JPH11259114A - 数値制御装置 - Google Patents
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- JPH11259114A JPH11259114A JP10076427A JP7642798A JPH11259114A JP H11259114 A JPH11259114 A JP H11259114A JP 10076427 A JP10076427 A JP 10076427A JP 7642798 A JP7642798 A JP 7642798A JP H11259114 A JPH11259114 A JP H11259114A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 11
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
-
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- G05B19/409—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by using manual data input [MDI] or by using control panel, e.g. controlling functions with the panel; characterised by control panel details or by setting parameters
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードディスク等の機構部品を有する記憶装
置を必要とせず、ユーザ作成のソフトウエアを利用で
き、数値制御部、表示制御部、機械操作部の配設位置、
結合も任意に容易に行なうことができる数値制御装置を
提供する。 【解決手段】 表示制御部2のROM2dに半導体メモ
リ上で実行可能なオペレーティングシステムと表示制御
用のソフトウエアを格納する。キーボード3a、機械操
作盤3bで構成される機械操作部3を表示制御部2に接
続し、数値制御部1とリアルタイムで通信する。通信ポ
ート2eを介してデータ入出力機器7よりユーザ作成ソ
フトウエアを不揮発性メモリ2cに格納し実行する。数
値制御部1と表示制御部2を分離しても表示器2kと機
械操作部3を近傍に配置でき操作性がよくなる。
置を必要とせず、ユーザ作成のソフトウエアを利用で
き、数値制御部、表示制御部、機械操作部の配設位置、
結合も任意に容易に行なうことができる数値制御装置を
提供する。 【解決手段】 表示制御部2のROM2dに半導体メモ
リ上で実行可能なオペレーティングシステムと表示制御
用のソフトウエアを格納する。キーボード3a、機械操
作盤3bで構成される機械操作部3を表示制御部2に接
続し、数値制御部1とリアルタイムで通信する。通信ポ
ート2eを介してデータ入出力機器7よりユーザ作成ソ
フトウエアを不揮発性メモリ2cに格納し実行する。数
値制御部1と表示制御部2を分離しても表示器2kと機
械操作部3を近傍に配置でき操作性がよくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等を制御
する数値制御装置に関する。
する数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の数値制御装置の一態様のブ
ロック図である。数値制御装置は数値制御部1、表示制
御部2、キーボード3a及び機械操作盤3bで構成され
る機械操作部3で構成され、数値制御部1にはプロセッ
サ1a、該プロセッサ1aが実行し数値制御装置全体を
制御するシステムプログラムを格納するROM1b、デ
ータの一次記憶等のワークメモリとして利用されるRA
M1c、加工プログラム等を格納するフラッシュメモリ
等の不揮発性メモリ1d、機械に設けられているサーボ
モータ5をサーボ制御するサーボ制御回路1e、キーボ
ードインタフェース1j、プログラマブル・マシン・コ
ントローラ制御回路(以下PMC制御回路という)1f
がバス1iで接続されている。
ロック図である。数値制御装置は数値制御部1、表示制
御部2、キーボード3a及び機械操作盤3bで構成され
る機械操作部3で構成され、数値制御部1にはプロセッ
サ1a、該プロセッサ1aが実行し数値制御装置全体を
制御するシステムプログラムを格納するROM1b、デ
ータの一次記憶等のワークメモリとして利用されるRA
M1c、加工プログラム等を格納するフラッシュメモリ
等の不揮発性メモリ1d、機械に設けられているサーボ
モータ5をサーボ制御するサーボ制御回路1e、キーボ
ードインタフェース1j、プログラマブル・マシン・コ
ントローラ制御回路(以下PMC制御回路という)1f
がバス1iで接続されている。
【0003】又、前記サーボ制御回路1eには、サーボ
アンプ4を介して機械の可動部を駆動するサーボモータ
5が接続されている。機械操作部3のキーボード3aは
キーボードインタフェース1jに接続され、機械操作盤
3bはPMC制御回路1fに接続され機械操作部3は数
値制御部1に接続されている。さらに、PMC制御回路
1fには機械に設けられた入出力回路6が接続されてい
る。
アンプ4を介して機械の可動部を駆動するサーボモータ
5が接続されている。機械操作部3のキーボード3aは
キーボードインタフェース1jに接続され、機械操作盤
3bはPMC制御回路1fに接続され機械操作部3は数
値制御部1に接続されている。さらに、PMC制御回路
1fには機械に設けられた入出力回路6が接続されてい
る。
【0004】数値制御部1の前記バス1iには、さらに
調停回路1gに接続されている。調停回路1gにはコモ
ンRAM1hが接続されている。さらに調停回路1gは
バス2jにて表示制御回路2と接続されている。表示制
御部2は、プロセッサ2a、ROM2d、RAM2b及
び表示制御回路2hがバス2jで接続されている。表示
制御回路2hには、表示制御用フレームメモリ2i及び
表示器2kが接続されている。又、ROM2dには、表
示制御のための専用のソフトウエアが格納されており、
RAM2bはワークメモリとして利用されるものであ
る。なお、この図2で示す例では、表示制御部2の要素
2a,2b,2d,2h,2iで表示制御手段を構成し
ている。
調停回路1gに接続されている。調停回路1gにはコモ
ンRAM1hが接続されている。さらに調停回路1gは
バス2jにて表示制御回路2と接続されている。表示制
御部2は、プロセッサ2a、ROM2d、RAM2b及
び表示制御回路2hがバス2jで接続されている。表示
制御回路2hには、表示制御用フレームメモリ2i及び
表示器2kが接続されている。又、ROM2dには、表
示制御のための専用のソフトウエアが格納されており、
RAM2bはワークメモリとして利用されるものであ
る。なお、この図2で示す例では、表示制御部2の要素
2a,2b,2d,2h,2iで表示制御手段を構成し
ている。
【0005】数値制御部1のプロセッサ1aはROM1
bに格納されたシステムプログラムに基づいて数値制御
装置自体を制御し、不揮発性メモリ1dに格納されたユ
ーザ作成の加工プログラム等を読み出し実行してサーボ
制御回路1e、サーボアンプ4を介してサーボモータ5
を駆動制御する。又、キーボードインタフェース1jや
PMC制御回路1fを介して、キーボード3a、機械操
作盤3bからの指令を受け、プロセッサ1aは、入力デ
ータの処理を行なったり、上述したようにサーボ制御回
路1eを介してサーボモータ6を駆動する。又、プロセ
ッサ1aは表示器2kに表示するデータはバス1i、調
停回路1gを介してコモンRAM1hに書き込む。
bに格納されたシステムプログラムに基づいて数値制御
装置自体を制御し、不揮発性メモリ1dに格納されたユ
ーザ作成の加工プログラム等を読み出し実行してサーボ
制御回路1e、サーボアンプ4を介してサーボモータ5
を駆動制御する。又、キーボードインタフェース1jや
PMC制御回路1fを介して、キーボード3a、機械操
作盤3bからの指令を受け、プロセッサ1aは、入力デ
ータの処理を行なったり、上述したようにサーボ制御回
路1eを介してサーボモータ6を駆動する。又、プロセ
ッサ1aは表示器2kに表示するデータはバス1i、調
停回路1gを介してコモンRAM1hに書き込む。
【0006】表示制御部2のプロセッサは、調停回路1
gを介してコモンRAM1hに書き込まれたデータを読
込み、ROM2dに格納された表示制御のための専用の
ソフトウエアに基づいて処理を行ない、表示制御回路2
hを介して表示制御用フレームメモリ2iに表示データ
を書き込む。又、表示制御回路2hは表示制御用フレー
ムメモリ2iに書き込まれたデータを読込み、表示器2
kに表示する。
gを介してコモンRAM1hに書き込まれたデータを読
込み、ROM2dに格納された表示制御のための専用の
ソフトウエアに基づいて処理を行ない、表示制御回路2
hを介して表示制御用フレームメモリ2iに表示データ
を書き込む。又、表示制御回路2hは表示制御用フレー
ムメモリ2iに書き込まれたデータを読込み、表示器2
kに表示する。
【0007】以上が、この図2に示す従来の数値制御装
置の構成と作用の概要であるが、この従来例の数値制御
装置は、表示制御部2のROM2dには表示制御のため
の専用のソフトウエアしか格納されていない。そのた
め、表示方法がこの専用のソフトウエアによって制限さ
れ、ユーザがソフトウエアを開発し、この作成ソフトウ
エアを表示制御部2に組み込み利用しようとしても利用
できず、カストマイズ化ができなかった。
置の構成と作用の概要であるが、この従来例の数値制御
装置は、表示制御部2のROM2dには表示制御のため
の専用のソフトウエアしか格納されていない。そのた
め、表示方法がこの専用のソフトウエアによって制限さ
れ、ユーザがソフトウエアを開発し、この作成ソフトウ
エアを表示制御部2に組み込み利用しようとしても利用
できず、カストマイズ化ができなかった。
【0008】そこで、ユーザ作成のソフトウエアをも組
み込み利用できるようにした数値制御装置として、図3
に示すような表示制御部にオペレーティングシステムを
用いる数値制御装置が開発されている。この図3に示す
数値制御装置は、表示制御部2の構成が異なるもので、
他の数値制御部1、機械操作部3等の構成は図1に示す
数値制御装置と同一である。
み込み利用できるようにした数値制御装置として、図3
に示すような表示制御部にオペレーティングシステムを
用いる数値制御装置が開発されている。この図3に示す
数値制御装置は、表示制御部2の構成が異なるもので、
他の数値制御部1、機械操作部3等の構成は図1に示す
数値制御装置と同一である。
【0009】この図3に示す表示制御部にオペレーティ
ングシステムを用いる数値制御装置と図2に示す数値制
御装置との相違点は、表示制御部2にハードディスク・
インタフェース2l、フロッピーディスク・インタフェ
ース2mがバス2jに接続され、各インタフェース2
l,2mにそれぞれハードディスク8、フロッピーディ
スク9が接続されるようになっていること、及び、RO
M2dにはブート用ソフトウエアのみが格納されてお
り、プロセッサ2aは、このブート用ソフトウエアを用
いてハードディスク8に格納されたオペレーティングシ
ステムを読込みRAM2bに格納し、該オペーティング
システムを用いて、表示制御部2のプロセッサ2aは表
示制御を行なうようにしている点で相違する。なお、こ
の図3に示す数値制御装置の表示制御部2は、ほぼパー
ソナルコンピュータと同じ構成であることから、パーソ
ナルコンピュータを用いる場合もある。
ングシステムを用いる数値制御装置と図2に示す数値制
御装置との相違点は、表示制御部2にハードディスク・
インタフェース2l、フロッピーディスク・インタフェ
ース2mがバス2jに接続され、各インタフェース2
l,2mにそれぞれハードディスク8、フロッピーディ
スク9が接続されるようになっていること、及び、RO
M2dにはブート用ソフトウエアのみが格納されてお
り、プロセッサ2aは、このブート用ソフトウエアを用
いてハードディスク8に格納されたオペレーティングシ
ステムを読込みRAM2bに格納し、該オペーティング
システムを用いて、表示制御部2のプロセッサ2aは表
示制御を行なうようにしている点で相違する。なお、こ
の図3に示す数値制御装置の表示制御部2は、ほぼパー
ソナルコンピュータと同じ構成であることから、パーソ
ナルコンピュータを用いる場合もある。
【0010】この図3に示す数値制御装置は、表示制御
部にオペレーティングシステムを用いるため、ユーザ作
成のソフトウエアをハードディスクやフロッピーディス
クに格納し利用することができるが、ハードディスクや
フロッピーディスク等の大容量記憶装置を必要とすると
いう欠点がある。しかし、ハードディスクやフロッピー
ディスクは、振動や衝撃に弱いため信頼性が低下し、さ
らに、全体として発熱量が大きいことや、回路規模が大
きくなり表示制御部2の全体の体積を増大させる等の問
題がある。
部にオペレーティングシステムを用いるため、ユーザ作
成のソフトウエアをハードディスクやフロッピーディス
クに格納し利用することができるが、ハードディスクや
フロッピーディスク等の大容量記憶装置を必要とすると
いう欠点がある。しかし、ハードディスクやフロッピー
ディスクは、振動や衝撃に弱いため信頼性が低下し、さ
らに、全体として発熱量が大きいことや、回路規模が大
きくなり表示制御部2の全体の体積を増大させる等の問
題がある。
【0011】又、数値制御部1と表示制御部2を一体的
に構成した場合は、機械操作部3も一体的に構成すれば
よく問題はないが、数値制御部1と表示制御部2を分離
した場合、オペレータが表示器2kの表示内容を監視し
ながらキーボード3aや機械操作盤3bを操作すること
が多いことから、キーボード3aや機械操作盤3bの機
械操作部3を操作しながら表示器2kを監視しやすいよ
うに、機械操作部3を表示制御部2(表示器2k)の近
傍に配置することが望ましい。そのため、従来は、図4
に示すように数値制御部1と表示制御部2を分離する際
には、機械操作部3を表示制御部2の近傍に配置し(図
4では表示制御部2と機械操作部3を一体化10とした
構成を示している。)、表示制御部2,キーボード3a
及び機械操作盤3bをケーブル20によってそれぞれ数
値制御部1に接続していた。その結果、ケーブル20の
本数が多くなり、その接続が繁雑で、数値制御装置の配
設環境を猥雑にしていた。
に構成した場合は、機械操作部3も一体的に構成すれば
よく問題はないが、数値制御部1と表示制御部2を分離
した場合、オペレータが表示器2kの表示内容を監視し
ながらキーボード3aや機械操作盤3bを操作すること
が多いことから、キーボード3aや機械操作盤3bの機
械操作部3を操作しながら表示器2kを監視しやすいよ
うに、機械操作部3を表示制御部2(表示器2k)の近
傍に配置することが望ましい。そのため、従来は、図4
に示すように数値制御部1と表示制御部2を分離する際
には、機械操作部3を表示制御部2の近傍に配置し(図
4では表示制御部2と機械操作部3を一体化10とした
構成を示している。)、表示制御部2,キーボード3a
及び機械操作盤3bをケーブル20によってそれぞれ数
値制御部1に接続していた。その結果、ケーブル20の
本数が多くなり、その接続が繁雑で、数値制御装置の配
設環境を猥雑にしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、前記従来の数値制御装置が有する問題点を改善し、
ユーザ作成のソフトウエアを利用でき、かつ、ハードデ
ィスク等の機構部品を有する記憶装置を必要としない数
値制御装置を提供することにある。
は、前記従来の数値制御装置が有する問題点を改善し、
ユーザ作成のソフトウエアを利用でき、かつ、ハードデ
ィスク等の機構部品を有する記憶装置を必要としない数
値制御装置を提供することにある。
【0013】又、数値制御部、表示制御部、機械操作部
の配設位置、結合も任意に容易に行なうことができる数
値制御装置を提供することをも目的とする。
の配設位置、結合も任意に容易に行なうことができる数
値制御装置を提供することをも目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示器と表示
制御手段とからなる表示制御部と、機械を制御する数値
制御部と、機械を操作するキーボードや機械操作盤から
なる機械操作部とを備える数値制御装置において、表示
制御手段に半導体メモリ上で動作するオペレーティング
システムを用いるようにした。これにより、表示制御部
と機械操作部とを接続した場合でも、リアルタイムで数
値制御部と通信が可能とし支障がないようにした。又、
表示制御部に通信ポート又はカードインタフェースを設
け、該通信ポート又はカードインタフェースを介して表
示制御部に直接ソフトウエア等のデータを入力できるよ
うにした。
制御手段とからなる表示制御部と、機械を制御する数値
制御部と、機械を操作するキーボードや機械操作盤から
なる機械操作部とを備える数値制御装置において、表示
制御手段に半導体メモリ上で動作するオペレーティング
システムを用いるようにした。これにより、表示制御部
と機械操作部とを接続した場合でも、リアルタイムで数
値制御部と通信が可能とし支障がないようにした。又、
表示制御部に通信ポート又はカードインタフェースを設
け、該通信ポート又はカードインタフェースを介して表
示制御部に直接ソフトウエア等のデータを入力できるよ
うにした。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の数値
制御装置のブロック図である。図2,図3に示した従来
の数値制御装置の構成に対応するものは同一符号を付し
ている。この実施形態では数値制御部1は、キーボード
インタフェースがバス1iに接続されていない点、及び
PMC制御回路1fに機械操作盤3bが接続されていな
い点で図2,図3に示す従来例の数値制御装置の数値制
御部1とは相違するのみであり、他は、従来例と同一で
ある。すなわち、プロセッサ1a、ROM1b、RAM
1c、不揮発性メモリ1d、サーボ制御回路1e、PM
C制御回路1f、調停回路1gがバス1iと接続され、
調停回路1gにはコモンRAM1hが接続され、さら
に、調停回路1gは表示制御部2のバス2jに接続され
ている。
制御装置のブロック図である。図2,図3に示した従来
の数値制御装置の構成に対応するものは同一符号を付し
ている。この実施形態では数値制御部1は、キーボード
インタフェースがバス1iに接続されていない点、及び
PMC制御回路1fに機械操作盤3bが接続されていな
い点で図2,図3に示す従来例の数値制御装置の数値制
御部1とは相違するのみであり、他は、従来例と同一で
ある。すなわち、プロセッサ1a、ROM1b、RAM
1c、不揮発性メモリ1d、サーボ制御回路1e、PM
C制御回路1f、調停回路1gがバス1iと接続され、
調停回路1gにはコモンRAM1hが接続され、さら
に、調停回路1gは表示制御部2のバス2jに接続され
ている。
【0016】サーボ制御回路1eにはサーボアンプ4を
介して機械可動部を駆動するサーボモータ5が接続され
ている。PMC制御回路1fには機械側の入出力回路6
のみが接続されている。このように、数値制御部1に
は、キーボード3a、機械操作盤3bの機械操作部3が
接続されていないことで相違するものであり、動作の点
もこの機械操作部3に関係する動作以外は従来と同様の
動作を行なうものである。
介して機械可動部を駆動するサーボモータ5が接続され
ている。PMC制御回路1fには機械側の入出力回路6
のみが接続されている。このように、数値制御部1に
は、キーボード3a、機械操作盤3bの機械操作部3が
接続されていないことで相違するものであり、動作の点
もこの機械操作部3に関係する動作以外は従来と同様の
動作を行なうものである。
【0017】一方、表示制御部2は、該表示制御部2の
バス2jに不揮発性メモリ2c、通信ポート2e、キー
ボードインタフェース2f及び入出力制御回路2gが接
続され、通信ポート2eによってデータ入出力装置7が
接続可能にされていること、又、キーボードインタフェ
ース2fにキーボード3aが、入出力制御回路2gに機
械操作盤3bが接続され、機械操作部3が表示制御部2
に接続されている点が図2,図3に示す従来例と相違す
る。さらに、ROM2dには半導体メモリ上で実行可能
なオペレーティングシステムと表示制御を行なうソフト
ウエアが格納されている点で従来例とは異なる。
バス2jに不揮発性メモリ2c、通信ポート2e、キー
ボードインタフェース2f及び入出力制御回路2gが接
続され、通信ポート2eによってデータ入出力装置7が
接続可能にされていること、又、キーボードインタフェ
ース2fにキーボード3aが、入出力制御回路2gに機
械操作盤3bが接続され、機械操作部3が表示制御部2
に接続されている点が図2,図3に示す従来例と相違す
る。さらに、ROM2dには半導体メモリ上で実行可能
なオペレーティングシステムと表示制御を行なうソフト
ウエアが格納されている点で従来例とは異なる。
【0018】すなわち、プロセッサ2a、ROM2d、
RAM2b、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)2
c、通信ポート2e、キーボードインタフェース2f、
入出力制御回路2g、表示制御回路2hはバス2jで接
続され、表示制御回路2hには表示制御用フレームメモ
リ2i、表示器2kが接続されている。この実施形態で
は表示制御部2の前記要素2a〜2iによって表示制御
手段を構成している。通信ポート2eにはデータ入出力
機器7を接続しユーザ作成のソフトウエア等のデータを
入力することができるようになっている。又、キーボー
ドインタフェース2fにはキーボード3aが、入出力制
御回路2gには機械操作盤3bが接続され、この実施形
態では、機械操作部3が表示制御部2に接続されてい
る。なお、前記通信ポート2eの代わりに、若しくは追
加して、PCMCIA(Personal Computer Memory Car
d International Association )インタフェースをバス
2jに接続し、PCカードを利用できるようにして、該
PCカードを用いてユーザ作成ソフトウエア等を入力す
るようにしてもよい。
RAM2b、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)2
c、通信ポート2e、キーボードインタフェース2f、
入出力制御回路2g、表示制御回路2hはバス2jで接
続され、表示制御回路2hには表示制御用フレームメモ
リ2i、表示器2kが接続されている。この実施形態で
は表示制御部2の前記要素2a〜2iによって表示制御
手段を構成している。通信ポート2eにはデータ入出力
機器7を接続しユーザ作成のソフトウエア等のデータを
入力することができるようになっている。又、キーボー
ドインタフェース2fにはキーボード3aが、入出力制
御回路2gには機械操作盤3bが接続され、この実施形
態では、機械操作部3が表示制御部2に接続されてい
る。なお、前記通信ポート2eの代わりに、若しくは追
加して、PCMCIA(Personal Computer Memory Car
d International Association )インタフェースをバス
2jに接続し、PCカードを利用できるようにして、該
PCカードを用いてユーザ作成ソフトウエア等を入力す
るようにしてもよい。
【0019】数値制御部1から送られてきた表示情報は
調停回路1iを介してコモンRAM1hに書き込まれ、
表示制御部2のプロセッサ2aはこの情報を調停回路1
iを介して読込み、ROM2dに格納された表示制御用
ソフトウエアに基づいて処理し、表示制御回路2hを介
して表示制御用フレームメモリ2iに書き込む。又、表
示制御回路2hは該表示制御用フレームメモリ2iに書
き込まれたで情報を読込み表示器2kに表示する。
調停回路1iを介してコモンRAM1hに書き込まれ、
表示制御部2のプロセッサ2aはこの情報を調停回路1
iを介して読込み、ROM2dに格納された表示制御用
ソフトウエアに基づいて処理し、表示制御回路2hを介
して表示制御用フレームメモリ2iに書き込む。又、表
示制御回路2hは該表示制御用フレームメモリ2iに書
き込まれたで情報を読込み表示器2kに表示する。
【0020】又、ROM2dには、半導体メモリ上で実
行可能なオペレーティングシステムが格納されているか
ら、通信ポート2e及びデータ入出力機器7を介して、
ユーザ作成ソフトウエアを読込み込むことができ、この
読込んだユーザ作成ソフトウエアを不揮発性メモリ2c
に格納する。そして、このユーザ作成ソフトウエアに基
づいて、表示器2kで表示する方法、表示形態を制御す
ることになる。
行可能なオペレーティングシステムが格納されているか
ら、通信ポート2e及びデータ入出力機器7を介して、
ユーザ作成ソフトウエアを読込み込むことができ、この
読込んだユーザ作成ソフトウエアを不揮発性メモリ2c
に格納する。そして、このユーザ作成ソフトウエアに基
づいて、表示器2kで表示する方法、表示形態を制御す
ることになる。
【0021】さらに、本実施形態では、ROM2dに半
導体メモリ上で実行可能なオペレーティングシステムが
格納することによって機械操作部3を該表示制御部2に
接続してもリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1
とが通信できるようにしている。これによって、数値制
御部1と表示制御部2とを分離して、該数値制御部1と
表示制御部2間をケーブル等でバス接続、若しくはシリ
アル通信接続を行なうような場合でも、リアルタイムで
機械操作部3と数値制御部1とが通信できるようにする
と共に、表示器2kと機械操作部3を近傍に配置し、操
作性を良くしている。
導体メモリ上で実行可能なオペレーティングシステムが
格納することによって機械操作部3を該表示制御部2に
接続してもリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1
とが通信できるようにしている。これによって、数値制
御部1と表示制御部2とを分離して、該数値制御部1と
表示制御部2間をケーブル等でバス接続、若しくはシリ
アル通信接続を行なうような場合でも、リアルタイムで
機械操作部3と数値制御部1とが通信できるようにする
と共に、表示器2kと機械操作部3を近傍に配置し、操
作性を良くしている。
【0022】図3に示す従来の数値制御装置において
も、表示制御部2のROM2dにオペレーティングシス
テムが格納されているから、この表示制御部2側にキー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を接続する
ことは可能であるが、このROM2dに格納されている
オペレーティングシステムは、汎用のオペレーティング
システムであることから、数値制御部1とリアルタイム
で通信することができず、従来のシステムにおいては、
機械操作部3を表示制御部2に接続しても効率よく機能
せず、接続することはできなかった。そのため、数値制
御部1と表示制御部2とを分離し設置場所を違え、キー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を表示制御
部(表示器2m)2と一体(もしくは近傍)に配置した
ときには、図4に示すように機械操作部3は数値制御部
1とケーブル20で接続しなければならなかった。しか
し、本発明では、半導体メモリ上で実行可能なオペレー
ティングシステムを用いることによって、機械操作部3
を表示器2kの近傍に配置し、表示制御部2と接続する
ことでリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1とで
通信ができるようにした。
も、表示制御部2のROM2dにオペレーティングシス
テムが格納されているから、この表示制御部2側にキー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を接続する
ことは可能であるが、このROM2dに格納されている
オペレーティングシステムは、汎用のオペレーティング
システムであることから、数値制御部1とリアルタイム
で通信することができず、従来のシステムにおいては、
機械操作部3を表示制御部2に接続しても効率よく機能
せず、接続することはできなかった。そのため、数値制
御部1と表示制御部2とを分離し設置場所を違え、キー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を表示制御
部(表示器2m)2と一体(もしくは近傍)に配置した
ときには、図4に示すように機械操作部3は数値制御部
1とケーブル20で接続しなければならなかった。しか
し、本発明では、半導体メモリ上で実行可能なオペレー
ティングシステムを用いることによって、機械操作部3
を表示器2kの近傍に配置し、表示制御部2と接続する
ことでリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1とで
通信ができるようにした。
【0023】なお、数値制御部1と表示制御部2を一体
的に構成した場合や、近傍に配置し、数値制御部1と表
示器2kが近傍に配置されるような場合には、本発明に
おいても、図1のように表示制御部2に機械操作部3を
接続するのではなく、図2,図3に示す従来の数値制御
装置のように数値制御部1に接続するようにしてもよい
ことはもちろんである。
的に構成した場合や、近傍に配置し、数値制御部1と表
示器2kが近傍に配置されるような場合には、本発明に
おいても、図1のように表示制御部2に機械操作部3を
接続するのではなく、図2,図3に示す従来の数値制御
装置のように数値制御部1に接続するようにしてもよい
ことはもちろんである。
【0024】さらに、本発明では、表示制御部2にオペ
ーレーティングシステムを備えることによって、電源投
入時又は必要に応じて数値制御部1から必要なソウトウ
エフを表示制御部2に転送し実行することを可能にして
いる。数値制御部1の不揮発性メモリ1dの中にユーザ
が作成した複数のソウトウエアを格納しておき、例え
ば、ユーザは加工準備ソフトウエアA、加工のためのソ
フトウエアB,C等を従来と同様に作成し不揮発性メモ
リ1d内に格納しておき、電源投入後、数値制御部1の
プロセッサ1aが不揮発性メモリ1dに記憶された加工
準備ソフトウエアAをコモンRAM1hに調停回路1i
を介して書き込み、表示制御部2のプロセッサ2aはこ
の加工準備ソフトウエアAを読込み不揮発性メモリ2c
に格納し、該ソフトウエアを実行し、表示器2kに各種
情報を表示する。オペレータはこの表示された情報に基
づいて加工準備を行ない、加工準備が終了すると、キー
ボード3a若しくは機械操作盤3bから、例えば、加工
のためのソフトウエアB又はCを選択し入力指令する
と、この指令は、数値制御部1に送られ、数値制御部1
は指令された加工ソフトウエアを選択実行し、加工を実
行することになる。又、この加工のソフトウエアを前述
同様に表示制御部2に送り表示制御部2の不揮発性メモ
リ2cに格納して、この加工のためのソフトウエアを表
示器2kに表示する。
ーレーティングシステムを備えることによって、電源投
入時又は必要に応じて数値制御部1から必要なソウトウ
エフを表示制御部2に転送し実行することを可能にして
いる。数値制御部1の不揮発性メモリ1dの中にユーザ
が作成した複数のソウトウエアを格納しておき、例え
ば、ユーザは加工準備ソフトウエアA、加工のためのソ
フトウエアB,C等を従来と同様に作成し不揮発性メモ
リ1d内に格納しておき、電源投入後、数値制御部1の
プロセッサ1aが不揮発性メモリ1dに記憶された加工
準備ソフトウエアAをコモンRAM1hに調停回路1i
を介して書き込み、表示制御部2のプロセッサ2aはこ
の加工準備ソフトウエアAを読込み不揮発性メモリ2c
に格納し、該ソフトウエアを実行し、表示器2kに各種
情報を表示する。オペレータはこの表示された情報に基
づいて加工準備を行ない、加工準備が終了すると、キー
ボード3a若しくは機械操作盤3bから、例えば、加工
のためのソフトウエアB又はCを選択し入力指令する
と、この指令は、数値制御部1に送られ、数値制御部1
は指令された加工ソフトウエアを選択実行し、加工を実
行することになる。又、この加工のソフトウエアを前述
同様に表示制御部2に送り表示制御部2の不揮発性メモ
リ2cに格納して、この加工のためのソフトウエアを表
示器2kに表示する。
【0025】このように、数値制御部1の不揮発性メモ
リ1dに格納されたユーザ作成のソフトウエアを任意に
選択指令することにより、表示制御部2の不揮発性メモ
リ2cに転送し実行できるので、不揮発性メモリ2cは
大容量のものを用いる必要がなく、1つのソフトウエア
が格納できる程度の記憶容量であればよい。
リ1dに格納されたユーザ作成のソフトウエアを任意に
選択指令することにより、表示制御部2の不揮発性メモ
リ2cに転送し実行できるので、不揮発性メモリ2cは
大容量のものを用いる必要がなく、1つのソフトウエア
が格納できる程度の記憶容量であればよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、半導体メモリ上で実行可能な
オペレーティングシステムを使用することにより、ハー
ドディスクのような機構部品を必要としないようにし
た。その結果、振動等に対する対策の必要がない構成と
なり、信頼性を向上することができる。又、ハードディ
スクやフロッピーディスクを用いる必要がないから、数
値制御装置の小型化が可能でかつ低発熱化が図れる。
オペレーティングシステムを使用することにより、ハー
ドディスクのような機構部品を必要としないようにし
た。その結果、振動等に対する対策の必要がない構成と
なり、信頼性を向上することができる。又、ハードディ
スクやフロッピーディスクを用いる必要がないから、数
値制御装置の小型化が可能でかつ低発熱化が図れる。
【0027】半導体メモリ上で実行可能な汎用のオペレ
ーティングシステムを使用することで、ユーザ作成のソ
フトウエアの使用が容易となり、数値制御装置の使用勝
手をよくすることができる。
ーティングシステムを使用することで、ユーザ作成のソ
フトウエアの使用が容易となり、数値制御装置の使用勝
手をよくすることができる。
【0028】さらに、機械操作部を表示制御部に接続で
きるため、数値制御部と表示制御部を分離した際にも、
機械操作部と表示器とを一体若しくは近傍に配置するこ
とができ、表示器と入力操作部のマン・マシン・インタ
フェースを効率のよいものとすることができる。又、数
値制御部と表示制御部を分離し機械操作部を表示制御部
側に配置したときでも、機械操作部と数値制御部を接続
するケーブルを必要とせず、接続ケーブルの本数を削減
することができる。
きるため、数値制御部と表示制御部を分離した際にも、
機械操作部と表示器とを一体若しくは近傍に配置するこ
とができ、表示器と入力操作部のマン・マシン・インタ
フェースを効率のよいものとすることができる。又、数
値制御部と表示制御部を分離し機械操作部を表示制御部
側に配置したときでも、機械操作部と数値制御部を接続
するケーブルを必要とせず、接続ケーブルの本数を削減
することができる。
【0029】数値制御部と表示制御部を一体的に構成し
ても、又数値制御部と表示制御部をバス接続、シリアル
通信接続としてケーブルで接続しても、機械操作部は数
値制御部にも表示制御部にも接続可能で機能上差異は生
じないから、利便性と、機械装置の構造に合わせ、機械
装置の内部空間を最も有効に使用できる構造を選択する
ことができる。
ても、又数値制御部と表示制御部をバス接続、シリアル
通信接続としてケーブルで接続しても、機械操作部は数
値制御部にも表示制御部にも接続可能で機能上差異は生
じないから、利便性と、機械装置の構造に合わせ、機械
装置の内部空間を最も有効に使用できる構造を選択する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態の数値制御装置のブロック
図である。
図である。
【図2】従来の数値制御装置のブロック図である。
【図3】従来の数値制御装置の別の形態のブロック図で
ある。
ある。
【図4】従来の数値制御装置において、数値制御部と表
示制御部を分離し機械操作部を表示制御部側に配置した
ときのブロック図である。
示制御部を分離し機械操作部を表示制御部側に配置した
ときのブロック図である。
1 数値制御部 2 表示制御部 3 機械操作部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】数値制御部1の前記バス1iには、さらに
調停回路1gに接続されている。調停回路1gにはコモ
ンRAM1hが接続されている。さらに調停回路1gは
バス2jにて表示制御部2と接続されている。表示制御
部2は、プロセッサ2a、ROM2d、RAM2b及び
表示制御回路2hがバス2jで接続されている。表示制
御回路2hには、表示制御用フレームメモリ2i及び表
示器2kが接続されている。又、ROM2dには、表示
制御のための専用のソフトウエアが格納されており、R
AM2bはワークメモリとして利用されるものである。
なお、この図2で示す例では、表示制御部2の要素2
a,2b,2d,2h,2iで表示制御手段を構成して
いる。
調停回路1gに接続されている。調停回路1gにはコモ
ンRAM1hが接続されている。さらに調停回路1gは
バス2jにて表示制御部2と接続されている。表示制御
部2は、プロセッサ2a、ROM2d、RAM2b及び
表示制御回路2hがバス2jで接続されている。表示制
御回路2hには、表示制御用フレームメモリ2i及び表
示器2kが接続されている。又、ROM2dには、表示
制御のための専用のソフトウエアが格納されており、R
AM2bはワークメモリとして利用されるものである。
なお、この図2で示す例では、表示制御部2の要素2
a,2b,2d,2h,2iで表示制御手段を構成して
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】数値制御部1のプロセッサ1aはROM1
bに格納されたシステムプログラムに基づいて数値制御
装置自体を制御し、不揮発性メモリ1dに格納されたユ
ーザ作成の加工プログラム等を読み出し実行してサーボ
制御回路1e、サーボアンプ4を介してサーボモータ5
を駆動制御する。又、キーボードインタフェース1jや
PMC制御回路1fを介して、キーボード3a、機械操
作盤3bからの指令を受け、プロセッサ1aは、入力デ
ータの処理を行なったり、上述したようにサーボ制御回
路1eを介してサーボモータ5を駆動する。又、プロセ
ッサ1aは表示器2kに表示するデータはバス1i、調
停回路1gを介してコモンRAM1hに書き込む。
bに格納されたシステムプログラムに基づいて数値制御
装置自体を制御し、不揮発性メモリ1dに格納されたユ
ーザ作成の加工プログラム等を読み出し実行してサーボ
制御回路1e、サーボアンプ4を介してサーボモータ5
を駆動制御する。又、キーボードインタフェース1jや
PMC制御回路1fを介して、キーボード3a、機械操
作盤3bからの指令を受け、プロセッサ1aは、入力デ
ータの処理を行なったり、上述したようにサーボ制御回
路1eを介してサーボモータ5を駆動する。又、プロセ
ッサ1aは表示器2kに表示するデータはバス1i、調
停回路1gを介してコモンRAM1hに書き込む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示器と表示
制御手段とからなる表示制御部と、機械を制御する数値
制御部と、機械を操作するキーボードや機械操作盤から
なる機械操作部とを備える数値制御装置において、表示
制御手段にマイクロプロセッサと、半導体メモリと、半
導体メモリ上で動作するオペレーティングシステムとを
備え、機械制御部より入力されたデータとオペレーティ
ングシステムの動作とによって、表示器に図形を表示可
能にした。又、表示制御部に通信ポート又はカードイン
タフェースを設け、該通信ポート又はカードインタフェ
ースを介して表示制御部に直接ソフトウエア等のデータ
を入力できるようにした。
制御手段とからなる表示制御部と、機械を制御する数値
制御部と、機械を操作するキーボードや機械操作盤から
なる機械操作部とを備える数値制御装置において、表示
制御手段にマイクロプロセッサと、半導体メモリと、半
導体メモリ上で動作するオペレーティングシステムとを
備え、機械制御部より入力されたデータとオペレーティ
ングシステムの動作とによって、表示器に図形を表示可
能にした。又、表示制御部に通信ポート又はカードイン
タフェースを設け、該通信ポート又はカードインタフェ
ースを介して表示制御部に直接ソフトウエア等のデータ
を入力できるようにした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図3に示す従来の数値制御装置において
も、表示制御部2のRAM2bにオペレーティングシス
テムが格納されているから、この表示制御部2側にキー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を接続する
ことは可能であるが、このRAM2bに格納されている
オペレーティングシステムは、汎用のオペレーティング
システムであることから、数値制御部1とリアルタイム
で通信することができず、従来のシステムにおいては、
機械操作部3を表示制御部2に接続しても効率よく機能
せず、接続することはできなかった。そのため、数値制
御部1と表示制御部2とを分離し設置場所を違え、キー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を表示制御
部(表示器2m)2と一体(もしくは近傍)に配置した
ときには、図4に示すように機械操作部3は数値制御部
1とケーブル20で接続しなければならなかった。しか
し、本発明では、半導体メモリ上で実行可能なオペレー
ティングシステムを用いることによって、機械操作部3
を表示器2kの近傍に配置し、表示制御部2と接続する
ことでリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1とで
通信ができるようにした。
も、表示制御部2のRAM2bにオペレーティングシス
テムが格納されているから、この表示制御部2側にキー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を接続する
ことは可能であるが、このRAM2bに格納されている
オペレーティングシステムは、汎用のオペレーティング
システムであることから、数値制御部1とリアルタイム
で通信することができず、従来のシステムにおいては、
機械操作部3を表示制御部2に接続しても効率よく機能
せず、接続することはできなかった。そのため、数値制
御部1と表示制御部2とを分離し設置場所を違え、キー
ボード3aや機械操作盤3bの機械操作部3を表示制御
部(表示器2m)2と一体(もしくは近傍)に配置した
ときには、図4に示すように機械操作部3は数値制御部
1とケーブル20で接続しなければならなかった。しか
し、本発明では、半導体メモリ上で実行可能なオペレー
ティングシステムを用いることによって、機械操作部3
を表示器2kの近傍に配置し、表示制御部2と接続する
ことでリアルタイムで機械操作部3と数値制御部1とで
通信ができるようにした。
Claims (8)
- 【請求項1】 表示器と表示制御手段とからなる表示制
御部と、機械を制御する数値制御部と、機械を操作する
キーボードや機械操作盤からなる機械操作部とを備えた
数値制御装置において、前記表示制御手段に半導体メモ
リ上で動作するオペレーティングシステムを用いたこと
を特徴とする数値制御装置。 - 【請求項2】 前記表示制御部,機械操作部及び数値制
御部とが一体化された請求項1記載の数値制御装置。 - 【請求項3】 前記表示制御部,機械操作部及び数値制
御部は、それぞれ別個に構成された請求項1記載の数値
制御装置。 - 【請求項4】 前記機械操作部は、前記表示制御部又は
数値制御部のどちらか一方と一体的に構成されている請
求項1記載の数値制御装置。 - 【請求項5】 前記表示制御部内に機械操作部とのデー
タ送受信回路を装備し、表示制御部に機械操作部を接続
できるようにした請求項1乃至3の内1項記載の数値制
御装置。 - 【請求項6】 前記表示制御部内のメモリにユーザ使用
可能領域を設け、該メモリにユーザ作成ソウトウエアを
格納し実行することを可能とした請求項1乃至5の内1
項記載の数値制御装置。 - 【請求項7】 前記表示制御部に通信ポート又はカード
インタフェースを設け、該通信ポート又はカードインタ
フェースを介してデータを入力できるようにした請求項
6記載の数値制御装置。 - 【請求項8】 数値制御部にユーザ作成ソフトウエアを
格納するメモリを設け、電源投入時又は必要に応じて数
値制御部に記憶するソフトウエアを表示制御部へ転送し
た後実行することを可能にした請求項6又は請求項7記
載の数値制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10076427A JPH11259114A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 数値制御装置 |
TW088103499A TW419620B (en) | 1998-03-11 | 1999-03-08 | Numerical control device |
KR1019990008002A KR19990077759A (ko) | 1998-03-11 | 1999-03-10 | 수치 제어 장치 |
EP99301830A EP0942343A3 (en) | 1998-03-11 | 1999-03-11 | Numerical control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10076427A JPH11259114A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259114A true JPH11259114A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13604884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10076427A Pending JPH11259114A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 数値制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0942343A3 (ja) |
JP (1) | JPH11259114A (ja) |
KR (1) | KR19990077759A (ja) |
TW (1) | TW419620B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422662B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-03-16 | 현대자동차주식회사 | 수치제어장치의 실시간 프로세싱방법 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10314025B4 (de) * | 2003-03-28 | 2010-04-01 | Kuka Roboter Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Mehrzahl von Handhabungsgeräten |
JP6024326B2 (ja) * | 2012-09-13 | 2016-11-16 | オムロン株式会社 | 制御装置、制御システム、制御方法、プログラムおよびその記録媒体 |
EP3213848B1 (en) * | 2014-10-28 | 2024-09-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control device |
JP6457376B2 (ja) * | 2015-11-19 | 2019-01-23 | ファナック株式会社 | サーボ制御部における外部信号の入出力を高速にした数値制御装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935206A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
JPS60157608A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-17 | Fanuc Ltd | 数値制御方式 |
JPS62221703A (ja) * | 1986-03-24 | 1987-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
JPH06149342A (ja) * | 1992-11-11 | 1994-05-27 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
JP3308386B2 (ja) * | 1994-04-25 | 2002-07-29 | ファナック株式会社 | 制御システム |
JPH103312A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Fanuc Ltd | 数値制御装置の管理方法 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP10076427A patent/JPH11259114A/ja active Pending
-
1999
- 1999-03-08 TW TW088103499A patent/TW419620B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-03-10 KR KR1019990008002A patent/KR19990077759A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-03-11 EP EP99301830A patent/EP0942343A3/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422662B1 (ko) * | 2001-11-07 | 2004-03-16 | 현대자동차주식회사 | 수치제어장치의 실시간 프로세싱방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0942343A2 (en) | 1999-09-15 |
TW419620B (en) | 2001-01-21 |
EP0942343A3 (en) | 2001-01-03 |
KR19990077759A (ko) | 1999-10-25 |
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