JPH11258269A - 半導体装置用コンタクタ - Google Patents
半導体装置用コンタクタInfo
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- JPH11258269A JPH11258269A JP10056853A JP5685398A JPH11258269A JP H11258269 A JPH11258269 A JP H11258269A JP 10056853 A JP10056853 A JP 10056853A JP 5685398 A JP5685398 A JP 5685398A JP H11258269 A JPH11258269 A JP H11258269A
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Abstract
導体装置との電気的接続を図るために用いられる半導体
装置用コンタクタに関し、少ない部品数で半導体装置の
電極に高い信頼性を持って接続することを課題とする。 【解決手段】被接続体となる半導体装置17に配設され
た電極18と電気的に接続される半導体装置用コンタク
タにおいて、電極部18と対向する位置に弾性変形可能
なコンタクト部12が形成されてなる金属配線層11
と、この金属配線層11上に形成されると共にコンタク
ト部12と対向する位置に開口部14が形成されてなる
絶縁層13と、この絶縁層13を支持するプレート15
と、前記開口部14の内部に位置しており、コンタクト
部12を金属配線層面に対し電極部17側に向け突出す
るよう弾性変形させる突起部16Aとを設ける。
Description
クタに係り、特に半導体装置の試験装置に組み込まれ、
半導体装置との電気的接続を図るために用いられる半導
体装置用コンタクタに関する。近年のLSIの高集積化
・高密度化が進むにつれて、半導体装置に設けられる電
極のサイズ、ピッチも微細化が進んでいる。このため、
各々の半導体装置の電極に対してコンタクト可能な高精
度なコンタクタの実現と微細電極への安定した電気的接
触を維持することが、重要な課題となってきている。
するとバネの力によって半導体装置の電極とコンタクト
する構成のものと、薄い絶縁膜に球面電極をメッキ形成
して半導体装置の電極とコンタクトする構成のもの等に
分けられる。図10(A)は、バネの力によってコンタ
クトする構成とされた半導体装置用コンタクタ1Aを示
している。この半導体装置用コンタクタ1Aは、一対の
基板2a,2bの間にコイルスプリング3が配設されて
おり、このコイルスプリング3の弾性力を利用してポゴ
ピン4を上下させ、半導体装置に設けられた電極(図示
せず)とコンタクトする構成とされている。
電極をメッキ形成して半導体装置の電極(図示せず)と
コンタクトを図る半導体装置用コンタクタ1Bを示して
いる。この半導体装置用コンタクタ1Bは、薄い絶縁基
板5に球面電極6をメッキ形成し、これを半導体装置の
電極にコンタクトさせる構成とされている。この球面電
極6を形成するには、例えばポリイミド等よりなる絶縁
基板5の所定位置に孔7を穿設しておき、この孔7中に
ニッケル等の金属をメッキ形成することが行われてい
る。尚、この絶縁基板5の上面には球面電極6と接続す
る配線8が形成されており、この配線8により球面電極
6は絶縁基板5の外周位置まで電気的に引き出される構
成とされている。
に示す半導体装置用コンタクタ1Aは、半導体装置の電
極に高さバラツキが存在していても、コイルスプリング
3により上下移動可能なポゴピン4が変位することによ
り、このバラツキを吸収することができる。よって、半
導体装置の電極に高さバラツキが存在していても、半導
体装置用コンタクタ1Aと半導体装置とを確実に電気的
に接続することができる。
極の微細化・多ピン化が進むと、半導体装置用コンタク
タ1Aではコイルスプリング3,ポゴピン4等の形状の
大きなものを構成要素とするため、上記の微細化・多ピ
ン化に対応することができないという問題点があった。
また、半導体装置用コンタクタ1Aは、上記のように多
くの部品を必要とするため、半導体装置用コンタクタ1
Aのコストが上昇してしまうという問題点もある。
ンタクタ1Bでは、球面電極7が絶縁基板5にメッキ形
成された構成(変位不可能な構成)であるため、半導体
装置の電極高さに大きなバラツキがある場合、このバラ
ツキを吸収することができず接続不良が発生してしまう
という問題点があった。本発明は上記の点に鑑みてなさ
れたものであり、少ない部品数で半導体装置の電極に高
い信頼性を持って接続できる半導体装置用コンタクタを
提供することを目的とする。
る各手段を講じることにより解決することができる。請
求項1記載の発明では、被接続体となる半導体装置に配
設された電極と電気的に接続される半導体装置用コンタ
クタにおいて、前記電極部と対向する位置に弾性変形可
能なコンタクト部が形成されてなる金属配線層と、前記
金属配線層が前記半導体装置と対向する最上面に形成さ
れており、かつ前記コンタクト部と対向する位置に開口
部が形成されてなる絶縁層と、前記絶縁層を支持する基
台と、前記開口部内に配設されており、前記コンタクト
部を前記金属配線層の延在面から前記電極部側に向け突
出するよう弾性変形させる変形付勢部材とを設けたこと
を特徴とするものである。
項1記載の半導体装置用コンタクタにおいて、前記変形
付勢部材は、前記コンタクト部の前記絶縁層と対向する
位置に形成された突起であることを特徴とするものであ
る。また、請求項3記載の発明では、前記請求項1記載
の半導体装置用コンタクタにおいて、前記変形付勢部材
は、前記基台の前記コンタクト部と対向する位置に形成
された突起であることを特徴とするものである。
項3記載の半導体装置用コンタクタにおいて、前記絶縁
層に位置決め孔を形成すると共に、前記基台に前記位置
決め孔に係合することにより、前記基台に対し前記絶縁
層の位置決めを行う位置決め部材を配設したことを特徴
とするものである。
項3記載の半導体装置用コンタクタにおいて、前記絶縁
層に第1の位置認識部材を配設すると共に、前記基台に
前記第1の位置認識部材に対応する第2の位置認識部材
を配設し、画像認識手段を用いて前記第1及び第2の位
置決め部材を位置合わせすることにより、前記基台に対
し前記絶縁層の位置決めを行う構成としたことを特徴と
するものである。
項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置用コンタクタ
において、前記コンタクト部の先端部に先鋭部を形成し
たことを特徴とするものである。また、請求項7記載の
発明では、前記請求項1乃至6のいずれかに記載の半導
体装置用コンタクタにおいて、前記基台として多層配線
基板を用いると共に、前記多層配線基板に形成された内
部配線と前記金属配線層が電気的に接続される構成とし
たことを特徴とするものである。
項7記載の半導体装置用コンタクタにおいて、前記変形
付勢部材を導電性材料により形成し、前記多層配線基板
に形成された内部配線と前記金属配線層とを前記変形付
勢部材を介して電気的に接続する構成としたことを特徴
とするものである。
項1乃至8のいずれかに記載の半導体装置用コンタクタ
において、前記基台の材質として、該基台の熱膨張係数
が前記半導体装置の熱膨張係数と同等となるものを使用
したことを特徴とするものである。上記した各手段は、
次のように作用する。
が形成された絶縁層を基台に固定することにより、開口
部内に配設された変形付勢部材は、弾性変形可能とされ
たコンタクト部を金属配線層の延在面から電極部側に向
け突出するよう弾性変形させる。これにより、コンタク
ト部は、金属配線層から電極(半導体装置)に向け持ち
上がった状態となる。
タに装着されると、コンタクト部は弾性変形しつつ電極
と接続するため、半導体装置の電極に高さバラツキがあ
っても、コンタクト部が弾性変形することによりこの高
さバラツキを吸収することができる。従って、高い信頼
性をもって半導体装置と半導体装置用コンタクタとを接
続することができる。
置用コンタクタに装着される際、コンタクト部は弾性変
形しつつ電極と接続する。よって、装着時にコンタクト
部は電極上を摺動するため、半導体装置の電極に対して
ワイピングが可能となり、安定した接触を維持すること
ができる。また、請求項2記載の発明によれば、変形付
勢部材をコンタクト部の絶縁層と対向する位置に形成さ
れた突起により構成したことにより、この突起により金
属配線層のコンタクト部を持ち上げることが可能とな
り、簡単な構成でコンタクト部を半導体装置の電極と接
続させることが可能となる。また、突起部はコンタクト
部に直接形成されるため、突起部を他の部位に配設した
構成に比べて狭ピッチ化されたコンタクト部と突起部と
の位置決めが不要となるため、突起部の形成を容易に行
うことができる。
部材を基台のコンタクト部と対向する位置に形成された
突起により構成したことにより、この突起により金属配
線層のコンタクト部を持ち上げることが可能となり、簡
単な構成でコンタクト部を半導体装置の電極と接続させ
ることが可能となる。
層に位置決め孔を形成すると共に、位置決め孔に係合す
ることにより基台に対して絶縁層の位置決めを行う位置
決め部材を基台に配設したことにより、位置決め部材を
位置決め孔に係合させるだけの簡単な処理で、基台に形
成された突起と狭ピッチ化されたコンタクト部との位置
決めを高精度に行うことができる。
認識手段を用い、絶縁層に配設された第1の位置認識部
材と基台に配設された第2の位置決め部材を位置合わせ
し、これにより基台に対し絶縁層の位置決めを行う構成
としたことにより、基台に形成された突起と狭ピッチ化
されたコンタクト部との位置決めを更に高精度に行うこ
とができる。
タクト部の先端部に先鋭部を形成したことにより、コン
タクト部が半導体装置の電極に接触する際、コンタクト
部の先端部に形成された先鋭部は最初に電極と接触し、
電極表面に形成されている酸化膜を破る。よって、コン
タクト部は酸化膜ではなく、コンタクト部自体に確実に
接続することとなり、安定した電気的接続が可能とな
る。
として多層配線基板を用いると共に、この多層配線基板
に形成された内部配線と金属配線層とが電気的に接続さ
れる構成としたことにより、金属配線層からの電気信号
を多層配線基板を経由して外部端子にファンアウトする
ことができるため、金属配線層のパターン形成に自由度
を持たせることが可能となる。
が配設される側の面と反対側の面に抵抗,ヒューズ,或
いはバーンイン専用回路(分周回路等)等の電子素子を
配設することが可能となる。更に、内部配線をグランド
層として用いることにより、ノイズ対策を行うことも可
能となる。また、請求項8記載の発明によれば、変形付
勢部材を導電性材料により形成し、多層配線基板に形成
された内部配線と金属配線層とを変形付勢部材を介して
電気的に接続する構成としたことにより、金属配線層を
絶縁層上でパターン形成する必要はなくなり、多層配線
基板に形成された内部配線を用いて配線の引き廻しを行
うことが可能となる。よって、絶縁膜上で金属配線層の
引き廻しを行う構成に比べて無駄な配線引回しが要らな
くなり、配線スペースの省スペース化及びコンタクト部
の狭ピッチ化を図ることができる。
配線とを変形付勢部材を介して直接的に接続することが
できるため、配線の引き廻し長さの短縮を図ることがで
き、より高速な半導体装置の試験に対応することが可能
となる。更に、請求項9記載の発明によれば、基台の熱
膨張係数を半導体装置の熱膨張係数と整合させたことに
より、高温加熱時のコンタクト部と半導体装置の電極と
の位置ズレを極小化することが可能となり、環境温度に
拘わらず信頼性の高い接続を維持させることができる。
て図面と共に説明する。図1及び図2は、本発明の第1
実施例である半導体装置用コンタクタ10Aを示してい
る。図1は半導体装置用コンタクタ10Aの構成を説明
するための図であり、また図2は半導体装置用コンタク
タ10Aの製造方法を説明するための図である。
タクタ10Aは、大略すると金属配線層11,コンタク
ト部12,絶縁層13,プレート15(基台),及び突
起部16A(変形付勢部材)等により構成されている。
この半導体装置用コンタクタ10Aは、半導体装置17
を試験する試験装置に組み込まれると共に、半導体装置
17に設けられている電極18と電気的に接続し、所定
の試験を行うものである。
は銅合金等の弾性変形可能な材質よりなる薄膜状の導電
性金属層である。この金属配線層11は所定のパターン
を有して、絶縁層13の上面に形成されている。また、
金属配線層11の一部には、後述するコンタクト部12
が一体的に形成されている。絶縁層13は、例えばポリ
イミド(PI)等の絶縁性樹脂よりなるシート状樹脂膜
である。前記の金属配線層11は、この絶縁層13の上
部にパターン形成されており、従って金属配線層11は
絶縁層13に支持され構成となっている。また、絶縁層
13上への金属配線層11のパターン形成は、フレキシ
ブル基板の製造技術等を応用することが可能であるた
め、容易かつ低コストで行うことができる。更に、絶縁
層13のコンタクト部12と対向する位置には、開口部
14が形成されている。
基台であり、前記したシート状樹脂膜よりなる絶縁層1
3を支持する機能を奏するものである。そのままの状態
では可撓してしまう絶縁層13は、プレート15に支持
されることにより、平面性を維持することとなる。コン
タクト部12は、弾性変形可能な金属よりなる金属配線
層11に一体的に形成されており、またその形成位置は
半導体装置17に配設された電極18の位置と対向する
位置に設定されている。また、絶縁層13のコンタクト
部12と対向する位置には、開口部14が形成されてい
る。このため、コンタクト部12は開口部14内におい
て片持ち梁状に支持された構成となっており、従ってコ
ンタクト部12は開口部14内において弾性変形可能な
構成となっている。
う配設されており、コンタクト部12を金属配線層11
の延在面(水平方向に延在する面)から電極部17側に
向け(図中矢印Xで示す方向に向け)突出するよう弾性
変形させる機能を奏するものである。従って、突起部1
6Aの高さは、少なくとも絶縁層13の厚さよりも大き
くなるよう設定されている。
突起部16Aを形成した構成としている。この突起部1
6Aは、金属(例えば、金、パラジウム、ニッケル等)
により形成することも、また樹脂(例えば、ポリイミ
ド,エポキシ等)により形成することも可能である。金
属により突起部16Aを形成する方法としては、例えば
メッキ法やワイヤボンディング法等を用いることができ
る。また、樹脂により突起部16Aを形成する方法とし
ては、例えぱポッティング法等を用いることができる。
合には、狭ピッチのパターン形成や多ピン化された半導
体装置17に適用する際、突起部16Aを接着等で各々
形成する構成に比べて高精度な製造が可能となる。ま
た、ワイヤボンディング法により突起部16Aを形成し
た場合には、既存のワイヤボンダーを使用することがで
きるため、突起部16Aを安価に形成することができ
る。また、少量の生産にもフレキシブルに対応が可能で
ある。
を形成した場合には、やはり簡単な設備で突起部16A
を形成できるためコストの低減を図ることができ、更に
少量の生産にもフレキシブルに対応することが可能とな
る。続いて、図2を用いて、上記構成とされた半導体装
置用コンタクタ10Aの製造方法について説明する。半
導体装置用コンタクタ10Aを形成するには、先ず絶縁
層13となる絶縁性樹脂シートの上面に金属配線層11
を所定のパターンで形成すると共に、絶縁層13のコン
タクト部12と対向する位置に開口部14を形成する。
この開口部14は、例えばレーザ加工を用いることによ
り形成することができる。
より、コンタクト部12の下面は絶縁層13から露出し
た状態となる。続いて、コンタクト部12の下面に突起
部16Aを上記した各方法のいずれかを用いて形成す
る。このようにコンタクト部1及び突起部16Aを形成
すると、続いてこの絶縁層13をプレート15の上部に
位置させる。図2(A)は、この状態を示している。
示せず)を塗布した後、絶縁層13をプレート15に接
着する。この際、前記したように突起部16Aの高さは
絶縁層13の厚さよりも大きく設定されているため、突
起部16Aがプレート15と当接することにより、図2
(B)に示されるように、コンタクト部16は金属配線
層11の延在面から電極部17側に向け(図中矢印X方
向に向け)突出するよう弾性変形する。これにより、図
1に示す半導体装置用コンタクタ10Aが完成する。
ンタクト部12が図中矢印X方向に向け突出し、金属配
線層11から電極18(半導体装置17)に向け持ち上
がった状態となっている。このため、半導体装置17が
半導体装置用コンタクタ10Aに装着されると、コンタ
クト部12は押圧されることにより弾性変形しつつ電極
18と接続するたこととなる。
バラツキがあっても、コンタクト部12が弾性変形する
ことによりこの高さバラツキを吸収することができ、従
って高い信頼性をもって半導体装置17と半導体装置用
コンタクタ10Aとを接続することができる。また、上
記のように半導体装置17が半導体装置用コンタクタ1
0Aに装着される際、コンタクト部12は弾性変形しつ
つ電極17と接続する。この電極17の表面には、半導
体装置17の製造工程において実施される加熱処理によ
り、また空気に接触すること等により、表面に酸化膜が
形成されている場合がある。通常、この酸化膜は電気的
導通性が悪く、この酸化膜の存在により試験特性が劣化
することが知られている。
クタ10Aでは、装着時にコンタクト部12は弾性変形
に伴い電極18上を摺動するため、電極18に対してワ
イピングを行うこととなる。よって、このワイピングに
よる電極18の表面に形成されている酸化膜は除去さ
れ、コンタクト部12は電極18自体と接続することと
なる。このため、コンタクト部12と電極18との安定
した接触を維持することが可能となり、半導体試験の信
頼性を向上させることができる。
てコンタクト部12を矢印X方向に変形付勢する構成と
しているため、簡単な構成でコンタクト部12と電極と
を確実に接続させることが可能となる。また、先に図1
0(A)に示したポゴピン4を用いた従来の半導体装置
用コンタクタ1Aに比べて部品点数の削減を図ることが
でき、これに伴いコスト低減を図ることができる。
直接形成されるため、突起部16Aをコンタクト部12
以外の部位に配設した場合に必要となるコンタクト部1
2と突起部16Aとの位置決めが不要となるため、突起
部16Aの形成を容易に行うことができる。この効果
は、特にコンタクト部12が狭ピッチ化された場合に有
利となる。
置用コンタクタについて説明する。図3は、第2実施例
である半導体装置用コンタクタ10Bの構成及び製造方
法を説明するための図である。尚、図3において、図1
及び図2を用いて説明した第1実施例に係る半導体装置
用コンタクタ10Aの構成と同一構成については、同一
符号を付してその説明を省略する。また、後に説明する
各実施例についても同様とする。
ンタクタ10Aは、突起部16Aをコンタクト部12に
形成した構成とした。これに対し、本実施例に係る半導
体装置用コンタクタ10Bは、図3(B)に示すよう
に、突起部16Bをプレート15に形成したことを特徴
とするものである。突起部16Bは、第1実施例と同様
に金属或いは樹脂等により形成することができ、またそ
の形成方法としては上記した各方法を適用することがで
きる。また、突起部16Bの高さは絶縁膜13の厚さよ
りも大きく設定されている。
するには、図3(A)に示されるように、コンタクト部
12を有する金属膜11が形成された絶縁層13と、突
起部16Bが形成されたプレート15とを対向させる。
この際、コンタクト部12と突起部16Bとが対向する
よう、絶縁層13とプレート15との位置決め処理が行
われる。また、予めプレート15の絶縁層13との対向
面、或いは絶縁層13のプレート15との対向面には接
着剤を塗布しておく。
しつつ、絶縁層13をプレート15に接着する。前記の
ように、本実施例においても、突起部16Aの高さは絶
縁層13の厚さよりも大きく設定されている。このた
め、突起部16Aがコンタクト部12プレート15と当
接することにより、コンタクト部16は金属配線層11
の延在面から電極部17側に向け(図中矢印X方向に向
け)突出するよう弾性変形し、これにより図3(B)に
示す半導体装置用コンタクタ10Bが完成する。
0Bにおいても、前記した第1実施例に係る半導体装置
用コンタクタ10Aと同様に、コンタクト部12は弾性
変形可能な構成となっているため、半導体装置17の電
極18の高さバラツキをコンタクト部12が弾性変形す
ることにより吸収することができ、従って高い信頼性を
もって半導体装置17と半導体装置用コンタクタ10B
とを接続することができる。
タクタ10Bに装着する際、コンタクト部12は電極1
8に対してワイピングを行うため、コンタクト部12と
電極18との安定した接触を維持することが可能とな
る。また、突起部16Aを用いてコンタクト部12を矢
印X方向に変形付勢する構成としているため、簡単な構
成でコンタクト部12と電極とを確実に接続させること
ができる。
半導体装置用コンタクタ10Bでは、突起部16Bがプ
レート15に設けられているため、絶縁層13をプレー
ト15に配設する際、コンタクト部12と突起部16B
とを高精度に位置決めする必要がある。図4乃至図6
は、コンタクト部12と突起部16Bとを高精度に位置
決めする位置決め機構を設けた、第3乃至第5実施例に
係る半導体装置用コンタクタ10C〜10Eを示してい
る。
タ10C,10Dは、位置合わせ精度が比較的ラフな場
合(例えば0.05mm以上の位置合わせ精度)に用いられる
位置決め機構を有したものである。図4に示す半導体装
置用コンタクタ10Cでは、絶縁基板13に形成された
第1の位置決め孔19と、プレート15に形成された第
2の位置決め孔20と、この各位置決め孔19,20と
係合する位置決めピン21とにより位置決め機構を構成
している。そして、位置決めピン21を各位置決め孔1
9,20と係合するよう貫通させることにより、コンタ
クト部12と突起部16Bとの位置決めを行う構成とさ
れている。
10Dでは、絶縁基板13に形成された位置決め孔22
と、プレート15に形成された位置決め突起23とによ
り位置決め機構を構成している。そして、位置決め突起
23を位置決め孔22に係合させることにより、コンタ
クト部12と突起部16Bとの位置決めを行う構成とさ
れている。
タクタ10C,10Dによれば、単に位置決めピン21
を各位置決め孔19,20に係合させるだけの処理によ
り、また単に位置決め突起23を位置決め孔22に係合
させるだけの処理により、コンタクト部12と突起部1
6Bとの位置決めを行うことができる。よって、簡単な
構成、及び簡単な操作でコンタクト部12と突起部16
Bとの位置決めを確実に行うことができる。尚、上記の
各実施例において、各位置決め孔19〜222の形成
は、ドリル、プレス抜きの他にエッチング等により行う
ことができる。
10Eは、高精度の位置合わせが必要な場合(例えば0.
05mm以下の位置合わせ精度)に用いられる位置決め機構
を有したものである。本実施例に係る半導体装置用コン
タクタ10Eでは、絶縁基板13のプレート15と対向
する位置に配設された第1の位置認識部材24と、プレ
ート15の絶縁基板13と対向する位置に配設された第
2の位置認識部材25と、カメラ26及び図示しない撮
像認識装置(画像認識手段)とにより位置決め機構を構
成している。
位置認識部材24,25を認識し、各位置認識部材2
4,25が一致するよう絶縁層13とプレート15とを
位置決めすることにより、コンタクト部12と突起部1
6Bとの位置決めを行う構成とされている。尚、第1及
び第2の位置認識部材24,25は、十字形状やL字形
状の位置認識部材(マーク)を少なくとも2カ所以上に
形成する必要がある。また、この第1及び第2の位置認
識部材24,25としては、突起や金属配線層を用いる
ことができる。
示している。この図7に示す各変形例に係るコンタクト
部12A〜12Cは、何れもその先端部に先鋭部を形成
することにより、半導体装置17の電極18に対するワ
イピング効果を向上させたものである。図7(A)に示
すコンタクト部12Aは、その先端部に先鋭部として切
っ先部27Aを形成したことを特徴とするものである。
このように、コンタクト部12Aの先端部に切っ先部2
7Aを形成し鋭く尖らせることにより、半導体装置17
の電極18に対し、切っ先部27Aを突き刺したり、摺
動時において酸化膜を確実に破ることができ、コンタク
ト部12Aと電極18との安定した接続が可能となる。
尚、切っ先部27Aは、例えばエッチング等を用いて形
成することができる。
その先端部に先鋭部として鋸歯部27Bを形成したこと
を特徴とするものである。このように、コンタクト部1
2Aの先端部に鋸歯部27Bを形成し多数の切っ先部を
有した構成とすることにより、半導体装置17の電極1
8に対し、摺動時において複数箇所で酸化膜を破ること
ができ、コンタクト部12Aと電極18とのより安定し
た接続が可能となる。尚、この鋸歯部27Bもエッチン
グ等を用いて形成することができる。
その先端部に先鋭部として突起電極27Cを形成したこ
とを特徴とするものである。このように、コンタクト部
12Aの先端部に突起電極27Cを形成することによ
り、接続状態において突起電極27Cは電極18に突き
刺さった状態となる。よって、電極18に形成された酸
化膜を確実に破ることができ、コンタクト部12Aと電
極18とのより安定した接続が可能となる。
を利用して形成されるスタッドバンプにより構成するこ
とができ、その高さとしては例えば10〜150μmと
するのが適当である。また、図7(C)に示す例では、
一つの突起電極27Cを形成した例を示したが、突起電
極を複数個形成した構成としてもよい。次に、本発明の
第6実施例に係る半導体装置用コンタクタについて説明
する。
ンタクタ10Fを示している。本実施例に係る半導体装
置用コンタクタ10Fは、上記した各実施例に係る半導
体装置用コンタクタ10A〜10Eで用いていたプレー
ト15に代えて、多層配線基板28を用いたことを特徴
とするものである。また、本実施例で用いる突起部16
Aは、導電性金属により形成されている。
の絶縁部材よりなり、上面に所定のパターンで形成され
た内部配線層30を有する絶縁基板層29を複数枚積層
し焼結した構成とされている。従って、多層配線基板2
8は所定の強度を有しており、よって絶縁層13を支持
する部材として用いることができる。また、絶縁層13
に形成された開口部14と対向する位置には、内部配線
層30が形成されており、かつ上記のように突起部16
Aは導電性金属により形成されているため、金属配線層
11は、コンタクト部12及び突起部16Aを介して多
層配線基板28の内部配線30と電気的に接続した構成
となっている。
1からの電気信号を多層配線基板28を経由して、多層
配線基板28の下面に形成された外部端子32にファン
アウトすることが可能となり、金属配線層11のパター
ン形成に自由度を持たせることが可能となる。また、多
層配線基板28を用いることにより、金属配線層11が
配設される側の面(上面)と反対側の面(背面)に抵
抗,ヒューズ,或いはバーンイン専用回路(分周回路
等)等の電子素子31を配設することが可能となる。こ
のため、半導体装置用コンタクタ10Fを能動素子して
使用することができる。更に、内部配線30の内、所定
のものをいわゆるベタ層として形成すると共に接地する
ことにより、この内部配線30をグランド層として用い
ることが可能となり、ノイズ対策を行うことも可能とな
る。
配線基板28の内部配線層30との電気的な接続をコン
タクト部12を押し上げる突起部16Aを利用して行っ
ているため、配線全体の引回しを短くすることができ、
より高速な半導体装置17の試験に対応することが可能
となる。尚、突起部16Aに代え、コンタクト部12と
内部配線層30との間に異方性導電シートを挟む構成と
してもよい。
熱膨張係数が半導体装置17の熱膨張係数と略等しくな
るよう、多層配線基板28の材質を選定している。この
ように、多層配線基板28の熱膨張係数と半導体装置1
7の熱膨張係数とを整合させることにより、高温加熱時
のコンタクト部12と半導体装置17の電極18との位
置ズレを極小化することが可能となり、環境温度に拘わ
らず高い信頼性の接続を維持させることができる。
する場合、多層配線基板28の材質に熱膨張係数が3P
PM/℃程度のセラミックを用いることで、ほぼウェー
ハと同じ熱膨張となり高温時の位置ズレが無くなり、安
定したコンタクトが可能となる。次に、本発明の第7実
施例に係る半導体装置用コンタクタについて説明する。
ンタクタ10Gを示している。図9(A)は半導体装置
用コンタクタ10Gの平面図であり、図9(B)は半導
体装置用コンタクタ10Gの断面図である。本実施例に
係る半導体装置用コンタクタ10Gは、上記した第6実
施例に係る半導体装置用コンタクタ10Fに類似した構
成を有するが、第6実施例に係る半導体装置用コンタク
タ10Fが絶縁層13上に金属配線層11をパターン形
成していたのに対し、本実施例に係る半導体装置用コン
タクタ10Gは絶縁層13上にコンタクト部12Dのみ
を複数個配設したことを特徴とするものである。
よりなる突起部16Aにより多層配線基板28の内部配
線層30と接続されている。即ち、本実施例では配線の
引き廻し(ファンアウト)を全て多層配線基板28に設
けられた内部配線層30により行っている。上記構成と
することにより、絶縁層13上に金属配線層11の引き
廻しを行う必要がなくなり、各コンタクト部12Dを更
に狭ピッチに配設することが可能となる。よって、半導
体装置17が高密度化し電極18のピッチが狭ピッチ化
しても、これに対し十分対応することができる。
種々の効果を実現することがてきる。請求項1記載の発
明によれば、半導体装置の電極に高さバラツキがあって
も、コンタクト部が弾性変形することによりこの高さバ
ラツキを吸収することができ、従って高い信頼性をもっ
て半導体装置と半導体装置用コンタクタとを接続するこ
とができる。
動するため、半導体装置の電極に対してワイピングが可
能となり、安定した接触を維持することができる。ま
た、請求項2記載の発明によれば、突起により金属配線
層のコンタクト部を持ち上げることができるため、簡単
な構成でコンタクト部を半導体装置の電極と接続させる
ことが可能となる。
れるため、突起部を他の部位に配設した構成に比べて狭
ピッチ化されたコンタクト部と突起部との位置決めが不
要となるため、突起部の形成を容易に行うことができ
る。また、請求項3の発明によれば、突起により金属配
線層のコンタクト部を持ち上げることができるため、簡
単な構成でコンタクト部を半導体装置の電極と接続させ
ることが可能となる。
決め部材を位置決め孔に係合させるだけの簡単な処理
で、基台に形成された突起と狭ピッチ化されたコンタク
ト部との位置決めを高精度に行うことができる。また、
請求項5記載の発明によれば、基台に形成された突起と
狭ピッチ化されたコンタクト部との位置決めを更に高精
度に行うことができる。
タクト部が半導体装置の電極に接触する際、コンタクト
部の先端部に形成された先鋭部は最初に電極と接触して
電極表面に形成されている酸化膜を破るため、コンタク
ト部をコンタクト部自体に確実に接続することとなり、
安定した電気的接続が可能となる。また、請求項7記載
の発明によれば、金属配線層からの電気信号を多層配線
基板を経由して外部端子にファンアウトすることができ
るため、金属配線層のパターン形成に自由度を持たせる
ことが可能となる。
配線層を絶縁層上でパターン形成する必要はなくなり、
多層配線基板に形成された内部配線を用いて配線の引き
廻しを行うことが可能となるため、絶縁膜上で金属配線
層の引き廻しを行う構成に比べて無駄な配線引回しが要
らなくなり、配線スペースの省スペース化及びコンタク
ト部の狭ピッチ化を図ることができる。
配線とを変形付勢部材を介して直接的に接続することが
できるため、配線の引き廻し長さの短縮を図ることがで
き、より高速な半導体装置の試験に対応することが可能
となる。更に、請求項9記載の発明によれば、高温加熱
時のコンタクト部と半導体装置の電極との位置ズレを極
小化することが可能となり、環境温度に拘わらず信頼性
の高い接続を維持させることができる。
クタの断面図である。
クタの組み立て方法を説明するための図である。
クタの構成及び組み立て方法を説明するための図であ
る。
クタの構成及び絶縁層とプレートとの位置決め方法を説
明するための図である。
クタの構成及び絶縁層とプレートとの位置決め方法を説
明するための図である。
クタの構成及び絶縁層とプレートとの位置決め方法を説
明するための図である。
る。
クタの断面図である。
クタを説明するための図であり、(A)は平面図、
(B)は断面図である。
するための断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 被接続体となる半導体装置に配設された
電極と電気的に接続される半導体装置用コンタクタにお
いて、 前記電極部と対向する位置に弾性変形可能なコンタクト
部が形成されてなる金属配線層と、 前記金属配線層が前記半導体装置と対向する最上面に形
成されており、かつ前記コンタクト部と対向する位置に
開口部が形成されてなる絶縁層と、 前記絶縁層を支持する基台と、 前記開口部内に配設されており、前記コンタクト部を前
記金属配線層の延在面から前記電極部側に向け突出する
よう弾性変形させる変形付勢部材とを設けたことを特徴
とする半導体装置用コンタクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置用コンタクタ
において、 前記変形付勢部材は、前記コンタクト部の前記絶縁層と
対向する位置に形成された突起であることを特徴とする
半導体装置用コンタクタ。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置用コンタクタ
において、 前記変形付勢部材は、前記基台の前記コンタクト部と対
向する位置に形成された突起であることを特徴とする半
導体装置用コンタクタ。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置用コンタクタ
において、 前記絶縁層に位置決め孔を形成すると共に、前記基台に
前記位置決め孔に係合することにより、前記基台に対し
前記絶縁層の位置決めを行う位置決め部材を配設したこ
とを特徴とする半導体装置用コンタクタ。 - 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置用コンタクタ
において、 前記絶縁層に第1の位置認識部材を配設すると共に、前
記基台に前記第1の位置認識部材に対応する第2の位置
認識部材を配設し、 画像認識手段を用いて前記第1及び第2の位置決め部材
を位置合わせすることにより、前記基台に対し前記絶縁
層の位置決めを行う構成としたことを特徴とする半導体
装置用コンタクタ。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の半導
体装置用コンタクタにおいて、 前記コンタクト部の先端部に先鋭部を形成したことを特
徴とする半導体装置用コンタクタ。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の半導
体装置用コンタクタにおいて、 前記基台として多層配線基板を用いると共に、前記多層
配線基板に形成された内部配線と前記金属配線層が電気
的に接続される構成としたことを特徴とする半導体装置
用コンタクタ。 - 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置用コンタクタ
において、 前記変形付勢部材を導電性材料により形成し、前記多層
配線基板に形成された内部配線と前記金属配線層とを前
記変形付勢部材を介して電気的に接続する構成としたこ
とを特徴とする半導体装置用コンタクタ。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導
体装置用コンタクタにおいて、 前記基台の材質として、該基台の熱膨張係数が前記半導
体装置の熱膨張係数と同等となるものを使用したことを
特徴とする半導体装置用コンタクタ。
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