JPH113323A - ジョブ実行の負荷分散装置 - Google Patents
ジョブ実行の負荷分散装置Info
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- JPH113323A JPH113323A JP15246997A JP15246997A JPH113323A JP H113323 A JPH113323 A JP H113323A JP 15246997 A JP15246997 A JP 15246997A JP 15246997 A JP15246997 A JP 15246997A JP H113323 A JPH113323 A JP H113323A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジョブの転送先であるジョブ実行コンピュー
タに、正確な負荷分散ができなかった。 【解決手段】 負荷状況記憶部と、負荷状況監視部と、
低負荷コンピュータ選択部を有し、各ジョブ実行コンピ
ュータのＣＰＵ使用率、動作しているプログラムの数、
空きディスク容量、ファイル数、実行しているジョブの
数、空きメモリ容量など、ジョブ実行の際に使用、アク
セスする、または影響を受けるすべての資源の負荷状況
を集中的に監視、管理、記憶し、この情報に基づいて負
荷が最も低いコンピュータを選択し、ジョブを実行す
る。これにより、ジョブの処理時間が最も早いコンピュ
ータを正しく判断でき、正確な負荷分散ができ、ジョブ
実行の高速化とコンピュータ利用の効率化がはかれる。
タに、正確な負荷分散ができなかった。 【解決手段】 負荷状況記憶部と、負荷状況監視部と、
低負荷コンピュータ選択部を有し、各ジョブ実行コンピ
ュータのＣＰＵ使用率、動作しているプログラムの数、
空きディスク容量、ファイル数、実行しているジョブの
数、空きメモリ容量など、ジョブ実行の際に使用、アク
セスする、または影響を受けるすべての資源の負荷状況
を集中的に監視、管理、記憶し、この情報に基づいて負
荷が最も低いコンピュータを選択し、ジョブを実行す
る。これにより、ジョブの処理時間が最も早いコンピュ
ータを正しく判断でき、正確な負荷分散ができ、ジョブ
実行の高速化とコンピュータ利用の効率化がはかれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムのジョブ実行の負荷分散装置に関し、特に通信ネッ
トワークを介したコンピュータ間でのジョブ実行の負荷
分散装置に関する。
テムのジョブ実行の負荷分散装置に関し、特に通信ネッ
トワークを介したコンピュータ間でのジョブ実行の負荷
分散装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のジョブ実行の負荷分散方法は、転
送しているジョブの数によりジョブ実行コンピュータの
負荷状況を判断し、負荷を分散する方法、あるいは、転
送前には負荷状況を判断せず、ジョブを受け取った側で
処理時間が早いかどうかを判断し、負荷を分散する方
法、あるいは、プロセッサのみの負荷状況により、負荷
を判断し、負荷を分散する方法であった。
送しているジョブの数によりジョブ実行コンピュータの
負荷状況を判断し、負荷を分散する方法、あるいは、転
送前には負荷状況を判断せず、ジョブを受け取った側で
処理時間が早いかどうかを判断し、負荷を分散する方
法、あるいは、プロセッサのみの負荷状況により、負荷
を判断し、負荷を分散する方法であった。
【０００３】特開平８−５５０９１号公報には、「分散
処理システムおよび分散処理システムにおける負荷分散
方法」として、異なる伝送路に接続されたプロセッサ間
の負荷を調整するシステムが記載されている。
処理システムおよび分散処理システムにおける負荷分散
方法」として、異なる伝送路に接続されたプロセッサ間
の負荷を調整するシステムが記載されている。
【０００４】また、特開平８−０３０４７１号公報に
は、「ジョブの実行プロセッサ変更方式」として、ジョ
ブを実行する複数のプロセッサで構成されるシステムに
おいて、実行待ちのジョブの実行プロセッサを負荷の低
いプロセッサに変更することによりプロセッサ間の負荷
分散を実現する発明が記載されている。
は、「ジョブの実行プロセッサ変更方式」として、ジョ
ブを実行する複数のプロセッサで構成されるシステムに
おいて、実行待ちのジョブの実行プロセッサを負荷の低
いプロセッサに変更することによりプロセッサ間の負荷
分散を実現する発明が記載されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】第１の問題点は、従来
の技術において、転送しているジョブの数により、ジョ
ブ実行コンピュータの負荷状況を判断することである。
の技術において、転送しているジョブの数により、ジョ
ブ実行コンピュータの負荷状況を判断することである。
【０００６】その理由は、ジョブの転送先であるジョブ
実行コンピュータ上で、転送した実行ジョブとは異なる
アプリケーションプログラムなどが大量に動作していた
場合、転送しているジョブの数が少なくてもコンピュー
タの負荷は高く、正確な負荷分散ができないからであ
る。
実行コンピュータ上で、転送した実行ジョブとは異なる
アプリケーションプログラムなどが大量に動作していた
場合、転送しているジョブの数が少なくてもコンピュー
タの負荷は高く、正確な負荷分散ができないからであ
る。
【０００７】第２の問題点は、従来の技術において、転
送前には負荷状況を判断せず、ジョブを受け取った側で
処理時間が早いかどうかを判断することである。
送前には負荷状況を判断せず、ジョブを受け取った側で
処理時間が早いかどうかを判断することである。
【０００８】その理由は、ジョブを受け取った側で処理
時間が早いかどうかを判断するためには、すでに高負荷
状態のプロセッサである場合でも、ジョブを受け取り、
処理時間の判断をし、他のプロセッサに伝達しなければ
ならないからである。また、受け取ったプロセッサが過
度の高負荷状態の場合、受け取ってから他のプロセッサ
に伝達するのに処理時間が非常にかかるおそれがあるか
らである。
時間が早いかどうかを判断するためには、すでに高負荷
状態のプロセッサである場合でも、ジョブを受け取り、
処理時間の判断をし、他のプロセッサに伝達しなければ
ならないからである。また、受け取ったプロセッサが過
度の高負荷状態の場合、受け取ってから他のプロセッサ
に伝達するのに処理時間が非常にかかるおそれがあるか
らである。
【０００９】第３の問題点は、従来の技術において、プ
ロセッサのみの負荷状況により、負荷を判断することで
ある。
ロセッサのみの負荷状況により、負荷を判断することで
ある。
【００１０】その理由は、プロセッサの負荷状況だけで
は、コンピュータ全体としての負荷状況は判断できず、
空きメモリ容量などによってもジョブの処理時間は影響
を受けるからである。
は、コンピュータ全体としての負荷状況は判断できず、
空きメモリ容量などによってもジョブの処理時間は影響
を受けるからである。
【００１１】［発明の目的］本発明は、通信ネットワー
クで接続された複数のジョブを実行するコンピュータで
構成されるシステムにおいて、ジョブ実行を分散し、ジ
ョブ実行の高速化と複数コンピュータの効率利用を目的
とする。
クで接続された複数のジョブを実行するコンピュータで
構成されるシステムにおいて、ジョブ実行を分散し、ジ
ョブ実行の高速化と複数コンピュータの効率利用を目的
とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明のジョブ実行の負
荷分散装置は、各ジョブ実行コンピュータのＣＰＵ使用
率、動作しているプログラムの数、空きディスク容量、
ファイル数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量
など、ジョブ実行の際に使用、アクセスする、または影
響を受けるすべての資源の負荷状況を集中的に監視、管
理、記憶し、この情報に基づいて負荷が最も低いコンピ
ュータを選択し、ジョブ実行する。
荷分散装置は、各ジョブ実行コンピュータのＣＰＵ使用
率、動作しているプログラムの数、空きディスク容量、
ファイル数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量
など、ジョブ実行の際に使用、アクセスする、または影
響を受けるすべての資源の負荷状況を集中的に監視、管
理、記憶し、この情報に基づいて負荷が最も低いコンピ
ュータを選択し、ジョブ実行する。
【００１３】より具体的には、負荷状況記憶部（図１の
１１）と、負荷状況監視部（図１の１２）と、低負荷コ
ンピュータ選択部（図１の１３）とを有する。
１１）と、負荷状況監視部（図１の１２）と、低負荷コ
ンピュータ選択部（図１の１３）とを有する。
【００１４】［作用］本発明によれば、コンピュータの
負荷状況を負荷状況監視部により、ＣＰＵ使用率、動作
しているプログラムの数、空きディスク容量、ファイル
数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量など、ジ
ョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響を受け
るすべての資源により監視できるため、ジョブの処理時
間が最も早いコンピュータを正しく判断でき、正確な負
荷分散ができ、ジョブ実行の高速化とコンピュータ利用
の効率化がはかれる。
負荷状況を負荷状況監視部により、ＣＰＵ使用率、動作
しているプログラムの数、空きディスク容量、ファイル
数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量など、ジ
ョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響を受け
るすべての資源により監視できるため、ジョブの処理時
間が最も早いコンピュータを正しく判断でき、正確な負
荷分散ができ、ジョブ実行の高速化とコンピュータ利用
の効率化がはかれる。
【００１５】また、負荷状況記憶部により、集中的に負
荷状況を記憶しているため、ジョブ実行コンピュータに
おいて、ジョブ実行時に余分な処理を行う必要がない。
荷状況を記憶しているため、ジョブ実行コンピュータに
おいて、ジョブ実行時に余分な処理を行う必要がない。
【００１６】以下、本発明の作用を更に説明する。
【００１７】従来のジョブ実行の負荷分散方式は、転送
しているジョブの数によりジョブ実行コンピュータの負
荷状況を判断し、負荷を分散する方式であった。従来方
式の場合、ジョブの転送先であるジョブ実行コンピュー
タ上で、転送した実行ジョブとは異なるアプリケーショ
ンプログラムなどが大量に動作していた場合、転送して
いるジョブの数が少なくてもコンピュータの負荷は高
く、正確な負荷分散ができないという問題点があった。
しているジョブの数によりジョブ実行コンピュータの負
荷状況を判断し、負荷を分散する方式であった。従来方
式の場合、ジョブの転送先であるジョブ実行コンピュー
タ上で、転送した実行ジョブとは異なるアプリケーショ
ンプログラムなどが大量に動作していた場合、転送して
いるジョブの数が少なくてもコンピュータの負荷は高
く、正確な負荷分散ができないという問題点があった。
【００１８】そこで、本発明は、負荷状況監視コンピュ
ータにおいて、ジョブの転送先である、各ジョブ実行コ
ンピュータのメモリなどの各資源を集中的に監視するこ
とにより、ジョブ実行コンピュータの負荷状況を監視
し、その状況によって負荷分散することを特徴としてい
る。
ータにおいて、ジョブの転送先である、各ジョブ実行コ
ンピュータのメモリなどの各資源を集中的に監視するこ
とにより、ジョブ実行コンピュータの負荷状況を監視
し、その状況によって負荷分散することを特徴としてい
る。
【００１９】本発明は、負荷分散を行うジョブ管理シス
テムに、下記のような構成を備えたものである。 ジョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータの
ＣＰＵ使用率、動作しているプログラムの数、空きディ
スク容量、ファイル数、実行しているジョブの数、空き
メモリ容量など、ジョブ実行の際に使用、アクセスす
る、または影響を受けるすべての資源の負荷情報を記憶
する負荷状況記憶部（１１）。 ジョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータの
負荷状況を監視し、上記負荷状況記憶部が記憶する負荷
情報を管理する負荷状況監視部（１２）。 ジョブ投入コンピュータのジョブ投入受け付け部から
の低負荷コンピュータの問い合わせを受け、その際に、
上記負荷状況記憶部を参照し、負荷が最も低いコンピュ
ータを選択し、回答する低負荷コンピュータ選択部（１
３）。 ジョブ投入を受け付け、上記低負荷コンピュータ選択
部に、低負荷コンピュータを問い合わせ、負荷の最も低
いコンピュータの回答を受け、そのコンピュータを指定
してジョブ転送部にジョブ転送要求を行うジョブ投入受
け付け部（２１）。 実際にジョブ転送を行うジョブ転送部（２２）。 ジョブ転送を受け付けて、実際にジョブを実行するジ
ョブ実行部（３１）。
テムに、下記のような構成を備えたものである。 ジョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータの
ＣＰＵ使用率、動作しているプログラムの数、空きディ
スク容量、ファイル数、実行しているジョブの数、空き
メモリ容量など、ジョブ実行の際に使用、アクセスす
る、または影響を受けるすべての資源の負荷情報を記憶
する負荷状況記憶部（１１）。 ジョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータの
負荷状況を監視し、上記負荷状況記憶部が記憶する負荷
情報を管理する負荷状況監視部（１２）。 ジョブ投入コンピュータのジョブ投入受け付け部から
の低負荷コンピュータの問い合わせを受け、その際に、
上記負荷状況記憶部を参照し、負荷が最も低いコンピュ
ータを選択し、回答する低負荷コンピュータ選択部（１
３）。 ジョブ投入を受け付け、上記低負荷コンピュータ選択
部に、低負荷コンピュータを問い合わせ、負荷の最も低
いコンピュータの回答を受け、そのコンピュータを指定
してジョブ転送部にジョブ転送要求を行うジョブ投入受
け付け部（２１）。 実際にジョブ転送を行うジョブ転送部（２２）。 ジョブ転送を受け付けて、実際にジョブを実行するジ
ョブ実行部（３１）。
【００２０】このような本発明によれば、ジョブの転送
先である、各ジョブ実行コンピュータの負荷状況を、ジ
ョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響を受け
るすべての資源によって集中的に監視することにより、
最も負荷の低いコンピュータを選択することができ、正
確な負荷分散をすることができる。
先である、各ジョブ実行コンピュータの負荷状況を、ジ
ョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響を受け
るすべての資源によって集中的に監視することにより、
最も負荷の低いコンピュータを選択することができ、正
確な負荷分散をすることができる。
【００２１】
［１］構成の説明 次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【００２２】図１を参照すると、本発明の最良の形態
は、１台の負荷状況監視コンピュータ１と、複数のジョ
ブ投入コンピュータ２と、複数のジョブ実行コンピュー
タ３から構成される。
は、１台の負荷状況監視コンピュータ１と、複数のジョ
ブ投入コンピュータ２と、複数のジョブ実行コンピュー
タ３から構成される。
【００２３】負荷状況監視コンピュータは、ジョブの転
送先である、各ジョブ実行コンピュータのＣＰＵ使用
率、動作しているプログラムの数、空きディスク容量、
ファルム数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量
など、ジョブ実行の際に使用、アクセスするまたは影響
を受けるすべての資源の負荷情報を記憶する負荷状況記
憶部１１と、ジョブの転送先である、各ジョブ実行コン
ピュータの負荷状況を監視し、負荷状況記憶部が記憶す
る負荷情報を管理する負荷状況監視部１２と、ジョブ投
入コンピュータのジョブ投入受付部からの低負荷コンピ
ュータの問い合わせを受け、その際に、負荷状況記憶部
を参照し、負荷が最も低いコンピュータを選択し、回答
する低負荷コンピュータ選択部１３とから構成される。
送先である、各ジョブ実行コンピュータのＣＰＵ使用
率、動作しているプログラムの数、空きディスク容量、
ファルム数、実行しているジョブの数、空きメモリ容量
など、ジョブ実行の際に使用、アクセスするまたは影響
を受けるすべての資源の負荷情報を記憶する負荷状況記
憶部１１と、ジョブの転送先である、各ジョブ実行コン
ピュータの負荷状況を監視し、負荷状況記憶部が記憶す
る負荷情報を管理する負荷状況監視部１２と、ジョブ投
入コンピュータのジョブ投入受付部からの低負荷コンピ
ュータの問い合わせを受け、その際に、負荷状況記憶部
を参照し、負荷が最も低いコンピュータを選択し、回答
する低負荷コンピュータ選択部１３とから構成される。
【００２４】ジョブ投入コンピュータは、ジョブ投入を
受け付け、低負荷コンピュータ選択部に、低負荷コンピ
ュータを問い合わせ、負荷の最も低いコンピュータの回
答を受け、そのコンピュータを指定してジョブ転送部に
ジョブ転送要求を行うジョブ投入受け付け部２１と、ジ
ョブ転送を行うジョブ転送部２２とから構成される。
受け付け、低負荷コンピュータ選択部に、低負荷コンピ
ュータを問い合わせ、負荷の最も低いコンピュータの回
答を受け、そのコンピュータを指定してジョブ転送部に
ジョブ転送要求を行うジョブ投入受け付け部２１と、ジ
ョブ転送を行うジョブ転送部２２とから構成される。
【００２５】ジョブ実行コンピュータは、ジョブ転送を
受け付けて、実際にジョブを実行するジョブ実行部３１
から構成される。
受け付けて、実際にジョブを実行するジョブ実行部３１
から構成される。
【００２６】［２］動作の説明 次に、本発明の実施形態の動作について、図１を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００２７】負荷状況監視部１２は、各ジョブ実行コン
ピュータに対して、ある一定間隔で、ジョブ実行コンピ
ュータの状態を監視し、負荷状況記憶部１１に設定して
あるジョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響
を受ける各資源の負荷状況の情報を得て、その負荷情報
を負荷状況記憶部に記憶する。負荷状況の監視間隔は、
利用者が状況に応じて設定することができる。
ピュータに対して、ある一定間隔で、ジョブ実行コンピ
ュータの状態を監視し、負荷状況記憶部１１に設定して
あるジョブ実行の際に使用、アクセスする、または影響
を受ける各資源の負荷状況の情報を得て、その負荷情報
を負荷状況記憶部に記憶する。負荷状況の監視間隔は、
利用者が状況に応じて設定することができる。
【００２８】低負荷コンピュータ選択部１３は、ジョブ
投入コンピュータ２のジョブ投入受け付け部２１からの
低負荷コンピュータの問い合わせを受け、その際に、負
荷状況記憶部１１を参照し、負荷が最も低いコンピュー
タを選択し、回答する。負荷状況記憶部１１を参照し、
負荷が最も低いコンピュータを選択するための資源毎の
負荷状況の判断の優先度は、ジョブを投入する際に利用
者が設定することも可能であり、ジョブ投入受け付け部
２１からの低負荷コンピュータの問い合わせの際に設定
の内容が添付されてくる。低負荷コンピュータ選択部１
３は、利用者の設定がある場合は、利用者の設定の順番
で低負荷のコンピュータを選択し、利用者の設定がない
場合は、あらかじめ設定されている順番で低負荷のコン
ピュータを選択する。
投入コンピュータ２のジョブ投入受け付け部２１からの
低負荷コンピュータの問い合わせを受け、その際に、負
荷状況記憶部１１を参照し、負荷が最も低いコンピュー
タを選択し、回答する。負荷状況記憶部１１を参照し、
負荷が最も低いコンピュータを選択するための資源毎の
負荷状況の判断の優先度は、ジョブを投入する際に利用
者が設定することも可能であり、ジョブ投入受け付け部
２１からの低負荷コンピュータの問い合わせの際に設定
の内容が添付されてくる。低負荷コンピュータ選択部１
３は、利用者の設定がある場合は、利用者の設定の順番
で低負荷のコンピュータを選択し、利用者の設定がない
場合は、あらかじめ設定されている順番で低負荷のコン
ピュータを選択する。
【００２９】ジョブ投入受け付け部２１は、ジョブ投入
を受け付け、低負荷コンピュータ選択部１３に、低負荷
コンピュータを問い合わせる。その際、ジョブ投入の利
用者から対話的に、あるいは、ジョブの記述内容とし
て、負荷が最も低いコンピュータを選択するための資源
毎の負荷状況の判断の優先度を受け取り、問い合わせの
際に添付する。負荷の最も低いコンピュータの回答を受
け、そのコンピュータを指定してジョブ転送部２２にジ
ョブ転送要求を行う。要求を受けたジョブ転送部２２
は、実際に選択されたジョブ実行コンピュータにジョブ
を転送する。
を受け付け、低負荷コンピュータ選択部１３に、低負荷
コンピュータを問い合わせる。その際、ジョブ投入の利
用者から対話的に、あるいは、ジョブの記述内容とし
て、負荷が最も低いコンピュータを選択するための資源
毎の負荷状況の判断の優先度を受け取り、問い合わせの
際に添付する。負荷の最も低いコンピュータの回答を受
け、そのコンピュータを指定してジョブ転送部２２にジ
ョブ転送要求を行う。要求を受けたジョブ転送部２２
は、実際に選択されたジョブ実行コンピュータにジョブ
を転送する。
【００３０】ジョブ実行部３１は、ジョブ転送を受け付
けて、実際にジョブを実行する。
けて、実際にジョブを実行する。
【００３１】
【発明の効果】本発明の効果は、ジョブの転送先であ
る、各ジョブ実行コンピュータの負荷状況を、ジョブ実
行の際に使用、アクセスする、または影響を受けるすべ
ての資源によって集中的に監視することにより、最も負
荷の低いコンピュータを選択することができ、正確な負
荷分散をすることができるということである。これによ
り、ジョブ実行の高速化とコンピュータの効率利用がで
きるようになる。
る、各ジョブ実行コンピュータの負荷状況を、ジョブ実
行の際に使用、アクセスする、または影響を受けるすべ
ての資源によって集中的に監視することにより、最も負
荷の低いコンピュータを選択することができ、正確な負
荷分散をすることができるということである。これによ
り、ジョブ実行の高速化とコンピュータの効率利用がで
きるようになる。
【図１】本発明のジョブ実行負荷分散システムの一実施
の形態を示すシステム構成図である。
の形態を示すシステム構成図である。
１ 負荷状況監視コンピュータ ２ ジョブ投入コンピュータ ３ ジョブ実行コンピュータ １１ 負荷状況記憶部 １２ 負荷状況監視部 １３ 低負荷コンピュータ選択部 ２１ ジョブ投入受け付け部 ２２ ジョブ転送部 ３１ ジョブ実行部
Claims (2)
- 【請求項１】 通信ネットワークで接続された複数のジ
ョブを実行するコンピュータで構成されるシステムにお
いて、 ジョブ実行の際に、使用する、アクセスする、影響を受
ける全ての資源の負荷情報を記憶する負荷状況記憶部
と、 ジョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータの負
荷状況を監視し、前記負荷状況記憶部が記憶する負荷情
報を管理する負荷状況監視部と、 ジョブ投入コンピュータのジョブ投入受付部からの低負
荷コンピュータの問い合わせを受け、その際に、前記負
荷状況記憶部を参照し、負荷が最も低いコンピュータを
選択し、回答する低負荷コンピュータ選択部と、 前記ジョブ投入を受け付け、前記低負荷コンピュータ選
択部に、低負荷コンピュータを問い合わせ、負荷の最も
低いコンピュータの回答を受け、そのコンピュータを指
定してジョブ転送部にジョブ転送要求を行うジョブ投入
受け付け部と、 ジョブ転送を行うジョブ転送部と、 ジョブ転送を受け付けて、実際にジョブを実行するジョ
ブ実行部と、を有することを特徴とするジョブ実行の負
荷分散装置。 - 【請求項２】 上記負荷状況記憶部は、少なくとも、ジ
ョブの転送先である、各ジョブ実行コンピュータのＣＰ
Ｕ使用率、動作しているプログラムの数、空きディスク
容量、ファイル数、実行しているジョブの数、空きメモ
リ容量を含む情報を記憶することを特徴とする請求項１
記載のジョブ実行の負荷分散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15246997A JPH113323A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ジョブ実行の負荷分散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15246997A JPH113323A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ジョブ実行の負荷分散装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH113323A true JPH113323A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15541203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15246997A Pending JPH113323A (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ジョブ実行の負荷分散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH113323A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4900376A (en) * | 1987-06-26 | 1990-02-13 | Mannesmann Ag | Hardening a cylindrical hollow object preferably made of steel |
| WO2002061584A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme d'exploitation, systeme d'exploitation de niveau plus eleve, et systeme de transmission |
| KR100870166B1 (ko) | 2006-09-21 | 2008-11-25 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 부하 분산 장치, 부하 분산 방법 및 부하 분산 프로그램이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
| US7996844B2 (en) | 2006-07-07 | 2011-08-09 | Hitachi, Ltd. | Load distribution control system and method |
| JP4846736B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-12-28 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | 並列処理支援装置 |
| JP5088368B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2012-12-05 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、時間計測方法、および時間計測プログラム |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP15246997A patent/JPH113323A/ja active Pending
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