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JPH11239310A - リモートコントロール装置,テレビ受像機及び異常報知受信器 - Google Patents

リモートコントロール装置,テレビ受像機及び異常報知受信器

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Publication number
JPH11239310A
JPH11239310A JP10038486A JP3848698A JPH11239310A JP H11239310 A JPH11239310 A JP H11239310A JP 10038486 A JP10038486 A JP 10038486A JP 3848698 A JP3848698 A JP 3848698A JP H11239310 A JPH11239310 A JP H11239310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
television receiver
control signal
remote control
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10038486A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oguchi
孝 大口
Hitoshi Sato
均 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10038486A priority Critical patent/JPH11239310A/ja
Publication of JPH11239310A publication Critical patent/JPH11239310A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ受像機が設置されている環境条件に合
わせて周囲騒音に影響されないように音量レベルを自動
調整する。 【解決手段】 リモコン内にマイクロホン1からの音と
予め各種騒音データを記憶したメモリー6からのデータ
と比較し適切な音量レベルの制御信号を出力するためC
PU5及び光送信部9を備える。そして、そのマイクロ
ホン1で集音した音と同様にCPU5で室内の暗騒音を
比較し、室内環境に応じた音量調整、夜間昼間の音量調
整、室内に異常が発生したときに異常を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭内,事務所等に
設置されるテレビ受像機、そのテレビ受像機から離れた
ところでチャンネル切替等のリモート操作を行うリモー
トコントロール装置(以下、単にリモコンという)及び
リモコンからの制御信号にて動作する異常報知受信器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭内,事務所等に設置されて
いるテレビ受像機は、その殆どがリモコンでチャンネル
切替・音量調整・ステレオ切替・音声ミュート等の各種
機能を切替操作している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
受像機が設置されている環境条件、例えば騒音レベルの
非常に大きいような所では、リモコンを操作して音量を
大きく調整するなどして視聴している。また、通常番組
時とコマーシャル時とでは音量レベルがかなり異なり後
者の方が高いので、音量レベルを通常番組時に下げるた
めリモコンを操作している。
【0004】このようにテレビ受像機の環境条件や放送
内容により、その都度リモコンを操作して最適な音量レ
ベルにするという面倒さがあった。
【0005】本発明はこのようなリモコンによる操作を
かなり少なくし、テレビ受像機の環境条件に係わらず常
に最適な音量レベル調整ができるリモコンの提供を第1
の目的とする。
【0006】またリモコンからの制御信号により、テレ
ビ受像機の設置周辺における無人時の火災発生,侵入者
等に対する異常事態を内部あるいは外部へ連絡できるテ
レビ受像機や異常報知受信器の提供を第2,第3の目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記第1の目的
を達成するためのリモコンは、テレビ受像機のチャンネ
ル切替・音量調整・ステレオ切替・音声ミュート等の機
能を離れた場所からリモコンする装置において、前記リ
モコンに1個あるいは複数個のマイクロホンを有し、前
記マイクロホンからの音を予めメモリーに記憶された各
種データと比較し、前記テレビ受像機の音量レベルを最
適にする制御信号を出力するためのCPUを有する。
【0008】本発明の解決手段によれば、リモコンから
の制御信号によりテレビ受像機が設置された環境条件に
係わらず視聴者の最適な音量レベルで視聴することがで
き、リモコンの操作を必要としないという作用を有す
る。
【0009】また、本発明は上記第2の目的を達成する
ためのテレビ受像機は、前記リモコンからの異常制御信
号を検知する非常信号検知回路と、前記非常信号検知回
路の検知出力により警告動作する音声信号あるいは非常
信号を発生する警報回路を有する。
【0010】本発明の解決手段によれば、テレビ受像機
の設置されている無人時の火災発生や侵入者等の異常事
態に対し警報を発し安全対策を行うことができる。
【0011】また、本発明は上記第3の目的を達成する
ための異常報知受信器は前記リモコンからの異常制御信
号により動作し、内部あるいは外部へ異常警告信号を出
力するものである。
【0012】本発明によれば、異常報知受信器が動作し
て、テレビ受像機の設置場所が無人の場合の火災発生や
侵入者等に対し内部あるいは外部へ警報を発し安全対策
を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の1つは、リ
モコンに1個あるいは複数個のマイクロホンと、このマ
イクロホンからの音と予めメモリーに記憶された各種デ
ータと比較し、テレビ受像機の音量レベルを最適にする
制御信号を出力するCPUとを内蔵する。
【0014】また他の実施の形態の1つは、テレビ受像
機にリモコンからの異常制御信号を検知する非常信号検
知回路と、その検知回路からの検知出力により音声信号
あるいは非常信号を発生する警報回路を有する。
【0015】また他の実施の形態の1つは、テレビ受像
機の近辺に異常報知受信器を有し、リモコンからの異常
制御信号により内部あるいは外部へ異常警告信号を出力
する装置を有する。
【0016】以下、本発明の各実施の形態について図1
から図10を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるリモコンの構成図を示す。図1において、
1はリモコンの筐体に内蔵したマイクロホン、2はマイ
クロホン1で集音した音aを一定レベルまで増幅する増
幅器、3は前記増幅された音量レベルの音を特徴化する
ためのフィルター、4はフィルター3で特徴化された信
号をCPU5で処理できるようにするためのA/D変換
回路、前出のCPU5はマイクロホン1からの信号
(音)と予めメモリー6に記憶された各種データbと比
較し、テレビ受像機(図略)の音量レベルを最適にする
制御信号cを出力するものである。7は制御信号cが入
力されるバッファ、8は制御信号cを所定レベルまで増
幅する出力増幅器、9は制御信号cを光信号dに変換し
出力する光送信部である。なお、10はテレビチャンネ
ル切り替え等を行うテンキー/入力キーである。
【0018】次に動作を説明すると、図示せざるテレビ
受像機が設置されている環境条件による周囲雑音がマイ
クロホン1で集音される。この集音された信号音aで雑
音成分がフィルター3にて特徴化され、A/D変換回路
4からデジタル信号としてCPU5へ入力される。CP
U5はメモリー6に予め記憶された各種データbと比較
し、この雑音成分に対処する音量レベルになるような制
御信号cをバッファ7を介して光送信部9へ出力する。
光送信部9の発光ダイオードは制御信号cにて発光し、
その光信号dはテレビ受像機に入力され、テレビ受像機
の音量レベルが自動調整される。つまり、視聴者は外部
雑音レベルを注意しながらリモコンの入力キー10を操
作することなく最適な音量レベルで視聴できる。
【0019】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるリモコンの構成図を示し、これはマイクロ
ホン1を2個、リモコンの筐体に内蔵した場合である。
図2において、前記実施の形態(図1)と同じ機能のブ
ロックには同じ符号を付しその説明を省略する。
【0020】ここで、マイクロホン1a,1bの各系統
には図1と同様に増幅器2a,2b、フィルター3a,
3b、A/D変換回路4a,4bを有する。そして、各
フィルターの出力側に両方のマイクロホン1a,1bか
らの信号の差分を取るための差分増幅器11とその差分
増幅器の差分出力をデジタル信号とするA/D変換回路
12を有する。
【0021】次に動作を説明すると、CPU5は図示せ
ざるテレビ受像機を操作するためのテンキー/入力キー
10の信号及びマイクロホン1a,1bからの信号音a
の各デジタル信号と差分増幅器11からデジタル信号に
よる各種の情報から比較データを作るためメモリー6の
データと比較したり、メモリー6のデータに新たなデー
タを格納する。そして、CPU5は実施の形態1と同様
に雑音成分に対処する音量レベルになるように制御信号
cをバッファ7を介して光送信部9へ出力し、光信号d
にてテレビ受像機の音量レベルを最適に自動調整する。
つまり、少なくとも2個のマイクロホンでテレビ受像機
が設置されている環境条件による周囲雑音が集音される
ので、より適格な雑音対策と音量レベル調整対策が自動
的に行うことができ、リモコン操作の面倒が省略され
る。
【0022】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における通常番組時とコマーシャル時の可聴レベル
(1)と音量レベル(2)の関係を示す図である。
【0023】前記実施の形態1及び2で説明したよう
に、図1及び図2に示すところのリモコンに内蔵したC
PU5においてあらかじめ各種の音モードをメモリー6
に格納しているデータと比較し、リモコンが存在する場
所の音場を判断する。例えば、通常の番組であれば音楽
・アナウンサー・音声・音圧とあらゆる音を時間で見る
と無作為な音として図3(1)に示すようにマイクロホ
ン1を介してリモコンに入力される。つまり、テレビ受
像機の音声出力を一定とした場合である。
【0024】しかし、一方コマーシャルKには通常番組
Hの音声レベルより平均レベルAが高く、コマーシャル
Kの時間は15秒,30秒,45秒,60秒といずれか
の時間の中で行われる。
【0025】コマーシャルの特徴、すなわち通常番組H
より‘音声レベルが高い’‘時間が規定されている’等
をファクターとしてデータ化したデータとをCPU5で
認識し、コマーシャル時間のみの音量を制御する指示を
リモコンよりテレビ受像機に光信号dとして発信し制御
する。
【0026】その様子は図3(1)の例で示すように通
常番組HのレベルとコマーシャルKの時間とを検知し、
図3(2)に示すようにこのコマーシャル時間の音量レ
ベルをリモコンより通常番組と同様の音量レベルに設定
する。
【0027】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における通常番組時とコマーシャル時の音量レベル
の関係を示す図である。
【0028】前記実施の形態1及び2で説明したように
図1及び図2に示すところのリモコンに内蔵したCPU
5において予め各種の音モードをメモリー6に格納して
いるデータと比較し、リモコンが存在する場所の音場を
判断する。
【0029】本実施の形態4においては、前記実施の形
態3とは異なり図4に示すようにコマーシャルKの音量
は通常番組Hの音量より低下させる。これによりコマー
シャルの高音を避けてよりよい音場を作り出すことがで
きる。
【0030】(実施の形態5)上記各実施の形態1〜4
において、リモコンにマイクロホンを内蔵することで室
内の音を常に検知してテレビ受像機の音量を自動的に調
整することおよびコマーシャルの場合の音量制御につい
て説明した。
【0031】昼間の屋内にも外部の雑音は入り暗騒音レ
ベルを高くしている。視聴者にはわからなくてもそのレ
ベルと視聴するレベルの差を無意識に音量設定してい
る。
【0032】室内暗騒音から昼間に設定したテレビ音量
は夜間と異なるためそれぞれの時間で音量設定は異なる
ものである。
【0033】視聴者が昼間に定められたときの音量をセ
ットするとCPU5はこの室内の音量は雑音と比較した
S/Nレベルと判断して、そのテレビ受像機を動作させ
たときは前記マニュアルで定めた音声レベルにS/Nと
の関係で自動的に設定する。そのようにすると夜間は暗
騒音レベルは小さくなるので音量は小さくなる。但し家
族が多く集まり騒げば騒音は上昇するので音量も大きく
なる。
【0034】本実施の形態5では上記のような事情を考
慮して、次のように音量設定を行うものである。
【0035】図5は本実施の形態5における昼間と夜間
の暗騒音とテレビ受像機の音量変化の様子を示す図であ
る。これは、図5に示すように昼間と夜間の暗騒音レベ
ル(A)と(a)とのS/Nを一定に保持するようCP
U5からの指示で音量調整する。
【0036】暗騒音の検知はCPU内にあるタイマーと
電源を切って使用してないときの雑音レベルを検知する
ことで、その使用している屋内の暗騒音レベルのモデル
を造りCPUデータをメモリー6が記憶してこの動作を
行う。あるいは、テレビ受像機の音量が最小になるレベ
ルを検知して、そのときの時間と暗騒音をモデル化して
図6の暗騒音モデルのように24時間の使用環境での雑
音レベルをデータとして持つようにメモリー6に格納し
て室内の音量レベルの制御をこのモデルの雑音レベルに
対して一定のS/Nレベルを保持する最良に自動的に行
うデータベースとする。
【0037】図7は昼間と夜間の暗騒音が変化するよう
に暗騒音レベルモデル(1)と周波数特性モデル(2)
を示す。暗騒音レベルモデル(1)から夜間は広域特性
を落し、昼間では広域特性を上げるような特性となるの
が一般的である。低域は室内に冷蔵庫等のモーター音あ
るいは住宅地の環境が異なるため一般的に論議できな
い、しかし夜間は近所への騒音を考えると低域は上げな
い方が良い。
【0038】これらの特性はCPUのソフトでどのよう
にもすることができるので、都市部,郊外部,農村部等
のモデルを造りその地域に合わせた設定をできるように
もする。
【0039】リモコンは室内の環境を常に監視するシス
テムとしても使用できる。例えば夜間に人が歩けば暗騒
音との差でテレビ受像機を起動させブラウン管の明るさ
で室内を明るくし、真っ暗な中に急に入ってきて家具に
ぶるかるようなこともない。
【0040】(実施の形態6)図8は本発明の実施の形
態6におけるリモコンにより制御されるテレビ受像機の
構成を示すブロック図である。図8において、(1)は
既存のテレビ受像回路部であり、アンテナ13で受信さ
れたテレビ受像信号はテレビ受信部14で受信後、その
受信画像は映像増幅回路15,映像ドライブ回路16を
経てブラウン管17に映し出される。一方、上記受信画
像の音声信号は音声検波回路18で検波され、ステレオ
化回路19で分岐された後、音量調整回路20a,20
b、適合調整回路21a,21bを経て出力回路22に
て所要の音声出力となし、左右のスピーカ23a,23
bから音声が放出される。なお、テレビ受信部14と後
述するデジタル処理回路27の間にはシンセサイザー2
6が接続されシンセサイザー26でチャンネル切り替え
を行う。以上の構成,動作は従来と同様である。
【0041】次に(2)は本実施の形態6で付加された
警報回路部であり、24は図示せざるリモコンからの異
常制御信号を受信するための光受信部、25はその光受
信部24で受信した異常制御信号を検波増幅する回路、
27はデジタル処理回路、28は比較処理回路、29及
び30はD/Aフィルター、31は非常信号検知回路、
32は音声合成・非常信号発生回路、33は増幅回路、
34は外部スピーカーであり、これらブロック31〜3
4により非常信号検知及び警報回路を構成する。
【0042】次に動作を説明すると、図示せざるリモコ
ンから出力された通常のチャンネル切り替えの場合の制
御信号は、光受信部24で受信し検波増幅回路25で検
波増幅後、デジタル処理回路27でデジタル処理されシ
ンセサイザー26でチャンネル切り替えを行う、もしリ
モコンが周囲雑音以外の異常音を集音した場合は、リモ
コンに内蔵のCPUがメモリーに記憶した異常モードデ
ータと比較し、異常発生と判断して異常制御信号を出力
する。
【0043】この異常制御信号(光信号)は光受信部2
4で受信後、検波増幅回路25で検波され必要なレベル
までに増幅されデジタル処理回路27に入力される。そ
して、デジタル処理回路27でデジタル化された異常制
御信号は比較処理回路28に入力され、その1つは音質
調整等のためD/Aフィルター29及び30を介して音
量調整回路20a,20b及び適合調整回路21a,2
1bの動作を制御する。ここでの調整は夜間,昼間の暗
騒音に対応した周波数特性の調整等を行う。
【0044】また、他の1つは比較処理回路28でデジ
タル化された異常制御信号は非常信号検知回路31に入
力される。ここで非常信号であると判断されると、音声
合成・非常信号発生回路32にて警報音もしくは人間の
疑似音(音声合成)を発生し増幅回路33にて所要レベ
ルまで増幅し外部スピーカー34にて放声する。なお、
この外部スピーカーはテレビ受像機の所在地もしくは人
が常時居住するような別の所に設置することで、異常緊
急時には効果的である。
【0045】(実施の形態7)図9および図10は本発
明の実施の形態7におけるテレビ受像システムの構成を
示す正面概略図及びその側面概略図である。図9及び図
10に示すようにテレビ受像機35には外部スピーカー
34が外設される。このテレビ受像機35の周辺にはイ
ンターホン回線36に接続されたインターホン装置37
及びスピーカー38,外部インターフェース39を有す
る異常報知受信機40が配備される。また、テレビ受像
機35,インターホン装置37及び異常報知受信機40
に対する制御信号(異常制御信号)としての光信号42
を出力するリモコン41が配置され、このリモコンには
周囲音響レベル検知マイク41a,チャンネル切替スイ
ッチ41b及びテレビ機能切替スイッチ等41cを有す
る。
【0046】次に動作を説明すると、リモコン41の周
囲音響レベル検知マイク41aが周囲音を検知する。こ
こで、テレビ受像機35が置かれている環境、つまりリ
モコン41の環境において異常がある。例えば、火災等
が発生したり、侵入者が入った場合はリモコン内のCP
Uは、その火災特有の異常音や侵入者特有の異常音を予
めリモコン41のメモリーに記憶した異常モードデータ
と比較し異常発生と判断し異常制御信号を光信号42と
して出力する。
【0047】これによって、前記実施の形態6(図8)
で説明した非常信号検知及び警報回路からの出力により
外部スピーカー34からの警報で異常を知らせる。ま
た、光信号42によりインターホン回線36に接続され
たインターホン装置37へ異常を知らせる。さらに、光
信号42により異常報知受信機40が動作し、外部イン
ターフェース39により外部電話へ発呼、あるいはセキ
ュリティー会社の専用回線あるいはパソコンへ接続し
て、異常事態を知らせたり、スピーカー38で知らせる
ことができる。
【0048】以上の各実施の形態において特に説明を加
えていないが、次のような機能を付加することができ
る。
【0049】(1)テレビ受像機を動作させた状態にお
いて、テレビを楽しんでいる間に寝てしまい、室内の騒
音レベルが一定になったことを感知してテレビ受像機の
電源を切る制御信号をリモコンから発信し電源を切る機
能。
【0050】(2)リモコンはユーザーの側にあるため
リモコンに向かってチャンネル番号等、音量上げ,音量
下げる等を音声で指示する変換回路を備えることで、テ
レビ受像機を制御することができる機能。そのためには
音声判別ソフトをインストールしておくことにより動作
させる。
【0051】(3)昼間及び夜間では暗騒音の周波数特
性が異なるので、昼間・夜間との暗騒音特性に対応した
周波数特性を自動的に調整するようにする機能。ここ
で、重要なデータベースである室内の暗騒音を検知する
方法としてはテレビ受像機が動作していないときに内部
にあるタイマーと連動させて、それぞれの時刻の雑音レ
ベルを記憶して24時間の使用環境での雑音レベルをデ
ータとして持つようにし、図7に例示するような暗騒音
データモデル及び周波数特性モデルを作る。
【0052】このデータをベースとしてテレビ使用環境
で一定のS/Nの状態でテレビ音量が出るようにリモコ
ンから音量データを逐次テレビ受像機に指示する。こう
することで、視聴者は何の操作もしなくても適正な音量
で視聴することができる。
【0053】またテレビを使用していないときにデータ
を作り記憶しておくこととは別に視聴中にリアルタイム
にデータを作るようにするには、図2に例示するように
2個のマイクロホンを用意し、同時にテレビの音を集音
しテレビの音をキャンセルした音声信号を室内の暗騒音
としてデータベースとする。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リモコン
装置に1個あるいは複数個のマイクロホンを有し、前記
マイクロホンからの音を予めメモリーに記憶された各種
データと比較し、前記テレビ受像機の音量レベルを最適
にする制御信号を出力するためのCPUを有する。
【0055】これらにより、リモコンからの制御信号に
よりテレビ受像機が設置された環境条件に係わらず視聴
者の最適な音量レベルで視聴することができ、リモコン
の操作を必要としない。
【0056】また、テレビ受像機は、リモコン装置から
の異常制御信号を検知する非常信号検知回路と、前記非
常信号検知回路の検知出力により警告動作する音声信号
あるいは非常信号を発生する警報回路を有することによ
りテレビ受像機の設置されている無人時の火災発生や侵
入者等の異常事態に対し警報を発し安全対策を行うこと
ができる。
【0057】また異常報知受信器は、リモコン装置から
の異常制御信号により動作し、内部あるいは外部へ異常
警告信号を出力するものであるので、テレビ受像機の設
置場所が無人の場合の火災発生や侵入者等に対し内部あ
るいは外部へ警報を発し安全対策を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるリモコンの構成
【図2】本発明の実施の形態2におけるリモコンの構成
【図3】本発明の実施の形態3における通常番組時とコ
マーシャル時の可聴レベル(1)と音量レベル(2)の
関係図
【図4】本発明の実施の形態4における通常番組時とコ
マーシャル時の音量レベルの関係図
【図5】本発明の実施の形態5における昼間と夜間の暗
騒音とテレビ受像機の音量変化を示す図
【図6】暗騒音モデルの一例図
【図7】暗騒音モデル(1)と周波数特性モデル(2)
を示す図
【図8】本発明の実施の形態6におけるリモコンにより
制御されるテレビ受像機の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態7におけるテレビ受像シス
テムの構成を示す正面概略図
【図10】図9の側面概略図
【符号の説明】
1,1a,1b マイクロホン 2,2a,2b 増幅器 3,3a,3b フィルター 4,4a,4b,12 A/D変換回路 5 CPU 6 メモリー 7 バッファ 8 出力増幅器 9 光送信部 10 テンキー/入力キー 11 差分増幅器 13 アンテナ 14 テレビ受信部 15 映像増幅回路 16 映像ドライブ回路 17 ブラウン管 18 音声検波回路 19 ステレオ化回路 20a,20b 音量調整回路 21a,21b 適合調整回路 22 出力回路 23a,23b スピーカー 24 光受信部 25 検波増幅回路 26 シンセサイザー 27 デジタル処理回路 28 比較処理回路 29,30 D/Aフィルター 31 非常信号検知回路 32 音声合成・非常信号発生回路 33 増幅回路 34 外部スピーカー 35 テレビ受像機 36 インターホン装置 40 異常報知受信器 41 リモコン 41a 周囲音響検知マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ受像機のチャンネル切替・音量調
    整・ステレオ切替・音声ミュート等の機能を離れた場所
    からリモートコントロールする装置において、前記リモ
    ートコントロール装置に1個あるいは複数個のマイクロ
    ホンを有し、前記マイクロホンからの音を予めメモリー
    に記憶された各種データと比較し、前記テレビ受像機の
    音量レベルを最適にする制御信号を出力するためのCP
    Uを有することを特徴とするリモートコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】 前記CPUは前記マイクロホンからの音
    で、テレビ番組の通常番組時とコマーシャル時の各音量
    レベルの差を検知し、騒音レベルと反対の音量指示の制
    御信号を出力しテレビ受像機の音量レベルを自動的に平
    均化することを特徴とする請求項1記載のリモートコン
    トロール装置。
  3. 【請求項3】 前記CPUは前記マイクロホンからの音
    で、通常番組時に比べコマーシャル時はテレビ受像機の
    音量レベルを低下させる制御信号を出力することを特徴
    とする請求項1または2記載のリモートコントロール装
    置。
  4. 【請求項4】 前記CPUはテレビ受像機の音量レベル
    を前記マイクロホンからの音で夜間のような周囲雑音レ
    ベルが小さいときは小さく、昼間のような周囲雑音レベ
    ルが大きいときは大きくする制御信号を出力することを
    特徴とする請求項1,2または3記載のリモートコント
    ロール装置。
  5. 【請求項5】 前記CPUは前記マイクロホンから周囲
    雑音以外の異常音を集音し、予めメモリーに記憶した異
    常モードデータと比較し異常発生と判断されたときは、
    異常制御信号を出力し、テレビ受像機に用意された非常
    信号検知及び警報回路を動作させ警告することを特徴と
    する請求項1,2,3または4記載のリモートコントロ
    ール装置。
  6. 【請求項6】 前記警告は警報音,音声合成音をテレビ
    受像機から出力するように異常制御信号を構成したこと
    を特徴とする請求項5記載のリモートコントロール装
    置。
  7. 【請求項7】 異常報知受信器あるいは外部とのインタ
    ーフェースを有する異常報知受信器をテレビ受像機の近
    辺に備え、前記異常制御信号に基づいて異常警告を内部
    あるいは外部へ出力することを特徴とする請求項5また
    は6記載のリモートコントロール装置。
  8. 【請求項8】 前記リモートコントロール装置からの異
    常制御信号を検知する非常信号検知回路と、前記非常信
    号検知回路の検知出力により警告動作する音声信号ある
    いは非常信号を発生する警報回路を有することを特徴と
    するテレビ受像機。
  9. 【請求項9】 前記リモートコントロール装置からの異
    常制御信号により動作し、内部あるいは外部へ異常警告
    信号を出力することを特徴とする異常報知受信器。
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