JPH11290134A - 歯ブラシ用毛、歯ブラシならびに歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法 - Google Patents
歯ブラシ用毛、歯ブラシならびに歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法Info
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- JPH11290134A JPH11290134A JP10236099A JP23609998A JPH11290134A JP H11290134 A JPH11290134 A JP H11290134A JP 10236099 A JP10236099 A JP 10236099A JP 23609998 A JP23609998 A JP 23609998A JP H11290134 A JPH11290134 A JP H11290134A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 改善された柔軟性と耐久性を有し、歯苔をさ
らに良好に除去できる高度にテーパが形成されたPBT
あるいはPET製の歯ブラシ用毛を提供すること。 【解決手段】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まるテーパが形成された歯ブラシ用毛において、
テーパが形成された毛の先端の直径が0.04〜0.0
8mmまでとされた歯ブラシ用毛。
らに良好に除去できる高度にテーパが形成されたPBT
あるいはPET製の歯ブラシ用毛を提供すること。 【解決手段】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まるテーパが形成された歯ブラシ用毛において、
テーパが形成された毛の先端の直径が0.04〜0.0
8mmまでとされた歯ブラシ用毛。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯ブラシのための
テーパを形成された毛、テーパを形成された毛の房を有
する歯ブラシ、ならびに、テーパを形成された毛および
歯ブラシを製造するための方法に関する。
テーパを形成された毛、テーパを形成された毛の房を有
する歯ブラシ、ならびに、テーパを形成された毛および
歯ブラシを製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】歯ブラシ用毛のために使用される線状体
は、一般にナイロンにより製造される。このナイロン製
の線状体の利点は、その適当なたわみ性と柔軟性であ
る。
は、一般にナイロンにより製造される。このナイロン製
の線状体の利点は、その適当なたわみ性と柔軟性であ
る。
【0003】しかしながら、ナイロン製線状体の不利な
点は、それが非常に水を吸収しやすく、また、容易に変
形しやすいということである。
点は、それが非常に水を吸収しやすく、また、容易に変
形しやすいということである。
【0004】一般に、歯ブラシ使用中における歯茎の損
傷を避けるため、図2に示すように、歯ブラシのナイロ
ン製の毛の先端は、丸くされている。
傷を避けるため、図2に示すように、歯ブラシのナイロ
ン製の毛の先端は、丸くされている。
【0005】ポリブチレンテレフタレート(以下PBT
と略称する)のようなポリエステル化合物やポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETと略称する)が歯ブラシ
用毛としての線状体に使用されることもある。これらは
ナイロンより安く、丈夫で水を吸収しにくいという点で
ナイロンより優れている。しかしながら、これらのPB
TおよびPETは、非常に固く曲がらなく、柔軟性に欠
けている。このような特性により、PBTまたはPET
により製造された歯ブラシ用毛は歯茎に損傷を与えるこ
とが明らかなので、コストダウンのためにPBTまたは
PETにより製造された歯ブラシ用毛は使い捨ての歯ブ
ラシに使用されたり、あるいはナイロン製の毛とともに
歯ブラシ用毛の房を形成したりしていた。
と略称する)のようなポリエステル化合物やポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETと略称する)が歯ブラシ
用毛としての線状体に使用されることもある。これらは
ナイロンより安く、丈夫で水を吸収しにくいという点で
ナイロンより優れている。しかしながら、これらのPB
TおよびPETは、非常に固く曲がらなく、柔軟性に欠
けている。このような特性により、PBTまたはPET
により製造された歯ブラシ用毛は歯茎に損傷を与えるこ
とが明らかなので、コストダウンのためにPBTまたは
PETにより製造された歯ブラシ用毛は使い捨ての歯ブ
ラシに使用されたり、あるいはナイロン製の毛とともに
歯ブラシ用毛の房を形成したりしていた。
【0006】PBTまたはPETにより製造された歯ブ
ラシ用毛の利点を維持し、不利な点を排除するため、P
BTまたはPET製の歯ブラシ用毛の先端に針形をなす
ようにテーパを形成する方法が提案されていた。なお、
ここにおけるテーパとは平面的な形状であって、立体的
にはほぼ円錐台形あるいは円錐形になるが、本明細書中
においては便宜上テーパと称する。そして、このテーパ
を形成するための代表的な方法としては、ナイフの羽根
を有する機械あるいは丸み形成機があり、これらの機械
によりPBTまたはPET製の歯ブラシ用毛の先端にテ
ーパが機械的に形成されていた。
ラシ用毛の利点を維持し、不利な点を排除するため、P
BTまたはPET製の歯ブラシ用毛の先端に針形をなす
ようにテーパを形成する方法が提案されていた。なお、
ここにおけるテーパとは平面的な形状であって、立体的
にはほぼ円錐台形あるいは円錐形になるが、本明細書中
においては便宜上テーパと称する。そして、このテーパ
を形成するための代表的な方法としては、ナイフの羽根
を有する機械あるいは丸み形成機があり、これらの機械
によりPBTまたはPET製の歯ブラシ用毛の先端にテ
ーパが機械的に形成されていた。
【0007】このような機械的な製造方法によっては、
図3に示すように、単に先端の周縁部に面取り部のよう
なテーパの形成された毛を製造するにすぎない。すなわ
ち、機械的な方法によっては針先のような尖端を有する
テーパの形成された毛を生産することは不可能である。
図3に示すように、単に先端の周縁部に面取り部のよう
なテーパの形成された毛を製造するにすぎない。すなわ
ち、機械的な方法によっては針先のような尖端を有する
テーパの形成された毛を生産することは不可能である。
【0008】したがって、前述した機械的な方法は、P
BTまたはPETの前述した不利な点をなくすことはで
きなかった。
BTまたはPETの前述した不利な点をなくすことはで
きなかった。
【0009】針先のような高度にテーパの形成された先
端を有するPBTまたはPET製の歯ブラシ用毛を製造
するために、硫酸溶液を使用してテーパを形成するため
の方法は、本発明の発明者により開発され大韓民国特許
第130932号として特許されている。この技術につ
いて説明すると、この技術は下記の工程により構成され
ている。
端を有するPBTまたはPET製の歯ブラシ用毛を製造
するために、硫酸溶液を使用してテーパを形成するため
の方法は、本発明の発明者により開発され大韓民国特許
第130932号として特許されている。この技術につ
いて説明すると、この技術は下記の工程により構成され
ている。
【0010】まず、(i)所望の長さから1〜4mm程
度長い長さとなるようにPBTまたはPET製の線状体
を切断し、(ii)切断された線状体の先端から約8〜
9mmを垂直に60%〜98%の濃度で80〜200℃
の硫酸溶液に浸漬し、その後線状体の他端を同様に処理
し、(iii)テーパの形成された線状体を冷水に浸漬
して冷却し、(iv)30〜70%の濃度の苛性ソーダ
またはカリウム水酸化物溶液にテーパを形成された線状
体を浸漬し中和し、(v)線状体を水洗いし、(vi)
線状体を乾燥させる。このようにして形成された線状体
は、あたかも切削されたかのように短くされ、両端の直
径は0.03mm以下となり、図4に示すように、針先
のように見える。この針先のように見える形状を「高度
にテーパが形成された」と称する。
度長い長さとなるようにPBTまたはPET製の線状体
を切断し、(ii)切断された線状体の先端から約8〜
9mmを垂直に60%〜98%の濃度で80〜200℃
の硫酸溶液に浸漬し、その後線状体の他端を同様に処理
し、(iii)テーパの形成された線状体を冷水に浸漬
して冷却し、(iv)30〜70%の濃度の苛性ソーダ
またはカリウム水酸化物溶液にテーパを形成された線状
体を浸漬し中和し、(v)線状体を水洗いし、(vi)
線状体を乾燥させる。このようにして形成された線状体
は、あたかも切削されたかのように短くされ、両端の直
径は0.03mm以下となり、図4に示すように、針先
のように見える。この針先のように見える形状を「高度
にテーパが形成された」と称する。
【0011】PBTまたはPETのこわさは、高度にテ
ーパが形成された毛を製造する前述した特許の技術によ
ってかなり減少された。また、このことにより、毛は歯
ブラシ使用中に歯茎を傷つけなかった。さらに、歯根膜
の凹部内の歯苔は、高度にテーパが形成された毛によっ
て歯ブラシ使用中に除去することができた。
ーパが形成された毛を製造する前述した特許の技術によ
ってかなり減少された。また、このことにより、毛は歯
ブラシ使用中に歯茎を傷つけなかった。さらに、歯根膜
の凹部内の歯苔は、高度にテーパが形成された毛によっ
て歯ブラシ使用中に除去することができた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高度に
テーパが形成された毛を有する歯ブラシには、つぎのよ
うな不利な点があった。
テーパが形成された毛を有する歯ブラシには、つぎのよ
うな不利な点があった。
【0013】(1)高度にテーパが形成された毛の製造
には化学薬品を使用するので、化学薬品の濃度、温度、
浸漬時間などといった動作条件に依存されがちであり、
テーパを一様に形成するのは難しかった。すなわち、一
様な尖端を有する高度にテーパが形成された毛を得るこ
とは非常に難しかった。この結果として、約半分の欠陥
製品が製造されることになってしまっていた。すなわ
ち、少なくとも50%の製品は処分されていた。
には化学薬品を使用するので、化学薬品の濃度、温度、
浸漬時間などといった動作条件に依存されがちであり、
テーパを一様に形成するのは難しかった。すなわち、一
様な尖端を有する高度にテーパが形成された毛を得るこ
とは非常に難しかった。この結果として、約半分の欠陥
製品が製造されることになってしまっていた。すなわ
ち、少なくとも50%の製品は処分されていた。
【0014】(2)高度にテーパが形成された毛は、ナ
イロン製の毛の適当なたわみ性に慣れていた使用者に
は、あまりに軟かいと感じられた。この結果として、使
用感が低く評価されていた。
イロン製の毛の適当なたわみ性に慣れていた使用者に
は、あまりに軟かいと感じられた。この結果として、使
用感が低く評価されていた。
【0015】(3)高度にテーパが形成された毛が、従
来の単に丸くされたか、あるいは普通にテーパが形成さ
れた毛よりよく歯根膜の凹部内の歯苔を除去することが
できたにもかかわらず、その歯苔を除去する能力は予想
したより大幅に低くしか評価されなかった。
来の単に丸くされたか、あるいは普通にテーパが形成さ
れた毛よりよく歯根膜の凹部内の歯苔を除去することが
できたにもかかわらず、その歯苔を除去する能力は予想
したより大幅に低くしか評価されなかった。
【0016】(4)高度にテーパを形成された毛の長さ
が11.5mmを超えると、それらは歯ブラシの使用中
に容易に変形させられる傾向があった。
が11.5mmを超えると、それらは歯ブラシの使用中
に容易に変形させられる傾向があった。
【0017】このような点に鑑み、改善された柔軟性と
耐久性を有し、歯苔をさらに良好に除去できる高度にテ
ーパが形成されたPBTあるいはPET製の歯ブラシ用
毛を開発することが望まれていた。また、このような毛
を有する歯ブラシならびに欠陥製品が少なく、安価に製
造できる歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法も望ま
れていた。
耐久性を有し、歯苔をさらに良好に除去できる高度にテ
ーパが形成されたPBTあるいはPET製の歯ブラシ用
毛を開発することが望まれていた。また、このような毛
を有する歯ブラシならびに欠陥製品が少なく、安価に製
造できる歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法も望ま
れていた。
【0018】本発明は、このような歯ブラシ用毛、歯ブ
ラシならびに歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法を
提供することを目的としている。
ラシならびに歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法を
提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に係る本発明の歯ブラシ用毛は、毛の直径
10mm以下の先端部からテーパが始まるテーパが形成
された歯ブラシ用毛において、テーパが形成された毛の
先端の直径が0.04〜0.08mmまでとされている
ことを特徴としている。
ため請求項1に係る本発明の歯ブラシ用毛は、毛の直径
10mm以下の先端部からテーパが始まるテーパが形成
された歯ブラシ用毛において、テーパが形成された毛の
先端の直径が0.04〜0.08mmまでとされている
ことを特徴としている。
【0020】請求項2に係る本発明の歯ブラシは、毛の
直径10mm以下の先端部からテーパが始まり、テーパ
が形成された毛の先端の直径が0.04〜0.08mm
までとされている複数本の毛を有することを特徴として
いる。
直径10mm以下の先端部からテーパが始まり、テーパ
が形成された毛の先端の直径が0.04〜0.08mm
までとされている複数本の毛を有することを特徴として
いる。
【0021】請求項3に係る本発明の歯ブラシ用毛の製
造方法は、毛の直径10mm以下の先端部からテーパが
始まり、テーパが形成された毛の先端の直径が0.04
〜0.08mmまでとされているの毛の製造方法におい
て、PBTまたはPET製の毛を所望の長さに切断し、
切断された毛をその先端から10mm以下の長さだけ強
いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬して、毛
の先端の直径が0.10mmから0.15mmのテーパ
を形成されるように溶かされ毛の長さが変化しないまま
あるいはわずかに伸びるた状態にし、テーパが形成され
た毛を水で洗浄し、洗浄された毛を乾燥し、テーパが形
成された毛の先端に丸みを形成することを特徴としてい
る。
造方法は、毛の直径10mm以下の先端部からテーパが
始まり、テーパが形成された毛の先端の直径が0.04
〜0.08mmまでとされているの毛の製造方法におい
て、PBTまたはPET製の毛を所望の長さに切断し、
切断された毛をその先端から10mm以下の長さだけ強
いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬して、毛
の先端の直径が0.10mmから0.15mmのテーパ
を形成されるように溶かされ毛の長さが変化しないまま
あるいはわずかに伸びるた状態にし、テーパが形成され
た毛を水で洗浄し、洗浄された毛を乾燥し、テーパが形
成された毛の先端に丸みを形成することを特徴としてい
る。
【0022】請求項4に係る本発明の歯ブラシ用毛の製
造方法は、切断された毛を80〜200℃の温度におい
て60〜98%の濃度の硫酸に浸漬することを特徴とし
ている。
造方法は、切断された毛を80〜200℃の温度におい
て60〜98%の濃度の硫酸に浸漬することを特徴とし
ている。
【0023】請求項5に係る本発明の歯ブラシの製造方
法は、毛の直径10mm以下の先端部からテーパが始ま
り、テーパが形成された毛の先端の直径が0.04〜
0.08mmまでとされている複数本の毛を有する歯ブ
ラシの製造方法において、PBTまたはPET製の毛を
所望の長さに切断し、切断された毛をその一端から10
mm以下の長さだけ強いアルカリ性あるいは酸性の溶液
に鉛直に浸漬して、毛の先端の直径が0.10mmから
0.15mmのテーパを形成されるように溶かされ毛の
長さが変化しないままあるいはわずかに伸びるた状態に
し、切断された毛をその他端から10mm以下の長さだ
け強いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬し
て、毛の先端の直径が0.10mmから0.15mmの
テーパを形成されるように溶かされ毛の長さが変化しな
いままあるいはわずかに伸びるた状態にし、テーパが形
成された毛を水で洗浄し、洗浄された毛を乾燥し、乾燥
した複数本の毛を歯ブラシの柄の先端部に植え、選択的
に毛の端部を整え、歯ブラシを形成するため毛の先端に
丸みを形成することを特徴としている。
法は、毛の直径10mm以下の先端部からテーパが始ま
り、テーパが形成された毛の先端の直径が0.04〜
0.08mmまでとされている複数本の毛を有する歯ブ
ラシの製造方法において、PBTまたはPET製の毛を
所望の長さに切断し、切断された毛をその一端から10
mm以下の長さだけ強いアルカリ性あるいは酸性の溶液
に鉛直に浸漬して、毛の先端の直径が0.10mmから
0.15mmのテーパを形成されるように溶かされ毛の
長さが変化しないままあるいはわずかに伸びるた状態に
し、切断された毛をその他端から10mm以下の長さだ
け強いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬し
て、毛の先端の直径が0.10mmから0.15mmの
テーパを形成されるように溶かされ毛の長さが変化しな
いままあるいはわずかに伸びるた状態にし、テーパが形
成された毛を水で洗浄し、洗浄された毛を乾燥し、乾燥
した複数本の毛を歯ブラシの柄の先端部に植え、選択的
に毛の端部を整え、歯ブラシを形成するため毛の先端に
丸みを形成することを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】歯ブラシ用毛の準備段階において
使用された適当な線状体が、0.19mmと0.20m
mとの間の直径にあることはよく知られている。本発明
は、この種の常識に基づいて以下に詳述される。しかし
ながら、多様な変更が本発明の精神の範囲内において行
われうることは、当業者により認識される。
使用された適当な線状体が、0.19mmと0.20m
mとの間の直径にあることはよく知られている。本発明
は、この種の常識に基づいて以下に詳述される。しかし
ながら、多様な変更が本発明の精神の範囲内において行
われうることは、当業者により認識される。
【0025】図4に示されたようにPBTまたはPET
製の毛の先端の針形状は、強いアルカリ性あるいは酸性
の溶液内において徐々に溶かされることにより形成さ
れ、前述した特許における化学的方法により形成された
PBTまたはPET製の高度にテーパが形成された毛
は、直径が0.03mm未満とされている。このよう
に、毛の尖端を形成することは非常に難しく、また、高
度にテーパが形成された毛の尖端は即座にしかも不均一
に溶かされるので、毛の長さは不均一で、毛の尖端の直
径は不規則である。さらに、毛の先端の直径が0.03
mm以下になる前に毛は溶液から引き上げられるので、
所望の長さより長い長さとなってしまい、このように形
成された毛は使用できない。さらに、直径約50mmの
歯ブラシ用毛の束が化学薬品の溶液に浸漬されるとき
に、中心部に位置する毛のテーパの状態は、外側に位置
する毛のそれとはかなり異なる。これは、さらに高度に
テーパが形成された毛の生産率を減少させることにな
る。この結果、高度にテーパが形成された毛の製造コス
トは、先端を丸められた毛の5倍となる。
製の毛の先端の針形状は、強いアルカリ性あるいは酸性
の溶液内において徐々に溶かされることにより形成さ
れ、前述した特許における化学的方法により形成された
PBTまたはPET製の高度にテーパが形成された毛
は、直径が0.03mm未満とされている。このよう
に、毛の尖端を形成することは非常に難しく、また、高
度にテーパが形成された毛の尖端は即座にしかも不均一
に溶かされるので、毛の長さは不均一で、毛の尖端の直
径は不規則である。さらに、毛の先端の直径が0.03
mm以下になる前に毛は溶液から引き上げられるので、
所望の長さより長い長さとなってしまい、このように形
成された毛は使用できない。さらに、直径約50mmの
歯ブラシ用毛の束が化学薬品の溶液に浸漬されるとき
に、中心部に位置する毛のテーパの状態は、外側に位置
する毛のそれとはかなり異なる。これは、さらに高度に
テーパが形成された毛の生産率を減少させることにな
る。この結果、高度にテーパが形成された毛の製造コス
トは、先端を丸められた毛の5倍となる。
【0026】本発明によれば、所望の長さに切断された
毛は、すなわち、毛が溶液から取り出されるときに、毛
の長さは変化しないままであるかまたはわずかに伸びた
状態であり、毛の先端の直径は0.10mmと0.15
mmとの間にある。したがって、テーパを具備した毛の
先端が形成されるいかなるときにも溶液から毛を取り出
すことが可能である。このことは、使用される化学薬品
の種類や濃度、温度、浸漬時間などといった動作条件を
種々選択することができる。
毛は、すなわち、毛が溶液から取り出されるときに、毛
の長さは変化しないままであるかまたはわずかに伸びた
状態であり、毛の先端の直径は0.10mmと0.15
mmとの間にある。したがって、テーパを具備した毛の
先端が形成されるいかなるときにも溶液から毛を取り出
すことが可能である。このことは、使用される化学薬品
の種類や濃度、温度、浸漬時間などといった動作条件を
種々選択することができる。
【0027】本発明によれば、テーパの形成をより短い
周期で行うことができる。毛が束として扱われる場合、
本発明によれば外側の毛および中心部の毛が強いアルカ
リ性あるいは酸性の溶液中において不均一に溶かされる
こと、すなわち、中心部の毛の長さより外側の毛の長さ
が短くされることを防ぐことができる。このようにして
形成される浸漬された後の毛の束は、比較的一様であ
る。
周期で行うことができる。毛が束として扱われる場合、
本発明によれば外側の毛および中心部の毛が強いアルカ
リ性あるいは酸性の溶液中において不均一に溶かされる
こと、すなわち、中心部の毛の長さより外側の毛の長さ
が短くされることを防ぐことができる。このようにして
形成される浸漬された後の毛の束は、比較的一様であ
る。
【0028】無機溶剤が、PBTまたはPET製の毛に
テーパを形成するのに使用される。無機溶媒の例として
は、苛性ソーダ、水酸化カリウム、硫酸などがある。特
に、苛性ソーダまたは硫酸が好ましい。さらに、有機溶
剤も、PBTまたはPET製の毛にテーパを形成するの
に使用される。有機溶媒の例としては、m−クレゾー
ル、トリフルオル酢酸、o−クロロフェノール、トリク
ロロフェノール、フェノール、フェノールとテトラクロ
ロエタンの混合物などがある。
テーパを形成するのに使用される。無機溶媒の例として
は、苛性ソーダ、水酸化カリウム、硫酸などがある。特
に、苛性ソーダまたは硫酸が好ましい。さらに、有機溶
剤も、PBTまたはPET製の毛にテーパを形成するの
に使用される。有機溶媒の例としては、m−クレゾー
ル、トリフルオル酢酸、o−クロロフェノール、トリク
ロロフェノール、フェノール、フェノールとテトラクロ
ロエタンの混合物などがある。
【0029】PBTまたはPET製の毛にテーパを形成
することの溶液の温度は、溶媒の種類に依存し、その温
度は変化されることが可能である。代表的な例として
は、いかなる溶液も、毛が浸漬される前に80〜200
℃の温度に加熱される。
することの溶液の温度は、溶媒の種類に依存し、その温
度は変化されることが可能である。代表的な例として
は、いかなる溶液も、毛が浸漬される前に80〜200
℃の温度に加熱される。
【0030】溶液の濃度は、温度、反応度、浸漬時間な
どに従い調整される。例えば、硫酸は、80〜200℃
の温度において60〜98%の濃度で使用される。
どに従い調整される。例えば、硫酸は、80〜200℃
の温度において60〜98%の濃度で使用される。
【0031】もし望むならば、アルカリ性または酸性の
溶液において溶かされた後の毛の先端は、丸くすること
の前に整えられてもよい。毛の先端を整えるか否かは、
毛を溶液から取り出した後にルーペにより毛の先端の状
況を観察することによって容易に判断される。
溶液において溶かされた後の毛の先端は、丸くすること
の前に整えられてもよい。毛の先端を整えるか否かは、
毛を溶液から取り出した後にルーペにより毛の先端の状
況を観察することによって容易に判断される。
【0032】本発明によれば、アルカリ性または酸性の
溶液により溶かされた後に毛の先端を丸くすることが必
要である。この丸みの形成は、従来から既知の方法、す
なわち、例えば240メッシュ紙を使用するなどにより
実行することができる。本発明による丸みの形成は、テ
ーパが形成された毛の先端の直径が0.04mmから
0.08mmの間、好ましくは0.06mmになるまで
行われる。
溶液により溶かされた後に毛の先端を丸くすることが必
要である。この丸みの形成は、従来から既知の方法、す
なわち、例えば240メッシュ紙を使用するなどにより
実行することができる。本発明による丸みの形成は、テ
ーパが形成された毛の先端の直径が0.04mmから
0.08mmの間、好ましくは0.06mmになるまで
行われる。
【0033】本発明により歯ブラシが製造されるとき、
歯ブラシの柄に毛を植える前あるいは後に毛の先端に丸
みが形成される。丸み形成工程と毛の植設工程との順序
は製造率に影響を及ぼさないので重要でない。
歯ブラシの柄に毛を植える前あるいは後に毛の先端に丸
みが形成される。丸み形成工程と毛の植設工程との順序
は製造率に影響を及ぼさないので重要でない。
【0034】そして、本発明による歯ブラシ用毛の実施
の形態が図1に示されており、この図1の毛は、毛の直
径0.2mmの先端部からテーパが始まり、テーパが形
成された毛の先端の直径は、0.06mmとされ、毛の
先端部はほぼ円錐台形状をなしている。
の形態が図1に示されており、この図1の毛は、毛の直
径0.2mmの先端部からテーパが始まり、テーパが形
成された毛の先端の直径は、0.06mmとされ、毛の
先端部はほぼ円錐台形状をなしている。
【0035】以下の実施例は単に本発明を例示するとと
もに好適な実施例を示すものであり、発明の範囲を何ら
制限するものではない。
もに好適な実施例を示すものであり、発明の範囲を何ら
制限するものではない。
【0036】実施例1 濃度が80%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられ、120℃まで加熱されている。東レ
株式会社(日本)により製造された直径が0.2mmの
PBT(520)製の毛の束は長さを30mmに切断さ
れる。前記束の一端部の6mmが前記硫酸溶液中に鉛直
に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過する
と、2分ごとに毛はピンセットに引き上げられて溶かさ
れた端部が拡大視される。前記溶液の温度は120℃に
維持される。浸漬から17分経過すると、テーパが形成
された束は前記溶液中より取り出される。その後、束ね
られた毛の反対側の6mm部分に前記と同様にしてテー
パが形成される。両端部にテーパが形成された毛は水に
よって完全に洗浄され、輪ゴムによって結ばれて乾燥さ
れる。乾燥された毛は中心で折り畳まれ、端部は刈り整
えられるとともに「辻村社(日本)」製のTR89毛球
形形成機によって、240メッシュ紙を用いて球形に形
成(丸みが形成)され、長さが14.5mmで先端直径
が0.05mmのテーパが形成された毛が製造される。
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられ、120℃まで加熱されている。東レ
株式会社(日本)により製造された直径が0.2mmの
PBT(520)製の毛の束は長さを30mmに切断さ
れる。前記束の一端部の6mmが前記硫酸溶液中に鉛直
に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過する
と、2分ごとに毛はピンセットに引き上げられて溶かさ
れた端部が拡大視される。前記溶液の温度は120℃に
維持される。浸漬から17分経過すると、テーパが形成
された束は前記溶液中より取り出される。その後、束ね
られた毛の反対側の6mm部分に前記と同様にしてテー
パが形成される。両端部にテーパが形成された毛は水に
よって完全に洗浄され、輪ゴムによって結ばれて乾燥さ
れる。乾燥された毛は中心で折り畳まれ、端部は刈り整
えられるとともに「辻村社(日本)」製のTR89毛球
形形成機によって、240メッシュ紙を用いて球形に形
成(丸みが形成)され、長さが14.5mmで先端直径
が0.05mmのテーパが形成された毛が製造される。
【0037】実施例2 濃度が50%の水酸化ナトリウム溶液が、1000ml
のビーカ内に底から1cmの高さになるまでサンドバス
(sandbath)とともに入れられ、温度を120℃に維持
されている。東レ株式会社(日本)により製造された直
径が0.2mmのPBT(520)製の毛の束は長さを
30mmに切断される。前記束の一端部の4mmが前記
水酸化ナトリウム溶液中に鉛直に浸漬させられる。前記
浸漬してから10分経過すると、2分ごとに毛はピンセ
ットに引き上げられて溶かされた端部が拡大視される。
浸漬から18分経過すると、各毛の端部は長さを短くす
るために溶かされる。その時、束にされた毛は前記溶液
中より取り出される。その後、束ねられた毛の反対側の
4mm部分に前記と同様の加工が施される。両端部にテ
ーパが形成された毛は水によって完全に洗浄され、輪ゴ
ムによって結ばれて乾燥される。乾燥された毛は「辻村
社(日本)」製のLPB房付け機を用いることにより歯
ブラシのヘッドに房付けされる。毛の両端部は刈り整え
られるとともにのTR89毛球形形成機によって、24
0メッシュ紙を用いて球形に形成され、長さが11mm
で先端直径が0.06mmのテーパが形成された毛が製
造される。
のビーカ内に底から1cmの高さになるまでサンドバス
(sandbath)とともに入れられ、温度を120℃に維持
されている。東レ株式会社(日本)により製造された直
径が0.2mmのPBT(520)製の毛の束は長さを
30mmに切断される。前記束の一端部の4mmが前記
水酸化ナトリウム溶液中に鉛直に浸漬させられる。前記
浸漬してから10分経過すると、2分ごとに毛はピンセ
ットに引き上げられて溶かされた端部が拡大視される。
浸漬から18分経過すると、各毛の端部は長さを短くす
るために溶かされる。その時、束にされた毛は前記溶液
中より取り出される。その後、束ねられた毛の反対側の
4mm部分に前記と同様の加工が施される。両端部にテ
ーパが形成された毛は水によって完全に洗浄され、輪ゴ
ムによって結ばれて乾燥される。乾燥された毛は「辻村
社(日本)」製のLPB房付け機を用いることにより歯
ブラシのヘッドに房付けされる。毛の両端部は刈り整え
られるとともにのTR89毛球形形成機によって、24
0メッシュ紙を用いて球形に形成され、長さが11mm
で先端直径が0.06mmのテーパが形成された毛が製
造される。
【0038】実施例3 鐘紡株式会社(日本)により製造された直径が0.2m
mの抗菌性の毛の束は長さを30mmに切断される。濃
度が98%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に底
から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)と
ともに入れられ、温度を120℃に調整される。前記束
の一端部の6mmが前記硫酸溶液中に鉛直に浸漬させら
れる。前記浸漬してから10分経過すると、2分ごとに
毛はピンセットに引き上げられて溶かされた端部が拡大
視される。浸漬から16分経過すると、束根られた毛は
前記溶液中より取り出される。その後、束ねられた毛の
反対側の6mm部分に前記と同様の加工が施される。テ
ーパが形成された毛は濃度20%の水酸化ナトリウム溶
液内に2時間浸漬させられ、その後水によって十分に洗
浄される。その後、前記実施例2と同様にして乾燥、房
付け、刈り整えおよび球形付与作業が施され、長さが1
1mmで先端直径が約0.05mmのテーパが形成され
た毛を有する歯ブラシが製造される。
mの抗菌性の毛の束は長さを30mmに切断される。濃
度が98%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に底
から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)と
ともに入れられ、温度を120℃に調整される。前記束
の一端部の6mmが前記硫酸溶液中に鉛直に浸漬させら
れる。前記浸漬してから10分経過すると、2分ごとに
毛はピンセットに引き上げられて溶かされた端部が拡大
視される。浸漬から16分経過すると、束根られた毛は
前記溶液中より取り出される。その後、束ねられた毛の
反対側の6mm部分に前記と同様の加工が施される。テ
ーパが形成された毛は濃度20%の水酸化ナトリウム溶
液内に2時間浸漬させられ、その後水によって十分に洗
浄される。その後、前記実施例2と同様にして乾燥、房
付け、刈り整えおよび球形付与作業が施され、長さが1
1mmで先端直径が約0.05mmのテーパが形成され
た毛を有する歯ブラシが製造される。
【0039】比較例1 濃度が98%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを30mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分ごとに毛はピンセットに引き上げられて溶
かされた端部が拡大視される。浸漬から約21分経過す
ると、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。
そのとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中よ
り取り出される。毛は冷水によって30分間冷却され
る。その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部
分に前記と同様の加工が施される。その後、高度にテー
パが形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と
0.5%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられ
る。両端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水
中において冷却され、かつ、水によって完全に洗浄され
る。その後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。
乾燥された毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機
を用いることにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛
の根からの長さが8から9mmで、先端直径が約0.0
1から0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有
する歯ブラシが製造される。
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを30mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分ごとに毛はピンセットに引き上げられて溶
かされた端部が拡大視される。浸漬から約21分経過す
ると、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。
そのとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中よ
り取り出される。毛は冷水によって30分間冷却され
る。その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部
分に前記と同様の加工が施される。その後、高度にテー
パが形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と
0.5%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられ
る。両端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水
中において冷却され、かつ、水によって完全に洗浄され
る。その後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。
乾燥された毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機
を用いることにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛
の根からの長さが8から9mmで、先端直径が約0.0
1から0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有
する歯ブラシが製造される。
【0040】比較例1 濃度が98%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを30mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分毎に毛はピンセットに引き上げられて溶か
された端部が拡大視される。浸漬から約21分経過する
と、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。そ
のとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中より
取り出される。毛は冷水によって30分間冷却される。
その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部分に
前記と同様の加工が施される。その後、高度にテーパが
形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と0.5
%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられる。両
端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水中にお
いて冷却され、かつ、水によって完全に洗浄される。そ
の後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。乾燥さ
れた毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機を用い
ることにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛の根か
らの長さが8から9mmで、先端直径が約0.01から
0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有する歯
ブラシが製造される。
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを30mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分毎に毛はピンセットに引き上げられて溶か
された端部が拡大視される。浸漬から約21分経過する
と、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。そ
のとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中より
取り出される。毛は冷水によって30分間冷却される。
その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部分に
前記と同様の加工が施される。その後、高度にテーパが
形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と0.5
%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられる。両
端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水中にお
いて冷却され、かつ、水によって完全に洗浄される。そ
の後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。乾燥さ
れた毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機を用い
ることにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛の根か
らの長さが8から9mmで、先端直径が約0.01から
0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有する歯
ブラシが製造される。
【0041】比較例2 濃度が98%の硫酸溶液が、1000mlのビーカ内に
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを35mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分毎に毛はピンセットに引き上げられて溶か
された端部が拡大視される。浸漬から約21分経過する
と、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。そ
のとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中より
取り出される。毛は冷水によって30分間冷却される。
その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部分に
前記と同様の加工が施される。その後、高度にテーパが
形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と0.5
%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられる。両
端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水中にお
いて冷却され、かつ、数回水によって洗浄される。その
後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。乾燥され
た毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機を用いる
ことにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛の根から
の長さが11から12mmで、先端直径が約0.01か
ら0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有する
歯ブラシが製造される。
底から1cmの高さになるまでサンドバス(sandbath)
とともに入れられる。溶液の温度は120℃に維持され
る。東レ株式会社(日本)により製造された直径が0.
2mmのPBT(520)製毛の束は長さを35mmに
切断される。前記束の一端部の8mmが前記硫酸溶液中
に鉛直に浸漬させられる。前記浸漬してから10分経過
すると、2分毎に毛はピンセットに引き上げられて溶か
された端部が拡大視される。浸漬から約21分経過する
と、各毛の端部は長さを短くするために溶かされる。そ
のとき、高度にテーパが形成された毛は前記溶液中より
取り出される。毛は冷水によって30分間冷却される。
その後、テーパが形成された毛の反対側の8mm部分に
前記と同様の加工が施される。その後、高度にテーパが
形成された端部は30%水酸化ナトリウム溶液と0.5
%アセトンとの混合溶液内に2時間浸漬させられる。両
端部に高度にテーパが形成された毛はその後冷水中にお
いて冷却され、かつ、数回水によって洗浄される。その
後、毛は輪ゴムによって結ばれて乾燥される。乾燥され
た毛は「辻村社(日本)」製のLPB房付け機を用いる
ことにより歯ブラシのヘッドに房付けされ、毛の根から
の長さが11から12mmで、先端直径が約0.01か
ら0.03mmの高度のテーパが形成された毛を有する
歯ブラシが製造される。
【0042】評価 1. 製品内の欠陥 前記実施例1、2、3に基づいてテーパが形成された毛
を有する50本の歯ブラシ(CJ)と、前記比較例1、
2に基づいて高度のテーパが形成された毛を有する50
本の歯ブラシ(CT)とは、歯ブラシ製造方法に関する
2人の専門家によって、繰り返して調べられた。少なく
とも90%のCT歯ブラシが、高度にテーパが形成され
た毛が一様でないという理由によって役に立たないと技
術評価請求された。従来の化学的テーパ形成方法によっ
て製造した高度にテーパを形成された毛の約60%には
欠陥がある。したがって、歯ブラシ(CT)に房付けす
る前に必ず高度にテーパの形成された毛の劣悪品を分別
する必要がある。しかしながら、本発明の歯ブラシ(C
J)はほんの2本のみが欠陥があると認定されたにすぎ
ない。したがって、従来の化学的テーパ形成方法によっ
て引き起こされる欠陥を本発明が完全に解消することは
明らかである。
を有する50本の歯ブラシ(CJ)と、前記比較例1、
2に基づいて高度のテーパが形成された毛を有する50
本の歯ブラシ(CT)とは、歯ブラシ製造方法に関する
2人の専門家によって、繰り返して調べられた。少なく
とも90%のCT歯ブラシが、高度にテーパが形成され
た毛が一様でないという理由によって役に立たないと技
術評価請求された。従来の化学的テーパ形成方法によっ
て製造した高度にテーパを形成された毛の約60%には
欠陥がある。したがって、歯ブラシ(CT)に房付けす
る前に必ず高度にテーパの形成された毛の劣悪品を分別
する必要がある。しかしながら、本発明の歯ブラシ(C
J)はほんの2本のみが欠陥があると認定されたにすぎ
ない。したがって、従来の化学的テーパ形成方法によっ
て引き起こされる欠陥を本発明が完全に解消することは
明らかである。
【0043】1. ブラッシング中の丈夫さと感触 10人の被検者は、前記実施例2に基づいて製造された
歯ブラシ(CJ)を2週間使用することと、前記比較例
2に基づいて製造された11mmの長さの高度にテーパ
を形成された毛を有する歯ブラシ(CT)を2週間使用
することを認められていた。使用に先立って、被検者等
は3分間の歯磨きを1日3回すること要請された。LG
化学社(大韓民国)製のペリオ歯磨きペースト1gが毎
回の歯磨きに使用された。全ての被検者は、歯磨きごと
にやわらかさと感触について質問された。この結果、本
発明の歯ブラシ(CJ)の方が、従来の歯ブラシ(C
T)に比較して、より丈夫であるとともに、よりよい感
触を有していると評価された。
歯ブラシ(CJ)を2週間使用することと、前記比較例
2に基づいて製造された11mmの長さの高度にテーパ
を形成された毛を有する歯ブラシ(CT)を2週間使用
することを認められていた。使用に先立って、被検者等
は3分間の歯磨きを1日3回すること要請された。LG
化学社(大韓民国)製のペリオ歯磨きペースト1gが毎
回の歯磨きに使用された。全ての被検者は、歯磨きごと
にやわらかさと感触について質問された。この結果、本
発明の歯ブラシ(CJ)の方が、従来の歯ブラシ(C
T)に比較して、より丈夫であるとともに、よりよい感
触を有していると評価された。
【0044】3.耐久性 全ての歯ブラシが前記被検者から集められた、その毛に
ついて観測がなされた結果として、本発明の歯ブラシ
(CJ)の毛は、従来の歯ブラシ(CT)の毛より変形
していなかった。このことより本発明の高度にテーパが
形成された毛の方が、従来の化学的テーパ形成方法によ
って製造された高度にテーパが形成された毛に比較して
耐久性に優れていることが明白である。
ついて観測がなされた結果として、本発明の歯ブラシ
(CJ)の毛は、従来の歯ブラシ(CT)の毛より変形
していなかった。このことより本発明の高度にテーパが
形成された毛の方が、従来の化学的テーパ形成方法によ
って製造された高度にテーパが形成された毛に比較して
耐久性に優れていることが明白である。
【0045】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、改
善された柔軟性と耐久性を有し、歯苔をさらに良好に除
去できる高度にテーパが形成されたPBTあるいはPE
T製の歯ブラシ用毛および歯ブラシを提供することがで
きる。また、本発明によれば、このような歯ブラシ用毛
およびこの毛を有する歯ブラシを欠陥製品が少なく、安
価に製造することができる。
善された柔軟性と耐久性を有し、歯苔をさらに良好に除
去できる高度にテーパが形成されたPBTあるいはPE
T製の歯ブラシ用毛および歯ブラシを提供することがで
きる。また、本発明によれば、このような歯ブラシ用毛
およびこの毛を有する歯ブラシを欠陥製品が少なく、安
価に製造することができる。
【図1】 本発明によりPBTまたはPET製の歯ブラ
シ用毛の先端に化学的および機械的に高度にテーパ形成
した状態を示す断面図
シ用毛の先端に化学的および機械的に高度にテーパ形成
した状態を示す断面図
【図2】 先行技術よりナイロン製の歯ブラシ用毛の先
端を丸く形成した状態を示す断面図
端を丸く形成した状態を示す断面図
【図3】 先行技術によりPBTまたはPET製の歯ブ
ラシ用毛の先端に機械的にテーパを形成した状態を示す
断面図
ラシ用毛の先端に機械的にテーパを形成した状態を示す
断面図
【図4】 先行技術によりPBTまたはPET製の歯ブ
ラシ用毛の先端に化学的に高度にテーパを形成した状態
を示す断面図
ラシ用毛の先端に化学的に高度にテーパを形成した状態
を示す断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まるテーパが形成された歯ブラシ用毛において、
テーパが形成された毛の先端の直径が0.04〜0.0
8mmまでとされていることを特徴とする歯ブラシ用
毛。 - 【請求項2】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まり、テーパが形成された毛の先端の直径が0.
04〜0.08mmまでとされている複数本の毛を有す
ることを特徴とする歯ブラシ。 - 【請求項3】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まり、テーパが形成された毛の先端の直径が0.
04〜0.08mmまでとされているの毛の製造方法に
おいて、 PBTまたはPET製の毛を所望の長さに切断し、 切断された毛をその先端から10mm以下の長さだけ強
いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬して、毛
の先端の直径が0.10mmから0.15mmのテーパ
を形成されるように溶かされ毛の長さが変化しないまま
あるいはわずかに伸びるた状態にし、 テーパが形成された毛を水で洗浄し、 洗浄された毛を乾燥し、 テーパが形成された毛の先端に丸みを形成することを特
徴とする歯ブラシ用毛の製造方法。 - 【請求項4】 切断された毛を80〜200℃の温度に
おいて60〜98%の濃度の硫酸に浸漬することを特徴
とする請求項3に記載の歯ブラシ用毛の製造方法。 - 【請求項5】 毛の直径10mm以下の先端部からテー
パが始まり、テーパが形成された毛の先端の直径が0.
04〜0.08mmまでとされている複数本の毛を有す
る歯ブラシの製造方法において、 PBTまたはPET製の毛を所望の長さに切断し、 切断された毛をその一端から10mm以下の長さだけ強
いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬して、毛
の先端の直径が0.10mmから0.15mmのテーパ
を形成されるように溶かされ毛の長さが変化しないまま
あるいはわずかに伸びるた状態にし、 切断された毛をその他端から10mm以下の長さだけ強
いアルカリ性あるいは酸性の溶液に鉛直に浸漬して、毛
の先端の直径が0.10mmから0.15mmのテーパ
を形成されるように溶かされ毛の長さが変化しないまま
あるいはわずかに伸びるた状態にし、 テーパが形成された毛を水で洗浄し、 洗浄された毛を乾燥し、 乾燥した複数本の毛を歯ブラシの柄の先端部に植え、 選択的に毛の端部を整え、 歯ブラシを形成するため毛の先端に丸みを形成すること
を特徴とする歯ブラシの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1998-9475 | 1998-03-19 | ||
KR1019980009475A KR100261658B1 (ko) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 테이퍼링형치솔의제조방법 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003339623A Division JP3947148B2 (ja) | 1998-03-19 | 2003-09-30 | 歯ブラシ用毛および歯ブラシの製造方法 |
JP2004087434A Division JP4150757B2 (ja) | 1998-03-19 | 2004-03-24 | 歯ブラシ用毛及び歯ブラシ |
JP2004087435A Division JP4150758B2 (ja) | 1998-03-19 | 2004-03-24 | 歯ブラシ用毛及び歯ブラシ |
Publications (1)
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