JPH11147759A - ジルコニア−黒鉛質耐火物 - Google Patents
ジルコニア−黒鉛質耐火物Info
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- JPH11147759A JPH11147759A JP9312500A JP31250097A JPH11147759A JP H11147759 A JPH11147759 A JP H11147759A JP 9312500 A JP9312500 A JP 9312500A JP 31250097 A JP31250097 A JP 31250097A JP H11147759 A JPH11147759 A JP H11147759A
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジルコニア−黒鉛質耐火物の耐食性を低下
させることなく耐熱衝撃性を向上し、両特性のバランス
を改善すること。 【解決手段】粒子径0.2mm以上のジルコニア粒子と
粒子径0.2mm未満のジルコニア粒子と黒鉛とを主成
分とする耐火物において、粒子径0.2mm以上のジル
コニア粒子が、粒子径0.2mm未満のジルコニア粒子
と黒鉛を主成分とする混合物からなる被覆層によって被
覆されている。そして、この被覆層のジルコニアと接す
る部分の黒鉛割合を、耐火物中の粒子径0.2mm以上
の粗粒ジルコニア粒子以外の部分の黒鉛割合よりも高く
した。
させることなく耐熱衝撃性を向上し、両特性のバランス
を改善すること。 【解決手段】粒子径0.2mm以上のジルコニア粒子と
粒子径0.2mm未満のジルコニア粒子と黒鉛とを主成
分とする耐火物において、粒子径0.2mm以上のジル
コニア粒子が、粒子径0.2mm未満のジルコニア粒子
と黒鉛を主成分とする混合物からなる被覆層によって被
覆されている。そして、この被覆層のジルコニアと接す
る部分の黒鉛割合を、耐火物中の粒子径0.2mm以上
の粗粒ジルコニア粒子以外の部分の黒鉛割合よりも高く
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶鋼のような溶融
金属の連続鋳造においてタンディッシュからモールドへ
の溶融金属の注入に使用する浸漬ノズルや、取鍋からタ
ンディッシュへの金属溶湯の注入に使用されるロングノ
ズル等の連続鋳造用ノズルのスラグと接触する部分、あ
るいは流量制御のためのストッパー等に好適に適用でき
るジルコニア−黒鉛質耐火物に関する。
金属の連続鋳造においてタンディッシュからモールドへ
の溶融金属の注入に使用する浸漬ノズルや、取鍋からタ
ンディッシュへの金属溶湯の注入に使用されるロングノ
ズル等の連続鋳造用ノズルのスラグと接触する部分、あ
るいは流量制御のためのストッパー等に好適に適用でき
るジルコニア−黒鉛質耐火物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、連続鋳造用ノズルは黒鉛とジ
ルコニア、アルミナ、シリカのような様々な酸化物を組
み合わせることにより、長時間使用に適するように設計
されているが、近年の耐用性向上の要請に対し、特にノ
ズルが溶鋼に浸漬されノズル表面がスラグやモールドパ
ウダーに接する部分は化学的浸食による溶損が大きく、
ノズルの寿命を左右することが多い。
ルコニア、アルミナ、シリカのような様々な酸化物を組
み合わせることにより、長時間使用に適するように設計
されているが、近年の耐用性向上の要請に対し、特にノ
ズルが溶鋼に浸漬されノズル表面がスラグやモールドパ
ウダーに接する部分は化学的浸食による溶損が大きく、
ノズルの寿命を左右することが多い。
【0003】これらの酸化物の中でも、ジルコニアはア
ルミナやシリカに比較して酸化物スラグとの反応性が低
く、とくに、塩基度が低い浸食性の強いスラグに対して
は優れた耐食性を有する。
ルミナやシリカに比較して酸化物スラグとの反応性が低
く、とくに、塩基度が低い浸食性の強いスラグに対して
は優れた耐食性を有する。
【0004】このジルコニアと黒鉛を組み合わせたジル
コニア−黒鉛質耐火物は、弾性率が低く、熱伝導率が高
いことにより耐熱衝撃性に優れた特性を有する黒鉛とを
組み合わせることで優れた耐熱衝撃性とともに、アルミ
ナ−黒鉛質耐火物やアルミナ−シリカ−黒鉛質耐火物に
比較して耐食性に優れたものになっている。
コニア−黒鉛質耐火物は、弾性率が低く、熱伝導率が高
いことにより耐熱衝撃性に優れた特性を有する黒鉛とを
組み合わせることで優れた耐熱衝撃性とともに、アルミ
ナ−黒鉛質耐火物やアルミナ−シリカ−黒鉛質耐火物に
比較して耐食性に優れたものになっている。
【0005】例えば、浸漬ノズルの場合には、モールド
パウダーに接する部分にはジルコニア−黒鉛質耐火物を
適用して優れた耐食性を得ている。また、ロングノズル
の一部にはスラグと接触する部位にジルコニア−黒鉛質
耐火物を適用して、塩基度が低い浸食性の強いスラグに
対して優れた耐食性を得ている。
パウダーに接する部分にはジルコニア−黒鉛質耐火物を
適用して優れた耐食性を得ている。また、ロングノズル
の一部にはスラグと接触する部位にジルコニア−黒鉛質
耐火物を適用して、塩基度が低い浸食性の強いスラグに
対して優れた耐食性を得ている。
【0006】そして、このように優れた耐食性を有する
ジルコニア−黒鉛質耐火物の特性を生かしながら、黒鉛
が溶鋼などの溶融金属に溶解しやすく酸化されやすい欠
点を解消するために、高温下で黒鉛などのカーボンと反
応し強固な結合を形成するアルミニウムやシリコンなど
の金属を添加することも行われ、その結果、ジルコニア
−黒鉛質耐火物の耐磨耗性は向上できた。
ジルコニア−黒鉛質耐火物の特性を生かしながら、黒鉛
が溶鋼などの溶融金属に溶解しやすく酸化されやすい欠
点を解消するために、高温下で黒鉛などのカーボンと反
応し強固な結合を形成するアルミニウムやシリコンなど
の金属を添加することも行われ、その結果、ジルコニア
−黒鉛質耐火物の耐磨耗性は向上できた。
【0007】さらに、ジルコニア−黒鉛質耐火物が有す
る優れた耐食性をさらに向上させる試みも種々行われて
おり、そのためには、黒鉛の配合量を少なくしジルコニ
ア量を増やすことが最も効果的である。ところが、黒鉛
量が少なくなるために耐熱衝撃性が低下する問題があ
る。
る優れた耐食性をさらに向上させる試みも種々行われて
おり、そのためには、黒鉛の配合量を少なくしジルコニ
ア量を増やすことが最も効果的である。ところが、黒鉛
量が少なくなるために耐熱衝撃性が低下する問題があ
る。
【0008】この問題の解決手段として、特開平7−2
14260公報には、立方晶系ZrO2を主成分とする
部分安定化ZrO2を75〜90重量%と、純度が固定
炭素にして94重量%以上の黒鉛を10〜25重量%含
有するジルコニア−黒鉛質耐火物が開示されている。こ
のように使用原料を特定したり、粒度構成を特定する試
みも行われているが、充分な耐熱衝撃性の向上は得られ
ていない。
14260公報には、立方晶系ZrO2を主成分とする
部分安定化ZrO2を75〜90重量%と、純度が固定
炭素にして94重量%以上の黒鉛を10〜25重量%含
有するジルコニア−黒鉛質耐火物が開示されている。こ
のように使用原料を特定したり、粒度構成を特定する試
みも行われているが、充分な耐熱衝撃性の向上は得られ
ていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ジルコニア−黒鉛質耐火物の耐食性を低下
させることなく耐熱衝撃性を向上し、両特性のバランス
を改善することである。
する課題は、ジルコニア−黒鉛質耐火物の耐食性を低下
させることなく耐熱衝撃性を向上し、両特性のバランス
を改善することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジルコニア−
黒鉛質耐火物におけるジルコニアと黒鉛の配置を適正化
することによって耐食性及び耐熱衝撃性のバランスを向
上させることが可能であるという知見に基づいて完成し
た。
黒鉛質耐火物におけるジルコニアと黒鉛の配置を適正化
することによって耐食性及び耐熱衝撃性のバランスを向
上させることが可能であるという知見に基づいて完成し
た。
【0011】従来のジルコニア−黒鉛質耐火物は、ジル
コニアと黒鉛に主としてフェノールレジンからなるバイ
ンダーを添加して均一に混練した配合物とし、これを成
形・焼成することによって作成している。従って、ジル
コニアに対する黒鉛の配置については特に考慮されてお
らず、一般的には黒鉛とジルコニアは均一に分散してい
る。
コニアと黒鉛に主としてフェノールレジンからなるバイ
ンダーを添加して均一に混練した配合物とし、これを成
形・焼成することによって作成している。従って、ジル
コニアに対する黒鉛の配置については特に考慮されてお
らず、一般的には黒鉛とジルコニアは均一に分散してい
る。
【0012】粒子径の大きな粗粒ジルコニアは耐食性の
改善に効果があり、また亀裂発生時には亀裂を迂回させ
る効果があり耐用性改善に効果的である。しかしなが
ら、粒子径が大きいことは部分的に弾性率が非常に大き
い部位が存在することになり全体としても弾性率が増大
するため、耐熱衝撃性が低下するという問題が生じる。
しかし、粗粒ジルコニアを被覆する黒鉛の量を増加させ
ると、黒鉛が緩衝材の役割を果たして弾性率の増加が抑
制される。
改善に効果があり、また亀裂発生時には亀裂を迂回させ
る効果があり耐用性改善に効果的である。しかしなが
ら、粒子径が大きいことは部分的に弾性率が非常に大き
い部位が存在することになり全体としても弾性率が増大
するため、耐熱衝撃性が低下するという問題が生じる。
しかし、粗粒ジルコニアを被覆する黒鉛の量を増加させ
ると、黒鉛が緩衝材の役割を果たして弾性率の増加が抑
制される。
【0013】本発明の効果は、ジルコニアの粒子径が
0.2mm以上の粗粒ジルコニアに対して顕著に現れ
る。0.2mm未満の中間粒と微粉ジルコニアは弾性率
増大への影響が少ないため耐熱衝撃性の低下はほとんど
ない。
0.2mm以上の粗粒ジルコニアに対して顕著に現れ
る。0.2mm未満の中間粒と微粉ジルコニアは弾性率
増大への影響が少ないため耐熱衝撃性の低下はほとんど
ない。
【0014】また、ジルコニアの全量に対する粒子径が
0.2mm以上の粗粒ジルコニアの重量割合は5〜50
%が好適である。5%未満では粗粒の存在による弾性率
の増大の影響が少ないため本発明を適用する必要性が少
ないためである。50%以上では弾性率増大を抑制する
ために多量の黒鉛の被覆が必要となるため相対的に微粉
部分の黒鉛が大幅に減少し微粉の固まりが生じて実質的
に粗粒と同じ形態となるため弾性率が高くなるという弊
害が生じる。
0.2mm以上の粗粒ジルコニアの重量割合は5〜50
%が好適である。5%未満では粗粒の存在による弾性率
の増大の影響が少ないため本発明を適用する必要性が少
ないためである。50%以上では弾性率増大を抑制する
ために多量の黒鉛の被覆が必要となるため相対的に微粉
部分の黒鉛が大幅に減少し微粉の固まりが生じて実質的
に粗粒と同じ形態となるため弾性率が高くなるという弊
害が生じる。
【0015】以下、粒子径0.2mm以上の粗粒ジルコ
ニアを単に粗粒ジルコニアと称する。
ニアを単に粗粒ジルコニアと称する。
【0016】本発明は添加されている粗粒ジルコニアの
全てについて黒鉛割合の高い被覆層が形成されている場
合が最も好ましいが、一部の粗粒ジルコニアのみに適用
しても適用した割合に応じて改善効果が得られる。ま
た、粗粒ジルコニアを被覆する黒鉛の割合は多くなるに
従って弾性率低減の効果が得られるが、粗粒ジルコニア
の周囲にのみ黒鉛が集まると微粉ジルコニア部分の黒鉛
が相対的に少なくなり、微粉の固まりが生じて実質的に
粗粒と同じ形態となるために弾性率が高くなるという弊
害が生じるので、その点を考慮して適正化する必要があ
る。好ましい範囲について一例を挙げると、粗粒ジルコ
ニアを被覆する黒鉛量は、その耐火物中の粗粒ジルコニ
ア以外の部分の黒鉛割合の1.2〜2.6倍程度が適当
である。
全てについて黒鉛割合の高い被覆層が形成されている場
合が最も好ましいが、一部の粗粒ジルコニアのみに適用
しても適用した割合に応じて改善効果が得られる。ま
た、粗粒ジルコニアを被覆する黒鉛の割合は多くなるに
従って弾性率低減の効果が得られるが、粗粒ジルコニア
の周囲にのみ黒鉛が集まると微粉ジルコニア部分の黒鉛
が相対的に少なくなり、微粉の固まりが生じて実質的に
粗粒と同じ形態となるために弾性率が高くなるという弊
害が生じるので、その点を考慮して適正化する必要があ
る。好ましい範囲について一例を挙げると、粗粒ジルコ
ニアを被覆する黒鉛量は、その耐火物中の粗粒ジルコニ
ア以外の部分の黒鉛割合の1.2〜2.6倍程度が適当
である。
【0017】粗粒ジルコニアを被覆して黒鉛量を適正化
する被覆層の厚みの範囲については微粉の量や黒鉛の量
に影響を受けるので一義的に規定することはできない
が、例を挙げると0.05mm以上、0.3mm以下の
範囲について被覆層を形成するのが好ましい。被覆層の
厚みが小さすぎる場合は弾性率低減の効果が小さくな
り、大きすぎる場合は強度の低下を招く場合があるので
適当な範囲に調整するのが好ましい。なお、一部の粗粒
が範囲外の被覆厚みで適正化されていても少量であれば
問題ない。
する被覆層の厚みの範囲については微粉の量や黒鉛の量
に影響を受けるので一義的に規定することはできない
が、例を挙げると0.05mm以上、0.3mm以下の
範囲について被覆層を形成するのが好ましい。被覆層の
厚みが小さすぎる場合は弾性率低減の効果が小さくな
り、大きすぎる場合は強度の低下を招く場合があるので
適当な範囲に調整するのが好ましい。なお、一部の粗粒
が範囲外の被覆厚みで適正化されていても少量であれば
問題ない。
【0018】粗粒ジルコニアが、粒子径0.2mm未満
のジルコニアと黒鉛とを主成分とする原料混合物で被覆
され、この被覆層の粗粒ジルコニアと接する部分すなわ
ち1層目の黒鉛割合がその耐火物中の粒子径0.2mm
以上のジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高い黒
鉛割合とすることによって、組織中に同じ量の黒鉛を均
一に分散させた場合と比較して、弾性率が低下し耐熱衝
撃性が改善される。
のジルコニアと黒鉛とを主成分とする原料混合物で被覆
され、この被覆層の粗粒ジルコニアと接する部分すなわ
ち1層目の黒鉛割合がその耐火物中の粒子径0.2mm
以上のジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高い黒
鉛割合とすることによって、組織中に同じ量の黒鉛を均
一に分散させた場合と比較して、弾性率が低下し耐熱衝
撃性が改善される。
【0019】すなわち、本発明のジルコニア−黒鉛質耐
火物は、粗粒ジルコニア粒子と粒子径0.2mm未満の
ジルコニア粒子と黒鉛とを主成分とするもので、粗粒ジ
ルコニア粒子が、粒子径0.2mm未満のジルコニア粒
子と黒鉛を主成分とする混合物からなる被覆層によって
被覆されている。
火物は、粗粒ジルコニア粒子と粒子径0.2mm未満の
ジルコニア粒子と黒鉛とを主成分とするもので、粗粒ジ
ルコニア粒子が、粒子径0.2mm未満のジルコニア粒
子と黒鉛を主成分とする混合物からなる被覆層によって
被覆されている。
【0020】そして、この被覆層の粗粒ジルコニアと接
する部分すなわち1層目の黒鉛割合がこの耐火物中の粗
粒ジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高い黒鉛割
合からなっていることを特徴とする。
する部分すなわち1層目の黒鉛割合がこの耐火物中の粗
粒ジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高い黒鉛割
合からなっていることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】粗粒ジルコニアを被覆する黒鉛量
を増加させるためには、たとえば最初に粗粒ジルコニア
と全体の平均よりも多量の黒鉛を含んだ粗粒を除くジル
コニアにバインダーを添加して混練することで被覆層を
形成した後で、残りの原料とバインダーとを添加し再度
混練後、通常の方法で成形後熱処理する手段を採用する
ことができる。
を増加させるためには、たとえば最初に粗粒ジルコニア
と全体の平均よりも多量の黒鉛を含んだ粗粒を除くジル
コニアにバインダーを添加して混練することで被覆層を
形成した後で、残りの原料とバインダーとを添加し再度
混練後、通常の方法で成形後熱処理する手段を採用する
ことができる。
【0022】粗粒ジルコニアの被覆層は、最初の混練方
法あるいは残りの原料との混練方法により、1層のみあ
るいは複数層形成される場合があるが、粗粒ジルコニア
と接する1層目の部分が、その耐火物中の粒子径0.2
mm以上のジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高
い黒鉛割合からなっていることで十分な効果が得られ
る。
法あるいは残りの原料との混練方法により、1層のみあ
るいは複数層形成される場合があるが、粗粒ジルコニア
と接する1層目の部分が、その耐火物中の粒子径0.2
mm以上のジルコニアを除いた部分の黒鉛割合よりも高
い黒鉛割合からなっていることで十分な効果が得られ
る。
【0023】なお、本発明はジルコニアの単味に限ら
ず、ジルコニアに黒鉛の酸化防止のためのSi、Si
C、B4C等を3重量%程度まで少量添加した場合に
も、また、ジルコニアに代えてZrB2の場合も同様に
適用できる。
ず、ジルコニアに黒鉛の酸化防止のためのSi、Si
C、B4C等を3重量%程度まで少量添加した場合に
も、また、ジルコニアに代えてZrB2の場合も同様に
適用できる。
【0024】実施例1 この実施例は、粗粒ジルコニアへの被覆層の粗粒ジルコ
ニアと接する1層目の黒鉛の割合による効果を確認する
ものである。
ニアと接する1層目の黒鉛の割合による効果を確認する
ものである。
【0025】表1は適用した配合例を示すもので、表
中、No.1は比較のための従来品を示し、No.2〜
No.4は本発明の実施例を示す。
中、No.1は比較のための従来品を示し、No.2〜
No.4は本発明の実施例を示す。
【0026】同表のNo.1の混練は黒鉛全量とジルコ
ニア全量を混合し、これにフェノールレジンを添加して
おこなったものである。また、実施例であるNo.2〜
No.4はそれぞれ粒径0.2mm以上の粗粒ジルコニ
アへの黒鉛の被覆量を増加させるため、最初に前混練用
の原料をあらかじめ混練し、No.1の試料よりも黒鉛
の被覆量を増加させた造粒子を作製し、これに後混練用
の原料を加えてさらに混練し配合物を得た。
ニア全量を混合し、これにフェノールレジンを添加して
おこなったものである。また、実施例であるNo.2〜
No.4はそれぞれ粒径0.2mm以上の粗粒ジルコニ
アへの黒鉛の被覆量を増加させるため、最初に前混練用
の原料をあらかじめ混練し、No.1の試料よりも黒鉛
の被覆量を増加させた造粒子を作製し、これに後混練用
の原料を加えてさらに混練し配合物を得た。
【0027】得られた配合物を1000kg/cm2の
圧力でノズル形状にCIP成形し、コークス中に埋め込
んで最高温度1000℃にて還元焼成を行った。焼成後
のサンプルの断面を顕微鏡で観察すると粗粒ジルコニア
の周囲に1層あるいは2層の被覆層を確認することがで
き、粗粒ジルコニアと接する1層目の被覆層厚みは、表
1の計算値とほぼ一致するものであった。
圧力でノズル形状にCIP成形し、コークス中に埋め込
んで最高温度1000℃にて還元焼成を行った。焼成後
のサンプルの断面を顕微鏡で観察すると粗粒ジルコニア
の周囲に1層あるいは2層の被覆層を確認することがで
き、粗粒ジルコニアと接する1層目の被覆層厚みは、表
1の計算値とほぼ一致するものであった。
【0028】また、焼成したノズルから、曲げ強度、弾
性率、熱膨張率を測定した。測定結果及び耐スポール性
を表す熱衝撃抵抗係数の結果を表1に示す。曲げ強度は
3点曲げ法により、弾性率は超音波法により、熱膨張率
は市販の熱膨張計で測定し1500℃までの平均線膨張
係数を示した。熱衝撃抵抗係数はポアソン比がほぼ一定
のため次式により算出した。
性率、熱膨張率を測定した。測定結果及び耐スポール性
を表す熱衝撃抵抗係数の結果を表1に示す。曲げ強度は
3点曲げ法により、弾性率は超音波法により、熱膨張率
は市販の熱膨張計で測定し1500℃までの平均線膨張
係数を示した。熱衝撃抵抗係数はポアソン比がほぼ一定
のため次式により算出した。
【0029】 (曲げ強度)/[(弾性率)×(熱膨張率)] 数字は大きいほど耐スポール性に優れていることを示
す。測定結果から明らかなように、従来品のNo.1と
比較して本発明の実施例であるNo.2〜4は弾性率が
低下した効果により熱衝撃抵抗係数が改善されているこ
とが明らかである。ただし、黒鉛の含有量がNo.1の
約2.6倍のNo.4についてはNo.3と比較して強
度および熱衝撃抵抗係数が低下しており、これ以上の黒
鉛の増量は改善効果が小さくなり不適当である。従っ
て、より好ましい被覆層中の黒鉛の割合は、耐火物中の
粗粒ジルコニアを除いた部分の黒鉛の割合の1.2から
2.6倍程度が適当であることが分かった。
す。測定結果から明らかなように、従来品のNo.1と
比較して本発明の実施例であるNo.2〜4は弾性率が
低下した効果により熱衝撃抵抗係数が改善されているこ
とが明らかである。ただし、黒鉛の含有量がNo.1の
約2.6倍のNo.4についてはNo.3と比較して強
度および熱衝撃抵抗係数が低下しており、これ以上の黒
鉛の増量は改善効果が小さくなり不適当である。従っ
て、より好ましい被覆層中の黒鉛の割合は、耐火物中の
粗粒ジルコニアを除いた部分の黒鉛の割合の1.2から
2.6倍程度が適当であることが分かった。
【0030】
【表1】 実施例2 この実施例は被覆層の厚みの効果を確認するもので、表
2にNo.5からNo.10の6種類の配合例と得られ
た耐火物の特性を示す。No.5は比較例を示し、実施
例1のNo.1と同様に均一に混練した。No.6〜N
o.10は、本発明の実施例を示すもので、実施例1の
No.2〜No.4の場合と同様に、粗粒への黒鉛被覆
量を増加させた。配合作製以降の成形、焼成、品質評価
等については実施例1の場合と全く同様の方法で行っ
た。品質評価の結果、本発明の実施例であるNo.6〜
No.10については従来品のNo.5よりも弾性率が
小さく耐熱衝撃性に優れていることが明らかである。実
施例中、被覆層の厚みが0.05mm以下であるNo.
6と0.3mm以上であるNo.10は耐熱衝撃性に劣
っており、好ましい被覆厚みは0.05mm〜0.3m
mであることが明らかである。
2にNo.5からNo.10の6種類の配合例と得られ
た耐火物の特性を示す。No.5は比較例を示し、実施
例1のNo.1と同様に均一に混練した。No.6〜N
o.10は、本発明の実施例を示すもので、実施例1の
No.2〜No.4の場合と同様に、粗粒への黒鉛被覆
量を増加させた。配合作製以降の成形、焼成、品質評価
等については実施例1の場合と全く同様の方法で行っ
た。品質評価の結果、本発明の実施例であるNo.6〜
No.10については従来品のNo.5よりも弾性率が
小さく耐熱衝撃性に優れていることが明らかである。実
施例中、被覆層の厚みが0.05mm以下であるNo.
6と0.3mm以上であるNo.10は耐熱衝撃性に劣
っており、好ましい被覆厚みは0.05mm〜0.3m
mであることが明らかである。
【0031】
【表2】 実施例3 粗粒ジルコニアの添加量について検討した結果を表3に
示す。表中、No.11からNo.14は、本発明の実
施例であり、弾性率が低く良好である。比較例のNo.
15は、本発明の請求項4の範囲外であり、弾性率が高
い。
示す。表中、No.11からNo.14は、本発明の実
施例であり、弾性率が低く良好である。比較例のNo.
15は、本発明の請求項4の範囲外であり、弾性率が高
い。
【0032】
【表3】 実施例4 実炉試験に供した結果を示すもので、前記比較例として
挙げた試料No.lと本発明の実施例であるNo.3の
材質をパウダーラインに適用して浸漬ノズルを作製しス
ラブ連鋳機にて実炉試験に供した。取鍋の容量は300
ton、1chあたりの鋳造時間は約40分で、同一T
DにNo.1とNo.3を適用した浸漬ノズルをセット
した。テスト本数は各々5本ずつで、1本あたり平均し
て約300分使用した。使用後のノズルを回収しパウダ
ーライン部の溶損速度を調査した結果ほぼ同等であっ
た。No.3はNo.1と比較して耐熱衝撃性に優れて
いることから、本発明品は耐食性が同等でしかも安定鋳
造に寄与することが判明した。また、耐熱衝撃性が優位
であることはさらにジルコニアの含有量を増加させる余
地があることを意味しており、本発明が耐用向上にも寄
与することが明らかである。
挙げた試料No.lと本発明の実施例であるNo.3の
材質をパウダーラインに適用して浸漬ノズルを作製しス
ラブ連鋳機にて実炉試験に供した。取鍋の容量は300
ton、1chあたりの鋳造時間は約40分で、同一T
DにNo.1とNo.3を適用した浸漬ノズルをセット
した。テスト本数は各々5本ずつで、1本あたり平均し
て約300分使用した。使用後のノズルを回収しパウダ
ーライン部の溶損速度を調査した結果ほぼ同等であっ
た。No.3はNo.1と比較して耐熱衝撃性に優れて
いることから、本発明品は耐食性が同等でしかも安定鋳
造に寄与することが判明した。また、耐熱衝撃性が優位
であることはさらにジルコニアの含有量を増加させる余
地があることを意味しており、本発明が耐用向上にも寄
与することが明らかである。
【0033】
【発明の効果】(1) 同じ黒鉛の使用量の従来のジル
コニア−黒鉛質耐火物と比較して耐スポーリング性が著
しく向上する。
コニア−黒鉛質耐火物と比較して耐スポーリング性が著
しく向上する。
【0034】(2) 粗粒添加による弾性率の増大が抑
制されるので、従来のものよりも粗粒ジルコニアの含有
率を増加することができるので、耐食性がさらに向上す
る。
制されるので、従来のものよりも粗粒ジルコニアの含有
率を増加することができるので、耐食性がさらに向上す
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 粒子径が0.2mm以上の粗粒ジルコニ
アと粒子径が0.2mm未満のジルコニアと黒鉛とを主
成分とし、前記粗粒ジルコニアが粒子径が0.2mm未
満のジルコニアと黒鉛とを主成分とする混合物からなる
被覆層によって被覆されているジルコニア−黒鉛質耐火
物において、 前記被覆層の粗粒ジルコニアと接する部分の黒鉛割合
が、耐火物中の粗粒ジルコニアを除いた部分の黒鉛割合
よりも高いことを特徴とするジルコニア−黒鉛質耐火
物。 - 【請求項2】 被覆層の粗粒ジルコニアと接する部分の
黒鉛割合が、耐火物中の粗粒ジルコニア粒子を除いた部
分の黒鉛の重量割合の1.2倍から2.6倍高いことを
特徴とする請求項1に記載のジルコニア−黒鉛質耐火
物。 - 【請求項3】 粗粒ジルコニアのジルコニア全量に対す
る割合が5〜50重量%であることを特徴とする請求項
1あるいは請求項2の何れかに記載のジルコニア−黒鉛
質耐火物。 - 【請求項4】 粗粒ジルコニアと接する被覆層の厚みが
0.05mm以上、0.3mm以下であることを特徴と
する請求項1から請求項3の何れかに記載のジルコニア
−黒鉛質耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312500A JPH11147759A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ジルコニア−黒鉛質耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9312500A JPH11147759A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ジルコニア−黒鉛質耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11147759A true JPH11147759A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18029972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9312500A Pending JPH11147759A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | ジルコニア−黒鉛質耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11147759A (ja) |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP9312500A patent/JPH11147759A/ja active Pending
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