JPH11296270A - 携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体 - Google Patents
携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体Info
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- JPH11296270A JPH11296270A JP10296898A JP10296898A JPH11296270A JP H11296270 A JPH11296270 A JP H11296270A JP 10296898 A JP10296898 A JP 10296898A JP 10296898 A JP10296898 A JP 10296898A JP H11296270 A JPH11296270 A JP H11296270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、コンピュータと携帯表示端
末装置との間で有線、または無線で通信接続を行い、コ
ンピュータのディスプレイの表示内容の内、ユーザが所
望する一部の表示内容を受信して表示することが可能な
携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体を
提供することである。 【解決手段】 コンピュータ2のCPU21は、表示領
域転送処理においては、ユーザからの入力装置23によ
る指示入力に従って表示画面上での領域指定を行い、指
定された表示領域に関する領域サイズ情報、指定された
表示領域内の表示データ等を送信し、一方、携帯表示端
末装置3のCPU31は、送信された領域サイズ情報、
表示データ等を受信し、受信した領域サイズ情報と表示
装置32の表示画面のサイズとの比に基づいて、受信し
た表示データを表示するための表示倍率を算出し、この
表示倍率に従って表示データを表示装置32の表示画面
に表示する。
末装置との間で有線、または無線で通信接続を行い、コ
ンピュータのディスプレイの表示内容の内、ユーザが所
望する一部の表示内容を受信して表示することが可能な
携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体を
提供することである。 【解決手段】 コンピュータ2のCPU21は、表示領
域転送処理においては、ユーザからの入力装置23によ
る指示入力に従って表示画面上での領域指定を行い、指
定された表示領域に関する領域サイズ情報、指定された
表示領域内の表示データ等を送信し、一方、携帯表示端
末装置3のCPU31は、送信された領域サイズ情報、
表示データ等を受信し、受信した領域サイズ情報と表示
装置32の表示画面のサイズとの比に基づいて、受信し
た表示データを表示するための表示倍率を算出し、この
表示倍率に従って表示データを表示装置32の表示画面
に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと通
信接続されることによってコンピュータ側の表示処理の
一部を担う携帯表示端末装置、この携帯表示端末装置と
コンピュータとによって構成される携帯表示システム、
及び携帯表示端末装置において実行されるプログラムを
格納した記憶媒体に関する。
信接続されることによってコンピュータ側の表示処理の
一部を担う携帯表示端末装置、この携帯表示端末装置と
コンピュータとによって構成される携帯表示システム、
及び携帯表示端末装置において実行されるプログラムを
格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、コンピュータのOS(Operating
System)としてマルチタスクOSが主流となっている。
マルチタスクOSは、1台のコンピュータ上で同時に複
数のタスク(作業)を処理することが可能であり、マル
チタスクOSを使用するコンピュータで作業を行う場合
には、複数のウィンドウをディスプレイの画面上に開い
て作業を行う場面が多い。
System)としてマルチタスクOSが主流となっている。
マルチタスクOSは、1台のコンピュータ上で同時に複
数のタスク(作業)を処理することが可能であり、マル
チタスクOSを使用するコンピュータで作業を行う場合
には、複数のウィンドウをディスプレイの画面上に開い
て作業を行う場面が多い。
【0003】また、コンピュータの表示装置として、C
RT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプ
レイが利用されている。従来は、これらのディスプレイ
の表示画面に対して640×480ドット程度の解像度
での表示を行っていたが、最近では解像度を向上させて
800×600ドット、1024×768ドット、12
80×1024ドット等の解像度での表示が可能になっ
ている。
RT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプ
レイが利用されている。従来は、これらのディスプレイ
の表示画面に対して640×480ドット程度の解像度
での表示を行っていたが、最近では解像度を向上させて
800×600ドット、1024×768ドット、12
80×1024ドット等の解像度での表示が可能になっ
ている。
【0004】そして、コンピュータやディスプレイが高
解像度対応となったことによって、精細な表示が可能と
なるとともに、文字やアイコン等の個々の表示を小さく
することができるため、ディスプレイの表示画面の限ら
れた大きさを体感的に広く使うことができるようになっ
ている。
解像度対応となったことによって、精細な表示が可能と
なるとともに、文字やアイコン等の個々の表示を小さく
することができるため、ディスプレイの表示画面の限ら
れた大きさを体感的に広く使うことができるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
タスクOSで複数のウィンドウによってタスクを実行し
ている場合においても、ひとつのウィンドウを表示画面
全体に表示(最大表示)している場合には、例えば、フ
ァイルのコピー状況を示すウィンドウ、警告やエラーメ
ッセージを示すウィンドウ等が表示されなかったり、フ
ォアグラウンドのウィンドウの上層に強制的に表示され
たりしてしまったりすることがあり、ユーザの作業を中
断させてしまうことがあった。
タスクOSで複数のウィンドウによってタスクを実行し
ている場合においても、ひとつのウィンドウを表示画面
全体に表示(最大表示)している場合には、例えば、フ
ァイルのコピー状況を示すウィンドウ、警告やエラーメ
ッセージを示すウィンドウ等が表示されなかったり、フ
ォアグラウンドのウィンドウの上層に強制的に表示され
たりしてしまったりすることがあり、ユーザの作業を中
断させてしまうことがあった。
【0006】また、高解像度での表示を行う場合、表示
画面を体感的に広く使うことができる反面、表示画面の
サイズが同一であれば文字やアイコン等の個々の表示要
素は相対的に小さくなってしまうため、文字やアイコン
等が識別困難となってしまうことがあった。
画面を体感的に広く使うことができる反面、表示画面の
サイズが同一であれば文字やアイコン等の個々の表示要
素は相対的に小さくなってしまうため、文字やアイコン
等が識別困難となってしまうことがあった。
【0007】更に、コンピュータのディスプレイの表示
を参照しながら、机上に置かれた用紙に筆記を行う場合
には、表示画面と用紙とを交互に参照しなくてはならな
かったり、文書や図の一部分のみを拡大して参照したい
場合にも、部分的に別のウィンドウで表示することがで
きずに、一部分のみの拡大表示と全体表示を適宜切り替
えて使用しなくてはならず、ユーザの作業効率を低下さ
せてしまっていた。
を参照しながら、机上に置かれた用紙に筆記を行う場合
には、表示画面と用紙とを交互に参照しなくてはならな
かったり、文書や図の一部分のみを拡大して参照したい
場合にも、部分的に別のウィンドウで表示することがで
きずに、一部分のみの拡大表示と全体表示を適宜切り替
えて使用しなくてはならず、ユーザの作業効率を低下さ
せてしまっていた。
【0008】そこで、本発明の課題は、コンピュータと
携帯表示端末装置との間で有線、または無線で通信接続
を行い、コンピュータのディスプレイの表示内容の内、
ユーザが所望する一部の表示内容を受信して表示するこ
とが可能な携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び
記憶媒体を提供することである。
携帯表示端末装置との間で有線、または無線で通信接続
を行い、コンピュータのディスプレイの表示内容の内、
ユーザが所望する一部の表示内容を受信して表示するこ
とが可能な携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び
記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
主処理を行うコンピュータと有線あるいは無線で通信接
続され、前記コンピュータの表示処理の一部を担う携帯
表示端末装置において、前記コンピュータの表示画面に
表示される各種処理内容の内の所定個所の表示内容を示
す表示データを、前記コンピュータから受信する受信手
段と、この受信手段によって受信された前記表示データ
に基づく表示内容を表示する表示手段と、を備えたこと
を特徴としている。
主処理を行うコンピュータと有線あるいは無線で通信接
続され、前記コンピュータの表示処理の一部を担う携帯
表示端末装置において、前記コンピュータの表示画面に
表示される各種処理内容の内の所定個所の表示内容を示
す表示データを、前記コンピュータから受信する受信手
段と、この受信手段によって受信された前記表示データ
に基づく表示内容を表示する表示手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0010】請求項1記載の発明の携帯表示端末装置に
よれば、主処理を行うコンピュータと有線あるいは無線
で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の一部を
担う携帯表示端末装置において、受信手段は、前記コン
ピュータの表示画面に表示される各種処理内容の内の所
定個所の表示内容を示す表示データを、前記コンピュー
タから受信し、表示手段は、前記受信手段によって受信
された前記表示データに基づく表示内容を表示する。
よれば、主処理を行うコンピュータと有線あるいは無線
で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の一部を
担う携帯表示端末装置において、受信手段は、前記コン
ピュータの表示画面に表示される各種処理内容の内の所
定個所の表示内容を示す表示データを、前記コンピュー
タから受信し、表示手段は、前記受信手段によって受信
された前記表示データに基づく表示内容を表示する。
【0011】請求項14記載の発明は、主処理を行うコ
ンピュータと、このコンピュータの表示処理の一部を担
う携帯表示端末装置とが有線あるいは無線で通信接続さ
れる携帯表示システムにおいて、前記コンピュータは、
各種処理内容を表示する第1の表示手段と、この第1の
表示手段に表示される各種処理内容の内の所定個所の表
示内容を示す表示データを前記携帯表示端末装置に送信
する送信手段とを備え、前記携帯表示端末装置は、前記
コンピュータの送信手段によって送信される前記表示デ
ータを受信する受信手段と、この受信手段によって受信
された前記表示データに基づく表示内容を表示する第2
の表示手段と、を備えたことを特徴としている。
ンピュータと、このコンピュータの表示処理の一部を担
う携帯表示端末装置とが有線あるいは無線で通信接続さ
れる携帯表示システムにおいて、前記コンピュータは、
各種処理内容を表示する第1の表示手段と、この第1の
表示手段に表示される各種処理内容の内の所定個所の表
示内容を示す表示データを前記携帯表示端末装置に送信
する送信手段とを備え、前記携帯表示端末装置は、前記
コンピュータの送信手段によって送信される前記表示デ
ータを受信する受信手段と、この受信手段によって受信
された前記表示データに基づく表示内容を表示する第2
の表示手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項14記載の発明の携帯表示システム
によれば、主処理を行うコンピュータと、このコンピュ
ータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが有線
あるいは無線で通信接続される携帯表示システムにおい
て、前記コンピュータは、送信手段によって、第1の表
示手段に表示される各種処理内容の内の所定個所の表示
内容を示す表示データを前記携帯表示端末装置に送信
し、前記携帯表示端末装置は、受信手段によって、前記
コンピュータの送信手段によって送信される前記表示デ
ータを受信し、第2の表示手段によって、前記受信手段
によって受信された前記表示データに基づく表示内容を
表示する。
によれば、主処理を行うコンピュータと、このコンピュ
ータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが有線
あるいは無線で通信接続される携帯表示システムにおい
て、前記コンピュータは、送信手段によって、第1の表
示手段に表示される各種処理内容の内の所定個所の表示
内容を示す表示データを前記携帯表示端末装置に送信
し、前記携帯表示端末装置は、受信手段によって、前記
コンピュータの送信手段によって送信される前記表示デ
ータを受信し、第2の表示手段によって、前記受信手段
によって受信された前記表示データに基づく表示内容を
表示する。
【0013】請求項16記載の発明は、主処理を行うコ
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて実行可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記コンピュータの表示画面に表示される各種処理
内容の内の所定個所の表示内容を示す表示データを、前
記コンピュータから受信するためのプログラムコード
と、受信された前記表示データに基づく表示内容を表示
するためのプログラムコードと、を含むプログラムを格
納したことを特徴としている。
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて実行可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記コンピュータの表示画面に表示される各種処理
内容の内の所定個所の表示内容を示す表示データを、前
記コンピュータから受信するためのプログラムコード
と、受信された前記表示データに基づく表示内容を表示
するためのプログラムコードと、を含むプログラムを格
納したことを特徴としている。
【0014】したがって、処理を行うデータの全体的な
表示や操作等はコンピュータ側で行い、各種処理内容の
内の所定個所の表示内容を、携帯表示端末装置の表示画
面に表示することができるため、処理においてポイント
となる部分等を全体的な表示と同時に参照することがで
き、ユーザの作業効率を向上させることができる。
表示や操作等はコンピュータ側で行い、各種処理内容の
内の所定個所の表示内容を、携帯表示端末装置の表示画
面に表示することができるため、処理においてポイント
となる部分等を全体的な表示と同時に参照することがで
き、ユーザの作業効率を向上させることができる。
【0015】請求項11記載の発明は、主処理を行うコ
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて、前記コンピュータによって実行される各種処理
の処理状況を示す処理状況データを前記コンピュータか
ら受信する受信手段と、この受信手段によって受信され
た前記処理状況データに基づく処理状況表示を行う表示
手段と、を備えたことを特徴としている。
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて、前記コンピュータによって実行される各種処理
の処理状況を示す処理状況データを前記コンピュータか
ら受信する受信手段と、この受信手段によって受信され
た前記処理状況データに基づく処理状況表示を行う表示
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項11記載の発明の携帯表示端末装置
によれば、主処理を行うコンピュータと有線あるいは無
線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の一部
を担う携帯表示端末装置において、受信手段は、前記コ
ンピュータによって実行される各種処理の処理状況を示
す処理状況データを前記コンピュータから受信し、表示
手段は、前記受信手段によって受信された前記処理状況
データに基づく処理状況表示を行う。
によれば、主処理を行うコンピュータと有線あるいは無
線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の一部
を担う携帯表示端末装置において、受信手段は、前記コ
ンピュータによって実行される各種処理の処理状況を示
す処理状況データを前記コンピュータから受信し、表示
手段は、前記受信手段によって受信された前記処理状況
データに基づく処理状況表示を行う。
【0017】請求項15記載の発明は、主処理を行うコ
ンピュータと、このコンピュータの表示処理の一部を担
う携帯表示端末装置とが有線あるいは無線で通信接続さ
れる携帯表示システムにおいて、前記コンピュータは、
各種処理内容を表示する第1の表示手段と、各種処理の
処理状況を示す処理状況データを前記携帯表示端末装置
に送信する送信手段とを備え、前記携帯表示端末装置
は、前記コンピュータの送信手段によって送信される前
記処理状況データを受信する受信手段と、この受信手段
によって受信された前記処理状況データに基づく処理状
況表示を行う第2の表示手段と、を備えたことを特徴と
している。
ンピュータと、このコンピュータの表示処理の一部を担
う携帯表示端末装置とが有線あるいは無線で通信接続さ
れる携帯表示システムにおいて、前記コンピュータは、
各種処理内容を表示する第1の表示手段と、各種処理の
処理状況を示す処理状況データを前記携帯表示端末装置
に送信する送信手段とを備え、前記携帯表示端末装置
は、前記コンピュータの送信手段によって送信される前
記処理状況データを受信する受信手段と、この受信手段
によって受信された前記処理状況データに基づく処理状
況表示を行う第2の表示手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0018】請求項15記載の発明の携帯表示システム
によれば、主処理を行うコンピュータと、このコンピュ
ータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが有線
あるいは無線で通信接続される携帯表示システムにおい
て、前記コンピュータは、送信手段によって、各種処理
の処理状況を示す処理状況データを前記携帯表示端末装
置に送信し、前記携帯表示端末装置は、受信手段によっ
て、前記コンピュータの送信手段によって送信される前
記処理状況データを受信し、第2の表示手段によって、
前記受信手段によって受信された前記処理状況データに
基づく処理状況表示を行う。
によれば、主処理を行うコンピュータと、このコンピュ
ータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが有線
あるいは無線で通信接続される携帯表示システムにおい
て、前記コンピュータは、送信手段によって、各種処理
の処理状況を示す処理状況データを前記携帯表示端末装
置に送信し、前記携帯表示端末装置は、受信手段によっ
て、前記コンピュータの送信手段によって送信される前
記処理状況データを受信し、第2の表示手段によって、
前記受信手段によって受信された前記処理状況データに
基づく処理状況表示を行う。
【0019】請求項17記載の発明は、主処理を行うコ
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて実行可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記コンピュータによって実行される各種処理の処
理状況を示す処理状況データを前記コンピュータから受
信するためのプログラムコードと、受信された前記処理
状況データに基づく処理状況表示を行うためのプログラ
ムコードと、を含むプログラムを格納したことを特徴と
している。
ンピュータと有線あるいは無線で通信接続され、前記コ
ンピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置に
おいて実行可能なプログラムを格納した記憶媒体におい
て、前記コンピュータによって実行される各種処理の処
理状況を示す処理状況データを前記コンピュータから受
信するためのプログラムコードと、受信された前記処理
状況データに基づく処理状況表示を行うためのプログラ
ムコードと、を含むプログラムを格納したことを特徴と
している。
【0020】したがって、例えば、コンピュータにおい
て、バックグラウンドで行われているファイルのコピー
状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各種処
理状況の表示が、フォアグラウンドのタスク表示を邪魔
してしまったり、フォアグランドのタスク表示によって
視覚的に確認できない状態になってしまうことがなく、
各種処理状況の表示を携帯表示端末装置の表示画面に表
示される表示内容によって確認することができるため、
ユーザの作業効率を向上させることができる。
て、バックグラウンドで行われているファイルのコピー
状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各種処
理状況の表示が、フォアグラウンドのタスク表示を邪魔
してしまったり、フォアグランドのタスク表示によって
視覚的に確認できない状態になってしまうことがなく、
各種処理状況の表示を携帯表示端末装置の表示画面に表
示される表示内容によって確認することができるため、
ユーザの作業効率を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明に係る携帯表示システムの実施の形態を詳細に説明
する。
発明に係る携帯表示システムの実施の形態を詳細に説明
する。
【0022】(第1の実施の形態)図1〜図7を参照し
て本発明を適用した第1の実施の形態における携帯表示
システム1について詳細に説明する。まず構成を説明す
る。
て本発明を適用した第1の実施の形態における携帯表示
システム1について詳細に説明する。まず構成を説明す
る。
【0023】図1、及び図2は、本第1の実施の形態に
おける携帯表示システム1の構成を示す模式図である。
この図1、及び図2において、携帯表示システム1は、
コンピュータ2と携帯表示端末装置3が有線、または無
線で通信接続されることによって構成されている。本第
1の実施の形態においては、主に処理を行うコンピュー
タ2の表示装置22の画面表示の指定領域を携帯表示端
末装置3の表示装置32に表示する表示領域転送処理
(図1参照)や、ツールバー(頻繁に利用する機能を素
早く起動するためのボタンを並べたメニューの一種)を
携帯表示端末装置3の表示装置32に表示するツールバ
ー転送処理(図2参照)を含む表示転送処理1、及びこ
の表示転送処理1に対応して携帯表示端末装置3によっ
て実行される表示受信処理1について説明する。
おける携帯表示システム1の構成を示す模式図である。
この図1、及び図2において、携帯表示システム1は、
コンピュータ2と携帯表示端末装置3が有線、または無
線で通信接続されることによって構成されている。本第
1の実施の形態においては、主に処理を行うコンピュー
タ2の表示装置22の画面表示の指定領域を携帯表示端
末装置3の表示装置32に表示する表示領域転送処理
(図1参照)や、ツールバー(頻繁に利用する機能を素
早く起動するためのボタンを並べたメニューの一種)を
携帯表示端末装置3の表示装置32に表示するツールバ
ー転送処理(図2参照)を含む表示転送処理1、及びこ
の表示転送処理1に対応して携帯表示端末装置3によっ
て実行される表示受信処理1について説明する。
【0024】図3は、図1、及び図2に示すコンピュー
タ2の内部構成を示すブロック図である。この図3にお
いて、コンピュータ2は、CPU21、表示装置22、
入力装置23、RAM24、印刷装置25、記憶媒体2
7を備える記憶装置26、及び通信制御部28によって
構成されており、各部はバス29によって接続されてい
る。
タ2の内部構成を示すブロック図である。この図3にお
いて、コンピュータ2は、CPU21、表示装置22、
入力装置23、RAM24、印刷装置25、記憶媒体2
7を備える記憶装置26、及び通信制御部28によって
構成されており、各部はバス29によって接続されてい
る。
【0025】CPU(Central Processing Unit )21
は、記憶装置26に記憶されている当該コンピュータ2
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラム、入力装置23か
ら入力される各種指示あるいはデータをRAM24内の
ワークエリアに格納し、この入力指示及び入力データに
応じてRAM24内に格納したアプリケーションプログ
ラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM
24内のワークエリアに格納するとともに、表示装置2
2に表示する。そして、ワークエリアに格納した処理結
果を入力装置23から入力指示される記憶装置26内の
保存先に保存する。
は、記憶装置26に記憶されている当該コンピュータ2
に対応する各種アプリケーションプログラムの中から指
定されたアプリケーションプログラム、入力装置23か
ら入力される各種指示あるいはデータをRAM24内の
ワークエリアに格納し、この入力指示及び入力データに
応じてRAM24内に格納したアプリケーションプログ
ラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM
24内のワークエリアに格納するとともに、表示装置2
2に表示する。そして、ワークエリアに格納した処理結
果を入力装置23から入力指示される記憶装置26内の
保存先に保存する。
【0026】また、CPU21は、後述する表示転送処
理1(図6参照)を実行し、まず、表示装置22の表示
画面中の一部の表示領域を転送する「表示領域」や、現
在使用中のアプリケーションのツールバーを転送する
「ツールバー」などのメニュー項目を表示するメニュー
表示を行い、ユーザから入力装置23の指示操作によっ
て選択されたメニュー項目が「表示領域」であると判別
された場合には、図1に示すような表示領域転送処理を
行い、「ツールバー」であると判別された場合には、図
2に示すようなツールバー転送処理を行う。
理1(図6参照)を実行し、まず、表示装置22の表示
画面中の一部の表示領域を転送する「表示領域」や、現
在使用中のアプリケーションのツールバーを転送する
「ツールバー」などのメニュー項目を表示するメニュー
表示を行い、ユーザから入力装置23の指示操作によっ
て選択されたメニュー項目が「表示領域」であると判別
された場合には、図1に示すような表示領域転送処理を
行い、「ツールバー」であると判別された場合には、図
2に示すようなツールバー転送処理を行う。
【0027】表示領域転送処理においては、CPU21
は、まず、ユーザからの入力装置23による指示入力に
従って表示画面上での領域指定を行い、次いで、指定さ
れた表示領域に関する領域サイズ情報、指定された表示
領域内の表示データ等を送信し、また、携帯表示端末装
置3から通信制御部28を介して、指定領域を移動する
ための移動信号が入力された場合には、入力された移動
信号に従って指定領域を移動する。
は、まず、ユーザからの入力装置23による指示入力に
従って表示画面上での領域指定を行い、次いで、指定さ
れた表示領域に関する領域サイズ情報、指定された表示
領域内の表示データ等を送信し、また、携帯表示端末装
置3から通信制御部28を介して、指定領域を移動する
ための移動信号が入力された場合には、入力された移動
信号に従って指定領域を移動する。
【0028】ツールバー転送処理においては、CPU2
1は、まず、フォアグラウンドのアプリケーションのツ
ールバー内のボタンの表示内容を示すボタンデータ、各
ボタンに対応するコマンド情報等を送信した上で、RA
M24に格納されたフォアグラウンドのアプリケーショ
ンの表示データを更新して表示画面上からツールバーを
消去する。また、携帯表示端末装置3から通信制御部2
8を介して、ツールバーのボタンに対応するコマンドの
実行を指示するコマンド指示信号が入力された場合に
は、入力されたコマンド指示信号に従って指示コマンド
対応の処理を行う。
1は、まず、フォアグラウンドのアプリケーションのツ
ールバー内のボタンの表示内容を示すボタンデータ、各
ボタンに対応するコマンド情報等を送信した上で、RA
M24に格納されたフォアグラウンドのアプリケーショ
ンの表示データを更新して表示画面上からツールバーを
消去する。また、携帯表示端末装置3から通信制御部2
8を介して、ツールバーのボタンに対応するコマンドの
実行を指示するコマンド指示信号が入力された場合に
は、入力されたコマンド指示信号に従って指示コマンド
対応の処理を行う。
【0029】表示装置22は、CRT(Cathode Ray Tu
be)、液晶表示装置等により構成され、CPU21から
入力される表示データを表示する。入力装置23は、カ
ーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えた
キーボードと、ポインティングデバイスであるマウス
と、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号を
CPU21に出力するとともに、マウスによる操作信号
をCPU21に出力する。
be)、液晶表示装置等により構成され、CPU21から
入力される表示データを表示する。入力装置23は、カ
ーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えた
キーボードと、ポインティングデバイスであるマウス
と、を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号を
CPU21に出力するとともに、マウスによる操作信号
をCPU21に出力する。
【0030】RAM(Random Access Memory)24は、
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークエリアを有す
る。印刷装置25は、コンピュータ2に対応する各種ア
プリケーションプログラムによって作成されたデータ等
を印刷する。
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークエリアを有す
る。印刷装置25は、コンピュータ2に対応する各種ア
プリケーションプログラムによって作成されたデータ等
を印刷する。
【0031】記憶装置26は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体27を有しており、この記
憶媒体27は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体27は記憶装置
26に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体27には当該コンピュータ
2に対応する各種アプリケーションプログラム、及び各
処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。ま
た、この記憶媒体27に記憶するプログラム、データ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成にしてもよく、更に、通信制御部28、
及び通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記
憶媒体27を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体27
に記憶されているプログラム、データ等を、通信制御部
28、及び通信回線を介して使用する構成にしてもよ
い。
予め記憶されている記憶媒体27を有しており、この記
憶媒体27は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体27は記憶装置
26に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体27には当該コンピュータ
2に対応する各種アプリケーションプログラム、及び各
処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。ま
た、この記憶媒体27に記憶するプログラム、データ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成にしてもよく、更に、通信制御部28、
及び通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記
憶媒体27を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体27
に記憶されているプログラム、データ等を、通信制御部
28、及び通信回線を介して使用する構成にしてもよ
い。
【0032】通信制御部28は、RS−232C、Ir
DA、USB等のインタフェースを備え、携帯表示端末
装置3等の外部機器との間で行う通信処理の制御を行
う。
DA、USB等のインタフェースを備え、携帯表示端末
装置3等の外部機器との間で行う通信処理の制御を行
う。
【0033】図4は、図1、及び図2に示す携帯表示端
末装置3の内部構成を示すブロック図である。この図4
において、携帯表示端末装置3は、CPU31、表示装
置32、入力装置33、RAM34、記憶媒体36を備
える記憶装置35、及び通信制御部37によって構成さ
れ、各部はバス38によって接続されている。
末装置3の内部構成を示すブロック図である。この図4
において、携帯表示端末装置3は、CPU31、表示装
置32、入力装置33、RAM34、記憶媒体36を備
える記憶装置35、及び通信制御部37によって構成さ
れ、各部はバス38によって接続されている。
【0034】CPU(Central Processing Unit )31
は、記憶装置35に記憶されている当該携帯表示端末装
置3に対応する各種アプリケーションプログラムの中か
ら指定されたアプリケーションプログラム、入力装置3
3から入力される各種指示あるいはデータをRAM34
内のワークエリアに格納し、この入力指示及び入力デー
タに応じてRAM34内に格納したアプリケーションプ
ログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をR
AM34内のワークエリアに格納するとともに、表示装
置32に表示する。そして、ワークエリアに格納した処
理結果を入力装置33から入力指示される記憶装置35
内の保存先に保存する。
は、記憶装置35に記憶されている当該携帯表示端末装
置3に対応する各種アプリケーションプログラムの中か
ら指定されたアプリケーションプログラム、入力装置3
3から入力される各種指示あるいはデータをRAM34
内のワークエリアに格納し、この入力指示及び入力デー
タに応じてRAM34内に格納したアプリケーションプ
ログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をR
AM34内のワークエリアに格納するとともに、表示装
置32に表示する。そして、ワークエリアに格納した処
理結果を入力装置33から入力指示される記憶装置35
内の保存先に保存する。
【0035】また、CPU31は、後述する表示受信処
理1(図7参照)を実行し、まず、コンピュータ2から
のメニュー選択による指示入力の内容が「表示領域」で
あると判別された場合には、図1に示すような表示領域
受信処理を行い、「ツールバー」であると判別された場
合には、図2に示すようなツールバー転送処理を行う。
理1(図7参照)を実行し、まず、コンピュータ2から
のメニュー選択による指示入力の内容が「表示領域」で
あると判別された場合には、図1に示すような表示領域
受信処理を行い、「ツールバー」であると判別された場
合には、図2に示すようなツールバー転送処理を行う。
【0036】表示領域受信処理においては、CPU31
は、コンピュータ2から送信された領域サイズ情報、表
示データ等を、通信制御部37を介して受信し、受信し
た領域サイズ情報と表示装置32の表示画面のサイズと
の比に基づいて、受信した表示データを表示するための
表示倍率を算出し、更に、表示データを算出された表示
倍率に従って表示装置32の表示画面に表示する。ま
た、CPU31は、指定領域を移動するための移動指示
入力があると判別された場合には、ユーザからの入力装
置33による移動指示入力に応じた移動信号を、通信制
御部37を介してコンピュータ2に対して送信する。
は、コンピュータ2から送信された領域サイズ情報、表
示データ等を、通信制御部37を介して受信し、受信し
た領域サイズ情報と表示装置32の表示画面のサイズと
の比に基づいて、受信した表示データを表示するための
表示倍率を算出し、更に、表示データを算出された表示
倍率に従って表示装置32の表示画面に表示する。ま
た、CPU31は、指定領域を移動するための移動指示
入力があると判別された場合には、ユーザからの入力装
置33による移動指示入力に応じた移動信号を、通信制
御部37を介してコンピュータ2に対して送信する。
【0037】ツールバー受信処理においては、CPU3
1は、コンピュータ2から送信されたツールバー内のボ
タンデータ、各ボタンに対応するコマンド情報通信制御
部37を介して受信し、ツールバーのボタンを画面内に
配置表示し、更に、図5に示すような各ボタンの配置座
標とコマンドとの対応を示すボタンテーブルを作成す
る。また、CPU31は、ユーザから入力装置33によ
って、ツールバーのボタンを指示操作するボタン指示入
力があると判別された場合には、ボタン指示入力された
ボタンに対応するコマンドを、図5に示すボタンテーブ
ルによって特定し、当該特定されたコマンドを実行する
ためのコマンド指示信号を、通信制御部37を介してコ
ンピュータ2に対して送信する。
1は、コンピュータ2から送信されたツールバー内のボ
タンデータ、各ボタンに対応するコマンド情報通信制御
部37を介して受信し、ツールバーのボタンを画面内に
配置表示し、更に、図5に示すような各ボタンの配置座
標とコマンドとの対応を示すボタンテーブルを作成す
る。また、CPU31は、ユーザから入力装置33によ
って、ツールバーのボタンを指示操作するボタン指示入
力があると判別された場合には、ボタン指示入力された
ボタンに対応するコマンドを、図5に示すボタンテーブ
ルによって特定し、当該特定されたコマンドを実行する
ためのコマンド指示信号を、通信制御部37を介してコ
ンピュータ2に対して送信する。
【0038】表示装置32は、液晶表示パネル等の小型
の表示部を備え、CPU31から入力される表示データ
を表示する。入力装置33は、表示装置32と一体とな
ったタッチパネル等を備え、専用の入力ペンによって指
示された座標を検出して、該検出された座標をCPU3
1に出力する。また、入力装置33として特定の機能を
割り当てた複数のキーによって構成されるキー入力部を
備える構成としてもよい。
の表示部を備え、CPU31から入力される表示データ
を表示する。入力装置33は、表示装置32と一体とな
ったタッチパネル等を備え、専用の入力ペンによって指
示された座標を検出して、該検出された座標をCPU3
1に出力する。また、入力装置33として特定の機能を
割り当てた複数のキーによって構成されるキー入力部を
備える構成としてもよい。
【0039】RAM(Random Access Memory)34は、
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークエリアを有す
る。このRAM34内のワークエリアには、後述する携
帯表示端末装置3によって実行される表示受信処理1
(図7参照)において、コンピュータ2から受信した領
域サイズ情報、表示データ、ボタンデータ、コマンド情
報等が格納されるほか、表示受信処理1のツールバー受
信処理において作成されるボタンテーブルが格納され
る。
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納するワークエリアを有す
る。このRAM34内のワークエリアには、後述する携
帯表示端末装置3によって実行される表示受信処理1
(図7参照)において、コンピュータ2から受信した領
域サイズ情報、表示データ、ボタンデータ、コマンド情
報等が格納されるほか、表示受信処理1のツールバー受
信処理において作成されるボタンテーブルが格納され
る。
【0040】図5は、後述する表示受信処理1におい
て、携帯表示端末装置3のCPU31によって作成さ
れ、RAM34内のワークエリアに格納されるボタンテ
ーブルのデータ構成の例を示す図である。このボタンテ
ーブルは、コンピュータ2の表示装置22に表示される
フォアグラウンドのアプリケーションの、ツールバー内
のボタンの表示内容を示すボタンデータ、及び各ボタン
に対応するコマンド情報を受信したコンピュータ2のC
PU21が、図2に示すようにツールバーのボタンを表
示装置22の画面内に配置表示した後に、各ボタンの配
置座標とコマンドとを対応づけて作成される。
て、携帯表示端末装置3のCPU31によって作成さ
れ、RAM34内のワークエリアに格納されるボタンテ
ーブルのデータ構成の例を示す図である。このボタンテ
ーブルは、コンピュータ2の表示装置22に表示される
フォアグラウンドのアプリケーションの、ツールバー内
のボタンの表示内容を示すボタンデータ、及び各ボタン
に対応するコマンド情報を受信したコンピュータ2のC
PU21が、図2に示すようにツールバーのボタンを表
示装置22の画面内に配置表示した後に、各ボタンの配
置座標とコマンドとを対応づけて作成される。
【0041】図5に示す例では、コンピュータ2の表示
装置22の表示画面上の配置座標(X1,Y1)に位置
するボタンには、「コピー」コマンドが対応づけられ、
配置座標(X2,Y2)に位置するボタンには、「貼り
付け」コマンドが対応づけられている。そして、ユーザ
から入力装置33によってボタン指示入力がなされた場
合には、ボタン指示入力されたボタンに対応するコマン
ドを当該ボタンテーブルによって特定する。
装置22の表示画面上の配置座標(X1,Y1)に位置
するボタンには、「コピー」コマンドが対応づけられ、
配置座標(X2,Y2)に位置するボタンには、「貼り
付け」コマンドが対応づけられている。そして、ユーザ
から入力装置33によってボタン指示入力がなされた場
合には、ボタン指示入力されたボタンに対応するコマン
ドを当該ボタンテーブルによって特定する。
【0042】記憶装置35は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体36を有しており、この記
憶媒体36は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体36は記憶装置
35に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体36には当該携帯表示端末
装置3に対応する各種アプリケーションプログラム、及
び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
予め記憶されている記憶媒体36を有しており、この記
憶媒体36は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体36は記憶装置
35に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体36には当該携帯表示端末
装置3に対応する各種アプリケーションプログラム、及
び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0043】また、この記憶媒体36に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信制御部37、及び通信回線等を介して接続された他の
機器側に上記記憶媒体36を備えた記憶装置を設け、こ
の記憶媒体36に記憶されているプログラム、データ等
を、通信制御部37、及び通信回線を介して使用する構
成にしてもよい。
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信制御部37、及び通信回線等を介して接続された他の
機器側に上記記憶媒体36を備えた記憶装置を設け、こ
の記憶媒体36に記憶されているプログラム、データ等
を、通信制御部37、及び通信回線を介して使用する構
成にしてもよい。
【0044】通信制御部37は、RS−232C、Ir
DA、USB等のインタフェースを備え、コンピュータ
2等の外部機器との間で行う通信処理の制御を行う。
DA、USB等のインタフェースを備え、コンピュータ
2等の外部機器との間で行う通信処理の制御を行う。
【0045】次に動作を説明する。図6は、コンピュー
タ2から携帯表示端末装置3へ表示内容の一部を転送す
る表示転送処理1を示すフローチャートであり、図7
は、コンピュータ2から転送された表示内容の一部を携
帯表示端末装置3が受信する表示受信処理1を示すフロ
ーチャートである。なお、図7に示すフローチャートに
おいては、コンピュータ2を「PC」と表記している。
タ2から携帯表示端末装置3へ表示内容の一部を転送す
る表示転送処理1を示すフローチャートであり、図7
は、コンピュータ2から転送された表示内容の一部を携
帯表示端末装置3が受信する表示受信処理1を示すフロ
ーチャートである。なお、図7に示すフローチャートに
おいては、コンピュータ2を「PC」と表記している。
【0046】コンピュータ2のCPU21は、ユーザか
らの入力装置23による指示入力に従って図6に示す表
示転送処理1を開始すると、まず、表示転送処理1に関
するメニュー表示を行う(ステップS101)。このメ
ニュー表示としては、表示装置22の表示画面中の一部
の表示領域を転送する「表示領域」や、現在使用中のア
プリケーションのツールバーを転送する「ツールバー」
などのメニュー項目が表示される。そして、CPU21
は、メニュー表示に対するユーザからの入力装置23に
よる指示入力によって選択されたメニュー項目が「表示
領域」であるか「ツールバー」であるかを判別する(ス
テップS102)。そして、ステップS102におい
て、選択されたメニュー項目が「表示領域」であると判
別された場合には、図1に示すような表示領域転送処理
(ステップS103〜ステップS109)を行い、「ツ
ールバー」であると判別された場合には、図2に示すよ
うなツールバー転送処理(ステップS110〜ステップ
S117)を行う。また、メニュー表示に対するユーザ
からの入力装置23による指示入力によって選択された
メニュー項目は、通信制御部28を介して携帯表示端末
装置3に対して送信される。
らの入力装置23による指示入力に従って図6に示す表
示転送処理1を開始すると、まず、表示転送処理1に関
するメニュー表示を行う(ステップS101)。このメ
ニュー表示としては、表示装置22の表示画面中の一部
の表示領域を転送する「表示領域」や、現在使用中のア
プリケーションのツールバーを転送する「ツールバー」
などのメニュー項目が表示される。そして、CPU21
は、メニュー表示に対するユーザからの入力装置23に
よる指示入力によって選択されたメニュー項目が「表示
領域」であるか「ツールバー」であるかを判別する(ス
テップS102)。そして、ステップS102におい
て、選択されたメニュー項目が「表示領域」であると判
別された場合には、図1に示すような表示領域転送処理
(ステップS103〜ステップS109)を行い、「ツ
ールバー」であると判別された場合には、図2に示すよ
うなツールバー転送処理(ステップS110〜ステップ
S117)を行う。また、メニュー表示に対するユーザ
からの入力装置23による指示入力によって選択された
メニュー項目は、通信制御部28を介して携帯表示端末
装置3に対して送信される。
【0047】一方、携帯表示端末装置3のCPU31
は、図7に示す表示受信処理1において、まず、コンピ
ュータ2の表示転送処理1のステップS102において
判別された項目を示す指示信号が、通信制御部37を介
して入力されたか否かを判別し(ステップS201)、
指示入力がないと判別された場合は、携帯表示端末装置
3単体としての独自の処理(PIM[Personal Informa
tion Manager]によってスケジュール、住所録、メモな
どの個人の情報を総合的に管理する処理等)を行う(ス
テップS202)。
は、図7に示す表示受信処理1において、まず、コンピ
ュータ2の表示転送処理1のステップS102において
判別された項目を示す指示信号が、通信制御部37を介
して入力されたか否かを判別し(ステップS201)、
指示入力がないと判別された場合は、携帯表示端末装置
3単体としての独自の処理(PIM[Personal Informa
tion Manager]によってスケジュール、住所録、メモな
どの個人の情報を総合的に管理する処理等)を行う(ス
テップS202)。
【0048】また、CPU31は、ステップS201に
おいて、コンピュータ2からのメニュー選択による指示
入力があると判別された場合には、次いで、入力された
指示内容が「表示領域」であるか「ツールバー」である
かを判別する(ステップS203)。そして、CPU3
1は、ステップS203において、入力された指示内容
が「表示領域」であると判別された場合には、図1に示
すような表示領域受信処理(ステップS204〜ステッ
プS210)を行い、「ツールバー」であると判別され
た場合には、図2に示すようなツールバー転送処理(ス
テップS211〜ステップS217)を行う。
おいて、コンピュータ2からのメニュー選択による指示
入力があると判別された場合には、次いで、入力された
指示内容が「表示領域」であるか「ツールバー」である
かを判別する(ステップS203)。そして、CPU3
1は、ステップS203において、入力された指示内容
が「表示領域」であると判別された場合には、図1に示
すような表示領域受信処理(ステップS204〜ステッ
プS210)を行い、「ツールバー」であると判別され
た場合には、図2に示すようなツールバー転送処理(ス
テップS211〜ステップS217)を行う。
【0049】コンピュータ2の表示領域転送処理におい
ては、CPU21は、まず、ユーザからの入力装置23
による指示入力に従って表示画面上での領域指定を行い
(ステップS103)、次いで、ステップS103にお
いて指定された表示領域に関する領域サイズ情報を、通
信制御部28を介して携帯表示端末装置3に対して送信
する(ステップS104)。例えば、図1においては、
表示装置22の表示画面に表示された世界地図の上で、
入力装置23としてのマウス等の操作によりオーストラ
リア大陸を含む矩形領域が指定されており、この矩形領
域の縦幅、横幅が領域サイズ情報として携帯表示端末装
置3に対して送信される。一方、携帯表示端末装置3の
表示領域受信処理においては、CPU31は、コンピュ
ータ2から送信された領域サイズ情報を通信制御部37
を介して受信して、RAM34内のワークエリアに格納
する(ステップS204)。
ては、CPU21は、まず、ユーザからの入力装置23
による指示入力に従って表示画面上での領域指定を行い
(ステップS103)、次いで、ステップS103にお
いて指定された表示領域に関する領域サイズ情報を、通
信制御部28を介して携帯表示端末装置3に対して送信
する(ステップS104)。例えば、図1においては、
表示装置22の表示画面に表示された世界地図の上で、
入力装置23としてのマウス等の操作によりオーストラ
リア大陸を含む矩形領域が指定されており、この矩形領
域の縦幅、横幅が領域サイズ情報として携帯表示端末装
置3に対して送信される。一方、携帯表示端末装置3の
表示領域受信処理においては、CPU31は、コンピュ
ータ2から送信された領域サイズ情報を通信制御部37
を介して受信して、RAM34内のワークエリアに格納
する(ステップS204)。
【0050】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS103において指定された表示領域内の表示デ
ータを、通信制御部28を介して携帯表示端末装置3に
対して送信する(ステップS105)。一方、携帯表示
端末装置3のCPU31は、コンピュータ2から送信さ
れた表示データを、通信制御部37を介して受信してR
AM34内のワークエリアに格納する(ステップS20
5)。
テップS103において指定された表示領域内の表示デ
ータを、通信制御部28を介して携帯表示端末装置3に
対して送信する(ステップS105)。一方、携帯表示
端末装置3のCPU31は、コンピュータ2から送信さ
れた表示データを、通信制御部37を介して受信してR
AM34内のワークエリアに格納する(ステップS20
5)。
【0051】次いで、CPU31は、ステップS204
において受信した領域サイズ情報と表示装置32の表示
画面のサイズとの比に基づいて、ステップS205にお
いて受信した表示データを表示するための表示倍率を算
出する(ステップS206)。そして、CPU31は、
RAM34内のワークエリアに格納された表示データを
読み出して、ステップS206において算出された表示
倍率に従って表示装置32の表示画面に表示する(ステ
ップS207)。
において受信した領域サイズ情報と表示装置32の表示
画面のサイズとの比に基づいて、ステップS205にお
いて受信した表示データを表示するための表示倍率を算
出する(ステップS206)。そして、CPU31は、
RAM34内のワークエリアに格納された表示データを
読み出して、ステップS206において算出された表示
倍率に従って表示装置32の表示画面に表示する(ステ
ップS207)。
【0052】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS105における表示データの送信を終了する
と、ユーザから入力装置23によって、通常の表示状態
に復帰するための復帰指示入力があるか否かの判別を行
う(ステップS106)。そして、CPU21は、ステ
ップS106において、ユーザからの入力装置23によ
る復帰指示入力があると判別された場合には、表示転送
処理1を終了することを示す終了信号を、通信制御部2
8を介して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステッ
プS109)、一連の表示転送処理1を終了する。
テップS105における表示データの送信を終了する
と、ユーザから入力装置23によって、通常の表示状態
に復帰するための復帰指示入力があるか否かの判別を行
う(ステップS106)。そして、CPU21は、ステ
ップS106において、ユーザからの入力装置23によ
る復帰指示入力があると判別された場合には、表示転送
処理1を終了することを示す終了信号を、通信制御部2
8を介して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステッ
プS109)、一連の表示転送処理1を終了する。
【0053】一方、携帯表示端末装置3のCPU31
は、ステップS207における表示処理を終了すると、
コンピュータ2のステップS109において送信される
終了信号が、通信制御部37を介して入力されたか否か
を判別し(ステップS208)、終了信号が入力された
と判別された場合には、RAM34内のワークエリアに
格納された表示データ、及び表示倍率等の各種設定デー
タをクリアし(ステップS218)、再びステップS2
01に移行する。
は、ステップS207における表示処理を終了すると、
コンピュータ2のステップS109において送信される
終了信号が、通信制御部37を介して入力されたか否か
を判別し(ステップS208)、終了信号が入力された
と判別された場合には、RAM34内のワークエリアに
格納された表示データ、及び表示倍率等の各種設定デー
タをクリアし(ステップS218)、再びステップS2
01に移行する。
【0054】また、CPU31は、ステップS208に
おいて、終了信号が入力されていないと判別された場合
には、次いで、ユーザから入力装置33によって、指定
領域を移動するための移動指示入力があるか否かを判別
し(ステップS209)、移動指示入力がないと判別さ
れた場合には、再びステップS208に移行する。ま
た、CPU31は、ステップS209において移動指示
入力があると判別された場合には、ユーザからの入力装
置33による移動指示入力に応じた移動信号を、通信制
御部37を介してコンピュータ2に対して送信し(ステ
ップS210)、再びステップS201に移行する。
おいて、終了信号が入力されていないと判別された場合
には、次いで、ユーザから入力装置33によって、指定
領域を移動するための移動指示入力があるか否かを判別
し(ステップS209)、移動指示入力がないと判別さ
れた場合には、再びステップS208に移行する。ま
た、CPU31は、ステップS209において移動指示
入力があると判別された場合には、ユーザからの入力装
置33による移動指示入力に応じた移動信号を、通信制
御部37を介してコンピュータ2に対して送信し(ステ
ップS210)、再びステップS201に移行する。
【0055】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS106において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力がないと判別された場合には、次い
で、携帯表示端末装置3のステップS210において送
信される移動信号が、通信制御部28を介して入力され
たか否かを判別する(ステップS107)。そして、C
PU21は、ステップS107において移動信号が入力
されていないと判別された場合には、再びステップS1
06に移行し、移動信号が入力されたと判別された場合
には、携帯表示端末装置3から入力された移動信号に従
って指定領域を移動し(ステップS108)、再びステ
ップS105に移行する。
テップS106において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力がないと判別された場合には、次い
で、携帯表示端末装置3のステップS210において送
信される移動信号が、通信制御部28を介して入力され
たか否かを判別する(ステップS107)。そして、C
PU21は、ステップS107において移動信号が入力
されていないと判別された場合には、再びステップS1
06に移行し、移動信号が入力されたと判別された場合
には、携帯表示端末装置3から入力された移動信号に従
って指定領域を移動し(ステップS108)、再びステ
ップS105に移行する。
【0056】また、コンピュータ2のツールバー転送処
理においては、CPU21は、まず、フォアグラウンド
のアプリケーションのツールバー内のボタンの表示内容
を示すボタンデータを通信制御部28を介して携帯表示
端末装置3に対して送信する(ステップS110)。一
方、携帯表示端末装置3のツールバー受信処理において
は、CPU31は、コンピュータ2から送信されたツー
ルバー内のボタンデータを通信制御部37を介して受信
して、RAM34内のワークエリアに格納する(ステッ
プS211)。
理においては、CPU21は、まず、フォアグラウンド
のアプリケーションのツールバー内のボタンの表示内容
を示すボタンデータを通信制御部28を介して携帯表示
端末装置3に対して送信する(ステップS110)。一
方、携帯表示端末装置3のツールバー受信処理において
は、CPU31は、コンピュータ2から送信されたツー
ルバー内のボタンデータを通信制御部37を介して受信
して、RAM34内のワークエリアに格納する(ステッ
プS211)。
【0057】次いで、コンピュータ2のCPU21は、
ステップS110において送信したボタンデータによっ
て表示される各ボタンに対応するコマンド情報を送信す
る(ステップS111)。そして、携帯表示端末装置3
のCPU31は、コンピュータ2から送信されたコマン
ド情報を通信制御部37を介して受信して、RAM34
内のワークエリアに格納し(ステップS212)、ツー
ルバーのボタンを画面内に配置表示する(ステップS2
13)。
ステップS110において送信したボタンデータによっ
て表示される各ボタンに対応するコマンド情報を送信す
る(ステップS111)。そして、携帯表示端末装置3
のCPU31は、コンピュータ2から送信されたコマン
ド情報を通信制御部37を介して受信して、RAM34
内のワークエリアに格納し(ステップS212)、ツー
ルバーのボタンを画面内に配置表示する(ステップS2
13)。
【0058】ステップS213において、携帯表示端末
装置3がツールバーのボタンを表示装置32の画面内に
配置表示したことを示す信号を通信制御部28を介して
受信すると、コンピュータ2のCPU21は、RAM2
4に格納されたフォアグラウンドのアプリケーションの
表示データを更新して表示画面上からツールバーを消去
する(ステップS112)。一方、携帯表示端末装置3
のCPU31は、図5に示すような各ボタンの配置座標
とコマンドとの対応を示すボタンテーブルを作成する
(ステップS214)。
装置3がツールバーのボタンを表示装置32の画面内に
配置表示したことを示す信号を通信制御部28を介して
受信すると、コンピュータ2のCPU21は、RAM2
4に格納されたフォアグラウンドのアプリケーションの
表示データを更新して表示画面上からツールバーを消去
する(ステップS112)。一方、携帯表示端末装置3
のCPU31は、図5に示すような各ボタンの配置座標
とコマンドとの対応を示すボタンテーブルを作成する
(ステップS214)。
【0059】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS112におけるツールバーの消去処理を終了す
ると、ユーザから入力装置23によって、通常の表示状
態に復帰するための復帰指示入力があるか否かの判別を
行う(ステップS113)。そして、CPU21は、ス
テップS113において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力があると判別された場合には、表示転
送処理1を終了することを示す終了信号を、通信制御部
28を介して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステ
ップS116)、ツールバーを再表示して(ステップS
117)、一連の表示転送処理1を終了する。
テップS112におけるツールバーの消去処理を終了す
ると、ユーザから入力装置23によって、通常の表示状
態に復帰するための復帰指示入力があるか否かの判別を
行う(ステップS113)。そして、CPU21は、ス
テップS113において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力があると判別された場合には、表示転
送処理1を終了することを示す終了信号を、通信制御部
28を介して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステ
ップS116)、ツールバーを再表示して(ステップS
117)、一連の表示転送処理1を終了する。
【0060】一方、携帯表示端末装置3のCPU31
は、ステップS214におけるボタンテーブル作成処理
を終了すると、コンピュータ2のステップS116にお
いて送信される終了信号が、通信制御部37を介して入
力されたか否かを判別し(ステップS215)、終了信
号が入力されたと判別された場合には、RAM34内の
ワークエリアに格納された表示データ、及び表示倍率等
の各種設定データをクリアし(ステップS218)、再
びステップS201に移行する。
は、ステップS214におけるボタンテーブル作成処理
を終了すると、コンピュータ2のステップS116にお
いて送信される終了信号が、通信制御部37を介して入
力されたか否かを判別し(ステップS215)、終了信
号が入力されたと判別された場合には、RAM34内の
ワークエリアに格納された表示データ、及び表示倍率等
の各種設定データをクリアし(ステップS218)、再
びステップS201に移行する。
【0061】また、CPU31は、ステップS215に
おいて、終了信号が入力されていないと判別された場合
には、次いで、ユーザから入力装置33によって、ツー
ルバーのボタンを指示操作するボタン指示入力があるか
否かを判別し(ステップS216)、ボタン指示入力が
ないと判別された場合には、再びステップS215に移
行する。また、CPU31は、ステップS216におい
てボタン指示入力があると判別された場合には、ユーザ
から入力装置33によってボタン指示入力されたボタン
に対応するコマンドを、図5に示すボタンテーブルによ
って特定し、当該特定されたコマンドを実行するための
コマンド指示信号を、通信制御部37を介してコンピュ
ータ2に対して送信し(ステップS217)、再びステ
ップS215に移行する。
おいて、終了信号が入力されていないと判別された場合
には、次いで、ユーザから入力装置33によって、ツー
ルバーのボタンを指示操作するボタン指示入力があるか
否かを判別し(ステップS216)、ボタン指示入力が
ないと判別された場合には、再びステップS215に移
行する。また、CPU31は、ステップS216におい
てボタン指示入力があると判別された場合には、ユーザ
から入力装置33によってボタン指示入力されたボタン
に対応するコマンドを、図5に示すボタンテーブルによ
って特定し、当該特定されたコマンドを実行するための
コマンド指示信号を、通信制御部37を介してコンピュ
ータ2に対して送信し(ステップS217)、再びステ
ップS215に移行する。
【0062】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS113において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力がないと判別された場合には、次い
で、携帯表示端末装置3のステップS217において送
信されるコマンド指示信号が、通信制御部28を介して
入力されたか否かを判別する(ステップS114)。そ
して、CPU21は、ステップS114においてコマン
ド指示信号が入力されていないと判別された場合には、
再びステップS113に移行し、コマンド指示信号が入
力されたと判別された場合には、携帯表示端末装置3か
ら入力されたコマンド指示信号に従って指示コマンド対
応の処理を行い(ステップS115)、再びステップS
113に移行する。
テップS113において、ユーザからの入力装置23に
よる復帰指示入力がないと判別された場合には、次い
で、携帯表示端末装置3のステップS217において送
信されるコマンド指示信号が、通信制御部28を介して
入力されたか否かを判別する(ステップS114)。そ
して、CPU21は、ステップS114においてコマン
ド指示信号が入力されていないと判別された場合には、
再びステップS113に移行し、コマンド指示信号が入
力されたと判別された場合には、携帯表示端末装置3か
ら入力されたコマンド指示信号に従って指示コマンド対
応の処理を行い(ステップS115)、再びステップS
113に移行する。
【0063】なお、上述した表示転送処理1、及び表示
受信処理1においては、表示領域の移動指示や、ツール
バーのコマンドボタンに対するボタン指示を携帯表示端
末装置3側で行うこととしたが、携帯表示端末装置3側
からの指示を受け付けるか否かを設定可能としてもよ
い。この場合、携帯表示端末装置3側からの指示を受け
付けないように設定された場合には、携帯表示端末装置
3は、表示のみを行い、全ての操作はコンピュータ2側
で行うこととなる。
受信処理1においては、表示領域の移動指示や、ツール
バーのコマンドボタンに対するボタン指示を携帯表示端
末装置3側で行うこととしたが、携帯表示端末装置3側
からの指示を受け付けるか否かを設定可能としてもよ
い。この場合、携帯表示端末装置3側からの指示を受け
付けないように設定された場合には、携帯表示端末装置
3は、表示のみを行い、全ての操作はコンピュータ2側
で行うこととなる。
【0064】また、上述した表示転送処理1、及び表示
受信処理1においては、指定された表示領域や、ツール
バーを携帯表示端末装置3に転送して表示する場合につ
いて説明したが、その他の表示要素を転送して表示する
形態としてもよい。例えば、ファイル管理ツールを携帯
表示端末装置3に転送してファイル管理に関する処理は
一括して携帯表示端末装置3側で行うなど、特定アプリ
ケーションを携帯表示端末装置3側に転送するような形
態などが考えられる。
受信処理1においては、指定された表示領域や、ツール
バーを携帯表示端末装置3に転送して表示する場合につ
いて説明したが、その他の表示要素を転送して表示する
形態としてもよい。例えば、ファイル管理ツールを携帯
表示端末装置3に転送してファイル管理に関する処理は
一括して携帯表示端末装置3側で行うなど、特定アプリ
ケーションを携帯表示端末装置3側に転送するような形
態などが考えられる。
【0065】以上説明したように、本第1の実施の形態
における携帯表示システム1によれば、コンピュータ2
のCPU21は、表示転送処理1(図6参照)の表示領
域転送処理においては、まず、ユーザからの入力装置2
3による指示入力に従って表示画面上での領域指定を行
い、次いで、指定された表示領域に関する領域サイズ情
報、指定された表示領域内の表示データ等を送信し、一
方、携帯表示端末装置3のCPU31は、表示受信処理
1(図7参照)の表示領域受信処理においては、コンピ
ュータ2から送信された領域サイズ情報、表示データ等
を、通信制御部37を介して受信し、受信した領域サイ
ズ情報と表示装置32の表示画面のサイズとの比に基づ
いて、受信した表示データを表示するための表示倍率を
算出し、更に、表示データを算出された表示倍率に従っ
て表示装置32の表示画面に表示する。また、携帯表示
端末装置3のCPU31は、指定領域を移動するための
移動指示入力があると判別された場合には、ユーザから
の入力装置33による移動指示入力に応じた移動信号
を、通信制御部37を介してコンピュータ2に対して送
信し、一方、コンピュータ2のCPU21は、携帯表示
端末装置3から通信制御部28を介して、指定領域を移
動するための移動信号が入力された場合には、入力され
た移動信号に従って指定領域を移動する。
における携帯表示システム1によれば、コンピュータ2
のCPU21は、表示転送処理1(図6参照)の表示領
域転送処理においては、まず、ユーザからの入力装置2
3による指示入力に従って表示画面上での領域指定を行
い、次いで、指定された表示領域に関する領域サイズ情
報、指定された表示領域内の表示データ等を送信し、一
方、携帯表示端末装置3のCPU31は、表示受信処理
1(図7参照)の表示領域受信処理においては、コンピ
ュータ2から送信された領域サイズ情報、表示データ等
を、通信制御部37を介して受信し、受信した領域サイ
ズ情報と表示装置32の表示画面のサイズとの比に基づ
いて、受信した表示データを表示するための表示倍率を
算出し、更に、表示データを算出された表示倍率に従っ
て表示装置32の表示画面に表示する。また、携帯表示
端末装置3のCPU31は、指定領域を移動するための
移動指示入力があると判別された場合には、ユーザから
の入力装置33による移動指示入力に応じた移動信号
を、通信制御部37を介してコンピュータ2に対して送
信し、一方、コンピュータ2のCPU21は、携帯表示
端末装置3から通信制御部28を介して、指定領域を移
動するための移動信号が入力された場合には、入力され
た移動信号に従って指定領域を移動する。
【0066】したがって、処理を行うデータの全体的な
表示や操作等は、コンピュータ2側で行い、指定された
表示領域内の表示内容を携帯表示端末装置3の表示装置
32の画面に表示することができるため、処理において
ポイントとなる部分を全体的な表示と同時に参照するこ
とができ、コンピュータ2を使用するユーザの処理効率
を向上させることができる。
表示や操作等は、コンピュータ2側で行い、指定された
表示領域内の表示内容を携帯表示端末装置3の表示装置
32の画面に表示することができるため、処理において
ポイントとなる部分を全体的な表示と同時に参照するこ
とができ、コンピュータ2を使用するユーザの処理効率
を向上させることができる。
【0067】また、携帯表示端末装置3に表示された表
示領域に対する移動指示などの各種コマンド指示を、ユ
ーザの手元に置くことが可能な携帯表示端末装置3側で
行うことができるため、机上に置かれた用紙に対する記
入処理とコンピュータ2に対する指示操作を同じ視線で
行うことができ、コンピュータ2を使用するユーザの処
理効率を向上させることができる。
示領域に対する移動指示などの各種コマンド指示を、ユ
ーザの手元に置くことが可能な携帯表示端末装置3側で
行うことができるため、机上に置かれた用紙に対する記
入処理とコンピュータ2に対する指示操作を同じ視線で
行うことができ、コンピュータ2を使用するユーザの処
理効率を向上させることができる。
【0068】また、ツールバー転送処理においては、コ
ンピュータ2のCPU21は、まず、フォアグラウンド
のアプリケーションのツールバー内のボタンの表示内容
を示すボタンデータ、各ボタンに対応するコマンド情報
等を送信した上で、RAM24に格納されたフォアグラ
ウンドのアプリケーションの表示データを更新して表示
画面上からツールバーを消去し、一方、携帯表示端末装
置3のCPU31は、ツールバー受信処理においては、
コンピュータ2から送信されたツールバー内のボタンデ
ータ、各ボタンに対応するコマンド情報通信制御部37
を介して受信し、ツールバーのボタンを画面内に配置表
示し、更に、図5に示すような各ボタンの配置座標とコ
マンドとの対応を示すボタンテーブルを作成する。ま
た、携帯表示端末装置3のCPU31は、ユーザから入
力装置33によって、ツールバーのボタンを指示操作す
るボタン指示入力があると判別された場合には、ボタン
指示入力されたボタンに対応するコマンドを、図5に示
すボタンテーブルによって特定し、当該特定されたコマ
ンドを実行するためのコマンド指示信号を、通信制御部
37を介してコンピュータ2に対して送信し、一方、コ
ンピュータ2のCPU21は、携帯表示端末装置3から
通信制御部28を介して、ツールバーのボタンに対応す
るコマンドの実行を指示するコマンド指示信号が入力さ
れた場合には、入力されたコマンド指示信号に従って指
示コマンド対応の処理を行う。
ンピュータ2のCPU21は、まず、フォアグラウンド
のアプリケーションのツールバー内のボタンの表示内容
を示すボタンデータ、各ボタンに対応するコマンド情報
等を送信した上で、RAM24に格納されたフォアグラ
ウンドのアプリケーションの表示データを更新して表示
画面上からツールバーを消去し、一方、携帯表示端末装
置3のCPU31は、ツールバー受信処理においては、
コンピュータ2から送信されたツールバー内のボタンデ
ータ、各ボタンに対応するコマンド情報通信制御部37
を介して受信し、ツールバーのボタンを画面内に配置表
示し、更に、図5に示すような各ボタンの配置座標とコ
マンドとの対応を示すボタンテーブルを作成する。ま
た、携帯表示端末装置3のCPU31は、ユーザから入
力装置33によって、ツールバーのボタンを指示操作す
るボタン指示入力があると判別された場合には、ボタン
指示入力されたボタンに対応するコマンドを、図5に示
すボタンテーブルによって特定し、当該特定されたコマ
ンドを実行するためのコマンド指示信号を、通信制御部
37を介してコンピュータ2に対して送信し、一方、コ
ンピュータ2のCPU21は、携帯表示端末装置3から
通信制御部28を介して、ツールバーのボタンに対応す
るコマンドの実行を指示するコマンド指示信号が入力さ
れた場合には、入力されたコマンド指示信号に従って指
示コマンド対応の処理を行う。
【0069】したがって、コンピュータ2の表示装置2
2の画面上に表示されるツールバー等を携帯表示端末装
置3に転送して表示させるとともに、表示装置22の画
面上から消去することができるため、表示装置22の画
面をより広く使用することができる。
2の画面上に表示されるツールバー等を携帯表示端末装
置3に転送して表示させるとともに、表示装置22の画
面上から消去することができるため、表示装置22の画
面をより広く使用することができる。
【0070】(第2の実施の形態)図8〜図10を参照
して本発明を適用した第2の実施の形態における携帯表
示システム1について詳細に説明する。まず構成を説明
する。
して本発明を適用した第2の実施の形態における携帯表
示システム1について詳細に説明する。まず構成を説明
する。
【0071】図8は、本第2の実施の形態における携帯
表示システム1の構成を示す模式図である。この図8に
おいて、携帯表示システム1は、コンピュータ2と携帯
表示端末装置3が有線、または無線で通信接続されるこ
とによって構成されている。本第2の実施の形態におい
ては、主に処理を行うコンピュータ2の表示装置22の
画面表示の裏画面表示を携帯表示端末装置3の表示装置
32に表示する表示転送処理2、及びこの表示転送処理
2に対応して携帯表示端末装置3によって実行される表
示受信処理2について説明する。
表示システム1の構成を示す模式図である。この図8に
おいて、携帯表示システム1は、コンピュータ2と携帯
表示端末装置3が有線、または無線で通信接続されるこ
とによって構成されている。本第2の実施の形態におい
ては、主に処理を行うコンピュータ2の表示装置22の
画面表示の裏画面表示を携帯表示端末装置3の表示装置
32に表示する表示転送処理2、及びこの表示転送処理
2に対応して携帯表示端末装置3によって実行される表
示受信処理2について説明する。
【0072】なお、本第2の実施の形態における携帯表
示システム1のコンピュータ2、及び携帯表示端末装置
3の構成は、前述の第1の実施の形態における携帯表示
システム1のコンピュータ2、及び携帯表示端末装置3
と同様であるので、その図示、及び説明は省略し、図
9、及び図10を参照して、本第2の実施の形態におけ
る携帯表示システム1の動作について説明することとす
る。
示システム1のコンピュータ2、及び携帯表示端末装置
3の構成は、前述の第1の実施の形態における携帯表示
システム1のコンピュータ2、及び携帯表示端末装置3
と同様であるので、その図示、及び説明は省略し、図
9、及び図10を参照して、本第2の実施の形態におけ
る携帯表示システム1の動作について説明することとす
る。
【0073】図9は、コンピュータ2から携帯表示端末
装置3へ裏画面表示を転送する表示転送処理2を示すフ
ローチャートであり、図10は、コンピュータ2から転
送された裏画面表示を携帯表示端末装置3が受信する表
示受信処理2を示すフローチャートである。なお、図1
0に示すフローチャートにおいては、コンピュータ2を
「PC」と表記している。
装置3へ裏画面表示を転送する表示転送処理2を示すフ
ローチャートであり、図10は、コンピュータ2から転
送された裏画面表示を携帯表示端末装置3が受信する表
示受信処理2を示すフローチャートである。なお、図1
0に示すフローチャートにおいては、コンピュータ2を
「PC」と表記している。
【0074】コンピュータ2のCPU21は、ユーザか
らの入力装置23による指示入力に従って図9に示す表
示転送処理2を開始すると、まず、バックグラウンドで
処理を行っているアプリケーションのウィンドウ(以
下、裏画面と称する)が設定されているか否かを判別し
(ステップS301)、裏画面が設定されていないと判
別された場合には当該表示転送処理2を終了する。ま
た、CPU21は、ステップS301において、裏画面
が設定されていると判別された場合には、次いで、通信
制御部28を介して携帯表示端末装置3が通信接続され
ているか否かを判別し(ステップS302)、通信接続
されていないと判別された場合には当該表示転送処理2
を終了する。そして、CPU21は、ステップS302
において、携帯表示端末装置3が通信接続されていると
判別された場合には、裏画面に表示されている、バック
グラウンドで処理を行っているアプリケーションの処理
状況を示す表示データを、通信制御部28を介して携帯
表示端末装置3に対して送信する(ステップS30
3)。
らの入力装置23による指示入力に従って図9に示す表
示転送処理2を開始すると、まず、バックグラウンドで
処理を行っているアプリケーションのウィンドウ(以
下、裏画面と称する)が設定されているか否かを判別し
(ステップS301)、裏画面が設定されていないと判
別された場合には当該表示転送処理2を終了する。ま
た、CPU21は、ステップS301において、裏画面
が設定されていると判別された場合には、次いで、通信
制御部28を介して携帯表示端末装置3が通信接続され
ているか否かを判別し(ステップS302)、通信接続
されていないと判別された場合には当該表示転送処理2
を終了する。そして、CPU21は、ステップS302
において、携帯表示端末装置3が通信接続されていると
判別された場合には、裏画面に表示されている、バック
グラウンドで処理を行っているアプリケーションの処理
状況を示す表示データを、通信制御部28を介して携帯
表示端末装置3に対して送信する(ステップS30
3)。
【0075】一方、携帯表示端末装置3のCPU31
は、コンピュータ2から通信制御部37を介して表示転
送処理2を開始する指示信号が入力されたか否かを判別
し(ステップS401)、入力されていないと判別され
た場合には、携帯表示端末装置3単体としてのその他の
処理(PIMによってスケジュール、住所録、メモなど
の個人の情報を総合的に管理する処理等)を行い(ステ
ップS402)、該処理を終了すると再びステップS4
01に移行する。また、CPU31は、ステップS40
1において、コンピュータ2から表示転送処理2を開始
する指示信号が入力されたと判別された場合には、コン
ピュータ2による表示転送処理2のステップS303に
おいて送信された処理状況表示データを受信し(ステッ
プS403)、該受信した表示データに基づいて表示装
置32に対する画面表示を行う(ステップS404)。
は、コンピュータ2から通信制御部37を介して表示転
送処理2を開始する指示信号が入力されたか否かを判別
し(ステップS401)、入力されていないと判別され
た場合には、携帯表示端末装置3単体としてのその他の
処理(PIMによってスケジュール、住所録、メモなど
の個人の情報を総合的に管理する処理等)を行い(ステ
ップS402)、該処理を終了すると再びステップS4
01に移行する。また、CPU31は、ステップS40
1において、コンピュータ2から表示転送処理2を開始
する指示信号が入力されたと判別された場合には、コン
ピュータ2による表示転送処理2のステップS303に
おいて送信された処理状況表示データを受信し(ステッ
プS403)、該受信した表示データに基づいて表示装
置32に対する画面表示を行う(ステップS404)。
【0076】他方、コンピュータ2のCPU21は、ス
テップS303における処理状況表示データ送信処理を
終了したか否かを判別し(ステップS304)、終了し
ていないと判別された場合には再びステップS303に
移行し、終了していると判別された場合には、送信処理
が終了したことを示す終了信号を、通信制御部28を介
して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステップS3
05)、一連の表示転送処理2を終了する。
テップS303における処理状況表示データ送信処理を
終了したか否かを判別し(ステップS304)、終了し
ていないと判別された場合には再びステップS303に
移行し、終了していると判別された場合には、送信処理
が終了したことを示す終了信号を、通信制御部28を介
して携帯表示端末装置3に対して送信し(ステップS3
05)、一連の表示転送処理2を終了する。
【0077】一方、携帯表示端末装置3のCPU31
は、ステップS404において画面表示を行った後、コ
ンピュータ2の表示転送処理2のステップS305にお
いて送信された終了信号が、通信制御部37を介して入
力されたか否かを判別し(ステップS405)、入力さ
れていないと判別された場合には、再びステップS40
3に移行し、入力されたと判別された場合には、再びス
テップS401に移行する。
は、ステップS404において画面表示を行った後、コ
ンピュータ2の表示転送処理2のステップS305にお
いて送信された終了信号が、通信制御部37を介して入
力されたか否かを判別し(ステップS405)、入力さ
れていないと判別された場合には、再びステップS40
3に移行し、入力されたと判別された場合には、再びス
テップS401に移行する。
【0078】以上説明したように、本第2の実施の形態
における携帯表示システム1によれば、コンピュータ2
のCPU21は、裏画面が設定されていると判別され、
更に、通信制御部28を介して携帯表示端末装置3が通
信接続されていると判別された場合には、裏画面に表示
されている、バックグラウンドで処理を行っているアプ
リケーションの処理状況を示す表示データを、通信制御
部28を介して携帯表示端末装置3に対して送信し、一
方、携帯表示端末装置3のCPU31は、コンピュータ
2から送信された処理状況表示データを受信し、該受信
した表示データに基づいて表示装置32に対する画面表
示を行う。
における携帯表示システム1によれば、コンピュータ2
のCPU21は、裏画面が設定されていると判別され、
更に、通信制御部28を介して携帯表示端末装置3が通
信接続されていると判別された場合には、裏画面に表示
されている、バックグラウンドで処理を行っているアプ
リケーションの処理状況を示す表示データを、通信制御
部28を介して携帯表示端末装置3に対して送信し、一
方、携帯表示端末装置3のCPU31は、コンピュータ
2から送信された処理状況表示データを受信し、該受信
した表示データに基づいて表示装置32に対する画面表
示を行う。
【0079】したがって、例えば、コンピュータ2にお
いて、バックグラウンドで行われているファイルのコピ
ー状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各種
処理状況表示が、フォアグラウンドのタスク表示を邪魔
してしまったり、フォアグランドのタスク表示によって
視覚的に確認できない状態になってしまうことがなく、
各種処理状況表示を携帯表示端末装置3の表示装置32
の表示画面上で確認することができるため、コンピュー
タ2を使用するユーザの処理効率を向上させることがで
きる。
いて、バックグラウンドで行われているファイルのコピ
ー状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各種
処理状況表示が、フォアグラウンドのタスク表示を邪魔
してしまったり、フォアグランドのタスク表示によって
視覚的に確認できない状態になってしまうことがなく、
各種処理状況表示を携帯表示端末装置3の表示装置32
の表示画面上で確認することができるため、コンピュー
タ2を使用するユーザの処理効率を向上させることがで
きる。
【0080】
【発明の効果】請求項1、14、または16のいずれか
に記載の発明によれば、処理を行うデータの全体的な表
示や操作等はコンピュータ側で行い、各種処理内容の内
の所定個所の表示内容を、携帯表示端末装置の表示画面
に表示することができるため、処理においてポイントと
なる部分等を全体的な表示と同時に参照することがで
き、ユーザの作業効率を向上させることができる。
に記載の発明によれば、処理を行うデータの全体的な表
示や操作等はコンピュータ側で行い、各種処理内容の内
の所定個所の表示内容を、携帯表示端末装置の表示画面
に表示することができるため、処理においてポイントと
なる部分等を全体的な表示と同時に参照することがで
き、ユーザの作業効率を向上させることができる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、任意の表示領域内の表示内容
を、携帯表示端末装置に送信して表示手段に表示させる
表示内容として指定できるため、ユーザの所望する部分
の表示内容を、全体的な表示と同時に参照することがで
き、コンピュータを使用するユーザの処理効率を向上さ
せることができる。
載の発明の効果に加えて、任意の表示領域内の表示内容
を、携帯表示端末装置に送信して表示手段に表示させる
表示内容として指定できるため、ユーザの所望する部分
の表示内容を、全体的な表示と同時に参照することがで
き、コンピュータを使用するユーザの処理効率を向上さ
せることができる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置側のサイズ
変更手段によって、表示手段に表示される表示内容の表
示サイズを適宜拡大または縮小することができるため、
表示手段によって表示される表示内容を見やすい表示状
態にすることができるとともに、ユーザは、表示領域を
指定する際に、表示手段の表示画面の画面サイズを意識
することなく容易に任意の表示領域を指定でき、携帯表
示端末装置の使い勝手を向上させることができる。
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置側のサイズ
変更手段によって、表示手段に表示される表示内容の表
示サイズを適宜拡大または縮小することができるため、
表示手段によって表示される表示内容を見やすい表示状
態にすることができるとともに、ユーザは、表示領域を
指定する際に、表示手段の表示画面の画面サイズを意識
することなく容易に任意の表示領域を指定でき、携帯表
示端末装置の使い勝手を向上させることができる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置の表示手段
によって表示された表示領域に対する移動指示を、ユー
ザの手元に置くことが可能な携帯表示端末装置側で行う
ことができるため、机上に置かれた用紙に対する記入処
理とコンピュータに対する指示操作を同じ視線で行うこ
とができ、ユーザの作業効率を向上させることができ
る。
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置の表示手段
によって表示された表示領域に対する移動指示を、ユー
ザの手元に置くことが可能な携帯表示端末装置側で行う
ことができるため、机上に置かれた用紙に対する記入処
理とコンピュータに対する指示操作を同じ視線で行うこ
とができ、ユーザの作業効率を向上させることができ
る。
【0084】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、例えば、特定のアプリケーシ
ョンのウィンドウやツールバー等の特定の属性を有する
表示内容を、携帯表示端末装置の表示手段によって表示
することができるため、特定の表示内容を、ユーザの手
元に置くことが可能な携帯表示端末装置で参照すること
ができ、携帯表示端末装置の使い勝手を向上させること
ができる。
載の発明の効果に加えて、例えば、特定のアプリケーシ
ョンのウィンドウやツールバー等の特定の属性を有する
表示内容を、携帯表示端末装置の表示手段によって表示
することができるため、特定の表示内容を、ユーザの手
元に置くことが可能な携帯表示端末装置で参照すること
ができ、携帯表示端末装置の使い勝手を向上させること
ができる。
【0085】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の発明の効果に加えて、コンピュータ側に表示される
特定のアプリケーションのウィンドウやツールバー等の
特定の属性を有する表示内容を、携帯表示端末装置に送
信して表示手段によって表示させるとともに、コンピュ
ータ側に表示される内容からは消去することができるた
め、コンピュータの表示画面を広く有効に使用すること
ができ、ユーザの作業効率を向上させることができる。
載の発明の効果に加えて、コンピュータ側に表示される
特定のアプリケーションのウィンドウやツールバー等の
特定の属性を有する表示内容を、携帯表示端末装置に送
信して表示手段によって表示させるとともに、コンピュ
ータ側に表示される内容からは消去することができるた
め、コンピュータの表示画面を広く有効に使用すること
ができ、ユーザの作業効率を向上させることができる。
【0086】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、ツールバーに登録されたコマ
ンドボタン等の各種コマンドボタンを携帯表示端末装置
の表示手段に表示させるとともに、各コマンドボタンに
対応するコマンド情報をコンピュータから携帯表示端末
装置に送信することができるため、携帯表示端末装置に
おいても各コマンドボタンに対応するコマンドを実行す
ることが可能となり、携帯表示端末装置の使い勝手を向
上させることができる。
載の発明の効果に加えて、ツールバーに登録されたコマ
ンドボタン等の各種コマンドボタンを携帯表示端末装置
の表示手段に表示させるとともに、各コマンドボタンに
対応するコマンド情報をコンピュータから携帯表示端末
装置に送信することができるため、携帯表示端末装置に
おいても各コマンドボタンに対応するコマンドを実行す
ることが可能となり、携帯表示端末装置の使い勝手を向
上させることができる。
【0087】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置側でのコマ
ンドボタン選択指示操作に従って、携帯表示端末装置か
らコンピュータに送信されたコマンド情報に基づくコマ
ンド処理を、コンピュータによって実行することができ
るため、ユーザの手元に置くことが可能な携帯表示端末
装置からコンピュータに対するコマンド指示操作を行う
ことが可能となり、携帯表示端末装置の使い勝手を向上
させることができる。
載の発明の効果に加えて、携帯表示端末装置側でのコマ
ンドボタン選択指示操作に従って、携帯表示端末装置か
らコンピュータに送信されたコマンド情報に基づくコマ
ンド処理を、コンピュータによって実行することができ
るため、ユーザの手元に置くことが可能な携帯表示端末
装置からコンピュータに対するコマンド指示操作を行う
ことが可能となり、携帯表示端末装置の使い勝手を向上
させることができる。
【0088】請求項9、または10に記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、携帯表示端末
装置の表示手段に表示された表示内容に対する選択、コ
ピー、貼り付け、アプリケーション起動等の各種コマン
ドを、携帯表示端末装置が受け付けるか否かを設定した
上で、受け付けると設定されている場合には、コマンド
情報をコンピュータに送信してコンピュータにコマンド
を実行させることができるため、携帯表示端末装置を表
示専用の端末として利用するか、コマンド指示操作も可
能とするかを適宜選択することが可能となり、携帯表示
端末装置の使い勝手を向上させることができる。
ば、請求項1記載の発明の効果に加えて、携帯表示端末
装置の表示手段に表示された表示内容に対する選択、コ
ピー、貼り付け、アプリケーション起動等の各種コマン
ドを、携帯表示端末装置が受け付けるか否かを設定した
上で、受け付けると設定されている場合には、コマンド
情報をコンピュータに送信してコンピュータにコマンド
を実行させることができるため、携帯表示端末装置を表
示専用の端末として利用するか、コマンド指示操作も可
能とするかを適宜選択することが可能となり、携帯表示
端末装置の使い勝手を向上させることができる。
【0089】請求項11〜13、15、または17のい
ずれかに記載の発明によれば、例えば、コンピュータに
おいて、バックグラウンドで行われているファイルのコ
ピー状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各
種処理状況の表示が、フォアグラウンドのタスク表示を
邪魔してしまったり、フォアグランドのタスク表示によ
って視覚的に確認できない状態になってしまうことがな
く、各種処理状況の表示を携帯表示端末装置の表示画面
に表示される表示内容によって確認することができるた
め、ユーザの作業効率を向上させることができる。
ずれかに記載の発明によれば、例えば、コンピュータに
おいて、バックグラウンドで行われているファイルのコ
ピー状況を示す表示や、エラーメッセージの表示等の各
種処理状況の表示が、フォアグラウンドのタスク表示を
邪魔してしまったり、フォアグランドのタスク表示によ
って視覚的に確認できない状態になってしまうことがな
く、各種処理状況の表示を携帯表示端末装置の表示画面
に表示される表示内容によって確認することができるた
め、ユーザの作業効率を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における表示領域転
送処理を行う場合の携帯表示システム1の構成を示す模
式図である。
送処理を行う場合の携帯表示システム1の構成を示す模
式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるツールバー
転送処理を行う場合の携帯表示システム1の構成を示す
模式図である。
転送処理を行う場合の携帯表示システム1の構成を示す
模式図である。
【図3】図1、及び図2に示すコンピュータ2の内部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】図1、及び図2に示す携帯表示端末装置3の内
部構成を示すブロック図である。
部構成を示すブロック図である。
【図5】表示受信処理1において、携帯表示端末装置3
のCPU31によって作成され、RAM34内のワーク
エリアに格納されるボタンテーブルのデータ構成の例を
示す図である。
のCPU31によって作成され、RAM34内のワーク
エリアに格納されるボタンテーブルのデータ構成の例を
示す図である。
【図6】コンピュータ2から携帯表示端末装置3へ表示
内容の一部を転送する表示転送処理1を示すフローチャ
ートである。
内容の一部を転送する表示転送処理1を示すフローチャ
ートである。
【図7】コンピュータ2から転送された表示内容の一部
を携帯表示端末装置3が受信する表示受信処理1を示す
フローチャートである。
を携帯表示端末装置3が受信する表示受信処理1を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態における携帯表示シ
ステム1の構成を示す模式図である。
ステム1の構成を示す模式図である。
【図9】コンピュータ2から携帯表示端末装置3へ裏画
面表示を転送する表示転送処理2を示すフローチャート
である。
面表示を転送する表示転送処理2を示すフローチャート
である。
【図10】コンピュータ2から転送された裏画面表示を
携帯表示端末装置3が受信する表示受信処理2を示すフ
ローチャートである。
携帯表示端末装置3が受信する表示受信処理2を示すフ
ローチャートである。
1 携帯表示システム 2 コンピュータ 21 CPU 22 表示装置 23 入力装置 24 RAM 25 印刷装置 26 記憶装置 27 記憶媒体 28 通信制御部 29 バス 3 携帯表示端末装置 31 CPU 32 表示装置 33 入力装置 34 RAM 35 記憶装置 36 記憶媒体 37 通信制御部 38 バス
Claims (17)
- 【請求項1】主処理を行うコンピュータと有線あるいは
無線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の一
部を担う携帯表示端末装置において、 前記コンピュータの表示画面に表示される各種処理内容
の内の所定個所の表示内容を示す表示データを、前記コ
ンピュータから受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記表示データに基づ
く表示内容を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする携帯表示端末装置。 - 【請求項2】前記受信手段は、前記所定個所の表示内容
を示す表示データとして、前記コンピュータの表示画面
に表示される各種処理内容の内の任意に指定された表示
領域の表示内容を示す表示データを、前記コンピュータ
から受信することを特徴とする請求項1記載の携帯表示
端末装置。 - 【請求項3】前記受信手段によって受信した表示データ
に基づく表示内容の表示サイズを、前記表示手段の表示
画面の画面サイズに応じて適宜拡大または縮小して変更
するサイズ変更手段を更に備えたことを特徴とする請求
項2記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項4】前記指定された表示領域の位置を任意に移
動するための指示を行う移動指示手段と、 この移動指示手段による移動指示内容を前記コンピュー
タに送信する送信手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の携帯表示
端末装置。 - 【請求項5】前記受信手段は、前記所定個所の表示内容
を示す表示データとして、特定の属性を有する表示内容
を示す表示データを、前記コンピュータから受信するこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項6】前記受信手段によって受信した前記表示デ
ータに基づいて、前記表示手段によって、前記特定の属
性を有する表示内容を表示する処理を終了すると、前記
コンピュータの表示画面に表示される前記特定の属性を
有する表示内容を、前記コンピュータの表示画面上から
消去するための消去指示信号を送信する消去指示送信手
段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載の携帯表
示端末装置。 - 【請求項7】前記受信手段は、前記所定個所の表示内容
を示す表示データとして、各種コマンドと対応づけられ
た各種コマンドボタンを示す表示データを前記コンピュ
ータから受信するとともに、各コマンドボタンに対応す
るコマンドの内容に関するコマンド情報を受信すること
を特徴とする請求項1記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項8】前記携帯表示端末装置は、 前記受信手段によって受信された前記表示データに基づ
く各種コマンドボタンの表示位置と、各コマンドボタン
に対応する前記コマンド情報とを対応づけるコマンド対
応情報を格納する格納手段と、 前記表示手段に表示される各種コマンドボタンの中から
任意のコマンドボタンを選択して指示する選択指示手段
と、 この選択指示手段によって選択指示されたコマンドボタ
ンの表示位置と、前記格納手段に格納されたコマンド対
応情報とに基づいて、当該コマンドボタンに対応するコ
マンド情報を特定するコマンド特定手段と、 このコマンド特定手段によって特定されたコマンド情報
を、前記コンピュータに送信する送信手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の携帯表示
端末装置。 - 【請求項9】前記表示手段に表示された表示内容に対す
る各種コマンドを指示するコマンド指示手段と、 このコマンド指示手段によるコマンド指示を受け付ける
か否かを設定する受付設定手段と、 この受付設定手段によって前記コマンド指示手段による
コマンド指示を受け付けると設定されている場合に、前
記コマンド指示手段によって指示されたコマンドの内容
に関するコマンド情報を前記コンピュータに送信する送
信手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯表示
端末装置。 - 【請求項10】前記表示手段によって、前記コマンド指
示手段によるコマンド指示を受け付けるか否かを設定す
るための受付設定表示を行い、前記受付設定手段によっ
て、当該受付設定表示に対する設定指示を行うことを特
徴とする請求項9記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項11】主処理を行うコンピュータと有線あるい
は無線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の
一部を担う携帯表示端末装置において、 前記コンピュータによって実行される各種処理の処理状
況を示す処理状況データを前記コンピュータから受信す
る受信手段と、 この受信手段によって受信された前記処理状況データに
基づく処理状況表示を行う表示手段と、 を備えたことを特徴とする携帯表示端末装置。 - 【請求項12】前記受信手段は、前記各種処理の処理状
況を示す処理状況データとして、バックグラウンド処理
の処理状況を示す処理状況データを受信することを特徴
とする請求項11記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項13】前記表示手段は、前記処理状況表示とし
て、前記受信手段によって受信された前記処理状況デー
タに基づくメッセージ表示を行うことを特徴とする請求
項11記載の携帯表示端末装置。 - 【請求項14】主処理を行うコンピュータと、このコン
ピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが
有線あるいは無線で通信接続される携帯表示システムに
おいて、 前記コンピュータは、 各種処理内容を表示する第1の表示手段と、 この第1の表示手段に表示される各種処理内容の内の所
定個所の表示内容を示す表示データを前記携帯表示端末
装置に送信する送信手段とを備え、 前記携帯表示端末装置は、 前記コンピュータの送信手段によって送信される前記表
示データを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記表示データに基づ
く表示内容を表示する第2の表示手段と、 を備えたことを特徴とする携帯表示システム。 - 【請求項15】主処理を行うコンピュータと、このコン
ピュータの表示処理の一部を担う携帯表示端末装置とが
有線あるいは無線で通信接続される携帯表示システムに
おいて、 前記コンピュータは、 各種処理内容を表示する第1の表示手段と、 各種処理の処理状況を示す処理状況データを前記携帯表
示端末装置に送信する送信手段とを備え、 前記携帯表示端末装置は、 前記コンピュータの送信手段によって送信される前記処
理状況データを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された前記処理状況データに
基づく処理状況表示を行う第2の表示手段と、 を備えたことを特徴とする携帯表示システム。 - 【請求項16】主処理を行うコンピュータと有線あるい
は無線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の
一部を担う携帯表示端末装置において実行可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体において、 前記コンピュータの表示画面に表示される各種処理内容
の内の所定個所の表示内容を示す表示データを、前記コ
ンピュータから受信するためのプログラムコードと、 受信された前記表示データに基づく表示内容を表示する
ためのプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。 - 【請求項17】主処理を行うコンピュータと有線あるい
は無線で通信接続され、前記コンピュータの表示処理の
一部を担う携帯表示端末装置において実行可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体において、 前記コンピュータによって実行される各種処理の処理状
況を示す処理状況データを前記コンピュータから受信す
るためのプログラムコードと、 受信された前記処理状況データに基づく処理状況表示を
行うためのプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296898A JPH11296270A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296898A JPH11296270A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11296270A true JPH11296270A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14341580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296898A Abandoned JPH11296270A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | 携帯表示端末装置、携帯表示システム、及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11296270A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002032275A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-31 | Nec Software Kansai Ltd | 地図表示システム、地図表示方法、および、記録媒体 |
WO2003021876A1 (fr) * | 2001-08-28 | 2003-03-13 | Sony Corporation | Appareil et procede de traitement d'informations et support d'enregistrement associe |
JP2003085176A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Hitoshi Furukabu | 案内情報提供システム |
JP2006350755A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチディスプレイシステムおよびウィンドウ制御方法 |
JP2013041426A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Ntt Learning Systems Kk | 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラム |
JP2013201571A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム |
US9141269B2 (en) | 2011-11-21 | 2015-09-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Display system provided with first display device and second display device |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10296898A patent/JPH11296270A/ja not_active Abandoned
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002032275A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-31 | Nec Software Kansai Ltd | 地図表示システム、地図表示方法、および、記録媒体 |
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JPWO2003021876A1 (ja) * | 2001-08-28 | 2004-12-24 | ソニー株式会社 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
US7409231B2 (en) | 2001-08-28 | 2008-08-05 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, and recording medium |
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JP2013041426A (ja) * | 2011-08-16 | 2013-02-28 | Ntt Learning Systems Kk | 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラム |
US9141269B2 (en) | 2011-11-21 | 2015-09-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Display system provided with first display device and second display device |
JP2013201571A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060208 |