JPH11308940A - 水 槽 - Google Patents
水 槽Info
- Publication number
- JPH11308940A JPH11308940A JP13460898A JP13460898A JPH11308940A JP H11308940 A JPH11308940 A JP H11308940A JP 13460898 A JP13460898 A JP 13460898A JP 13460898 A JP13460898 A JP 13460898A JP H11308940 A JPH11308940 A JP H11308940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- water tank
- vessel
- liquid
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水槽の形状を自由にデザインすることがで
き、移動しても水面が揺れず、かつ水槽上部からも内部
を容易に観察できるようにする。 【解決手段】 上部が密閉された第1の容器1と上部が
開放された第2の容器2とを、上記第1の容器1の下部
において上記第1の容器1と第2の容器2間で流通口3
を介して内容物が流通可能なように構成することによ
り、第1の容器1内に液体をいっぱいに満たしておくこ
とができるようにして、水槽の運搬時等に液体表面が揺
れないようにできるとともに、第1の容器1の上部が密
閉されているために容器上部の形状を自由にデザインす
ることができるようにする。さらに、液体を満たすこと
で第1の容器1の上部に液面が常に接するようにして、
液面での光反射の影響を受けにくくして水槽内部を上方
からも観察しやすくする。
き、移動しても水面が揺れず、かつ水槽上部からも内部
を容易に観察できるようにする。 【解決手段】 上部が密閉された第1の容器1と上部が
開放された第2の容器2とを、上記第1の容器1の下部
において上記第1の容器1と第2の容器2間で流通口3
を介して内容物が流通可能なように構成することによ
り、第1の容器1内に液体をいっぱいに満たしておくこ
とができるようにして、水槽の運搬時等に液体表面が揺
れないようにできるとともに、第1の容器1の上部が密
閉されているために容器上部の形状を自由にデザインす
ることができるようにする。さらに、液体を満たすこと
で第1の容器1の上部に液面が常に接するようにして、
液面での光反射の影響を受けにくくして水槽内部を上方
からも観察しやすくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来より様々な形状や大きさを有する水
槽が製造され、また販売されている。これらはいずれも
上部が開放されており、あるいは開閉自在な蓋が設けら
れており、ここから水を入れたり、水槽内で飼っている
魚等の生物に餌をあげたりすることができるようになっ
ている。
槽が製造され、また販売されている。これらはいずれも
上部が開放されており、あるいは開閉自在な蓋が設けら
れており、ここから水を入れたり、水槽内で飼っている
魚等の生物に餌をあげたりすることができるようになっ
ている。
【0003】また、通常、少なくとも水槽の側面および
上部の蓋は透明あるいは半透明のガラスやプラスチック
等で構成されており、側方あるいは上方から水槽の内部
を鑑賞できるようになっている。
上部の蓋は透明あるいは半透明のガラスやプラスチック
等で構成されており、側方あるいは上方から水槽の内部
を鑑賞できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
水槽は、水をある程度大量に入れられるように、あるい
は大量に水を入れても上部から水が溢れにくくするため
に、水槽の形状、特に上部はデザインがある程度制限さ
れるという問題があった。すなわち、水槽内部で水面は
常に水平に保たれるため、水槽上部の開放面は水平に形
成されるのが一般であった。
水槽は、水をある程度大量に入れられるように、あるい
は大量に水を入れても上部から水が溢れにくくするため
に、水槽の形状、特に上部はデザインがある程度制限さ
れるという問題があった。すなわち、水槽内部で水面は
常に水平に保たれるため、水槽上部の開放面は水平に形
成されるのが一般であった。
【0005】また、水が入っている状態で水槽を移動さ
せる場合、水が容量ぎりぎり近くまで入っていると、移
動に伴う水面の振動によって水が水槽からこぼれてしま
うことがあるという問題があった。これを避けるために
は、水面が揺れないように極めて慎重に持ち運ぶか(こ
れは殆ど不可能であるが)、いったん水をこぼして水量
を減らしてから運ぶしかなく、面倒な作業を強いられて
いた。
せる場合、水が容量ぎりぎり近くまで入っていると、移
動に伴う水面の振動によって水が水槽からこぼれてしま
うことがあるという問題があった。これを避けるために
は、水面が揺れないように極めて慎重に持ち運ぶか(こ
れは殆ど不可能であるが)、いったん水をこぼして水量
を減らしてから運ぶしかなく、面倒な作業を強いられて
いた。
【0006】さらに、水槽内部を側方から観察する場合
にはほぼ問題はないが、開放されている上方から内部を
観察しようとする場合には、光源の位置と見る角度によ
っては水面の光反射が大きくなり、水槽内部を観察しに
くくなってしまうという問題もあった。
にはほぼ問題はないが、開放されている上方から内部を
観察しようとする場合には、光源の位置と見る角度によ
っては水面の光反射が大きくなり、水槽内部を観察しに
くくなってしまうという問題もあった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、水槽の形状、特に上部の形状を自
由にデザインすることができ、移動しても水がこぼれる
ことがなく、かつ水槽上方からも内部を容易に観察する
ことができるようにすることを目的とする。
成されたものであり、水槽の形状、特に上部の形状を自
由にデザインすることができ、移動しても水がこぼれる
ことがなく、かつ水槽上方からも内部を容易に観察する
ことができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の水槽は、上部が
密閉された第1の容器部と少なくとも上部の一部が開放
された第2の容器部とが、上記第1の容器部の一部にお
いて上記第1の容器部と第2の容器部間で内容物が流通
可能なように構成されていることを特徴としている。本
発明の他の態様では、上部を密閉するとともに下部を開
放して成る第1の容器と、少なくとも上部の一部を開放
して成り上記第1の容器の少なくとも一部を上記開放部
分にて収容する第2の容器とから構成し、上記第1の容
器の下方側面に流通口を設け、上記第2の容器の高さを
少なくとも上記流通口の上端よりも高く構成したことを
特徴としている。これらの場合において、上記第1の容
器と第2の容器とを着脱自在または一体的に成形するよ
うにしても良い。
密閉された第1の容器部と少なくとも上部の一部が開放
された第2の容器部とが、上記第1の容器部の一部にお
いて上記第1の容器部と第2の容器部間で内容物が流通
可能なように構成されていることを特徴としている。本
発明の他の態様では、上部を密閉するとともに下部を開
放して成る第1の容器と、少なくとも上部の一部を開放
して成り上記第1の容器の少なくとも一部を上記開放部
分にて収容する第2の容器とから構成し、上記第1の容
器の下方側面に流通口を設け、上記第2の容器の高さを
少なくとも上記流通口の上端よりも高く構成したことを
特徴としている。これらの場合において、上記第1の容
器と第2の容器とを着脱自在または一体的に成形するよ
うにしても良い。
【0009】本発明のその他の態様では、上記第1の容
器および第2の容器の何れか一方の容器から内容物を吸
引し、吸引した内容物を他方の容器へと送るための循環
手段を備えたことを特徴としている。ここで、上記循環
手段は、例えば上記一方の容器の内部または外部に設け
た吸引管と、吸引ポンプとを含む。この場合において、
上記吸引ポンプの前段または後段に発砲手段を備えても
良い。
器および第2の容器の何れか一方の容器から内容物を吸
引し、吸引した内容物を他方の容器へと送るための循環
手段を備えたことを特徴としている。ここで、上記循環
手段は、例えば上記一方の容器の内部または外部に設け
た吸引管と、吸引ポンプとを含む。この場合において、
上記吸引ポンプの前段または後段に発砲手段を備えても
良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態による
水槽の外観構成を示す斜視図である。図1に示すよう
に、本実施形態の水槽は、上部を密閉するとともに下部
を開放して成る第1の容器1と、下部を密閉するととも
に上部を開放して成る第2の容器2とから構成される。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施形態による
水槽の外観構成を示す斜視図である。図1に示すよう
に、本実施形態の水槽は、上部を密閉するとともに下部
を開放して成る第1の容器1と、下部を密閉するととも
に上部を開放して成る第2の容器2とから構成される。
【0011】図2は、上記第1の容器1を正面、側面、
上面から見た様子を示す図である。この第1の容器1
は、図に示したように、例えば上部が密閉された円筒状
の容器であり、上記密閉された上部は、側面から見たエ
ッジ形状が水平に対してある角度を有するように形成さ
れている(図2(b)参照)。したがって、第1の容器
1の上部の面形状は楕円形になっている。
上面から見た様子を示す図である。この第1の容器1
は、図に示したように、例えば上部が密閉された円筒状
の容器であり、上記密閉された上部は、側面から見たエ
ッジ形状が水平に対してある角度を有するように形成さ
れている(図2(b)参照)。したがって、第1の容器
1の上部の面形状は楕円形になっている。
【0012】以下では、第1の容器1を側面から見たと
きの垂直辺の長さが短い方(図2(b)の左側で、容器
の高さが低い方)を容器の正面、長い方(図2(b)の
右側で、容器の高さが高い方)を容器の背面として説明
するが、この関係は逆であっても良い。
きの垂直辺の長さが短い方(図2(b)の左側で、容器
の高さが低い方)を容器の正面、長い方(図2(b)の
右側で、容器の高さが高い方)を容器の背面として説明
するが、この関係は逆であっても良い。
【0013】第1の容器1の正面下部には、流通口3が
設けられており、この流通口3を介して第1の容器1と
第2の容器2間で液体が流通するようになっている。ま
た、この流通口3の大きさを適当にすることにより、水
槽の中で飼う生物等が第1の容器1と第2の容器2間で
自由に行き来することができるようになっている。
設けられており、この流通口3を介して第1の容器1と
第2の容器2間で液体が流通するようになっている。ま
た、この流通口3の大きさを適当にすることにより、水
槽の中で飼う生物等が第1の容器1と第2の容器2間で
自由に行き来することができるようになっている。
【0014】また、第1の容器1の背面内側には、吸引
管4が水槽側面に沿って垂直に設けられている。この吸
引管4は、最上部の吸引口4aから容器内部の液体を吸
引して最下部の排出口4bへと送り、吸引した液体を第
1の容器1の外部へと流出する。上記排出口4bには図
示しない逆止弁が設けられており、液体の逆流が防止さ
れている。なお、この吸引管4は、外配管により構成し
ても良い。また、ここでは第1の容器1に設けている
が、第2の容器2に設けても良い。
管4が水槽側面に沿って垂直に設けられている。この吸
引管4は、最上部の吸引口4aから容器内部の液体を吸
引して最下部の排出口4bへと送り、吸引した液体を第
1の容器1の外部へと流出する。上記排出口4bには図
示しない逆止弁が設けられており、液体の逆流が防止さ
れている。なお、この吸引管4は、外配管により構成し
ても良い。また、ここでは第1の容器1に設けている
が、第2の容器2に設けても良い。
【0015】この第1の容器1は、その全ての面が透明
あるいは半透明のガラスやプラスチック等の合成樹脂で
構成されており、側方あるいは上方から容器の内部を観
察できるようになっている。
あるいは半透明のガラスやプラスチック等の合成樹脂で
構成されており、側方あるいは上方から容器の内部を観
察できるようになっている。
【0016】また、第2の容器2は、例えば上部が開放
された略円筒状の容器であり、その水平断面面積は、上
記第1の容器1の水平断面面積よりも大きくなるように
構成されている。これにより、図1に示すように、第1
の容器1を第2の容器2内に挿入することができるよう
になっている。つまり、第2の容器2は、内水槽である
第1の容器1の底および下方の一部分を覆う外水槽とし
ての機能を有する。
された略円筒状の容器であり、その水平断面面積は、上
記第1の容器1の水平断面面積よりも大きくなるように
構成されている。これにより、図1に示すように、第1
の容器1を第2の容器2内に挿入することができるよう
になっている。つまり、第2の容器2は、内水槽である
第1の容器1の底および下方の一部分を覆う外水槽とし
ての機能を有する。
【0017】第2の容器2は第1の容器1を保持する機
構を備えており、第1の容器1と第2の容器2とが図1
に示すような状態、例えば、第1の容器1の底部と第2
の容器2の底部とが接する状態で固定される。この第2
の容器2は、第1の容器1が固定されたときに流通口3
の上端よりも開放口の位置が高くなるような深さを持っ
ている。
構を備えており、第1の容器1と第2の容器2とが図1
に示すような状態、例えば、第1の容器1の底部と第2
の容器2の底部とが接する状態で固定される。この第2
の容器2は、第1の容器1が固定されたときに流通口3
の上端よりも開放口の位置が高くなるような深さを持っ
ている。
【0018】この第2の容器2は、その全ての面あるい
は一部の面が透明あるいは半透明のガラスやプラスチッ
ク等の合成樹脂で構成されており、この透明部分あるい
は開放されている上方から容器の内部を観察できるよう
になっている。なお、この例では第1の容器1と第2の
容器2とが着脱自在に構成されているが、初めから図1
のような状態で固着しても良いし、一体成形しても良
い。
は一部の面が透明あるいは半透明のガラスやプラスチッ
ク等の合成樹脂で構成されており、この透明部分あるい
は開放されている上方から容器の内部を観察できるよう
になっている。なお、この例では第1の容器1と第2の
容器2とが着脱自在に構成されているが、初めから図1
のような状態で固着しても良いし、一体成形しても良
い。
【0019】このような構成で成る本実施形態の水槽を
使用するときは、第1の容器1内は水等の液体で満たす
(液体を上部いっぱいまで入れて容器内に空気が入らな
いようにする)。また、第2の容器2内には、少なくと
も上記第1の容器1の流通口3の上端よりも液面が高く
なる程度に液体を入れる。水槽の運搬時に液面が揺れて
も不都合がない程度に余裕を持って入れておくのが好ま
しい。
使用するときは、第1の容器1内は水等の液体で満たす
(液体を上部いっぱいまで入れて容器内に空気が入らな
いようにする)。また、第2の容器2内には、少なくと
も上記第1の容器1の流通口3の上端よりも液面が高く
なる程度に液体を入れる。水槽の運搬時に液面が揺れて
も不都合がない程度に余裕を持って入れておくのが好ま
しい。
【0020】このような状態で、第1の容器1内に備え
られた吸引管4により吸引された第1の容器1内の液体
は、排出口4bから外部に流出され、図示しない吸引ポ
ンプを介して第2の容器2に入れられる。第1の容器1
の正面下部には流通口3を設けているので、水槽内の液
体は第1の容器1と第2の容器2間で流通する。これに
より、水槽および吸引ポンプを介して液体を循環させる
ことができる。
られた吸引管4により吸引された第1の容器1内の液体
は、排出口4bから外部に流出され、図示しない吸引ポ
ンプを介して第2の容器2に入れられる。第1の容器1
の正面下部には流通口3を設けているので、水槽内の液
体は第1の容器1と第2の容器2間で流通する。これに
より、水槽および吸引ポンプを介して液体を循環させる
ことができる。
【0021】このとき、第1の容器1の流通口3は第2
の容器2の液面下に設けられているので、第1の容器1
の液面(第1の容器1の最上面)より第2の容器2の液
面が低くても、第1の容器1から第2の容器2に液体は
逆流せず、第1の容器1の内部に常に液体が満ちている
状態となっている。なお、第1の容器1内の液体を排出
する際には、逆流防止装置を解除することにより容易に
排出することができる。
の容器2の液面下に設けられているので、第1の容器1
の液面(第1の容器1の最上面)より第2の容器2の液
面が低くても、第1の容器1から第2の容器2に液体は
逆流せず、第1の容器1の内部に常に液体が満ちている
状態となっている。なお、第1の容器1内の液体を排出
する際には、逆流防止装置を解除することにより容易に
排出することができる。
【0022】以上に説明した本実施形態の水槽によれ
ば、第1の容器1の上部は密閉されているため、容器上
部の形状を従来に比べて様々なデザインに仕上げること
ができる。すなわち、上述した例に限らず、より複雑な
形状にしても液体がこぼれることは絶対になく、自由に
デザインすることができる。したがって、上述した例は
水槽のデザインのほんの一例に過ぎない。
ば、第1の容器1の上部は密閉されているため、容器上
部の形状を従来に比べて様々なデザインに仕上げること
ができる。すなわち、上述した例に限らず、より複雑な
形状にしても液体がこぼれることは絶対になく、自由に
デザインすることができる。したがって、上述した例は
水槽のデザインのほんの一例に過ぎない。
【0023】また、第1の容器1内に液体が常に満たさ
れているため、水槽の運搬時等に液体表面が揺れないよ
うにすることができる。なお、第2の容器2内の液体表
面には揺れが生じるが、主に鑑賞用として用いる容器は
第1の容器1であるから、第2の容器2内には流通口3
よりも液面が高くなる程度に液体を入れておけば良く、
多少液面が揺れても不都合はない。また、第2の容器2
において第1の容器1が挿入された残りの開放部分に蓋
を閉められるように構成しても良い。
れているため、水槽の運搬時等に液体表面が揺れないよ
うにすることができる。なお、第2の容器2内の液体表
面には揺れが生じるが、主に鑑賞用として用いる容器は
第1の容器1であるから、第2の容器2内には流通口3
よりも液面が高くなる程度に液体を入れておけば良く、
多少液面が揺れても不都合はない。また、第2の容器2
において第1の容器1が挿入された残りの開放部分に蓋
を閉められるように構成しても良い。
【0024】さらに、密閉された第1の容器1の上部に
液面が常に接しているため、液面での光反射の影響を受
けにくくなり、水槽内部を上方からも観察しやすくする
ことができる。
液面が常に接しているため、液面での光反射の影響を受
けにくくなり、水槽内部を上方からも観察しやすくする
ことができる。
【0025】なお、水槽内に気泡を発生させるための手
段としては、図3(a)のように吸引ポンプ5とは別に
エアーポンプ6を用いる手段もあるが、図3(b)に示
すように、吸引ポンプ5の手前(または後段でも良い)
に発砲手段としてエアーリーク弁7を設けるようにして
も良い。このようにすれば、エアーポンプ6無しで気泡
を発生させることができる。また、この場合、第1の容
器1と第2の容器2の両方に吸引した液体を入れて気泡
を発生させるように構成しても良い。
段としては、図3(a)のように吸引ポンプ5とは別に
エアーポンプ6を用いる手段もあるが、図3(b)に示
すように、吸引ポンプ5の手前(または後段でも良い)
に発砲手段としてエアーリーク弁7を設けるようにして
も良い。このようにすれば、エアーポンプ6無しで気泡
を発生させることができる。また、この場合、第1の容
器1と第2の容器2の両方に吸引した液体を入れて気泡
を発生させるように構成しても良い。
【0026】また、以上の実施形態では、図4(a)の
ように内水槽なる第1の容器1と外水槽なる第2の容器
2とを組み合わせて1つの水槽を構成したが(ここでは
吸引管4が外配管である場合を示している)、第2の容
器2は外水槽ではなく図4(b)のような単なる管(パ
イプ)のようなもので構成しても良い。また、図4
(c)のように、上部が密閉された部分と開放された部
分とが容器の一部において繋がったような形状を有する
水槽を最初から一体成形しても良い。さらに、図4
(d)および(e)のように、外水槽式ではなく底蓋式
で構成しても良い。
ように内水槽なる第1の容器1と外水槽なる第2の容器
2とを組み合わせて1つの水槽を構成したが(ここでは
吸引管4が外配管である場合を示している)、第2の容
器2は外水槽ではなく図4(b)のような単なる管(パ
イプ)のようなもので構成しても良い。また、図4
(c)のように、上部が密閉された部分と開放された部
分とが容器の一部において繋がったような形状を有する
水槽を最初から一体成形しても良い。さらに、図4
(d)および(e)のように、外水槽式ではなく底蓋式
で構成しても良い。
【0027】また、上記実施形態において示した各部の
構成および形状等は、何れも本発明を実施するにあたっ
ての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはな
らないものである。なお、本発明はその精神、またはそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。したがって、上述の実施形態はあらゆ
る点において単なる例示に過ぎず、限定的に解釈しては
ならない。
構成および形状等は、何れも本発明を実施するにあたっ
ての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これら
によって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはな
らないものである。なお、本発明はその精神、またはそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。したがって、上述の実施形態はあらゆ
る点において単なる例示に過ぎず、限定的に解釈しては
ならない。
【0028】
【発明の効果】上述したように本発明は、上部が密閉さ
れた第1の容器部と少なくとも上部の一部が開放された
第2の容器部とを、上記第1の容器部の一部において上
記第1の容器部と第2の容器部間で内容物が流通可能な
ように構成したので、第1の容器部内に液体をいっぱい
に満たしておくことができ、水槽の運搬時等に液体表面
が揺れないようにすることができる。また、第1の容器
部の上部は密閉されているため、容器上部の形状を従来
に比べて様々なデザインに仕上げることができる。さら
に、第1の容器部の上部に液面が常に接するようにでき
るので、液面での光反射の影響を受けにくくして、水槽
内部を上方からも観察しやすくすることができる。
れた第1の容器部と少なくとも上部の一部が開放された
第2の容器部とを、上記第1の容器部の一部において上
記第1の容器部と第2の容器部間で内容物が流通可能な
ように構成したので、第1の容器部内に液体をいっぱい
に満たしておくことができ、水槽の運搬時等に液体表面
が揺れないようにすることができる。また、第1の容器
部の上部は密閉されているため、容器上部の形状を従来
に比べて様々なデザインに仕上げることができる。さら
に、第1の容器部の上部に液面が常に接するようにでき
るので、液面での光反射の影響を受けにくくして、水槽
内部を上方からも観察しやすくすることができる。
【図1】本実施形態による水槽の外観構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】本実施形態による水槽を構成する第1の容器を
正面、側面、上面から見た様子を示す図である。
正面、側面、上面から見た様子を示す図である。
【図3】水槽内に気泡を発生させるための手段を示す図
である。
である。
【図4】本実施形態による水槽の他の構成例を示す図で
ある。
ある。
1 第1の容器(内水槽) 2 第2の容器(外水槽) 3 流通口 4 吸引管 4a 吸引口 4b 排出口 5 吸引ポンプ 6 エアーポンプ 7 エアーリーク弁
Claims (6)
- 【請求項1】 上部が密閉された第1の容器部と少なく
とも上部の一部が開放された第2の容器部とが、上記第
1の容器部の一部において上記第1の容器部と第2の容
器部間で内容物が流通可能なように構成されていること
を特徴とする水槽。 - 【請求項2】 上部を密閉するとともに下部を開放して
成る第1の容器と、少なくとも上部の一部を開放して成
り上記第1の容器の少なくとも一部を上記開放部分にて
収容する第2の容器とから構成し、 上記第1の容器の下方側面に流通口を設け、上記第2の
容器の高さを少なくとも上記流通口の上端よりも高く構
成したことを特徴とする水槽。 - 【請求項3】 上記第1の容器と第2の容器とを着脱自
在または一体的に成形することを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の水槽。 - 【請求項4】 上記第1の容器および第2の容器の何れ
か一方の容器から内容物を吸引し、吸引した内容物を他
方の容器へと送るための循環手段を備えたことを特徴と
する請求項1〜3の何れか1項に記載の水槽。 - 【請求項5】 上記循環手段は、上記一方の容器の内部
または外部に設けた吸引管と、吸引ポンプとを含むこと
を特徴とする請求項4に記載の水槽。 - 【請求項6】 上記吸引ポンプの前段または後段に発砲
手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の水槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13460898A JPH11308940A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 水 槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13460898A JPH11308940A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 水 槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11308940A true JPH11308940A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15132388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13460898A Pending JPH11308940A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 水 槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11308940A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100998799B1 (ko) | 2008-03-24 | 2010-12-06 | 이성민 | 어패류 관상용 수조기구 |
WO2013035938A1 (ko) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | Choi Young Oh | 상층 별실을 구비한 수족관과 그 실시를 위한 보조 수족관 |
KR20190005623A (ko) * | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 김문달 | 슬립형 확장수조를 구비하는 수족관 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13460898A patent/JPH11308940A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100998799B1 (ko) | 2008-03-24 | 2010-12-06 | 이성민 | 어패류 관상용 수조기구 |
WO2013035938A1 (ko) * | 2011-09-05 | 2013-03-14 | Choi Young Oh | 상층 별실을 구비한 수족관과 그 실시를 위한 보조 수족관 |
KR20190005623A (ko) * | 2017-07-07 | 2019-01-16 | 김문달 | 슬립형 확장수조를 구비하는 수족관 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11308940A (ja) | 水 槽 | |
JP2013106558A (ja) | ペット用水飲み器 | |
JP2000185757A (ja) | 空気孔開閉バルブとこれを用いた飲料密閉容器 | |
JP3150985U (ja) | 活魚用運搬容器 | |
US3630367A (en) | Bottom aquarium filter | |
KR20190000570U (ko) | 빨대가 구비된 컵 | |
JP2000079946A (ja) | 液体容器 | |
JP4863831B2 (ja) | 発泡樹脂製容器 | |
JPH06135474A (ja) | 液体取り出し装置 | |
JPH09156661A (ja) | 液体容器の蓋 | |
JP2020130033A (ja) | 濾過器付水槽セット | |
KR102152140B1 (ko) | 음료용기 | |
JP2700916B2 (ja) | 水 槽 | |
JP3101188U (ja) | 液体用容器 | |
KR20220152687A (ko) | 음료 용기의 이물질 역류방지 장치 | |
KR102152135B1 (ko) | 음료용기 | |
JP3064929U (ja) | 蛇 口 | |
JP5945482B2 (ja) | 発泡樹脂製容器 | |
JPH11100074A (ja) | 二種液体用容器 | |
JP4625391B2 (ja) | 食事用具 | |
JP3060307B1 (ja) | 液体容器 | |
JPS5918992Y2 (ja) | スプ−ンを保持する容器蓋 | |
JPH09202363A (ja) | 二種液体用容器 | |
KR20240083588A (ko) | 내용물을 쉽게 먹을 수 있는 캔 | |
KR20210130913A (ko) | 음료 토출 구조를 구비한 음료 용기 |