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JPH11136025A - 周波数切換型表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置およびそれを用いた通信機 - Google Patents

周波数切換型表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置およびそれを用いた通信機

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Publication number
JPH11136025A
JPH11136025A JP10204902A JP20490298A JPH11136025A JP H11136025 A JPH11136025 A JP H11136025A JP 10204902 A JP10204902 A JP 10204902A JP 20490298 A JP20490298 A JP 20490298A JP H11136025 A JPH11136025 A JP H11136025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
antenna
open end
base
main surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP10204902A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Okada
岡田  健
Kazuya Kawabata
一也 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10204902A priority Critical patent/JPH11136025A/ja
Publication of JPH11136025A publication Critical patent/JPH11136025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に共振周波数を変えて複数の周波数に対
応することのできる周波数切換型表面実装型アンテナお
よびそれを用いたアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 周波数切換型表面実装型アンテナ1の放
射電極4の開放端の近傍に第2のギャップ7を介して近
接して制御電極8を設け、この制御電極8をスイッチ9
を介して接地して、スイッチ9のオン−オフによって制
御電極8の接地、非接地を制御する。 【効果】 アンテナの共振周波数を簡単に切り換え、複
数の周波数帯域に対応させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信機器な
どに用いられる周波数切換型表面実装型アンテナおよび
それを用いたアンテナ装置およびそれを用いた通信機に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来の表面実装型アンテナおよ
びそれを用いたアンテナ装置を示す。図8に示す表面実
装型アンテナは、その基本構成が特開平9−98015
号公報に開示されている。図8において、表面実装型ア
ンテナ60は、誘電体からなり、一方主面と他方主面と
4つの端面を有する板状の基体61と、基体61の一方
主面のほぼ全面に形成されたグランド電極62と、基体
61の主として他方主面に形成され、一端が他方主面上
で開放端を形成し、他端が他方主面から1つの端面を介
して一方主面に回り込んでグランド電極62に接続され
たストリップ状の放射電極63と、放射電極63の開放
端にギャップ64を介して近接して、基体61の他方主
面から1つの端面を介して一方主面にかけて形成された
給電電極65からなる。そして、給電電極65は信号源
66に接続されて、全体としてアンテナ装置67を形成
している。
【0003】このように構成された表面実装型アンテナ
60を含むアンテナ装置67において、信号源66から
給電電極65に入力された信号は、ギャップ64の部分
に給電電極65と放射電極63の開放端との間で形成さ
れる静電容量を介して放射電極63に入力される。放射
電極63は、一端が短絡、他端が開放の長さがλ/4の
マイクロストリップ線路共振器として共振する。そし
て、その共振の電力の一部が空間に放射されることによ
ってアンテナとして機能する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の表面実装型アン
テナは誘電体の基体の表面に形成されたマイクロストリ
ップ線路を共振素子として利用している。そのため、基
体の誘電率を高くして波長短縮率を大きくすることによ
って表面実装型アンテナの小形化を図ることができる。
【0005】しかしながら、上記の表面実装型アンテナ
の場合、基体の誘電率を大きくすると表面実装型アンテ
ナの周波数帯域が狭くなるという問題がある。そのた
め、例えばGSM方式の携帯電話の場合、送信側の周波
数帯域(890〜915MHz)と受信側の周波数帯域
(935〜960MHz)の2つの周波数帯域に対応す
るようなアンテナが必要になるが、1つの表面実装型ア
ンテナではその周波数帯域が狭いために対応できず、2
つの表面実装型アンテナを組み合わせるなどの対策が必
要になる。そのため、表面実装型アンテナが2つに増え
ることに加えて、2つの表面実装型アンテナを接続する
ための外部回路が必要になるなど、コストアップの原因
となっていた。
【0006】そこで、本発明は、簡単に共振周波数を変
えて複数の周波数に対応することのできる周波数切換型
表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置お
よびそれを用いた通信機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の周波数切換型表面実装型アンテナは、誘
電体または磁性体よりなり、一方主面と他方主面と4つ
の端面を有する直方体状の基体と、前記基体の一方主面
のほぼ全面に形成されたグランド電極と、前記基体の少
なくとも他方主面に形成され、一端が前記基体の他方主
面あるいはいずれかの端面で開放端を形成し、他端が前
記基体のいずれかの端面を介して前記グランド電極と接
続されたストリップ状の放射電極と、前記放射電極の開
放端に第1のギャップを介して近接して形成した給電電
極と、前記放射電極の開放端またはその近傍において、
前記放射電極とそれぞれ第2のギャップを介して近接し
て形成した1つ以上の制御電極を有することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明の周波数切換型表面実装型ア
ンテナは、誘電体または磁性体よりなり、一方主面と他
方主面と4つの端面を有する直方体状の基体と、前記基
体の少なくともいずれか1つの面に形成されたグランド
電極と、前記基体の1つ以上の面に渡って形成され、一
端が前記基体のいずれかの面で開放端を形成し、他端が
前記グランド電極と接続されたストリップ状の放射電極
と、前記放射電極の開放端に対応して、前記基体のいず
れかの面に形成した給電電極と、前記放射電極の開放端
またはその近傍において、前記放射電極とそれぞれギャ
ップを介して近接して形成した1つ以上の制御電極を有
することを特徴とする。
【0009】また、本発明のアンテナ装置は、上記の周
波数切換型表面実装型アンテナと、一端が前記周波数切
換型表面実装型アンテナの前記制御電極に接続され、他
端が前記グランド電極に接続され、前記制御電極と前記
グランド電極との接続を制御するスイッチを有すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の通信機は、上記のアンテナ
装置を用いたことを特徴とする。
【0011】このように、構成することにより、本発明
の周波数切換型表面実装型アンテナおよびアンテナ装置
および通信機によれば、1つのアンテナで共振周波数を
切り換えて複数の周波数に対応することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の周波数切換型表
面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置の一
実施例を示す。図1において、周波数切換型表面実装型
アンテナ1は、誘電体からなり、一方主面と他方主面と
4つの端面を有する直方体状の基体2と、基体2の一方
主面のほぼ全面に形成されたグランド電極3と、基体2
の主として他方主面に形成され、一端が他方主面上およ
び部分的に1つの端面に回り込んで開放端を形成し、他
端が1つの端面を介して一方主面に回り込んでグランド
電極3に接続されたストリップ状の放射電極4と、放射
電極4の開放端に第1のギャップ5を介して近接して、
基体2の他方主面から1つの端面を介して一方主面にか
けて形成された給電電極6と、放射電極4の部分的に1
つの端面に回り込んで形成された開放端に第2のギャッ
プ7を介して近接して、基体2の1つの端面から一方主
面にかけて形成された制御電極8からなる。そして、制
御電極8はスイッチ9を介して接地され、また、給電電
極6は信号源10に接続されて、全体としてアンテナ装
置11を形成している。
【0013】ここで、図2に、周波数切換型表面実装型
アンテナ1を含むアンテナ装置11の等価回路を示し、
図1と図2を使ってその動作を説明する。なお、図2に
おいて、図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を
付し、その説明を省略する。
【0014】図2において、C1は給電電極6とグラン
ド電極3の間で形成される静電容量を、C2は給電電極
6と放射電極4の開放端との間で形成される静電容量
を、C3は放射電極4の開放端とグランド電極3の間で
形成される静電容量を、C4は放射電極4の開放端と制
御電極8の間で形成される静電容量を表している。ここ
で、信号源10は静電容量C2を介して放射電極4の一
端に接続され、放射電極4の他端は接地されている。静
電容量C2の信号源10との接続部は、静電容量C1を
介して接地されている。静電容量C2の放射電極4との
接続部は、静電容量C3を介して接地されると共に、静
電容量C4とスイッチ9を直列に介して接地されてい
る。
【0015】このように構成されたアンテナ装置11に
おいて、信号源10から給電電極6に入力された信号
は、第1のギャップ5の部分に形成される静電容量C2
を介して放射電極4に入力される。放射電極4は、一端
が開放、他端が短絡の長さがλ/4のマイクロストリッ
プ線路共振器として、これに並列に加わる静電容量C3
と共に共振する。そして、その共振の電力の一部が空間
に放射されることによって周波数切換型表面実装型アン
テナ1はアンテナとして機能する。
【0016】ここで、静電容量C4は、スイッチ9がオ
フの場合はどこにも接続されないが、スイッチ9がオン
になると放射電極4の開放端とグランド電極3との間の
静電容量として、静電容量C3に並列に接続されること
になる。そのため、周波数切換型表面実装型アンテナ1
の共振周波数は、スイッチ9がオンの時の方がオフの時
に比べて静電容量C4の分だけ共振周波数が低下する。
この結果、アンテナ装置11は、スイッチ9がオフの時
に高い周波数帯域に対応し、スイッチ9がオンの時に低
い周波数帯域に対応するアンテナとして機能することが
できる。このようにして、アンテナ装置11は1つで複
数の周波数帯域に対応することができるようになる。ま
た、1つの表面実装型アンテナを共振周波数を切り換え
て使用することにより、複数の表面実装型アンテナを使
用する必要がなくなり、表面実装型アンテナの実装面積
を縮小し、アンテナ装置のコストダウンを図ることがで
きる。
【0017】なお、周波数切り換え用のスイッチとして
はダイオードやトランジスタ、FETなどを用いること
ができる。
【0018】図3に、本発明の周波数切換型表面実装型
アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置の別の実施例
を示す。図3において、図1と同一もしくは同等の部分
には同じ記号を付し、その説明を省略する。
【0019】図3において、周波数切換型表面実装型ア
ンテナ20は、基体2の他方主面から部分的に1つの端
面に回り込んで形成された放射電極21の開放端の近傍
に、それぞれ第2のギャップ22、23、24を介して
近接して、基体2の1つの端面から一方主面にかけて形
成された制御電極25、26、27を有する。制御電極
25、26、27は、それぞれスイッチ28、29、3
0を介して接地されて、全体としてアンテナ装置31を
形成している。
【0020】ここで、図4に、周波数切換型表面実装型
アンテナ20を含むアンテナ装置31の等価回路を示
す。なお、図4において、図2で説明した点については
省略する。また、図3と同一もしくは同等の部分には同
じ記号を付し、その説明を省略する。
【0021】図4において、C5、C6、C7は、放射
電極21の開放端と制御電極25、26、27の間でそ
れぞれ形成される静電容量を表している。
【0022】このように構成されたアンテナ装置31に
おいては、アンテナ装置11と同様の原理で、スイッチ
28、29、30をオンにすることにより、オフの時に
比べて共振周波数を低下させることができる。この場
合、3つのスイッチのオン−オフの組み合わせによって
共振周波数を8通りに切り換えることができ、アンテナ
装置11よりもさらに幅広い周波数範囲に対応できるよ
うになる。
【0023】図5に、本発明の周波数切換型表面実装型
アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置のさらに別の
実施例を示す。図5において、周波数切換型表面実装型
アンテナ40は、誘電体からなり、一方主面と他方主面
と4つの端面を有する直方体状の基体41と、基体41
の1つの端面から一方主面にかけて形成されたグランド
電極42と、主に基体41の他方主面に形成され、一端
が1つの端面に回り込んで開放端を形成し、他端がグラ
ンド電極42に接続されたストリップ状の放射電極43
と、放射電極43の開放端に対応して、基体41の一方
主面から1つの端面を介して他方主面にかけて形成され
た給電電極44と、放射電極43の開放端にギャップ4
5を介して近接して、基体41の1つの端面から一方主
面にかけて形成された制御電極46からなる。そして、
制御電極46はスイッチ47を介して接地され、また、
給電電極44は信号源48に接続されて、全体としてア
ンテナ装置49を形成している。
【0024】ここで、図6に、周波数切換型表面実装型
アンテナ40を含むアンテナ装置49の等価回路を示
し、図5と図6を使ってその動作を説明する。なお、図
6において、図5と同一もしくは同等の部分には同じ記
号を付し、その説明を省略する。
【0025】図6において、C8は給電電極44とグラ
ンド電極42の間で形成される静電容量を、C9は給電
電極44と放射電極43の開放端との間で形成される静
電容量を、C10は放射電極43の開放端とグランド電
極42の間で形成される静電容量を、C11は放射電極
43の開放端と制御電極46の間で形成される静電容量
を表している。ここで、信号源48は静電容量C9を介
して放射電極43の一端に接続され、放射電極43の他
端は接地されている。静電容量C9の信号源48との接
続部は、静電容量C8を介して接地されている。静電容
量C9の放射電極43との接続部は、静電容量C10を
介して接地されると共に、静電容量C11とスイッチ4
7を直列に介して接地されている。
【0026】このように構成されたアンテナ装置49に
おいて、信号源48から給電電極44に入力された信号
は、給電電極44と放射電極43の開放端との間に形成
される静電容量C9を介して放射電極43に入力され
る。放射電極43は、放射電極43自身の持つインダク
タンス成分と静電容量C10との並列回路として共振す
る。そして、その共振の電力の一部が空間に放射される
ことによって周波数切換型表面実装型アンテナ40はル
ープアンテナとして機能する。
【0027】ここで、静電容量C11は、スイッチ47
がオフの場合はどこにも接続されないが、スイッチ47
がオンになると放射電極43の開放端とグランド電極4
2との間の静電容量として、静電容量C10に並列に接
続されることになる。そのため、周波数切換型表面実装
型アンテナ40の共振周波数は、スイッチ47がオンの
時の方がオフの時に比べて静電容量C11の分だけ共振
周波数が低下する。この結果、アンテナ装置49は、ス
イッチ47がオフの時に高い周波数帯域に対応し、スイ
ッチ47がオンの時に低い周波数帯域に対応するアンテ
ナとして機能することができる。これは、例えばGSM
方式の携帯電話のように送信側の周波数帯域が受信側の
周波数帯域よりも低いシステムにおいて、スイッチとし
てダイオードを用いる場合に特に役に立つ。すなわち、
アンテナに流れる信号のレベルが高くなる送信時に、信
号の歪みの原因となるダイオードを歪みが少なくなるO
N状態で使うことができ、歪みの少ない状態で周波数の
切り換えを行うことができる。このようにして、アンテ
ナ装置49は1つで複数の周波数帯域に対応することが
できるようになる。
【0028】なお、図5の周波数切換型表面実装型アン
テナにおいては、放射電極43は主として基体41の他
方主面に形成されているが、これは他方主面に限るもの
ではなく、一方主面や4つの端面も含めていくつの面に
渡って連続して形成されていても構わない。
【0029】以上の実施例の中で、図1および図5の周
波数切換型表面実装型アンテナにおいては制御電極の数
を1つとし、図3の周波数切換型表面実装型アンテナに
おいては制御電極の数を3つとしたが、制御電極の数は
1つあるいは3つに限るものではなく、必要に応じて1
つ以上いくつ設けても構わない。また、図1、図3の周
波数切換型表面実装型アンテナにおいては放射電極をほ
ぼ直線状とし、図5の周波数切換型表面実装型アンテナ
においては放射電極をL字状としたが、放射電極の形状
はこれに限るものではなく、コ字状やミアンダ状など、
どのような形状としても構わない。さらに、上記の各実
施例では、周波数切換型表面実装型アンテナの基体とし
て誘電体を用いたものについて述べたが、基体として磁
性体を用いて構成することもできる。
【0030】図7に、本発明のアンテナ装置11を用い
た、本発明の通信機の一実施例を示す。図7において、
図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、そ
の説明を省略する。図7において、通信機50は筐体5
1の中に実装基板52が設けられ、実装基板52にはグ
ランド電極53、給電線路54、およびスイッチ線路5
5が形成されている。本発明の表面実装型アンテナ1は
実装基板52のコーナー部分に搭載され、さらに表面実
装型アンテナ1の制御電極(図示せず)をスイッチ線路
55を介してスイッチ9と接続してアンテナ装置11を
構成している。表面実装型アンテナ1の給電端子は実装
基板52の給電線路54に接続されている。さらに、給
電線路54は実装基板52上に形成された切換回路56
を介して、同じく実装基板52上に形成された送信回路
57および受信回路58に接続されている。
【0031】このように、本発明のアンテナ装置11を
用いることにより、小型で、低コストで複数の周波数帯
域に対応できる通信機を構成することができる。
【0032】なお、図7の実施例においては図1に示し
たアンテナ装置11を用いて通信機50を構成したが、
図3、図5に示したアンテナ装置31、49を用いて通
信機を構成しても同様の作用効果を奏するものである。
【0033】
【発明の効果】本発明の周波数切換型表面実装型アンテ
ナおよびそれを用いたアンテナ装置によれば、周波数切
換型表面実装型アンテナの放射電極の開放端とその近傍
にそれぞれギャップを介して近接して1つ以上の制御電
極を設け、この制御電極をスイッチを介して接地して、
スイッチのオン−オフによって制御電極の接地、非接地
を制御することにより、表面実装型アンテナの共振周波
数を切り換え、複数の周波数帯域に対応させることがで
きる。また、複数の表面実装型アンテナを使用する必要
がなくなり、表面実装型アンテナの実装面積を縮小し、
アンテナ装置のコストダウンを図ることができる。
【0034】また、本発明の通信機によれば、本発明の
アンテナ装置を用いることにより、複数の周波数帯域に
対応できるようになり、しかも小型化と低価格化をはか
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数切換型表面実装型アンテナおよ
びそれを用いたアンテナ装置の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のアンテナ装置の等価回路を示す回路図で
ある。
【図3】本発明の周波数切換型表面実装型アンテナおよ
びそれを用いたアンテナ装置の別の実施例を示す斜視図
である。
【図4】図3のアンテナ装置の等価回路を示す回路図で
ある。
【図5】本発明の周波数切換型表面実装型アンテナおよ
びそれを用いたアンテナ装置のさらに別の実施例を示す
斜視図である。
【図6】図5のアンテナ装置の等価回路を示す回路図で
ある。
【図7】本発明の通信機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】従来の表面実装型アンテナおよびそれを用いた
アンテナ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、20、40…周波数切換型表面実装型アンテナ 2…基体 3…グランド電極 4、21、43…放射電極 5…第1のギャップ 6、44…給電電極 7、22,23、24、45…第2のギャップ 8、25、26、27、46…制御電極 9、28、29、30、47…スイッチ 10、48…信号源 11、31、49…アンテナ装置 50…通信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 21/30 H01Q 21/30 23/00 23/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体または磁性体よりなり、一方主面
    と他方主面と4つの端面を有する直方体状の基体と、 前記基体の一方主面のほぼ全面に形成されたグランド電
    極と、 前記基体の少なくとも他方主面に形成され、一端が前記
    基体の他方主面あるいはいずれかの端面で開放端を形成
    し、他端が前記基体のいずれかの端面を介して前記グラ
    ンド電極と接続されたストリップ状の放射電極と、 前記放射電極の開放端に第1のギャップを介して近接し
    て形成した給電電極と、 前記放射電極の開放端またはその近傍において、前記放
    射電極とそれぞれ第2のギャップを介して近接して形成
    した1つ以上の制御電極を有することを特徴とする周波
    数切換型表面実装型アンテナ。
  2. 【請求項2】 誘電体または磁性体よりなり、一方主面
    と他方主面と4つの端面を有する直方体状の基体と、 前記基体の少なくともいずれか1つの面に形成されたグ
    ランド電極と、 前記基体の1つ以上の面に渡って形成され、一端が前記
    基体のいずれかの面で開放端を形成し、他端が前記グラ
    ンド電極と接続されたストリップ状の放射電極と、 前記放射電極の開放端に対応して、前記基体のいずれか
    の面に形成した給電電極と、 前記放射電極の開放端またはその近傍において、前記放
    射電極とそれぞれギャップを介して近接して形成した1
    つ以上の制御電極を有することを特徴とする周波数切換
    型表面実装型アンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の周波数切換型
    表面実装型アンテナと、 一端が前記周波数切換型表面実装型アンテナの前記制御
    電極に接続され、他端が前記グランド電極に接続され、
    前記制御電極と前記グランド電極との接続を制御するス
    イッチを有することを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のアンテナ装置を用いた
    ことを特徴とする通信機。
JP10204902A 1997-08-26 1998-07-21 周波数切換型表面実装型アンテナおよびそれを用いたアンテナ装置およびそれを用いた通信機 Pending JPH11136025A (ja)

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Cited By (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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