、特開平8−319528
号公報参照)。
−Ni−Si系銅合金において、導電率の低下を抑えて
強度の向上を図る添加元素としてMgが使用される。そ
して、Mgは、上記特開平2−66130号公報に記載
されているように、スタンピング加工性及び金型摩耗の
低減にも効果が大きいが、一方、微量でも銀めっき性を
劣化(銀めっきの突起を発生)させることが知られてい
る。本発明は、Mgを含有するCu−Ni−Si系高力
銅合金において、スタンピング加工性と銀めっき性とい
う従来は相反すると考えられていた特性を両立させるこ
とを目的としたものである。
グ加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金は、Ni:
0.4〜4.0wt%、Si:0.05〜1.0wt
%、Sn:0.001〜5.0wt%、Zn:0.1〜
5.0wt%、Mg:0.005〜1.0wt%、S:
0.0003〜0.005wt%、C:0.0003〜
0.01wt%を含有し、残部Cu及び不可避不純物か
らなり、さらにMgとSの含有量が下記式(1)及び
(2)を同時に満たすことを特徴とする。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1) 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2)
Al、P、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Pb、
Ca、Zr、Nb、Mo、Ag、In、Sb、Hf、T
aのうち1種又は2種以上を総量で0.001〜1.0
wt%含有することができる。また、板厚方向の平均結
晶粒径が20μm以下であることが好ましい。
及び結晶粒径の限定理由について説明する。 (Ni)NiはSiとともに添加することにより、Ni
とSiの化合物を生成し、合金の強度を向上させる作用
を有する元素である。しかし、0.4wt%未満ではこ
の効果が小さく、4.0wt%を超えて含有すると熱間
加工性及び冷間加工性が劣化するので好ましくない。従
って、Niの含有量は0.4〜4.0wt%とする。
により、NiとSiの化合物を生成し、合金の強度を向
上させる作用を有する元素である。しかし、0.05w
t%未満ではこの効果が小さく、また1.0wt%を超
えて含有すると、熱間加工性及び冷間加工性が劣化する
ので好ましくない。従って、Siの含有量は0.05〜
1.0wt%とする。
緩和特性を向上させる元素である。しかし、0.001
wt%未満ではこの効果は小さく、5.0wt%を超え
て含有しても効果が飽和するとともに、熱間加工性の劣
化及び導電率の低下を招くので好ましくない。
剥離性を向上させ、さらに耐マイグレーション性をも向
上させる元素である。しかし、0.1wt%未満ではこ
れらの効果は小さく、5.0wt%を超えて含有しても
効果が飽和するとともに、導電率の低下、耐応力腐食割
れ感受性の増大を招くので好ましくない。従って、Zn
の含有量は0.1〜5.0wt%とする。
スタンピング加工性を向上させるとともに、金型摩耗の
低減にも効果がある元素である。0.005wt%未満
ではその効果は小さく、1.0wt%を超えて含有して
もその効果が飽和するとともに、鋳造性、熱間加工性の
劣化、及び導電率の低下を招くので好ましくない。従っ
て、Mgの含有量は0.005〜1.0wt%とする。
さらにMgは、以下に述べるとおり、Sとの相互作用で
銀めっき性にも関与する。
性を向上させる反面、銀めっき時の銀突起を発生させや
すい元素でもある。0.0003wt%未満ではスタン
ピング加工性を向上させる効果が小さく、0.005w
t%を超えて含有すると銀めっき性及び熱間加工性を劣
化させる。従って、Sの含有量は0.0003〜0.0
05wt%とする。
−Ni−Si系高力銅合金において、スタンピング加工
性及び銀めっき性を両立させるために、以下の範囲に両
成分を限定する必要があることを本発明者らは見い出し
た。まず、スタンピング加工性の面からはMg及びSは
多い方が望ましく、最低限下記式(1)を満たすことが
必要である。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1)
考え方でその比率を制御することが必要である。すなわ
ち、銀突起の主原因はMgとSが結合して生成したMg
Sであり、それが銅合金の中に局在化することにより、
その部分の局部的な電位が低くなり、銀の局部的な析出
が起こるためである。しかし、Mgの含有量が十分に多
いと、銅中に固溶するMgが銅合金のマトリックスとM
gSとの間の電位差を小さくしてくれるため、銀の局部
的な析出が起こりにくくなる。従って、MgはSとの比
率で多い方が望ましく、最低限下記式(2)を満たすこ
とが必要である。 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2)
i系銅合金のスタンピング加工性を向上させる作用があ
ることを本発明者らは見い出した。しかし、0.000
3wt%未満ではその効果は小さく、0.01wt%を
超えて含有するとその効果が飽和するとともに、熱間加
工性を劣化させる。したがって、Cの含有量は0.00
03〜0.01wt%、好ましくは0.001〜0.0
1wt%とする。
V、Cr、Mn、Fe、Co、Pb、Ca、Zr、N
b、Mo、Ag、In、Sb、Hf、Taの副成分は、
強度とスタンピング加工性をさらに向上させる目的で、
導電率の低下が許される範囲で添加することができる元
素である。これらの元素の1種又は2種以上の総量が
0.001wt%未満では強度向上効果が小さく、1w
t%を超えて含有すると、導電率の低下が著しくなり好
ましくない。したがって、これらの副成分の総量を0.
001〜1wt%とする。
Si系銅合金において、特に板厚方向の結晶粒径がスタ
ンピング加工性に関与することを本発明者らは見い出し
た。最終板製品状態での板厚方向の平均結晶粒径が20
μm以下であればスタンピング加工性を向上させること
ができる。望ましくは15μm以下である。再結晶段階
で20μmを超す結晶粒径であったとしても、その後の
冷間加工により結晶粒が偏平となり、板厚方向の平均結
晶粒径が20μm以下となる場合は、これに含まれる。
なお、再結晶後に合計90%以上の冷間加工を施した材
料に認められる、いわゆるファイバー組織の場合は結晶
粒は観察困難であるが、このようなファイバー組織も本
発明に含まれる。
き性に優れる高力銅合金の実施例について、その比較例
とともに以下に説明する。表1〜4に示す成分組成の銅
合金を、クリプトル炉にて木炭被覆下で大気溶解し、ブ
ックモールドに鋳造し、50mm×80mm×200m
mの鋳塊を作製した。この鋳塊を930℃に加熱し熱間
圧延後、ただちに水中急冷し厚さ15mmの熱延材とし
た。この熱延材の表面の酸化スケールを除去するため、
表面をグラインダで切削した。この熱延材を冷間圧延で
厚さ0.36mmとし、650〜850℃で20秒間熱
処理した後水中急冷した。さらに厚さ0.25mmまで
冷間圧延し、450〜500℃で2時間の焼鈍を施し、
表面の酸化皮膜を酸洗にて除去後試験に供した。
さ、導電率、結晶粒径、スタンピング加工性、銀めっき
性及びはんだ耐熱剥離性を調査した。これらの結果を表
5及び表6に示す。引張強さは、JIS5号試験片を用
いた。導電率はダブルブリッジ法にて測定した。結晶粒
径は、JISH0501に規定する伸銅品結晶粒度試験
方法の切断法により、板厚方向に測定した。スタンピン
グ加工性の評価は、プレスにより長さ30mm、幅0.
5mmのリードを打抜き、ばりの高さを測定した。銀め
っき性は、シアン系銀めっきを厚さ1μm施したとき
に、局所的にめっき厚さが厚くなる現象(突起)の有無
を実体顕微鏡で観察した。はんだ耐熱剥離性は、245
℃のはんだ浴(60Sn/40Pb)に5秒間浸漬して
約20μmのめっき層を被覆した材料を150℃で10
00時間加熱後、180°曲げて平板に戻した後はんだ
めっき層の剥離の有無を観察した。
22は、いずれの特性も良好である。一方、表6に示す
ように、比較合金No.23〜43は一部の成分が本発
明に規定する範囲を外れるため、いずれかの特性が劣っ
ている。なお、No.42及び43は、Mg及びSの含
有量が本発明の規定範囲に含まれるものの、式(1)又
は式(2)の範囲を外れるため、銀めっき性あるいはス
タンピング加工性が劣る。
結晶粒径の影響を見るために中間の20秒間の熱処理の
温度を変え(他の加工熱処理工程等は表5の実施例N
o.2と同じ)、上記と同じ試験に供した。その結果を
表7に示す。表7に示すように、20秒間の熱処理の温
度が低く再結晶が起こらなかったNo.2−2はファイ
バー組織となり、No.2とほぼ同等の特性が得られた
が、熱処理の温度が高かったNo.2−3は、平均結晶
粒径が大きく、スタンピング加工性がNo.2より低く
なっている。
して要求される強度、導電率、はんだの耐熱剥離性など
の特性を満足するとともに、例えば半導体装置のリード
フレームや端子、コネクタなどの電気・電子部品をスタ
ンピング加工したときに、ばり高さが小さいため、寸法
精度ひいては打抜き金型の使用寿命を著しく向上させる
ことができる。また、銀めっきした時の銀突起の発生を
抑制することができる。従って、本発明は、電気・電子
部品の生産性並びに信頼性向上に対する寄与が大であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 Ni:0.4〜4.0wt%、Si:
0.05〜1.0wt%、Sn:0.001〜5.0w
t%、Zn:0.1〜5.0wt%、Mg:0.005
〜1.0wt%、S:0.0003〜0.005wt
%、C:0.0003〜0.01wt%を含有し、残部
Cu及び不可避不純物からなり、さらにMgとSの含有
量が下記式(1)及び(2)を同時に満たすことを特徴
とするスタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力
銅合金。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1) 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2) ([Mg]はMgのwt%、[S]はSのwt%を意味
する、以下同じ) - 【請求項2】 Ni:0.4〜4.0wt%、Si:
0.05〜1.0wt%、Sn:0.001〜5.0w
t%、Zn:0.1〜5.0wt%、Mg:0.005
〜1.0wt%、S:0.0003〜0.005wt
%、C:0.0003〜0.01wt%を含有し、残部
Cu及び不可避不純物からなり、さらにMgとSの含有
量が下記式(1)及び(2)を同時に満たすとともに、
板厚方向の平均結晶粒径が20μm以下であることを特
徴とするスタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高
力銅合金。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1) 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2) - 【請求項3】 Ni:0.4〜4.0wt%、Si:
0.05〜1.0wt%、Sn:0.001〜5.0w
t%、Zn:0.1〜5.0wt%、Mg:0.005
〜1.0wt%、S:0.0003〜0.005wt
%、C:0.0003〜0.01wt%を含有し、副成
分としてBe、B、Al、P、Ti、V、Cr、Mn、
Fe、Co、Pb、Ca、Zr、Nb、Mo、Ag、I
n、Sb、Hf、Taのうち1種又は2種以上を総量で
0.001〜1.0wt%含有し、残部Cu及び不可避
不純物からなり、さらにMgとSが下記式(1)及び
(2)を同時に満たすことを特徴とするスタンピング加
工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1) 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2) - 【請求項4】 Ni:0.4〜4.0wt%、Si:
0.05〜1.0wt%、Sn:0.001〜5.0w
t%、Zn:0.1〜5.0wt%、Mg:0.005
〜1.0wt%、S:0.0003〜0.005wt
%、C:0.0003〜0.01wt%を含有し、副成
分としてBe、B、Al、P、Ti、V、Cr、Mn、
Fe、Co、Pb、Ca、Zr、Nb、Mo、Ag、I
n、Sb、Hf、Taのうち1種又は2種以上を総量で
0.001〜1.0wt%含有し、残部Cu及び不可避
不純物からなり、さらにMgとSが下記式(1)及び
(2)を同時に満たすとともに、板厚方向の平均結晶粒
径が20μm以下であることを特徴とするスタンピング
加工性および銀めっき性に優れる高力銅合金。 0.5[Mg]+[S]≧0.005・・・・(1) 0.25[Mg]≧[S] ・・・・(2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21414997A JP3800269B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21414997A JP3800269B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1143731A true JPH1143731A (ja) | 1999-02-16 |
JP3800269B2 JP3800269B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=16651043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21414997A Expired - Lifetime JP3800269B2 (ja) | 1997-07-23 | 1997-07-23 | スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3800269B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6482276B2 (en) | 2000-04-10 | 2002-11-19 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy with punchability, and a manufacturing method thereof |
US6893514B2 (en) | 2000-12-15 | 2005-05-17 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | High-mechanical strength copper alloy |
WO2005116282A1 (en) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy |
US7090732B2 (en) | 2000-12-15 | 2006-08-15 | The Furukawa Electric, Co., Ltd. | High-mechanical strength copper alloy |
US7172662B2 (en) | 2000-07-25 | 2007-02-06 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy material for parts of electronic and electric machinery and tools |
JP2007182615A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Dowa Holdings Co Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れたCu−Ni−Si−Zn系銅合金および製造法 |
JP2007314850A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Nikko Kinzoku Kk | めっき密着性に優れるCu−Ni−Si系合金条 |
CN100410403C (zh) * | 2004-05-13 | 2008-08-13 | 日矿金属株式会社 | Cu-Ni-Si-Mg系铜合金条 |
WO2009060873A1 (ja) | 2007-11-05 | 2009-05-14 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | 銅合金板材 |
US7727344B2 (en) | 2000-04-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy suitable for an IC lead pin for a pin grid array provided on a plastic substrate |
US8951371B2 (en) | 2004-02-27 | 2015-02-10 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy |
CN111471888A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-07-31 | 南京工程学院 | 纳米金属间化合物弥散强化高导电耐磨铜合金及其制造方法和应用 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP21414997A patent/JP3800269B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6482276B2 (en) | 2000-04-10 | 2002-11-19 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy with punchability, and a manufacturing method thereof |
US7727344B2 (en) | 2000-04-28 | 2010-06-01 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy suitable for an IC lead pin for a pin grid array provided on a plastic substrate |
US7172662B2 (en) | 2000-07-25 | 2007-02-06 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy material for parts of electronic and electric machinery and tools |
US7090732B2 (en) | 2000-12-15 | 2006-08-15 | The Furukawa Electric, Co., Ltd. | High-mechanical strength copper alloy |
US6893514B2 (en) | 2000-12-15 | 2005-05-17 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | High-mechanical strength copper alloy |
US8951371B2 (en) | 2004-02-27 | 2015-02-10 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy |
CN100410403C (zh) * | 2004-05-13 | 2008-08-13 | 日矿金属株式会社 | Cu-Ni-Si-Mg系铜合金条 |
JP2006009137A (ja) * | 2004-05-27 | 2006-01-12 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 銅合金 |
WO2005116282A1 (en) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper alloy |
DE112005001197B4 (de) * | 2004-05-27 | 2016-11-03 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Verfahren zum Herstellen eines Werkstückes aus einer Kupferlegierung |
CN100462460C (zh) * | 2004-05-27 | 2009-02-18 | 古河电气工业株式会社 | 铜合金 |
KR100929276B1 (ko) * | 2004-05-27 | 2009-11-27 | 후루카와 덴끼고교 가부시키가이샤 | 구리합금 |
JP2007182615A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Dowa Holdings Co Ltd | 耐応力腐食割れ性に優れたCu−Ni−Si−Zn系銅合金および製造法 |
JP4642701B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2011-03-02 | Jx日鉱日石金属株式会社 | めっき密着性に優れるCu−Ni−Si系合金条 |
JP2007314850A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Nikko Kinzoku Kk | めっき密着性に優れるCu−Ni−Si系合金条 |
WO2009060873A1 (ja) | 2007-11-05 | 2009-05-14 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | 銅合金板材 |
CN111471888A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-07-31 | 南京工程学院 | 纳米金属间化合物弥散强化高导电耐磨铜合金及其制造方法和应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3800269B2 (ja) | 2006-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4729680B2 (ja) | プレス打ち抜き性に優れた銅基合金 | |
US6471792B1 (en) | Stress relaxation resistant brass | |
WO2006019035A1 (ja) | 曲げ加工性を備えた電気電子部品用銅合金板 | |
JP4787986B2 (ja) | 銅合金およびその製造方法 | |
JP4503696B2 (ja) | 曲げ加工性に優れた銅合金板からなる電子部品 | |
JP3797882B2 (ja) | 曲げ加工性が優れた銅合金板 | |
JP2010059543A (ja) | 銅合金材料 | |
JP2000073130A (ja) | プレス打抜き性が優れた銅合金板 | |
JPH1143731A (ja) | スタンピング加工性及び銀めっき性に優れる高力銅合金 | |
JP3962751B2 (ja) | 曲げ加工性を備えた電気電子部品用銅合金板 | |
JP3413864B2 (ja) | Cu合金製電気電子機器用コネクタ | |
US5508001A (en) | Copper based alloy for electrical and electronic parts excellent in hot workability and blankability | |
JP5261691B2 (ja) | プレス打ち抜き性に優れた銅基合金およびその製造方法 | |
JP3957391B2 (ja) | 剪断加工性に優れる高強度、高導電性銅合金 | |
JP3977376B2 (ja) | 銅合金 | |
JPH10219372A (ja) | 電気、電子部品用銅合金とその製造方法 | |
JP2006200042A (ja) | 曲げ加工性に優れた銅合金板からなる電子部品 | |
JP4664584B2 (ja) | 高強度銅合金板および高強度銅合金板の製造方法 | |
JPH0830234B2 (ja) | 高力高導電性銅合金 | |
JP3049137B2 (ja) | 曲げ加工性が優れた高力銅合金及びその製造方法 | |
JP4431741B2 (ja) | 銅合金の製造方法 | |
JPH0987814A (ja) | 電子機器用銅合金の製造方法 | |
US4990309A (en) | High strength copper-nickel-tin-zinc-aluminum alloy of excellent bending processability | |
JP2000144284A (ja) | 耐熱性に優れる高強度・高導電性Cu−Fe系合金板 | |
JPH11343527A (ja) | プレス打ち抜き加工時の熱処理性に優れる高強度、高導電性銅合金 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050920 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20051213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |