JPH11223373A - パッケージ形空気調和機の運転制御システム - Google Patents
パッケージ形空気調和機の運転制御システムInfo
- Publication number
- JPH11223373A JPH11223373A JP10024184A JP2418498A JPH11223373A JP H11223373 A JPH11223373 A JP H11223373A JP 10024184 A JP10024184 A JP 10024184A JP 2418498 A JP2418498 A JP 2418498A JP H11223373 A JPH11223373 A JP H11223373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- conditioning equipment
- power
- amount
- peak
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】通常、空調機は使用電力量を抑制するためとし
ての特別な制御を行っていないので、デマンドコントロ
ールを回避できない。 【解決手段】本発明では空調機消費電力量を抑える手段
として、圧縮機運転周波数を定格値の50%とすること
で、不快感の増加を抑える手段としては除湿運転に切替
えることでこれを解決する。
ての特別な制御を行っていないので、デマンドコントロ
ールを回避できない。 【解決手段】本発明では空調機消費電力量を抑える手段
として、圧縮機運転周波数を定格値の50%とすること
で、不快感の増加を抑える手段としては除湿運転に切替
えることでこれを解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッケージ形空調
機の使用電力量を、体感温度に着目して除湿運転を利用
することで低減させる制御システムに関するものであ
る。
機の使用電力量を、体感温度に着目して除湿運転を利用
することで低減させる制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に空調機の省電力量化の手段とし
て、冷房設定温度を高目に設定する方法がある。
て、冷房設定温度を高目に設定する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、空調機は使用電
力量を抑制するためとしての圧縮機運転周波数の制御は
行っていない。このため、電力デマンドコントロール時
など運転消費電力量を抑えたい場合に、空調機の最も電
力量消費する機器である圧縮機の運転周波数を低下させ
ることが出来ずに目標消費電力量をオーバーし、電力供
給停止に至ることがある。
力量を抑制するためとしての圧縮機運転周波数の制御は
行っていない。このため、電力デマンドコントロール時
など運転消費電力量を抑えたい場合に、空調機の最も電
力量消費する機器である圧縮機の運転周波数を低下させ
ることが出来ずに目標消費電力量をオーバーし、電力供
給停止に至ることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では空調機消費電
力量を抑える手段として、圧縮機運転周波数を定格値の
50%とすることで達成するものである。通常、このま
ま冷房運転を続けると室温が上昇し、空調機使用者の不
快感も増加するが、除湿運転に切替えて乾球温度が高く
ても湿球温度は低く保つことで、使用者の体感温度は低
いままに保つことが出来る。
力量を抑える手段として、圧縮機運転周波数を定格値の
50%とすることで達成するものである。通常、このま
ま冷房運転を続けると室温が上昇し、空調機使用者の不
快感も増加するが、除湿運転に切替えて乾球温度が高く
ても湿球温度は低く保つことで、使用者の体感温度は低
いままに保つことが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す概要
図である。受電設備1からのデマンド予知信号を集中コ
ントローラ2で受信し、空調機3に省電力量運転命令信
号を送信する。集中コントローラ2で信号を中継する理
由の一つとして、集中コントローラ2に信号を入力する
ことで、使用空調機3を個別に制御できるためであり、
省電力量運転制御を全空調機に対応することも、個別に
設定することもできるようになる。
図である。受電設備1からのデマンド予知信号を集中コ
ントローラ2で受信し、空調機3に省電力量運転命令信
号を送信する。集中コントローラ2で信号を中継する理
由の一つとして、集中コントローラ2に信号を入力する
ことで、使用空調機3を個別に制御できるためであり、
省電力量運転制御を全空調機に対応することも、個別に
設定することもできるようになる。
【0006】二つめに集中コントローラ2を一台又は複
数台使用することでビル全体、あるいは工場全体の空調
機管理を行うことができるため、本制御システムが更に
有効になる。この集中コントローラ2からの命令信号出
力は受電設備1が検知している使用電力量をフィードバ
ックしたものになる。集中コントローラ2からの信号を
受信した空調機3は省電力量運転制御に入る。
数台使用することでビル全体、あるいは工場全体の空調
機管理を行うことができるため、本制御システムが更に
有効になる。この集中コントローラ2からの命令信号出
力は受電設備1が検知している使用電力量をフィードバ
ックしたものになる。集中コントローラ2からの信号を
受信した空調機3は省電力量運転制御に入る。
【0007】省電力量運転制御は冷房運転中の空調機3
の圧縮機運転周波数を定格周波数(標準的な周波数)の
50%に減少することや、圧縮機を数台搭載している空
調機については、その内の何台かを停止させることで消
費電力量を低下させるものである。
の圧縮機運転周波数を定格周波数(標準的な周波数)の
50%に減少することや、圧縮機を数台搭載している空
調機については、その内の何台かを停止させることで消
費電力量を低下させるものである。
【0008】このように、常に集中コントローラ2が受
電設備1使用電力量を監視することで、電力使用ピーク
に至る前に事前に空調機の運転を制御し、突然の電力供
給停止を避けることができる。
電設備1使用電力量を監視することで、電力使用ピーク
に至る前に事前に空調機の運転を制御し、突然の電力供
給停止を避けることができる。
【0009】通常、冷房運転のままで圧縮機の運転周波
数を低下させると、周波数低下前に比べて吹出し空気温
度が上昇するために空調機3の周囲温度が上昇し、不快
な状態になるのだが、本発明は圧縮機運転周波数の低下
と同時に除湿運転に切替えるもので、具体的には空調機
3の室内機送風装置の風量を低下させる。
数を低下させると、周波数低下前に比べて吹出し空気温
度が上昇するために空調機3の周囲温度が上昇し、不快
な状態になるのだが、本発明は圧縮機運転周波数の低下
と同時に除湿運転に切替えるもので、具体的には空調機
3の室内機送風装置の風量を低下させる。
【0010】この結果、空調機3の吹出し空気温度は風
量低下前に比べ低くなるので、空調機3周りの空気の湿
度も低下する。一般に人間は同じ乾球温度であれば、湿
度の低いほど涼しく感じることを利用して、圧縮機運転
周波数低下によって乾球温度が上昇しても、除湿効果に
より体感温度は維持できるものになっている。
量低下前に比べ低くなるので、空調機3周りの空気の湿
度も低下する。一般に人間は同じ乾球温度であれば、湿
度の低いほど涼しく感じることを利用して、圧縮機運転
周波数低下によって乾球温度が上昇しても、除湿効果に
より体感温度は維持できるものになっている。
【0011】
【発明の効果】予め使用電力量のピークに至る前に除湿
運転に切替え、省電力量モード運転にすることで、ピー
クカットによる空調機への電力供給停止を防ぎつつも、
快適性はある程度維持できるといった長所がある。ま
た、本発明は同様の考え方により、省エネルギー効果も
ある。
運転に切替え、省電力量モード運転にすることで、ピー
クカットによる空調機への電力供給停止を防ぎつつも、
快適性はある程度維持できるといった長所がある。ま
た、本発明は同様の考え方により、省エネルギー効果も
ある。
【図1】本発明の一実施例を示す運転制御システムの概
要図である。
要図である。
【図2】本発明の運転経過時間に対する消費電力量の変
化と快適性の変化を示す特性図である。
化と快適性の変化を示す特性図である。
1…受電設備、2…集中コントローラ、3…空調機。
Claims (1)
- 【請求項1】パッケージ形空気調和機(以下空調機)の使
用電力量が増加した場合に、冷房運転を除湿運転に切替
えることで体感温度の上昇を防止しつつも、空調機使用
電力量を抑えてピークカット(または、デマンドコント
ロール)を防ぐことを特徴としたパッケージ形空気調和
機の空調機制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024184A JPH11223373A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | パッケージ形空気調和機の運転制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024184A JPH11223373A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | パッケージ形空気調和機の運転制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223373A true JPH11223373A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12131258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10024184A Pending JPH11223373A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | パッケージ形空気調和機の運転制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223373A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126495A1 (ja) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Daikin Industries, Ltd. | 空調システム |
CN109282439A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调限电系统及空调限电方法 |
JP2020139660A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社デンソーウェーブ | 空調システム |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP10024184A patent/JPH11223373A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006126495A1 (ja) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Daikin Industries, Ltd. | 空調システム |
KR100959003B1 (ko) * | 2005-05-24 | 2010-05-20 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 공조 시스템 |
CN109282439A (zh) * | 2017-07-20 | 2019-01-29 | 奥克斯空调股份有限公司 | 一种空调限电系统及空调限电方法 |
JP2020139660A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社デンソーウェーブ | 空調システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |