JPH11127002A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH11127002A JPH11127002A JP9290911A JP29091197A JPH11127002A JP H11127002 A JPH11127002 A JP H11127002A JP 9290911 A JP9290911 A JP 9290911A JP 29091197 A JP29091197 A JP 29091197A JP H11127002 A JPH11127002 A JP H11127002A
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 50
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 24
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- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 20
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2056—Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型化が容易であり、しかも設計の自由度が
高い誘電体フィルタを得る。 【解決手段】 誘電体ブロック12に形成された貫通孔
13の内壁面にはそれぞれ内導体14が形成され、誘電
体ブロック12の外壁面には上面12aを残して外導体
15が形成されている。内導体14の各々は外導体15
及び誘電体ブロック12と共に、誘電体ブロック12の
上面12a及び下面12bをそれぞれオープン面及びシ
ョート面とする1/4波長の誘電体共振器16をそれぞ
れ構成している。貫通孔13の各々は、大径孔部13b
と小径孔部13cを有すると共に、誘電体ブロック12
の上面12a側の開口部に、隣接する誘電体共振器16
との電磁気的結合を微調整するための結合調整孔部13
aを有している。
高い誘電体フィルタを得る。 【解決手段】 誘電体ブロック12に形成された貫通孔
13の内壁面にはそれぞれ内導体14が形成され、誘電
体ブロック12の外壁面には上面12aを残して外導体
15が形成されている。内導体14の各々は外導体15
及び誘電体ブロック12と共に、誘電体ブロック12の
上面12a及び下面12bをそれぞれオープン面及びシ
ョート面とする1/4波長の誘電体共振器16をそれぞ
れ構成している。貫通孔13の各々は、大径孔部13b
と小径孔部13cを有すると共に、誘電体ブロック12
の上面12a側の開口部に、隣接する誘電体共振器16
との電磁気的結合を微調整するための結合調整孔部13
aを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体フィルタ、
特に、単一の誘電体ブロックに複数の誘電体共振器を設
けた誘電体フィルタに関する。
特に、単一の誘電体ブロックに複数の誘電体共振器を設
けた誘電体フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の誘電体フィルタとし
て、例えば図9に示すようなものが知られている。図9
に示す誘電体フィルタ1は、誘電体材料からなる直方体
形状の誘電体ブロック2の、図9における上面から下面
に貫通する複数個の貫通孔3,…,3を有している。こ
れら貫通孔3,…,3の内壁面にはそれぞれ内導体4,
…,4が形成されている。誘電体ブロック2の外壁面に
は、上面を残して外導体5が形成されている。内導体
4,…,4の各々は、外導体5及び誘電体ブロック2と
ともに、誘電体ブロック2の上面及び下面をそれぞれオ
ープン面及びショート面とする1/4波長の誘電体共振
器6,…,6をそれぞれ構成しており、これら誘電体共
振器6は電磁気的に相互に結合して帯域通過型のフィル
タを構成している。
て、例えば図9に示すようなものが知られている。図9
に示す誘電体フィルタ1は、誘電体材料からなる直方体
形状の誘電体ブロック2の、図9における上面から下面
に貫通する複数個の貫通孔3,…,3を有している。こ
れら貫通孔3,…,3の内壁面にはそれぞれ内導体4,
…,4が形成されている。誘電体ブロック2の外壁面に
は、上面を残して外導体5が形成されている。内導体
4,…,4の各々は、外導体5及び誘電体ブロック2と
ともに、誘電体ブロック2の上面及び下面をそれぞれオ
ープン面及びショート面とする1/4波長の誘電体共振
器6,…,6をそれぞれ構成しており、これら誘電体共
振器6は電磁気的に相互に結合して帯域通過型のフィル
タを構成している。
【0003】誘電体ブロック2の上面には、互いに隣接
する誘電体共振器6,6の結合容量Ckを得るとともに
浮遊容量Csを調整するためのパターン電極7が形成さ
れている。これらパターン電極7,…,7の各々は内導
体4とそれぞれ電気的に接続されており、互いに隣接す
るパターン電極7,7はその間に形成されたギャップg
1により互いに分離されている。さらに、誘電体ブロッ
ク2の上部の左右には、両端に位置しているパターン電
極7,7とそれぞれギャップg2,g3をおいて、入力
パターン電極8及び出力パターン電極9が形成されてい
る。
する誘電体共振器6,6の結合容量Ckを得るとともに
浮遊容量Csを調整するためのパターン電極7が形成さ
れている。これらパターン電極7,…,7の各々は内導
体4とそれぞれ電気的に接続されており、互いに隣接す
るパターン電極7,7はその間に形成されたギャップg
1により互いに分離されている。さらに、誘電体ブロッ
ク2の上部の左右には、両端に位置しているパターン電
極7,7とそれぞれギャップg2,g3をおいて、入力
パターン電極8及び出力パターン電極9が形成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、誘電体フィ
ルタは、一般に、マイクロ波帯の通信機器用のフィルタ
として広く使用されているが、これら通信機器は年々小
型化されている。しかしながら、図9のような構成を有
する従来の誘電体フィルタ1では、小型化により誘電体
ブロック2が小さくなると、パターン電極7の面積及び
隣り合うパターン電極7,7の間のギャップg1も小さ
くなる。このため、誘電体フィルタ1の製造過程におけ
るパターン電極7の印刷の際に発生する印刷のにじみの
影響が大きくなり、結合容量Ckや浮遊容量Csが大き
く変化し、誘電体フィルタ1の特性が変化するという問
題があった。
ルタは、一般に、マイクロ波帯の通信機器用のフィルタ
として広く使用されているが、これら通信機器は年々小
型化されている。しかしながら、図9のような構成を有
する従来の誘電体フィルタ1では、小型化により誘電体
ブロック2が小さくなると、パターン電極7の面積及び
隣り合うパターン電極7,7の間のギャップg1も小さ
くなる。このため、誘電体フィルタ1の製造過程におけ
るパターン電極7の印刷の際に発生する印刷のにじみの
影響が大きくなり、結合容量Ckや浮遊容量Csが大き
く変化し、誘電体フィルタ1の特性が変化するという問
題があった。
【0005】このような問題を解消するため、図9に示
された誘電体フィルタ1のように誘電体ブロック2の上
面に電極パターン7を設ける代わりに、図10及び図1
1に示すように、貫通孔3が大径孔部3aとこの大径孔
部3aに連通した小径孔部3bとを有するようにした誘
電体フィルタ1’が提案されている(例えば、特表平8
−512187号公報参照)。この誘電体フィルタ1’
は、誘電体ブロック2の上面に電極パターンを形成する
必要がないので、図9に示された誘電体フィルタ1が有
している問題、すなわち印刷のにじみによる結合容量等
のばらつきを解消することができ、誘電体フィルタの小
型化が容易になる。
された誘電体フィルタ1のように誘電体ブロック2の上
面に電極パターン7を設ける代わりに、図10及び図1
1に示すように、貫通孔3が大径孔部3aとこの大径孔
部3aに連通した小径孔部3bとを有するようにした誘
電体フィルタ1’が提案されている(例えば、特表平8
−512187号公報参照)。この誘電体フィルタ1’
は、誘電体ブロック2の上面に電極パターンを形成する
必要がないので、図9に示された誘電体フィルタ1が有
している問題、すなわち印刷のにじみによる結合容量等
のばらつきを解消することができ、誘電体フィルタの小
型化が容易になる。
【0006】しかしながら、誘電体フィルタ1’は、各
貫通孔3の大径孔部3aの径の寸法を調整することによ
り、互いに隣接する誘電体共振器6,6の結合容量Ck
及び浮遊容量Csを調整する機能を有しているが、大径
孔部3aの軸方向の長さL1が長ければ、大径孔部3a
の径の寸法変化に対する結合容量Ckの変化が極めて大
きくなるため、結合容量Ckの微調整が困難で、結合容
量Ckのばらつきが大きいという問題があった。
貫通孔3の大径孔部3aの径の寸法を調整することによ
り、互いに隣接する誘電体共振器6,6の結合容量Ck
及び浮遊容量Csを調整する機能を有しているが、大径
孔部3aの軸方向の長さL1が長ければ、大径孔部3a
の径の寸法変化に対する結合容量Ckの変化が極めて大
きくなるため、結合容量Ckの微調整が困難で、結合容
量Ckのばらつきが大きいという問題があった。
【0007】さらに、誘電体フィルタ1’は、大径孔部
3aの軸方向の長さL1と小径孔部3bの軸方向の長さ
L2を調整することにより、貫通孔3の軸方向の長さ寸
法を短縮する機能を有しているが、この短縮効果と結合
容量Ck及び浮遊容量Csを同時に最適になるように設
計するのは難しく、設計の自由度が低いという問題があ
った。
3aの軸方向の長さL1と小径孔部3bの軸方向の長さ
L2を調整することにより、貫通孔3の軸方向の長さ寸
法を短縮する機能を有しているが、この短縮効果と結合
容量Ck及び浮遊容量Csを同時に最適になるように設
計するのは難しく、設計の自由度が低いという問題があ
った。
【0008】そこで、本発明の目的は、小型化が容易で
あり、かつ大径孔部の径変動による誘電体共振器相互の
電磁気的結合のばらつきを抑えることができ、しかも設
計の自由度が高い誘電体フィルタを提供することにあ
る。
あり、かつ大径孔部の径変動による誘電体共振器相互の
電磁気的結合のばらつきを抑えることができ、しかも設
計の自由度が高い誘電体フィルタを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る誘電体フィルタは、誘電体ブロックの
第1の面から該第1の面に対向した第2の面に貫通する
貫通孔を複数個有し、前記貫通孔の内壁面に内導体を形
成すると共に、前記第1の面を残して誘電体ブロックの
外壁面に外導体を形成し、前記内導体の各々が前記外導
体及び誘電体ブロックとともに複数個の誘電体共振器を
構成しており、前記貫通孔のうち少なくとも1つの貫通
孔が、大径孔部とこの大径孔部に連通した小径孔部とを
有すると共に、前記貫通孔の前記第1の面側に配置さ
れ、前記大径孔部及び小径孔部の径と異なる径を有しか
つ前記大径孔部及び小径孔部に連通した、隣接する誘電
体共振器との電磁気的結合を微調整するための結合調整
孔部を有していることを特徴とする。
め、本発明に係る誘電体フィルタは、誘電体ブロックの
第1の面から該第1の面に対向した第2の面に貫通する
貫通孔を複数個有し、前記貫通孔の内壁面に内導体を形
成すると共に、前記第1の面を残して誘電体ブロックの
外壁面に外導体を形成し、前記内導体の各々が前記外導
体及び誘電体ブロックとともに複数個の誘電体共振器を
構成しており、前記貫通孔のうち少なくとも1つの貫通
孔が、大径孔部とこの大径孔部に連通した小径孔部とを
有すると共に、前記貫通孔の前記第1の面側に配置さ
れ、前記大径孔部及び小径孔部の径と異なる径を有しか
つ前記大径孔部及び小径孔部に連通した、隣接する誘電
体共振器との電磁気的結合を微調整するための結合調整
孔部を有していることを特徴とする。
【0010】
【作用】貫通孔の大径孔部の軸方向の長さと小径孔部の
軸方向の長さを調整することにより、貫通孔の軸方向の
長さが最適な寸法に短縮化される。そして、貫通孔の大
径孔部及び小径孔部の径を調整することにより、互いに
隣接する誘電体共振器のおおよその電磁気的結合が図ら
れる。さらに、貫通孔の結合調整孔部の径と軸方向の長
さ等を調整することにより、互いに隣接する誘電体共振
器の電磁気的結合が微調整され、最適な電磁気的結合が
得られる。
軸方向の長さを調整することにより、貫通孔の軸方向の
長さが最適な寸法に短縮化される。そして、貫通孔の大
径孔部及び小径孔部の径を調整することにより、互いに
隣接する誘電体共振器のおおよその電磁気的結合が図ら
れる。さらに、貫通孔の結合調整孔部の径と軸方向の長
さ等を調整することにより、互いに隣接する誘電体共振
器の電磁気的結合が微調整され、最適な電磁気的結合が
得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る誘電体フィ
ルタの実施形態について添付図面を参照して説明する。
ルタの実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0012】本発明に係る誘電体フィルタの一つの実施
形態を図1及び図2に示す。この誘電体フィルタ11
は、誘電体材料からなる直方体形状の誘電体ブロック1
2を有している。誘電体ブロック12には、図1におけ
る上面12aから下面12bに貫通する複数個(本実施
形態では4個)の横断面円形の貫通孔13が形成されて
いる。貫通孔13の内壁面にはそれぞれ内導体14が形
成されると共に、上面を残して誘電体ブロック12の外
壁面には外導体15が形成されている。すなわち、外導
体15は、誘電体ブロック12の上面12a(以下、開
放側面12aと記す)では、内導体14から電気的に開
放(分離)され、下面12b(以下、短絡側面12bと
記す)では、内導体14に電気的に短絡(導通)されて
いる。さらに、誘電体ブロック12の左右両端部には、
入力パターン電極18及び出力パターン電極19が、外
導体15とそれぞれ所定のギャップをおいて形成されて
いる。
形態を図1及び図2に示す。この誘電体フィルタ11
は、誘電体材料からなる直方体形状の誘電体ブロック1
2を有している。誘電体ブロック12には、図1におけ
る上面12aから下面12bに貫通する複数個(本実施
形態では4個)の横断面円形の貫通孔13が形成されて
いる。貫通孔13の内壁面にはそれぞれ内導体14が形
成されると共に、上面を残して誘電体ブロック12の外
壁面には外導体15が形成されている。すなわち、外導
体15は、誘電体ブロック12の上面12a(以下、開
放側面12aと記す)では、内導体14から電気的に開
放(分離)され、下面12b(以下、短絡側面12bと
記す)では、内導体14に電気的に短絡(導通)されて
いる。さらに、誘電体ブロック12の左右両端部には、
入力パターン電極18及び出力パターン電極19が、外
導体15とそれぞれ所定のギャップをおいて形成されて
いる。
【0013】内導体14の各々は外導体15及び誘電体
ブロック12と共に、誘電体ブロック12の開放側面1
2a及び短絡側面12bをそれぞれオープン面及びショ
ート面とする1/4波長の誘電体共振器16をそれぞれ
構成しており、これら誘電体共振器16,…,16は電
磁気的に相互に結合して帯域通過型のフィルタを構成し
ている。貫通孔13,…,13の各々は、図2に示すよ
うに、大径孔部13bとこの大径孔部13bに連通した
小径孔部13cを有し、両者の境界部分には段差部20
が形成されている。大径孔部13bは誘電体ブロック1
2の開放側面12a側に配設され、小径孔部13cは誘
電体ブロック12の短絡側面12b側に配設されてい
る。
ブロック12と共に、誘電体ブロック12の開放側面1
2a及び短絡側面12bをそれぞれオープン面及びショ
ート面とする1/4波長の誘電体共振器16をそれぞれ
構成しており、これら誘電体共振器16,…,16は電
磁気的に相互に結合して帯域通過型のフィルタを構成し
ている。貫通孔13,…,13の各々は、図2に示すよ
うに、大径孔部13bとこの大径孔部13bに連通した
小径孔部13cを有し、両者の境界部分には段差部20
が形成されている。大径孔部13bは誘電体ブロック1
2の開放側面12a側に配設され、小径孔部13cは誘
電体ブロック12の短絡側面12b側に配設されてい
る。
【0014】さらに、貫通孔13の各々は、誘電体ブロ
ック12の開放側面12a側の開口部に、隣接する誘電
体共振器16,16の電磁気的結合を微調整するための
結合調整孔部13aを有している。結合調整孔部13a
は、大径孔部13b及び小径孔部13cの径と異なる径
をもち、かつ、大径孔部13b及び小径孔部13cに連
通している。この結合調整孔部13aは、誘電体ブロッ
ク12を金型により形成する際に、大径孔部13b及び
小径孔部13cと共に同一工程で形成してもよいが、誘
電体ブロック12の完成後に、誘電体ブロック12を削
ることによって形成することもできる。
ック12の開放側面12a側の開口部に、隣接する誘電
体共振器16,16の電磁気的結合を微調整するための
結合調整孔部13aを有している。結合調整孔部13a
は、大径孔部13b及び小径孔部13cの径と異なる径
をもち、かつ、大径孔部13b及び小径孔部13cに連
通している。この結合調整孔部13aは、誘電体ブロッ
ク12を金型により形成する際に、大径孔部13b及び
小径孔部13cと共に同一工程で形成してもよいが、誘
電体ブロック12の完成後に、誘電体ブロック12を削
ることによって形成することもできる。
【0015】以上の構成において、図2に示すように、
結合調整孔部13aの軸方向の長さをLa、大径孔部1
3bの軸方向の長さをLb、小径孔部13cの軸方向の
長さをLcとすると、大径孔部13bの長さLbと小径
孔部13cの長さLcを調整することにより、貫通孔1
3の軸方向の長さを最適な寸法に短縮化させることがで
きる。ここに、貫通孔13の軸方向の長さは、Lb=L
cのときに最も短縮され、誘電体ブロック12の高さ寸
法を最小にすることができる。
結合調整孔部13aの軸方向の長さをLa、大径孔部1
3bの軸方向の長さをLb、小径孔部13cの軸方向の
長さをLcとすると、大径孔部13bの長さLbと小径
孔部13cの長さLcを調整することにより、貫通孔1
3の軸方向の長さを最適な寸法に短縮化させることがで
きる。ここに、貫通孔13の軸方向の長さは、Lb=L
cのときに最も短縮され、誘電体ブロック12の高さ寸
法を最小にすることができる。
【0016】そして、大径孔部13bと小径孔部13c
の径Db,Dcを調整することにより、互いに隣接する
誘電体共振器16,16のおおよその結合容量Ckが得
られ、電磁気的結合が図られる。さらに、La≦(Lb
+Lc)のとき、結合調整孔部13aは、等価的に容量
とみなすことができる。そこで、結合調整孔部13aの
軸方向の長さLaや径Da等を調整することにより、互
いに隣接する誘電体共振器16,16の微小結合容量C
k’が得られるため、隣接する誘電体共振器16,16
の電磁気的結合が微調整され、最適な電磁気的結合を得
ることができる。
の径Db,Dcを調整することにより、互いに隣接する
誘電体共振器16,16のおおよその結合容量Ckが得
られ、電磁気的結合が図られる。さらに、La≦(Lb
+Lc)のとき、結合調整孔部13aは、等価的に容量
とみなすことができる。そこで、結合調整孔部13aの
軸方向の長さLaや径Da等を調整することにより、互
いに隣接する誘電体共振器16,16の微小結合容量C
k’が得られるため、隣接する誘電体共振器16,16
の電磁気的結合が微調整され、最適な電磁気的結合を得
ることができる。
【0017】この結果、誘電体フィルタ11は、大径孔
部13b及び小径孔部13cの軸方向の長さLb,Lc
及び径Db,Dcを、隣接する誘電体共振器16,16
の電磁気的結合が最適となるように設計し、電磁気的結
合の微調整を結合調整孔部13aの軸方向の長さLaや
径Da等を調整することによって行うことができる。本
実施形態では、La=0.2mm、Lb=4mm、Lc
=4mmにそれぞれ設定し、そのときの結合調整孔部1
3aの径Daを1.3mmに、大径孔部13bの径Db
を0.9mmに、小径孔部13cの径Dcを0.6mm
にそれぞれ設定した。
部13b及び小径孔部13cの軸方向の長さLb,Lc
及び径Db,Dcを、隣接する誘電体共振器16,16
の電磁気的結合が最適となるように設計し、電磁気的結
合の微調整を結合調整孔部13aの軸方向の長さLaや
径Da等を調整することによって行うことができる。本
実施形態では、La=0.2mm、Lb=4mm、Lc
=4mmにそれぞれ設定し、そのときの結合調整孔部1
3aの径Daを1.3mmに、大径孔部13bの径Db
を0.9mmに、小径孔部13cの径Dcを0.6mm
にそれぞれ設定した。
【0018】本発明に係る誘電体フィルタの他の実施形
態を図3〜図6に示す。なお、図3〜図6において、図
1及び図2に対応する部分には同じ符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
態を図3〜図6に示す。なお、図3〜図6において、図
1及び図2に対応する部分には同じ符号を付して示し、
重複した説明は省略する。
【0019】図3及び図4に示す誘電体フィルタ21
は、図1及び図2において説明した誘電体フィルタ11
において、貫通孔13の大径孔部13b及び結合調整孔
部13aの右側部分の半径を、小径孔部13cの半径と
等しくしたものと同様のものである。このようにすれ
ば、大径孔部13b及び結合調整孔部13aの半径が小
径孔部13cの半径と異なる左側部分の扇角を適当な角
度に調整することにより、誘電体共振器16の軸長の短
縮率の調整及び結合度の調整ができ、誘電体共振器16
の軸長の短縮率及び結合度の調整の自由度がさらに拡大
される。
は、図1及び図2において説明した誘電体フィルタ11
において、貫通孔13の大径孔部13b及び結合調整孔
部13aの右側部分の半径を、小径孔部13cの半径と
等しくしたものと同様のものである。このようにすれ
ば、大径孔部13b及び結合調整孔部13aの半径が小
径孔部13cの半径と異なる左側部分の扇角を適当な角
度に調整することにより、誘電体共振器16の軸長の短
縮率の調整及び結合度の調整ができ、誘電体共振器16
の軸長の短縮率及び結合度の調整の自由度がさらに拡大
される。
【0020】図5に示す誘電体フィルタ22は、図1及
び図2において説明した誘電体フィルタ11において、
貫通孔13の結合調整孔部13aの右側部分の半径を、
大径孔部13bの半径と等しくしたものと同様のもので
ある。このようにすれば、結合調整孔部13aの半径が
大径孔部13bの半径と異なる左側部分の扇角を適当な
角度に調整することにより、誘電体共振器16の結合度
の調整を行うことができ、誘電体共振器16の結合度の
調整の自由度がさらに拡大される。
び図2において説明した誘電体フィルタ11において、
貫通孔13の結合調整孔部13aの右側部分の半径を、
大径孔部13bの半径と等しくしたものと同様のもので
ある。このようにすれば、結合調整孔部13aの半径が
大径孔部13bの半径と異なる左側部分の扇角を適当な
角度に調整することにより、誘電体共振器16の結合度
の調整を行うことができ、誘電体共振器16の結合度の
調整の自由度がさらに拡大される。
【0021】図6に示す誘電体フィルタ23は、図1及
び図2において説明した誘電体フィルタ11において、
貫通孔13の大径孔部13bの右側部分の半径を、小径
孔部13cの半径と等しくしたものと同様のものであ
る。このようにすれば、大径孔部13bの半径が小径孔
部13cの半径と異なる左側部分の扇角を適当な角度に
調整することにより、誘電体共振器16の軸長の短縮率
の調整を行うことができ、誘電体共振器16の軸長の短
縮率の調整の自由度が拡大される。
び図2において説明した誘電体フィルタ11において、
貫通孔13の大径孔部13bの右側部分の半径を、小径
孔部13cの半径と等しくしたものと同様のものであ
る。このようにすれば、大径孔部13bの半径が小径孔
部13cの半径と異なる左側部分の扇角を適当な角度に
調整することにより、誘電体共振器16の軸長の短縮率
の調整を行うことができ、誘電体共振器16の軸長の短
縮率の調整の自由度が拡大される。
【0022】以上では本発明の基本的な実施形態につい
て説明したが、本発明に係る誘電体フィルタは前記実施
形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。例えば、図7や図8に示すよ
うに、貫通孔13の結合調整孔部13aの径は、大径孔
部13bの直径もしくは半径よりも小さくてもよい。さ
らに、貫通孔13は横断面円形に限るものではなく、横
断面矩形のものであってもよい。さらに、貫通孔13を
五つ以上誘電体ブロック12に設けるものであってもよ
い。
て説明したが、本発明に係る誘電体フィルタは前記実施
形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。例えば、図7や図8に示すよ
うに、貫通孔13の結合調整孔部13aの径は、大径孔
部13bの直径もしくは半径よりも小さくてもよい。さ
らに、貫通孔13は横断面円形に限るものではなく、横
断面矩形のものであってもよい。さらに、貫通孔13を
五つ以上誘電体ブロック12に設けるものであってもよ
い。
【0023】また、誘電体フィルタは、帯域通過フィル
タの他に、例えば、携帯電話等の無線通信機器のアンテ
ナと送信系及び受信系との間に配設されて、所定の送信
周波数を有する送信信号を送信系からアンテナに供給す
る一方、アンテナで受信された信号から所定の周波数を
有する受信信号を受信系に供給するデュプレクサであっ
てもよい。
タの他に、例えば、携帯電話等の無線通信機器のアンテ
ナと送信系及び受信系との間に配設されて、所定の送信
周波数を有する送信信号を送信系からアンテナに供給す
る一方、アンテナで受信された信号から所定の周波数を
有する受信信号を受信系に供給するデュプレクサであっ
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、少なくとも一つの貫通孔が大径孔部と小径孔
部を有すると共に、隣接する誘電体共振器との電磁気的
結合を微調整するための結合調整孔部を有しているの
で、貫通孔の大径孔部の軸方向の長さと小径孔部の軸方
向の長さを調整することにより、貫通孔の軸方向の長さ
を最適な寸法に短縮化することができる。そして、貫通
孔の大径孔部及び小径孔部の径を調整することにより、
互いに隣接する誘電体共振器のおおよその電磁気的結合
を図ることができる。さらに、貫通孔の結合調整孔部の
径と軸方向の長さ等を調整することにより、互いに隣接
する誘電体共振器の電磁気的結合を微調整することがで
き、最適な電磁気的結合が得られる。この結果、小型化
が容易であり、かつ大径孔部の径変動による誘電体共振
器相互の電磁気的結合のばらつきを抑えることができ、
しかも設計の自由度が高い誘電体フィルタを得ることが
できる。
によれば、少なくとも一つの貫通孔が大径孔部と小径孔
部を有すると共に、隣接する誘電体共振器との電磁気的
結合を微調整するための結合調整孔部を有しているの
で、貫通孔の大径孔部の軸方向の長さと小径孔部の軸方
向の長さを調整することにより、貫通孔の軸方向の長さ
を最適な寸法に短縮化することができる。そして、貫通
孔の大径孔部及び小径孔部の径を調整することにより、
互いに隣接する誘電体共振器のおおよその電磁気的結合
を図ることができる。さらに、貫通孔の結合調整孔部の
径と軸方向の長さ等を調整することにより、互いに隣接
する誘電体共振器の電磁気的結合を微調整することがで
き、最適な電磁気的結合が得られる。この結果、小型化
が容易であり、かつ大径孔部の径変動による誘電体共振
器相互の電磁気的結合のばらつきを抑えることができ、
しかも設計の自由度が高い誘電体フィルタを得ることが
できる。
【図1】本発明に係る誘電体フィルタの一つの実施形態
を示す外観斜視図。
を示す外観斜視図。
【図2】図1の誘電体フィルタの部分縦断面図。
【図3】本発明に係る誘電体フィルタの別の実施形態を
示す部分縦断面図。
示す部分縦断面図。
【図4】図3に示した誘電体フィルタの部分平面図。
【図5】本発明に係る誘電体フィルタのさらに別の実施
形態を示す部分縦断面図。
形態を示す部分縦断面図。
【図6】本発明に係る誘電体フィルタのさらに別の実施
形態を示す部分縦断面図。
形態を示す部分縦断面図。
【図7】本発明に係る誘電体フィルタのさらに別の実施
形態を示す部分縦断面図。
形態を示す部分縦断面図。
【図8】本発明に係る誘電体フィルタのさらに別の実施
形態を示す部分縦断面図。
形態を示す部分縦断面図。
【図9】従来の誘電体フィルタを示す外観斜視図。
【図10】従来の別の誘電体フィルタの外観を示す部分
斜視図。
斜視図。
【図11】図10に示した誘電体フィルタの部分縦断面
図。
図。
11…誘電体フィルタ 12…誘電体ブロック 12a…開放側面(第1の面) 12b…短絡側面(第2の面) 13…貫通孔 13a…結合調整孔部 13b…大径孔部 13c…小径孔部 14…内導体 15…外導体 16…誘電体共振器 21〜23…誘電体フィルタ Da,Db,Dc…径
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体ブロックの第1の面から該第1の
面に対向した第2の面に貫通する貫通孔を複数個有し、
前記貫通孔の内壁面に内導体を形成すると共に、前記第
1の面を残して誘電体ブロックの外壁面に外導体を形成
し、前記内導体の各々が前記外導体及び誘電体ブロック
とともに複数個の誘電体共振器を構成した誘電体フィル
タにおいて、 前記貫通孔のうち少なくとも1つの貫通孔が、大径孔部
とこの大径孔部に連通した小径孔部とを有すると共に、
前記貫通孔の前記第1の面側に配置され、前記大径孔部
及び小径孔部の径と異なる径を有しかつ前記大径孔部及
び小径孔部に連通した、隣接する誘電体共振器との電磁
気的結合を微調整するための結合調整孔部を有している
ことを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290911A JPH11127002A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 誘電体フィルタ |
US09/174,915 US6150905A (en) | 1997-10-23 | 1998-10-19 | Dielectric filter with through-hole having large and small diameter portions and a coupling adjustment portion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9290911A JPH11127002A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 誘電体フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127002A true JPH11127002A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17762112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9290911A Pending JPH11127002A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 誘電体フィルタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6150905A (ja) |
JP (1) | JPH11127002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6989725B2 (en) | 2000-09-08 | 2006-01-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric resonator, dielectric filter, dielectric duplexer, and communication apparatus incorporating the same |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3348658B2 (ja) | 1998-09-11 | 2002-11-20 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタ、アンテナ共用器および通信装置 |
JP2000138502A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-16 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 |
JP3395675B2 (ja) * | 1998-12-03 | 2003-04-14 | 株式会社村田製作所 | 帯域通過フィルタ、アンテナ共用器および通信装置 |
JP2002026608A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 |
US7177143B1 (en) | 2002-08-05 | 2007-02-13 | Communication Associates, Inc. | Molded electronic components |
US8947178B1 (en) * | 2010-08-12 | 2015-02-03 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Dielectric core tunable filters |
US9941563B2 (en) | 2014-09-30 | 2018-04-10 | Skyworks Solutions, Inc. | Ceramic filter using stepped impedance resonators having an inner cavity with at least one step and taper |
WO2020087378A1 (zh) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 华为技术有限公司 | 一种介质滤波器及通信设备 |
CN111934072A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-13 | 厦门松元电子有限公司 | 具有电容耦合金属图案的混合异波长谐振带通滤波器 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895403A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 同軸型誘電体共振器 |
JPS6152003A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-14 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フイルタ |
JPH03121705U (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-12 | ||
JP3344428B2 (ja) * | 1992-07-24 | 2002-11-11 | 株式会社村田製作所 | 誘電体共振器および誘電体共振部品 |
JPH0786807A (ja) * | 1993-07-23 | 1995-03-31 | Sony Chem Corp | 誘電体フィルタ |
JP3353431B2 (ja) * | 1993-12-24 | 2002-12-03 | 松下電器産業株式会社 | 誘電体同軸共振器 |
US5436602A (en) * | 1994-04-28 | 1995-07-25 | Mcveety; Thomas | Ceramic filter with a transmission zero |
US5512866A (en) * | 1994-04-29 | 1996-04-30 | Motorola, Inc. | Ceramic duplex filter |
JP3577921B2 (ja) * | 1997-01-13 | 2004-10-20 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ及び誘電体デュプレクサ |
JPH10335906A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-12-18 | Murata Mfg Co Ltd | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及び通信機装置 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP9290911A patent/JPH11127002A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-19 US US09/174,915 patent/US6150905A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6989725B2 (en) | 2000-09-08 | 2006-01-24 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dielectric resonator, dielectric filter, dielectric duplexer, and communication apparatus incorporating the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6150905A (en) | 2000-11-21 |
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