JPH11132873A - 圧電検出器及びその製造方法 - Google Patents
圧電検出器及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH11132873A JPH11132873A JP30150197A JP30150197A JPH11132873A JP H11132873 A JPH11132873 A JP H11132873A JP 30150197 A JP30150197 A JP 30150197A JP 30150197 A JP30150197 A JP 30150197A JP H11132873 A JPH11132873 A JP H11132873A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- substrate
- detector
- forming
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 29
- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 174
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 171
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 105
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 27
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 28
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 23
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 14
- 230000008021 deposition Effects 0.000 claims description 14
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 23
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 23
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 31
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 17
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 11
- 229910052451 lead zirconate titanate Inorganic materials 0.000 description 10
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 238000000992 sputter etching Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 238000001755 magnetron sputter deposition Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- RKTYLMNFRDHKIL-UHFFFAOYSA-N copper;5,10,15,20-tetraphenylporphyrin-22,24-diide Chemical compound [Cu+2].C1=CC(C(=C2C=CC([N-]2)=C(C=2C=CC=CC=2)C=2C=CC(N=2)=C(C=2C=CC=CC=2)C2=CC=C3[N-]2)C=2C=CC=CC=2)=NC1=C3C1=CC=CC=C1 RKTYLMNFRDHKIL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003486 chemical etching Methods 0.000 description 2
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N lead zirconate titanate Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ti+4].[Zr+4].[Pb+2] HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 2
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 2
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 2
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 2
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- VNNRSPGTAMTISX-UHFFFAOYSA-N chromium nickel Chemical compound [Cr].[Ni] VNNRSPGTAMTISX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 1
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005616 pyroelectricity Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
電効果を利用して力学量を検出するものであり、この圧
電効果による発生電荷量は圧電体の分極方向に影響され
ため、素子構造と圧電体の分極軸配向性は、検出器の高
感度化のために重要である。しかし、焼結体に高電界を
印加して分極処理を行う場合、特に微小な圧電体エレメ
ントや複数個の圧電体エレメントを分極する時は、均一
に分極することは容易ではないといった課題があった。
また、横効果構造の検出器において、圧電体を弾性板等
に接着する製造方法では、接着方法が不完全であると、
感度バラツキの原因となる課題があった。 【解決手段】 凹型形状部を設けた検出器基板におい
て、前記検出器基板に設けた凹型形状部上に、成膜基
板、下部電極膜、圧電体薄膜、上部電極膜が設け、前記
成膜基板にその端部が検出器基板に固定された片持ち
梁、あるいは、両端を固定された両端固定梁を形成す
る。
Description
特に圧電横効果型の圧電体薄膜を用いることで、小型、
高感度で、微小な加速度と衝撃を検知することが出来る
圧電検出器と、その製造に関するものである。
体は、焦電性を用いた焦電型赤外線検出器、圧電性を用
いた加速度センサやアクチュエータ等の圧電体素子、分
極反転を用いた不揮発性メモリ、高誘電率特性を用いた
容量性素子のキーマテリアルとして研究開発が行われて
いる。
より圧電体が電荷を発生する「圧電効果」を利用して、
力学量(加速度、圧力、等)を検出するものであり、電
圧感度がきわめて大きいといった特徴がある。
体の分極方向に影響される。従って、素子構造と圧電体
の分極軸配向性は、検出器の高感度化のために重要であ
る。現状の圧電検出器、特に加速度センサでは、焼結体
材料が検出材料として用いられている。焼結体は、グレ
インから構成されているが、各グレインにおける分極方
向はバラバラである。従って、分極処理を実施し、分極
方向を同一方向にそろえる必要がある。
られる力の方向で分類され、(1)電気軸に平行(縦効
果型)、(2)電気軸と直角(横効果型)、(3)電気
軸に平行な面内のずれ、の3種類がある。これらの中で
横効果型構造は、片持ち梁、あるいは両端固定梁構造の
弾性板に圧電体を接着した構造であり、小型、高感度で
あり微小な加速度や振動を検出できる特徴がある。ま
た、逆圧電効果により、高性能なアクチュエータとして
も適用できる。
ように焼結体に高電界を印加して分極処理を行う場合、
特に、微小な圧電体エレメントや複数個の圧電体エレメ
ントを分極する場合は、均一に分極することは容易では
ないといった課題があった。
体を弾性板等に接着する製造方法では、接着方法が不完
全であると、感度バラツキの原因となる課題があった。
製造方法、特に、圧電体薄膜を用いた、小型、高感度化
が可能で、感度バラツキの小さい圧電検出器を形成する
技術を供給することである。
めに本発明の圧電検出器は、凹型形状部を設けた検出器
基板において、前記検出器基板に設けた凹型形状部上
に、成膜基板、下部電極膜、圧電体薄膜、上部電極膜が
設けられており、前記成膜基板はその端部が検出器基板
に固定された片持ち梁、あるいは、両端を固定された両
端固定梁を形成している。
貼り合わされた検出器基板において、前記成膜基板に設
けた凹型形状部上に、下部電極膜、圧電体薄膜、上部電
極膜、および振動板膜が設けられており、前記圧電体薄
膜はその端部を成膜基板に固定された片持ち梁、あるい
は、両端を固定された両端固定梁を形成している。
に設けた凹型形状部上に、下部電極膜、圧電体薄膜、上
部電極膜、および振動板膜が設けられており、前記圧電
体薄膜はその端部を成膜基板に固定された片持ち梁、あ
るいは、両端を固定された両端固定梁を形成している。
検出器の製造方法は、成膜基板上に下部電極膜を形成す
る工程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜を形成する工
程、前記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成する工程、前
記成膜基板を切断する工程、前記切断した成膜基板を検
出器基板上に固定し検出器基板に設けた凹型形状部上に
片持ち梁あるいは両端固定梁を形成する工程、検出器基
板を切断し検出部構造体を作製する工程を有している。
成膜基板上に下部電極膜を形成する工程、前記下部電極
膜上に圧電体薄膜を形成する工程、前記圧電体薄膜上に
上部電極膜を形成する工程、前記成膜基板を検出器基板
上に固定し、検出器基板に設けた凹型形状部上に圧電体
薄膜を配置させる工程、前記成膜基板および検出器基板
を切断し検出部構造体を作製する工程を有している。
は、検出器基板上に成膜基板を貼り合わせる工程、前記
検出器基板に貼り合わせた成膜基板上に下部電極膜を形
成する工程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜を形成する
工程、前記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成する工程、
前記上部電極膜上に振動板膜を形成する工程、圧電体薄
膜を形成した表側から前記下部電極膜に設けたエッチン
グホールを介して圧電体薄膜の下に位置する成膜基板部
分ををエッチング除去し凹型形状部を形成する工程、成
膜基板および検出器基板を切断して検出部構造体を作製
する工程を有している。
法は、成膜基板上に下部電極膜を形成する工程、前記下
部電極膜上に圧電体薄膜を形成する工程、前記圧電体薄
膜上に上部電極膜を形成する工程、前記上部電極膜上に
振動板膜を形成する工程、圧電体薄膜を形成した表側か
ら前記下部電極膜に設けたエッチングホールを介して圧
電体薄膜の下に位置する成膜基板部分ををエッチング除
去し凹型形状部を形成する工程、成膜基板を切断して検
出部構造体を作製する工程を有している。
料であるために微細加工が可能であり、微小かつ多様な
形状の検出器を容易に形成できる点や、検出器全体の小
型化を図れる点、検出器の集積化が可能となる点で有効
である。
あるいは圧電体薄膜上に直接作製された膜材料である。
従って、作製プロセスにおいて、振動板と圧電体薄膜の
接着工程が不要であり、接着工程による感度バラツキが
低減でき、信頼性向上の点で有効である。
板材料においても、成膜基板を検出器基板に貼り合わせ
た後に成膜する作製方法により、成膜基板の大面積化が
可能である。従って、素子の作製プロセスのスループッ
トの効率化の点で有効であり、検出器の低コスト化の点
でも有効である。
薄膜からのみ構成される梁構造の検出器は、梁構造のバ
ネ定数が小さく、高感度で微小な振動を検出できる点で
有効である。
性を制御することが可能であり、分極軸を成膜基板面に
対して垂直に配向させることが可能である。従って、効
果的に発生電荷を検出することが可能である。さらに、
スパッタリング法をはじめとする成膜方法により、分極
処理することなく、自発分極が一方向に揃った圧電体薄
膜を作成することが可能であり、分極処理を行う必要が
ない。従って、均一な圧電特性を持つ薄膜材料を作成で
きる点で有効である。
法に関する一実施例について、図面を参照しながら説明
する。
圧電検出器を、図2にその作製プロセスの断面図を示
す。成膜基板101として(100)MgO単結晶基板
(厚さ300μm)を用いた。そして、成膜基板101
上に下部電極膜102、圧電体薄膜103および上部電
極膜104を作製した。下部電極膜102および上部電
極膜104としてPt薄膜を、高周波マグネトロンスパ
ッタ法により作製した。スパッタ成膜条件は、基板温度
が600℃、スパッタガスはAr(95%)と酸素(5
%)の混合ガスで、ガス圧は0.5Pa、高周波投入パ
ワー密度は2.5W/cm2(13.56MHz)で、成
膜時間は1時間であった。膜の厚さは0.15μmであ
った。圧電薄膜103として表1に示した材料を、明示
した成膜条件により作製した。表1の条件で成膜するこ
とにより、すべての誘電体は、分極軸が基板面に対して
垂直方向に優先配向したc軸配向単結晶膜を(100)
MgO単結晶基板上で得た。次に、上部電極104を、
スパッタエッチングによりパターニングした(図2
(a))。Pt薄膜のエッチング条件は、真空度0.0
6Torr、Arガス流量10sccm、プラズマパワー170
Wの条件で、15分を要した。続いて、103を、表2
に示したプロセス条件でパターニングを行った。
μm程度に研磨した後に、幅0.1mm長さ2mm程度の短
冊形状に切断した(図2(b))。
凹型形状部106上に配置されるように、切断した成膜
基板101を接着固定した後、点線で切断することによ
り、一括して検出部構造体を作製した。(図2
(c))。 本実施例では、ガラス製の105を用い、
接着には、エポキシ系接着剤を使用した。しかし、ガラ
ス基板とMgO単結晶基板では、直接接合による固定も
可能である。また、105としてSi単結晶基板を用い
ても問題はない。図2(c)では、片持ち梁を形成した
場合を図示しているが、この工程で両端固定梁構造を作
製し、圧電検出器とすることも可能である。接続後、1
05に外部電極接続ホールをサンドブラスト法で形成し
た後、105上に形成されている検出器電極108と1
02および104をボンディングワイヤ109でそれぞ
れ接続した(図2(d))。110、111は、105
に実装したインピーダンス変換用の電界効果トランジス
タおよび抵抗である。最後に、ガラス製の封止用キャッ
プ112を105と直接接合技術により接合し、検出器
全体を封止した(図2(e))。
が振動板として機能している。したがって、圧電体薄膜
と振動板を接着する必要がないために、感度バラツキを
低減できるため、信頼性向上の点で有効である。
成膜基板面に対して垂直に配向しているために、分極処
理を行うことなく高い圧電特性が期待できる。従って、
検出器の高感度化の点で有効である。
圧電検出器を、図4に、その作製プロセスの断面図を示
す。
晶基板(厚さ400μm)を用いた。そして、成膜基板
201上に下部電極膜202、圧電体薄膜203および
上部電極膜204を作製した。下部電極膜202および
上部電極膜204としてPt薄膜を、高周波マグネトロ
ンスパッタ法により作製した。スパッタ成膜条件は、基
板温度が600℃、スパッタガスはAr(95%)と酸
素(5%)の混合ガスで、ガス圧は0.5Pa、高周波
投入パワー密度は2.5W/cm2(13.56MHz)
で、成膜時間は1時間であった。膜の厚さは0.15μ
mであった。圧電薄膜203として、菱面体結晶構造を
持つ組成のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を作製し
た。表1に示した正方晶PZTとの作製条件の相違は、
ターゲット組成が、(Pb0.56Zr0.44TiO3+0.
2PbO)であることのみである。これにより、分極軸
が基板面に対して垂直方向に優先配向した(111)面
配向PZT膜を(100)Si単結晶基板上で得た。な
お、Si単結晶基板の結晶面の方位に関わらず、(11
1)面配向PZT膜を得た。次に、Ptを、スパッタエ
ッチングによりパターニングして、204を作製した
(図4(a))。Pt薄膜のエッチング条件は、真空度
0.06Torr、Arガス流量10sccm、プラズマパワー
170Wの条件で、15分を要した。続いて、203
は、表2に示した正方晶PZTのプロセスと同一条件で
パターニングを行った。
μm程度に研磨した後に、圧電体薄膜203が、検出器
基板205に設けた凹型形状部206上に配置されるよ
うに、成膜基板201を接合固定した(図4(b))。
本実施例では、ガラス製の205を用い、直接接合技
術により201と205を固定した。205としてSi
単結晶基板を用いても問題はない。また、接着剤による
接着も可能である。接合後、図4(c)の線分α−
α’、β−β’、およびγ−γ’で切断することによ
り、片持ち梁構造の検出部構造体を一括して作製した
(図4(d))。本実施例では、幅0.075mm、長さ
2mmの大きさで切断した。なお、この切断工程で、線分
γ−γ’のみを切断すれば、両端固定梁構造の検出部構
造体を一括して作製することが可能である。
7に接着固定した後に、各電極をボンディングワイヤ2
10で接続し、金属製のステム212とキャップ213
を溶接により封止した。208、209は、207に実
装したインピーダンス変換用の電界効果トランジスタお
よび抵抗である。
が振動板として機能している。したがって、圧電体薄膜
と振動板を接着する必要がないために、感度バラツキを
低減できるため、信頼性向上の点で有効である。
成膜基板面に対して垂直に配向しているために、分極処
理を行うことなく高い圧電特性が期待できるために、検
出器の高感度化の点で有効である。
板に接合した後に切断することにより、小型の圧電体検
出構造体を、効率よく一括して作製できるために、プロ
セスの効率化および検出器の低コスト化の点で有効であ
る。
圧電検出器を、図6に、その作製プロセスの断面図を示
す。
結晶基板(厚さ300μm、15mm□)を、検出器基板
302である6インチ(100)Si単結晶ウエハーに
直接接合により貼り合わせた。なお、302としてガラ
ス基板を用いても直接接合は可能である。そして、成膜
基板の厚さが10〜20μm程度になるように研磨した
(図6(a))。成膜基板301の厚さを薄くするため
には、研磨以外に、エッチングによるプロセスも可能で
ある。
3としてPt薄膜を作製した。作製条件は、高周波マグ
ネトロンスパッタ法により、基板温度が600℃、スパ
ッタガスはAr(95%)と酸素(5%)の混合ガス
で、ガス圧は0.5Pa、高周波投入パワー密度は2.5
W/cm2(13.56MHz)であり、成膜時間は1時
間であった。膜の厚さは0.15μmであった。次に、
下部電極膜303を、スパッタエッチングによりパター
ニングし、エッチングホール304を形成した(図6
(b))。Pt薄膜のエッチング条件は、真空度0.0
6Torr、Arガス流量10sccm、プラズマパワー170
Wの条件で、15分を要した。そして、圧電体薄膜30
5および上部電極膜306を作製した。圧電体薄膜30
5として表1に示した材料を、明示した成膜条件により
作製した。表1の条件で成膜することにより、すべての
誘電体は、分極軸が基板面に対して垂直方向に優先配向
したc軸配向単結晶膜を(100)MgO単結晶基板上
で得た。次に、上部電極306を、下部電極膜303と
同条件でスパッタエッチングによりパターニングした。
続いて、圧電体薄膜305を、表2に示したプロセス条
件でパターニングを行った(図6(b))。さらに、振
動板膜307を上部電極膜306の上に形成した(図6
(c))。307としては、NiCr薄膜を高周波マグ
ネトロンスパッタ法により、作製した。膜厚は圧電体薄
膜305と同じ厚みとした。成膜条件は、基板温度が2
00℃、スパッタガスはArガスで、ガス圧は0.8P
a、高周波投入パワー密度は2.5W/cm2(13.5
6MHz)である。なお、振動板膜307は、Pt,C
r,Alなどのヤング率の高い金属材料が適している
が、SiO2や樹脂膜あるいは、フォトレジストのよう
な絶縁物でも問題はない。また、振動板膜と電極膜が同
じ材料でも問題はない。
る成膜基板部分を、下部電極膜に設けたエッチングホー
ル304を介して、ケミカルエッチングにより除去した
(図6(d))。MgO単結晶基板のエッチング除去
は、80℃の熱リン酸水溶液(20wt%)により行っ
た。次に、図6(e)の線分α−α’、β−β’、γ−
γ’、δ−δ’、ε−ε’で切断することにより、片持
ち梁構造の検出部構造体を、一括して作製した(図6
(f))。最後に、検出器基板302を回路基板309
に接着固定した後に、各電極をボンディングワイヤ31
2で接続し、金属製のステム314とキャップ315を
溶接により封止した(図6(g))。310、311
は、309に実装したインピーダンス変換用の電界効果
トランジスタおよび抵抗である。
例示したが、ステンレス金属基板やSi単結晶基板をは
じめ、エッチング可能な基板であれば他の基板も本発明
において有効であることは明らかである。
膜、上下電極膜および振動板膜のみから構成されてい
る。従って、梁構造部全体の厚さが小さいため、梁構造
部のバネ定数の低減化が図れる。従って、小さな振動や
加速度でも、高感度で検出できる点で効果的である。
薄膜上に形成している。従って、圧電体薄膜と振動板を
接着する必要がないために、感度バラツキを低減できる
ため、信頼性向上の点で有効である。
が成膜基板面に対して垂直に配向しているために、分極
処理を行うことなく高い圧電特性が期待できるために、
検出器の高感度化の点で有効である。
結晶基板等は、大面積化が困難であり、30mm□程度が
限度である。本発明では、成膜基板を検出器基板に貼り
合わせた後に圧電体薄膜を形成している。従って、検出
基板を大面積化することにより、圧電体薄膜形成の効率
化が図れるとともに、検出器の作製プロセスのスループ
ットの効率が向上するために、検出器の低コスト化の点
で有効である。
器構造体を形成している。従って、小型集積化が可能で
あり、複数の梁構造を並列あるいは2次元に配置した検
出器を作成することも可能である。
圧電材料を用いたが、本発明が他の圧電体薄膜材料につ
いても有効であることは明らかである。また、実施例1
および3では、成膜基板として(100)MgO単結晶
基板を、実施例2においては(100)Si単結晶基板
を用いたが、成膜基板材料がこれらに限定されないこと
は明らかである。
圧電検出器を、図8に、その作製プロセスの断面図を示
す。
晶基板(厚さ400μm)を用いた。そして、成膜基板
401上に下部電極膜402として、Pt薄膜を実施例
2と同条件で作製した。膜の厚さは0.15μmであっ
た。次に、402を、スパッタエッチングによりパター
ニングして、エッチングホール403を作製した(図8
(a))。エッチング条件は実施例2と同様である。続
いて、圧電体薄膜404、および上部電極膜405を作
製した。圧電体薄膜404として、菱面体結晶構造を持
つ組成のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を、実施例2
と同条件で作製した。これにより、分極軸が基板面に対
して垂直方向に優先配向した(111)面配向PZT膜
を(100)Si単結晶基板上で得た。なお、Si単結
晶基板の結晶面の方位に関わらず、(111)面配向P
ZT膜を得た。上部電極膜405は、402と同条件で
作製した。405を402と同条件でスパッタエッチン
グによりパターニングした後、404を、表2に示した
正方晶PZTのプロセスと同一条件でパターニングを行
った(図8(a))。
5の上に形成した(図8(b))。406として、Ni
Cr薄膜を、高周波マグネトロンスパッタ法により作製
した。膜厚は圧電体薄膜404と同じ厚みとした。成膜
条件は、基板温度が200℃、スパッタガスはArガス
で、ガス圧は0.8Pa、高周波投入パワー密度は2.5
W/cm2(13.56MHz)である。なお、振動板膜
406は、Pt,Cr,Alなどのヤング率の高い金属
材料が適しているが、SiO2や樹脂膜あるいは、フォ
トレジストのような絶縁物でも問題はない。また、振動
板膜と電極膜が同じ材料でも問題はない。
る成膜基板部分を、下部電極膜に設けたエッチングホー
ル403を介して、ケミカルエッチングにより除去した
(図8(c))。Si単結晶基板のエッチング除去は、
フッ酸、硝酸、および酢酸の混合溶液により行った。次
に、図8(d)の線分α−α’、β−β’、γ−γ’、
δ−δ’、ε−ε’で切断することにより、片持ち梁構
造の検出部構造体を、一括して作製した(図8
(e))。最後に、成膜基板401を回路基板408に
接着固定した後に、各電極をボンディングワイヤ411
で接続し、金属製のステム413とキャップ414を溶
接により封止した(図8(f))。409、410は、
408に実装したインピーダンス変換用の電界効果トラ
ンジスタおよび抵抗である。
示したが、401としてMgO基板を用いれば、実施例
3と同様のプロセスで実施例4に示した構造の圧電検出
器が作成可能である。さらに、ステンレス金属基板をは
じめ、エッチング可能な基板であれば他の成膜基板も本
発明において有効であることは明らかである。
膜、上下電極膜および振動板膜のみから構成されてい
る。従って、梁構造部全体の厚さが小さいため、梁構造
部のバネ定数の低減化が図れる。従って、小さな振動や
加速度でも、高感度で検出できる点で効果的である。
薄膜上に形成している。従って、圧電体薄膜と振動板を
接着する必要がないために、感度バラツキを低減できる
ため、信頼性向上の点で有効である。
が成膜基板面に対して垂直に配向しているために、分極
処理を行うことなく高い圧電特性が期待できるために、
検出器の高感度化の点で有効である。
器構造体を形成している。従って、小型集積化が可能で
あり、複数の梁構造を並列あるいは2次元に配置した検
出器を作成することも可能である。
圧電材料を用いたが、本発明が他の圧電体薄膜材料につ
いても有効であることは明らかである。また、実施例1
および3では、成膜基板として(100)MgO単結晶
基板を、実施例2および4においては(100)Si単
結晶基板を用いたが、成膜基板材料がこれらに限定され
ないことは明らかである。
変換のための電界効果トランジスタおよび抵抗を、検出
器と同じキャップ内に配置した。しかし、電界効果トラ
ンジスタおよび抵抗を、封止用キャップの外に配置する
ことも、本発明において有効であることは明らかであ
る。さらに、圧電体検出部の容量によっては、電界効果
トランジスタを省くことも可能である。
料であるために微細加工が可能であり、微小かつ多様な
形状の検出器を容易に形成できる点や、検出器全体の小
型化を図れる点、検出器の集積化が可能となる点で有効
である。
るいは圧電体薄膜上に直接作製された膜材料である。従
って、作製プロセスにおいて、振動板と圧電体薄膜の接
着工程が不要であり、接着工程による感度バラツキが低
減でき、信頼性向上の点で有効である。
板材料においても、成膜基板を検出器基板に固定した後
に成膜する作製方法により、成膜基板の大面積化が可能
である。従って、素子の作製プロセスのスループットの
効率化の点で有効であり、検出器の低コスト化の点でも
有効である。
薄膜からのみ構成される梁構造の検出器は、梁構造のバ
ネ定数が小さく、高感度で微小な振動を検出できる点で
有効である。
性を制御することが可能であり、分極軸を成膜基板面に
対して垂直に配向させることが可能である。従って、効
果的に発生電荷を検出することが可能である。さらに、
スパッタリング法をはじめとする成膜方法により、分極
処理することなく、自発分極が一方向に揃った圧電体薄
膜を作成することが可能であり、分極処理を行う必要が
ない。従って、均一な圧電特性を持つ薄膜材料を作成で
きる点で有効である。
Claims (8)
- 【請求項1】 凹型形状部を設けた検出器基板におい
て、前記凹型形状部上に、成膜基板、下部電極膜、圧電
体薄膜、及び上部電極膜を設け、前記成膜基板はその端
部が前記検出器基板に固定した片持ち梁、あるいは両端
を固定した両端固定梁を有することを特徴とする圧電検
出器。 - 【請求項2】 成膜基板を貼り合わせた検出器基板にお
いて、前記成膜基板に設けた凹型形状部上に、下部電極
膜、圧電体薄膜、上部電極膜、および振動板膜を設け、
前記圧電体薄膜はその端部を成膜基板に固定した片持ち
梁、あるいは両端を固定した両端固定梁を有することを
特徴とする圧電検出器。 - 【請求項3】 成膜基板に設けた凹型形状部上に、下部
電極膜、圧電体薄膜、上部電極膜、および振動板膜を設
け、前記圧電体薄膜はその端部を成膜基板に固定した片
持ち梁、あるいは両端を固定した両端固定梁を有するこ
とを特徴とする圧電検出器。 - 【請求項4】 成膜基板上に下部電極膜を形成する工
程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜を形成する工程、前
記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成する工程、前記成膜
基板を切断する工程、前記切断した成膜基板を検出器基
板上に固定し検出器基板に設けた凹型形状部上に片持ち
梁あるいは両端固定梁を形成する工程、検出器基板を切
断し検出部構造体を作製する工程を有することを特徴と
する圧電検出器の製造方法。 - 【請求項5】 成膜基板上に下部電極膜を形成する工
程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜を形成する工程、前
記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成する工程、前記成膜
基板を検出器基板上に固定し、検出器基板に設けた凹型
形状部上に圧電体薄膜を配置させる工程、前記成膜基板
および検出器基板を切断し検出部構造体を作製する工程
を有することを特徴とする圧電検出器の製造方法。 - 【請求項6】 検出器基板上に成膜基板を貼り合わせる
工程、前記検出器基板に貼り合わせた成膜基板上に下部
電極膜を形成する工程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜
を形成する工程、前記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成
する工程、前記上部電極膜上に振動板膜を形成する工
程、圧電体薄膜を形成した表側から前記下部電極膜に設
けたエッチングホールを介して圧電体薄膜の下に位置す
る成膜基板部分ををエッチング除去し凹型形状部を形成
する工程、成膜基板および検出器基板を切断して検出部
構造体を作製する工程を有することを特徴とする圧電検
出器の製造方法。 - 【請求項7】 成膜基板上に下部電極膜を形成する工
程、前記下部電極膜上に圧電体薄膜を形成する工程、前
記圧電体薄膜上に上部電極膜を形成する工程、前記上部
電極膜上に振動板膜を形成する工程、圧電体薄膜を形成
した表側から前記下部電極膜に設けたエッチングホール
を介して圧電体薄膜の下に位置する成膜基板部分ををエ
ッチング除去し凹型形状部を形成する工程、成膜基板を
切断して検出部構造体を作製する工程を有することを特
徴とする圧電検出器の製造方法。 - 【請求項8】 圧電体薄膜の分極軸が、成膜基板面に対
して垂直に配向していることを特徴とする請求項1、2
または3に記載の圧電検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30150197A JPH11132873A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 圧電検出器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30150197A JPH11132873A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 圧電検出器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132873A true JPH11132873A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17897683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30150197A Pending JPH11132873A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 圧電検出器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11132873A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014406A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Toshiba Corp | 慣性センサ及び慣性検出装置 |
JP2011250520A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Hayami Kohei | 多段式発電ユニット |
CN114043957A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-02-15 | 西安交通大学 | 基于pzt薄膜的传感装置、制备方法和汽车安全气囊系统 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP30150197A patent/JPH11132873A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014406A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Toshiba Corp | 慣性センサ及び慣性検出装置 |
JP2011250520A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Hayami Kohei | 多段式発電ユニット |
CN114043957A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-02-15 | 西安交通大学 | 基于pzt薄膜的传感装置、制备方法和汽车安全气囊系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6089090A (en) | Vibration gyro sensor | |
US6263734B1 (en) | Piezoelectric acceleration sensor and method of detecting acceleration and manufacturing method thereof | |
US20130032906A1 (en) | Ferroelectric device | |
JPS61177900A (ja) | 圧電変換器およびその製造方法 | |
JPH0330377A (ja) | 電気的トランスデューサーデバイスおよびその製造方法 | |
CN101120455A (zh) | 压电元件的制造方法 | |
US11631800B2 (en) | Piezoelectric MEMS devices and methods of forming thereof | |
JPH10209517A (ja) | 圧電素子 | |
US9331668B2 (en) | Vibrator with a beam-shaped portion above a recess in a substrate, and oscillator using same | |
JP7307029B2 (ja) | 圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法 | |
WO2006126401A1 (ja) | 圧電共振型センサ素子の振動制御装置 | |
JPH11132873A (ja) | 圧電検出器及びその製造方法 | |
JP3428803B2 (ja) | 加速度センサ及びその製造方法 | |
JP2005039720A (ja) | 圧電型超音波センサ素子 | |
JP5407250B2 (ja) | 角速度センサ素子、角速度センサ素子の製造方法、角速度センサ及び電子機器 | |
JPH0252599A (ja) | 超音波トランスデューサ及びその製造方法 | |
JP3230359B2 (ja) | 共振型振動素子 | |
JPH10200369A (ja) | 圧電薄膜共振子 | |
US20240032429A1 (en) | Piezoelectric device and method of forming the same | |
JPH0878735A (ja) | 強誘電体薄膜装置 | |
TW202200967A (zh) | 陣列式超音波感測器的製備方法及陣列式超音波感測器 | |
US20230320228A1 (en) | Piezoelectric film integrated device, manufacturing method thereof, and acoustic oscillation sensor | |
US20230320219A1 (en) | Piezoelectric film integrated device, manufacturing method thereof, and acoustic oscillation sensor | |
JP2000138401A (ja) | 圧電型検出器ならびにその製造方法 | |
TWI747362B (zh) | 壓電微機械超聲波換能器及其製作方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040819 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040914 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070918 |