JPH11190480A - スパイラル管・蛇腹管用継手 - Google Patents
スパイラル管・蛇腹管用継手Info
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- JPH11190480A JPH11190480A JP9361258A JP36125897A JPH11190480A JP H11190480 A JPH11190480 A JP H11190480A JP 9361258 A JP9361258 A JP 9361258A JP 36125897 A JP36125897 A JP 36125897A JP H11190480 A JPH11190480 A JP H11190480A
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパイラル管との接続強度を向上し、シール
性を高め、溶接あるいは接着に必要な銀鑞あるいは接着
剤等の接合材の使用量を少なくして、コストを低減する
ことができるスパイラル管用継手を提供する。 【解決手段】 継手本体13aの一端部に円筒状の入口
13bを設け、該入口13bに供給管14を接続する。
又、円筒状の出口13cの内周面にスパイラル溝13d
を形成し、該スパイラル溝13dにスパイラル管12の
外周面に形成したスパイラル突条12bを螺入し接着剤
17により継手本体13aとスパイラル管12を接着固
定する。
性を高め、溶接あるいは接着に必要な銀鑞あるいは接着
剤等の接合材の使用量を少なくして、コストを低減する
ことができるスパイラル管用継手を提供する。 【解決手段】 継手本体13aの一端部に円筒状の入口
13bを設け、該入口13bに供給管14を接続する。
又、円筒状の出口13cの内周面にスパイラル溝13d
を形成し、該スパイラル溝13dにスパイラル管12の
外周面に形成したスパイラル突条12bを螺入し接着剤
17により継手本体13aとスパイラル管12を接着固
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば床暖房用ある
いは床冷房用の配管として使用されるスパイラル管又は
蛇腹管と他の配管を接続するスパイラル管・蛇腹管用継
手に関するものである。
いは床冷房用の配管として使用されるスパイラル管又は
蛇腹管と他の配管を接続するスパイラル管・蛇腹管用継
手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は床暖房用の配管をパネルに
装着する作業が低コストで迅速に行えるようにするた
め、スパイラル管あるいは蛇腹管を用いることを提案し
ている。このスパイラル管あるいは蛇腹管は折り返しが
できるので、折り返し部において継手を使用しなくても
済み、配管作業のコストを低減することができる。この
スパイラル管あるいは蛇腹管の一端は、継手を介して暖
房用の流体の供給管に接続され、他端は同じく継手を介
して排出管に接続される。前記継手は円筒状に形成さ
れ、その入口には前記供給管が挿入接着され、出口には
前記スパイラル管の外周面が挿入接着されている。前記
接着に代えて溶接(鑞付け)することも行われる。
装着する作業が低コストで迅速に行えるようにするた
め、スパイラル管あるいは蛇腹管を用いることを提案し
ている。このスパイラル管あるいは蛇腹管は折り返しが
できるので、折り返し部において継手を使用しなくても
済み、配管作業のコストを低減することができる。この
スパイラル管あるいは蛇腹管の一端は、継手を介して暖
房用の流体の供給管に接続され、他端は同じく継手を介
して排出管に接続される。前記継手は円筒状に形成さ
れ、その入口には前記供給管が挿入接着され、出口には
前記スパイラル管の外周面が挿入接着されている。前記
接着に代えて溶接(鑞付け)することも行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
スパイラル管あるいは蛇腹管と供給管又は排出管とを連
結する継手は、継手本体の内周面とスパイラル管あるい
は蛇腹管の外周突条との接触面積が少なくなり確実な接
着や溶接ができないため、接着部や溶接部から暖房用の
温水の漏れが発生する虞がある。これを解消するため、
銀鑞あるいは接着剤の使用量を多くする必要があり、材
料費の節減を計ることができないという問題があった。
スパイラル管あるいは蛇腹管と供給管又は排出管とを連
結する継手は、継手本体の内周面とスパイラル管あるい
は蛇腹管の外周突条との接触面積が少なくなり確実な接
着や溶接ができないため、接着部や溶接部から暖房用の
温水の漏れが発生する虞がある。これを解消するため、
銀鑞あるいは接着剤の使用量を多くする必要があり、材
料費の節減を計ることができないという問題があった。
【0004】この発明の目的は上記従来の問題点を解消
して、スパイラル管あるいは蛇腹管と他の配管又はスパ
イラル管どうしあるいは蛇腹管どうしの接続強度を向上
し、シール性を高め、溶接あるいは接着に必要な銀鑞や
接着剤の使用量を少なくして、コストを低減することが
できるスパイラル管・蛇腹管用継手を提供することにあ
る。
して、スパイラル管あるいは蛇腹管と他の配管又はスパ
イラル管どうしあるいは蛇腹管どうしの接続強度を向上
し、シール性を高め、溶接あるいは接着に必要な銀鑞や
接着剤の使用量を少なくして、コストを低減することが
できるスパイラル管・蛇腹管用継手を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスパイラ
ル管用継手の発明は、流体の入口と出口を形成した継手
本体の入口及び出口の少なくとも一方の内周面にスパイ
ラル管の外周面に形成されたスパイラル突条を螺入する
スパイラル溝を形成している。
ル管用継手の発明は、流体の入口と出口を形成した継手
本体の入口及び出口の少なくとも一方の内周面にスパイ
ラル管の外周面に形成されたスパイラル突条を螺入する
スパイラル溝を形成している。
【0006】請求項2記載のスパイラル管用継手の発明
は、流体の入口と出口を形成した継手本体の入口及び出
口の少なくとも一方の外周面にスパイラル管の内周面に
形成されたスパイラル溝に螺入されるスパイラル突条を
形成している。
は、流体の入口と出口を形成した継手本体の入口及び出
口の少なくとも一方の外周面にスパイラル管の内周面に
形成されたスパイラル溝に螺入されるスパイラル突条を
形成している。
【0007】請求項3記載のスパイラル管用継手の発明
は、請求項1又は2において、継手本体は直線状をなす
筒状に形成され、流体の入口と出口の一方にスパイラル
溝又はスパイラル突条が形成され、他方に円筒状の供給
又は排出パイプを挿入する円筒状の挿入孔が形成されて
いる。
は、請求項1又は2において、継手本体は直線状をなす
筒状に形成され、流体の入口と出口の一方にスパイラル
溝又はスパイラル突条が形成され、他方に円筒状の供給
又は排出パイプを挿入する円筒状の挿入孔が形成されて
いる。
【0008】請求項4記載のスパイラル管用継手の発明
は、請求項1又は2において継手本体は流体の一つの入
口と二つの出口を備えたT字状又は三つ又状に形成さ
れ、二つの出口の内周面にスパイラル溝が形成されてい
る。
は、請求項1又は2において継手本体は流体の一つの入
口と二つの出口を備えたT字状又は三つ又状に形成さ
れ、二つの出口の内周面にスパイラル溝が形成されてい
る。
【0009】請求項5記載のスパイラル管用継手の発明
は、請求項1又は2において継手本体はL字状に形成さ
れ、その流体の出口の内周面にスパイラル溝が形成され
ている。
は、請求項1又は2において継手本体はL字状に形成さ
れ、その流体の出口の内周面にスパイラル溝が形成され
ている。
【0010】請求項6記載のスパイラル管用継手の発明
は、請求項1又は2において、継手本体は全体がスパイ
ラル管状に形成され、その内周面に形成されたスパイラ
ル溝又は外周面に形成されたスパイラル突条に対し、他
のスパイラル管の外周面に形成されたスパイラル突条又
は内周面に形成されたスパイラル溝が螺合されるように
している。
は、請求項1又は2において、継手本体は全体がスパイ
ラル管状に形成され、その内周面に形成されたスパイラ
ル溝又は外周面に形成されたスパイラル突条に対し、他
のスパイラル管の外周面に形成されたスパイラル突条又
は内周面に形成されたスパイラル溝が螺合されるように
している。
【0011】請求項7記載の蛇腹管用継手の発明は、蛇
腹管の端部外周面に接合される複数に分割された分割継
手片よりなり、各分割継手片の内周面には前記蛇腹管の
外周面に形成された円環状の突条の一部を係合する円弧
状の係合溝が形成され、各分割継手片は蛇腹管の端部外
周面を覆うように全体として環状に接合された状態で、
連結手段により連結されるものである。
腹管の端部外周面に接合される複数に分割された分割継
手片よりなり、各分割継手片の内周面には前記蛇腹管の
外周面に形成された円環状の突条の一部を係合する円弧
状の係合溝が形成され、各分割継手片は蛇腹管の端部外
周面を覆うように全体として環状に接合された状態で、
連結手段により連結されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を床暖房システム
に用いられるスパイラル管用の継手として具体化した一
実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
に用いられるスパイラル管用の継手として具体化した一
実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0013】図3に示すように、床を構成するパネル1
1には熱交換用管としての床暖房用のスパイラル管12
が装着されている。スパイラル管12は1本のスパイラ
ル管により構成されている。なお、この実施形態におけ
るスパイラル管12は、熱伝導率の高い銅管を使用して
いる。前記スパイラル管12は円筒状部12aと、この
円筒状部12aから外側方に膨出するように一体に形成
されたスパイラル突条12bとにより構成されている。
スパイラル管12の肉厚は円筒状部12a及びスパイラ
ル突条12bとも均一である。このスパイラル管12は
図3に示すように継手を使用することなく、中間部の数
ヶ所でヘアピン状に湾曲してパネル11へ装着されるの
で、配管作業が容易である。
1には熱交換用管としての床暖房用のスパイラル管12
が装着されている。スパイラル管12は1本のスパイラ
ル管により構成されている。なお、この実施形態におけ
るスパイラル管12は、熱伝導率の高い銅管を使用して
いる。前記スパイラル管12は円筒状部12aと、この
円筒状部12aから外側方に膨出するように一体に形成
されたスパイラル突条12bとにより構成されている。
スパイラル管12の肉厚は円筒状部12a及びスパイラ
ル突条12bとも均一である。このスパイラル管12は
図3に示すように継手を使用することなく、中間部の数
ヶ所でヘアピン状に湾曲してパネル11へ装着されるの
で、配管作業が容易である。
【0014】前記スパイラル管12の一端部には継手1
3が接続され、該継手13にはヒーター(図示せず)に
より加熱された温水などの流体をスパイラル管12に供
給する供給管14の先端部が挿入接着されている。又、
スパイラル管12の他端部には前記継手13と同様の継
手15が接続され、該継手15には流体を排出し前記ヒ
ーター(図示せず)側へ循環するための排出管16の基
端部が挿入接着されている。
3が接続され、該継手13にはヒーター(図示せず)に
より加熱された温水などの流体をスパイラル管12に供
給する供給管14の先端部が挿入接着されている。又、
スパイラル管12の他端部には前記継手13と同様の継
手15が接続され、該継手15には流体を排出し前記ヒ
ーター(図示せず)側へ循環するための排出管16の基
端部が挿入接着されている。
【0015】前記継手13,15は同様に構成されてい
るので、一方の継手13について図1,2を基に説明す
る。継手13は、円筒状に形成された継手本体13a
と、その左端部に形成された入口13bと、右端部に形
成された出口13cとを備えている。前記入口13bに
は前記供給管14の先端外周部が挿入され接着材により
接着されている。又、出口13cの内周面にはスパイラ
ル溝13dが形成され、前記スパイラル管12の端部外
周面のスパイラル突条12bが継手13のスパイラル溝
13dに螺合され、両部材の隙間に充填した接着材17
により接着されている。なお、13eは継手本体13a
の外周面に形成したフランジ部であって、パネル11に
固定したブラケット(図示略)に対しボルト等により取
り付け固定される。
るので、一方の継手13について図1,2を基に説明す
る。継手13は、円筒状に形成された継手本体13a
と、その左端部に形成された入口13bと、右端部に形
成された出口13cとを備えている。前記入口13bに
は前記供給管14の先端外周部が挿入され接着材により
接着されている。又、出口13cの内周面にはスパイラ
ル溝13dが形成され、前記スパイラル管12の端部外
周面のスパイラル突条12bが継手13のスパイラル溝
13dに螺合され、両部材の隙間に充填した接着材17
により接着されている。なお、13eは継手本体13a
の外周面に形成したフランジ部であって、パネル11に
固定したブラケット(図示略)に対しボルト等により取
り付け固定される。
【0016】前記実施形態では、上記のように継手13
を構成したことにより、次のような効果を得ることがで
きる。 前記実施形態では継手本体13aの出口13cの内
周面にスパイラル溝13dを形成し、該スパイラル溝1
3dにスパイラル管12のスパイラル突条12bを螺合
し接着剤17により接着した。このため、継手13とス
パイラル管12の接着界面の隙間を少なくでき、界面間
を少量の接着剤17により確実に接着して連結すること
ができる。
を構成したことにより、次のような効果を得ることがで
きる。 前記実施形態では継手本体13aの出口13cの内
周面にスパイラル溝13dを形成し、該スパイラル溝1
3dにスパイラル管12のスパイラル突条12bを螺合
し接着剤17により接着した。このため、継手13とス
パイラル管12の接着界面の隙間を少なくでき、界面間
を少量の接着剤17により確実に接着して連結すること
ができる。
【0017】 前記実施形態では継手本体13aの出
口13cの内周面にスパイラル溝13dを形成し、該ス
パイラル溝13dにスパイラル管12のスパイラル突条
12bを螺合するようにした。このため、継手13とス
パイラル管12を溶接棒を用いて溶接する際、少量の溶
接材により確実に溶接することができる。
口13cの内周面にスパイラル溝13dを形成し、該ス
パイラル溝13dにスパイラル管12のスパイラル突条
12bを螺合するようにした。このため、継手13とス
パイラル管12を溶接棒を用いて溶接する際、少量の溶
接材により確実に溶接することができる。
【0018】次に、この発明を具体化した別の実施形態
を図4に基づいて説明する。この実施形態では、継手1
3の本体13aの左右両端部にスパイラル溝13dを形
成し、本体13aの中間部に供給管14あるいは排出管
16を接続する接続筒部13fを一体に形成したもので
ある。この実施形態において、本体13aを扁平V字状
に屈曲させて継手13が三つ又状になるようにしてもよ
い。
を図4に基づいて説明する。この実施形態では、継手1
3の本体13aの左右両端部にスパイラル溝13dを形
成し、本体13aの中間部に供給管14あるいは排出管
16を接続する接続筒部13fを一体に形成したもので
ある。この実施形態において、本体13aを扁平V字状
に屈曲させて継手13が三つ又状になるようにしてもよ
い。
【0019】この別の実施形態においては、供給管14
あるいは排出管14とスパイラル管12をT字状あるい
は三つ又状に連結することができる。図5に示す別の実
施形態は、継手本体13aをL字状に形成し、その一端
部に円筒状の入口13bを形成し、他端部に円筒状の出
口13cを形成し、該出口13cの内周面にスパイラル
管12を螺入接続するスパイラル溝13dを形成してい
る。
あるいは排出管14とスパイラル管12をT字状あるい
は三つ又状に連結することができる。図5に示す別の実
施形態は、継手本体13aをL字状に形成し、その一端
部に円筒状の入口13bを形成し、他端部に円筒状の出
口13cを形成し、該出口13cの内周面にスパイラル
管12を螺入接続するスパイラル溝13dを形成してい
る。
【0020】この別の実施形態においては、供給管14
あるいは排出管14とスパイラル管12をL字状に連結
することができる。図6に示す別の実施形態では、継手
本体13aの円筒状の入口13b及び出口13cの内周
面にスパイラル管12を螺入接続するスパイラル溝13
dを形成している。
あるいは排出管14とスパイラル管12をL字状に連結
することができる。図6に示す別の実施形態では、継手
本体13aの円筒状の入口13b及び出口13cの内周
面にスパイラル管12を螺入接続するスパイラル溝13
dを形成している。
【0021】この別の実施形態においては、スパイラル
管12どうしを連結することができる。図7に示す別の
実施形態では、継手本体13aの外周面に対しスパイラ
ル突条13gを形成し、このスパイラル突条13gを、
スパイラル管12のスパイラル突条12bの内側に形成
されたスパイラル溝12cに螺入し、接着剤17により
接着したものである。
管12どうしを連結することができる。図7に示す別の
実施形態では、継手本体13aの外周面に対しスパイラ
ル突条13gを形成し、このスパイラル突条13gを、
スパイラル管12のスパイラル突条12bの内側に形成
されたスパイラル溝12cに螺入し、接着剤17により
接着したものである。
【0022】この別の実施形態においては、スパイラル
管12どうしを連結することができる。この別の実施形
態において、左側の入口13bを単に円筒状に形成し、
供給管14を挿入接着するようにしてもよい。
管12どうしを連結することができる。この別の実施形
態において、左側の入口13bを単に円筒状に形成し、
供給管14を挿入接着するようにしてもよい。
【0023】図8に示す別の実施形態は、継手本体13
a全体をスパイラル管状に形成し、その内周面に形成し
たスパイラル溝13dにスパイラル管12,12の外周
面に形成したスパイラル突条12b,12bを螺合し接
着剤17により接着するものである。又、この実施形態
において継手本体13aの外周面のスパイラル突条13
hにスパイラル管12のスパイラル溝12cを螺合して
接着剤17により接着するようにしてもよい。さらに、
この実施形態において、左側の入口13bを単に円筒状
に形成し、供給管14を挿入接着するようにしてもよ
い。
a全体をスパイラル管状に形成し、その内周面に形成し
たスパイラル溝13dにスパイラル管12,12の外周
面に形成したスパイラル突条12b,12bを螺合し接
着剤17により接着するものである。又、この実施形態
において継手本体13aの外周面のスパイラル突条13
hにスパイラル管12のスパイラル溝12cを螺合して
接着剤17により接着するようにしてもよい。さらに、
この実施形態において、左側の入口13bを単に円筒状
に形成し、供給管14を挿入接着するようにしてもよ
い。
【0024】以上の図4,5,6,7,8に示す各実施
形態のスパイラル管用継手も図1〜図3に示す継手の効
果,と同様の効果を奏する。図9に示す別の実施形
態は、供給管14及び蛇腹管21の継手22として具体
化したものである。この実施形態の場合には、継手22
は二つに分割された分割継手片23,24により構成さ
れている。両分割継手片23,24には蛇腹管21を構
成する円筒状の本体21aの外周面に形成された円環状
をなす複数の突条21bを係合する係合溝23a,24
aが形成されている。さらに、両分割継手片23,24
の互いに接合される部位には接合片23b,24bが一
体に形成され、ボルト25とナット26により締め付け
可能である。
形態のスパイラル管用継手も図1〜図3に示す継手の効
果,と同様の効果を奏する。図9に示す別の実施形
態は、供給管14及び蛇腹管21の継手22として具体
化したものである。この実施形態の場合には、継手22
は二つに分割された分割継手片23,24により構成さ
れている。両分割継手片23,24には蛇腹管21を構
成する円筒状の本体21aの外周面に形成された円環状
をなす複数の突条21bを係合する係合溝23a,24
aが形成されている。さらに、両分割継手片23,24
の互いに接合される部位には接合片23b,24bが一
体に形成され、ボルト25とナット26により締め付け
可能である。
【0025】この継手22により供給管14と蛇腹管2
1を接続するには、下部に位置する分割継手片23に接
着材を介して供給管14と蛇腹管21の端部を載せた
後、分割継手片24を分割継手片23、供給管14及び
蛇腹管21に接着材を介して載せ、ボルト25とナット
26により両分割継手片23,24の接合片23b,2
4bを締め付け固定する。
1を接続するには、下部に位置する分割継手片23に接
着材を介して供給管14と蛇腹管21の端部を載せた
後、分割継手片24を分割継手片23、供給管14及び
蛇腹管21に接着材を介して載せ、ボルト25とナット
26により両分割継手片23,24の接合片23b,2
4bを締め付け固定する。
【0026】この実施形態において、継手22を蛇腹管
21どうしを接続するように全体に係合溝23a,24
aを形成したり、全体形状を前述したT字状、L字状の
継手13と同様の形状にしたりしてもよい。
21どうしを接続するように全体に係合溝23a,24
aを形成したり、全体形状を前述したT字状、L字状の
継手13と同様の形状にしたりしてもよい。
【0027】上述の蛇腹管用継手22も前述した図1〜
図3に示すスパイラル管用継手13と同様の効果、
を奏する。図10に示すように、図9で述べた前記蛇腹
管21の継手22の分割継手片23,24の片側の接合
片23b,24bを連結ピン31aよりなるヒンジ機構
31により連結し、他側の接合片23b,24bを連結
手段としてのボルト25とナット26により締め付け固
定するようにすること。
図3に示すスパイラル管用継手13と同様の効果、
を奏する。図10に示すように、図9で述べた前記蛇腹
管21の継手22の分割継手片23,24の片側の接合
片23b,24bを連結ピン31aよりなるヒンジ機構
31により連結し、他側の接合片23b,24bを連結
手段としてのボルト25とナット26により締め付け固
定するようにすること。
【0028】なお、この発明は前記実施形態に限定され
るものではなく、次のように具体化することもできる。 ・ 図11に示すように、スパイラル突条12bが内外
に交互に表れるスパイラル管12の継手13として具体
化すること。
るものではなく、次のように具体化することもできる。 ・ 図11に示すように、スパイラル突条12bが内外
に交互に表れるスパイラル管12の継手13として具体
化すること。
【0029】・ 前記実施形態では床暖房用の配管の継
手13.15として具体化したが、これ以外に、床冷房
用の配管の継手等各種の流体の移送用の配管あるいは装
飾用のスパイラル管・蛇腹管の継手として具体化するこ
と。
手13.15として具体化したが、これ以外に、床冷房
用の配管の継手等各種の流体の移送用の配管あるいは装
飾用のスパイラル管・蛇腹管の継手として具体化するこ
と。
【0030】上記実施形態から把握できる請求項1〜7
以外の技術思想について、以下にその効果とともに記載
する。 ・請求項7において、前記分割継手片は半円筒状に形成
され、両分割継手片は両側に連結手段を構成する接合片
を備え、互いに接合された接合片は連結手段を構成する
ボルトとナットにより連結されるものである蛇腹管用継
手。
以外の技術思想について、以下にその効果とともに記載
する。 ・請求項7において、前記分割継手片は半円筒状に形成
され、両分割継手片は両側に連結手段を構成する接合片
を備え、互いに接合された接合片は連結手段を構成する
ボルトとナットにより連結されるものである蛇腹管用継
手。
【0031】この蛇腹管用継手は、前述した効果と
同様の効果を奏する。 ・請求項7において、前記分割継手片は半円筒状に形成
され、両分割継手片は片側においてヒンジ機構により開
閉可能に連結され、他側において接合片が形成され、両
接合片は連結手段により連結されるものである蛇腹管用
継手。
同様の効果を奏する。 ・請求項7において、前記分割継手片は半円筒状に形成
され、両分割継手片は片側においてヒンジ機構により開
閉可能に連結され、他側において接合片が形成され、両
接合片は連結手段により連結されるものである蛇腹管用
継手。
【0032】この蛇腹管用継手は、前述した効果に
加えて、分割継手片が分離されないので、脱着操作が容
易となる。
加えて、分割継手片が分離されないので、脱着操作が容
易となる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,3,4
又は5記載の発明は、スパイラル管の外周面に形成され
たスパイラル突条を螺合して接着強度及びシール性を高
めることができるとともに接着あるいは溶接に要する材
料を節減してコストを低減することができる。
又は5記載の発明は、スパイラル管の外周面に形成され
たスパイラル突条を螺合して接着強度及びシール性を高
めることができるとともに接着あるいは溶接に要する材
料を節減してコストを低減することができる。
【0034】請求項2記載の発明は、スパイラル管のス
パイラル溝に対する接着あるいは溶接作業を容易に行
い、接着部あるいは溶接部の接合強度及びシール性を高
め、さらに接合材料を節減することができる。
パイラル溝に対する接着あるいは溶接作業を容易に行
い、接着部あるいは溶接部の接合強度及びシール性を高
め、さらに接合材料を節減することができる。
【0035】請求項6記載の発明は、継手本体全体がス
パイラル管状に形成されているので、その内周面又は外
周面にスパイラル管を接合することができる。請求項7
記載の発明は、蛇腹管との接着強度を高めシール性を高
めることができるとともに接合材料を節減してコストを
低減することができる。
パイラル管状に形成されているので、その内周面又は外
周面にスパイラル管を接合することができる。請求項7
記載の発明は、蛇腹管との接着強度を高めシール性を高
めることができるとともに接合材料を節減してコストを
低減することができる。
【図1】 この発明を具体化した一実施形態を示す継手
とスパイラル管の接続前の縦断面図。
とスパイラル管の接続前の縦断面図。
【図2】 継手とスパイラル管を接続した状態を示す縦
断面図。
断面図。
【図3】 床の配管状態を示す底面図。
【図4】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル管
用継手の断面図。
用継手の断面図。
【図5】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル管
用継手の断面図。
用継手の断面図。
【図6】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル管
用継手の断面図。
用継手の断面図。
【図7】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル管
用継手の断面図。
用継手の断面図。
【図8】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル管
用継手の断面図。
用継手の断面図。
【図9】 この発明の別の実施形態を示す蛇腹管用継手
の分解斜視図。
の分解斜視図。
【図10】 この発明の別の実施形態を示す蛇腹管用継
手の軸方向から見た側断面図。
手の軸方向から見た側断面図。
【図11】 この発明の別の実施形態を示すスパイラル
管用継手の断面図。
管用継手の断面図。
11…パネル、12…スパイラル管、12a…円筒状
部、12b…スパイラル突条、13,15…継手、13
a…継手本体、13b…入口、13c…出口、13d…
スパイラル溝、13f…接続筒部、13g,13h…ス
パイラル突条、14…供給管、16…排出管。
部、12b…スパイラル突条、13,15…継手、13
a…継手本体、13b…入口、13c…出口、13d…
スパイラル溝、13f…接続筒部、13g,13h…ス
パイラル突条、14…供給管、16…排出管。
Claims (7)
- 【請求項1】 流体の入口と出口を形成した継手本体の
入口及び出口の少なくとも一方の内周面にスパイラル管
の外周面に形成されたスパイラル突条を螺入するスパイ
ラル溝を形成したことを特徴とするスパイラル管用継
手。 - 【請求項2】 流体の入口と出口を形成した継手本体の
入口及び出口の少なくとも一方の外周面にスパイラル管
の内周面に形成されたスパイラル溝に螺入されるスパイ
ラル突条を形成したことを特徴とするスパイラル管用継
手。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、継手本体は直
線状をなす筒状に形成され、流体の入口と出口の一方に
スパイラル溝又はスパイラル突条が形成され、他方に円
筒状の供給又は排出パイプを挿入する円筒状の挿入孔が
形成されているスパイラル管用継手。 - 【請求項4】 請求項1又は2において継手本体は流体
の一つの入口と二つの出口を備えたT字状又は三つ又状
に形成され、二つの出口の内周面にスパイラル溝が形成
されているスパイラル管用継手。 - 【請求項5】 請求項1又は2において継手本体はL字
状に形成され、その流体の出口の内周面にスパイラル溝
が形成されているスパイラル管用継手。 - 【請求項6】 請求項1又は2において、継手本体は全
体がスパイラル管状に形成され、その内周面に形成され
たスパイラル溝又は外周面に形成されたスパイラル突条
に対し、他のスパイラル管の外周面に形成されたスパイ
ラル突条又は内周面に形成されたスパイラル溝が螺合さ
れるようにしているスパイラル管用継手。 - 【請求項7】 蛇腹管の端部外周面に接合される複数に
分割された分割継手片よりなり、各分割継手片の内周面
には前記蛇腹管の外周面に形成された円環状の突条の一
部を係合する円弧状の係合溝が形成され、各分割継手片
は蛇腹管の端部外周面を覆うように全体として環状に接
合された状態で、連結手段により連結されるものである
ことを特徴とする蛇腹管用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9361258A JPH11190480A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スパイラル管・蛇腹管用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9361258A JPH11190480A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スパイラル管・蛇腹管用継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11190480A true JPH11190480A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18472843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9361258A Pending JPH11190480A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スパイラル管・蛇腹管用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11190480A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101107332B1 (ko) * | 2010-02-03 | 2012-01-20 | 동아금속주름관(주) | 주름관 연결구가 결합된 주름관 및 주름관 연결구와 주름관의 결합방법 |
CN102537546A (zh) * | 2012-02-21 | 2012-07-04 | 深圳市华瀚管道科技股份有限公司 | 一种易于焊接对接的钢塑复合结构壁管及其对接方法 |
JP2019124244A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 株式会社Subaru | 配管固定構造および配管固定方法 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9361258A patent/JPH11190480A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101107332B1 (ko) * | 2010-02-03 | 2012-01-20 | 동아금속주름관(주) | 주름관 연결구가 결합된 주름관 및 주름관 연결구와 주름관의 결합방법 |
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