JPH11216651A - 眼鏡レンズ研削加工装置 - Google Patents
眼鏡レンズ研削加工装置Info
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- JPH11216651A JPH11216651A JP3403798A JP3403798A JPH11216651A JP H11216651 A JPH11216651 A JP H11216651A JP 3403798 A JP3403798 A JP 3403798A JP 3403798 A JP3403798 A JP 3403798A JP H11216651 A JPH11216651 A JP H11216651A
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- lens
- grindstone
- grinding
- processing
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
の砥石の配置に対応する。 【解決手段】 被加工レンズの周縁を研削加工する加工
データを得る加工デ−タ入力手段と、被加工レンズを挟
持するレンズ回転軸と、レンズ加工用砥石を持つ砥石回
転軸を複数個有し選択的に砥石回転軸を所定の加工位置
に移動させる砥石切換え手段と、前記加工データ及び加
工シーケンスに基づいて砥石切換え手段を動作させる制
御手段と、を備える。複数個の砥石回転軸にはレンズ加
工用砥石を分散して配置する。
Description
に眼鏡レンズの周縁を研削加工する眼鏡レンズ研削加工
装置に関する。
ガラス用粗砥石、プラスチック用粗砥石及び仕上砥石の
3枚構成であり、これらの砥石は一般に所定位置で1つ
の回転軸に取り付けられていた。被加工レンズの加工
は、キャリッジに回転可能に備えられたレンズチャック
軸で被加工レンズを挟持し、キャリッジを軸方向に移動
して加工に応じた砥石位置に被加工レンズを置いた後、
キャリッジを回旋軸を中心にして回旋させ、被加工レン
ズを砥石に圧接させて加工していた。
ナイロールフレームの普及に伴い、平面鏡面加工用の砥
石も標準機能として必要になってきている。さらに、フ
ァッション上の理由から、ヤゲン加工した面の鏡面加工
も要望されている。非常に微量の加工代である鏡面加工
を行う場合、仕上げ砥石と鏡面砥石の形状は正確に一致
させておかないと、鏡面加工ができない部分が発生す
る。仕上げ砥石の摩耗は、プラスチックの加工ではほと
んどないが、ガラスの加工ではその摩耗程度が多い。従
来、仕上げ加工はガラスもプラスチックも共通の仕上げ
砥石で加工を行うようにしていたが、鏡面加工に対応す
るためには、それぞれのレンズ材質に応じた専用の仕上
げ砥石を設けることが望ましい。
石の数を増やして、これらを従来と同じように一つの砥
石軸に設けると、砥石全体の幅は増大し、レンズチャッ
ク軸も長くする必要がある。このために装置自体の横幅
が必然的に大きくなったり、レンズチャック軸が長くな
ることによる機械剛性の低下、これによる加工精度の低
下、等の問題を招くことになる。
ック軸を長くすることなく、多数の砥石の配置に対応で
きる眼鏡レンズ研削加工装置を提供することを技術課題
とする。
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
眼鏡レンズ研削加工装置において、被加工レンズの周縁
を研削加工する加工データを得る加工デ−タ入力手段
と、被加工レンズを挟持するレンズ回転軸と、レンズ加
工用砥石を持つ砥石回転軸を複数個有し選択的に砥石回
転軸を所定の加工位置に移動させる砥石切換え手段と、
前記加工データ及び加工シーケンスに基づいて砥石切換
え手段を動作させる制御手段と、を備えることを特徴と
する。
において、前記砥石切換え手段は前記砥石回転軸を保持
するタレット板と、該タレット板を回転する回転手段
と、を備えることを特徴とする。
において、前記砥石切換え手段はさらにそれぞれの砥石
回転軸を駆動するモータを共用する駆動機構を備えるこ
とを特徴とする。
において、前記複数の砥石回転軸にはプラスチック用仕
上げ砥石とガラス用仕上げ砥石を別個に配置したことを
特徴とする。
において、前記複数個の砥石回転軸にはレンズ材質に応
じた粗砥石、仕上げ砥石及び鏡面砥石を分散して設けた
ことを特徴とする。
において、前記複数個の砥石回転軸の一つには溝掘り加
工用砥石を取り付ける取り付け部を設けたことを特徴と
する。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る装置の内部
を正面から見たときの概略構成を示す図である。図2は
装置内部を右側面から見たときの概略構成を示す図であ
る。
には各機構部が配置される第2ベース2が立設して固定
されている。第2ベース2にはレンズチャック部3、多
数の砥石を備えるレンズ研削部4、加工形状に沿ったレ
ンズ形状を測定するレンズ形状測定部5が配置される。
以下、主要な各構成を説明する。
分側には上下方向(以下、Y軸方向という)に移動する
Yテーブル300が配置されている。Yテーブル300
は上から見たときの形状が略コ字状に形成され、右ブロ
ック300Rと左ブロック300Lが前側に突出し、両
者が第2ベース2の背後で連結した形となっている。右
ブロック300Rと左ブロック300Lには第2ベース
2の左右側面に固定された2本のガイド軸301が挿通
されており、Yテーブル300はガイド軸301にガイ
ドされてY軸モータ302の駆動によりY軸方向に移動
するようになっている。Y軸モータ302は第2ベース
2の左側面に固定配置されており、その回転軸にボール
ネジ303が連結されている。ボールネジ303には左
ブロック300Lから延びた取付部材304が螺合して
おり、Y軸モータ302の正逆回転によりYテーブル3
00がY軸方向に移動する。なお、第2ベース2とYテ
ーブル300との間には図示なきバネが掛け渡されてお
り、Yテーブル300の下方への荷重をキャンセルして
その移動が容易になるようにしている。
ック軸310Lが回転可能に保持されている。また左ブ
ロック300Lの前側にパルスモータ305が固定配置
されており、パルスモータ305の回転はその回転軸に
取り付けられたプーリ306、タイミングベルト307
を介してレンズチャック軸310Lの端部に取り付けら
れたプーリ308へ伝達され、レンズチャック軸310
Lが回転する。
右に延びる2本のガイドレール320上を摺動可能なチ
ャックテーブル321と、このチャックテーブル321
を移動するためのパルスモータ330が設けられてい
る。パルスモータ330の回転軸にはボールネジ331
が連結されており、チャックテーブル321から上方向
に延びる連結片321aがボールネジ331に螺合す
る。この構成により、パルスモータ330を正逆回転す
るとチャックテーブル321が左右に移動し、チャック
テーブル321に回転可能に保持されたレンズチャック
軸310Rとレンズチャック軸310Lとにより被加工
レンズLを挟持しうる。
ャック軸310Lと同様に、チャックテーブル321に
固定されたパルスモータ322の回転がプーリ323、
タイミングベルト324、プーリ325を介して伝達さ
れる。
は、取り付け部材401、402により左右方向(以
下、X軸方向という)に延びる2本の平行なガイドレー
ル403が固定されており、このガイドレール403に
対してX移動支基400がX軸方向に摺動移動するよう
に配置されている。X移動支基400には後述するタレ
ット部410が取り付けられている。また、第2ベース
2の背後にはX移動支基400を移動するためのX軸モ
ータ405が固定されており、その回転軸にボールネジ
406が連結されている。ボールネジ406の端部は第
2ベース2の背後で回転可能に保持されている。このボ
ールネジ406には、X移動支基400に接続された接
続部材400aが螺合しており、X軸モータ405の回
転によりX移動支基400がX軸方向に移動する。
を回転可能に保持する保持板400bが上方に延びてい
る。タレット部410には4つの砥石回転軸411a〜
411d(図1上では、砥石回転軸411dは図示され
ていない)が軸受けを介して回転可能に支持されてお
り、各砥石回転軸411a〜411dには多数の砥石
(砥石構成については後述する)が取り付けられてい
る。各砥石回転軸411a〜411dはタレット部41
0の回転中心に対して同一円周上に等間隔(90度間
隔)で設けられている。
411dの回転機構を図3、4により説明する。図3は
図2に対するタレット部410のA−A断面図、図4は
図2に対するタレット部410のB−B断面図である。
保持板400bには2つの軸受け412を介してタレッ
ト部410に固定されたタレット軸413が回転可能に
保持されている。タレット軸413の後端にはプーリ4
14が取り付けられている。また、保持板400bには
取付板415によりタレット部410を回転するための
モータ416が固定されており、その回転軸にはプーリ
417が取り付けられている。プーリ417とプーリ4
14の間にはタイミングベルト418が掛け渡され、モ
ータ416の回転によりタレット部410が回転する。
これにより、砥石回転軸411a〜411dに備えられ
た砥石を所定の加工位置(レンズチャック軸310R、
310Lと砥石回転軸を結ぶ方向が、Y軸方向と平行に
なる位置)に選択的に切換えることができる。
ぞれ軸受け420a〜420dを介してタレット部41
0の内部に回転可能に保持され、また、その後端にはそ
れぞれギヤ421a〜421dが固定されている。タレ
ット部410及びタレット軸413の中心には、主回転
軸422が2つの軸受け423により回転可能に保持さ
れており、主回転軸422の砥石側の端部にはギヤ42
1a〜421dに噛み合うギヤ424が固定されてい
る。主回転軸422の反対側の端部にはプーリ425が
取り付けられている。また、保持板400bには取付板
430により砥石回転用のモータ431が固定されてお
り、その回転軸にはプーリ432が取り付けられてい
る。プーリ324とプーリ425の間にはタイミングベ
ルト433が掛け渡されている。この構成によりモータ
431を回転すると、各砥石回転軸411a〜411d
に備えられる砥石が回転する。
れる砥石構成を説明する(図3、図4参照)。砥石回転
軸411aにはガラス用粗砥石440、プラスチック用
粗砥石441が取り付けられている。砥石回転軸411
cにはガラス用の仕上げ砥石450、プラスチック用の
仕上げ砥石451、鏡面加工用の仕上げ砥石452が取
り付けられ、これらの仕上げ砥石は共に同じ形状のヤゲ
ン加工用のヤゲン溝と平加工用の平坦面を持つ。砥石回
転軸411bには、粒度400の標準面取り砥石460
と粒度3000の鏡面面取り砥石461が取り付けら
れ、共にレンズ前面側の面取り加工を行うための円錐面
460a、461aと、レンズ後面側の面取り行う円錐
面460b、461bを持つ。以上の砥石はいずれもそ
の直径が60mm程の比較的小さなものを使用してお
り、加工精度を向上するとともに砥石の耐久性も確保す
るようにしている。
mm、厚さ1mm程の溝堀加工用砥石470を持つシャ
フト471が連結される。シャフト471はレンズカー
ブに合わせた溝掘り加工ができるように、砥石回転軸4
11dの軸線に対して10度傾くようにして、タレット
部410に回転可能に保持されている。シャフト471
の端面にはベベルギヤ472が取り付けられており、こ
れと砥石回転軸411dの先端に取り付けられたベベル
ギヤ473が噛み合う。これにより、砥石回転軸411
dの回転が溝堀用砥石470に伝達される。
砥石回転軸に分散することにより、1つの砥石回転軸に
おける砥石幅を長くせずにすむ。本実施の形態では、従
来の標準的な3枚砥石構成のものよりもさらに短くする
ことができた。
定部5の概略構成図である。測定アーム500の回転軸
501にはモータ502(図5では図示されていない)
が取り付けられ、モータ502により測定アーム500
が回転する。測定アーム500の先端には被加工レンズ
の後面測定用の測定子503aと前面測定用の測定子5
03bが取り付けられている。504はセンサ板であ
り、これとホトスイッチ505、506により測定アー
ム500の回転が制御される。測定アーム500の回転
量はロープ507を介してポテンショメータ508に検
出され、この回転量から被加工レンズの形状が測定され
る。このレンズ形状測定部5の構成は、特開平3−20
603号等に記載されたものと基本的に同じであるの
で、詳細はこれを参照されたい。
限らず、レンズ前面測定用の測定子及び後面測定用の測
定子を別々のアームに取付け、同時に2つの測定子を被
加工レンズに当接させながらそれぞれの移動量を検出す
る構成としても良い。
ク図であり、ここでは主要な構成のみを示している。1
00は装置全体の制御を行う制御部であり、加工情報を
表示する表示部10、種々のスイッチを持つ入力部1
1、眼鏡枠測定装置12(特開平4-93164号等を
参照)、加工シーケンスプログラムが記憶された主プロ
グラムメモリ101、入力されたデータやレンズ測定デ
ータを記憶するデータメモリ102が接続されている。
また、ドライバ110〜117を介して各モータが接続
されている。
作を説明する。加工者は眼鏡枠測定装置12により測定
した眼鏡枠(ツーポイントやナイロールフレームに対応
するための型板やダミーレンズの場合も含む)の形状
(以下、これを玉型という)のデータを装置本体側に入
力する。入力されたデータはデータメモリ102に転送
記憶され、表示部10には入力されたデータに基づく玉
型形状が表示される。加工者は装用者のPD値、眼鏡の
FPD値、光学中心の高さデータ等のレイアウトデータ
を入力部11のスイッチ11a〜11dを操作して入力
する。
e〜11hを操作して入力する。加工するレンズの材質
はスイッチ11eによりガラスかプラスチック(ポリカ
ーボネイトも含む)かを指定する。装用者が選んだ眼鏡
枠に応じてヤゲン加工、平加工、溝堀り加工を行うかの
加工モードをスイッチ11fにより指定する。仕上げ加
工後の端面に面取りを施すか否かは、スイッチ11gに
より指定する。面取りを行う場合は、さらにその大きさ
を予め設定しておいた3段階の量で行うことができる。
レンズの材質をプラスチックにしたときは、さらにスイ
ッチ11hにより仕上げ後の加工面に鏡面加工を行うか
否かを選択する。
治具が取り付けられた被加工レンズLをレンズチャック
軸310Lに装着した後、CHUCK スイッチ11jを押
す。制御部100はモータ330を駆動することにより
レンズチャック軸310Rを移動して被加工レンズLを
チャッキングする。加工の準備ができたらSTART スイッ
チ11kを押して加工を開始する。制御部100は入力
されたデータ及び加工条件等に基づき加工シーケンスプ
ログラムに従ってレンズ形状測定、指定された加工を順
に行う。
イアウトデータに基づき加工動径情報を得る(特開平5
−212661号等参照)。続いて、この加工動径情報
に基づいてY軸モータ302を回転させてYテーブル3
00をレンズ形状測定部5側へ移動させ、被加工レンズ
Lを測定位置に置く。その後、レンズ形状測定部5を作
動させて測定子503aをレンズ後面に当接させ後、モ
ータ305とモータ322を同期して回転することによ
り被加工レンズLを1回転させながら、加工動径情報に
基づく仕上加工後の仮想形状に基づいてYテーブル30
0をY軸方向へ移動することによりレンズ移動を変化さ
せる。この時の測定子503aの移動量がポテンショメ
ータ508により得られ、これにより加工動径情報に従
ったレンズ後面形状が測定される。測定子503bをレ
ンズ前面側に当接させて、同様にレンズ前面形状が測定
される。
加工モードに従って研削加工が実行される。まず、ヤゲ
ン加工モードの場合を説明し、平加工モード及び溝掘り
加工モードについては相違点のみを説明する。
ズ形状測定データに基づき、所定のプログラムに従って
ヤゲン加工データを求める。ヤゲン加工データの算出
は、レンズ前面カーブ又はレンズ後面カーブからカーブ
値を求める方法、レンズコバ厚を分割する方法やこれら
を組み合わせる方法等により行われる。
工から加工がスタートする。粗砥石を備える砥石回転軸
411aが所定の加工位置にないときは、制御部100
はモータ416を駆動制御してタレット部410を回転
させ、砥石回転軸411aを所定の加工位置に置く。ま
た、レンズ材質の指定がガラスのときはガラス用粗砥石
440が、レンズ材質の指定がプラスチックのときはプ
ラスチック用粗砥石441が、レンズ位置に来るように
X軸モータ405を駆動制御してレンズ研削部4全体を
X軸方向に移動する。その後、砥石回転用モータ431
の駆動により砥石を回転させた後、加工データに基づい
て被加工レンズLを回転させながらYテーブル300を
Y軸方向に移動制御することにより、粗加工を行う。
粗砥石から離脱させた後、仕上げ砥石を備える砥石回転
軸411aが所定の加工位置にくるようにタレット部4
00を回転する。また、レンズ材質に応じて仕上げ砥石
450又は仕上げ砥石451のヤゲン溝がレンズに形成
するヤゲン加工位置になるようにレンズ研削部4をX軸
方向に移動制御する。その後、ヤゲン加工データに基づ
いて被加工レンズの回転及びY軸方向の移動を制御する
とともに、レンズ研削部4をX軸方向に移動制御してヤ
ゲン仕上げ加工を行う。
定があるときは、さらに鏡面加工用の仕上げ砥石452
による加工に移る。制御部10は鏡面加工代に基づいて
鏡面加工データ(本出願人による特願平9−98219
号によるものを使用すると良い)を得た後、このデータ
に基づいて被加工レンズの回転及びY軸方向の移動、レ
ンズ研削部4のX軸方向の移動を制御する。
指定があるときは、制御部10は面取り加工データを求
める。面取り加工データは、レンズ形状測定部5の測定
により得られたレンズ前面及び後面の形状データ、ヤゲ
ン加工データによるヤゲン位置データ、並びに面取り量
のデータに基づき、レンズ前面側とレンズ後面側の加工
データが算出される(本出願人による特願平9−414
77号によるものを使用できる)。
転軸411bが所定の加工位置にくるようにタレット部
400を回転する。その後、鏡面加工の指定の有無によ
り標準面取り砥石460の円錐面460a又は標準面取
り砥石460の円錐面461aを加工位置に来るように
X軸方向の移動を行い、面取り加工データに基づいてレ
ンズを回転させながらX軸方向、Y軸方向の移動を制御
してレンズ前面側の面取り加工を行う。同様に、鏡面加
工の指定の有無により標準面取り砥石460の円錐面4
60b又は鏡面面取り砥石461の円錐面461bを使
用して、レンズ後面側の面取り加工を行う。
ガラス用粗砥石440又はプラスチック用粗砥石441
が加工位置に来るように、タレット部410の回転とX
軸方向の砥石の移動を行い、加工データに基づいて被加
工レンズLを回転させながらYテーブル300をY軸方
向に移動制御することにより、粗加工を行う。その後、
砥石の配置をガラス用仕上げ砥石450又はプラスチッ
ク用仕上げ砥石451の平坦面に換え、加工データに基
づいて各部を制御して仕上げ加工を行う。
加工の有無に応じて鏡面加工用の仕上げ砥石452の平
坦面を使用して鏡面加工を行い、さらに面取り加工の有
無に応じてヤゲン加工モードのときと同様に標準面取り
砥石460又は標準面取り砥石460を使用して面取り
加工を行う。
タと同様な演算により求められる溝位置と溝の深さ方向
の加工量に基づいて溝掘り加工データを算出する。この
場合、溝掘り加工データによる溝掘り加工後の仮想のレ
ンズコバ形状をレンズ形状測定データに基づいてシュミ
レートする機能を設けると一層効果的である。
行う。プラスチックのときは、さらに、鏡面加工、面取
り加工の指定に応じて各加工を実行する。これらが終了
したら、タレット部410を回転して溝堀加工用砥石4
70をレンズチャック軸に対して所定の加工位置に置
く。その後、被加工レンズを回転しながら溝掘り加工デ
ータに基づいてX軸方向及びY軸方向の移動を制御し、
回転する溝堀加工用砥石470によりレンズ周縁に溝加
工を施す。
種類の異なる多数の砥石が必要な場合でも、これを分散
して複数の砥石回転軸に取り付けて加工できるようにし
たので、一つの軸における砥石幅を長くせずにすむ。従
って、レンズチャック軸も長くしなくて良いので、機械
剛性の低下や、加工精度の低下を招くことなく、良好な
加工が行える。また、装置本体のレンズチャック軸方向
への幅も抑えられたので、設置スペースの点でも有利で
ある。さらに、溝掘り加工砥石を回転させる駆動力も他
の砥石を回転させる主軸から得るようにしたので、余分
な駆動機構を設けることなく、効率良く加工が行える。
略構成を示す図である。
す図である。
る。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 眼鏡レンズの周縁を研削加工する眼鏡レ
ンズ研削加工装置において、被加工レンズの周縁を研削
加工する加工データを得る加工デ−タ入力手段と、被加
工レンズを挟持するレンズ回転軸と、レンズ加工用砥石
を持つ砥石回転軸を複数個有し選択的に砥石回転軸を所
定の加工位置に移動させる砥石切換え手段と、前記加工
データ及び加工シーケンスに基づいて砥石切換え手段を
動作させる制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡
レンズ研削加工装置。 - 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工装置にお
いて、前記砥石切換え手段は前記砥石回転軸を保持する
タレット板と、該タレット板を回転する回転手段と、を
備えることを特徴とする眼鏡レンズ研削加工装置。 - 【請求項3】 請求項2の眼鏡レンズ研削加工装置にお
いて、前記砥石切換え手段はさらにそれぞれの砥石回転
軸を駆動するモータを共用する駆動機構を備えることを
特徴とする眼鏡レンズ研削加工装置。 - 【請求項4】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工装置にお
いて、前記複数の砥石回転軸にはプラスチック用仕上げ
砥石とガラス用仕上げ砥石を別個に配置したことを特徴
とする眼鏡レンズ研削加工装置。 - 【請求項5】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工装置にお
いて、前記複数個の砥石回転軸にはレンズ材質に応じた
粗砥石、仕上げ砥石及び鏡面砥石を分散して設けたこと
を特徴とする眼鏡レンズ研削加工装置。 - 【請求項6】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工装置にお
いて、前記複数個の砥石回転軸の一つには溝掘り加工用
砥石を取り付ける取り付け部を設けたことを特徴とする
眼鏡レンズ研削加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3403798A JPH11216651A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 眼鏡レンズ研削加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3403798A JPH11216651A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 眼鏡レンズ研削加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216651A true JPH11216651A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12403138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3403798A Pending JPH11216651A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 眼鏡レンズ研削加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11216651A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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WO2011010860A3 (ko) * | 2009-07-24 | 2011-06-30 | Lee Hyun Hee | 렌즈 가공장치 및 방법 |
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- 1998-01-30 JP JP3403798A patent/JPH11216651A/ja active Pending
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