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JPH11242040A - 注入装置 - Google Patents

注入装置

Info

Publication number
JPH11242040A
JPH11242040A JP4367598A JP4367598A JPH11242040A JP H11242040 A JPH11242040 A JP H11242040A JP 4367598 A JP4367598 A JP 4367598A JP 4367598 A JP4367598 A JP 4367598A JP H11242040 A JPH11242040 A JP H11242040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syringe
plunger
bubbles
reagent
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4367598A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunji Inami
淳史 稲実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP4367598A priority Critical patent/JPH11242040A/ja
Publication of JPH11242040A publication Critical patent/JPH11242040A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンジ内に気泡が混入した場合でも容易に
除去できるようにした注入装置を提供する。 【解決手段】 プランジャチップ6に気泡除去のための
振動機構8を備えたシリンジ1を用いて注入動作をする
ことにより、たとえシリンジ1内のプランジャーチップ
6に気泡が混入してもプランジャーチップ6自身を振動
させることにより気泡除去を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動化学分析装置等
の注入装置に関し、さらに詳細には微量分注を行う場合
に適した注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動化学分析装置では、試料の分注を行
うことがあり、一般に吸引ポンプとして機能するシリン
ジに連接されたニードルを試料中に挿入して所定量の試
料を吸引・吐出する分注装置が広く使用されている。特
に最近は、注入の微量化、高精度化への要求が高まって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液体をシリンジ内に吸
引した際に、気泡がシリンジ内に混入する場合がある。
また、液体を吸引する前から存在する空気等が残留する
場合がある。これらは注入量の精度に悪影響を及ぼすこ
ととなるので、除去する必要がある。
【0004】一般に、シリンジ内に混入した気泡や残留
空気の大部分はプランジャーの吸引・吐出動作を繰り返
すことにより除去することができるので、従来は必要に
応じて吸引・吐出動作を繰り返していた。しかし、完全
に除去するためには数回吸引・吐出動作を繰り返す必要
があり、煩雑であるとともに、処理時間の短縮化のため
の障害となっていた。
【0005】また、さらに重要な問題として気泡等がプ
ランジャー表面に付着した場合はプランジャー自身の吸
引・吐出動作によっても除去することが困難であり、有
効な除去方法がなかった。
【0006】そこで、本発明は簡単にシリンジ内の気泡
等が除去できるとともに、たとえプランジャー自身に気
泡等が付着してもこれを完全に除去することができる注
入装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明の注入装置は、プランジャ部分に気泡
除去のための振動機構を有するシリンジを用いたことを
特徴とする。本発明によれば、プランジャー部分に振動
機構が設けられているので、これを作動させることによ
りシリンジ内の気泡等は振動の影響により除去される。
また、たとえプランジャー表面に気泡が付着したとして
もプランジャー自身が振動することにより、気泡はプラ
ンジャー表面から容易に離脱される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例である分
注装置の構成図を示す。本図において1はシリンジであ
り、2は流路を切換えるための切換バルブ、3は液体を
容器等に吸引・吐出するためのニードル、4は試薬ビ
ン、5は試薬である。
【0009】また、6はシリンジ1内で摺動するプラン
ジャーチップ、7はプランジャーチップに接続されるプ
ランジャーであり、図示しない駆動機構によりシリンジ
軸方向に動くことができるようにしてある。8はプラン
ジャーチップに埋め込まれた超音波振動子であり、プラ
ンジャー7に設けられた内部空洞を通してコントローラ
9に配線接続されている。
【0010】次にこの分注装置の動作を説明する。 ま
ず最初に、切換バルブ2をシリンジ1と試薬ビン4とが
接続されるように設定し、この状態でプランジャー7を
作動させ、シリンジ1内に試薬5を吸引する。次に、切
換バルブ2をシリンジとニードル3とが接続されるよう
に設定し、この状態でプランジャー7を作動させ、シリ
ンジに吸引した試薬5をニードル3を介して複数の容器
に分注する。
【0011】このとき、何らかの原因によりシリンジ1
内に気泡が混入した場合に、プランジャーチップ6に取
り付けた超音波振動子8を駆動させる。これにより、シ
リンジ1内の気泡はただちにシリンジ1から除去するこ
とができる。特に、気泡がプランジャーチップ6に付着
した場合であっても、プランジャーチップ6自身が振動
するので、容易に付着している気泡が除去されるように
なる。
【0012】なお、試料吸引から試料吐出の動作の間、
常にプランジャーチップ6に取り付けた超音波振動子8
をあらかじめ駆動させておいてもよい。これにより、何
らかの原因によりシリンジ1内に気泡等が混入したとし
てもただちにシリンジ内から除去されてしまうので、シ
リンジ内への気泡付着を予防することができる。
【0013】なお、本発明は、分注装置に限らず、液体
をシリンジにより定量して注入するような装置であれば
適用できる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、プランジャー部分に超
音波振動子を設けたので、シリンジ内に気泡等が混入し
ても、超音波振動子を駆動させることにより、容易に気
泡を除去することができる。特に、プランジャー自身に
気泡が付着した場合でも、簡単に気泡を除去することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である分注装置構成図。
【符号の説明】
1:シリンジ 2:切換バルブ 3:ニードル 4:試薬ビン 6:プランジャーチップ 7:プランジャー 8:超音波振動子 9:コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プランジャー部分に気泡除去のための振動
    機構を有するシリンジを用いて注入することを特徴とす
    る注入装置。
JP4367598A 1998-02-25 1998-02-25 注入装置 Pending JPH11242040A (ja)

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JP4367598A JPH11242040A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 注入装置

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JP4367598A JPH11242040A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 注入装置

Publications (1)

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JPH11242040A true JPH11242040A (ja) 1999-09-07

Family

ID=12670426

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JP4367598A Pending JPH11242040A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 注入装置

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